JP2016123511A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小当たり遊技の発生によって遊技者が興醒めしてしまうのを抑制することが可能な遊技機を提供すること。【解決手段】複数種の当たり遊技の一部として、遊技者が直接的な利益を得ることが困難な小当たり遊技が設定された遊技機であって、小当たり遊技中に実行される可能性がある演出として、当該小当たり遊技に当選した当否判定よりも後に報知される当否判定に関する先演出が設定されている遊技機1とする。当該先演出の具体例としては、記憶手段に記憶されている当否判定情報の存在を示す保留図柄10の態様が変化する可能性を示す保留変化演出が挙げられる。【選択図】図4

Description

本発明は、遊技者が直接的な利益を得ることが困難な小当たり遊技が設定された遊技機に関する。
例えば下記特許文献1等に記載されるように、遊技者が直接的な利益(いわゆる出玉)を得ることが困難(不可能である構成を含む。以下同じ)な小当たり遊技が設定された遊技が種々知られている。このような小当たり遊技として、遊技状態を移行(例えば通常状態(低確率状態)といわゆる確率変動状態(高確率状態)の一方から他方への移行)させる等、遊技者の利益に関わってくるものが知られている一方、遊技のシステム上、遊技者の利益に全く関係のない小当たり遊技を設定しなければならないこともある。
特開2014−54454号公報
小当たり遊技は、大入賞口等を遊技球の入賞が困難な程度に短時間開放させる(いわゆるラウンド数分短時間開放させる)こと等が一般的である。遊技者は、直接的な利益を得ることができないにも拘わらず、このような小当たり遊技が終了するまで待たなければならず、小当たりによって遊技が間延びしてしまうおそれがある。特に、遊技者の利益に全く関係のない小当たり遊技が設定された遊技機では、小当たり遊技によって遊技者が興醒めしないようにすることが重要となる。
本発明が解決しようとする課題は、小当たり遊技の発生によって遊技者が興醒めしてしまうのを抑制することが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、複数種の当たり遊技の一部として、遊技者が直接的な利益を得ることが困難な小当たり遊技が設定された遊技機であって、前記小当たり遊技中に実行される可能性がある演出として、当該小当たり遊技に当選した当否判定よりも後に報知される当否判定に関する先演出が設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた別の本発明にかかる遊技機は、小当たり遊技中に、小当たり遊技に当選した当否判定よりも後に報知される当否判定に関する先演出が設定されているため、小当たり遊技中の遊技者の注目が先の当否判定に関する演出である先演出に向く。よって、小当たり遊技が発生したことによって遊技者が興醒めしてしまうのを抑制することが可能である。
当否判定に関する当否判定情報を所定数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記当否判定情報の存在を示す保留図柄を表示する表示装置と、を備え、 前記先演出として、前記保留図柄の態様が変化する可能性を示す保留変化演出が設定されているとよい。
このように、小当たり遊技中に保留図柄の態様を変化させる可能性を示す保留変化演出が実行されることがあるようにすれば、遊技者が保留図柄の態様が変化するか、またはどのように変化するかに注目するため、小当たり遊技が発生したことによって遊技者が興醒めしてしまうのを抑制することが可能である。
前記先演出は、前記小当たり遊技に当選した当否判定よりも後に報知される当否判定結果を示唆するものであるとよい。
先演出が当否判定結果を示唆するものであれば、当該先演出に対する遊技者の注目をさらに高めることが可能である。
前記先演出によって、ある位置に表示されている前記保留図柄の態様が変化した場合と、それとは異なる位置に表示されている前記保留図柄の態様が変化した場合とでは、当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が異なるように設定されているとよい。
このように、どの位置に表示されている保留図柄の態様が変化するかによって、当該保留図柄が大当たりとなる蓋然性が異なるように設定されていれば、保留図柄の態様変化に対する遊技者の注目をさらに高めることが可能である。
本発明にかかる遊技機によれば、小当たり遊技が発生することによって遊技者が興醒めしてしまうのを抑制することが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 大当たりが報知された状態(a)と小当たりが報知された状態(b)を模式的に示した図である。 保留図柄の態様の一覧(通常態様および特殊態様)を示した図である。 小当たり遊技中に実行される保留変化演出を説明するための模式図である。 小当たり遊技中に実行される保留変化演出によって、対象となる保留図柄に対応する当否判定が大当たりとなる蓋然性を示唆する構成を説明するための模式図である。 (a)(b)は第一保留表示位置に表示されている保留図柄に対し保留変化演出が発生した例を、(c)(d)は第三保留表示位置に表示されている保留図柄に対し保留変化演出が発生した例を模式的に示した図である。 保留変化が発生するかもしれないという示唆表示を経て、保留変化が発生しなかった例を模式的に示した図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図2、図4〜図7は、表示領域911を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(本発明における当否判定情報に相当する)が取得され、当該数値が予め定められた当たりの数値と同じである場合には当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、当該数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定の報知が開始されていない数値(以下単に保留と称することもある)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口につき四つである。なお、本実施形態では、当否判定の報知が開始される時点で、取得された数値が当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい(この場合には当否判定結果自体が、当否判定情報に相当することとなる)。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
本実施形態にかかる遊技機1では、上記当否判定手段による抽選による当たり(当選)として「大当たり」および「小当たり」が設定されている。大当たりは、遊技球を容易に入賞させることができるよう大入賞口906が開放し、遊技者が多くの賞球(いわゆる出玉)を獲得することができるものである。つまり、大当たりは、遊技者が直接的な利益(大当たりの遊技自体で得られるもの。つまり出玉のことをいう)を得ることができるものである。
一方、小当たりは、遊技の趣向性を高めるために設定されたものであって、大当たりとは異なり、遊技者が賞球(いわゆる出玉)を獲得することが困難である(不可能なものを含む。以下同じ)ものである。つまり、小当たり自体は、遊技者に直接的な利益(小当たりの遊技自体で得られるもの。つまり出玉のことをいう)をもたらすものではない。本実施形態では、小当たりに当選した場合には、大入賞口906が一瞬開放すること(遊技球が入賞することが困難な程度に短時間開放すること。以下、大入賞口906の短時間開放と称することもある)を一または複数回繰り返す。小当たりの少なくとも一部は、いわゆる「擬似当たり」であるともいえる。
なお、本実施形態では、当否判定手段による当否判定結果は、複数種の識別図柄40の組み合わせで報知される。大当たりを示す識別図柄40の組み合わせ(例えば、同じ識別図柄40で揃った組み合わせ)・小当たりを示す識別図柄40の組み合わせ(例えば、中図柄に特別な図柄が停止した組み合わせ)が予め規定されており、当否判定に当選したときには、当たりの内容を示す識別図柄40の組み合わせが停止する(図2参照)。小当たりの報知は、それを目立たなくするため、表示領域911の隅の方で表示されるようにするとよい(図2(b)参照)。
小当たりが設定される目的はどのようなものであってもよい。小当たりを契機とした遊技状態の変化(大当たり当選確率が低確率状態と高確率状態の一方から他方に移行する等)を実現するためのものであってもよいし、遊技システム上、小当たりが発生するシステムとしなければならないものであってもよい。例えば、所定の遊技状態中には、小当たり当選が大当たり獲得の契機となる遊技内容(小当たりに当選した場合、所定の入賞領域が開放し、当該入賞領域に遊技球が入り込んだ場合に大当たりとなる遊技等)が設定されているものの、所定の遊技状態中にない遊技状態(通常の遊技状態等)中には、大当たり獲得の契機とならない小当たりを発生させなければならないシステムが考えられる。いずれにせよ、以下で説明する構成は、直接的な利益を得ることができないために遊技者にとってあまり喜ばしいものではない小当たりが発生したとき、当該小当たりを意識させないようにするときに有効である。したがって、全ての小当たり遊技中に以下で説明するような小当たり用演出を発生させなければならないものではない。遊技者にとって喜ばしい小当たり(例えば、大当たり当選確率を低確率状態から高確率状態に移行させるための小当たり)、すなわち小当たりによって直接的な利益(出玉)が得られないものの、別の利益が得られるような小当たりが発生したときには、以下で説明するような小当たり用演出が発生しないようにしてもよい(演出を発生させることを否定するものではない)。つまり、遊技者にとって全く利益の無い小当たりが発生した場合の少なくとも一部のケースのみ、以下で説明するような小当たり用演出が発生する設定としてもよい。
本実施形態における小当たり用演出(本発明における先演出に相当する)は、小当たり遊技に当選した当否判定よりも後に報知される当否判定(以下、小当たり以降の当否判定と称することもある)に関する演出である(小当たりに当選した当否判定自体に関する演出ではない)。別の見方をすれば、小当たり遊技に当選した際に、保留されている当否判定に関するものである。小当たり以降の当否判定に関する演出としては種々考えられるが、その一例として以下に示すような保留変化演出が挙げられる。
保留変化演出は、記憶手段に記憶されている当否判定情報の存在を示す保留図柄10の態様が変化する演出である。本実施形態では、保留図柄10は表示装置91(メインの表示装置)に表示される(図2等参照)。図3に示すように、保留図柄10の態様として、通常態様10nおよび一または複数種の特殊態様が設定されている。基本的には、保留図柄10が表示されたときにおける当該保留図柄10に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(いわゆる大当たり信頼度)は、通常態様10nよりも特殊態様の方が高い。また、特殊態様同士で比較すれば、第一特殊態様11sが最も低く、第三特殊態様13sが最も高い(第二特殊態様12sのいわゆる大当たり信頼度は、第一特殊態様11sより高く、第三特殊態様13sより低い)。したがって、遊技者は、特殊態様が表示されること、および特殊態様が表示されるのであればより大当たり信頼度の高い特殊態様が表示されることを願いつつ遊技することとなる。通常態様10nや特殊態様等、保留図柄10の具体的な態様は、遊技者が各態様の差異を見分けられるのであればどのようなものであってもよい。
本実施形態では、小当たりに当選したとき、当該小当たり遊技中(大入賞口906の短時間開放が一または複数回実行されている際)に、小当たり以降の当否判定に関する情報の存在を示す保留図柄10の態様を変化させる可能性を示す。例えば、キャラクタ等を表す一または複数種の演出図柄30を表示し、当該演出図柄30が、通常態様10nの保留図柄10をいずれかの特殊態様の保留図柄10に変化させる可能性を示すような演出とする(図4参照)。ある特殊態様の保留図柄10がそれとは異なる特殊態様の保留図柄10に変化することがあってもよい。複数の保留図柄10が表示されている場合、変化させる保留図柄10はいずれの保留図柄10であってもよい。また、一つだけでなく、複数の保留図柄10を変化させてもよい。保留図柄10の変化は、当該保留図柄10に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(いわゆる大当たり信頼度)を示唆するものであってもよい(以下の(1)で説明する)し、そうでなくても(以下の(2)で説明する)よい。
(1)大当たり信頼度を示唆するものとする場合
大当たり信頼度を示唆するものとする場合には、当該保留図柄10に対応する当否判定情報(上述した遊技球が始動入賞口904に入賞したことを契機として取得された数値)を参照し、当該当否判定情報が大当たりとなるものであるかどうかを判断する。対象となる保留図柄10に対応する当否判定情報(当否判定結果)が、大当たりとなるものである場合の方が、はずれである場合よりも、より大当たり信頼度の高い特殊態様に変化するように設定されている(図5参照)。
上述したように、複数の保留図柄10が表示されている場合、変化させる保留図柄10はいずれの保留図柄10であってもよいが、本実施形態では、複数の保留図柄10が表示されているとき、基本的には消化順が早い最も左(第一保留表示位置21)に表示されている保留図柄10の態様を変化させる。ただし、場合によっては、第一保留表示位置21以外の保留表示位置(第二保留表示位置22、第三保留表示位置23および第四保留表示位置24(数字が小さいほど消化順が早いとする))に表示されている保留図柄10の態様を変化させることがある(保留表示位置に関しては図2参照)。そして、複数の保留図柄10が表示されているときに小当たり遊技中の保留変化演出が実行される場合、第一保留表示位置21に表示されている保留図柄10の態様変化が発生したときよりも、それ以外の保留表示位置に表示されている保留図柄10の態様変化が発生したときの方が、変化した保留図柄10に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高くなるように設定されている。
例えば、第一保留表示位置21に表示されている保留図柄10が第一特殊態様11sに変化した場合(図6(a)(b)参照)と、それ以外の保留表示位置に表示されている保留図柄10が第一特殊態様11sに変化した場合(図6(c)(d)参照)とでは、第一特殊態様11sに変化したという結果は同じであるにも拘わらず、前者のケースよりも後者のケースの方が大当たり信頼度が高い。つまり、遊技者は、保留図柄10がどの態様に変化するかということのみならず、どの保留表示位置に表示されている保留図柄10が変化するかということに注目することとなる。なお、各保留表示位置と大当たり信頼度の対応関係は適宜設定することが可能である。
なお、一つの保留図柄10のみが表示されているときに、保留変化演出を実行させるときには、当然第一保留表示位置21に表示されている保留図柄10の態様を変化させるしかないため、態様が変化する保留図柄10の保留表示位置によって大当たり信頼度を示唆することはできない。
このように、小当たり遊技中に保留変化演出を発生させることにより、遊技者の注目を当該保留変化演出に向けることが可能となる。つまり、保留変化演出によって、小当たり遊技が発生していることに対する遊技者の注目度合が低下するから、直接的な利益を得ることができない小当たり遊技が発生したことによって遊技者が興醒めしてしまうのを抑制することが可能である。
そして、小当たり遊技中に実行される保留変化演出は、対象となった保留図柄10に対応する当否判定結果を示唆するものであるから、保留図柄10の変化に対する遊技者の注目をより高めることが可能である。
(2)大当たり信頼度を示唆しないものとする場合
大当たり信頼度を示唆しないものとする場合には、当該保留図柄10に対応する当否判定情報を参照することなく、変化後の保留図柄10の態様を抽選によって決定する。大当たり信頼度を示唆しないものであるため、当該抽選はどのようなものであってもよい。保留図柄10が、図3に示したような特殊態様に変化する(この場合、図3に示したような特殊態様に変化したとしても、実際には大当たり信頼度を示唆しているものではない)ものとしてもよいし、小当たり時の保留変化演出専用の特殊態様として、図3に示した特殊態様とは異なる一または複数種の特殊態様が設定された構成とし、当該特殊態様に変化する構成としてもよい。
変化後の保留図柄10の態様が大当たり信頼度を実際には示唆していないといっても、(1)で説明した大当たり信頼度を示唆する構成と同様に、見た目上保留図柄10が変化していることに変わりはない。よって、かかる構成としても、小当たり遊技中における遊技者の注目を保留変化演出に向けることができ、小当たり遊技が発生したことによって遊技者が興醒めしてしまうのを抑制することが可能である。
以上のように、小当たり用演出として実行される保留変化演出は、(1)大当たり信頼度を示唆するものとしても、(2)大当たり信頼度を示唆しないものとしてもよい。また、(1)と(2)の両方が実行されうる遊技機としてもよい。例えば、遊技機に、遊技者の任意または自動的に切り替わる複数種のモードが設定されており、一または複数種の第一種モードのときには(1)が実行され、第一種モードとは異なる一または複数種の第二種モードのときには(2)が実行される構成としてもよい。
なお、上記保留変化演出は、保留図柄10が変化しないことがあってもよい。例えば、図7に示す例のように、キャラクタ等の演出図柄30が登場したにも拘わらず、保留図柄10が変化しないという失敗演出が実行される可能性があってもよい。このような失敗演出が実行される場合であっても、遊技者の注目を保留変化演出に向けることができる。必ず保留図柄10の態様の変化が発生する(必ず成功する)設定とすると、小当たり遊技中の保留変化演出を経験すればするほど、当該演出に対する興味が薄れていってしまうおそれがある点を踏まえれば、上記のような失敗演出が発生しうる設定とした方がよいとも考えられる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態では、小当たり用演出(先演出)の一例として保留変化演出が設定されていることを説明したが、小当たり遊技に当選した当否判定よりも後に報知される当否判定に関するものであれば、保留変化演出に加え、または保留変化演出に代わって、別の演出が小当たり用演出として設定されていてもよい。当該小当たり用演出となりうる別の演出としては、「保留内がチャンスかも?」といった、小当たり遊技に当選したときに記憶されている保留(当否判定情報)に対応する当否判定結果を示唆するような表示を行う演出が例示できる。
上記実施形態では、各保留図柄10は表示領域911の下側縁に沿って(右下に)表示されることを説明したが、当該表示箇所は例示にすぎない。
また、上記実施形態では、各保留図柄10は各種演出等が実行されるメインの表示装置91に表示されるものであることを説明したが、メインの表示装置91以外の表示装置に表示されるものについても同様の技術思想が適用可能である。保留図柄10が表示される表示装置が、保留図柄10を表示するためだけに設けられた表示装置であってもよい。
1 遊技機
10 保留図柄
10n 通常態様
11s 第一特殊態様
12s 第二特殊態様
13s 第三特殊態様
21 第一保留表示位置
22 第二保留表示位置
23 第三保留表示位置
24 第四保留表示位置
91 表示装置

Claims (4)

  1. 複数種の当たり遊技の一部として、遊技者が直接的な利益を得ることが困難な小当たり遊技が設定された遊技機であって、
    前記小当たり遊技中に実行される可能性がある演出として、当該小当たり遊技に当選した当否判定よりも後に報知される当否判定に関する先演出が設定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 当否判定に関する当否判定情報を所定数記憶可能な記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記当否判定情報の存在を示す保留図柄を表示する表示装置と、
    を備え、
    前記先演出として、前記保留図柄の態様が変化する可能性を示す保留変化演出が設定されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記先演出は、前記小当たり遊技に当選した当否判定よりも後に報知される当否判定結果を示唆するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記先演出によって、ある位置に表示されている前記保留図柄の態様が変化した場合と、それとは異なる位置に表示されている前記保留図柄の態様が変化した場合とでは、当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が異なるように設定されていることを特徴とする請求項2を引用する請求項3に記載の遊技機。
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