JP6053192B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、当否判定情報の存在を示す保留図柄を表示する遊技機に関する。
このような保留図柄を利用した演出として、当否判定結果が当たりとなる可能性が高まったことを保留図柄の態様の変化で示唆する演出(保留演出)が知られている(例えば、下記特許文献1等参照)。
特開2014−79522号公報
保留演出には、演出の導入部分として、保留図柄の態様が変化するかもしれないという表示(いわゆる「煽り」)が設定されているものがある。しかし、場合によっては、このような「煽り」が発生するばかりで実際に保留図柄の態様が変化しない事態が頻発し、遊技者の興味が低下してしまうという問題があった。
本発明は、遊技者の興味が低下してしまうのを抑制することが可能な保留演出が搭載された遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた発明にかかる遊技機は、当否判定に関する当否判定情報を所定数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記当否判定情報の存在を示す保留図柄を表示する表示装置と、前記表示装置において前記保留図柄の態様が変化するのではないかという示唆表示を行った後、前記保留図柄の態様を変化させる第一演出、または前記保留図柄の態様がそのまま維持される第二演出のいずれか一方が実行される保留演出を制御する保留演出制御手段と、を備え、前記保留図柄は、当否判定の報知が開始される順に応じた保留表示位置に表示され、当否判定の報知が完了することによって各前記当否判定情報に対応する前記保留図柄の前記保留表示位置が変化するよう設定されており、前記保留演出制御手段は、ある前記保留表示位置に表示されている前記保留図柄に対して先の前記保留演出を実行した後、前記先の保留演出が実行されているときに前記ある保留表示位置とは別の保留表示位置に表示されていた前記保留図柄である対象保留図柄が前記ある保留表示位置に表示された状態となって、当該対象保留図柄に対して後の前記保留演出を実行する場合、前記先の留演出が前記第二演出であったときには、前記後の留演出が前記第一演出となるように設定されていることを特徴とする。
上記本発明にかかる遊技機は、先の保留演出が第二演出、すなわち保留図柄の態様が変化しなかった失敗演出となったときには、その後に保留演出が実行された場合、当該演出が第一演出、すなわち保留図柄の態様が変化する成功演出となるように設定されている。つまり、第二演出が連続して発生することがないから、保留演出に対する遊技者の興味が低下してしまうのを抑制することが可能である。ある当否判定情報に対応する保留図柄に対して(対象となる保留図柄基準で)第二演出が連続して発生しないようにしてもよいし、ある位置に表示されている保留図柄に対して(保留図柄が表示される位置基準で)第二演出が連続して発生しないようにしてもよい。
前記示唆表示は、前記保留図柄に作用する演出図柄を前記表示装置に表示するものであるとよい。
このように構成すれば、保留図柄が変化するのではないかという示唆を分かりやすくすることが可能である。本発明では、保留演出として第二演出が実行された後、次の示唆表示が実行されたときには第一演出が実行されることになる(第二演出(失敗演出)ばかり続くことがない)から、示唆演出の発生が遊技者の苛立ちを高めてしまうのを抑制することが可能である。
前記表示装置に表示された前記演出図柄が前記保留図柄に作用せずに非表示となる演出非突入表示を、前記示唆表示の前に実行することが可能であるとよい。
本発明は、失敗演出である第二演出が連続して発生しないようにするものであるため、保留演出自体の発生頻度が低下し、遊技が単調になってしまうおそれがある。そこで、上記のような演出非突入表示を実行可能とし、保留図柄に作用することで示唆表示となる可能性がある演出図柄を程よく表示することで、遊技が単調になるのを抑制する設定としてもよい。
本発明にかかる遊技機によれば、保留演出に対する遊技者の興味が低下してしまうのを抑制することが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 (a)は表示装置(表示領域)に表示された保留図柄(一つの保留図柄が第一特殊態様となっている状態)を模式的に示した図であり、(b)は保留図柄の種類を示した図である。 (a)および(b)に示す示唆表示を経て(c)に示す成功表示がなされる第一演出と、(a)および(b)に示す示唆表示を経て(d)に示す失敗表示がなされる第二演出を模式的に示した図である。 演出非突入表示を模式的に示した図である。 保留演出制御処理の一例を示したフローチャートである。 保留演出制御処理におけるS1で実行される抽選の具体例(抽選テーブル)を示した図である。 ある当否判定に対応する保留図柄に対して保留演出として第二演出が実行された後、当該ある当否判定に対応する保留図柄に対して再び保留演出が実行されて、当該演出が第一演出となる例を模式的に示した図である。 ある保留表示位置に表示される保留図柄に対して保留演出として第二演出が実行された後、当該ある保留表示位置に表示される保留図柄に対して再び保留演出が実行されて、当該演出が第一演出となる例を模式的に示した図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図2、図6〜図8は、表示領域911を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(本発明における当否判定情報に相当する)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、当該数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定の報知が開始されていない数値(以下単に保留と称することもある)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口につき四つである。なお、本実施形態では、当否判定の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい(この場合には当否判定結果自体が、当否判定情報に相当することとなる)。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
本実施形態にかかる遊技機1では、記憶手段に記憶されている当否判定結果の報知が開始されていない取得された数値(当否判定情報)のそれぞれに対応するマークである保留図柄10が、表示装置91の表示領域911に表示される。具体的には、当否判定を実行するための数値が取得された順に並ぶよう、保留図柄10が表示装置91に表示される。保留図柄10は図示されない制御基板に設けられる保留図柄制御手段によって制御される。本実施形態では、図2(a)に示すように、表示装置91の表示領域911の右下に、表示領域911の下側縁に沿って並ぶよう(当否判定結果の報知の開始が早い順に左から並ぶよう)表示される。
保留図柄10は、表示される態様として複数種の態様が設定されている。具体的には、通常態様10nと、一または複数種の特殊態様が設定されている。本実施形態では、特殊態様として三種の態様(第一特殊態様11s〜第三特殊態様13s)が設定されている。各保留図柄10が表示されたときにおける当該保留図柄10に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(いわゆる大当たり信頼度)は、通常態様10nよりも特殊態様の方が高い。また、特殊態様同士で比較すれば、第一特殊態様11sが最も低く、第三特殊態様13sが最も高い(第二特殊態様12sのいわゆる大当たり信頼度は、第一特殊態様11sより高く、第三特殊態様13sより低い)。したがって、遊技者は、特殊態様が表示されること、および特殊態様が表示されるのであればより大当たり信頼度の高い特殊態様が表示されることを願いつつ遊技することとなる。
通常態様10nと特殊態様の形態(見た目)の差異、各特殊態様同士の形態(見た目)の差異は、当該差異を遊技者が認識可能であればどのようなものであってもよい。本実施形態では、通常態様10nおよび各特殊態様とでは、少なくともその色が異なるように設定されている。具体的には、図2(b)に示すように、通常態様10nは無色(白)、第一特殊態様11sは青色、第二特殊態様12sは緑色、第三特殊態様13sは赤色に設定されている。なお、各図においては、当該特殊態様が発現する「色」を便宜的に文字で示している。
本実施形態にかかる遊技機1には、当該保留図柄10を利用した保留演出(保留変化演出)が搭載されている。保留演出は、一旦表示装置91に表示された保留図柄10が、より当否判定結果が大当たりとなる蓋然性の高いものに変化する可能性があるものである。当該保留演出は、示唆表示および結果表示を含む。
示唆表示は、保留図柄10の態様が変化するのではないか、ということを遊技者に示唆するものであって、保留演出の導入部分である。本実施形態では、保留図柄10に作用する演出図柄20を表示する。例えば、保留図柄10に向かって移動し、当該演出図柄20が保留図柄10に衝突するような映像を表示する(図3(a)(b)参照)。当該演出図柄20を移動させる別の図柄30(キャラクタ等)を表示してもよい。例えば、キャラクタが演出図柄20を保留図柄10に向かって投げ、当該演出図柄20が少なくとも一つの保留図柄10に衝突するような映像を表示することで、示唆表示を構成する。なお、「保留図柄10に作用する」とは、実際に演出図柄20が保留図柄10に接触しているような表示がなされることだけでなく、演出図柄20が保留図柄10に何かしらの影響を与えていることが理解できるものであればよい。また、保留図柄10の態様が変化するのではないか、ということを遊技者に示唆するものであれば、示唆表示の構成はどのようなものであってもよい。
一方、本実施形態では、演出図柄20を表示するものの、当該演出図柄20が保留図柄10に作用せずに終わる演出非突入表示が実行されることがある(図4参照)。つまり、演出非突入表示は、遊技者に保留演出(示唆表示)に突入するかと思わせるための演出であるといえる。このような演出非突入表示が実行可能に構成されていることの作用については後述する。
保留演出の結果表示は、示唆表示がなされた後実行されるものであって、結果として保留図柄10が変化する成功表示(図3(c)参照)と、保留図柄10が変化せずそのままの態様が維持される失敗表示(図3(d)参照)とに区分けされる。成功表示や失敗表示の具体的な表示態様はどのようなものであってもよい。成功表示や失敗表示のそれぞれが、複数種の表示態様を含んでいてもよい。
このように、本実施形態における保留演出は、示唆表示と結果表示を含み、結果表示として成功表示と失敗表示が設定されている。つまり、示唆表示から成功表示に至る(図3の(a)→(b)→(c)という流れの演出となる)保留演出(以下、第一演出と称することもある)と、示唆表示から失敗表示に至る(図3の(a)→(b)→(d)という流れの演出となる)保留演出(以下、第二演出と称することもある)とが設定されている。内部的な抽選等によって保留図柄10を変化させることが決定された場合には、(最終的には)第一演出が実行されることとなる。
図示しない保留演出制御手段(本実施形態では、演出等を制御するサブ制御基板に設けられている)は、図5に示すフロー(保留演出制御処理)に沿って保留演出の内容を決定する。なお、本実施形態における保留演出は、通常態様10nの保留図柄10がいずれかの特殊態様に変化する可能性を示すという演出形態となっているため、当該演出の制御処理について説明する。当該保留演出以外の保留図柄10を用いた演出が設定されていてもよいが、その演出の制御については説明を省略する。
通常態様10nの保留図柄10が表示されたとき、当該保留図柄10に対応する当否判定結果の報知が開始されるまでの間に、特殊態様に変化させるかどうかを抽選により決定する(S1)。具体的には、当該保留図柄10に対応する当否判定情報が大当たりとなるものであるかどうかに基づき、当該保留図柄10を特殊態様させるか否か、特殊態様とする場合には、複数種の特殊態様のうちのいずれを設定するかを決定する。本実施形態では、当該保留図柄10に対応する当否判定が大当たりとなるものである場合には大当たり時抽選テーブル(図6(a)参照)に基づき抽選し、はずれとなるものである場合にははずれ時抽選テーブル(図6(b)参照)に基づき抽選する。なお、当該抽選態様はあくまで例示である。例えば、保留図柄10が表示されたときの当該保留図柄10の位置(当否判定結果が開始されるまでの順)が、保留図柄10を特殊態様とするか否かの判断に影響を与えるものとしてもよい。
当該抽選によって保留図柄10の態様を変化させないこと、すなわち通常態様10nが維持されることが決定された場合(S1「No」)には、当該保留図柄10に対し第二演出を実行するかどうかを判断する(S2)。つまり、当該保留図柄10に対し、示唆表示を経て失敗表示をする保留演出を発生させるか否かを判断する。当該判断(抽選)はどのようなものであってもよいが、遊技者にとって喜ばしい演出ではない第二抽選が発生する頻度を決定するものとなるため、その割合を程よくすることが求められる。第二抽選を実行することが決定された場合(S2「Yes」)には、当該保留図柄10に対し第二抽選を設定する(S3)。第二抽選として複数種の内容が設定されているのであれば、当該演出内容や演出を実行するタイミング等を決定する。
S1において保留図柄10を特殊態様とすることが決定されたということは、最終的には必ず第一演出が発生するということである。この場合、第二演出を経た第一演出を発生させるか否かを判断する(S4)。第二演出を経ずに第一演出を発生させることが決定された場合(S4「No」)には、当該保留図柄10に対し第一演出を設定する(S5)。第一演出として複数種の内容が設定されているのであれば、当該演出内容や演出を実行するタイミング等を決定する。
一方、第二抽選を経た第一演出を発生させることが決定された場合(S4「Yes」)には、先に実行する第二演出と、その後実行される第一演出を設定する(S6)。具体的には、先に実行される第二演出の内容や実行するタイミング、その後実行する第一演出の内容や実行するタイミングを決定する。対象となる保留図柄10が表示されてから、当該保留図柄10の当否判定結果の報知が開始されるまでに、第二演出が実行され、その後第一演出が実行されて、当該保留図柄10が通常態様10nからいずれかの特殊態様に変化するように設定されればよい。
S3、S5、S6で設定された保留演出の内容(データ)は、表示装置91を制御する手段に送信される(S7)。
このように、本実施形態における保留演出は、第二演出が設定されるケースはS3またはS6の処理が実行されたときである。S3において第二演出が設定される保留図柄10は、特殊態様に変化せずに通常態様10nが維持されることとなり、S6において第二演出が設定される保留図柄10は、第二演出の後実行される第一演出によって特殊態様に変化することとなる。つまり、ある保留図柄10に対し、二回連続で第二演出が発生することはない。そうすると、遊技者にとってみれば、ある保留図柄10に対して図7(a)〜(c)に示すような第二演出が発生した後、当該保留図柄10に対し再び保留演出が発生した場合には、当該保留演出は必ず図7(d)〜(f)に示すような第一演出になるということである。換言すれば、ある保留図柄10に対して図7(a)〜(c)に示すような第二演出が発生した後、当該保留図柄10に対し図7(d)(e)に示すような示唆表示がなされた場合には、その後図7(f)に示すような成功表示がなされ、保留図柄10が特殊態様のいずれかに変化するということである。
このように、本実施形態にかかる遊技機1は、ある当否判定に対応する保留図柄10に対し実行された先の保留演出が第二演出、すなわち保留図柄10の態様が変化しなかった失敗演出となったときには、当該保留図柄10に対してその後に保留演出が実行された(示唆表示がなされた)場合、当該演出が第一演出、すなわち保留図柄10の態様が変化する成功演出となるように設定されている。つまり、ある当否判定に対応する保留図柄10に対し、第二演出が連続して発生することがないから、保留演出に対する遊技者の興味が低下してしまうのを抑制することが可能である。
上記制御例は、ある当否判定情報に対応する保留図柄10に対して(対象となる保留図柄10基準で)第二演出が連続して発生しないというように設定されたものであるが、保留図柄10が表示される位置(保留表示位置)基準で第二演出が連続して発生しないように設定されたものとしてもよい。具体的には次の通りである。
上述したように、本実施形態では、当否判定結果の報知の開始が早い順に左から並ぶよう保留図柄10が表示される。具体的には、現在報知されている当否判定の次に報知される当否判定に対応する保留図柄10が第一保留表示位置41に、第一保留表示位置41に表示されている保留図柄10の次に報知される当否判定に対応する保留図柄10が第一保留表示位置41の右側に位置する第二保留表示位置42に、第二保留表示位置42に表示されている保留図柄10の次に報知される当否判定に対応する保留図柄10が第二保留表示位置42の右側に位置する第三保留表示位置43に、第三保留表示位置43に表示されている保留図柄10の次に報知される当否判定に対応する保留図柄10が第三保留表示位置43の右側に位置する第四保留表示位置44に表示される(図2参照)。
例えば、図8(a)〜(c)に示すように、保留図柄10が三つ表示されている状態において、第一保留表示位置41に表示されている保留図柄10に対し、保留演出(先の保留演出)が実行され、当該演出が第二演出だったとする。その後、当否判定結果が報知されていき、先の保留演出が実行されているとき(図8(a)〜(c)に示す状態のとき)に第三保留表示位置43に表示されていた保留図柄10(「T」を付して示す)が、第一保留表示位置41に表示された状態となったとする。この場合、図8(d)(e)に示すように、当該第一保留表示位置41に表示されている保留図柄10に対し、保留演出(示唆表示)が実行された場合には、当該演出は、図8(f)に示すように必ず第一演出となるように設定される。つまり、一度、第一保留表示位置41に表示されている保留図柄10に対し第二演出が開始されたとき、当該時点で既に保留図柄10として表示されていたものが、第一保留表示位置41に表示されているときに再度保留演出が実行されたときには、当該保留演出は第二演出とならず、第一演出となるように設定されている。
なお、保留表示位置基準とする場合、後の保留演出としてみなすことができるものは、先の保留演出が開始されたときに既に保留図柄10として表示されていたもの(先の保留演出が開始されたときに既に取得されていた当否判定情報に対応する保留図柄10)に対し保留演出が実行されたときである。つまり、先の保留演出が開始されたときに、保留図柄10として表示されていなかったもの(先の保留演出が開始された後取得された当否判定情報に対応する保留図柄10)に対し保留演出が実行された場合には、当該保留演出は、後の保留演出ではなく、先の保留演出となりうるものということとなる。
このように、保留表示位置基準で、第二演出が連続して発生しない設定としても、保留演出に対する遊技者の興味が低下してしまうのを抑制することが可能である。
また、このような保留表示位置基準とする場合、保留図柄10の通常態様10nとして複数の態様が設定されているとよい。つまり、通常態様10nが一種類のみであると、第一演出が実行されていたときに表示されていた保留図柄10かどうかが分かりにくくなるところ、通常態様10nが複数種設定されていれば、第一演出が実行されていたときに表示されていた保留図柄10かどうかが分かりやすくなる。つまり、図8に示した演出例でいえば、「T」を付して示した保留図柄10までが、第二演出が連続して発生しない対象となる保留図柄10となるため、各保留図柄10の態様(通常態様10n)が異なっていれば、当該対象となる保留図柄10がどの範囲までであるかが分かりやすい。
複数種の通常態様10nを設定する場合、通常態様10nが順に変化(ループ)していく構成にするとよい。例えば、通常態様10nとして第一通常態様〜第八通常態様の八種を設定し、新たな当否判定情報が取得される度に、第一通常態様、第二通常態様、第三通常態様、・・・第八通常態様、第一通常態様、第二通常態様・・・というように、保留図柄10として表示される図柄の態様が規則的に変化していく構成にすると、第二演出が連続して発生しない対象となる保留図柄10の範囲が分かりやすい。この場合、各通常態様10nの差は、遊技者が異なる図柄であることを認識できるものであればどのようなものであってもよい。また、各通常態様10nそれぞれに対し、一または複数種の特殊態様が設定された構成としてもよい。例えば、各通常態様10nに着色されたもの(青、緑、赤等に着色されたもの)が、各特殊態様として設定された構成としてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、保留演出として第二演出が実行された後、ある保留図柄10またはある保留表示位置に表示される保留図柄10に対し再び保留演出が実行された場合、当該演出は第一演出となる。したがって、遊技者は、第二演出の後、演出図柄20が保留図柄10に作用するような映像である示唆表示が表示されることを願いつつ遊技することになる。
そして、本実施形態では、演出図柄20が表示された場合に必ず示唆表示が表示されるというわけではなく、演出図柄20が保留図柄10に作用せずに非表示となる演出非突入表示(図4参照)が実行されることもある。したがって、遊技者は、表示された演出図柄20が保留図柄10に作用するか否かということにも注目することとなり、遊技の趣向性をさらに高めることが可能である。また、本実施形態では、保留演出自体の発生頻度が低下し、遊技が単調になってしまうおそれがあるところ、保留図柄10に作用することで示唆表示となる可能性がある演出図柄20を程よく表示することで、遊技が単調になるのを抑制することが可能である。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態における保留演出は、通常態様10nの保留図柄10がいずれかの特殊態様になるかどうかを遊技者に示すものであることを説明したが、いずれかの特殊態様の保留図柄10が、当該時点での態様とは異なる特殊態様になるかどうかを遊技者に示すものであってもよい。つまり、保留演出は、ある特殊態様から別の特殊態様に変化する可能性がある演出としてもよい。このような保留演出についても同様の技術思想が適用可能である。
上記実施形態では、演出図柄20が保留図柄10に作用せずに終わる演出非突入表示(図4参照)が実行される場合があることを説明したが、このような演出非突入表示が実行されることがない構成としてもよい。つまり、演出図柄20が表示されれば、当該演出図柄20が保留図柄10に作用する示唆表示が必ず実行される構成としてもよい。
また、演出非突入表示として図4に示したような表示を示唆表示とする設定としてもよい。つまり、演出図柄20が保留図柄10に作用するような表示がなされるか否かを示唆表示の要件とせず、演出図柄20が表示されたことを示唆表示の要件とし、演出図柄20が表示されたにも拘わらず、保留図柄10の変化が発生しなかったケースが二連続で発生しないように設定された構成としてもよい。この場合には、演出図柄20が二回発生すると、必ず少なくとも一回の保留図柄10の態様変化が発生することとなる。
上記実施形態では、各保留図柄10は表示領域911の下側縁に沿って(右下に)表示されることを説明したが、当該表示箇所は例示にすぎない。
また、上記実施形態では、各保留図柄10は各種演出等が実行されるメインの表示装置91に表示されるものであることを説明したが、メインの表示装置91以外の表示装置に表示されるものについても同様の技術思想が適用可能である。保留図柄10が表示される表示装置が、保留図柄10を表示するためだけに設けられた表示装置であってもよい。
1 遊技機
10 保留図柄
10n 通常態様
11s 第一特殊態様
12s 第二特殊態様
13s 第三特殊態様
20 演出図柄

Claims (3)

  1. 当否判定に関する当否判定情報を所定数記憶可能な記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記当否判定情報の存在を示す保留図柄を表示する表示装置と、
    前記表示装置において前記保留図柄の態様が変化するのではないかという示唆表示を行った後、前記保留図柄の態様を変化させる第一演出、または前記保留図柄の態様がそのまま維持される第二演出のいずれか一方が実行される保留演出を制御する保留演出制御手段と、
    を備え、
    前記保留図柄は、当否判定の報知が開始される順に応じた保留表示位置に表示され、当否判定の報知が完了することによって各前記当否判定情報に対応する前記保留図柄の前記保留表示位置が変化するよう設定されており、
    前記保留演出制御手段は、ある前記保留表示位置に表示されている前記保留図柄に対して先の前記保留演出を実行した後、
    前記先の保留演出が実行されているときに前記ある保留表示位置とは別の保留表示位置に表示されていた前記保留図柄である対象保留図柄が前記ある保留表示位置に表示された状態となって、当該対象保留図柄に対して後の前記保留演出を実行する場合、
    前記先の留演出が前記第二演出であったときには、前記後の留演出が前記第一演出となるように設定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記示唆表示は、前記保留図柄に作用する演出図柄を前記表示装置に表示するものであることを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  3. 前記表示装置に表示された前記演出図柄が前記保留図柄に作用せずに非表示となる演出非突入表示を、前記示唆表示の前に実行することが可能であることを特徴とする請求項に記載の遊技機。
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