JP5580166B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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Description
(a)成分:下記一般式(1)で表される非イオン界面活性剤 15〜75質量%
R1a(CO)rO−[(C2H4O)p/(AO)q]R2a (1)
〔式中、R1aは炭素数8〜22の鎖式炭化水素基であり、R2aは水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基である。rは0又は1の数であって、r=0のときR2aは水素原子である。AOは炭素数3〜5のアルキレンオキシ基である。p、qは平均付加モル数であって、pは14〜50の数であり、qは1〜5の数である。“/”はC2H4O基及びAO基が、ランダム又はブロックのいずれに結合したものであってもよいことを示す。〕
(b)成分:陰イオン界面活性剤
(c)成分:陽イオン界面活性剤
(d)成分:シリコーン化合物 0.0001〜0.1質量%
(e)成分:LogPが3以上である香料化合物を20〜80質量%含有する香料組成物 0.1〜2質量%
(f)成分:水混和性有機溶剤 5〜40質量%
(a)成分の一般式(1)中、R1aは炭素数8〜22の炭化水素基であり、炭素数8〜18、更に8〜16の炭化水素基が好ましい。また、R1aは直鎖の炭化水素基が好ましい。また、R1aの炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基が好ましく、アルキル基がより好ましい。R1aは、直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましく、直鎖アルキル基がより好ましい。本発明では酸素原子又はカルボニル炭素に結合するR1aの炭素原子が第一炭素原子が好ましい。
R1a(CO)rO−(AO)q−(EO)pR2a (1−1)
R1a(CO)rO−(EO)p−(AO)qR2a (1−2)
R1a(CO)rO−[(EO)p1・(AO)q]−(EO)p2R2a (1−3)
R1a(CO)rO−(EO)p1−[(AO)q・(EO)p2]R2a (1−4)
R1a(CO)rO−(EO)p1−(AO)q−(EO)p2R2a (1−5)
〔式中、R1a、R2a、r、p、q、EO、AOは前記の意味であり、p1、p2は平均付加モル数であって、p=p1+p2である。“・”はランダム結合であることを示す。〕
本発明の液体洗浄剤組成物には、(b)陰イオン界面活性剤が配合される。(b)成分の含有量は、(a)成分との関係から後述する比率を満たす必要がある。(b)成分は、洗浄成分としての効果とともに、特定の比率で(a)成分と用いることにより、安定性、溶解性を向上させる。この理由として、(a)成分の分子間に(b)成分の分子が混合されることで、(b)成分の陰イオン基の電気的反発から界面活性剤分子の整列が抑制され、結果として液晶、結晶形成が抑制されることが考えられる。
(b−1−2)平均炭素数10〜20の直鎖1級アルコール又は直鎖2級アルコール由来のアルキル基又は分岐アルコール由来のアルキル基を有し、オキシエチレン基の一部がオキシプロピレン基であってもよい、平均付加モル数が1〜5のポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩
(b−2−2)平均炭素数10〜20の直鎖1級アルコール又は直鎖2級アルコール由来のアルキル基又は分岐アルコール由来のアルキル基を有し、オキシエチレン基の一部がオキシプロピレン基であってもよい、平均付加モル数が1〜5のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩
(b−2−3)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸エステル塩。
本発明の液体洗浄剤組成物には、(c)成分として、繊維に柔軟性効果を付与するために陽イオン性界面活性剤が配合される。
(c−1−2)R1cの炭素数が6〜22の分岐鎖アルキル基であり、R2c〜R4cがそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基であるアンモニウム塩。
(c−1−3)R1cの炭素数が6〜22の直鎖アルキル基であり、R2cがベンジル基であり、R3c及びR4cが炭素数1〜3のアルキル基であるアンモニウム塩。
(c−1−4)R1cの炭素数が6〜22の直鎖アルキル基であり、R1c中に−(AO)s−を含み、sが1〜5であり、R2c〜R4cがそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基であるアンモニウム塩。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(d)成分のシリコーン化合物を0.0001〜0.1質量%、好ましくは0.0003〜0.05質量%、より好ましくは0.0005〜0.01質量%含有する。(d)成分は、一般に液体洗浄剤に配合することが知られているシリコーンを使用できるが、未変性ポリジメチルシロキサンなどの疎水性の高いものを用いるよりも、親水基で変性されたシリコーン、例えばポリエーテル変性、カルボキシ変性、アミノ変性、アミド変性、アミノポリエーテル変性、アミドポリエーテル変性されたシリコーン化合物が好ましい。特に、ポリオキシアルキレン鎖を有するシリコーンが好ましく、例えばアミノポリエーテル変性、アミドポリエーテル変性、ポリエーテル変性されたものが配合安定上好ましい。
−C3H6−NH2
−C3H6−NH−C2H4−NH2
−C3H6−NH−[C2H4−NH]w1−C2H4−NH2
−C3H6−NH(CH3)
−C3H6−NH−C2H4−NH(CH3)
−C3H6−NH−[C2H4−NH]w2−C2H4−NH(CH3)
−C3H6−N(CH3)2
−C3H6−N(CH3)−C2H4−N(CH3)2
−C3H6−N(CH3)−[C2H4−N(CH3)]w3−C2H4−N(CH3)2
−C3H6−NH−cyclo-C5H11
ここでw1、w2、w3はそれぞれ1〜30の数である。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(e)成分としてLogPが3以上である香料化合物を20〜80質量%含有する香料組成物を含有し、LogPが3以上である割合は25〜75質量%がより好ましく、30〜70質量%が特に好ましい。なお香料組成物中に用いられるジプロピレングリコールなどの希釈剤は、香料組成物の構成成分には算入せず、(e)成分の組成物中の含有量も希釈剤を除いた成分の量に基づくものとする。希釈剤は(f)成分として算入する。(e)成分の含有量は、本発明の液体洗浄剤組成物中、0.1〜2質量%であり、0.2〜1.9質量%が好ましく、0.3〜1.8質量%がより好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(f)成分として水混和性有機溶剤を5〜40質量%含有する。本発明でいう水混和性有機溶剤とは、25℃のイオン交換水1Lに50g以上溶解するもの、すなわち、溶解の程度が50g/L以上である溶剤を指す。
〔(g)成分〕
本発明の液体洗浄剤組成物は、(a)成分、(b)成分、及び(c)成分以外の界面活性剤〔以下、(g)成分という〕を本発明の効果を損なわない範囲で含有することができる。(g)成分としては、下記の(g−1)〜(g−2)が挙げられる。
(g−1)(a)成分に該当しない非イオン界面活性剤。
例えば、下記(g−1−1)及び(g−1−2)が挙げられる。
(g−1−1)次の一般式で表されるアルキル又はアルケニル多糖界面活性剤。
R1g−(OR2g)sGt
〔式中、R1gは直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基、R2gは炭素数2〜4のアルキレン基、Gは炭素数5又は6の還元糖に由来する残基、sは平均値0〜6の数、tは平均値1〜10の数を示す。〕
(g−1−2)脂肪酸アルカノールアミド、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド。
(g−2)両性界面活性剤
例えば、炭素数10〜18のアルキル基を有するスルホベタイン又はカルボベタインを挙げることができる。
本発明の液体洗浄剤組成物には、アルカリ剤〔以下、(h)成分という〕を配合することが好ましい。アルカリ剤は、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩などの他に、液体洗浄剤では一般的なアルカノールの炭素数が2〜4の1〜3つのアルカノール基を有するアルカノールアミンをあげることができる。このうちアルカノールはヒドロキシエチル基であるものが好ましい。アルカノール基以外は水素原子であるが、メチル基であってもアルカリ剤として使用することができる。アルカノールアミンとしては、2−アミノエタノール、N−メチルエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−ブチルジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、イソプロパノールアミン混合物(モノ、ジ、トリの混合物)等のアルカノールアミン類が挙げられる。本発明ではモノエタノールアミン、トリエタノールアミンがより好ましく、モノエタノールアミンが最も好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(i)成分として、水を5〜40質量%、更に10〜30質量%含有することが好ましい。水はイオン交換水などの組成に影響しないものを用いることが好ましい。
〔(j)成分〕
本発明の液体洗浄剤組成物は、キレート剤〔以下、(j)成分という〕を含有することができる。(j)成分のキレート剤は、例えば、(j1)ニトリロ三酢酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエンコル酸等のアミノポリ酢酸又はこれらの塩、(j2)ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グルコン酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボキシメチル酒石酸等の有機酸又はこれらの塩、(j3)アミノトリ(メチレンホスホン酸)、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)、これらのアルカリ金属又は低級アミン塩、等が挙げられる。本発明では前記(b)成分であげたアルカノールアミンを塩とすることが好ましく、酸で配合し系中でアルカリ剤によって中和した塩であってもよい。
(i)ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、カルボキシメチルセルロース、重量平均分子量5000以上のポリエチレングリコール、無水マレイン酸−ジイソブチレン共重合体、無水マレイン酸−メチルビニルエーテル共重合体、無水マレイン酸−酢酸ビニル共重合体、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、及び特開昭59−62614号公報の請求項1〜21(1頁3欄5行〜3頁4欄14行)記載のポリマーなどの再汚染防止剤及び分散剤
(ii)ポリビニルピロリドン等の色移り防止剤
(iii)過酸化水素、過炭酸ナトリウム又は過硼酸ナトリウム等の漂白剤
(iv)テトラアセチルエチレンジアミン、特開平6−316700号の一般式(I−2)〜(I−7)で表される漂白活性化剤等の漂白活性化剤
(v)セルラーゼ、アミラーゼ、ペクチナーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ等の酵素
(vi)ホウ素化合物、カルシウムイオン源(カルシウムイオン供給化合物)、ビヒドロキシ化合物、蟻酸等の酵素安定化剤
(vii)蛍光染料、例えばチノパールCBS(商品名、チバスペシャリティケミカルズ製
)やホワイテックスSA(商品名、住友化学社製)として市販されている蛍光染料
(viii)ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレゾール、亜硫酸ナトリウム及び亜硫酸水素ナトリウム等の酸化防止剤
(ix)パラトルエンスルホン酸、クメンスルホン酸、メタキシレンスルホン酸、安息香酸塩(防腐剤としての効果もある)などの可溶化剤
(x)特表平11−513067号公報に記載されているゲル化防止重合体、特には重量平均分子量が600〜5000、さらには1000〜4000のポリプロピレングリコール又はポリエチレングリコール。なお重量平均分子量は光散乱法を用いて決定することができ、ダイナミック光散乱光度計(DLS−8000シリーズ、大塚電子株式会社製等)により測定することができる。
(xi)オクタン、デカン、ドデカン、トリデカンなどのパラフィン類、デセン、ドデセンなどのオレフィン類、塩化メチレン、1,1,1−トリクロロエタンなどのハロゲン化アルキル類、D−リモネンなどのテルペン類などの水非混和性有機溶剤。
(xii)その他、色素、香料、抗菌防腐剤等
〔(衣料用液体洗浄剤組成物の質量)/(衣料用液体洗浄剤組成物の質量+イオン交換水の質量)〕×100=5〜95質量%
JIS K3362:1998 記載の襟あか布を調製する。JIS K 3362:1998記載の衣料用合成洗剤の洗浄力評価方法に準じ、表1の液体洗浄剤組成物と洗浄力判定用指標洗剤の洗浄力を比較した。表1の液体洗浄剤組成物の使用濃度を0.33g/Lとした。洗浄力の判定は、指標洗剤より勝る場合を「◎」、指標洗剤と同等の場合を「○」、指標洗剤より劣る場合を「×」とした。
起泡力試験は、液体洗浄剤組成物を100mLの規格ビンに50mL入れてTAITEC社製RECIPRO SHAKER(SR−IIw)によってスピード7で1分間振とう後の泡高さ(mm)を測定した。また消泡性に関しては、上記振とう方法により5分間振とうを行った後の泡高さ(mm)を測定し、下記式により算出して評価した。
消泡性(%)=(振とう終了から5分後の泡高さ)/(振とう終了直後の泡高さ)×100
消泡性の評価基準
◎:50%未満
○:50%以上70%未満
△:70%以上90%未満
×:90%以上
ロスマイルズ試験法(JIS K3362)を用いて起泡力の評価を行った。4゜DH、25℃の水で希釈して液体洗浄剤組成物の0.1%水溶液を作製し、50mLを内管の下方に入れ、200mLの希釈水溶液を上方から投下した直後に生じた泡高さ(cm)を測定して評価した。尚、25℃の恒温水を外管中に流しながら温度を制御し、測定中の温度を一定に保ちながら実験を行った。
液体洗浄剤組成物とイオン交換水を、〔(液体洗浄剤組成物の質量)/(液体洗浄剤組成物の質量+イオン交換水の質量)〕×100=5〜95質量%となるように、5質量%刻みで混合した計19サンプルを準備し、5℃の恒温室で1日間静置した後、このサンプルの5℃における粘度を以下の条件で測定し、以下の基準で判定した。これは5℃の水に対する溶解性モデル試験である。
測定機器 東京計器(株)製 デジタルB型粘度計(型番; DV M−B)
測定条件 60r/min 60秒
○;すべてのサンプルの粘度が1500mPa・s未満である。これは、冷水による希釈時に液晶形成や結晶形成等により増粘しないことを意味し、溶解性に優れると判断できる。
×;サンプルの中に粘度が1500mPa・s以上のものがある。これは冷水による希釈時に液晶形成、又は結晶形成等により増粘する場合があることを意味し、溶解性が劣ると判断される。
××;上記×のサンプルの中に粘度が2000mPa・s以上のものがある、又は上記×のサンプルの粘度が測定できない。
一般的な洗浄成分である非イオン界面活性剤(エマルゲン108[ポリオキシエチレン(6)ラウリルエーテル];花王(株))4.5gをイオン交換水50mLに予備溶解して洗剤溶液を作製し、さらに本洗剤溶液を1000倍希釈することで市販のキャミソール(レーヨン50%、綿45%、ウレタン5%)を洗濯した(ナショナル製全自動洗濯機NA−F60E、水量45L、浴比20、水温20℃、洗濯コースは標準コース)。この操作を計3回繰り返した後、20℃、45%RHの条件で乾燥させ、評価用衣類とした。また下記の浴比を調整するための衣類として用いた木綿衣類も同様の処理を行った。
0:匂わない
1:かすかに匂う
2:匂う
3:明らかに匂う
4:強く匂う
5:非常に強く匂う
さらに、乾燥布の香り立ち評価に関して、室内で風乾後、25℃、65%RHの恒温恒湿室で24時間放置した後、上記パネラー10人により同様の残香性評価を行い、平均値を算出した(乾燥衣類についての残香性の評価)。
表2に、本発明の液体洗浄剤組成物の配合例を示す。これらは、衣料用液体洗浄剤組成物として用いた場合に、優れた洗浄力、衣料への香料成分の吸着力を示し、且つ原液の低泡性及び消泡性に優れ、水で組成物を希釈する際のゲル化形成等による溶解性の低下がないものとなる。
(a−1):炭素数10〜14の1級直鎖アルコール1モル当りにEOを20モル、POを平均2モルの順にブロック付加させたもの(一般式(1)中のR1aが炭素数10〜14の直鎖アルキル基、rが0、AOがオキシプロピレン基、pが20、qが2、R2aがHであり、R1aO−にEO、POの順で結合したブロック配列の非イオン界面活性剤)
(a−2):炭素数10〜14の1級直鎖アルコール1モル当りにEOを9モル、POを2モル、EOを9モルの順にブロック付加させたもの(一般式(1−5)中のR1aが炭素数10〜14の直鎖アルキル基、rが0、AOがオキシプロピレン基、p1が9、qが2、p2が9、R2aがHであり、R1aO−にEO、PO、EOの順で結合したブロック配列の非イオン界面活性剤)
(a−3):炭素数10〜14の1級直鎖アルコール1モル当りにEOを10モル、POを2モル、EOを10モルの順にブロック付加させたもの(一般式(1−5)中のR1aが炭素数10〜14の直鎖アルキル基、rが0、AOがオキシプロピレン基、p1が10、qが2、p2が10、R2aがHであり、R1aO−にEO、PO、EOの順で結合したブロック配列の非イオン界面活性剤)
(a−4):一般式(1−1)中のR1aが炭素数11の1級直鎖アルキル基、rが1、AOがオキシプロピレン基、pが15、qが1.5、R2aがCH3であり、R1aCOにPO、EOの順で結合したブロック配列の非イオン界面活性剤
(b−1−1):ルナックMY−98(商品名;平均炭素数14.0)(ヤシ油系脂肪酸;花王株式会社製)
(b−2−1):炭素数10〜14の直鎖アルキル基(平均炭素数11.7)を有するアルキルベンゼンスルホン酸
(b−2−2):ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(炭素数10〜14の直鎖アルキル、PO平均付加モル数1、EO平均付加モル数3、モノエタノールアミン塩、アルキル基の平均炭素数12.3)
(c−1−1−1):直鎖アルキル(炭素数12)トリメチルアンモニウムクロライド
(c−1−1−2):直鎖アルキル(炭素数16)トリメチルアンモニウムクロライド
(c−1−1−3):直鎖アルキル(炭素数12)トリメチルアンモニウムエチルサルフェート
(c−1−3−1):サニゾールC(商品名)(直鎖アルキル(炭素数12〜16の混合物)ベンジルジメチルアンモニウムクロライド;花王株式会社製)
(d−1);アミノ変性シリコーン(BY16−906:東レ・ダウコーニング・シリコーン(株))(粘度1000mm2/s、アミノ当量2900)
(d−2);ポリエーテル変性シリコーン(FZ−2203:東レ・ダウコーニング・シリコーン(株))(粘度5000mm2/s)
(e−1):表3記載のLogPが3以上の香料化合物を香料成分中に71質量%(ジプロピレングリコールを除く)含有する香料組成物
(f−1):ジエチレングリコールモノブチルエーテル
(f−2):プロピレングリコール
(f−3):エチレングリコールモノフェニルエーテル
(f−4):エタノール
(f−5):ジプロピレングリコール〔(e)成分由来〕
(g−1):エマルゲン105〔商品名、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル(花王(株))〕
ポリマー(1):特開平10−60476号公報の4頁段落0020の合成例1の方法で合成した高分子化合物
蛍光染料:チノパールCBS−X(商品名)(チバスペシャリティケミカルズ製)
酵素:エバラーゼ16.0L−EX(商品名)(プロテアーゼ、ノボザイム社製)
色素(1):黄色203号
Claims (5)
- 下記(a)〜(f)成分を含有する液体洗浄剤組成物であって、(a)成分と(b)成分と(c)成分の含有量の合計が(a)+(b)+(c)=40〜90質量%であり、(a)成分と(b)成分の質量比が(a)/(b)=25/75〜99/1であり、(a)成分と(b)成分の合計と(c)成分との質量比が〔(a)+(b)〕/(c)=95/5〜70/30である、液体洗浄剤組成物。
(a)成分:下記一般式(1)で表される非イオン界面活性剤 15〜75質量%
R1a(CO)rO−[(C2H4O)p/(AO)q]R2a (1)
〔式中、R1aは炭素数8〜22の鎖式炭化水素基であり、R2aは水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基である。rは0又は1の数であって、r=0のときR2aは水素原子である。AOは炭素数3〜5のアルキレンオキシ基である。p、qは平均付加モル数であって、pは14〜50の数であり、qは1〜5の数である。“/”はC2H4O基及びAO基が、ランダム又はブロックのいずれに結合したものであってもよいことを示す。〕
(b)成分:陰イオン界面活性剤
(c)成分:陽イオン界面活性剤
(d)成分:シリコーン化合物 0.0001〜0.1質量%
(e)成分:LogPが3以上である香料化合物を20〜80質量%含有する香料組成物 0.1〜2質量%
(f)成分:エタノール、プロピレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、2−フェノキシエタノール、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、及びトリエチレングリコールモノフェニルエーテルから選ばれる1種以上の水混和性有機溶剤 5〜40質量% - 前記炭素数3〜5のアルキレンオキシ基がプロピレンオキシ基である、請求項1記載の液体洗浄剤組成物。
- (b)成分が、(b−1)カルボキシレート型陰イオン界面活性剤、及び(b−2)スルホン酸型又は硫酸エステル型陰イオン界面活性剤である請求項1又は2に記載の液体洗浄剤組成物。
- (d)成分がポリオキシアルキレン鎖を有するシリコーン化合物である請求項1〜4の何れか1項記載の液体洗浄剤組成物。
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