JP5620180B2 - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特別遊技状態が設定されている遊技機に対応して設けられた遊技情報表示装置に関する。
近年、遊技機では、遊技を多様化する上で、例えば特別遊技状態として、内部当選役の種類や内部当選役を入賞させるためのストップボタンの操作態様を報知するアシストタイム(AT)状態を設定するものや、再遊技役に当選する確率が高くなるリプレイタイム(RT)状態を設定するものが知られている(特許文献1参照)。
さらには、AT状態とRT状態の両方を設定するアシストリプレイタイム(ART)状態を設定するものもある(特許文献2参照)。ART状態は、AT状態及びRT状態の一方のみを設定している場合に比べ、役の入賞となる頻度が高くなる。このため、ART状態は、AT状態及びRT状態の一方のみを設定している場合に比べ、遊技者に有利な状態となる。
例えば、ART状態が設定される条件として、AT状態が設定されている状態において特別役入賞が発生する等の特別条件が設けられている。また、AT状態よりも遊技者に有利な期間であるART状態を設定しているゲーム数やメダルの獲得数等の遊技情報を遊技者に報知する。
特開2010−99290号公報 特開2010−63515号公報
ところで、AT状態及びART状態のそれぞれを設定し得る遊技機においては、AT状態よりも遊技者に有利な期間であるART状態を設定している期間についての遊技情報は報知するとしても、ART状態の前段階であるAT状態のみについて、設定されているゲーム数やメダルの獲得数等の遊技情報を報知しないのが一般的である。
しかしながら、遊技者によっては、ART状態及びその前段階の状態であるAT状態を区別して設定されているゲーム数等の遊技情報を知りたいと考えており、遊技者にAT状態における遊技情報を十分に報知できていないことが懸念される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者に有利な特別遊技状態が設定されている期間に関する情報をより詳細に表示することが可能な遊技情報表示装置を提供することにある。
本発明の遊技情報表示装置は、通常状態から当該通常状態よりも遊技者に有利な第1特別遊技状態に移行する第1状態移行手段と、前記第1特別遊技状態において特別条件が成立したことに基づいて、前記第1特別遊技状態よりも遊技者に有利な第2特別遊技状態に移行する第2状態移行手段と、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、遊技媒体が投入された状態で前記図柄の変動表示を開始させるために遊技者が操作する開始操作手段と、前記開始操作手段の操作に応じて、ボーナス役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する抽選手段と、前記図柄の変動表示を終了させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段が操作された場合に、前記抽選手段による前記内部抽選の結果に対応した図柄が停止するように前記図柄を停止表示する表示制御手段と、前記抽選手段により決定された当選役に対応した図柄が停止表示されたことに基づいて、当選役の入賞が成立したものとして停止表示された図柄に応じた遊技媒体を遊技者に付与する付与手段と、を有する遊技機に対応して設けられ、前記抽選手段により決定される前記当選役には、遊技者による前記停止操作手段の操作態様に応じて、第1付与数及び当該第1付与数よりも多い第2付与数のうち、いずれか一方の数の遊技媒体が前記付与手段により付与される特別役が含まれており、前記第1特別遊技状態及び前記第2特別遊技状態のそれぞれにおいては、前記特別役が入賞した場合に前記第2付与数の遊技媒体を遊技者に付与する頻度が前記通常状態よりも高くなるように、前記停止操作手段の操作態様が遊技者に報知され、前記第2特別遊技状態においては、遊技媒体を投入することなく図柄の変動表示を開始させることが可能なリプレイ役に当選する確率が高くなり、さらに、前記第1特別遊技状態、及び前記第2特別遊技状態において前記ボーナス役が入賞すると、前記第1特別遊技状態及び前記第2特別遊技状態とは異なると共に前記通常状態よりも遊技者に有利なボーナス状態に移行し、前記第1特別遊技状態に移行している期間に関する第1データと、前記第2特別遊技状態に移行している期間、又は各特別遊技状態に移行している期間を合わせた期間に関する第2データと、を特定する期間特定手段と、前記第1データと前記第2データとを区別可能に表示すると共に、前記第2特別遊技状態中に1回の図柄の変動表示当たりの遊技媒体の付与数を表示するよう表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、前記期間特定手段は、前記第1付与数の遊技媒体の付与を特定した場合に、前記通常状態に移行していると判定するものである(請求項1)。
請求項1記載の遊技情報表示装置において、前記第1特別遊技状態に移行している期間にて遊技者に付与した遊技媒体の数を特定する付与数特定手段を備え、前記表示制御手段は、前記第1特別遊技状態において付与した遊技媒体の数の情報、又は前記第1特別遊技状態において実行された図柄の変動表示の単位回数当たりに付与した遊技媒体の情報を遊技者が特定できるように前記第1データを表示するよう前記表示手段を制御するようにしてもよい(請求項2)。
請求項1又は2記載の遊技情報表示装置において、前記遊技機は、前記第2特別遊技状態が終了した後、前記第1特別遊技状態に移行し得るように設けられているものであり、前記期間特定手段は、前記通常状態に移行することなく、前記第1特別遊技状態及び前記第2特別遊技状態への移行が繰り返されている状況下において、前記第1データを特定するようにしてもよい(請求項)。
請求項1の発明によれば、第1特別遊技状態に移行している期間に関する第1データと、第2特別遊技状態に移行している期間、又は各特別遊技状態に移行している期間を合わせた期間に関する第2データとが区別可能に表示されるので、第2特別遊技状態の前段階である第1特別遊技状態に関する情報を良好に遊技者に報知することが可能となる。
又、第1付与数の遊技媒体を付与した場合に、特別遊技状態が終了していると判定するので、特別遊技状態が終了したことを示す信号を遊技機から受信することなく、通常状態への移行を特定できる。
請求項2の発明によれば、第1特別遊技状態における1回の図柄変動当たりの遊技媒体の付与数を遊技者が特定できるので、第1特別遊技状態における有利度を遊技者が理解し易い。
1特別遊技状態と第2特別遊技状態とに繰り返し移行する場合、それぞれの特別遊技状態に移行している期間を個別に遊技者が理解できないことが考えられるものの、請求項の発明によれば、繰り返し移行した第1特別遊技状態及び第2特別遊技状態のうち、少なくとも第1特別遊技状態に関する第1データを遊技者が特定できる。
本発明の一実施形態における遊技場用管理システムの全体構成を概略的に示す図 スロットマシンの正面外観を概略的に示す図 リールの図柄を示す図 内部当選役と入賞図柄との関係を示す図 入賞ラインを示す図 スロットマシンの電気的な構成を示す機能ブロック図 スロットマシンの遊技状態の遷移を示す図 スロットマシンの内部当選テーブルを示す図 通常状態での小役内部当選時のART抽選テーブルを示す図 BB状態における1枚役内部当選時のART抽選テーブルを示す図 表示装置の構成を示す機能ブロック図 スロットマシンの制御処理を示すフローチャート 表示装置の遊技状態特定処理を示すフローチャート 表示装置の経過ゲーム数対応処理を示すフローチャート 表示装置のセーフ信号対応処理を示すフローチャート 表示装置の状態対応表示処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用管理システムの全体構成を概略的に示している。遊技場内には複数台のスロットマシン1(遊技機に相当)が設置されており、各スロットマシン1に対応して貸出装置2及び表示装置3(遊技情報表示装置に相当)が設置されている。これらスロットマシン1、貸出装置2及び表示装置3は中継装置4に接続されている。又、管理装置5は、LAN6により中継装置4にネットワーク接続されている。尚、図示しないが、遊技場内にはパチンコ機や計数装置なども設置されている。遊技者は貸出装置2からメダル(遊技媒体に相当)を借受けてスロットマシン1で遊技を行うようになっている。
図2は、スロットマシン1の正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓7(図柄表示領域に相当)が設けられており、遊技者は表示窓7を通じて内部に設けられたリール8(図柄変動表示手段に相当)の図柄を視認可能となっている。
図3はリールの図柄を示している。図柄は、左リール8a、中リール8b及び右リール8cの各円周面に描かれており、それら各リール8a〜8cの停止状態では表示窓7の上段、中段及び下段に対応して図柄が表示される。表示窓7には図2に破線で示すように合計4本の入賞ラインが施されており、入賞図柄が何れかの入賞ラインのうちメダルの投入により有効となった入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生するようになっている。
表示窓7の上方には、ボーナス状態中のメダルの払出し進捗状態などの種々の情報を表示する液晶表示部9、各種のランプからなるランプ部10、各種の効果音などを出力するスピーカ11が設けられている。表示窓7の下方には、クレジットメダルを投入するMAXBETボタン12、クレジットメダルの精算を行うクレジット精算ボタン13、メダルを投入するメダル投入口14が設けられており、これらの下方には開始操作手段としてのスタートレバー15、停止操作手段としての左ストップボタン16、中ストップボタン17及び右ストップボタン18が設けられている。表示窓7の右方位置には、払出メダルの枚数を表示する払出数表示部19、クレジットメダルの枚数を表示するクレジット表示部20、AT状態中に点灯するATランプ21が設けられている。又、スロットマシン1の正面最下部にはメダルが払出されるメダル払出口22、このメダル払出口22から払出されたメダルを受ける受皿23が設けられている。
スロットマシン1は、一連のゲーム開始操作、つまり、遊技者がメダルをメダル投入口14に投入した状態、又はクレジットメダルをMAXBETボタン12の操作により投入した状態でスタートレバー15を操作すると、内部抽選を行うと共に各リール8a〜8cを始動させる(回転動作を開始させる)。スロットマシン1は、各リール8a〜8cを始動させた後では、各ストップボタン16〜18の操作に応じて各リール8a〜8cを停止して1ゲームを終了する。内部抽選の結果が当選であった場合には、内部抽選により当選した内部当選役に対応した内部当選フラグ(ボーナス役フラグ、小役フラグ及びリプレイ役フラグを「1」に設定し(成立させ)、その内部当選フラグに基づいて所謂すべり制御(引込制御)を含む停止制御(各リール8a〜8cを内部当選フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止させる制御)を行い、その入賞図柄に応じた枚数のメダルをメダル払出口22から払出す。引込制御は、各ストップボタン16〜18の操作を検出した時点から最大で4図柄までの図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。
図4は内部当選役と入賞図柄との関係を示している。入賞図柄としては、BB役図柄、RB役図柄、6枚役図柄、5枚役A〜F図柄,2枚役図柄、1枚役図柄、通常リプレイ役図柄、昇格リプレイ役図柄、転落リプレイ役A〜C図柄が設定されている。BB状態は300枚を超えるメダルの払出により終了し、RB状態は8回の入賞により終了する。又、BB状態、RB状態中の投入枚数は2枚である。
図5は停止図柄が有効となる入賞ラインを示している。入賞ラインとしては、各リール8a〜8cの上段を図示横方向に通過する1本の入賞ライン1と、中リール8bの中段でクロスする3本の入賞ライン2〜4が設定されている。
図6は、上記したスロットマシン1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。スロットマシン1の制御部24(第1状態移行手段、第2状態移行手段、期間特定手段、抽選手段、表示制御手段、付与手段、付与数特定手段に相当)は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、スロットマシン1の主要動作を実行する。
制御部24は、スタートレバー15、左ストップボタン16、中ストップボタン17、右ストップボタン18、MAXBETボタン12及びクレジット精算ボタン13から各操作信号を入力し、メダル投入口14に投入されたメダルの真贋及び通過を判定する投入メダル検知部25から投入メダル検知信号を入力し、設定値操作部26から設定信号を入力する。又、制御部24は、上記した各リール8a〜8cに対応する各リール用モータ27a〜27cを駆動させるリール駆動部28、各リール8a〜8cに設けられた基準位置片の通過を検知する各センサ29a〜29cからの検知信号に基づいて基準位置を検知する基準位置検知部30、メダル払出口22からメダルを払出させるメダル払出部31、各種表示部19,20を接続している。
制御部24は、各入力信号及びROMに記憶した制御プログラムに基づいて、リール駆動部28、メダル払出部31、各種表示部19,20、液晶表示部9、音声出力部(スピーカ)11及びランプ部10の動作を制御すると共に、アウト信号(1メダルの投入毎又は1クレジットメダルのベット毎に1パルス出力)、セーフ信号(1メダルの払出毎又は1クレジットメダルの払出毎に1パルス出力)、及びゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)、RB信号(RB状態中にレベル信号出力)の生成を制御して信号出力部32から出力する。又、AT状態(第1特別遊技状態に相当)中にATランプ21を点灯し、AT状態及びART状態(第2特別遊技状態に相当)中にBBとなった場合、その都度ATランプ21を消灯する。
さて、制御部24は、所定条件の成立に応じて遊技状態を遷移するようになっており、以下、遊技状態の遷移について説明する。
図7はスロットマシン1の遊技状態の遷移を示している。遊技状態としては、非ボーナス状態とボーナス状態とがある。非ボーナス状態は、通常状態(リプレイ役の内部当選確率が通常という意味)であるRT0状態及びRT1状態と、リプレイ高確状態のRT2状態とから構成されている。RT0状態及びRT1状態は、通常状態において後述するようにART抽選に当選すればAT状態となる。RT2状態は、ART抽選に当選していればART状態(AT状態+RT状態)となる。非ボーナス状態でボーナス役が入賞すると、BB状態、RB状態のいずれかのボーナス状態を発生し、ボーナス状態が終了した場合はRT0状態における通常状態を発生する。
RT0状態で1枚役を取りこぼすと、RT1状態を発生し、RT1状態で転落リプレイ役が入賞又は転落図柄が停止表示すると、RT0状態を発生し、昇格リプレイ役が入賞すると、RT2状態となる。このとき、ART開始信号を出力する。RT2状態で転落図柄が停止表示すると、RT0状態を発生する。
RT1状態において、上述した転落リプレイ役と昇格リプレイ役とは同時当選する。転落リプレイ役と昇格リプレイ役とに同時当選している場合、各リール8a〜8cが停止した順番に応じて転落リプレイ役及び昇格リプレイ役のうちいずれかのリプレイ役が入賞するかが決定される。AT状態においては、転落リプレイ役と昇格リプレイ役とに同時当選している場合、昇格リプレイ役が入賞するための各リール8a〜8cを停止する順序を報知する。このため、AT状態となりAT機能が動作している場合、昇格リプレイ役が入賞する可能性が高くなる。
図8はスロットマシン1の小役内部当選テーブルを示している。RT0状態では、1枚役、2枚役、6枚役、通常リプレイ役(図では「通常リプ」)が単独で内部当選するのに加えて、5枚役Aと5枚役B〜Fの何れか1つとが同時当選する。5枚役Aと5枚役B〜Fの何れか1つとが同時当選した場合は、その組み合わせと押し順に応じてベル図柄(特別役に相当)が中リール8bの上段か中段に停止するように制御され、上段に停止した場合(入賞ライン1本で入賞)には5枚(第1付与数に相当)、中段に停止した場合(入賞ライン3本で入賞)には15枚(第2付与数に相当)のメダルが払出される。
以下の押し順の場合にベル図柄が中リール8bの中段で停止し、その他の場合に上段で停止する。
5枚役A+5枚役Bが同時当選……中リール8bを最初に停止(中リール8b⇒右リール8c⇒左リール8a、又は中リール8b⇒左リール8a⇒右リール8c)
5枚役A+5枚役Cが同時当選……左リール8a⇒中リール8b⇒右リール8c
5枚役A+5枚役Dが同時当選……左リール8a⇒右リール8c⇒中リール8b
5枚役A+5枚役Eが同時当選……右リール8c⇒中リール8b⇒左リール8a
5枚役A+5枚役Fが同時当選……右リール8c⇒左リール8a⇒中リール8b
AT状態では、AT機能として、5枚役Aと5枚役B〜Fの何れか1つとが同時当選している場合にベル図柄を中リール8bの中段に停止するように制御されるための各リール8a〜8cを停止する順序が報知される。従って、AT状態では、遊技者は、AT機能により報知された押し順でリール8a〜8cを停止することにより、メダルの獲得枚数を高めることができる。
5枚役A+5枚役B〜Fが内部当選して、中リール8bの上段にベル図柄が停止表示する場合には、入賞ライン4上にベル図柄が並ぶ。このとき、入賞ライン3に転落図柄が停止表示し、転落図柄の停止表示によりRT1状態又はRT2状態からRT0状態へ転落する。AT状態ではなくAT機能が作動していない場合、各リール8a〜8cを停止する順序を報知しない。従って、AT状態においてAT機能が作動していない場合、転落図柄が停止表示する可能性が高くなる。AT状態が終了したことにより転落図柄が停止した場合に限らず、ART状態中に押し順のミスにより転落図柄が停止表示された場合にも、RT1状態又はRT2状態からRT0状態へ転落してAT状態も終了する。尚、ART当選権利が残っていれば、その後もAT状態だけを継続するように変形してもよい。
また、ベル図柄が中リール8bの中段に停止する場合には、入賞ライン3上にベル図柄が並ぶ。この場合には、転落図柄が入賞ライン上に停止することはないように設定されている。
RT1状態では、RT0状態とリプレイ役以外の小役の当選確率が同一であり、AT機能によりメダルの減少を抑制しつつボーナスの抽選が行われる一方、リプレイ役は単独では当選せず、通常リプレイ役と2つの転落リプレイ役(図では「転落リプ」)、又は昇格リプレイ役(図では「昇格リプ」)と2つの転落リプレイ役が同時当選する。この場合、通常リプレイ役が2つの転落リプレイ役と同時当選する乱数値は5461×3=16383個であることから、その当選確率は、16383/65536≒1/4となる。同様に昇格リプレイ役が2つの転落リプレイ役と同時当選する確率は約1/30である。
通常リプレイ役(又は昇格リプレイ役)と2つの転落リプレイ役が同時当選した場合は、以下の条件が成立した場合に通常リプレイ役図柄(又は昇格リプレイ役図柄)が停止表示し、その他の場合に転落リプレイ役図柄が停止表示する。
通常リプレイ役(又は昇格リプレイ役)+転落リプレイ役A+転落リプレイ役Bが同時当選……左リール8aを最初に停止
通常リプレイ役(又は昇格リプレイ役)+転落リプレイ役B+転落リプレイ役Cが同時当選……右リール8cを最初に停止
通常リプレイ役(又は昇格リプレイ役)+転落リプレイ役C+転落リプレイ役Aが同時当選……中リール8bを最初に停止
ベル図柄が中リール8bの中段に停止する場合には、入賞ライン3上にベル図柄が並ぶ。この場合には、転落図柄が入賞ライン上に停止することはないように設定されている。
通常リプレイ役(又は昇格リプレイ役)の同時当選時は、以上のような押し順で通常リプレイ役(又は昇格リプレイ役)が入賞し、通常リプレイ役が入賞した場合はメダルを投入することなくゲームを実行可能となる。RT1状態において、昇格リプレイ役が入賞した場合はRT2状態を発生し、以上のような押し順と異なる押し順で転落リプレイ役が入賞し、その場合はRT0状態が発生する。尚、昇格リプレイ役や降格リプレイ役が入賞した場合もメダルを投入することなくゲームを実行可能であるのは勿論である。
従って、AT状態では、リプレイ役当選時に押し順が報知されることから、遊技者は、AT機能により報知された押し順により通常リプレイ役を確実に入賞させたり、昇格リプレイ役を確実に入賞させてRT2状態を発生させたりすることができる。
RT2状態では、RT1状態と小役当選確率が同一であるが、通常リプレイ役の当選確率が約5倍に設定されている。又、RT0状態と同様に、ART抽選に当選していることを条件としてリールの押し順を報知するAT機能を実行する。
従って、遊技者は、RT機能によりメダルを減らすことがない一方、AT機能によりメダルの獲得枚数を高めることができる。
尚、本スロットマシン1ではART状態にて50ゲームが経過した場合、そのART状態が終了しRT0状態となる。つまり、ART状態(RT2状態)は、1セット50ゲームに設定されている。
一方、制御部24は、以下の条件の成立に応じてART抽選に当選しにくい低確状態から当選しやすい高確状態へ移行したり、高確状態から低確状態へ移行したりする。
(1)低確状態から高確状態への移行
BB状態終了後……70%
RB状態終了後……50%
2枚役入賞時 …… 3%
6枚役入賞時 ……20%
(2)高確状態から低確状態への移行
毎ゲーム ……0.2%
リプレイ役入賞時……12%
制御部24は、次の条件が成立した場合にART抽選に当選したとしてART当選権利数に1加算する。
(1)2枚役、6枚役が内部当選するのに応じて実行されるART抽選に当選すること。図9は、低確状態及び高確状態における非ボーナス状態での小役内部当選時のART抽選テーブルを示しており、ART当選権利数毎の設定値1,6に対応した2枚役と6枚役の当選乱数を示している。この図9から分るように、低確状態と高確状態における同じART当選権利数に対応する当選乱数同士を比較すると、ART当選権利数が1以上では高確状態の当選乱数の方が多く設定されていることから、高確状態の方がART状態の発生確率が高く設定されていることになる。また、設定値1と6における同じART当選権利数に対応する当選乱数同士を比較すると、ART当選権利数が1以上では設定値6の当選乱数の方が多く設定されていることから、設定値6の方がART状態の発生確率が高く設定されていることになる。尚、図9では、設定値1と6の場合を示したが、実際には設定値2〜5も同様に設定されている。
(2)BB状態中において1枚役が内部当選するのに応じて実行されるART抽選に当選すること。図10は、BB状態における1枚役内部当選時のART抽選テーブルを示しており、ART当選権利数に対応して当選乱数が設定されている。この図10から分るように、ART当選権利数が多くなるほどART当選確率が低くなるように設定されている。
(3)ART状態中にRB役、BB役が内部当選すること。この場合はART抽選に当選していないが、ART権利に1加算する。
(4)AT機能の補助なく自力で昇格リプレイ役に入賞すること。
RT0状態又はRT1状態でART抽選に当選した場合、抽選により0〜32ゲームの潜伏状態終了後、AT状態を発生する。又、ART当選権利が残っている状態で1回のART状態が終了した場合、或いはBB状態、RB状態が終了した場合は、潜伏状態を発生させることなくAT状態を発生する。つまり、ART当選権利が残っている場合、ART状態→AT状態→ART状態の流れが繰り返されることになる。
制御部24は、ゲーム毎に低確状態か高確状態かに応じた確率で演出を抽選し、当選した演出をランプ部10、液晶表示部9、音声出力部(スピーカ)11を制御することにより実行する。
図11は、表示装置3の構成を示す機能ブロック図である。表示装置3の制御部33は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、中継装置4を介して管理装置5から遊技情報を受信する。制御部33(期間特定手段、報知制御手段、付与数特定手段に相当)は、タッチパネル34に対する操作を検知し、それに応じてデータ表示部35(表示手段に相当)に表示している遊技データを切り替える。
表示装置3は、ART状態中は遊技者の獲得枚数、1ゲーム当たりの純増枚数をリアルタイムに表示すると共に、ART状態中の累計ゲーム回数、ART状態、AT状態中の獲得メダル数の累計を表示する。又、表示装置3はAT期間を判定している。この判定は、ATランプ21の点灯状態を光センサ36で検出し、AT状態の発生有無を判別するもので、ATランプ21の点灯を特定してから、ART開始信号を入力するまでのゲーム回数を、AT期間と特定してAT状態に関する情報を表示する。尚、ATランプ21の点灯を特定していない場合、ART開始信号を入力しても、ART状態とは判定しない。
次に上記構成の作用について説明する。
図12はスロットマシン1の制御処理を示すフローチャートである。尚、図12に示す制御処理は、本発明に関連した制御のみを示しており、スロットマシン1からはアウト信号、セーフ信号、ボーナス状態信号が出力されるのは勿論である。また、スロットマシン1の遊技状態は、RT0状態又はRT1状態における通常状態、つまりART抽選に当選していない状態とする。
スロットマシン1は、ゲーム開始可能な状態でゲーム開始操作を検知したか(A1)、メダルの払出しを実行したか(A3)、AT開始タイミングか(A5)、昇格リプレイ役が入賞したか(A7)、ART終了タイミングか(A9)を判定している。
一方、図13〜図16は表示装置3の動作を示すフローチャートであり、図13は遊技状態特定処理、図14は経過ゲーム数対応処理、図15はセーフ信号対応処理、図16は状態対応表示処理を示している。表示装置3は、遊技状態特定処理において、5枚の払出しがあったか(B1)、ATランプ21の消灯状態から点灯したことを検知したか(B3)、ART開始信号を受信したか(B5)、ボーナス状態信号を受信したか(B7)を判定している。また、経過ゲーム数対応処理において、ゲームの最初に出力されるアウト信号(以下「ゲーム開始アウト信号」という)を受信したかを判定し(C1)、セーフ信号対応処理において、セーフ信号を受信したかを判定し(D1)、状態対応表示処理において、ARTフラグが1か(E1)、ATフラグが1か(E3)を判定している。ARTフラグとは遊技状態がART状態となっていることを示すフラグ、ATフラグはART状態の前段階であるAT状態となっていることを示すフラグである。
遊技者がスロットマシン1にメダルを投入した状態でスタートレバー15を操作すると、投入したメダルの数だけアウト信号が送信される。又、ゲームの実行によりメダルの払出が行われると、払出されたメダルの数だけのセーフ信号が出力される。
表示装置3は、ゲーム開始アウト信号を受信したときは(C1:YES)、ARTフラグが1かを判定する(C2)。RT0状態又はRT1状態における通常状態ではARTフラグは0であることから(C2:NO)、ATフラグが1かを判定する(C4)。同様にATフラグは1でないことから(C4:NO)、通常状態の遊技データとしてゲーム回数を演算する(C6)。これにより、RT0状態又はRT1状態においてゲームが開始される毎に通常状態におけるゲーム回数に1加算されるので、遊技者は、営業開始からの通常ゲーム数を確認することができる。
一方、セーフ信号を受信したときは(D1:YES)、ARTフラグが0(D2:NO)、かつATフラグが0であるので(D4:NO)、そのままリターンする。
スロットマシン1は、RT0状態又はRT1状態における通常状態でART抽選に当選した場合は、AT開始タイミングであると判定し(A5:YES)、ATランプ点灯処理を実行する(A6)。これにより、ATランプ21が点灯する。具体的には、RT0状態又はRT1状態における通常状態でART抽選に当選した場合、抽選により0〜32ゲームが経過した場合のいずれのタイミングをAT開始タイミングとするかを決定する。そして、0〜32ゲームの潜伏状態終了後にAT開始タイミングであると判定し、ATランプ点灯処理を実行するとともにAT状態を発生させる。
表示装置3は、光センサ36によりATランプ21が消灯状態から点灯したことを検知したときは(B3:YES)、ATフラグを1とする(B4)。このATフラグが1の状態でゲーム開始アウト信号を受信したときは(C1:YES、C2:YES)、AT状態中の遊技データとしてゲーム数を演算し(C5)、セーフ信号を受信したときは(D1:YES、D2:YES)、AT状態中のセーフデータとして演算する(D5)。
具体的には、RT0状態又はRT1状態におけるAT状態中にゲームが開始される毎にATゲーム数に1加算される(C5)と共に、セーフが発生する毎にATセーフにセーフが加算される(D5)。
そして、ATフラグが1の場合は(E3:YES)、ART状態及びAT状態中の累計獲得メダル数、ART状態及びATゲーム数、AT状態中の獲得メダル数を表示する(E4)。尚、営業開始からART状態が発生していない場合は、ART状態の累計獲得メダル数及びARTゲーム数として0が表示される。従って、遊技者は、現在実行中のAT状態中の遊技情報を知ることができる。
尚、ATゲーム数やAT状態中の獲得メダル数が第1データに相当する。又、第1データとして獲得メダルそのものではなく、獲得メダル数に応じた表示を実行するようにしてもよい。
スロットマシン1は、RT1状態において昇格リプレイ役に入賞すると(A7:YES)、ART開始信号を送信する(A8)。
表示装置3は、ART開始信号を受信したときは(B5:YES)、ARTフラグを1、ATフラグを0とする(B6)。上記のとおり、表示装置3は、ATランプ21の点灯を特定していない場合、ART開始信号を受信してもART状態とは判定しない。すなわち、ステップB6の処理では、ATランプ21の点灯を特定しており、さらにART開始信号を受信した場合に「YES」と判定する。また、ステップB6の処理では、ATランプ21の点灯を特定していない場合、又はART開始信号を受信していない場合に「NO」と判定する。
ARTフラグが1の状態でゲーム開始アウト信号を受信したときは(C1:YES、C2:YES)、ART状態中の遊技データとしてゲーム数を演算し(C3)、セーフ信号を受信したときは(D1:YES、D2:YES)、ART状態中のセーフデータとして演算する(D3)。具体的には、ART状態中にゲームが開始される毎にARTゲーム数に1加算される(C3)と共に、セーフが発生する毎にARTセーフにセーフが加算される(D3)。そして、ARTフラグが1の状態では(E1:YES)、ART状態中及びAT状態中の累計獲得メダル数、ARTゲーム数を表示する(E2)。従って、遊技者は、現在実行中のART状態の累計獲得メダル数及びARTゲーム数を確認することができると共に、ART状態の前段階であるAT状態の累計獲得メダル数及びATゲーム数を確認することができる。
尚、ARTゲーム数や、ART状態及びAT状態の累計獲得メダル数が第2データに相当する。又、AT状態を除きART状態にて獲得した累計メダル数を第2データとしてもよい。
また、各データを遊技者が区別可能であれば表示方法や表示タイミングは任意に変更してもよい。すなわち、第1データと第2データとを異なるタイミングで表示することで、第1データと第2データとを区別可能としてもよい。
スロットマシン1は、ART状態中にボーナス役が入賞した場合は、ART終了タイミングであると判定し(A9:YES)、ATランプ消灯処理を実行する(A10)。これにより、ATランプ21が消灯する。このとき、表示装置3は、ボーナス状態信号を受信するので(B7:YES)、ARTフラグ及びATフラグを0とする(B8)。
さて、ART状態中において5枚役Aと5枚役B〜Fが同時当選した場合は、AT機能により中リール8bの中段にベル図柄が停止するように押し順を報知することから、転落図柄が停止表示する可能性は極めて低い。
スロットマシン1は、ART状態が終了しAT状態が発生しなかった場合は、AT機能を終了することから、RT2状態において5枚役Aと5枚役B〜Fのいずれかが同時当選した場合に遊技者が押し順をミスして転落図柄が停止表示する可能性が高くなり、転落図柄が停止表示した場合は、5枚のメダルが払出される。
そこで、表示装置3は、5枚のメダルが払い出された場合は(B1:YES)、転落図柄が停止表示したと判定し、ARTフラグ及びATフラグを0とすると共に、ART状態が中断してデータの信頼性が無くなったことから、AT状態中及びART状態中のデータを消去する(B2)。
上述のようにして転落図柄が停止した場合は、RT0状態における通常状態を発生するので、以後においては、遊技データは通常状態の遊技データとして演算される。そして、ART抽選に当選、或いはART当選権利が残っている場合は、次のAT状態となり、上述したAT状態及びART状態の累計獲得メダル数、並びにART状態及びAT状態のゲーム数に加えて、今回実行中のAT状態における獲得メダル数が表示されるようになる。
このような実施形態によれば、表示装置3は、次の効果を奏することができる。
通常状態から当該通常状態よりも遊技者に有利なAT状態に移行すると共に、このAT状態よりもさらに遊技者に有利なART状態に移行可能なスロットマシン1の遊技データを管理する場合に、AT状態に移行している期間に関するデータと、ART状態に移行している期間に関するデータとを区別可能に表示するので、ART状態の前段階であるAT状態に関するより詳細な情報を良好に遊技者に報知することが可能となる。
AT状態において付与したメダル数を表示するので、1回の図柄変動当たりのメダルの払出し数を遊技者が特定できる。これにより、AT状態における有利度を遊技者が理解し易くなるので、ART状態の前段階であるAT状態における遊技情報に関心を持たせることができる。
5枚のメダルが払出された場合に、転落図柄が停止表示してART状態が終了したと判定するので、ART状態が終了したことを示す信号を遊技機から受信することなく、通常状態への移行を特定できる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
第1特定遊技状態をRT状態とし、第2特定遊技状態をART状態としてもよい。本構成においては、RT状態において所定図柄が停止した場合や所定ゲーム数が経過した場合等に、ART状態が発生するようにするとよい。
スロットマシン1がAT状態であることを特定する方法をATランプ21から変更してもよく、AT状態の場合に信号が出力され続けるようにしてもよい。つまり、ATランプ21に代えて、AT状態中にレベル信号を出力し続け、そのレベル信号が入力している状態をAT状態と判定する。
ART状態である場合にレベル信号が出力され続けるようにしてもよく、この場合は、レベル信号が入力している状態をART状態と判定する。
AT状態に関する報知内容を変更してもよい。AT状態において経過した遊技回数、AT状態において獲得したメダルの数の一方のみが表示されてもよい。又、単位ゲーム数当たりのメダル払出数等、AT状態に関する情報であれば何を表示してもよい。
AT状態、ART状態中のデータを消去するタイミングを変更してもよく、例えば、ART状態の終了を確認した後、ATランプ21が消灯していた場合に、AT状態及びART状態中のデータを消去するようにしてもよい。ART状態が終了した後、所定ゲームが経過するまでに再びART状態又はAT状態とならなかった場合に、AT状態及びART状態中のゲームを消去するようにしてもよい。
AT状態からART状態となる条件を変更してもよい。例えば、リプレイとは異なる役の入賞又は当選を、AT状態からART状態となる条件としてもよい。又、AT状態において所定ゲームが経過することを、ART状態となる条件としてもよい。
AT状態とART状態とが繰り返されている状況において、AT状態及びART状態のうち、AT状態においてのみ、AT状態及びART状態における獲得メダル数や経過ゲーム数を表示するようにしてもよい。
又、ART状態となるまでのAT状態を1回とみた場合の1回のAT状態において払出されたメダルの数の平均を表示するようにしてもよい。この場合、AT状態において払出されたメダルの総数を記憶しておき、その総数をAT状態からART状態に移行した回数で除算した値を表示するようにすればよい。
ART状態及びAT状態の中途にてボーナス入賞した場合、ボーナス中に獲得したメダルが加算された状態にて表示されるようにしてもよい。この場合、ボーナス中に獲得したメダルの数をART状態中に獲得した枚数に加算して表示するようにするとよい。このような構成においてもAT状態にて獲得したメダルの数を遊技者が特定できる。
上記実施形態では、押し順が正解した場合にAT役が入賞するように構成しているが、少なくとも一のリールにおいて同時に狙うことができない間隔でAT役の図柄を配置し、報知通りに目押しを成功させることができれば、失敗した場合よりも多くのメダルが払出されるように構成してもよい。
図面中、1はスロットマシン(遊技機)、3は表示装置(遊技情報表示装置)、7は表示窓(図柄表示領域)、8はリール(図柄変動表示手段)、15はスタートレバー(開始操作手段)、16〜18はストップボタン(停止操作手段)、24は制御部(第1状態移行手段、第2状態移行手段、抽選手段、表示制御手段、付与手段)、33は制御部(期間特定手段、報知制御手段、付与数特定手段)、35はデータ表示部(表示手段)である。

Claims (3)

  1. 通常状態から当該通常状態よりも遊技者に有利な第1特別遊技状態に移行する第1状態移行手段と、
    前記第1特別遊技状態において特別条件が成立したことに基づいて、前記第1特別遊技状態よりも遊技者に有利な第2特別遊技状態に移行する第2状態移行手段と、
    複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態で前記図柄の変動表示を開始させるために遊技者が操作する開始操作手段と、
    前記開始操作手段の操作に応じて、ボーナス役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する抽選手段と、
    前記図柄の変動表示を終了させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作された場合に、前記抽選手段による前記内部抽選の結果に対応した図柄が停止するように前記図柄を停止表示する表示制御手段と、
    前記抽選手段により決定された当選役に対応した図柄が停止表示されたことに基づいて、当選役の入賞が成立したものとして停止表示された図柄に応じた遊技媒体を遊技者に付与する付与手段と、を有する遊技機に対応して設けられ、
    前記抽選手段により決定される前記当選役には、遊技者による前記停止操作手段の操作態様に応じて、第1付与数及び当該第1付与数よりも多い第2付与数のうち、いずれか一方の数の遊技媒体が前記付与手段により付与される特別役が含まれており、
    前記第1特別遊技状態及び前記第2特別遊技状態のそれぞれにおいては、前記特別役が入賞した場合に前記第2付与数の遊技媒体を遊技者に付与する頻度が前記通常状態よりも高くなるように、前記停止操作手段の操作態様が遊技者に報知され、前記第2特別遊技状態においては、遊技媒体を投入することなく図柄の変動表示を開始させることが可能なリプレイ役に当選する確率が高くなり、さらに、前記第1特別遊技状態、及び前記第2特別遊技状態において前記ボーナス役が入賞すると、前記第1特別遊技状態及び前記第2特別遊技状態とは異なると共に前記通常状態よりも遊技者に有利なボーナス状態に移行し、
    前記第1特別遊技状態に移行している期間に関する第1データと、前記第2特別遊技状態に移行している期間、又は各特別遊技状態に移行している期間を合わせた期間に関する第2データと、を特定する期間特定手段と、
    前記第1データと前記第2データとを区別可能に表示すると共に、前記第2特別遊技状態中に1回の図柄の変動表示当たりの遊技媒体の付与数を表示するよう表示手段を制御する表示制御手段と、を備え
    前記期間特定手段は、前記第1付与数の遊技媒体の付与を特定した場合に、前記通常状態に移行していると判定することを特徴とする遊技情報表示装置。
  2. 記第1特別遊技状態に移行している期間にて遊技者に付与した遊技媒体の数を特定する付与数特定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記第1特別遊技状態において付与した遊技媒体の数の情報、又は前記第1特別遊技状態において実行された図柄の変動表示の単位回数当たりに付与した遊技媒体の情報を遊技者が特定できるように前記第1データを表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1記載の遊技情報表示装置。
  3. 前記遊技機は、前記第2特別遊技状態が終了した後、前記第1特別遊技状態に移行し得るように設けられているものであり、
    前記期間特定手段は、前記通常状態に移行することなく、前記第1特別遊技状態及び前記第2特別遊技状態への移行が繰り返されている状況下において、前記第1データを特定することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技情報表示装置。
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