JP5089540B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5089540B2 JP5089540B2 JP2008235196A JP2008235196A JP5089540B2 JP 5089540 B2 JP5089540 B2 JP 5089540B2 JP 2008235196 A JP2008235196 A JP 2008235196A JP 2008235196 A JP2008235196 A JP 2008235196A JP 5089540 B2 JP5089540 B2 JP 5089540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- ball
- winning
- holding ball
- random number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Description
この特別図柄表示手段の作動中(つまり、表示図柄が変動中)あるいは前記した特定遊技状態中において、特別図柄始動入賞口へ入賞した遊技球については、4個を上限として保留玉として扱われ、入賞時に付与された乱数が記憶されるとともに、該保留玉の個数が遊技盤上の所定位置に液晶表示されるよう構成されている。
この保留玉は、作動中の特別図柄表示手段の変動表示が終了すると、入賞順に、入賞時に付与された乱数に対応した特別図柄表示手段の変動表示が行われる。
このようなタイプの遊技機は、特定遊技状態を多様に設定できるため、大当りになったとしても、どのような利益率の大当りになったのか等、遊技者に興趣を与えることができる。
また、単に保留玉の大当りを予告表示するのみであると、遊技者は、その予告表示がされた段階から大当りが実際に表示されるまでの間、遊技球の打ち出しを中断してしまい、遊技機の稼働率が低下してしまう要因となってしまう。
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、特定遊技状態を多様に設定した弾球遊技機において、遊技場にとっては稼働率の落ちない、しかも遊技者にとっては興趣ある遊技機を提供しようとするものである。
前記保留玉表示手段に表示される保留玉が入賞に基づく抽せんで前記予め定められた特定図柄となる当せん乱数を保有したことを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記保留玉が前記特定図柄となる当せん乱数を保有すると判定したとき、前記保留玉表示手段に表示される各保留玉表示を遊技内容に応じた当せん内容予告表示に変更する保留玉表示変更手段とを有し、前記保留玉表示変更手段は、前記保留玉の各表示位置に対応して予告する遊技内容を予め設定している構成とした。
また、早くその大当りの内容を知りたい遊技者は、保留玉表示を最大限表示させるべく遊技球の打ち出しを継続することとなり、遊技機の稼働率の維持に貢献することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る遊技盤の全体説明図、図2は、その役物装置の構成図、 図3は、その全体構成図、図4は、その保留玉表示の変更表示例、図5はその動作フロー図、図6〜9は、第1の実施の形態に係る保留玉表示の変更表示説明図、図10は、第2の実施の形態に係る保留玉表示の変更表示説明図である。
遊技盤1の下方には、遊技盤上に発射されるべき遊技球を一時貯留する上皿53が設けられている。上皿53には、賞球払出口(図示せず)が設けられ、ここから賞球として払い出された遊技球が排出される。
上皿53の下方には下皿54が設けられ、上皿53で貯留しきれなかった賞球が下皿54に排出されるようになっている。下皿54の右方には操作ハンドル55が取り付けられており、遊技者が、操作ハンドル55に手を添えて右に回すことにより発射装置(図示せず)が稼動し、上皿53に貯留された遊技球が、上皿53の右側に配列されながら発射装置に導かれ1球ずつ発射される。
発射された遊技球は遊技領域内に射出され、遊技領域に配置されたいずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球はアウト口58に回収される。
遊技盤1の略中央部には、液晶表示素子等からなる役物装置300が設けられており、該役物装置300内には、液晶表示素子からなる演出画像表示手段310と特別図柄表示手段311とが設けられている。この演出画像表示手段310は、特別図柄表示手段311における変動表示等に連関して、遊技者に対し興趣ある演出表示を提供する。
また、遊技盤1の右下部には、液晶表示素子からなる普通図柄表示手段312が設けられている。
更に、パチンコ機50には、電飾装置56等からなるランプ装置316、スピーカ57等からなる効果音出力装置313が設けられており、遊技の進行に応じて、音や光によって様々な演出を行っている。また、遊技盤1には多数の障害釘や、風車等も設けられている。
なお、特別図柄表示手段311や普通図柄表示手段312は、上記した位置に限ることなく、遊技盤上の遊技者が視認できる箇所に適宜配置することができる。
第1始動入賞口41あるいは第2始動入賞口42への遊技球の入賞により、所定個数の賞球が払い出されるとともに特別図柄表示手段311の変動表示が開始されるよう構成されている。
また、該電動チューリップ42の下方には、特定遊技状態において遊技球が入賞することができるように開放される大入賞口(アタッカ)44が設けられている。
更に、遊技盤の所定箇所には、一般入賞口40が適宜配置されている。
これら入賞口(一般入賞口40、第1始動入賞口41、第2始動入賞口42及び大入賞口44)は、それぞれの入賞口に応じて入賞1球あたりに支払われる遊技球数が予め設定されている。そして、これら入賞口への入賞球数をそれぞれの入賞口に設けたセンサにより検知し、その設定に基づいて、賞球払出装置317により遊技球が払い出されるように構成されている。
この保留玉表示手段315は、図2に示すように、前記演出画像表示手段310の下部の液晶表示素子によって構成されており、上記した4個のそれぞれの保留玉表示位置(P1〜P4)が予め設定されている。
そして、保留玉は、その発生順に、図2中の左端の表示位置(P1)から右端の表示位置(P4)に向けて順に増加するよう表示され、保留玉が減少する毎に、右端の表示位置のものから順に減少するように表示される。
また、該保留玉表示手段315は、その形態例えば形状あるいは色彩などを変化させることで、複数の状態を表現することができるように構成されている。
なお、該保留玉表示手段315の表示は、もちろんこれに限ることなく、液晶表示素子や発光ダイオード等を用いて、演出画像表示手段316とは別途に設けることもできる。
このため、大当たり判定手段114における乱数抽せんテーブルに、互いに利益率の異なる大当りを複数設け、入賞時に乱数取得手段113によって取得した当せん乱数が該乱数抽せんテーブルに設けられたどの大当り乱数に相当するかによって、どの遊技内容を有する特定遊技状態に当せんしたかを判定する。なお、大当り判定手段114により取得した当せん乱数が「大当り」であった場合に、どの遊技内容を有する特定遊技状態とするかを、該乱数抽せんテーブルとは別の抽せんテーブルを用いて抽せんしても良い。
遊技者に対し利益率を異ならせる手段としては、(1)特定遊技状態において行われる大当たりラウンド数を相違させること、(2)特定遊技状態終了後の遊技における大当り当せん確率を高確率とすること(いわゆる確変当りとすること)、(3)特定遊技状態終了後の特別図柄表示手段及び普通図柄表示手段の変動表示時間を通常状態より短縮させ、その普通図柄抽せんにおける当せん確率を高めるとともに、当せんした場合の第2始動入賞口42の開放時間も長くすること(大当り終了後、いわゆる時短状態が付加されること)、(4)該時短状態での遊技可能回数に差を設けること、等の手段が採用可能である。
そして、このような利益率を異ならせる手段を組み合わせることで、多様な特定遊技内容を設定することができる。
上記(1)のラウンド数とは、大入賞口44の開放回数であって、該大入賞口44が開放されて、所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、あるいは所定時間(例えば30秒)が経過するか、いずれかの状態となった時に閉鎖する動作を1ラウンドとし、そのラウンド数の上限を15回、6回、あるいは1回などと設定する。
大入賞口への遊技球の入賞は、入賞球1個毎に所定数(例えば15個)の遊技球が払い出されるから、ラウンド数の多い大当りの方が遊技者にとっては利益率が高い。
(2)の確変当りとは、大当たり終了後、次の大当りまでに大当りとなる確率を高確率に設定し(例えば、通常遊技状態での大当たり確率が1/400に対し、確変時の大当り確率を1/40とする。)、事実上、次の大当たりを遊技者に確定させる。したがって、確変当りであることは、遊技者にとって利益率が高い。
(3)の時短状態とは、特別図柄表示手段及び普通図柄表示手段における変動表示時間を通常状態より短縮させ(例えば、特別図柄では、通常状態で8.3秒に対し時短状態で2.3秒。普通図柄では、通常状態で30秒に対し時短状態で2秒。)、普通図柄抽せんにおける当せん確率を高めるとともに、当せんした場合の第2始動入賞口42の開放時間も長くするように制御する(例えば、当せん確率は、通常状態で10/31に対し時短状態で28/31 。開放時間は、通常状態で0.2秒に対し時短状態で2秒)。
したがって、時短状態においては、第2始動入賞口42に遊技球が入賞しやすくなるので、特別図柄抽せんが容易に行われる状態であり、しかも該第2始動入賞口42への入賞が頻繁に行われることに伴う賞球の支払により、遊技者の持ち玉の減少が少なくなるので、遊技者にとって利益率が高い。
(4)の時短状態での遊技可能回数とは、大当り終了後の時短状態において、特別図柄の変動表示回数をパラメータとして、遊技可能回数に上限を設けるものであり、例えば、特別図柄の変動表示回数(時短回数)が100回、60回、あるいは20回となった時点で時短状態が終了するように設定する(その間に大当りとなれば、その時点で、時短状態を終了する)。もちろん、該時短回数を0と設定することもできる。したがって、時短状態での遊技可能回数が多ければ、遊技者にとって利益率が高い。
そこで、本実施の形態では、大当たり当せん乱数を有する保留玉が発生すると、保留玉表示手段315に表示される保留玉表示を、その大当りした特定遊技内容を予告する表示に変更する構成とした。
普通図柄始動口入球センサ214は、普通図柄始動口(スルーチャッカー)43に入球する遊技球を検知するセンサである。
保留玉当り予告手段318は、上記保留玉表示手段315等と協働して、保留玉当りの予告表示をするものである。
なお、効果音出力装置313は遊戯中に種々の効果音や音声をスピーカ57等から出力するものであり、ランプ装置316は遊戯中に電飾装置56を点消灯させることで、いずれも、遊技者に対し遊技状態に応じた興趣を与える演出を行うものである。大入賞口作動装置314は、大入賞口44を作動させるためのものであり、特定遊技状態に連関して、該大入賞口44を覆っている前板をソレノイド等により作動させることで、該大入賞口を開放したり閉鎖したりするもの、保留玉表示手段315は、保留玉表示制御手段119あるいは保留玉表示変更手段120により、保留玉の個数を表示したり、保留玉の表示形態を変更することで大当り内容(特定遊技内容)を予告するものである。
ここで、乱数取得手段113、大当り判定手段114、変動表示制御手段115、特定遊技制御手段117、保留玉乱数記憶手段118、保留玉乱数大当り判定手段119、保留玉表示制御手段120、保留玉表示変更手段121、保留玉消化手段122及び予告抽せん手段124等は、以下に記載するように、ROM111に格納された遊技制御のための各種プログラムやデータをCPU110が読み込んで実行することにより機能するものであり、RAM112は該プログラムを実行する際の作業領域等に用いられるものである。
大当り判定手段114は、このように付与された当せん乱数が、ROM111に格納されている予め定められた特定図柄となる当せん乱数に該当するか否かを判定するものである。
変動表示制御手段115は、この大当り判定手段114あるいは保留玉乱数大当り判定手段119の判定に基づいて、特別図柄表示手段311あるいは普通図柄表示手段312の変動表示を制御する手段である。
演出画像表示制御手段116は、変動表示制御手段115と同期して、演出画像表示手段316による演出画像表示を制御するものである。
特定遊技制御手段117は、特定遊技状態において、大入賞口作動装置314等を制御するものである。
保留玉乱数大当り判定手段119は、保留玉乱数記憶手段118に記憶されている最先の保留玉乱数が、後述する保留玉消化手段122によって消化される際に、該保留玉乱数が予め定められた大当り乱数であるか否かを判定する手段であり、この判定手段による抽せん結果に基づいて、特別図柄表示手段311及び演出画像表示手段310が変動表示される。
保留玉表示制御手段120は、保留玉の消化あるいは発生に伴って、前記した保留玉表示手段315の表示を制御するものである。
保留玉表示変更手段121は、保留玉表示手段315による保留玉に係る表示を、通常の保留玉表示から特定遊技内容を表現する当せん内容予告表示に変更するよう制御するものである。
例えば、保留玉表示手段315に3個の保留玉表示がなされている場合、つまり4つの保留玉表示位置(P1〜P4)のうち、左側のP1〜P3までの保留玉表示がなされている場合に、特別図柄表示手段311の変動表示が停止し、大当り判定結果を外れと表示したとき、入賞時期の最も早い左端P1に表示される保留玉乱数、つまり第1の記憶エリアp1に記憶されている保留玉乱数を読み出し、これを上記した保留玉乱数大当り判定手段119によって大当りか否か判定し、その判定結果に基づいて特別図柄表示手段311による次の変動表示の対象とするものである。これに伴い、第2の記憶エリアp2に記憶されていた保留玉乱数が第1の記憶エリアp1の位置に、第3の記憶エリアp3に記憶されていた保留玉乱数が第2の記憶エリアp2の位置に、というように順次、記憶位置をシフトする。このように、該保留玉消化手段121によって、保留玉が入賞順に消化され、その記憶位置が1個ずつ前方にずれていくこととなる。
したがって、この場合、記憶エリアp3には保留玉乱数の記憶がなくなるので、対応する表示位置P3に表示されていた保留玉表示は消滅することとなる。
例えば、第1の記憶エリアp1に対しては表示データa、第2の記憶エリアp2に対しては表示データb、第3の記憶エリアp3に対しては表示データc、第4の記憶エリアp4に対しては表示データdのように、それぞれの記憶位置に対応させた表示データa〜dが予めメモリされており、これら表示データa〜dを用いることで、それぞれの特定遊技内容を表現する特有の形態(表示A〜D)を表示することができる。
そして、これら表示データa〜dは、保留玉表示変更手段121により適宜読み出され、保留玉表示手段315のそれぞれの表示位置(P1〜P4)おける保留玉表示の変更に利用される。
そして、P1位置に表示される該若芽マーク(表示A)を保留玉当り表示、P2位置に表示される該蕾マーク(表示B)を時短回数の大小表示、P3位置に表示される該開花マーク(表示C)をラウンド数の大小表示、P4位置に表示される該満開マーク(表示D)を確変の有無の表示とする。
したがって、P1位置の保留玉表示が通常の保留玉表示から該若芽マーク(表示A)に変更されることで、大当りした保留玉の発生が予告され、P2位置の保留玉表示が同様に該蕾マーク(表示A)に変更され、しかもその表示色が緑、ピンクあるいは赤で表示されることで時短回数の大小(緑が時短回数20回、ピンクが同60回、赤が同100回)が予告され、P3位置の保留玉表示が同様に該開花マーク(表示C)に変更され、しかもその表示色が緑、ピンクあるいは赤で表示されることでラウンド数の大小(緑がラウンド数1回、ピンクが同6回、赤が同15回)が予告され、更にP4位置の保留玉表示が同様に満開マーク(表示D)に変更されることで確変当りとなったことが予告される。
このように、この実施の形態では、保留玉表示位置における表示内容を予め設定しており、その表示位置を、遊技者の興味ある特定遊技内容を予告する表示を後回しにすべく、P1表示A→P2表示B→P3表示C→P4表示Dとした。
次に、このように付与された該当せん乱数が予め定められた大当たり値に一致するか否か、大当り判定手段114により判定される。S01
つまり、変動表示制御手段115によって特別図柄表示手段311が変動表示中である場合については、該入賞球は保留玉となるので、該当せん乱数が、保留玉乱数記憶手段118に、4個を上限に入賞順に記憶される。その際、各保留玉に付与された当せん乱数(保留玉乱数)が、何個目に入賞した保留玉に係るものであるかが分かるように記憶される。
このように保留玉が発生した場合、保留玉表示制御手段120により、保留玉表示手段315に保留玉の発生を表示する。例えば、3個の保留玉が発生した場合、保留玉の発生毎に、予め定められた左方の表示位置P1から順に保留玉表示が行われ、3個目(P3)までの保留玉表示が行われる。
変動中でない場合には、保留玉乱数記憶手段118に記憶されている保留玉乱数はないので、直ちに、その入賞に係る当せん乱数に基づき変動表示が開始され、また、その変動表示に同期して、演出画像表示制御手段116により演出画像表示手段310の演出画像表示(この場合は、外れ演出画像表示)が開始される。
該特別図柄表示手段311の所定時間の変動表示が停止すると、演出画像表示手段310による所定の演出画像表示も終了し、大当り判定手段114の判定結果が該演出画像表示手段310及び特別図柄表示手段311に表示され、遊技者に対し、「外れ」であることが提示される。
遊技者にとっては、この演出画像表示手段310に展開される多様な演出画像を注視することで、結果的には外れ表示になるとしても、入賞した遊技球の判定結果がどのようになるかに興趣をそそられることとなる。
S02−NOでは、変動表示制御手段115により特別図柄表示手段311の変動表示が開始され、また、その変動表示に同期して、演出画像表示制御手段116により演出画像表示手段310の演出画像表示(この場合は、大当り演出画像表示)が開始される。
該特別図柄表示手段311の所定時間の変動表示が停止すると、演出画像表示手段310による所定の演出画像表示も終了し、大当り判定手段114の判定結果が該演出画像表示手段310及び特別図柄表示手段311に表示され、遊技者に対し大当りであることが提示される。この際、大当たりの遊技内容も、通常、併せて表示される。
このように大当り表示が実行されると、それに併せて、特定遊技制御手段117により、効果音出力装置313及びランプ装置316による大当りを報知する効果音演出や光演出が行われ、特定遊技状態に移行する。
該予告抽せん手段124は、所定の確率、例えば20%の当せん確率で抽せんを行い、この抽せんに当せんすることで(S03−YESの場合)、保留玉当り予告表示を行うものである。
該予告抽せん手段124は必ずしも必要とされるものではないが、この抽せん手段を設けることは、保留玉当り予告表示が必ずしも行われないことに伴い(S03−NOの場合)、行われた場合には遊技者にとっての興趣が一層、倍増することとなり、好ましい。
まず、保留玉表示変更手段121は、保留玉乱数記憶手段118に保留玉乱数記憶があるか否か、判定する。S05
保留玉乱数記憶手段118に保留玉乱数の記憶が1個も無い場合には(S05−NO)、当該入賞は、保留玉表示手段315に1個目の保留玉として保留玉表示手段315の表示位置P1に表示されると共に、その表示形態が、保留玉表示変更手段121により、通常の保留玉表示から若葉マーク(表示A)に変更されて、該保留玉が大当りしたことが予告される。S12
保留玉が3個の場合には、S06−YESであるので、S09〜S12による保留玉表示変更が行われる。
S06の時点では、図6に示すように、4個の保留玉表示位置(P1〜P4)の内、P1〜P3には、保留玉となった順に保留玉が表示されている(P1に表示されている保留玉が最先の保留玉である)。保留玉表示変更手段121は、P4の表示位置に保留玉を表示するに併せて、この時点で既に保留玉となっているこれら保留玉表示(P1〜P3)を、特定遊技内容を予告する表示に変更するものであ。つまり、P4の位置に当該入賞に係る新たな保留玉表示が表示Dとして追加されるが(本実施の形態では当該当りが確変当りである場合に限り表示Dが追加される構成であるが、これに替えて、表示Dを確変当たりか通常当りかを区別した表示としても良い)、同時に、P1に位置する保留玉表示の表示形態を表示Aと変更し(S09)、同様にP2を表示B(S10)、P3を表示Cと、それぞれ変更する。
その際、前記したように、P2の表示Bを緑、ピンクないしは赤(緑が時短回数20回、ピンクが同60回、赤が同100回に対応)で区別し、P3の表示Cも緑、ピンクないしは赤(緑がラウンド数1回、ピンクが同6回、赤が同15回に対応)で区別することで、特定遊技内容が詳細に予告される。
S07の時点では、図7に示すように、4個の保留玉表示位置(P1〜P4)の内、P1及びP2に保留玉が表示されている。保留玉表示変更手段121は、この時点で既に保留玉となっているこれら保留玉表示のうち、P1に位置する保留玉表示の表示形態を表示Aと変更し(S09)、P2に位置する保留玉表示の表示形態を表示Bと変更する(S10)。そして、P3の位置に、当該入賞に係る新たな保留玉表示が追加されるのであるが、その保留玉表示を、表示Cとする。
このS08の時点では、図8に示すように、4個の保留玉表示位置(P1〜P4)の内、P1に保留玉が表示されている。
保留玉表示変更手段121は、この時点で既に保留玉となっている該P1に位置する保留玉表示の表示形態を、表示Aと変更する(S11)。
そして、P2の位置に、当該入賞に係る新たな保留玉表示が追加されるのであるが、その表示は、上記と同様、表示Bとする。
保留玉が0個の場合には、S05−NOと同様であり、図9に示すように、P1の位置に、当該入賞に係る保留玉表示が表示Aとして行われる。
このため、この第1の実施の形態では、当せん予告表示に係る保留玉の特別図柄の変動表示が終了するまでの間に、新たに保留玉となったものの保留玉表示を用いて、引き続き、残された特定遊技内容の予告を行う(これを後続表示変更という)。
例えば、図7に示すように、先行表示変更された時点ではP1及びP2がそれぞれ表示A、表示Bと先行表示変更され、P3に表示Cが保留玉表示された場合には、P4に保留玉表示される保留玉が発生した時点で、該保留玉表示を表示Dとして表示変更する。
あるいは、図5のフローで(S05−NO)の場合は、P1位置に表示Aが保留玉表示され、該保留玉が大当りしたことが予告されたのち、該保留玉に係る特別図柄変動表示終了までの間に、新たに保留玉が発生してP1〜P4に表示される場合、それらの保留玉表示はそれぞれ表示A〜Dとして表示されるので、それらの表示から特定遊技内容が予告されることとなる。
このため、先行表示変更する場合には、例えば、予告抽せん手段124に当せんすると、保留玉表示変更手段121により、保留玉乱数記憶手段118に記憶されている保留玉当せん乱数の個数を確認し、その個数に相当する時間分、変動表示制御手段115による特別図柄変動表示時間を延長させる構成を付加し、その時間内で、表示A→表示B→表示C→表示Dの順に、順次時間を空けて先行表示変更を行うこととする。
あるいはまた、予告抽せん手段124に当せんした時点で、保留玉表示変更手段121により、特別図柄変動表示残り時間を計算し、その時間内で必要とされる先行表示変更を順次行うこととする。
このように構成すると、遊技者の利益率に対しより影響する保留玉変更表示が後回しになることから、遊技者に一層、興趣を与えることができる。
このため、後続表示変更された保留玉表示については、当該大当りの保留玉に係る特別図柄変動表示が終了した時点で、次の大当り保留玉がなければ、通常の保留玉表示形態に戻される。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態における図1ないし4に示す構成とほぼ同様の構成を有するので、その部分の説明は省略する。
図10に示すように、先行する保留玉が3個ある場合に、P4の位置に当せん乱数を有する保留玉表示がなされると、該保留玉表示をP4の以降、図10(1)〜(4)に示すように、既に保留玉となっていた表示が順次消化されるに伴い、該当せん乱数を保有する保留玉に係る保留玉表示がP3→P2→P1と左方に移動し、その後に保留玉表示が生じると、その保留玉表示が表示位置に応じて表示A〜Dとして後続表示変更される。このように、当せん予告表示された保留玉に係る特別図柄変動表示が終了するまでの間に、P1〜P4の表示位置に保留玉が発生すると、それらが、表示A〜Dとして後続表示変更される。
もちろん、先行表示変更のみを用いて構成することもできる。
また、特定遊技内容を予告する表示位置は、遊技者が最も興味を引く特定遊技内容の予告を後にすることが、遊技者が保留玉表示をすべく遊技を続行する誘因となり、好ましい。
更に、変更される表示形態についても、図4に示す例に限らず、それら特定遊技内容を遊技者に適切に示唆することのできる表示形態を、適宜採用することができる。
40 一般入賞口
41 第1始動入賞口
42 第2始動入賞口
43 普通図柄始動口
44 大入賞口
113 乱数取得手段
114 大当り判定手段
118 保留玉乱数記憶手段
119 保留玉乱数大当り判定手段
120 保留玉表示制御手段
121 保留玉表示変更手段
122 保留玉消化手段
123 予告データ用メモリ
124 予告抽せん手段
300 役物装置
310 演出画像表示手段
311 特別図柄表示手段
312 普通図柄表示手段
315 保留玉表示手段
Claims (5)
- 始動入賞口と、前記始動入賞口への遊技球の入賞により可変表示する特別図柄表示手段と、前記始動入賞口への遊技球の入賞によっても前記特別図柄表示手段による可変表示が未実行である保留玉を、一定個数まで所定の表示位置に表示する保留玉表示手段と、を有し、前記特別図柄表示手段による表示が予め定められた特定図柄となった場合に、遊技者にとって互いに利益率の異なる複数の特定遊技状態のうち、いずれかの特定遊技状態に制御される弾球遊技機において、
前記保留玉表示手段に表示される保留玉が入賞に基づく抽せんで前記予め定められた特定図柄となる当せん乱数を保有したことを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記保留玉が前記特定図柄となる当せん乱数を保有すると判定したとき、前記保留玉表示手段に表示される各保留玉表示を遊技内容に応じた当せん内容予告表示に変更する保留玉表示変更手段とを有し、前記保留玉表示変更手段は、前記保留玉の各表示位置に対応して予告する遊技内容を予め設定していることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1において、前記当せん内容予告表示を、保留玉の表示位置に対応して互いに異なる遊技内容の表示とすることを特徴とする弾球遊技機。
- 請求項1ないし2において、前記保留玉表示変更手段は、前記判定手段によって前記保留玉が前記当せん乱数を保有すると判定したのち、前記当せん乱数を保有する保留玉に係る前記特別図柄表示手段の可変表示が終了されるまでに新たに前記保留玉表示手段に表示されることとなった保留玉に係る表示を対象とすること特徴とする弾球遊技機。
- 請求項1〜3において、前記保留玉表示変更手段は、前記判定手段によって前記保留玉が前記当せん乱数を保有すると判定したときに既に前記保留玉表示手段に表示されている保留玉に係る表示を対象とすることを特徴とする弾球遊技機。
- 請求項1〜4において、前記予告を行うか否かを抽選する予告抽せん手段を有し、前記予告抽せん手段に当せんすることによって前記予告を行うことを特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008235196A JP5089540B2 (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008235196A JP5089540B2 (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010063794A JP2010063794A (ja) | 2010-03-25 |
JP5089540B2 true JP5089540B2 (ja) | 2012-12-05 |
Family
ID=42189907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008235196A Active JP5089540B2 (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5089540B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6117764B2 (ja) * | 2014-11-29 | 2017-04-19 | 株式会社藤商事 | 弾球遊技機 |
JP6053192B2 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-12-27 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP6085001B2 (ja) * | 2015-05-12 | 2017-02-22 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6085000B2 (ja) * | 2015-05-12 | 2017-02-22 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP7320811B2 (ja) * | 2018-03-08 | 2023-08-04 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP6833212B2 (ja) * | 2018-03-08 | 2021-02-24 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000135332A (ja) * | 1998-10-31 | 2000-05-16 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2004148000A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP4409208B2 (ja) * | 2003-05-23 | 2010-02-03 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP5223153B2 (ja) * | 2008-09-04 | 2013-06-26 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
2008
- 2008-09-12 JP JP2008235196A patent/JP5089540B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010063794A (ja) | 2010-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4743497B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5586339B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2006116016A (ja) | 遊技機 | |
JP5259448B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP5089540B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4692962B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5089539B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4980994B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6107053B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5271093B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP4315445B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010162258A (ja) | パチンコ機 | |
JP2010051699A (ja) | 遊技機 | |
JP5973535B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5695705B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2022116562A (ja) | 遊技機 | |
JP6107052B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009011345A5 (ja) | ||
JP5329880B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5982334B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6507359B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5827200B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019054839A (ja) | 遊技機 | |
JP2010131115A (ja) | パチンコ機 | |
JP6679965B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120828 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120911 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5089540 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |