JP5089540B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に、大当たりに当せんした保留玉の予告表示に関するものである。
弾球遊技機において、特別図柄表示手段を有し、特別図柄始動入賞口への遊技球の入賞によって該特別図柄表示手段の変動表示が開始され、その変動図柄が予め定められた図柄で停止した場合(つまり、大当りとなった場合)、遊技者に有利な遊技状態である特定遊技状態に移行されるものが知られている。
この特別図柄表示手段の作動中(つまり、表示図柄が変動中)あるいは前記した特定遊技状態中において、特別図柄始動入賞口へ入賞した遊技球については、4個を上限として保留玉として扱われ、入賞時に付与された乱数が記憶されるとともに、該保留玉の個数が遊技盤上の所定位置に液晶表示されるよう構成されている。
この保留玉は、作動中の特別図柄表示手段の変動表示が終了すると、入賞順に、入賞時に付与された乱数に対応した特別図柄表示手段の変動表示が行われる。
このような弾球遊技機において、特定遊技状態にある時、保留玉中に大当り乱数が付与されたものであるか否かを判定し、大当り乱数を付与されたものがある場合には、その特定遊技状態中あるいは特定遊技終了時において、保留玉中に大当りがあることを予告表示することが提案されている。(特許文献1)
一方、特別図柄表示手段による表示が予め定められた特定図柄となった場合に、遊技者にとって互いに利益率の異なる複数の特定遊技状態のうち、いずれかの特定遊技状態に制御される弾球遊技機も知られている。
このようなタイプの遊技機は、特定遊技状態を多様に設定できるため、大当りになったとしても、どのような利益率の大当りになったのか等、遊技者に興趣を与えることができる。
特開2007−143827号公報
このような従来例では、上記した特定遊技状態を多様に設定した弾球遊技機において、該保留玉当たり予告表示をすることについて考慮されていないので、遊技に興趣を与えるのに十分でない。
また、単に保留玉の大当りを予告表示するのみであると、遊技者は、その予告表示がされた段階から大当りが実際に表示されるまでの間、遊技球の打ち出しを中断してしまい、遊技機の稼働率が低下してしまう要因となってしまう。
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、特定遊技状態を多様に設定した弾球遊技機において、遊技場にとっては稼働率の落ちない、しかも遊技者にとっては興趣ある遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上述した目的を達成する解決手段として、始動入賞口と、前記始動入賞口への遊技球の入賞により可変表示する特別図柄表示手段と、前記始動入賞口への遊技球の入賞によっても前記特別図柄表示手段による可変表示が未実行である保留玉を、一定個数まで所定の表示位置に表示する保留玉表示手段と、を有し、前記特別図柄表示手段による表示が予め定められた特定図柄となった場合に、遊技者にとって互いに利益率の異なる複数の特定遊技状態のうち、いずれかの特定遊技状態に制御される弾球遊技機において、
前記保留玉表示手段に表示される保留玉が入賞に基づく抽せんで前記予め定められた特定図柄となる当せん乱数を保有したことを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記保留玉が前記特定図柄となる当せん乱数を保有すると判定したとき、前記保留玉表示手段に表示される各保留玉表示を遊技内容に応じた当せん内容予告表示に変更する保留玉表示変更手段とを有し、前記保留玉表示変更手段は、前記保留玉の各表示位置に対応して予告する遊技内容を予め設定している構成とした。
また、前記当せん内容告知表示を、保留玉の表示位置に対応して互いに異なる遊技内容の表示とする構成とした。
また、前記保留玉表示変更手段は、前記判定手段によって前記保留玉が前記当せん乱数を保有すると判定したのち、前記当せん乱数を保有する保留玉に係る前記特別図柄表示手段の可変表示が終了されるまでに新たに前記保留玉表示手段に表示されることとなった保留玉に係る表示を対象とする構成とした。
また、前記保留玉表示変更手段は、前記判定手段によって前記保留玉が前記当せん乱数を保有すると判定したときに既に前記保留玉表示手段に表示されている保留玉に係る表示を対象とする構成とした。
さらに、前記告知を行うか否かを抽選する告知抽せん手段を有し、前記告知抽せん手段に当せんすることによって前記告知を行う構成とした。
本発明は、大当り当せん乱数を有する保留玉が生じた場合、その保留玉の表示位置に対応して予告する遊技内容が予め設定された当せん内容予告表示に変更する構成とすることにより、保留玉により大当りの内容を予告することができると共に、保留玉の表示形態を利用した多様な演出が可能となるので、遊技者に対し興趣ある遊技機を提供することができる。
また、早くその大当りの内容を知りたい遊技者は、保留玉表示を最大限表示させるべく遊技球の打ち出しを継続することとなり、遊技機の稼働率の維持に貢献することができる。
本発明の第1の実施の形態を、本発明をパチンコ遊技機に適用した場合おいて、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る遊技盤の全体説明図、図2は、その役物装置の構成図、 図3は、その全体構成図、図4は、その保留玉表示の変更表示例、図5はその動作フロー図、図6〜9は、第1の実施の形態に係る保留玉表示の変更表示説明図、図10は、第2の実施の形態に係る保留玉表示の変更表示説明図である。
図1に示すように、パチンコ機50は、本体枠51と、本体枠51の前面にガラス等の透明窓を含む窓枠(図示せず)が開閉自在に設けられて、遊技者が遊技盤1を視認できるようにするとともに、遊技盤1を外部から保護している。
遊技盤1の下方には、遊技盤上に発射されるべき遊技球を一時貯留する上皿53が設けられている。上皿53には、賞球払出口(図示せず)が設けられ、ここから賞球として払い出された遊技球が排出される。
上皿53の下方には下皿54が設けられ、上皿53で貯留しきれなかった賞球が下皿54に排出されるようになっている。下皿54の右方には操作ハンドル55が取り付けられており、遊技者が、操作ハンドル55に手を添えて右に回すことにより発射装置(図示せず)が稼動し、上皿53に貯留された遊技球が、上皿53の右側に配列されながら発射装置に導かれ1球ずつ発射される。
発射された遊技球は遊技領域内に射出され、遊技領域に配置されたいずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球はアウト口58に回収される。
遊技盤1の略中央部には、液晶表示素子等からなる役物装置300が設けられており、該役物装置300内には、液晶表示素子からなる演出画像表示手段310と特別図柄表示手段311とが設けられている。この演出画像表示手段310は、特別図柄表示手段311における変動表示等に連関して、遊技者に対し興趣ある演出表示を提供する。
また、遊技盤1の右下部には、液晶表示素子からなる普通図柄表示手段312が設けられている。
更に、パチンコ機50には、電飾装置56等からなるランプ装置316、スピーカ57等からなる効果音出力装置313が設けられており、遊技の進行に応じて、音や光によって様々な演出を行っている。また、遊技盤1には多数の障害釘や、風車等も設けられている。
なお、特別図柄表示手段311や普通図柄表示手段312は、上記した位置に限ることなく、遊技盤上の遊技者が視認できる箇所に適宜配置することができる。
また、特別図柄表示手段311を変動表示するために、第1始動入賞口41と、その下方の電動チューリップからなる第2始動入賞口42とが設けられている。
第1始動入賞口41あるいは第2始動入賞口42への遊技球の入賞により、所定個数の賞球が払い出されるとともに特別図柄表示手段311の変動表示が開始されるよう構成されている。
遊技盤1の遊技領域の左右には普通図柄始動口(スルーチャッカー)43が設けられており、該普通図柄始動口43への遊技球の入球によって普通図柄抽せんが行われ、その結果が前記した普通図柄表示手段312に表示される。その表示結果が、予め定められた表示結果となった場合は、上記した第2始動入賞口42である電動チューリップが一定時間、開放され遊技球の入賞が可能とされる。
また、該電動チューリップ42の下方には、特定遊技状態において遊技球が入賞することができるように開放される大入賞口(アタッカ)44が設けられている。
更に、遊技盤の所定箇所には、一般入賞口40が適宜配置されている。
これら入賞口(一般入賞口40、第1始動入賞口41、第2始動入賞口42及び大入賞口44)は、それぞれの入賞口に応じて入賞1球あたりに支払われる遊技球数が予め設定されている。そして、これら入賞口への入賞球数をそれぞれの入賞口に設けたセンサにより検知し、その設定に基づいて、賞球払出装置317により遊技球が払い出されるように構成されている。
また、遊技球が第1始動入賞口41ないし第2始動入賞口42に入賞した時から、特別図柄表示手段311の変動表示が終了する時までの間、または特別図柄表示手段311において大入賞口44が作動することとなる図柄の組み合わせが表示された時から当該大入賞口44の作動が終了する時までの間に、遊技球が第1始動入賞口41ないしは第2始動入賞口42に入賞した遊技球については、予め設定された上限個数、本実施例では4個まで、いわゆる保留玉として、それぞれ保留玉表示手段315によって表示される。
この保留玉表示手段315は、図2に示すように、前記演出画像表示手段310の下部の液晶表示素子によって構成されており、上記した4個のそれぞれの保留玉表示位置(P1〜P4)が予め設定されている。
そして、保留玉は、その発生順に、図2中の左端の表示位置(P1)から右端の表示位置(P4)に向けて順に増加するよう表示され、保留玉が減少する毎に、右端の表示位置のものから順に減少するように表示される。
また、該保留玉表示手段315は、その形態例えば形状あるいは色彩などを変化させることで、複数の状態を表現することができるように構成されている。
なお、該保留玉表示手段315の表示は、もちろんこれに限ることなく、液晶表示素子や発光ダイオード等を用いて、演出画像表示手段316とは別途に設けることもできる。
本実施の形態では、大当たりによって、遊技者にとって互いに利益率の異なる複数の遊技内容からある特定の遊技内容が選択されるように構成されている。
このため、大当たり判定手段114における乱数抽せんテーブルに、互いに利益率の異なる大当りを複数設け、入賞時に乱数取得手段113によって取得した当せん乱数が該乱数抽せんテーブルに設けられたどの大当り乱数に相当するかによって、どの遊技内容を有する特定遊技状態に当せんしたかを判定する。なお、大当り判定手段114により取得した当せん乱数が「大当り」であった場合に、どの遊技内容を有する特定遊技状態とするかを、該乱数抽せんテーブルとは別の抽せんテーブルを用いて抽せんしても良い。
遊技者に対し利益率を異ならせる手段としては、(1)特定遊技状態において行われる大当たりラウンド数を相違させること、(2)特定遊技状態終了後の遊技における大当り当せん確率を高確率とすること(いわゆる確変当りとすること)、(3)特定遊技状態終了後の特別図柄表示手段及び普通図柄表示手段の変動表示時間を通常状態より短縮させ、その普通図柄抽せんにおける当せん確率を高めるとともに、当せんした場合の第2始動入賞口42の開放時間も長くすること(大当り終了後、いわゆる時短状態が付加されること)、(4)該時短状態での遊技可能回数に差を設けること、等の手段が採用可能である。
そして、このような利益率を異ならせる手段を組み合わせることで、多様な特定遊技内容を設定することができる。
ここで、該手段(1)〜(4)について説明する。
上記(1)のラウンド数とは、大入賞口44の開放回数であって、該大入賞口44が開放されて、所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、あるいは所定時間(例えば30秒)が経過するか、いずれかの状態となった時に閉鎖する動作を1ラウンドとし、そのラウンド数の上限を15回、6回、あるいは1回などと設定する。
大入賞口への遊技球の入賞は、入賞球1個毎に所定数(例えば15個)の遊技球が払い出されるから、ラウンド数の多い大当りの方が遊技者にとっては利益率が高い。
(2)の確変当りとは、大当たり終了後、次の大当りまでに大当りとなる確率を高確率に設定し(例えば、通常遊技状態での大当たり確率が1/400に対し、確変時の大当り確率を1/40とする。)、事実上、次の大当たりを遊技者に確定させる。したがって、確変当りであることは、遊技者にとって利益率が高い。
(3)の時短状態とは、特別図柄表示手段及び普通図柄表示手段における変動表示時間を通常状態より短縮させ(例えば、特別図柄では、通常状態で8.3秒に対し時短状態で2.3秒。普通図柄では、通常状態で30秒に対し時短状態で2秒。)、普通図柄抽せんにおける当せん確率を高めるとともに、当せんした場合の第2始動入賞口42の開放時間も長くするように制御する(例えば、当せん確率は、通常状態で10/31に対し時短状態で28/31 。開放時間は、通常状態で0.2秒に対し時短状態で2秒)。
したがって、時短状態においては、第2始動入賞口42に遊技球が入賞しやすくなるので、特別図柄抽せんが容易に行われる状態であり、しかも該第2始動入賞口42への入賞が頻繁に行われることに伴う賞球の支払により、遊技者の持ち玉の減少が少なくなるので、遊技者にとって利益率が高い。
(4)の時短状態での遊技可能回数とは、大当り終了後の時短状態において、特別図柄の変動表示回数をパラメータとして、遊技可能回数に上限を設けるものであり、例えば、特別図柄の変動表示回数(時短回数)が100回、60回、あるいは20回となった時点で時短状態が終了するように設定する(その間に大当りとなれば、その時点で、時短状態を終了する)。もちろん、該時短回数を0と設定することもできる。したがって、時短状態での遊技可能回数が多ければ、遊技者にとって利益率が高い。
したがって、遊技者にとっては、ようやく大当りになったとしても、どの大当りになったかは重大な関心事であり、その特定遊技内容を早く知りたいとの意志が働くこととなる。
そこで、本実施の形態では、大当たり当せん乱数を有する保留玉が発生すると、保留玉表示手段315に表示される保留玉表示を、その大当りした特定遊技内容を予告する表示に変更する構成とした。
このため、第1実施の形態におけるパチンコ遊技機は、上記した入力装置21、出力装置31の他に、図3に示すように構成された制御装置11を備えている。
入力装置21は、遊技球の入賞あるいは入球を検知するためのセンサ等からなり、前記したように、複数の一般入賞口センサ210、第1始動入賞口センサ211、第2始動入賞口センサ212及び大入賞口センサ213の他、普通図柄始動口入球センサ214等からなる周知の構成である。
普通図柄始動口入球センサ214は、普通図柄始動口(スルーチャッカー)43に入球する遊技球を検知するセンサである。
出力装置31は、制御装置11により制御される画像表示装置等であって、前記したように、演出画像表示手段310、特別図柄表示手段311、普通図柄表示手段312、効果音出力装置313、大入賞口作動装置314、保留玉表示手段315、ランプ装置316及び賞球払出装置317の他、保留玉当り予告手段318を有している。
保留玉当り予告手段318は、上記保留玉表示手段315等と協働して、保留玉当りの予告表示をするものである。
なお、効果音出力装置313は遊戯中に種々の効果音や音声をスピーカ57等から出力するものであり、ランプ装置316は遊戯中に電飾装置56を点消灯させることで、いずれも、遊技者に対し遊技状態に応じた興趣を与える演出を行うものである。大入賞口作動装置314は、大入賞口44を作動させるためのものであり、特定遊技状態に連関して、該大入賞口44を覆っている前板をソレノイド等により作動させることで、該大入賞口を開放したり閉鎖したりするもの、保留玉表示手段315は、保留玉表示制御手段119あるいは保留玉表示変更手段120により、保留玉の個数を表示したり、保留玉の表示形態を変更することで大当り内容(特定遊技内容)を予告するものである。
制御装置11は、入力装置21からの信号入力を受けて当該パチンコ遊技機の制御を行う手段であって、CPU110、ROM111、RAM112の他、乱数取得手段113、大当り判定手段114、変動表示制御手段115、演出画像表示制御手段116、特定遊技制御手段117、保留玉乱数記憶手段118、保留玉乱数大当り判定手段119、保留玉表示制御手段120、保留玉表示変更手段121、保留玉消化手段122、予告データメモリ123、予告抽せん手段124等を備えている。
ここで、乱数取得手段113、大当り判定手段114、変動表示制御手段115、特定遊技制御手段117、保留玉乱数記憶手段118、保留玉乱数大当り判定手段119、保留玉表示制御手段120、保留玉表示変更手段121、保留玉消化手段122及び予告抽せん手段124等は、以下に記載するように、ROM111に格納された遊技制御のための各種プログラムやデータをCPU110が読み込んで実行することにより機能するものであり、RAM112は該プログラムを実行する際の作業領域等に用いられるものである。
乱数取得手段113は、第1始動入賞口41あるいは第2始動入賞口42に遊技球が入賞し、CPU110により保留玉乱数記憶手段に記憶されている保留玉が3個以下であることが確認されると、その入賞球に対し大当り抽せんのための当せん乱数を付与するものである。
大当り判定手段114は、このように付与された当せん乱数が、ROM111に格納されている予め定められた特定図柄となる当せん乱数に該当するか否かを判定するものである。
変動表示制御手段115は、この大当り判定手段114あるいは保留玉乱数大当り判定手段119の判定に基づいて、特別図柄表示手段311あるいは普通図柄表示手段312の変動表示を制御する手段である。
演出画像表示制御手段116は、変動表示制御手段115と同期して、演出画像表示手段316による演出画像表示を制御するものである。
特定遊技制御手段117は、特定遊技状態において、大入賞口作動装置314等を制御するものである。
保留玉乱数記憶手段118は、保留玉に係る当せん乱数を、4個を上限に記憶するものである。各保留玉に付与された当せん乱数(保留玉乱数)が、何個目に入賞した保留玉に係るものであるかが分かるように記憶される。つまり1個目に保留玉となった保留玉乱数は保留玉乱数記憶手段118の第1の記憶エリアp1に、2個目に保留玉となった保留玉乱数は保留玉乱数記憶手段118の第2の記憶エリアp2に、3個目に保留玉となった保留玉乱数は保留玉乱数記憶手段118の第3の記憶エリアp3に、4個目に保留玉となった保留玉乱数は保留玉乱数記憶手段118の第4の記憶エリアp4に記憶する。
保留玉乱数大当り判定手段119は、保留玉乱数記憶手段118に記憶されている最先の保留玉乱数が、後述する保留玉消化手段122によって消化される際に、該保留玉乱数が予め定められた大当り乱数であるか否かを判定する手段であり、この判定手段による抽せん結果に基づいて、特別図柄表示手段311及び演出画像表示手段310が変動表示される。
保留玉表示制御手段120は、保留玉の消化あるいは発生に伴って、前記した保留玉表示手段315の表示を制御するものである。
保留玉表示変更手段121は、保留玉表示手段315による保留玉に係る表示を、通常の保留玉表示から特定遊技内容を表現する当せん内容予告表示に変更するよう制御するものである。
保留玉消化手段122は、当該保留玉乱数が大当りの場合には大当り演出画像表示を、外れの場合には外れ演出画像表示をそれぞれ選択し、その選択した演出画像表示を演出画像表示制御手段116により演出画像表示手段310に行わせるとともに、保留玉乱数記憶手段118に記憶されている当該保留玉乱数を消去し、かつ、各保留玉乱数の記憶位置を1個分だけ前にシフトする手段である。
例えば、保留玉表示手段315に3個の保留玉表示がなされている場合、つまり4つの保留玉表示位置(P1〜P4)のうち、左側のP1〜P3までの保留玉表示がなされている場合に、特別図柄表示手段311の変動表示が停止し、大当り判定結果を外れと表示したとき、入賞時期の最も早い左端P1に表示される保留玉乱数、つまり第1の記憶エリアp1に記憶されている保留玉乱数を読み出し、これを上記した保留玉乱数大当り判定手段119によって大当りか否か判定し、その判定結果に基づいて特別図柄表示手段311による次の変動表示の対象とするものである。これに伴い、第2の記憶エリアp2に記憶されていた保留玉乱数が第1の記憶エリアp1の位置に、第3の記憶エリアp3に記憶されていた保留玉乱数が第2の記憶エリアp2の位置に、というように順次、記憶位置をシフトする。このように、該保留玉消化手段121によって、保留玉が入賞順に消化され、その記憶位置が1個ずつ前方にずれていくこととなる。
したがって、この場合、記憶エリアp3には保留玉乱数の記憶がなくなるので、対応する表示位置P3に表示されていた保留玉表示は消滅することとなる。
予告用データ用メモリ123は、通常の保留玉表示を保留玉表示変更手段121によって当せん内容予告表示に変更する際に用いるデータを、保留玉乱数の記憶位置(第1の記憶エリアp1〜第4の記憶エリアp4)に対応させて、予め保有しておくものである。
例えば、第1の記憶エリアp1に対しては表示データa、第2の記憶エリアp2に対しては表示データb、第3の記憶エリアp3に対しては表示データc、第4の記憶エリアp4に対しては表示データdのように、それぞれの記憶位置に対応させた表示データa〜dが予めメモリされており、これら表示データa〜dを用いることで、それぞれの特定遊技内容を表現する特有の形態(表示A〜D)を表示することができる。
そして、これら表示データa〜dは、保留玉表示変更手段121により適宜読み出され、保留玉表示手段315のそれぞれの表示位置(P1〜P4)おける保留玉表示の変更に利用される。
これら表示データa〜dによって表示される特定遊技内容の表示形態(表示A〜D)は、遊技者が通常の保留玉表示形態とは明瞭に区別できるよう、例えば、キャラクタそのものを変更したり、あるいはキャラクタの一部の色や形状を変更させたりする表示形態とされており、より具体的には、図4に示すように、保留玉表示位置P1においては若芽マーク(表示A)、保留玉表示位置P2においては蕾マーク(表示B)、保留玉表示位置P3においては開花マーク(表示C)、保留玉表示位置P4においては満開マーク(表示D)と、その表示形態を異ならせると共に、その表示色も特定遊技内容に応じて、緑、ピンク、赤の3段階に変化することができるように構成されている。
そして、P1位置に表示される該若芽マーク(表示A)を保留玉当り表示、P2位置に表示される該蕾マーク(表示B)を時短回数の大小表示、P3位置に表示される該開花マーク(表示C)をラウンド数の大小表示、P4位置に表示される該満開マーク(表示D)を確変の有無の表示とする。
したがって、P1位置の保留玉表示が通常の保留玉表示から該若芽マーク(表示A)に変更されることで、大当りした保留玉の発生が予告され、P2位置の保留玉表示が同様に該蕾マーク(表示A)に変更され、しかもその表示色が緑、ピンクあるいは赤で表示されることで時短回数の大小(緑が時短回数20回、ピンクが同60回、赤が同100回)が予告され、P3位置の保留玉表示が同様に該開花マーク(表示C)に変更され、しかもその表示色が緑、ピンクあるいは赤で表示されることでラウンド数の大小(緑がラウンド数1回、ピンクが同6回、赤が同15回)が予告され、更にP4位置の保留玉表示が同様に満開マーク(表示D)に変更されることで確変当りとなったことが予告される。
このように、この実施の形態では、保留玉表示位置における表示内容を予め設定しており、その表示位置を、遊技者の興味ある特定遊技内容を予告する表示を後回しにすべく、P1表示A→P2表示B→P3表示C→P4表示Dとした。
予告抽せん手段124は、当せん内容予告表示をするか否かの抽せんを行うものであり、この抽せんに当せんすることによって当せん内容予告表示が行われる。
次に、上記のように構成された本第1の実施の形態におけるパチンコ遊技機の動作について、本発明の特徴である保留玉当りの予告動作を中心に、図5に示すフロー図を用いて説明する。
遊技球が第1始動入賞口41あるいは第2始動入賞口42に入賞し、その入賞が第1始動入賞口センサ211あるいは第2始動入賞口センサ212により検知されると、CPU110が保留玉乱数記憶手段118に記憶されている当せん乱数(保留玉乱数)の記憶数が<4であるか否か判定し、その判定結果が記憶数<4である場合に、その入賞に対し、乱数取得手段113により大当り判定のための当せん乱数が付与される。その記憶数が4以上の場合には、当せん乱数は付与されず、単に、賞球の払出のみが、賞球払出装置317により行われる。
次に、このように付与された該当せん乱数が予め定められた大当たり値に一致するか否か、大当り判定手段114により判定される。S01
S01で大当りでないと判定された場合には、保留玉当り予告表示作業をすることなく、以降、特別図柄表示手段311が変動中であるか否かによって保留玉とされるか否かが決定される等の周知の処理がなされる。S01−NO
つまり、変動表示制御手段115によって特別図柄表示手段311が変動表示中である場合については、該入賞球は保留玉となるので、該当せん乱数が、保留玉乱数記憶手段118に、4個を上限に入賞順に記憶される。その際、各保留玉に付与された当せん乱数(保留玉乱数)が、何個目に入賞した保留玉に係るものであるかが分かるように記憶される。
このように保留玉が発生した場合、保留玉表示制御手段120により、保留玉表示手段315に保留玉の発生を表示する。例えば、3個の保留玉が発生した場合、保留玉の発生毎に、予め定められた左方の表示位置P1から順に保留玉表示が行われ、3個目(P3)までの保留玉表示が行われる。
変動中でない場合には、保留玉乱数記憶手段118に記憶されている保留玉乱数はないので、直ちに、その入賞に係る当せん乱数に基づき変動表示が開始され、また、その変動表示に同期して、演出画像表示制御手段116により演出画像表示手段310の演出画像表示(この場合は、外れ演出画像表示)が開始される。
該特別図柄表示手段311の所定時間の変動表示が停止すると、演出画像表示手段310による所定の演出画像表示も終了し、大当り判定手段114の判定結果が該演出画像表示手段310及び特別図柄表示手段311に表示され、遊技者に対し、「外れ」であることが提示される。
遊技者にとっては、この演出画像表示手段310に展開される多様な演出画像を注視することで、結果的には外れ表示になるとしても、入賞した遊技球の判定結果がどのようになるかに興趣をそそられることとなる。
一方、S01で大当りと判定された場合には、S02で、その入賞が特別図柄表示手段311の変動中のものであるか否かを判定し、変動表示中のものでない場合(つまり当該入賞が保留玉とならない場合)には、保留玉当たり予告表示作業をすることなく、直ちに、通常の大当たり処理が行われる。(S02−NO)
S02−NOでは、変動表示制御手段115により特別図柄表示手段311の変動表示が開始され、また、その変動表示に同期して、演出画像表示制御手段116により演出画像表示手段310の演出画像表示(この場合は、大当り演出画像表示)が開始される。
該特別図柄表示手段311の所定時間の変動表示が停止すると、演出画像表示手段310による所定の演出画像表示も終了し、大当り判定手段114の判定結果が該演出画像表示手段310及び特別図柄表示手段311に表示され、遊技者に対し大当りであることが提示される。この際、大当たりの遊技内容も、通常、併せて表示される。
このように大当り表示が実行されると、それに併せて、特定遊技制御手段117により、効果音出力装置313及びランプ装置316による大当りを報知する効果音演出や光演出が行われ、特定遊技状態に移行する。
S02−YESでは、S03以降により、引き続き、当該入賞にかかる当せん予告表示と当せん内容予告表示を行うための保留玉処理を行う。
S03では、このような大当り当せん乱数を有する当該入賞について、保留玉当り予告表示(当せん予告表示及び当せん内容予告表示)をするか否かの抽せんを、予告抽せん手段124により行う。S03
該予告抽せん手段124は、所定の確率、例えば20%の当せん確率で抽せんを行い、この抽せんに当せんすることで(S03−YESの場合)、保留玉当り予告表示を行うものである。
該予告抽せん手段124は必ずしも必要とされるものではないが、この抽せん手段を設けることは、保留玉当り予告表示が必ずしも行われないことに伴い(S03−NOの場合)、行われた場合には遊技者にとっての興趣が一層、倍増することとなり、好ましい。
該予告抽せん手段124による抽せんに当せんすると、以降、保留玉当り予告表示のために、保留玉表示形態を変更する作業が開始される。S04
まず、保留玉表示変更手段121は、保留玉乱数記憶手段118に保留玉乱数記憶があるか否か、判定する。S05
保留玉乱数記憶手段118に保留玉乱数の記憶が1個も無い場合には(S05−NO)、当該入賞は、保留玉表示手段315に1個目の保留玉として保留玉表示手段315の表示位置P1に表示されると共に、その表示形態が、保留玉表示変更手段121により、通常の保留玉表示から若葉マーク(表示A)に変更されて、該保留玉が大当りしたことが予告される。S12
S05−YESの場合は、保留玉乱数記憶手段118に記憶されている保留玉乱数は上記したように3個以下であるので、その個数によって、保留玉当り予告表示の態様がそれぞれ異なる。
保留玉が3個の場合には、S06−YESであるので、S09〜S12による保留玉表示変更が行われる。
S06の時点では、図6に示すように、4個の保留玉表示位置(P1〜P4)の内、P1〜P3には、保留玉となった順に保留玉が表示されている(P1に表示されている保留玉が最先の保留玉である)。保留玉表示変更手段121は、P4の表示位置に保留玉を表示するに併せて、この時点で既に保留玉となっているこれら保留玉表示(P1〜P3)を、特定遊技内容を予告する表示に変更するものであ。つまり、P4の位置に当該入賞に係る新たな保留玉表示が表示Dとして追加されるが(本実施の形態では当該当りが確変当りである場合に限り表示Dが追加される構成であるが、これに替えて、表示Dを確変当たりか通常当りかを区別した表示としても良い)、同時に、P1に位置する保留玉表示の表示形態を表示Aと変更し(S09)、同様にP2を表示B(S10)、P3を表示Cと、それぞれ変更する。
その際、前記したように、P2の表示Bを緑、ピンクないしは赤(緑が時短回数20回、ピンクが同60回、赤が同100回に対応)で区別し、P3の表示Cも緑、ピンクないしは赤(緑がラウンド数1回、ピンクが同6回、赤が同15回に対応)で区別することで、特定遊技内容が詳細に予告される。
保留玉が2個の場合には、S07−YESであるので、S10〜S12による保留玉表示変更が行われる。
S07の時点では、図7に示すように、4個の保留玉表示位置(P1〜P4)の内、P1及びP2に保留玉が表示されている。保留玉表示変更手段121は、この時点で既に保留玉となっているこれら保留玉表示のうち、P1に位置する保留玉表示の表示形態を表示Aと変更し(S09)、P2に位置する保留玉表示の表示形態を表示Bと変更する(S10)。そして、P3の位置に、当該入賞に係る新たな保留玉表示が追加されるのであるが、その保留玉表示を、表示Cとする。
保留玉が1個の場合には、S11及びS12による保留玉変更が行われる(S08)。
このS08の時点では、図8に示すように、4個の保留玉表示位置(P1〜P4)の内、P1に保留玉が表示されている。
保留玉表示変更手段121は、この時点で既に保留玉となっている該P1に位置する保留玉表示の表示形態を、表示Aと変更する(S11)。
そして、P2の位置に、当該入賞に係る新たな保留玉表示が追加されるのであるが、その表示は、上記と同様、表示Bとする。
保留玉が0個の場合には、S05−NOと同様であり、図9に示すように、P1の位置に、当該入賞に係る保留玉表示が表示Aとして行われる。
このように、先行して表示されていた保留玉表示を、特定遊技内容を示す表示形態に表示変更(これを先行表示変更という)して、その特定遊技内容を遊技者に予告するのであるが、先行して表示されていた保留玉表示が3個の場合には、図6に示すように、該先行表示されていた保留玉表示3個が表示変更され、併せて新たな保留玉が表示変更されて表示された時点で、特定遊技内容の全てが遊技者に予告されることとなるが、図7〜9に示す場合には、全ての特定遊技内容の予告はされていない。
このため、この第1の実施の形態では、当せん予告表示に係る保留玉の特別図柄の変動表示が終了するまでの間に、新たに保留玉となったものの保留玉表示を用いて、引き続き、残された特定遊技内容の予告を行う(これを後続表示変更という)。
例えば、図7に示すように、先行表示変更された時点ではP1及びP2がそれぞれ表示A、表示Bと先行表示変更され、P3に表示Cが保留玉表示された場合には、P4に保留玉表示される保留玉が発生した時点で、該保留玉表示を表示Dとして表示変更する。
あるいは、図5のフローで(S05−NO)の場合は、P1位置に表示Aが保留玉表示され、該保留玉が大当りしたことが予告されたのち、該保留玉に係る特別図柄変動表示終了までの間に、新たに保留玉が発生してP1〜P4に表示される場合、それらの保留玉表示はそれぞれ表示A〜Dとして表示されるので、それらの表示から特定遊技内容が予告されることとなる。
なお、この第1の実施の形態における先行表示変更によれば、複数位置の予告表示がなされる場合、それらが同時になされることとなるが、それらを順次行うように構成することもできる。
このため、先行表示変更する場合には、例えば、予告抽せん手段124に当せんすると、保留玉表示変更手段121により、保留玉乱数記憶手段118に記憶されている保留玉当せん乱数の個数を確認し、その個数に相当する時間分、変動表示制御手段115による特別図柄変動表示時間を延長させる構成を付加し、その時間内で、表示A→表示B→表示C→表示Dの順に、順次時間を空けて先行表示変更を行うこととする。
あるいはまた、予告抽せん手段124に当せんした時点で、保留玉表示変更手段121により、特別図柄変動表示残り時間を計算し、その時間内で必要とされる先行表示変更を順次行うこととする。
このように構成すると、遊技者の利益率に対しより影響する保留玉変更表示が後回しになることから、遊技者に一層、興趣を与えることができる。
また、保留玉乱数記憶手段118に複数個の大当り保留玉乱数が記憶される場合には、最先の大当り保留玉乱数に係る当せん内容予告表示を優先して行い、該最先の大当り保留玉乱数に係る特別図柄変動表示が終了した時点で、次の大当り保留玉乱数に係る当せん内容予告表示を行う。
このため、後続表示変更された保留玉表示については、当該大当りの保留玉に係る特別図柄変動表示が終了した時点で、次の大当り保留玉がなければ、通常の保留玉表示形態に戻される。
上記した第1の実施の形態においては、大当りの保留玉が発生した時点で既に保留玉とされている保留玉表示を、特定遊技内容を表現する表示(当せん内容予告表示)に変更したが、先行して表示されていた保留玉が3個の場合には、図6に示すように、当該当せん内容予告表示をした時点で表示A〜Dが全て表示されてしまうこととなるため、遊技者に遊技を続行させる誘因が乏しい。
このため、第2の実施の形態では、上記したように大当り予告表示後、当該大当り予告表示された保留玉に係る特別図柄変動表示が終了するまでの間に保留玉として表示されることとなったもののみを利用して、その表示形態を保留玉表示変更手段121により変更することで特定遊技内容の予告をするものである。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態における図1ないし4に示す構成とほぼ同様の構成を有するので、その部分の説明は省略する。
図10に示すように、先行する保留玉が3個ある場合に、P4の位置に当せん乱数を有する保留玉表示がなされると、該保留玉表示をP4の以降、図10(1)〜(4)に示すように、既に保留玉となっていた表示が順次消化されるに伴い、該当せん乱数を保有する保留玉に係る保留玉表示がP3→P2→P1と左方に移動し、その後に保留玉表示が生じると、その保留玉表示が表示位置に応じて表示A〜Dとして後続表示変更される。このように、当せん予告表示された保留玉に係る特別図柄変動表示が終了するまでの間に、P1〜P4の表示位置に保留玉が発生すると、それらが、表示A〜Dとして後続表示変更される。
この第2の実施の形態では、このように後続表示変更のみ、つまり当該当せん乱数を有する保留玉の表示をした後の保留玉表示のみを対象に表示変更するので、特定遊技内容を遊技者が知ろうとすると遊技を継続することとなるため、遊技者に遊技を続行させる誘因を与えることができる。
上記の第1の実施の形態においては、先行表示変更及び後続表示変更の両方を用いて予告表示し、第2の実施の形態においては後続表示変更のみを用いて予告表示しているが、これら先行表示変更及び後続表示変更を適宜組み合わせて予告表示するように構成することも可能である。このように組み合わせることにより、遊技内容の多様な予告表示が可能となり、遊技者に対し一層興趣ある遊技機を提供することができるし、遊技機の稼働率の維持にも大いに貢献することができる。
もちろん、先行表示変更のみを用いて構成することもできる。
また、上記の実施の形態においては、特定遊技内容をする要素として、時短予告、ラウンド予告および確変予告としたが、これに限定されることはなく、遊技者にとって利益率のそれぞれ異なる特定遊技状態を表す予告内容であれば良い。
また、特定遊技内容を予告する表示位置は、遊技者が最も興味を引く特定遊技内容の予告を後にすることが、遊技者が保留玉表示をすべく遊技を続行する誘因となり、好ましい。
更に、変更される表示形態についても、図4に示す例に限らず、それら特定遊技内容を遊技者に適切に示唆することのできる表示形態を、適宜採用することができる。
あるいはまた、保留玉表示手段315における保留玉表示の表示形態を変化させることと併せ、保留玉当たり予告手段318により、効果音出力装置313あるいはランプ装置316、さらには演出画像表示手段310等を用いてそれら予告を行うように構成することもできる。
このように、本発明は、特定遊技内容を適切に表現することのできる互いに利益率の異なる複数の予告内容とその予告位置とを対応させて予め設定し、それら予告内容を先行した、あるいは後続する保留玉の表示に併せて遊技者に提示することで、遊技者に対し一層興趣ある遊技機を提供することができるとともに、店舗における遊技機の稼働率の維持に貢献することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る遊技盤の全体説明図。 本発明の第1の実施の形態に係る役物装置の構成。 本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の全体構成。 本発明の第1の実施の形態に係る表示変更例。 本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の動作フロー。 本発明の第1の実施の形態に係る表示変更説明図。 本発明の第1の実施の形態に係る表示変更説明図。 本発明の第1の実施の形態に係る表示変更説明図。 本発明の第1の実施の形態に係る表示変更説明図。 本発明の第2の実施の形態に係る表示変更説明図。
符号の説明
1 遊技盤
40 一般入賞口
41 第1始動入賞口
42 第2始動入賞口
43 普通図柄始動口
44 大入賞口
113 乱数取得手段
114 大当り判定手段
118 保留玉乱数記憶手段
119 保留玉乱数大当り判定手段
120 保留玉表示制御手段
121 保留玉表示変更手段
122 保留玉消化手段
123 予告データ用メモリ
124 予告抽せん手段
300 役物装置
310 演出画像表示手段
311 特別図柄表示手段
312 普通図柄表示手段
315 保留玉表示手段

Claims (5)

  1. 始動入賞口と、前記始動入賞口への遊技球の入賞により可変表示する特別図柄表示手段と、前記始動入賞口への遊技球の入賞によっても前記特別図柄表示手段による可変表示が未実行である保留玉を、一定個数まで所定の表示位置に表示する保留玉表示手段と、を有し、前記特別図柄表示手段による表示が予め定められた特定図柄となった場合に、遊技者にとって互いに利益率の異なる複数の特定遊技状態のうち、いずれかの特定遊技状態に制御される弾球遊技機において、
    前記保留玉表示手段に表示される保留玉が入賞に基づく抽せんで前記予め定められた特定図柄となる当せん乱数を保有したことを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記保留玉が前記特定図柄となる当せん乱数を保有すると判定したとき、前記保留玉表示手段に表示される各保留玉表示を遊技内容に応じた当せん内容予告表示に変更する保留玉表示変更手段とを有し、前記保留玉表示変更手段は、前記保留玉の各表示位置に対応して予告する遊技内容を予め設定していることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1において、前記当せん内容予告表示を、保留玉の表示位置に対応して互いに異なる遊技内容の表示とすることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1ないし2において、前記保留玉表示変更手段は、前記判定手段によって前記保留玉が前記当せん乱数を保有すると判定したのち、前記当せん乱数を保有する保留玉に係る前記特別図柄表示手段の可変表示が終了されるまでに新たに前記保留玉表示手段に表示されることとなった保留玉に係る表示を対象とすること特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項1〜3において、前記保留玉表示変更手段は、前記判定手段によって前記保留玉が前記当せん乱数を保有すると判定したときに既に前記保留玉表示手段に表示されている保留玉に係る表示を対象とすることを特徴とする弾球遊技機。
  5. 請求項1〜4において、前記予告を行うか否かを抽選する予告抽せん手段を有し、前記予告抽せん手段に当せんすることによって前記予告を行うことを特徴とする弾球遊技機。
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