JP4080054B2 - 塗布用洗剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、襟袖などの部分的な汚れに直接塗布するのに適した塗布用洗剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
襟袖や食べこぼし汚れのひどい場合は、通常の洗濯では、充分に汚れが取れなかったり、染みのまま残ったりする。一般的に、襟袖や染み汚れには、直接洗剤を塗布することにより、部分的に洗剤濃度を上げることで対処している。塗布用洗剤の形態としては、固形の棒状のものの他に、特開昭56―12697号公報に記載されたように、液状の洗剤をポリプロピレン、ポリエチレン又はポリウレタン等の発泡された高分子多孔成形体の塗布面を有する容器に充填したものが一般的である。しかしながら、従来の容器を用いた場合、液体洗剤中の基材濃度が高い上に、塗布面が多孔質状であることから、使用後に塗布面上に汚れが付着しやすく、特に汚れがひどい場合は他の衣料に汚れが移ることが懸念される。また洗剤が塗布面に残留しやすいことから、使用後に長時間放置すると、塗布面の目詰まりを起こしてしまい、塗布時の使い勝手を低下させてしまう。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は、面積0.2mm2 〜6mm2 の開口からなる吐出口と非多孔質性の吐出された液体洗浄剤組成物の塗り延ばし面とを具備する容器に液体洗浄剤組成物を充填した塗布用洗剤を提供するものである。
【0004】
【発明の実施の形態】
〔容器〕
本発明の塗布用洗剤の容器は、面積0.2mm2 〜6mm2 、好ましくは0.4mm2 〜5.5mm2 の開口からなる吐出口を有する。吐出口の形状は通常円形が好ましい。従来の多孔性の塗布面を有する容器と相違して、本発明に用いる容器の吐出口の数は、好ましくは1箇所である。複数箇所有する場合は同一の塗り延ばし面の近傍に配置することが好ましい。吐出口の開放端面積を小さくし、加えて吐出口の数を少なくすることで、塗布した時に吐出口に余分な洗浄剤組成物が残留するのを妨ぐことができる。なお、吐出口の面積が0.8mm2 を超える場合は、容器内部から吐出口の間に断面積が0.2mm2 〜0.8mm2 の通液部を少なくとも一カ所設けることが好ましく、それにより使用時の傾動の際の不用な吐出を防ぐことができ、使用勝手が向上される。
【0005】
また、容器は、吐出口から吐出された液体洗浄剤組成物の塗り延ばし面を具備する。塗り延ばし面は、吐出された液体洗浄剤組成物を、焦点とする汚れ上で広く引き伸ばす為の作用を有する。塗り延ばし面は、吐出口の近傍に形成されるのが好ましく、特に吐出口が塗り延ばし面の中に存在することが好ましい。より好ましくは吐出口の周辺に塗り延ばし面が配置されること、あるいは塗り延ばし面の中央に吐出口が配置されることである。また、塗り延ばし面の面積は、塗布性の観点から、100mm2 〜900mm2 の範囲が好ましい。塗り延ばし面は通液性ないし吸油性を実質的に有しないような非多孔質性であり、特に硬質な素材で構成されることが好ましく、容器本体と同じ樹脂性の素材によって構成されてもよい。ここで硬質とは、吐出された液体洗浄剤組成物を塗り延ばすのに十分な硬さを有することを意味する。また、塗り延ばし面は吐出された液体洗浄剤組成物の塗り延ばし操作に十分な平滑性を有する。塗り延ばし面は通常平面状であるが、平滑性を阻害しない程度にその表面に浅い溝、小さな複数の突起又は窪み等を有してもよく、多少の歪曲のあるものであってもよい。塗り延ばし面を非多孔質性にすることで、従来のような多孔質の塗布面に汚れが付着し、それが他の衣料に移る再汚染の問題を解決することができる。
【0006】
容器本体は肉薄の弾性のある材料、好ましくはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)から構成される。容器は使用時に把持し傾動させ、押圧することで充填された液体洗浄剤組成物を吐出口から排出する機構のものが好ましい。なお、容器本体の厚さは、使用時の把持力により容易に液垂れしないような硬さに設定すべきであり、また塗布の際に押圧により容易に吐出できるような軟性を有するように調整されるべきである。
【0007】
本発明に用いられる容器の一例を図1により説明する。図1(a)は側面、(b)は背面、(c)は正面からの容器の外観を示す概略図である。図1の容器1は、直径5mm、深さ0.5mmの窪み部2’の底に開口部の面積が0.5mm2 (直径0.8mm)の吐出口2を有し、吐出口2の周囲に、ポリプロピレンからなる平面状の硬質の塗り延ばし面3を有する。また容器本体4は液体洗浄剤組成物を収容し、肉薄のポリプロピレンなどから構成される。容器本体4を圧押すると吐出口2から液体洗浄剤組成物が排出され、塗り延ばし面3を介して被洗浄面へ直接塗布することができる。なお、保存時は、吐出口2に契合する凸部5を有するキャップ6にて容器の系を閉じることが可能である。またこの容器1は、容器本体4と吐出口2とを連通する頚部7を有し、液体洗浄剤組成物はこの頚部7を通って吐出口2から排出される。頚部7の太さは5mm〜15mm程度、頚部の長さは塗り延ばし面3から容器本体4までが10mm〜40mm程度となる範囲が好適である。このような頚部7を有することで、塗布の際にターゲットとする汚れを確認しやすくなるため好ましい。なお、図1のように窪み部2’の底に吐出口を有する場合は、窪み部2’の深さは3mm以内、特に2mm以内であることが好ましく、窪み部2’の最大面積は80mm2 以内が好ましい。図2は塗り延ばし面3から頚部7にかけての断面略示図である。吐出口の面積が0.8mm2 を超える場合は窪み部2’を設けてその底部に吐出口2を有し、且つ容器4の内部から吐出口2の間に開口面積が絞り込まれた通液部(絞り込み部2'')を有することが好ましい。特に頚部7を有する場合は絞り込み部2''を形成しやすいため好ましい。容器の素材は全て同じも、パーツ毎に異なっていてもよいが、配合される液体洗浄剤組成物の成分による劣化を考慮すべきであり、また樹脂を用いる場合は、従来より配合されている帯電防止剤や紫外線吸収剤、遮光用に酸化チタンなどを配合してもよい。
【0008】
〔液体洗浄剤組成物〕
本発明に用いられる液体洗浄剤組成物は、界面活性剤として、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、脂肪酸塩等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキルーテル、アルキルグルコシド、アルキルアミンオキサイド等の非イオン界面活性剤を含有することが好ましい。陰イオン界面活性剤の対イオンとしてはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属以外に、マグネシウム等のアルカリ土類金属及び/又はモノ、ジ、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン等を使用するが、特にアルカノールアミンを用いることで液安定性が向上することから好適である。また風合いを向上させるためには、モノ長鎖アルキル4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤を併用することが好ましいが、陽イオン界面活性剤を使用する場合は、安定性に注意する。
【0009】
液体洗浄剤組成物には、非イオン界面活性剤を5〜50重量%、陰イオン界面活性剤を0〜20重量%及び水分を10〜50重量%含有することが好ましい。
【0010】
本発明の塗布用洗剤に用いられる容器は、狭い通液部を持つものであるため、充填される液体洗浄剤組成物は、使用後に長時間放置した後の目詰まりを防ぐ上で、下記一般式(I)
R1O(EO)m/(PO)nH (I)
〔R1 は炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基である。EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキサイドを示す。m及びnは平均付加モル数であり、mは4〜16、nは1〜5である。EOとPOはランダム付加でもブロック付加でもよく、EOとPOの付加順序は問わない。〕
で表される非イオン界面活性剤を5〜50重量%を含有し、水分量が10〜50重量%である液体洗浄剤組成物が好ましい。
【0011】
式(I)中のR1 は平均炭素数12〜16のアルキル基が好ましく、mは5〜12、nは1〜4が好ましい。また、EOとPOの付加形態は、好ましくはブロック付加体であり、特に好ましくはEOを付加した後POを付加させたもの又はEO−PO−EOの順序で付加させたものである。式(I)で示される非イオン界面活性剤は好ましくは10〜40重量%の量で組成物中に配合される。このような非イオン界面活性剤を用いることで、本容器のような狭い吐出口を有する場合であっても、使用時に液垂れがなく、且つゲル化等による目詰まりを防ぐことができる。
【0012】
本発明に用いられる液体洗浄剤組成物には、上記一般式(I)で示される非イオン界面活性剤に加えて下記一般式(II)で示される化合物を配合することが好ましい。
【0013】
【化3】
【0014】
〔R2 は直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜8のアルキル基、ベンジル基又はアリール基であり、R3 は水素又はメチル基、xは平均付加モル数であり、1〜10である。〕
一般式(II)で示される化合物を更に配合することで、ゲル化や目詰まりを一層抑制することができる。
【0015】
本発明の塗布用洗剤に用いられる液体洗浄剤組成物の好ましい組成は以下の通りである。
(a)下記一般式(I)で表される非イオン界面活性剤5〜50重量%
R1O(EO)m/(PO)nH (I)
〔R1 は炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基である。EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキサイドを示す。m及びnは平均付加モル数であり、mは4〜16、nは1〜5である。EOとPOはランダム付加でもブロック付加でもよく、EOとPOの付加順序は問わない。〕
(b)下記一般式(II)で表される化合物0.5〜20重量%
【0016】
【化4】
【0017】
〔R2 は直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜8のアルキル基、ベンジル基又はアリール基であり、R3 は水素又はメチル基、xは平均付加モル数であり、1〜10である。〕
(c)水分量10〜50重量%。
【0018】
上記の液体洗浄剤組成物を使用することにより、本発明の容器に合った目詰まりのない塗布用洗剤が得られる。(a)成分の一般式(I)で示される非イオン界面活性剤は、通常市販されているものを使用してもよく、また周知の方法で合成されたもしくは天然油脂から誘導されたR1 のアルキル基を有するアルコールにエチレンオキサイド及びプロピレンオキサイドを公知の方法で付加することによって製造することができる。(b)成分の一般式(II)で示される化合物も(a)成分の方法と同様にして容易に製造することができる。
【0019】
(a)成分は、下記一般式(III) で示される非イオン界面活性剤が最も好ましい。
R4O(EO)p(PO)q(EO)rH (III)
〔R4 は炭素数8〜20の直鎖、一級のアルキル基である。EO、POは前記と同じ意味である。p、q及びrは平均付加モル数であり、p>0、q=1〜4、r>0、p+q+r=6〜18、p+r=5〜16である。〕。
【0020】
一般式(III) の非イオン界面活性剤は、周知の方法で合成された、もしくは天然油脂から誘導されたR4 のアルキル基を有するアルコールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドの順序で付加した後、再度エチレンオキサイドを付加することで合成される。また(b)成分の式(II)で示される化合物としては、R2 がベンジル又はフェニル、R3 は水素、xは2〜5が最も好ましい。
【0021】
本発明の塗布用洗剤に用いられる液体洗浄剤組成物は高濃度の水分量が少ない場合であっても目詰まりが少ないものである。特に水分量が、10〜50重量%のような場合においても使い勝手に優れるため、活性成分濃度の高い洗浄剤組成物であっても使用することができる。
【0022】
液体洗浄剤組成物の粘度は、B型粘度計(TOKYO KEIKI社製)、20℃、ローターNo.2、60r/minの条件で測定した時に、50〜200mPa・sであることが好ましい。
【0023】
更に本発明の塗布用洗剤に用いられる液体洗浄剤組成物には、下記成分を配合してもよい。アルカリ金属の水酸化物、ケイ酸塩、炭酸塩及びアルカノールアミン等のアルカリ剤;エタノールなどのアルコール類、エチレングリコール、分子量200以上〜数千位の低分子量のポリエチレングリコール及びプロピレングリコールなどのグリコール類、パラトルエンスルホン酸、メタキシレンスルホン酸、安息香酸塩(防腐剤としての効果もある)並びに尿素などの減粘剤や可溶化剤;エチレンジアミン四酢酸塩、イミノ二酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩、グリコールエーテルジアミン四酢酸塩、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸塩及びトリエチレンテトラミン六酢酸塩、マロン酸、コハク酸、ジグリコール酸、リンゴ酸、酒石酸およびクエン酸並びにそれらの塩などの金属イオン捕捉剤;ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、カルボキシメチルセルロース、平均分子量5000以上のポリエチレングリコール、無水マレイン酸−ジイソブチレン共重合体、無水マレイン酸−メチルビニルエーテル共重合体、無水マレイン酸−イソブチレン共重合体、無水マレイン酸―酢酸ビニル共重合体、及びナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物などのポリマー、特開昭59−62614号公報記載のポリマー等の再汚染防止又は分散剤;ポリビニルピロリドンなどの色移り防止剤;アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼなどの酵素;塩化カルシウム、硫酸カルシウム、ギ酸、ホウ酸(ホウ素化合物)などの酵素安定化剤;チノパールCBS(チバガイギー社製)などの蛍光染料;アミノ変性シリコーンなどの柔軟化および防縮剤;シリカ、シリコーン等の消泡剤;ジブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレゾール、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムなどの酸化防止剤;着色剤;香料;抗菌防腐剤など。
【0024】
【実施例】
<液体洗浄剤組成物の調製>
下記表1で示した組成1〜3の液体洗浄剤組成物を調製した。粘度は前記の条件で測定したものである。
【0025】
【表1】
【0026】
・非イオン界面活性剤(1):炭素数10〜14の直鎖1級アルコールにEOを平均6モル付加した後、POを平均2モル付加させたもの。
・非イオン界面活性剤(2):炭素数10〜14の直鎖1級アルコールにEOを平均5モル付加した後、POを平均2モル付加し、次いでEOを平均2モル付加させたもの。
・非イオン界面活性剤(3):炭素数10〜14の直鎖2級アルコールにEOを平均6モル付加したもの。
・PHG:ポリオキシエチレンモノフェニルエーテル(平均EO付加モル数3)
・陰イオン界面活性剤(1):アルキル炭素数10〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸(酸型で添加)
・陰イオン界面活性剤(2):ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸(アルキル炭素数12、平均EO付加モル数3、酸型で添加)
・陽イオン界面活性剤:炭素数14〜18のモノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウムクロリド
・PEG:ポリエチレングリコール(平均分子量8000)
・酵素:デュラザイム16.0L(プロテアーゼ、ノボノルディスクバイオインダストリー社製)。
【0027】
<塗布用容器>
液体洗浄剤組成物を充填する容器として図1の容器(容器▲1▼)を用いた。この容器は、容量250mlの容器本体4と、面積0.5mm2 (直径0.8mm)の円形の吐出口2と、面積310mm2 (直径20mm)の円形平面状の塗り延ばし面3と、長さ約25mm、太さ直径10mm程度の頚部7とを有するものであり、吐出口2に契合する凸部5を有するキャップ6により容器の系を閉じることができるものである。材質は何れもポリプロピレン製であり、キャップ6は透明である。なお吐出口2は、直径5mmの窪み部2’から約0.5mmの底部にある。また、この容器▲1▼とは別に、吐出口面積が3.0mm2 (直径2.0mm)、塗り延ばし面面積が700mm2 (直径30mm)で、図2のように、吐出口2から2mmの通液部に面積0.5mm2 の絞り込み部2''を有し、それ以外は図1の容器と同様の容器(容器▲2▼)も用意した。
【0028】
<評価>
容器▲1▼、容器▲2▼に組成1〜3の液体洗浄剤組成物をそれぞれ200ml充填し、各塗布用洗剤を得た。各塗布用洗剤を用いて、それぞれワイシャツ10枚分の襟に塗布し、塗布性を検討した。また塗布使用後、1ヶ月間室温でキャップをせずに静置した後、容器の目詰まり具合とワイシャツの襟の塗布具合を調べた。
【0029】
<結果>
いずれの組成においても、使用時の傾動の際に不用な液垂がなく、不都合なく汚れ部へ焦点を合わせることができ、襟の面にに対する液体洗浄剤組成物の広がり方も極めて良好であった。塗り延ばし面を介して汚れが他の襟に移る再汚染の問題は全く見られなかった。また使用後1ヶ月室温で放置後に同様の評価を行ったところ、使用始めの目詰まりがなく、好適な塗布性は使用開始時と変わらないものであった。
【0030】
【発明の効果】
本発明の塗布用洗剤は汚れの再汚染がなく、使い勝手に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体洗浄剤組成物の充填容器の一例を示す略示図
【図2】吐出口近傍の断面略示図
【符号の説明】
1:容器
2:吐出口
3:塗り延ばし面
4:本体
5:凸部
6:キャップ
7:頸部
Claims (5)
- 面積0.2mm2〜6mm2の開口からなる1つの吐出口と非多孔質性で平面状の吐出された液体洗浄剤組成物の塗り延ばし面とを具備する容器に液体洗浄剤組成物を充填した塗布用洗剤であって、前記吐出口が前記塗り延ばし面の中に存在し、液体洗浄剤組成物が下記一般式(I)で表される非イオン界面活性剤5〜50重量%を含有し、水分量が10〜50重量%である、塗布用洗剤。
R1O(EO)m/(PO)nH (I)
〔R1は炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基である。EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキサイドを示す。m及びnは平均付加モル数であり、mは4〜16、nは1〜5である。EOとPOはランダム付加でもブロック付加でもよく、EOとPOの付加順序は問わない。〕 - 吐出口の面積が0.8mm2を超え、容器内部から吐出口の間に断面積が0.2mm2〜0.8mm2の通液部が少なくとも一カ所設けられている請求項1又は2記載の塗布用洗剤。
- 前記容器の塗り延ばし面の面積が100mm 2 〜900mm 2 であり、前記容器の吐出口の周辺に塗り延ばし面が配置されている請求項1〜3の何れか1項記載の塗布用洗剤。
- 前記容器が、容器本体と吐出口とを連通する頚部を有する請求項1〜4の何れか1項記載の塗布用洗剤。
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