JP2014184050A - 遊技情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技情報表示装置は、AT状態の開始時をRB、純増数250枚毎にBBとして棒グラフを作成する。これにより、遊技者は棒グラフを見るだけで、AT状態間のゲーム数がどの程度継続したのか、そして、そのAT状態でどの程度のメダルが獲得されたのかを把握できる。つまり、RBが発生するまでのゲーム数を見ることでAT状態間のゲーム数がどの程度継続したのかを把握することができ、BB発生表示の継続回数を見ることでそのAT状態でどの程度のメダルが獲得されたのかを把握できる。
【選択図】図14
Description
前記遊技信号を入力する入力手段と、前記開始信号及び前記利益信号間の抽選回数を棒グラフで時系列に表示する抽選回数表示手段と、を備え、前記抽選回数表示手段は、前記棒グラフが前記開始信号及び前記利益信号の何れの信号に対応する棒グラフであるかを識別可能に表示するものである(請求項1)。
前記遊技信号、及び前記特別状態の期間を特定可能な特別状態信号を入力する入力手段と、前記入力手段が入力した前記遊技信号及び前記特別状態信号に基づいて、前記特別状態における利益を特定する利益特定手段と、前記特別状態の開始時、及び前記特別状態における利益が所定値に達する毎にその間の抽選回数を棒グラフで時系列に表示する抽選回数表示手段と、を備え、前記抽選回数表示手段は、前記棒グラフが前記特別状態の開始及び所定の利益の何れに対応する棒グラフであるかを識別可能に表示するものである(請求項2)。
前記遊技信号、及び前記特別状態の期間を特定可能な特別状態信号を入力する入力手段と、前記入力手段が入力した前記遊技信号及び前記特別状態信号に基づいて、前記特別状態における期間を特定する利益特定手段と、前記特別状態の開始時、及び前記特別状態における期間が所定期間に達する毎にその間の抽選回数を棒グラフで時系列に表示する抽選回数表示手段と、を備え、前記抽選回数表示手段は、前記棒グラフが前記特別状態の開始及び所定期間の何れに対応する棒グラフであるかを識別可能に表示するものである(請求項3)。
請求項2、3の発明によれば、利益信号を出力しない遊技機であっても本発明を適用することができる。
図1は、遊技場用管理システムの全体構成を概略的に示している。遊技場内には複数台のスロットマシン1(遊技機に相当)が設置されており、各スロットマシン1に対応して貸出装置2及び遊技情報表示装置3が設置されている。これらスロットマシン1、貸出装置2及び遊技情報表示装置3は、管理装置4とLAN5及び中継装置6(入力手段に相当)を介してネットワーク接続されている。尚、図示しないが、遊技場内にはパチンコ機や計数装置なども設置されている。遊技者は貸出装置2からメダルを借受けてスロットマシン1で遊技を行うようになっている。
図5は、上記したスロットマシン1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。制御部21は、CPU21a、ROM21b、RAM21c、I/O21dなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、スロットマシン1の主要動作を実行する。後述する内部抽選は、CPU21aがROM21bに記憶されたプログラムを実行することにより行われる。
AT状態中は、9枚役+1枚役が同時に内部当選した場合に9枚役が入賞するようにストップボタン16a〜16cの押し順を報知する。
図9はAT上乗せ当選確率を示している。9枚役+1枚役(重複役)及び通常リプレイ役の内部当選確率は高いことから、上乗せゲーム数をほぼ0となるように設定している。一方、5枚役及び2枚役の内部当選確率は低いことから、上乗せゲーム数が期待できるように設定している。
図11は中継装置6による信号の変換状態を示しており、スロットマシン1は、次の信号を出力する。
投入信号(回数信号に相当)……メダル投入1枚に対して1パルス出力。
払出信号……メダル払出1枚に対して1パルス出力。
第1AT信号(開始信号に相当)……AT状態が開始してから純増250枚に達するまで、又はそれまでにAT状態が終了するまでレベル出力。
第2AT信号(利益信号に相当)……第1AT信号が出力された2秒後から、AT状態が終了するまでレベル出力。また、純増250枚毎に一旦信号をOFFし、1秒後に再出力。
投入信号……カウントして投入数として出力。
払出信号……カウントして払出数として出力。
第1AT信号及び第2AT信号……第1AT信号を入力した場合にはRBを出力し、第2AT信号を入力した場合にはBBを出力する。又、第1AT信号と第2AT信号を同時に入力している状態ではBBの出力を優先する。つまり、RBの出力を停止し、BBを出力する。
中継装置6は、スロットマシン1からの信号に基づいて状態を判定している。図12は、中継装置6による状態判定の一例を示している。この例では、スロットマシン1の遊技状態が、通常状態においてAT状態となり、AT状態終了後に通常状態に復帰する場合を想定している。通常状態からAT状態となると、スロットマシン1から第1AT信号が出力される。中継装置6は、入力した第1AT信号をRBとして遊技情報表示装置3に出力する。このように第1AT信号の入力をRBとしているのは、RBによりAT状態の開始を表示するためである。
図13は履歴データの変移を示し、図14は図13の履歴データに対応した棒グラフの変移を示している。尚、図13(a)は5回前までの履歴データを示し、図14(a)は5回前までの棒グラフを示しており、それ以前の履歴データ及び棒グラフの図示は省略している。図13及び図14におけるボーナスの種別であるRB、BBは、後述するように中継装置6からRB,BBを入力したことを示している。つまり、上述したように本実施形態のスロットマシン1はボーナスとしてAT状態を発生し、そのAT状態ではメダルがボーナスと同様に純増することから、AT状態の開始をRBで仮想的に表示し、AT状態における250枚毎の純増をBBで仮想的に表示しているのである。図13(a)に示す例では、3回前及び5回前にRBが仮想的に発生(実際にはAT状態が発生)したことが記憶され、3回前及び5回前のRBに対応するボーナス間ゲーム数(実際にはAT状態間ゲーム数)として129,440であることが記憶されている。つまり、3回前のRB(実際には1回前のAT状態の開始)と4回前のBB(実際には2回前のAT状態の終了)との間に129ゲーム行われたことを示している。また、5回前のRB(実際には2回前のAT状態の開始)と6回前のBB(実際には3回前のAT状態の終了)との間に440ゲーム行われたことを示している。このとき、棒グラフ表示部34cには図14(a)に示すような棒グラフが表示される。従って、図14(a)の棒グラフ表示部34cを見た遊技者は、BBが連続する回数(図14(a)では2連)を確認することにより前回のAT状態における純増数の大きさを判断することができる。
中継装置6は、第1AT信号及び第2AT信号の両方が停止した状態を仮想的に通常状態と判定してBBの出力を停止し、第2AT信号が再び入力すると、BBと判定してBBを遊技情報表示装置3に出力する。遊技情報表示装置3は、中継装置6からのBBの入力に応じて履歴データを更新する。
遊技情報表示装置3は、AT状態の開始時をRB、純増数250枚毎にBBとして棒グラフを作成するので、遊技者は棒グラフを見るだけで、AT状態間のゲーム数がどの程度継続したのか、そして、そのAT状態でどの程度のメダルを獲得したのかを把握できる。つまり、RBが発生するまでのゲーム数を見ることでAT状態間のゲーム数がどの程度継続したのかを把握することができ、BB発生表示の継続回数を見ることでそのAT状態でどの程度のメダルが獲得されたのかを把握できる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
上記実施形態では、スロットマシン1がAT状態中の純増数を算出して、一定数に達する毎に第2AT信号を出力し、これを中継装置6を介して入力した遊技情報表示装置3がBBとして履歴データを作成することにより棒グラフに反映させているが、AT状態における純増数を投入信号及び払出信号(請求項2の利益特定可能信号に相当)に基づいて中継装置6や遊技情報表示装置3(請求項2の入力手段、利益特定手段に相当)が算出して一定数毎にBBと判定して履歴データを作成するようにしても良い。この場合、上記実施形態における投入信号及び払出信号が利益特定可能信号に相当する。AT状態の特定は、スロットマシン1からのAT信号に限らず、スロットマシン1からAT信号が出力されていない場合には、例えば、AT状態中に点灯するランプを光センサで検出する方法の他、メダルの出率、特定小役の入賞率などによって特定しても良い。メダルの出率、特定小役の入賞率などによって特定する場合において、スロットマシン1がAT状態の開始を示すパルス信号を出力するように構成されている場合には、そのパルス信号によりAT状態の開始を特定するようにしても良い。さらに、AT状態では時間経過に伴って純増数が増大することから、特定したAT状態において所定期間(請求項3の「所定期間」に相当)に達する毎にBBと判定して履歴データを作成するようにしても良い。
上記実施形態では、中継装置6において第1AT信号と第2AT信号とが重複して入力している状態ではBBと判定するようにしたが、RBと判定するようにしてもよい。この場合、遊技情報表示装置3では、AT状態の純増数が250枚となったときに1回目のBBが表示されるので、RBを含めて純増数を判断することになる。つまり、RB自身が250枚の純増数を示すことになる。
上記実施形態では、第1AT信号と第2AT信号とを同時に出力するスロットマシン1を対象としたが、第1AT信号の出力を停止してから第2AT信号を出力するスロットマシンを対象としてもよい。この場合、中継装置6は、第1AT信号をRB、第2AT信号をBBとして遊技情報表示装置3に信号変換して出力することになる。
上記実施形態では「利益」をメダルの差数(払出数−投入数)としたが、払出数としても良い。
AT状態中(BB間)のゲーム数も棒グラフに反映させても良い。
遊技機はスロットマシンに限らず、例えばパチンコ遊技機でも良い。この場合、特別状態としては大当たり状態が相当する。
棒グラフにおける「BB」「RB」の表示は別の表記であっても良い。
Claims (3)
- 通常状態において遊技者に利益を付与する特別状態の抽選を行い抽選結果に応じて特別状態を発生し、該特別状態の開始を特定可能な開始信号と、該特別状態における期間が所定期間に達する毎又は該特別状態において付与した利益が所定値に達する毎に出力される利益信号と前記抽選の回数を特定可能な回数信号とを含む遊技信号を出力する遊技機と1対1で対応し、その遊技機の遊技情報を表示する遊技情報表示装置であって、
前記遊技信号を入力する入力手段と、
前記開始信号及び前記利益信号間の抽選回数を棒グラフで時系列に表示する抽選回数表示手段と、を備え、
前記抽選回数表示手段は、前記棒グラフが前記開始信号及び前記利益信号の何れの信号に対応する棒グラフであるかを識別可能に表示することを特徴とする遊技情報表示装置。 - 通常状態において遊技者に利益を付与する特別状態の抽選を行い抽選結果に応じて特別状態を発生し、付与した利益を特定可能な利益特定可能信号と前記抽選の回数を特定可能な回数信号とを含む遊技信号を出力する遊技機と1対1で対応し、その遊技機の遊技情報を表示する遊技情報表示装置であって、
前記遊技信号、及び前記特別状態の期間を特定可能な特別状態信号を入力する入力手段と、
前記入力手段が入力した前記遊技信号及び前記特別状態信号に基づいて、前記特別状態における利益を特定する利益特定手段と、
前記特別状態の開始時、及び前記特別状態における利益が所定値に達する毎にその間の抽選回数を棒グラフで時系列に表示する抽選回数表示手段と、を備え、
前記抽選回数表示手段は、前記棒グラフが前記特別状態の開始及び所定の利益の何れに対応する棒グラフであるかを識別可能に表示することを特徴とする遊技情報表示装置。 - 通常状態において遊技者に利益を付与する特別状態の抽選を行い抽選結果に応じて特別状態を発生し、前記抽選の回数を特定可能な回数信号を含む遊技信号を出力する遊技機と1対1で対応し、その遊技機の遊技情報を表示する遊技情報表示装置であって、
前記遊技信号、及び前記特別状態の期間を特定可能な特別状態信号を入力する入力手段と、
前記入力手段が入力した前記遊技信号及び前記特別状態信号に基づいて、前記特別状態における期間を特定する利益特定手段と、
前記特別状態の開始時、及び前記特別状態における期間が所定期間に達する毎にその間の抽選回数を棒グラフで時系列に表示する抽選回数表示手段と、を備え、
前記抽選回数表示手段は、前記棒グラフが前記特別状態の開始及び所定期間の何れに対応する棒グラフであるかを識別可能に表示することを特徴とする遊技情報表示装置。
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