JP2006141803A - 遊技装置及び遊技機管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者が所望するタイプの遊技機を容易に判別することを可能とする。
【解決手段】 パチンコ玉を用いて遊技を行い、抽選に当選したことに応じて通常遊技状態から大当たり遊技状態への移行を制御する主制御部32と、遊技の開始を検出する検出センサ50と、遊技が開始されたのち通常遊技状態から大当たり遊技状態へ移行したときに計時を開始するタイマ22と、大入賞口への入球に応じてパチンコ玉を払い出す払出手段42・44と、通常遊技状態から大当たり遊技状態へ移行したのちに払い出されたパチンコ玉の量を計数する払出球計数部48と、払出球計数部48で取得した出玉のうち過去の最大出玉Hを記憶可能な記憶手段18と、タイマ22で計時された時間とROM18に記憶された最大出玉Hとを表示可能な表示装置80aと、を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、パチンコ玉又はメダル等の遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機の遊技データを管理して表示する遊技機管理装置を含む遊技装置又は遊技機管理装置に関する。
従来の遊技機管理装置を含む遊技装置の外観構成の一例を図13に示す。なお、これとほぼ同様の構成をした遊技装置が特許文献1に記載されている(特許文献1には「遊技装置」に代えて「遊技用システム」と記載されている)。図13において、この遊技装置1は、ホールコンピュータ10と、パチンコ機30と、遊技媒体貸出機60と、表示装置80とを有している。ここで、ホールコンピュータ10aと表示装置80aとが遊技機管理装置として機能する。
ホールコンピュータ10は、複数のパチンコ機30から遊技に関するデータを取得し、取得したデータをパチンコ機30毎に管理すると共に表示装置80aに送信している。
パチンコ機30は、パチンコ玉を用いて複数の図柄の組み合わせ遊技を行うものであって、所定の開口部に入球すると一定数の賞球が払い出される。また、始動口(図示せず)に入球する等の所定の条件が成立したときに大当たり抽選を行う通常遊技状態と、大入賞口(図示せず)が一定回数(以下「ラウンド数」と称する)開放されることによって賞球が払い出され易い遊技者にとって有利な特別遊技状態(大当たり遊技)とを備え、それぞれ、互いに他の遊技状態へ移行(切替え)可能となっている。通常遊技状態から特別遊技状態への移行は、図柄の組み合わせ遊技において、例えば、複数の図柄が同一の図柄で揃った場合に行われる。通常遊技状態から特別遊技状態に移行したのち、所定の条件が成立すると、特別遊技が継続して行われる。また、パチンコ機30は、特別遊技状態の回数、払い出されたパチンコ玉の量等、遊技に関するデータを、遊技媒体貸出機60を介してホールコンピュータ10に送信している。
遊技媒体貸出機60は、プリペイドカードの受け付けが可能となっており、この受け付けたプリペイドカードに記憶されている情報を読み取っている。そして、このプリペイドカードが有する金額の範囲内でパチンコ玉の貸し出しをパチンコ機30に対して指示している。
表示装置80は、各パチンコ機30に対応して設けられており、ホールコンピュータ10からパチンコ機30での遊技に関するデータを取得すると、かかるデータを表示している。この表示装置80で表示されるデータとしては、特許文献1の図6に図示されるように、例えば、大当たり遊技の回数が該当する。
近年、パチンコ機30の遊技内容は多種多様化しており、例えば、ラウンド数が異なる複数の機種が存在する。図14は、ラウンド数が16ラウンド(以下「Aタイプ」と称する)のパチンコ機30における遊技に関するデータが表示された表示装置80の表示画面、図15は、ラウンド数が6ラウンド(以下「Bタイプ」と称する)のパチンコ機30における遊技に関するデータが表示された表示画面80の表示画面を示す図である。なお、ラウンド数が大きいほど、即ち、BタイプよりもAタイプのパチンコ機の方が、1回の特別遊技において獲得可能なパチンコ玉の量が大きい。このように、タイプが異なるパチンコ機であっても、表示装置80において表示される両者のデータは同様のデータである。
特開2004−298378号公報(図1、図6)
ところが、図14及び図15を参照して、Aタイプのパチンコ機とBタイプのパチンコ機とを比較すると、大当たり回数はBタイプのパチンコ機の方が圧倒的に多いにも拘らず、獲得玉数はAタイプのパチンコ機の方が多いことが分かる。また、獲得したパチンコ玉の量がAタイプのパチンコ機とBタイプのパチンコ機とで仮に同じであったとしても、このパチンコ玉を獲得するために要した遊技時間は、Bタイプのパチンコ機よりもAタイプのパチンコ機の方が短時間であることが多い。即ち、遊技時間に対する獲得玉数の変化量がBタイプのパチンコ機よりもAタイプのパチンコ機の方が大きい。1回の特別遊技での獲得玉数はBタイプのパチンコ玉よりもAタイプのパチンコ玉の方が多いからである。
このように、遊技時間に対する獲得玉数の変化量が異なる複数種類の機種が存在する場合、表示装置80において表示されるデータが同じであれば、表示装置80に表示されたデータを見た遊技者が、どのタイプの機種であるのか判別することは困難である。より詳しく言えば、ホールが開店してからの大当たり回数(即ち、本日の大当たり回数)が多いBタイプのパチンコ機の方が、Aタイプのパチンコ機よりも、短時間で大量のパチンコ玉を獲得することができると錯覚してしまう虞が大きいといった課題がある。
そこで本発明は、遊技者が所望するタイプの遊技機を容易に判別することが可能となることを主たる目的としている。
本発明において、以下の特徴は単独で、若しくは、適宜組合わされて備えられている。前記課題を解決するための本発明に係る遊技装置は、遊技媒体を用いて遊技を行い、通常遊技状態から遊技者にとって有利な特別遊技状態へ移行可能な遊技装置であって、遊技が開始されたことを検出する遊技開始検出手段と、前記遊技開始検出手段によって遊技の開始が検出されたのちの所定時から計時を開始する計時手段と、所定条件の成立に応じて遊技媒体を払い出す遊技媒体払出部と、前記遊技媒体払出部を制御する遊技媒体払出制御手段と、通常遊技状態から特別遊技状態への移行を制御する遊技状態制御手段と、前記遊技状態制御手段によって通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに前記遊技媒体払出部から払い出された遊技媒体の量を示す情報を取得する遊技媒体払出量取得手段と、通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに前記遊技媒体払出量取得手段で取得した前記遊技媒体払出部から払い出された遊技媒体の量を示す情報のうち遊技媒体の最大量を示す情報を記憶可能な遊技媒体量記憶手段と、前記計時手段で計時された時間を示す情報と前記遊技媒体量記憶手段に記憶された遊技媒体の最大量を示す情報とを表示可能な表示装置と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、遊技が開始されたのちの所定時を起点とした遊技時間と通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の量を示す情報のうち遊技媒体の最大量を示す情報とが、表示装置において表示される。従って、遊技時間に対する獲得玉数の変化量が異なる複数種類の機種が存在する場合であっても、遊技者が所望するタイプの機種を容易に判別することが可能となる。
ここで、「遊技の開始が検出されたのちの所定時から計時を開始する」とは、遊技の開始が検出されるとほぼ同時に計時を開始することをも含む概念である。
本発明に係る遊技装置において、前記計時手段によって計時を開始する所定時が、前記遊技状態制御手段によって通常遊技状態から特別遊技状態へ移行されたのちであることが好ましい。
上記構成によれば、遊技が開始されたのち通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したときを起点とした遊技時間と通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の量を示す情報のうち遊技媒体の最大量を示す情報とが、表示装置において表示される。従って、遊技者が、通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに目標とする量の遊技媒体を獲得するまでの大凡の時間を推測することが可能となる。これにより、獲得可能な遊技媒体の量と遊技時間との関係を把握することができるので、目標とする獲得量がある場合には、どの程度の時間に亘って遊技を実行すれば良いか推測することが可能となり、遊技者の興趣を高めることができる。
本発明に係る遊技装置において、前記遊技媒体量記憶手段に記憶される遊技媒体の最大量を示す情報と前記遊技媒体量取得手段によって取得された遊技媒体の量を示す情報との差分が所定値を超えたとき、前記計時手段による計時を終了することが好ましい。
上記構成によれば、特別遊技状態から通常遊技状態へ移行し、所定時間以上に亘って再度特別遊技状態へ移行しなかった場合、即ち、特別遊技状態の継続が終了した場合に、計時手段による計時が終了する。従って、遊技が開始されたのち通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したときから再度通常遊技状態へ移行するまでの時間と通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の量を示す情報のうち遊技媒体の最大量を示す情報とが、表示装置において表示される。これにより、閉店まで時間がないとき等の遊技時間が制限される場合であっても、遊技を開始してから何分(何時間)以内に通常遊技状態から特別遊技状態に移行させることができれば自己にとって有利であるかを推測できる。
本発明に係る遊技装置において、少なくとも前記計時手段によって計時された計時時間及び前記遊技媒体量記憶手段によって記憶された遊技媒体の最大量を示す情報を、前記遊技開始検出手段によって遊技の開始が検出されたのち前記遊技終了検出手段によって遊技の終了が検出されるまでの一遊技毎に記憶可能な遊技履歴記憶手段をさらに備えることが好ましい。
上記構成によれば、遊技が開始されたのち通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したときを起点とした遊技時間と通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の量を示す情報のうち遊技媒体の最大量を示す情報とを、遊技者毎のデータとして記憶できる。
本発明に係る遊技装置において、遊技を終了したことを検出する遊技終了検出手段をさらに備えていても良い。このとき、前記遊技終了検出手段によって遊技が終了したことを検出したのち、前記計時手段による計時を終了することが好ましい。
上記構成によれば、遊技者が遊技を終了した場合に、計時手段による計時が終了する。従って、遊技者が遊技を開始する前に第三者が遊技を行っていたとしても、遊技者が遊技を開始したのちに通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したときを起点とした遊技時間と通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の量を示す情報のうち遊技媒体の最大量を示す情報とが、表示装置において表示される。
本発明に係る遊技装置において、前記表示装置が、前記計時手段で計時された時間を示す情報と前記遊技媒体量記憶手段に記憶された遊技媒体の最大量を示す情報とを上下又は左右に並べて表示することが好ましい。
上記構成によれば、計時手段で計時された計時時間を示す情報と獲得した遊技媒体の最大量を示す情報とが上下又は左右に並べて表示される。従って、これら両者の関係を視認しやすいので、遊技者が所望するタイプの機種を判別する際において、いずれのタイプの機種であるかを誤認して判別する可能性が低くなる。
本発明に係る遊技装置において、前記表示装置における表示情報の切替えを要求する表示切替要求手段をさらに備えていても良い。このとき、前記表示装置は、前記表示切替要求手段によって前記表示装置における表示情報の切替えが要求されたとき、前記遊技履歴記憶手段によって記憶された過去の遊技履歴を表示可能であることが好ましい。
上記構成によれば、表示装置において過去の遊技履歴、即ち、一遊技者のデータのみでなく複数遊技者のデータをも表示できる。従って、遊技者が所望するタイプの機種を判別する際の信頼性が高くなる。
本発明に係る遊技機管理装置は、遊技媒体を用いて遊技を行う複数の遊技機から各遊技機における遊技の開始及び通常遊技状態から遊技者にとって有利な特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の量のそれぞれを示す情報を受信可能な受信部と、前記受信部で受信された情報がいずれの遊技機に関する情報であるかを識別可能な遊技機識別手段と、前記受信部で受信された通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の量を示す情報のうち遊技媒体の最大量を示す情報を記憶すると共に更新可能な遊技媒体最大量記憶手段と、前記受信部で遊技の開始を示す情報を受信したのちの所定時から計時を開始する計時手段と、前記遊技媒体最大量記憶手段に記憶された遊技媒体の最大量を示す情報及び前記計時手段によって計時された計時時間を前記遊技機識別手段によって識別された遊技機毎に表示可能な表示装置と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、遊技機管理装置は、各遊技機から遊技の開始を示す情報と通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の最大量を示す情報とを受信する。これらの情報を受信したとき、これらの情報を送信した遊技機を識別する。遊技の開始を示す情報を受信したのちに計時を開始する。そして、遊技媒体の最大量と計時時間とを遊技機毎に表示する。従って、遊技時間に対する獲得玉数の変化量が異なる複数種類の機種が存在する場合であっても、遊技者が所望するタイプの機種を容易に判別することが可能となる。また、遊技機の仕様を大幅に変更することなくこのような構成を実現することが可能となる。
本発明に係る遊技機管理装置において、前記受信部が、通常遊技状態から遊技者に有利な特別遊技状態への移行を示す情報を各遊技機からさらに受信可能であっても良い。このとき、前記計時手段が計時を開始する所定時は、前記受信部が通常遊技状態から遊技者に有利な特別遊技状態への移行を示す情報を受信したときであることが好ましい。
上記構成によれば、遊技が開始されたのち通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したときを起点とした遊技時間と通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の量を示す情報のうち遊技媒体の最大量を示す情報とが、表示装置において表示される。従って、遊技者が、通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに目標とする量の遊技媒体を獲得するまでの大凡の時間を推測することが可能となる。これにより、獲得可能な遊技媒体の量と遊技時間との関係を把握することができるので、目標とする獲得量がある場合には、どの程度の時間に亘って遊技を実行すれば良いか推測することが可能となり、遊技者の興趣を高めることができる。
請求項1の記載の発明によれば、遊技時間に対する獲得玉数の変化量が異なる複数種類の機種が存在する場合であっても、遊技者が所望するタイプの機種を容易に判別することが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、遊技時間に対する獲得玉数の変化量が異なる複数種類の機種が存在する場合であっても、遊技者が所望するタイプの機種を容易に判別することが可能となる。また、遊技機の仕様を大幅に変更することなくこのような構成を実現することが可能となる。
なお、パチンコ機であれば機種名の後にアルファベットを付しているものがあり、機種名が同一であってもアルファベットが異なればタイプが異なる機種となっている。しかしながら、このアルファベットまでを識別して遊技を行う遊技者は少なく、複数のタイプが存在する機種であることを知らずに遊技を行う遊技者が存在する。このような場合であっても、請求項1又は8に記載の発明によれば、遊技者が所望するタイプとは異なるタイプの機種で遊技を行ってしまう可能性が低くなる。
以下、本発明に係る遊技装置の好適な実施形態の例について、図13に示した従来例と同一または相当する部分には同一符号を付すと共に、各図を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る遊技装置の概略的な電気的構成の一例を示すブロック図である。遊技装置1は、ホールコンピュータ10aとパチンコ機30と遊技媒体貸出機60と表示装置80aとを備え、これらは互いに情報を送受信可能に電気的に接続されている。なお、電気的な接続は、有線であっても無線であっても良い。
ホールコンピュータ10aは、時計20及びタイマ22が、それぞれ、制御部12に接続されている。制御部12は、制御及び演算の主体であるCPU14、制御プログラム等が記憶されているROM16及びデータの読み書きに用いられるRAM18を備えている。時計20は現在時刻を取得するために用いられ、タイマ22は所定時からの経過時間を計時する。また、インターフェース24を介して、複数のパチンコ機30、各パチンコ機30と対応して設けられた遊技媒体貸出機60及び表示装置80aとの間でデータの送受信が行われる。
ここで、RAM18に記憶されるデータについて表1及び表2を参照しつつ説明する。RAM18は、各パチンコ機30毎に、現在遊技記憶領域と過去遊技記憶領域とを有している。表1は、現在遊技記憶領域に記憶されるデータを表示しており、表2は、過去遊技記憶領域に記憶されるデータを示している。現在遊技記録領域には、表1に示されるとおり、現遊技者が遊技を行った日付、遊技を開始した時間、現在時刻、遊技継続時間t及び最大獲得玉数Hが記憶される。過去遊技記憶領域には、表2に示されるとおり、過去に遊技を行った者がいる場合において、遊技を行った日付、遊技を開始した時刻、遊技を終了した時刻、遊技を行っていた時間及び最大獲得玉数Hが遊技者毎のデータとして記憶され、最大5人の遊技者による遊技データを記憶可能とされている。ここで、遊技継続時間tは、遊技開始後、初めて大当たりとなったときを起点としており、初当たりからの遊技時間と同意として用いている。
Figure 2006141803
Figure 2006141803
なお、「最大獲得玉数」とは、パチンコ機30から払い出されたパチンコ玉数と遊技のために使用されたパチンコ玉数との差Hを意味する(以下「最大出玉」と称する)。ただし、最大出玉Hは、パチンコ機30から払い出されたパチンコ玉数と使用したパチンコ玉数との差に代えて、パチンコ機30から払い出されたパチンコ玉数を記憶しても良い。即ち、この場合には、使用したパチンコ玉数を考慮していないこととなる。
パチンコ機30は、パチンコ機30の盤面(図示せず)に発射されたパチンコ玉の総数をカウントする発射球計数部46と、パチンコ機30から払い出されたパチンコ玉の総数をカウントする払出球計数部48と、遊技者がハンドルを握ったことを検出するハンドル検出センサ50と、発射されたパチンコ玉が始動口(図示せず)に入球したことを検出する始動口入球センサ52と、パチンコ玉が大入賞口に入球したことを検出する大入賞口検出センサ54とを備え、これらはそれぞれ、主制御部32に接続されている。なお、大入賞口は、主制御部32によって大入賞口駆動部56が駆動されることによって、パチンコ玉が入球しやすい開状態と入球し難い閉状態とに開閉駆動される。主制御部32は、大当たり遊技時にのみ大入賞口駆動部56を開閉駆動させる。
なお、パチンコホールにはAタイプ及びBタイプのパチンコ機の他、多種多様のパチンコ機が設置され、これら多種多様の複数台のパチンコ機と1台のホールコンピュータ10aとが接続されている。
パチンコ機30はさらに、遊技に使用されるパチンコ玉を発射するために発射機構36を制御する発射制御部34と、発射されたパチンコ玉が始動口に入球したときに液晶表示器40における図柄の変動表示を制御する演出制御部38と、所定の入賞口(図示せず)に入球したときにスプロケットを構成要素とする払出駆動部44からのパチンコ玉の払出しを制御する払出制御部42とを備える。主制御部32は、これらの各制御部34、38、42に対して指令を行うと共に、始動口に入球したときに大当たりとするかどうかの抽選をも行っている。また、また、インターフェース58を介して、ホールコンピュータ10a及び遊技媒体貸出機60との間でデータの送受信が行われる。
遊技媒体貸出機60は、制御及び演算の主体である制御部62を備え、受け付けたプリペイドカードに記憶される各種情報の読み書きを行うカードリードライタ64、遊技者がパチンコ玉の貸し出しを要求する際に操作する貸出釦66、カードリードライタ64で受け付けているプリペイドカードの返却を要求する貸出釦66及びカードリードライタ64が読み取ったプリペイドカードに記憶される有価価値を表示する度数表示器70のそれぞれが、制御部62に電気的に接続されている。また、インターフェース72を介して、ホールコンピュータ10a及びパチンコ機30との間でデータの送受信が行われる。
なお、貸出釦66、カード返却釦68及び度数表示器70は、それぞれ、パチンコ機30側に配置されている。
ここで、カードリードライタ64はプリペイドカードを受け付け、受け付けたプリペイドカードに記憶される各種情報の読み書きを行っているがこれに限られるものではない。例えば、プリペイドカードに代えて、有価価値情報を記憶可能な磁気カード、ICカード、ICチップを埋め込んだコイン、フラッシュメモリ等のメモリ機能を備えたメモリカード、あるいは有価価値情報を記憶可能なメモリ機能を備えてこの情報を無線または有線を介して通信可能な携帯電話等の携帯端末により例示される記憶媒体であっても良い。さらには、各種情報が記憶されていなくとも、トークン(コイン状のもの)等の所定形状物であって、機内への投入によって有価価値を有すると認識されるものであっても良い。即ち、遊技者に対してパチンコ玉の貸し出しを行うための対価となるものであれば良い。
表示装置80aは、インターフェース88を介してホールコンピュータ10aとの間でデータの送受信が行われ、ホールコンピュータ10aから受信したデータを表示する表示器84と、表示器84に表示されるデータの変更を要求するための表示切替釦86とを備えている。本実施形態においては、最新データと過去の履歴とが表示可能となっている。なお、表示装置80aは、対応して設けられたパチンコ機30における遊技に関するデータを表示する。
ここで、表示装置80aの表示器84に表示されるデータについて、図2及び図3を参照しつつ説明する。図2は、本発明を構成する表示装置80aの表示器84に大当たり遊技中に表示される最新データの表示画面の一例を示す図である。図3は、本発明を構成する表示装置80aの表示器84に通常遊技中に表示される最新データの表示画面の一例を示す図である。なお、最新データとは、現在を起点として最も新しいデータを意味し、対応するパチンコ機30で現に遊技が行われていればこの遊技による遊技に関するデータを、現に遊技が行われていなければ過去の遊技者のなかで現在を起点として最も新しい遊技者による遊技に関するデータを意味する。
図2において、表示器84における最新データの表示画面は、現在データ表示領域90と最大獲得玉データ表示領域92と大当たり履歴表示領域94と日毎データ表示領域96とを有する。現在データ表示領域90は、大当たり遊技中であれば現在の大当たり遊技の継続数を、大当たり遊技でない通常遊技中であれば始動口へのパチンコ玉の入球数(即ち、液晶表示器40における図柄の変動表示回数)を表示する。最大獲得玉データ表示領域92は、遊技を開始してからパチンコ機30から払い出されたパチンコ玉数と使用したパチンコ玉数との差が過去最大となった最大出玉H、及び現遊技者が遊技を開始したのち初めて大当たりとなった(以下「初当たり」と称する)ときからの経過時間を表示している。ここで、最大出玉Hと初当たりからの経過時間とを左右に並べて表示している。大当たり履歴表示領域94は、現遊技者による過去の大当たりから次の大当たりまでの遊技間隔(液晶表示器40における図柄の変動表示回数)を棒グラフで、及び大当たり遊技の継続回数を数字で表示している。日毎データ表示領域96は、現遊技者、前回遊技者及び前々回遊技者のそれぞれが、大当たりとなった回数及び確変回数(大当たり遊技の継続回数)を表示している。また、過去に大当たりとなった最高回数をも表示している。
なお、本実施形態において、表示装置80aは、最大獲得玉データ表示領域92に表示される最大出玉Hと初当たりからの経過時間とを左右に並べて表示しているがこれに限られず、上下に並べて表示しても良い。最大出玉Hと初当たりからの経過時間との関連が容易に視認できる態様であれば、その表示態様は特定の態様に限定されるものではない。従って、最大出玉Hと初当たりからの経過時間とを関連付けて表示することが好ましい。
図4は、本発明を構成する表示装置80aの表示器84に表示される前遊技者のデータの表示画面の一例を示す図である。図4において、表示画面には、図2及び図3に図示される現在データ表示領域90に代えて、過去の大当たり遊技回数及び確変回数を表示する過去の大当たり遊技回数表示領域98が表示される。また、図2及び図3に図示される日毎データ表示領域96には「前遊技者のデータ」と表示される。なお、最大獲得玉データ表示領域92及び大当たり履歴表示領域94はそのまま表示され、これらに表示されるデータは、前遊技者による遊技データの履歴が表示される。即ち、最大獲得玉データ表示領域92には、前遊技者による遊技においてパチンコ機30から払い出されたパチンコ玉数と使用したパチンコ玉数との差と初当たりからの遊技時間が表示される。大当たり履歴表示領域94には、前遊技者による大当たりから次の大当たりまでの遊技間隔及び継続回数を表示する。
なお、表示装置80aの表示器84には、現遊技者及び前遊技者による遊技に関するデータのみでなく、前々遊技者、さらにはその前の遊技者について表示可能となっている。
次に、表示装置80aの表示器84の最大獲得玉データ表示領域92に表示される最大出玉Hについて、図5および図6を参照しつつ説明する。ここで、図5は、Aタイプの遊技機で遊技を行った場合における遊技時間に対する出玉の変化の一例を示す図、図6は、Bタイプの遊技機で遊技を行った場合における遊技時間に対する出玉の変化の一例を示す図である。
図5において、遊技者が遊技を開始した時点を原点O、初当たりとなったときをA点、初当たりの大当たり遊技が終了したときをB点、大当たり遊技が継続し且つ2回目の大当たり遊技が発生したときをC点、2回目の大当たり遊技が終了したときをD点、さらに大当たり遊技が継続し且つ3回目の大当たり遊技が発生したときをE点、3回目の大当たり遊技が終了したときをF点とする。ここで、A点〜F点までの大当たり遊技を一山目の大当たりと称する。一山目の大当たり遊技、即ち、3回目の大当たり遊技が終了したのち、通常遊技の状態から大当たり遊技の状態へ移行し、二山目の大当たり遊技が開始される。この二山目の大当たり遊技の開始点をG点とする。二山目の大当たり遊技では、大当たり遊技が継続して2回継続しており、1回目の大当たり遊技が終了したときをH点、2回目の大当たり遊技が開始したときをI点、2回目の大当たり遊技が終了したときをJ点とする。なお、通常遊技の状態から大当たり遊技の状態へ移行する直前(即ち、G点の直前)で遊技者が変更された場合における遊技時間に対する出玉を実線で、遊技者が変更されずに同一の遊技者による遊技が継続された場合における遊技時間に対する出玉は破線で示している。
遊技者が遊技を開始してから初当たりが発生するまでの間、即ち、図5に図示される原点OからA点までの間は、パチンコ機30から払い出される出玉がカウントされないので、最大獲得玉データ表示領域92には「0」が表示されたままである。A点〜B点の間は、大当たり遊技中なので遊技時間の経過に伴って出玉が増加し、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉は更新され続ける。B点〜C点の間は、持ち玉を大きく減らすことなく次の大当たり遊技が発生するまで遊技を行うことができるので、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉はほぼ横ばいで表示される。C点〜D点の間は、2回目の大当たり遊技中なので遊技時間の経過に伴って出玉が増加し、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉は更新され続ける。D点〜E点の間は、B点〜C点と同様に最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉はほぼ横ばいとなる。E点〜F点は、3回目の大当たり遊技中なので遊技時間の経過に伴って出玉が増加し、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉は更新され続ける。3回目の大当たり遊技が終了すると大当たり遊技の状態から通常遊技の状態に移行する。通常遊技中は持ち玉が減少し続けるので、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉はF点における出玉が表示されたままとなる。
図5に図示されるF点において大当たり遊技を終了し、通常遊技の状態に移行してからも同一の遊技者が遊技を継続したとき、G点〜H点の間は、遊技時間の経過に伴って出玉が増加するものの、H点における出玉がF点における出玉よりも少ない。従って、この間は、最大獲得玉データ表示領域92には、F点における出玉が表示されたままである。H点〜I点の間における出玉はほぼ横ばいなのでF点における出玉を超えることはなく、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉はF点における出玉が表示されたままである。I点〜J点の間は、遊技時間の経過に伴って出玉が増加し、図5に図示されるK点における出玉がF点における出玉を超え、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉が更新される。なお、I点〜J点の間は出玉が増加し続けるので、この間は最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉が更新され続ける。二山目の大当たり遊技ではJ点において大当たり遊技状態から通常遊技状態へ移行するのでJ点以降は出玉が減少し、最大獲得玉データ表示領域92にはJ点における出玉が表示されたままとなる。
図5に図示されるF点において大当たり遊技を終了し、通常遊技の状態に移行してから二山目の大当たり遊技が開始される直前に遊技者が変更されたとき、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉は「0」に更新される。遊技者毎の遊技データを表示するためである。従って、G点〜H点の間は、大当たり遊技中なので遊技時間の経過に伴って出玉が増加し、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉は更新され続ける。H点〜I点の間は、持ち玉を大きく減らすことなく次の大当たり遊技が発生するまで遊技を行うことができるので、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉はほぼ横ばいで表示される。I点〜J点の間は、二山目の2回目の大当たり遊技中なので遊技時間の経過に伴って出玉が増加し、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉は更新され続ける。二山目の大当たり遊技ではJ点において大当たり遊技状態から通常遊技状態へ移行するのでJ点以降は出玉が減少し、最大獲得玉データ表示領域92にはJ点における出玉が表示されたままとなる。
図6においては、大当たり遊技が8回発生し、遊技者が遊技を開始した時点を原点O、初当たりとなったときをa点、初当たりの大当たり遊技が終了したときをb点とし、図5と同様に各大当たり遊技が発生したとき及び終了したときを、それぞれ、c点〜p点としている。a点〜b点、c点〜d点、e点〜f点、g点〜h点、i点〜j点、k点〜l点、m点〜n点、o点〜p点の間においては、いずれの期間も大当たり遊技中なので遊技時間の経過に伴って出玉が増加し、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉は更新され続ける。b点〜c点、d点〜e点、f点〜g点、h点〜i点、j点〜k点、l点〜m点、n点〜o点の間は、いずれの期間においても持ち玉を大きく減らすことなく次の大当たり遊技が発生するまで遊技を行うことができるので、最大獲得玉データ表示領域92に表示される出玉はほぼ横ばいで表示される。
本実施形態において、図5に図示されるB点〜C点及びD点〜E点、図6に図示されるb点〜c点、d点〜e点、f点〜g点、h点〜i点、j点〜k点、l点〜m点、n点〜o点の間は、いずれも「確変遊技」と称する。
ここで、図5に図示されるデータと図6に図示されるデータとを対比すると、遊技時間に対する出玉の変化量が異なっていることが分かる。即ち、これは、同じ出玉を獲得するために必要とする遊技時間が異なることを意味する。このように、同じ出玉を獲得するために必要とする遊技時間が機種によって異なるのは、確変期間における図柄組み合わせ遊技において、いわゆる「リーチ」状態における液晶表示器40に表示される演出時間が異なること等が原因である。即ち、「リーチ」状態時において、機種によっては演出期間が20秒程度の機種もある一方、演出期間が60秒を超える機種もある。大当たり遊技が継続する場合には、大当たり遊技の継続回数をも考慮すると、同じ出玉を獲得するために必要とする遊技時間差がますます大きくなる蓋然性が高い。
さらに、大当たり遊技が終了して大当たり遊技状態から通常遊技状態へ移行した場合において、この通常遊技状態における遊技時間をも考慮すると、同じ出玉を獲得するために必要とする遊技時間差は大きくなることが多い。即ち、Aタイプのように、1回の大当たり遊技での出玉が多い機種では、大当たり遊技の継続回数が多くなると出玉が急激に増加する。一方、Bタイプのように、1回の大当たり遊技での出玉が少ない機種では、大当たり遊技の継続回数が多くなっても、急激に出玉が増加することは稀である。言い換えれば、Aタイプの機種はBタイプの機種と比べると遊技時間に対する出玉の変化量が大きく、いわゆる射幸性が高い機種であるといえる。
次にパチンコ機30における制御フローについて、図7を参照しつつ説明する。ここで、図7は、パチンコ機の制御部における制御フローの一例を示す図である。
図7において、パチンコ機30の主制御部32は、ステップ(以下「S」と表示する)10において、遊技者がハンドルを握ったかどうか、即ち、ハンドル検出センサ50による検出を待機している。ハンドル検出センサ50による検出が確認されると遊技が開始されたと判断し、ホールコンピュータ10aに対して遊技開始信号を送信する(S12)と共に、発射制御部34に対して発射制御指令する(S14)。パチンコ機30の盤面に一定の時間内に発射されたパチンコ玉の発射球数を発射球計数部46によってカウントし(S16)、カウントされた発射球数をホールコンピュータ10aに対して送信する(S18)。次に、大当たり遊技中であるかどうか確認し(S20)、大当たり遊技中でなければ始動口への入球があったかどうか確認する(S22)。始動口への入球があれば大当たり抽選を行い(S24)、演出制御部38に対して演出制御指令する(S26)。次に、S24における大当たり抽選の結果を確認し(S28)、大当たりであれば大当たり信号をホールコンピュータ10aに対して送信する(S30)。そして、払出制御部42に対して所定数のパチンコ玉の払い出しを指令する(S32)。
S20に戻り、大当たり遊技中であれば大入賞口駆動部56を駆動させることによって大入賞口を一定時間の開放と閉鎖とを繰り返す動作をさせる(S33)。そして、大入賞口検出センサ54によって大入賞口に入球があったかどうか確認する(S34)。S22に戻り、始動口への入球がなければ入賞口への入球があったかどうか確認する(S36)。
なお、ホールコンピュータ10aに対する発射球数の送信は、始動口または大入賞口への入球があったときに、前回の始動口または大入賞口への入球があってからの発射球数を送信するようにしても良い。
S34及びS36において、それぞれ、入賞口及び大入賞口への入球があったかどうか確認し、これらへの入球があればS32に進み、払出制御部42に対して所定数のパチンコ玉の払い出しを指令する(S32)。
払出制御部42に対してパチンコ玉の払い出しが指令されると払出駆動部44からパチンコ玉が払い出されるので、この払出球数を払出球計数部48によってカウントすることによって取得し(S38)、カウントされた払出球数をホールコンピュータ10aに対して送信する(S40)。
ホールコンピュータ10aに対して払出駆動部44から払い出された払出玉数を送信したのち、ハンドルが握られているかどうかをハンドル検出センサ50により確認する(S42)。また、S34において大入賞口への入球がなかったとき、及びS36において入賞口への入球がなかったときは、いずれもS42に進む。
S42において、ハンドル検出センサ50による検出があったときはS14に進み、発射制御部34に対して発射制御を指令し、以下、同様の処理を繰り返す。また、S42においてハンドル検出センサ50による検出がなければ遊技を終了したと判断して、ホールコンピュータ10aに対して遊技を終了したことを示す信号を送信し(S44)、一連の処理を終了する。
なお、パチンコ機30がホールコンピュータ10aに対して信号を送信するとき、複数のパチンコ機30のうち自機を識別するための信号をも同時に送信する。本実施形態においては、ホールコンピュータ10aに対して送信する信号に台番号を付して送信している。
次に、ホールコンピュータ10aにおける制御フローについて、図8〜図11を参照しつつ説明する。ここで、図8は、ホールコンピュータ10aの制御部12においてパチンコ機30とのデータ送受信についての制御フローの一例を示す図であり、図9及び図10に続く。図9は、ホールコンピュータ10aの制御部12においてパチンコ機30とのデータ送受信についての制御フローの一例を示す図であり、図8から続く。図10は、ホールコンピュータ10aの制御部12においてパチンコ機30とのデータ送受信についての制御フローの一例を示す図であり、図8から続く。図11は、ホールコンピュータ10aの制御部12において表示装置80aとのデータ送受信についての制御フローの一例を示す図である。
図8において、ホールコンピュータ10aのCPU14は、S50において、各パチンコ機30から遊技の開始信号が送信されることを確認している。遊技開始信号を受信すると、この信号を送信したパチンコ機30がどのパチンコ機30であるかを識別するために台番号を取得し(S52)、このときの遊技開始時刻を時計20から取得してRAM18の現在遊技記憶領域に記憶する(S54)。なお、現在遊技記憶領域はパチンコ機30毎に設けられているので、対応するパチンコ機30の現在遊技記憶領域に記憶する。次に、このパチンコ機30から大当たり信号が送信されることを確認する(S56)。ここで、大当たり信号を受信すると、大当たり回数Mに1を加算し(S58)、この大当たり回数Mが1であるかどうか、即ち、初当たりであるかどうか確認する(S60)。大当たり回数Mが1であれば、タイマ22での計時を開始する(S62)。
S56に戻り、大当たり信号の受信がなければ、遊技終了信号を受信したかどうか確認する(S64)。ここで、遊技の終了が確認できれば、図10のS80に進む。
S62において計時を開始したのち、S64において遊技終了信号を受信しなかったとき及びS60において大当たり回数Mが1でなかったときはS66に進み、発射されたパチンコ玉数(使用玉量)Qがパチンコ機30から送信されるまで待機する(S66)。
図9において、S66で発射されたパチンコ玉数Qをパチンコ機30から受信すると、パチンコ機30から払い出されたパチンコ玉数Pを受信したかどうか確認する(S68)。ここで、パチンコ機30から払い出されたパチンコ玉数Pを受信した場合には、出玉Nの更新を行う(S70)。出玉Nの更新は、パチンコ機30から払い出されたパチンコ玉数Pと発射されたパチンコ玉数Qとの差分を加算することによって行われる。一方、パチンコ機30から払い出されたパチンコ玉数Pの受信がなければ、発射されたパチンコ玉数Qを差し引くことによって、出玉Nの更新を行う(S72)。次に、更新された出玉Nが、過去の最大出玉Hよりも大きいかどうか確認する(S74)。ここで、過去の最大出玉Hよりも更新された出玉Nの方が大きければ過去の最大出玉Hを出玉Nに置き換え(S76)、過去の最大出玉Hよりも更新された出玉Nの方が小さければ過去の最大出玉Hの更新は行われない。そして、大当たり回数M、出玉N、過去の最大出玉Hなどの各種データを表示装置80aに送信し(S78)、一連の処理を終了する。
図10において、S64で遊技の終了を示す信号が受信されたときは遊技終了時刻を時計20から取得し、RAM18の現在遊技記憶領域に遊技終了時刻を記憶する(S80)。そして、過去の最大出玉Hの記憶(S82)及び現在時刻T(即ち、遊技終了時刻)の記憶(S84)が行われる。その後、大当たり回数M、発射されたパチンコ玉数Q、パチンコ機30から払い出されたパチンコ玉数P、出玉N、過去の最大出玉Hなどの各種データがリセットされ(S86)、一連の処理が終了する。なお、このとき、タイマ22による計時も終了する。
なお、タイマ22での計時が開始されたのちは、時計20から取得する現在時刻、遊技開始時刻、タイマ22での計時時間(遊技継続時間)t及び出玉Nが、RAM18の現在遊技記憶領域に常に記憶更新される。そして、遊技が終了したのちは、日付、遊技開始時刻、遊技終了時刻、遊技時間及び最大出玉Hのそれぞれが、RAM18の過去遊技記憶領域に記憶される。従って、遊技者毎の遊技履歴がRAM18に記憶されることとなる。
図11において、ホールコンピュータ10aのCPU14は、表示装置80aから表示切替要求の受信を確認している(S90)。表示装置80aから表示切替要求を受信すると、要求されているデーを確認する。即ち、いずれのパチンコ機30に対応して設けられたものであるかを識別するための識別番号及びRAM18の過去遊技記憶領域に記憶されるデータのうちいずれのデータを要求されているかを確認し(S92)、識別番号が対応し且つ要求されているデータを表示装置80aに送信する(S94)。従って、台番号「1」の遊技機における前遊技者による遊技データの要求であれば、台番号「1」に対応する過去遊技記憶領域のNo.1のデータのうち遊技時間及び最大出玉Hのデータを送信し、一連の処理を終了する。また、前々遊技者による遊技データの要求であればNo.2のデータのうち遊技時間及び最大出玉Hのデータを送信する。S90に戻って、表示切替要求を受信していなければ、RAM18の現在遊技記憶領域に記憶されるデータのうち遊技継続時間t及び最大出玉Hのデータを送信し(S96)、一連の処理が終了する。
次に、表示装置80aにおける制御フローについて、図12を参照しつつ説明する。ここで、図12は、表示装置の表示制御部における制御フローの一例を示す図である。
図12において、表示装置80aの表示制御部82は、ホールコンピュータ10a から遊技継続時間tまたは最大出玉H等の各種データの受信を待機している(S100)。各種データを受信すると、受信したデータを表示器84に表示する(S102)。次に、表示切替釦86の操作があったかどうか確認する(S104)。表示切替釦86の操作があればホールコンピュータ10aに対してデータの送信を要求し(S106)、表示切替釦86の操作がなければS100に戻る。なお、表示切替釦86を1回押下した場合には前遊技者による遊技データを、2回押下した場合には前々遊技者によるデータを、それ以上の回数を押下した場合にはさらに過去の遊技者によるデータの送信を要求する。S106においてホールコンピュータ10aに対してデータの送信を要求したのちは、要求したデータがホールコンピュータ10aから受信されることを待機する(S108)。ホールコンピュータ10aからデータを受信すると、表示器84の表示画面に受信したデータを表示する(S110)。ここでは、遊技時間及び最大出玉Hを表示する。そして、一定時間が経過するまで待機し(S112)、一定時間が経過するとS100に戻り、以下、同様の処理を繰り返し行う。即ち、ホールコンピュータ10aから受信したデータを一定時間表示したのちは、一連の処理を繰り返し行うこととなる。
以上のように、本実施の形態の遊技装置1は、パチンコ玉を用いて遊技を行い、大当たり抽選に当選したことに応じて通常遊技状態から大当たり遊技状態へ移行可能な遊技装置1であり、遊技が開始されたことを検出するハンドル検出センサ50と、ハンドル検出センサ50によって遊技の開始が検出されたのち通常遊技状態から大当たり遊技状態へ移行したときに計時を開始するタイマ22と、大入賞口への入球に応じてパチンコ玉を払い出す払出駆動部44と、払出駆動部44を制御する払出制御部42と、通常遊技状態から大当たり遊技状態への移行を制御する主制御部32と、主制御部32によって通常遊技状態から大当たり遊技状態へ移行したのちに払出駆動部44から払い出されたパチンコ玉の量をカウントする払出球計数部48と、通常遊技状態から大当たり遊技状態へ移行したのちに払出球計数部48で取得した払出駆動部44から払い出された出玉のうち過去の最大出玉Hを記憶可能なRAM18と、タイマ22で計時された時間とRAM18で記憶された最大出玉Hとを表示可能な表示装置80aと、を備える。これにより、初当たりとなったときを起点とした遊技時間と初当たりとなった以降に払い出された過去の最大出玉Hとが、表示装置において表示される。従って、遊技時間tに対する出玉Nの変化量が異なる複数種類の機種が存在する場合であっても、遊技者が所望するタイプの機種を容易に判別することが可能となる。さらに、遊技者が、初当たりとなった以降に、目標とする量のパチンコ玉を獲得するまでの大凡の時間を推測することが可能となる。これにより、獲得可能なパチンコ玉の量と遊技時間との関係を把握することができるので、目標とする獲得量がある場合には、どの程度の時間に亘って遊技を実行すれば良いか推測することが可能となり、遊技者の興趣を高めることができる。
また、上述の実施の形態において、ハンドル検出センサ50による検出がなかったとき、遊技を終了したと判断している。このとき、タイマ22による計時も終了している。これにより、一の遊技者が遊技を開始する前に他の遊技者が遊技を行っていたとしても、一の遊技者が遊技を開始したのちに初当たりとなったときを起点とした遊技時間と初当たりとなった以降に払い出された出玉のうち過去の最大出玉Hとが、表示装置において表示される。
また、上述の実施の形態において、タイマ22で計時された計時時間t及び過去の最大出玉Hを、ハンドル検出センサ50によって遊技の開始が検出されてから遊技の終了が検出されるまでの一遊技毎にRAM18に記憶される。これにより、初当たりとなったときを起点とした遊技時間と初当たりとなった以降に払い出された出玉のうち過去最大出玉Hとを、遊技者毎のデータとして記憶できる。
また、上述の実施の形態において、表示装置80aの表示器84における最大獲得玉データ表示領域92には、タイマ22で計時された時間とRAM18に記憶された過去最大出玉Hとを左右に並べて表示している。これにより、タイマ22で計時された計時時間tと最大出玉Hとの関係を視認しやすいので、遊技者が所望するタイプの機種を判別する際において、いずれのタイプの機種であるかを誤認して判別する可能性が低くなる。
また、上述の実施の形態において、表示装置80aの表示器84に表示されるデータの切替えを要求する表示切替釦86を備えている。表示切替釦86を押下すると、RAM18に記憶された過去の遊技履歴が表示される。これにより、表示装置80aにおいて過去の遊技履歴、即ち、一遊技者のデータのみでなく複数遊技者のデータをも表示できる。従って、遊技者が所望するタイプの機種を判別する際の信頼性が高くなる。
なお、本発明は、上記の好ましい実施形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が可能である。例えば、上述の実施形態において、遊技装置1は、ホールコンピュータ10aとパチンコ機30と遊技媒体貸出機60と表示装置80aとを備えているが、これに限られず、例えば、パチンコ機30に代えてスロットマシンであっても良い。この場合、遊技には、パチンコ玉に代えてメダルが用いられることが多い。ただし、遊技を行う媒体としては、パチンコ玉やメダルは代表例であって、これに限られるものではない。即ち、遊技媒体として機能するものであれば良い。
また、上述の実施形態において、遊技装置1は、ホールコンピュータ10aとパチンコ機30と遊技媒体貸出機60と表示装置80aとを備えているが、記載の遊技媒体貸出機60は必ずしも必須の構成要件ではなく、パチンコ機30に有価価値を有する媒体を投入してパチンコ玉の貸し出しを受けても良い。
また、上述の実施形態において、表示装置80aは、各パチンコ機30に対応して設けられ、この対応するパチンコ機30におけるデータを表示しているが、これに限られない。例えば、複数台のパチンコ機30に対応して設けられ、この複数台のパチンコ機30におけるデータを一括表示または分割表示しても良い。
また、上述の実施形態において、大当たり抽選に当選したことを条件に通常遊技状態から大当たり遊技状態へ移行しているが、これに限られない。例えば、いわゆる「羽根物」とよばれる第二種のパチンコ機であればVゾーンとよばれる所定の入賞口に入賞したこと、いわゆる「権利物」とよばれる第三種のパチンコ機であれば抽選に加えて所定の入賞口に入賞するなどの条件を満たすことが、通常遊技状態から特別遊技状態へ移行するための条件となる。さらに、スロットマシンであれば、大当たり抽選に当選し且つ所定の図柄の組み合わせで停止させることが条件となる。これらに代表される所定の条件が成立したことに応じて通常遊技状態から大当たり遊技状態へ移行する。
また、上述の実施形態において、主制御部32は、入賞口または大入賞口への入球が検出されると払出制御部42に対してパチンコ玉の払い出しを指令しているが、これに限られるものではなく、パチンコ玉に変換可能な有価価値であっても良い。例えば、パチンコ玉数を電子データに変換したものなどが考えられる。このとき、払出駆動部44に代えて電子データとして遊技者に払い出す(付与する)装置が設けられる。従って、払出駆動部44から払い出される「遊技媒体」としては、そのまま直接遊技に供することができる媒体に限られないことを意味する。
また、上述の実施形態において、ハンドル検出センサ50における検出が確認されたことをもって遊技の開始としているが、これに限られるものではない。例えば、発射球計数部46または払出球計数部48においてパチンコ玉をカウントしたとき、始動口入球センサ52により入球が検出されたとき、発射制御部34、演出制御部38または払出制御部42に対して制御指令したとき、遊技媒体貸出機60からパチンコ玉の貸出要求を受けたとき、遊技媒体貸出機60のカードリードライタ64にプリペイドカードが投入されたときなどをもって遊技の開始としても良い。例えば、払出制御部42に対する制御指令は、厳密にいえば遊技開始ではないが、遊技者の変更があったことが把握できれば本発明の目的を達成することができる。これにより、一遊技者毎の遊技データを取得できるからである。
また、上述の実施形態において、ハンドル検出センサ50において検出されなかったことをもって遊技の終了としているが、これに限られるものではない。例えば、発射球計数部46または払出球計数部48において所定時間以上に亘ってパチンコ玉をカウントしなくなったとき、始動口入球センサ52において所定時間以上入球が検出されなかったとき、発射制御部34、演出制御部38または払出制御部42に対して所定時間以上に亘って制御指令がなかったとき、カードリードライタ64に投入されるカードが変更されたとき、出玉がプラスであるにも拘らずパチンコ玉の貸出操作があったときなどをもって遊技の終了としても良い。
また、上述の実施形態において、通常遊技状態から大当たり状態へ移行したことに応じてタイマ22により計時を開始しているが、これに限られるものではなく、遊技が開始されてから初当たりとなるまでの間であれば、タイマ22による計時の開始時は限られるものではない。
また、上述の実施形態において、表示装置80aの表示器84における最大獲得玉データ表示領域92には、最大出玉Hと初当たりからの遊技時間tとが表示されているが、これに限らず、最大出玉Hを示すデータと初当たりからの遊技時間とを示すデータとが表示されるものであっても良い。最大出玉Hを示すデータとしては、例えば、最大出玉Hの概算値、パチンコ玉を入れる箱(通称「ドル箱」と呼ばれている)の数などが考えられる。また、遊技時間を示すデータとしては、例えば、遊技開始時刻と現在時刻とを表示することが考えられる。
さらには、最大獲得玉データ表示領域92には、最大出玉H及び初当たりからの遊技時間tを表示することに代えて、最大出玉H及び遊技を開始してからの時間を表示しても良い。
また、上述の実施形態において、表示装置80aの表示器84における最大獲得玉データ表示領域92には、最大出玉Hと初当たりからの遊技時間tとが左右に隣接して表示されているが、これに限られず、上下に隣接して表示するものであっても良い。さらに、必ずしも隣接している必要はなく、最大獲得玉データ表示領域92に表示されるデータのうち最大出玉H及び初当たりからの遊技時間tのみを、他のデータと異なる色で表示したり、大きさを変えたりして表示するものであっても良い。加えて、最大出玉Hと初当たりからの遊技時間tとを単に表示している場合のみであっても良い。
また、上述の実施形態において、表示器84の最大獲得玉データ表示領域92に表示されるデータの切り替えは、表示切替釦86を押下することによって行われているが、必ずしも釦を押下するものに限られず、他の方法によって操作するものであっても良い。さらには、操作によらず、音声認識等によって最大獲得玉データ表示領域92における表示を切り替えるようにしても良い。
また、上述の実施形態において、遊技が終了したことをもってタイマ22における計時を終了しているがこれに限られるものではない。例えば、最大出玉Hと現在の出玉との差分が所定値を超えたとき、タイマ22による計時を終了しても良い。このとき、表示装置80aの表示器84には、遊技者毎の遊技データではなく、一山当たり毎の遊技データが表示される。この場合であっても、本発明の目的を達成することができる。
また、上述の実施形態において、RAM18の過去遊技記憶領域には、遊技者毎のデータが記憶されているが、これに限られず、1日毎のデータとして記憶しても良い。さらには、遊技者毎のデータ及び1日毎のデータの両方のデータを記憶しても良い。これらの場合、表示装置80aの表示器84には、1日毎のデータ、または遊技者毎のデータ及び1日毎のデータが表示される。
また、上述の実施形態において、タイマ22がホールコンピュータ10aの制御部12に接続されているが、これに限られず、パチンコ機30の主制御部32に接続されていても良い。
また、上述の実施形態において、最大出玉H及び初当たりからの遊技時間tが、表示装置80aの表示器84に表示されているがこれに限られず、パチンコ機30の液晶表示器40に表示されるようにしても良い。このとき、RAM18に記憶される現在遊技記憶領域及び過去遊技記憶領域は、パチンコ機30の主制御部32に記憶されることが好ましい。
本発明に係る遊技装置の概略的な電気的構成の一例を示すブロック図である。 本発明を構成する表示装置の表示器に大当たり遊技中に表示される最新データの表示画面の一例を示す図である。 本発明を構成する表示装置の表示器に通常遊技中に表示される最新データの表示画面の一例を示す図である。 本発明を構成する表示装置の表示器に表示される前遊技者のデータの表示画面の一例を示す図である。 Aタイプの遊技機で遊技を行った場合における遊技時間に対する出玉の変化の一例を示す図である。 Bタイプの遊技機で遊技を行った場合における遊技時間に対する出玉の変化の一例を示す図である。 パチンコ機の制御部における制御フローの一例を示す図である。 ホールコンピュータの制御部においてパチンコ機とのデータ送受信についての制御フローの一例を示す図であり、図9及び図10に続く。 ホールコンピュータの制御部においてパチンコ機とのデータ送受信についての制御フローの一例を示す図であり、図8から続く。 ホールコンピュータの制御部においてパチンコ機とのデータ送受信についての制御フローの一例を示す図であり、図8から続く。 ホールコンピュータの制御部において表示装置とのデータ送受信についての制御フローの一例を示す図である。 表示装置の表示制御部における制御フローの一例を示す図である。 遊技装置の外観構成の一例を示す概略図である。 Aタイプのパチンコ機における遊技に関するデータの表示画面を示す従来図である。 Bタイプのパチンコ機における遊技に関するデータの表示画面を示す従来図である。
符号の説明
1 遊技装置
10、10a ホールコンピュータ
18 RAM
22 タイマ
30 パチンコ機
32 主制御部
42 払出制御部
44 払出駆動部
48 払出球計数部
50 ハンドル検出センサ
60 遊技媒体貸出機
80、80a 表示装置
86 表示切替釦
t 遊技継続時間
H 最大出玉

Claims (9)

  1. 遊技媒体を用いて遊技を行い、通常遊技状態から遊技者にとって有利な特別遊技状態へ移行可能な遊技装置であって、
    遊技が開始されたことを検出する遊技開始検出手段と、
    前記遊技開始検出手段によって遊技の開始が検出されたのちの所定時から計時を開始する計時手段と、
    所定条件の成立に応じて遊技媒体を払い出す遊技媒体払出部と、
    前記遊技媒体払出部を制御する遊技媒体払出制御手段と、
    通常遊技状態から特別遊技状態への移行を制御する遊技状態制御手段と、
    前記遊技状態制御手段によって通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに前記遊技媒体払出部から払い出された遊技媒体の量を示す情報を取得する遊技媒体払出量取得手段と、
    通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに前記遊技媒体払出量取得手段で取得した前記遊技媒体払出部から払い出された遊技媒体の量を示す情報のうち遊技媒体の最大量を示す情報を記憶可能な遊技媒体量記憶手段と、
    前記計時手段で計時された時間を示す情報と前記遊技媒体量記憶手段に記憶された遊技媒体の最大量を示す情報とを表示可能な表示装置と、を備える遊技装置。
  2. 前記計時手段によって計時を開始する所定時が、前記遊技状態制御手段によって通常遊技状態から特別遊技状態へ移行されたのちであることを特徴とする請求項1に記載の遊技装置。
  3. 前記遊技媒体量記憶手段に記憶される遊技媒体の最大量を示す情報と前記遊技媒体量取得手段によって取得された遊技媒体の量を示す情報との差分が所定値を超えたとき、前記計時手段による計時を終了することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技装置。
  4. 少なくとも前記計時手段によって計時された計時時間及び前記遊技媒体量記憶手段によって記憶された遊技媒体の最大量を示す情報を、前記遊技開始検出手段によって遊技の開始が検出されたのち前記遊技終了検出手段によって遊技の終了が検出されるまでの一遊技毎に記憶可能な遊技履歴記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の遊技装置。
  5. 遊技を終了したことを検出する遊技終了検出手段をさらに備え、
    前記遊技終了検出手段によって遊技が終了したことを検出したのち、前記計時手段による計時を終了することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技装置。
  6. 前記表示装置が、前記計時手段で計時された時間を示す情報と前記遊技媒体量記憶手段に記憶された遊技媒体の最大量を示す情報とを上下又は左右に並べて表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の遊技装置。
  7. 前記表示装置における表示情報の切替えを要求する表示切替要求手段をさらに備え、
    前記表示装置は、前記表示切替要求手段によって前記表示装置における表示情報の切替えが要求されたとき、前記遊技履歴記憶手段によって記憶された過去の遊技履歴を表示可能であることを特徴とする請求項6に記載の遊技装置。
  8. 遊技媒体を用いて遊技を行う複数の遊技機から各遊技機における遊技の開始及び通常遊技状態から遊技者にとって有利な特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の量のそれぞれを示す情報を受信可能な受信部と、
    前記受信部で受信された情報がいずれの遊技機に関する情報であるかを識別可能な遊技機識別手段と、
    前記受信部で受信された通常遊技状態から特別遊技状態へ移行したのちに払い出された遊技媒体の量を示す情報のうち遊技媒体の最大量を示す情報を記憶すると共に更新可能な遊技媒体最大量記憶手段と、
    前記受信部で遊技の開始を示す情報を受信したのちの所定時から計時を開始する計時手段と、
    前記遊技媒体最大量記憶手段に記憶された遊技媒体の最大量を示す情報及び前記計時手段によって計時された計時時間を前記遊技機識別手段によって識別された遊技機毎に表示可能な表示装置と、を備えることを特徴とする遊技機管理装置。
  9. 前記受信部が、通常遊技状態から遊技者に有利な特別遊技状態への移行を示す情報を各遊技機からさらに受信可能であって、
    前記計時手段が計時を開始する所定時は、前記受信部が通常遊技状態から遊技者に有利な特別遊技状態への移行を示す情報を受信したときであることを特徴とする請求項8に記載の遊技機管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019220502A1 (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 ダイナミック ゲームズ マカオ リミテッド 遊技機
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