JP2009232979A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲームの移行タイミングが設定判別の要素に大きく影響を与えるように構成することで遊技の興趣を高めることが可能なスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシン1の制御部18は、通常ゲームにおいて、第1ベル、チェリー、スイカの何れかが入賞したときはリプレイタイム(RT)へ移行し、RTにおいてボーナス役が入賞したときに設定値を判別可能な遊技状態へ移行するので、RT移行時における残りゲーム数に応じて設定値の判別が可能なゲーム数である判別ゲーム数も変動することになる。
【選択図】図7

Description

本発明は、設定値の判別が可能な遊技状態を特定遊技状態と関連付けたスロットマシンに関する。
従来のスロットマシンでは、役の抽選確率を予め定める複数段階の設定値の中から1つの設定値が店側の操作により設定され、その設定値に応じて遊技者の有利度合いが異なることから、遊技を行う上で何れの設定値が設定されているのかが遊技者にとって大きな関心事であった。
特開平10−323418号公報 特開2007−167140号公報
そこで、ボーナスゲーム中における小役確率を設定値毎に異ならせて設定することで設定値の推測を可能とした技術が提案されている(特許文献1参照)。また、特定の遊技状態でのみ設定値毎に異なる演出を行う技術も提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、設定判別の要素は遊技状態毎に独立しており、ボーナスゲームへ移行するタイミングなどには関心が向けられないため、毎ゲーム同様の期待感で行われる単調な遊技性となりがちであった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ゲームの移行タイミングが設定判別の要素に大きく影響を与えるように構成することで遊技の興趣を高めることが可能なスロットマシンを提供することにある。
本発明は、図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する複数の変動表示部を備えた図柄変動表示手段と、遊技媒体が投入された状態でゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、役の抽選確率を予め定める複数段階の設定値の中から1つの設定値を記憶する設定値記憶手段と、前記設定値記憶手段により記憶する設定値を、第1設定値と第2設定値とを含む前記複数種類の設定値の中から選択された1つの設定値に変更する設定値変更手段と、ゲーム開始操作がされたときに、前記設定値記憶手段に記憶された設定値に基づいて所定役と特定役とを含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、決定された内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段が操作されたときに、前記内部当選フラグに対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、前記図柄表示領域に停止表示された図柄が所定の入賞図柄であるか否かを判定する入賞判定手段と、前記入賞判定手段により入賞図柄であると判定されたときに、当該入賞図柄に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、通常遊技状態と、少なくとも1つの役の抽選確率が前記通常遊技状態とは異なる特定遊技状態と、潜伏状態と、設定値判別可能状態とを含む複数種類の遊技状態のうち何れかの遊技状態へ移行させる遊技状態移行手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記設定値判別可能状態において、第1設定値における所定の判別図柄を表示する確率である判別図柄表示率に対する第2設定値における前記判別図柄表示率の割合(≦1)が、前記通常遊技状態、前記潜伏状態及び前記特定遊技状態における第1設定値における前記判別図柄表示率に対する第2設定値における前記判別図柄表示率の割合(≦1)よりも小さくなるように、前記所定の判別図柄を表示し、且つ、前記内部抽選手段により前記所定役が内部当選役として決定された場合に、所定図柄を停止表示することがあり、
前記遊技状態移行手段は、前記通常遊技状態において、前記入賞判定手段により前記所定図柄であると判定されたときに前記潜伏状態へ移行させ、前記通常遊技状態において、前記入賞判定手段により前記特定役に対応する前記入賞図柄であると判定されたときに特定遊技状態へ移行させ、前記潜伏状態において、前記入賞判定手段により前記特定役に対応する前記入賞図柄であると判定されたときに前記設定値判別可能状態へ移行させ、前記潜伏状態へ移行した後に遊技したゲーム数の累計が所定値に達したときに、前記潜伏状態に滞在していれば前記通常遊技状態へ移行させる一方、前記設定値判別可能状態に滞在していれば前記特定遊技状態へ移行させるものである(請求項1)。
上記構成において、前記内部抽選手段は、第1判別役と第2判別役とを含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を、第1判別役と第2判別役とを同時に内部当選役として決定し得るように実行し、前記表示制御手段は、前記内部抽選手段により第2判別役が内部当選役として決定された場合に、前記所定の判別図柄を停止表示させる一方、前記内部抽選手段により第1判別役が内部当選役として決定された場合に、前記所定の判別図柄を停止表示させず、また、前記内部抽選手段により第1判別役及び第2判別役が同時に内部当選役として決定された場合に、前記設定値判別可能状態及び前記特定遊技状態では前記所定の判別図柄を停止表示させる一方、前記通常遊技状態及び前記潜伏状態では前記所定の判別図柄を停止表示させないようにしてもよい(請求項2)。
また、前記通常遊技状態において、前記入賞判定手段により前記所定図柄に含まれる第1所定図柄であると判定されたときに移行される前記潜伏状態を第1潜伏状態とし、前記第1潜伏状態において、前記入賞判定手段により前記特定役に対応する図柄であると判定されたときに移行する前記設定値判別可能状態を第1設定値判別可能状態とし、前記遊技状態移行手段は、前記入賞判定手段により前記所定図柄に含まれる第2所定図柄であると判定されたときに前記潜伏状態に含まれる第2潜伏状態へ移行させ、前記第2潜伏状態において、前記入賞判定手段により前記特定役に対応する入賞図柄であると判定されたときに、第1設定値における前記判別図柄表示率に対する第2設定値における前記判別図柄表示率の割合(≦1)が、前記通常遊技状態、前記潜伏状態及び前記特定遊技状態における第1設定値における前記判別図柄表示率に対する第2設定値における前記判別図柄表示率の割合(≦1)よりも小さく、且つ、前記第1設定値判別可能状態における第1設定値における前記判別図柄表示率に対する第2設定値における前記判別図柄表示率の割合(≦1)とは異なる第2設定値判別可能状態へ移行させるようにしてもよい(請求項3)。
また、前記内部抽選手段は、前記第1判別役と第2判別役とを、前記通常遊技状態と前記特定遊技状態において、同一の抽選確率により抽選を実行し、前記潜伏状態と前記設定値判別可能状態において、同一の抽選確率により抽選を実行するようにしてもよい(請求項4)。
また、前記内部抽選手段は前記第1判別役と第2判別役とを、前記潜伏状態と前記設定値判別可能状態において、同一の抽選確率により抽選を実行し、前記特定遊技状態において、抽選しないようにしてもよい(請求項5)。
また、前記内部抽選手段は、特別役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、前記遊技状態移行手段は、前記特定役の抽選確率が前記通常遊技状態よりも高い特別遊技状態へ移行可能であり、前記通常遊技状態又は前記潜伏状態において、前記入賞判定手段により特別役に対応する図柄であると判定されたときに、前記特別遊技状態へ移行させることにしてもよい(請求項6)。
また、前記判別役はリプレイであり、前記確率変動状態はリプレイタイムであるようにしてもよい(請求項7)。
請求項1の発明によれば、潜伏状態では、設定値を推定することは不可能或いは非常に困難であるものの、この潜伏状態で特定役が入賞した場合は、設定値判別可能状態となるので、設定値判別可能状態移行時における残りゲーム数に応じて設定値の判別が可能なゲーム数である判別ゲーム数も変動することになる。これにより、通常遊技状態においても設定値判別可能状態での設定値判別に対する関心が向けられ、遊技全体を通して遊技者の緊張感を高めることができる。
また、特定役に内部当選してから入賞するまでにおけるゲームにおいても判別ゲーム数が減少するため、遊技者は特定役に内部当選した場合であっても即座に入賞させることが要求され、緊張感が保たれる。さらに、特定役に当選したか否かの判断や当選したと判断したときに素早く入賞させる操作は一定の技術力を要するので、設定値の判別に遊技者の技術力が反映され、遊技の興趣を高めることができる。
請求項2の発明によれば、第2特定役が第1特定役と同時に内部当選した場合における制御を、設定値判別可能状態又は特定遊技状態と、潜伏状態又は通常状態とで異ならせることにより、実際の抽選確率を変動させることなく入賞率を異ならせることができる。
請求項3の発明によれば、判別図柄の表示される確率の設定値間の差が異なる複数種類の設定値判別状態を設定することができる。即ち、設定値の判別のし易が異なる複数種類の設定値判別状態を設定することができるので、多様な遊技性を実現することが可能となる。
請求項4の発明によれば、通常遊技状態から潜伏状態へ移行すると、第1判別役又は第2特定役、若しくは何れもの抽選確率が変動し、潜伏状態において、特定役に入賞すると、その抽選確率を維持したまま設定値判別遊技状態へ移行するため、所定図柄の停止表示を、潜伏状態へ移行してからゲーム数の累計が所定値に達するまでの期間において第1特定役又は第2特定役、若しくは何れもの抽選確率を変動させる契機として位置づけることができる。
請求項5の発明によれば、特定遊技状態において、第1特定役及び第2特定役が入賞することを避けることで当該状態での遊技に集中させることができる。
請求項6の発明によれば、潜伏状態から特別遊技状態へ移行したときは、特定遊技状態へ単発的に移行する場合と比較して、一度に長期間に亘って設定値の推測をさせることができる。
請求項7の発明によれば、リプレイタイムに適用することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図2は、スロットマシンの正面外観を概略的に示している。スロットマシン1の正面には表示窓(図柄表示領域に相当)2が設けられており、遊技者は表示窓2を通じて内部に設けられたリール(図柄変動表示手段に相当)3の図柄を視認可能となっている。この場合、図柄は、図3に示すように、変動表示部としての左リール3a、中リール3b及び右リール3cの各円周面に描かれており、それら各リール3a〜3cの停止状態では表示窓2の上段、中段及び下段に対応して図柄が表示されるようになっている。表示窓2には合計5本(上段、中段、下段に対応した横3本及び対角線配置された2本)の入賞ライン(図2では破線にて示す)が施されていると共に、表示窓2の側方には有効化された入賞ラインを表示する有効ライン表示部4が設けられており、入賞図柄が何れかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生するようになっている。
表示窓2の上方にはボーナス中のメダル(遊技媒体に相当)の払出し進捗状態などの種々の情報を表示する液晶表示部5、装飾ランプ部6及びスピーカ7が設けられている。表示窓2の下方には、クレジットメダルのBETを行うMAXBETボタン8、クレジットメダルの精算を行うクレジット精算ボタン9、メダルを投入するメダル投入口10が設けられており、これらの下方にはスタートレバー(ゲーム開始操作手段に相当)11、停止操作手段に相当する左ストップボタン12、中ストップボタン13及び右ストップボタン14が設けられている。表示窓2の右方位置には、払出メダル数を表示する払出数表示部15及びクレジットメダル数を表示するクレジット数表示部16が設けられている。スロットマシン1の正面最下部には受皿17が設けられている。
スロットマシン1は、一連のゲーム開始操作、つまり、遊技者がメダルをメダル投入口10に投入した状態、又はクレジットメダルをMAXBETボタン8に対する操作により賭けた状態でスタートレバー11を操作すると、内部抽選を行うと共に各リール3a〜3cを始動させる(回転動作を開始させる)。
スロットマシン1は、各リール3a〜3cを始動させた後では、各ストップボタン12〜14の操作に応じて各リール3a〜3cを停止することにより1ゲームを終了するようになっている。内部抽選の結果が当選であった場合には、内部抽選により当選した内部当選役に対応した内部当選フラグ(ボーナス内部当選フラグ、小役内部当選フラグ、リプレイ内部当選フラグ)をオンし(成立させ)、その内部当選フラグに基づいていわゆるすべり制御(引込制御)を含む停止制御(各リール3a〜3cを内部当選フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止させる制御)を行い、その入賞図柄に応じた枚数のメダルを受皿17に放出するようになっている。引込制御は、ストップボタン12〜14の操作を検出した時点から最大で4図柄までの図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。
入賞図柄としては、図4に示すように、ボーナス役(特定役に相当)図柄、第1ベル、第2ベル、スイカ、チェリー、第1リプレイ(第1判別役に相当)図柄、第2リプレイ(第2判別役に相当)図柄(所定の判別図柄に相当)が設定されている。第1ベルは順押し時に成立し、15枚役で且つ後述する第1リプレイタイム(以下、第1RT(50ゲーム))の移行契機役に設定されている。第2ベルは順押し以外の押し順時に成立し、15枚役に設定されている。スイカは5枚役で且つ後述する第2リプレイタイム(以下、第2RT)の移行契機役に設定されている。チェリーは2枚で且つ第1RT(200ゲーム)の移行契機役に設定されている。ボーナスゲームでは通常ゲームよりも高確率で入賞役の抽選を行い、累計払出枚数が465枚を超えたときに終了となる。
図1は、スロットマシン1の電気的構成を示す機能ブロック図である。制御部(内部抽選手段、設定値記憶手段、設定値変更手段、表示制御手段、入賞判定手段、利益付与手段、遊技状態移行手段に相当)18は、CPU19、ROM20、RAM21、I/O22などを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、スタートレバー11、左ストップボタン12、中ストップボタン13、右ストップボタン14、MAXBETボタン8、クレジット精算ボタン9から各操作信号を入力する。
制御部18は、メダル投入口10に投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部23から投入メダル検知信号を入力すると共に、設定手段としての設定値操作部24から各設定信号を入力する。設定値操作部24は、管理者が所有する設定キー(図示せず)により設定値を変更可能となっている。設定値としては、ボーナス役の当選確率を複数段階(例えば1〜6の6段階)で設定可能となっており、数値(設定値)が大きい程、ボーナス役の当選確率が大きく設定される。
制御部18は、各リール3a〜3cに対応する各リール用モータ25a〜25cを駆動させるリール駆動部26、各リール3a〜3cに設けられた基準位置片の通過を検知する各センサ27a〜27cからの検知信号に基づいて基準位置を検知する基準位置検知部28、スピーカ7を駆動させる音声出力部29、受皿17にメダルを放出するメダル払出部30、液晶表示部5、有効ライン表示部4、払出数表示部15、クレジット数表示部16及び装飾ランプ部6を接続している。
制御部18は、各入力信号及びROMに記憶した制御プログラムに基づいて、リール駆動部26、音声出力部29、メダル払出部30、液晶表示部5、有効ライン表示部4、払出数表示部15、クレジット数表示部16及び装飾ランプ部6の動作を制御すると共に、アウト信号(1メダルの投入毎又は1クレジットメダルのBET毎に1パルス出力)、セーフ信号(1メダルの払出毎又は1クレジットメダルの払出毎に1パルス出力)、ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)、ボーナス信号(ボーナス期間中にレベル信号出力)の生成を制御する構成となっている。
図5は、設定値を1に設定した場合の遊技状態毎の内部当選役抽選テーブルを示し、図6は、設定値を6に設定した場合の遊技状態毎の内部当選役抽選テーブルを示している。内部当選役抽選テーブルには、各遊技状態に対応して各役の始値及び終値が設定されており、ゲームを開始したときに行う内部抽選において0〜65535の範囲で発生する乱数の中から1つの乱数を抽出し、その抽出した乱数が始値から終値までの範囲の数値に一致するかにより内部当選役を判定する。
遊技状態としては、以下の各遊技状態が設定されており、図7の遊技状態の変化を示す遷移図を参照して説明する。
(1)遊技状態1(通常ゲーム(通常遊技状態に相当))……ボーナス役の抽選を行う。ボーナス役に内部当選すると、ボーナス役持越状態(ノーマルボーナス役持越ゲーム、ボーナス役持越ゲーム/第1RT、ボーナス役持越ゲーム/第2RTの総称。)へ移行する。第1ベル、スイカ、チェリー(所定役に相当)の入賞によりリプレイタイム(RT。第1RT(50ゲーム)、第1RT(200ゲーム)、第2RTの総称。)へ移行する。
(2)遊技状態2(ノーマルボーナス役持越ゲーム)……内部当選したボーナス役が入賞せずに持越された状態で、ボーナス役が入賞したときにボーナスゲームへ移行する。
(3)遊技状態3(ノーマルボーナスゲーム(特定遊技状態に相当))……他のゲームよりも高確率で小役の抽選を行う。
(4)遊技状態4(第1RT(第1潜伏状態に相当。第1RT(50ゲーム)、第1RT(200ゲーム)の総称。))……第1リプレイ当選時に第2リプレイと同時当選する確率が高まる。図5に示すように設定値が1の場合には、第1リプレイ当選時の40%のゲームで第2リプレイが同時当選し、図6に示すように設定値が6の場合には、60%のゲームで同時当選する。
(5)遊技状態5(第2RT(第2潜伏状態に相当))……第1リプレイ当選時に第2リプレイと同時当選する確率が第1RTよりも高まる。図5に示すように設定値が1の場合には、第1リプレイ当選時の50%のゲームで第2リプレイが同時に当選し、図6に示すように設定値が6の場合には、95%のゲームで同時当選する。第1RTよりも滞在期間が短いが、第1RTよりも第1リプレイ当選時に第2リプレイが同時当選する確率の差が大きい点に特徴がある。
(6)遊技状態6(ボーナス役持越ゲーム/第1RT(設定値判別可能状態に相当))……第1RTでボーナス役に内部当選したときに移行される。ボーナス役に入賞すると遊技状態8(ボーナスゲーム/第1RT)へ移行する。
(7)遊技状態7(ボーナス役持越ゲーム/第2RT(設定値判別可能状態に相当))……第2RTでボーナス役に内部当選したときに移行される。ボーナス役に入賞すると遊技状態9(ボーナスゲーム/第2RT)へ移行する。
次に、RTについて説明する。
(1)第1RT(50ゲーム)……通常ゲームにおいて第1ベルに入賞すると第1RT(50ゲーム)へ移行し、ゲーム数が50回に達すると終了する。この第1RT(50ゲーム)では、第1ベルの抽選確率が高いためコンスタントに移行する機会があり、ボーナス役に入賞した場合に安定して設定値の判別を行うことができる。
(2)第1RT(200ゲーム)……通常ゲームにおいてチェリーに入賞すると第1RT(200ゲーム)へ移行し、ゲーム数が200回に達すると終了する。この第1RT(200ゲーム)では、移行する機会が比較的低いが、一度移行すれば長期間継続するため、ボーナスゲームへ移行したときにボーナスゲームが終了するまで長期間に亘って設定値の推測を行うことができる可能性が高まる。
(3)第2RT……通常ゲームにおいてスイカに入賞すると第2RTへ移行し、ゲーム数が20回に達すると終了する。この第2RTでは、移行する機会が低い上、継続ゲーム数も低いものの、第1リプレイ当選した場合の第2リプレイの同時当選の比率の設定差が大きいため、運次第では最も早期に設定値を推測できる。
尚、各RTはボーナス役の当選や入賞によって終了することはない。
以下、スロットマシン1の基本動作について図8に示すフローチャートを参照して説明する。
(1)設定値変更処理……予め設定された複数の設定値から店側の操作により選択された1つの設定値を記憶する。
(2)抽選処理……メダルが投入された状態で、スタートレバー11が操作されると、遊技状態に対応する内部抽選テーブルに基づいて抽選を行い、それぞれ内部当選フラグを成立させる。
(3)リール回転開始処理……内部抽選を行うと、リール3a〜3cを回転させる。
(4)リール回転停止処理……ストップボタン12〜14が操作されると、成立している内部当選フラグに基づいてリール3a〜3cの引込制御により停止を行う。
(5)入賞判定処理……全リール3a〜3cを停止すると、入賞判定を行う。
(6)利益付与処理……ボーナス役の入賞を判定するとボーナスゲーム(ノーマルボーナスゲーム、ボーナスゲーム/第1RT、ボーナスゲーム/第2RTの総称。)へ移行する。小役(第1ベル、第2ベル、スイカ、チェリー)に入賞すると所定枚数のメダルを払出す。リプレイ(第1リプレイ、第2リプレイ)に入賞するとメダルを投入することなく次回のゲームを開始できるリプレイゲームを設定する。また、ボーナス役の内部当選フラグ(ボーナスフラグ)はボーナス役の入賞により消去され、小役及びリプレイの内部当選フラグ(小役フラグ及びリプレイフラグ)は次回のゲーム開始までに消去する。
次に、スロットマシン1の停止制御について説明する。
ベル(第1ベル、第2ベル)、リプレイ(第1リプレイ、第2リプレイ)に内部当選した場合には必ず何れかの役がそのゲームで入賞する。
A.第1リプレイと第2リプレイとが同時当選した場合
(1)ボーナスゲームでは、第2リプレイが入賞するようにリール3a〜3cを引込制御により停止させる。
(2)ボーナスゲーム以外の遊技状態では、第1リプレイが入賞するようにリール3a〜3cを停止させる。
B.第1ベルと第2ベルとが同時当選した場合
(1)順押し(左→中→右の順に停止操作が行われた場合)により停止操作がされたときは、第1ベルに入賞するようにリール3a〜3cを停止させる。
(2)順押し以外の順に停止操作がされたときは、第2ベルが入賞するようにリール3a〜3cを停止させる。
次に上記構成の作用について説明する。
遊技者がスロットマシン1でゲームを開始する場合は、スロットマシン1に3枚のメダルを投入してから、スタートレバー11を操作する。
スロットマシン1の制御部18は、スタートレバー11が操作されると、内部抽選を実行する。つまり、0〜65535のうちから1つの乱数を取得し、現在設定されている設定値に対応した内部当選役抽選テーブルに基づいて内部当選役を決定する。設定値として1が設定されている場合は、図5に示す内部当選役抽選テーブルに基づいて抽選を実行し、設定値として6が設定されている場合は、図6に示す内部当選役抽選テーブルに基づいて抽選を実行する。
制御部18は、ボーナス役が内部当選した場合は、ボーナス役フラグをONし、遊技状態1から遊技状態2へ移行する。遊技者がボーナス役図柄を引込み制御可能なタイミングでストップボタン12〜14を操作した場合は、停止図柄としてボーナス役図柄を揃え、ボーナス役フラグをOFFし、遊技状態3へ移行する。この遊技状態3では、他のゲームよりも高確率で小役の抽選を実行するので、出玉率が高くなり、遊技者は、短時間で多くのメダルを獲得するようになる。このボーナスゲームでは、第1リプレイが当選した場合は第2リプレイとの同時当選したか否かにかかわらず第1リプレイ図柄が停止される。
制御部18は、ボーナスゲームにより累計払出枚数が465枚を超えたときは、ボーナスゲームを終了し、ボーナスゲームから通常ゲームへ移行する。
さて、上述のようにして、遊技者は、ボーナスゲームを楽しむことができるものの、スロットマシン1の楽しみ方の一つとしてスロットマシン1に店側が設定した設定値を推測することがある。このような設定値を推測するには、設定値毎に異なるように設定された小役確率或いは演出により推測可能であるが、このような推測は、毎ゲーム毎の期待感で行われる単調な遊技性となりがちであった。
そこで、本実施形態のスロットマシン1では、RTにおけるボーナスゲーム時の第1リプレイと第2リプレイとの入賞割合に基づいて設定値を推測することを可能とした。
遊技者がスロットマシン1の設定値を推測したい場合は、スロットマシン1を遊技状態1(通常ゲーム)からRT(ボーナスゲーム発生後に設定値を判別可能となる期間)へ移行させる必要がある。RTとしては、第1RTと第2RTとが設定されており、第1RTは、第2RTに比較して終了までに行うゲーム数が多いものの、設定値を判別可能となる第1リプレイと第2リプレイとの同時当選確率が低く設定されている。従って、遊技者は好みに応じて第1RTか第2RTへ移行させることになるが、遊技状態1においては、図5及び図6に示すように設定値にかかわらず第1ベル(第1RT(50ゲーム)移行役)と第2ベルの内部当選確率が他の小役よりも極めて高く設定されていると共に、同一の当選乱数が設定されているので、遊技者は、第1ベル及び第2ベルの何れかを押し順により選択して入賞させることになる。この場合、第1RT(50ゲーム)へ移行させたい遊技者は、第1ベルが入賞するように順押しする。また、第2RTへ移行させたい遊技者は、第1ベルが入賞しないように順押し以外の押し順でスイカが入賞するように目押しする。
以上のように第1ベル或いはスイカが入賞するように目押しするにしても、それらの入賞役が内部当選しておらず、異なる入賞役が内部当選していた場合は、制御部18は、内部当選していた入賞役を引込むように停止する。従って、スイカを狙って第2ベルが入賞した場合は、15枚の払出が行われる。
制御部18は、第1ベルに入賞すると、遊技状態1から遊技状態4へ移行する。この遊技状態4では、第1リプレイと第2リプレイとが同時当選する確率が高まるものの、第1リプレイのみが入賞することから、第1リプレイの入賞確率に基づいて設定値を推測することはできない。遊技状態4においてボーナス役に内部当選することなく第1RTへ移行してからのゲーム数が50ゲームとなったときは、第1RTの終了となり、遊技状態1へ移行する。
遊技状態4においてボーナス役に内部当選すると、遊技状態6へ移行する。遊技状態6において第1RTへ移行してからのゲーム数が50ゲームとなったときは、第1RTの終了となり、遊技状態2へ移行する。遊技状態6においてボーナス役が入賞すると、遊技状態8へ移行する。
遊技状態8において第1RTへ移行してからのゲーム数が50ゲームとなったときは、第1RTの終了となり、遊技状態3へ移行する。この遊技状態8における遊技状態は、遊技状態3と比較して小役の内部当選確率は同一であるが、第2リプレイの当選乱数の範囲が異なり、且つ、設定値が1の場合と6の場合とで異なるように設定されている。従って、ボーナスゲームでは第1リプレイと第2リプレイとが同時に内部当選した場合に第2リプレイが入賞するように引込制御が行われることから、遊技状態8において、第1リプレイと第2リプレイとの同時当選時は、第2リプレイが入賞するように引込制御が行われる。従って、第2リプレイが単独当選することはないことから、第1リプレイと第2リプレイとの入賞割合に基づいて設定値を推測することが可能となる。
また、遊技状態1においてチェリーに入賞した場合は、2枚の払出しが行われるのに付随して第1RT(200ゲーム)へ移行するので、第1ベルが入賞した場合に比較して、設定値判別可能期間を長くすることができる。
一方、遊技状態1においてスイカに入賞した場合は、第2RTへ移行する。この第2RTは、第1RTに比較して終了までに行うゲーム数が少ないものの、第1リプレイと第2リプレイとが同時当選する確率が高くなることから、設定値の推測が早くなることが特徴である。第2RTにおける遊技状態5、遊技状態7、遊技状態9が第1RTにおける遊技状態4、遊技状態6、遊技状態8にそれぞれ対応する。
スロットマシン1の遊技状態の変化の一例について図9を参照して説明する。図9は、各フラグと遊技状態との関係を示すタイミングチャートの一例である。遊技状態1で第1ベルに入賞すると、第1RTフラグがONし、第1RT(50ゲーム)が開始となると共に遊技状態4へ移行する。この遊技状態4でスイカに入賞した場合は、払出しが行われるものの、第1ベルにより移行した遊技状態4が影響を受けることはない。
遊技者は、遊技状態4においては、第1リプレイと第2リプレイとが同時当選するにしても、第1リプレイが入賞し、設定値の推測ができないことから、ボーナス役が早く入賞することを願って遊技するようになる。
ボーナス役に内部当選すると、遊技状態6へ移行し、ボーナス役に入賞すると、ボーナスゲームフラグがONし、遊技状態8へ移行してボーナスゲームが開始される。遊技状態8では、第1リプレイと第2リプレイとが同時当選した場合は、単独入賞が設定されていない第2リプレイが入賞することから、設定値の推測が可能となる。つまり、第1リプレイ(単独当選)と第2リプレイ(同時当選)との入賞割合から設定値を推測することができる。
第1RT(50ゲーム)において次のボーナスゲームが発生し、当該ボーナスゲームが終了するのに先立って第1RT(50ゲーム)におけるゲーム数が50ゲームとなったときは、第1RTの終了となり、遊技状態3へ移行して、ボーナスゲームの残りを実行する。
以上のような動作により、第1RTへ移行した場合は、早くボーナスゲームへ移行する程、設定値判別可能期間が長期間確保されるので、遊技者は、ボーナス役の当選タイミングに対し強い関心を持つようになる。これにより、遊技全体に亘って起伏を持った遊技性を提供することができる。
尚、通常ゲームでは、設定値毎にボーナス役の当選確率が異なるものの、数時間で設定値を推測することは非常に困難である。
このような実施形態によれば、スロットマシン1の制御部18は、通常ゲームにおいて、第1ベル、チェリー、スイカの何れかが入賞したときはリプレイタイム(RT)へ移行し、RTにおいてボーナス役が入賞したときに設定値を判別可能な遊技状態へ移行するので、RT移行時における残りゲーム数に応じて設定値の判別が可能なゲーム数である判別ゲーム数も変動することになる。これにより、通常ゲームからRTにおけるボーナスゲームでの設定値判別に対する関心が向けられ、遊技全体を通して遊技者の緊張感を高めることができる。
また、ボーナス役に内部当選してから入賞するまでにおけるゲームにおいても判別ゲーム数が減少するため、遊技者はボーナス役に内部当選した場合であっても即座に入賞させることが要求され、緊張感が保たれる。さらに、ボーナス役に当選したか否かの判断や当選したと判断したときに素早く入賞させる操作は一定の技術力を要するので、設定値の判別に遊技者の技術力が反映され、遊技の興趣を高めることができる。
また、第1ベル又はチェリーが停止表示された場合とスイカが停止表示された場合とによって、第1リプレイ及び第2リプレイの抽選確率が異なるので、それらの図柄を停止表示可能な場合に、停止表示させるのか、或いは停止表示させずにもう一方の図柄が停止表示可能となるのを待つのか、遊技者に遊技の駆け引きをさせることができる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
ボーナスゲーム移行時(ボーナス役入賞時)にRT継続中でなければボーナスゲームにおいてリプレイを抽選しないように構成してもよい。
ボーナスゲーム移行時にRT継続中であり、ボーナスゲーム中に当該RTが終了した場合に、その後リプレイを抽選しないように構成してもよい。この場合は、RT終了後のゲームを円滑に進めさせることができる。
ボーナス役の当選、又は入賞を契機に終了するRTを別途設定してもよい。
遊技状態2を通常遊技状態に含めてもよい。
RTである旨の報知、或いはRTの種類の報知を行ってもよい。
ボーナス役に代えて、ビッグボーナスゲーム役(特別遊技状態に相当)を当選可能に設け、ビッグボーナスゲーム時にレギュラーボーナス役(特定遊技状態に相当)の入賞確率を高めるようにしてもよい。この場合、通常ゲーム時においては、ビッグボーナスゲーム役及びレギュラーボーナス役も抽選対象となる。このような構成によれば、従来のスロットマシンに容易に適用することができる。
本発明の一実施形態におけるスロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図 スロットマシンの正面図 リール配列を示す図 入賞役と払出しとの関係を示す図 設定値1の場合の内部当選抽選テーブルを示す図 設定値6の場合の内部当選抽選テーブルを示す図 遊技状態の遷移状態を示す図 制御部の動作を示すフローチャート フラグと遊技状態との関係を示すタイミングチャート
符号の説明
図面中、1はスロットマシン、2は表示窓(図柄表示領域)、3はリール(図柄変動表示手段)、11はスタートレバー(ゲーム開始操作手段)、12〜14はストップボタン(停止操作手段)、18は制御部(図柄変動手段、内部抽選手段、設定値記憶手段、設定値変更手段、表示制御手段、入賞判定手段、利益付与手段、遊技状態移行手段)である。

Claims (7)

  1. 図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する複数の変動表示部を備えた図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態でゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    役の抽選確率を予め定める複数段階の設定値の中から1つの設定値を記憶する設定値記憶手段と、
    前記設定値記憶手段により記憶する設定値を、第1設定値と第2設定値とを含む前記複数種類の設定値の中から選択された1つの設定値に変更する設定値変更手段と、
    ゲーム開始操作がされたときに、前記設定値記憶手段に記憶された設定値に基づいて所定役と特定役とを含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、決定された内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作されたときに、前記内部当選フラグに対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄表示領域に停止表示された図柄が所定の入賞図柄であるか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段により入賞図柄であると判定されたときに、当該入賞図柄に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、
    通常遊技状態と、少なくとも1つの役の抽選確率が前記通常遊技状態とは異なる特定遊技状態と、潜伏状態と、設定値判別可能状態とを含む複数種類の遊技状態のうち何れかの遊技状態へ移行させる遊技状態移行手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記設定値判別可能状態において、第1設定値における所定の判別図柄を表示する確率である判別図柄表示率に対する第2設定値における前記判別図柄表示率の割合(≦1)が、前記通常遊技状態、前記潜伏状態及び前記特定遊技状態における第1設定値における前記判別図柄表示率に対する第2設定値における前記判別図柄表示率の割合(≦1)よりも小さくなるように、前記所定の判別図柄を表示し、且つ、前記内部抽選手段により前記所定役が内部当選役として決定された場合に、所定図柄を停止表示することがあり、
    前記遊技状態移行手段は、前記通常遊技状態において、前記入賞判定手段により前記所定図柄であると判定されたときに前記潜伏状態へ移行させ、前記通常遊技状態において、前記入賞判定手段により前記特定役に対応する前記入賞図柄であると判定されたときに特定遊技状態へ移行させ、前記潜伏状態において、前記入賞判定手段により前記特定役に対応する前記入賞図柄であると判定されたときに前記設定値判別可能状態へ移行させ、前記潜伏状態へ移行した後に遊技したゲーム数の累計が所定値に達したときに、前記潜伏状態に滞在していれば前記通常遊技状態へ移行させる一方、前記設定値判別可能状態に滞在していれば前記特定遊技状態へ移行させることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記内部抽選手段は、第1判別役と第2判別役とを含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を、第1判別役と第2判別役とを同時に内部当選役として決定し得るように実行し、
    前記表示制御手段は、前記内部抽選手段により第2判別役が内部当選役として決定された場合に、前記所定の判別図柄を停止表示させる一方、前記内部抽選手段により第1判別役が内部当選役として決定された場合に、前記所定の判別図柄を停止表示させず、また、前記内部抽選手段により第1判別役及び第2判別役が同時に内部当選役として決定された場合に、前記設定値判別可能状態及び前記特定遊技状態では前記所定の判別図柄を停止表示させる一方、前記通常遊技状態及び前記潜伏状態では前記所定の判別図柄を停止表示させないことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン
  3. 前記通常遊技状態において、前記入賞判定手段により前記所定図柄に含まれる第1所定図柄であると判定されたときに移行される前記潜伏状態を第1潜伏状態とし、
    前記第1潜伏状態において、前記入賞判定手段により前記特定役に対応する図柄であると判定されたときに移行する前記設定値判別可能状態を第1設定値判別可能状態とし、
    前記遊技状態移行手段は、前記入賞判定手段により前記所定図柄に含まれる第2所定図柄であると判定されたときに前記潜伏状態に含まれる第2潜伏状態へ移行させ、前記第2潜伏状態において、前記入賞判定手段により前記特定役に対応する入賞図柄であると判定されたときに、第1設定値における前記判別図柄表示率に対する第2設定値における前記判別図柄表示率の割合(≦1)が、前記通常遊技状態、前記潜伏状態及び前記特定遊技状態における第1設定値における前記判別図柄表示率に対する第2設定値における前記判別図柄表示率の割合(≦1)よりも小さく、且つ、前記第1設定値判別可能状態における第1設定値における前記判別図柄表示率に対する第2設定値における前記判別図柄表示率の割合(≦1)とは異なる第2設定値判別可能状態へ移行させることを特徴とする請求項1又は2記載のスロットマシン。
  4. 前記内部抽選手段は、前記第1判別役と第2判別役とを、前記通常遊技状態と前記特定遊技状態において、同一の抽選確率により抽選を実行し、前記潜伏状態と前記設定値判別可能状態において、同一の抽選確率により抽選を実行することを特徴とする請求項2又は3記載のスロットマシン。
  5. 前記内部抽選手段は、前記第1判別役と第2判別役とを、前記潜伏状態と前記設定値判別可能状態において、同一の抽選確率により抽選を実行し、前記特定遊技状態において、抽選しないことを特徴とする請求項2又は3記載のスロットマシン。
  6. 前記内部抽選手段は、特別役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、
    前記遊技状態移行手段は、前記特定役の抽選確率が前記通常遊技状態よりも高い特別遊技状態へ移行可能であり、前記通常遊技状態又は前記潜伏状態において、前記入賞判定手段により特別役に対応する図柄であると判定されたときに、前記特別遊技状態へ移行させることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載のスロットマシン。
  7. 前記判別役はリプレイであり、
    前記確率変動状態はリプレイタイムであることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載のスロットマシン。
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