JP5576939B2 - プレス機械 - Google Patents

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Description

この発明は、機械構造体と、空間的に見て前記構造体に対して固定的な関係で配置された下方の工具支持体と、前記下方の工具支持体に対して所定の動作ストロークをもって直線的に上下動作可能な上方の工具支持体と、前記上方の工具支持体に対して作用しその上方の工具支持体の下方への動作を支援する液圧駆動装置を備えてなるプレス機械に関する。
前記の種類のプレス機械は多様な構成形態によって知られている。その種のプレス機械の一例は、板金の曲げ加工に使用するプレスブレーキである。その点に関して重要な先行技術には特に、特開平05−293548号公報、特開昭56−165520号公報、特開平05−015928号公報、特開2000−343126号公報、特開2001−113317号公報、墺国実用新案第008633号U1明細書、欧州特許第692327号B1明細書、欧州特許出願公開第1564414号A1明細書、欧州特許出願公開第103727号A1明細書、独国特許第1906317号明細書、欧州特許第1228822号B1明細書、および欧州特許出願公開第2036711号A1明細書が含まれる。請求項1前段によって定義されたプレス機械は、上記墺国実用新案第008633号U1明細書によって知られたものである。
冒頭に述べた種類のプレスブレーキおよびその他のプレス機械に対しては、実用において多様な要求性能が課せられる。すなわち該当する機械は、信頼性が高く、低価格、経済的で、場所を節約でき、保守点検および操作が容易で、かつ長寿命であるとともに、処理効率も高い、すなわち高速でさらに高精度および高い再現性をもって動作することが必要となる。加えて、作業場所の安全性の観点、ならびにエネルギー効率および環境に負担のかからない生産資源の採用等その他の環境上の観点も重要である。
従って本発明の目的は、前述した要求性能の目録の観点において特別な実用性を備え、特に信頼性、保守点検および操作容易性、ならびに高い運転速度すなわち短い加工サイクルの各点に重点をおいた、請求項1の前段に定義されたプレス機械を提供することにある。
前記の課題は、請求項1に定義されているような冒頭に述べた種類のプレス機械において下記の特徴を機能的に組み合わせることによって解決される:
− 液圧式駆動装置が少なくとも1つの閉鎖式の自立型液圧駆動システムを含み、それがさらに少なくとも1体の液圧式シリンダ−ピストンユニットと予備貯蔵タンクからの供給を得て前記液圧式シリンダ−ピストンユニットを付勢する少なくとも1機の液圧動力ユニットとを含んでなる。
− 前記少なくとも1機の液圧駆動システムは、前記少なくとも1機の液圧動力ユニットによって第1の有効ピストン面が付勢される急速工程と前記少なくとも1機の液圧動力ユニットが前記第1の有効ピストン面に比べて著しく大きな第2の有効ピストン面を付勢するプレス工程の間で切り換え可能である。
− 前記少なくとも1機の液圧駆動システムの圧媒液は予備貯蔵タンクを形成する蓄圧器内に予備貯蔵され、それが該当する全液圧駆動システムに対して少なくとも周囲環境圧よりも高い基礎圧力を継続的に付加する。
− 前記少なくとも1機の液圧駆動システムの前記少なくとも1体のシリンダ−ピストンユニットのピストンロッド側の作用空間とピストン側の作用空間の間にはいずれの場合も液圧結合は存在しない。
− 上方の工具支持体は、その上方の工具支持体とその上に取り付けられた工具と前記上方の工具支持体と結合された液圧駆動装置の構成要素の重量(重力)と前記少なくとも1機の液圧駆動システム内に存在する基礎圧力によって生じる閉鎖圧力を上回るように補償するバネ装置によって、その上側終止位置に位置するよう予荷重される。
本発明に係るプレス機械を先行技術に対して特徴付ける極めて顕著かつ好適な利点の一つはそれによって達成される極めて高い動作速度、すなわち最小限のサイクル時間である。このことは、本発明の適用によって可能になる無駄時間あるいはアイドル時間、すなわちプレス機械の上方工具支持体が不効率なアイドルストロークを実施する時間の実質的な短縮によって達成される。その点に関して本発明は特に、一般的なプレスブレーキあるいはその他のプレス機械において通常全動作ストローク(例えば40ないし50mm)のうちのごく僅かな割合(例えば3mm)がワークピースを変形するように作用するプレス工程を形成し他方でそれよりはるかに大きな動作ストロークが不効率なアイドルストロークを形成するという事実を利用するものである。本発明に係るプレス機械においても使用されているように、アイドルストロークがいわゆる急速工程中において比較的高い速度で進行し得るように前記液圧駆動装置の少なくとも1機の液圧駆動システムを設計する必要があることが知られているが;本願の発明者によって判明したように、実用上重要な他の要求性能に影響を与えるかあるいは制約することなく依然として相当に大きくサイクル時間を短縮する可能性が勿論残っており;それどころか本発明によれば詳細に後述するように他の多くの要求性能も先行技術に比べてより有効に達成することができる。
本発明に係るプレス機械の別の特徴と関連する機能によれば、少なくとも1機の液圧駆動システムが蓄圧器として形成された圧媒液用の予備貯蔵タンクを備え、それが、全ての該当する液圧駆動システム内、すなわち全動作サイクル中の全ての場所および時点に、周囲環境圧(DINに従った標準条件)よりも高い基礎圧力が常に存在するように予加圧されることが極めて重要である。すなわちそれによって急速工程中における少なくとも1機の液圧駆動システムの少なくとも1体の液圧式シリンダ−ピストンユニットの極めて迅速、完全、かつ無障害の充填が保証され、使用可能な全ピストン面のうちの極一部のみ、すなわち第1の有効ピストン面のみが前記急速工程中において上方の工具支持体の高速動作を実現するために液圧動力ユニットによって付勢され、全ピストン面のうちのその他の部分によって定義される作用空間には(直接)予備貯蔵タンクから供給(充填)が行われる。その方式によって急速工程中に、少なくとも1体の液圧式ピストン−シリンダユニットの液圧動力ユニットによっては付勢されない作用空間にも蓄圧器によって能動的に充填が行われる。それによって急速工程中における動作速度の向上とともに、圧媒液中のキャビテーションの危険を伴うことなく比較的小型ないわゆる“耐キャビテーション用調節弁”、すなわち比較的小さな通流面積を備えた耐キャビテーション用調節弁の使用が可能にある。通常耐キャビテーション用調節弁は逆止め弁によって保証された耐キャビテーションおよび作動位置と液圧駆動装置の戻り動作(上方の工具支持体の上昇動作)のために必要な通流位置との間で切り換え可能であり、その耐キャビテーション用調節弁の適宜に小型の寸法も多少バルブの切換え動性に良好な影響をもたらし、それがまた機械の動作性に好適な効果をもたらす。その点に関して前述した技術的特性との組み合わせの機能において、上方の工具支持体がその上方の工具支持体とその上に取り付けられた工具と前記上方の工具支持体と結合された液圧駆動装置の構成要素の重量(重力)と少なくとも1機の液圧駆動システム内に存在する基礎圧力によって生じる閉鎖圧力を上回るように補償する(常時作用する)バネ装置によって、プレス機械の開放状態、すなわち上側終止位置において予荷重されることが好適であることが明らかである。すなわちそれによって少なくとも1機の液圧駆動システムの少なくとも1体の液圧式シリンダ−ピストンユニットの第2の有効ピストン面の液圧動力ユニットによる付勢の終了直後にプレス機械の開放が開始し、その際も再び最短の路程ならびに最小の加速すべき質量が好適な方式によって達成される(後述参照)。
同種の方式が示されている墺国実用新案第008633号U1明細書と比較すれば、本発明に係る液圧駆動装置の構成によって必要とされる利点が有効に達成されることは当然極めて驚くべきである。すなわちこのことは、液圧駆動システム全体(あるいは複数の液圧駆動システムの全て)に(それぞれ)1体の蓄圧器によって周囲環境圧を超える圧力レベルを常に付加することによって駆動システム内(あるいは複数の駆動システム内)に(各)ピストン上に作用する応力(閉鎖圧力)が常に生成される事実のため適宜に大きくあるいは強力な設計のバネ装置が必要となり、そのことから端的には上方の工具支持体の持上げに際してバネ装置が可動部品の重量に加えて前記の常に作用する応力を超えるあるいは補償する必要があることによって機械の動作性が左右されると危惧されるためである。その点に関して本発明に係るプレス機械の構成は、前記の墺国実用新案第008633号U1明細書からは全く類推し得ないものである。
前述した本発明の好適な効果は、典型的な適用例において周囲環境圧を程々に超える基礎圧力で既に明らかなものとなり、例えば全動作サイクルの間該当する液圧駆動システム内に常時、すなわち全ての場所および全ての時点において周囲環境圧を約1バール上回る基礎圧力が存在すれば明らかとなる。その種の液圧駆動システムの設計において蓄圧器はその蓄圧器が最小の充填度合いの際、すなわち従属するシリンダ−ピストンユニットのピストンが完全に低没している際に液圧駆動システムに対して依然として周囲環境圧を1バール上回る超加圧を付加するように設計される。好適な基礎圧力は周囲環境圧を約1ないし2バール超過するものである。蓄圧器の設計および液圧駆動システムのその他の構成要素への適合は、シリンダ−ピストンユニットのピストンが完全に上昇しすなわち蓄圧器が最大充填度合いである際に生じる蓄圧器内の最大圧力が約5バールを超えないようにし、特に約4ないし5バールとなるように行うことが好適である。
本発明の第1の好適な追加構成は、液圧駆動装置がそれぞれ少なくとも1体の液圧式シリンダ−ピストンユニットを有する2機の液圧駆動システムを含み、その際両方の液圧駆動システムがそれぞれ1体の独自の液圧動力ユニットを備えることを特徴とする。その方式によって液圧駆動装置内に最短の管路長を実現することができ、移動する質量の削減とより少ない管路損失のため高い機械動作性と高い効率の両方に対して有利となる。そればかりでなくその構造方式によって、後述する本発明の詳細な説明で明らかにされるように、組み立て、保守、および修理の容易性の観点からも著しい利点が得られる。
本発明の別の好適な追加構成によれば、バネ装置が少なくとも1機の液圧駆動システムの少なくとも1体の液圧式シリンダ−ピストンユニット内に組み込まれる。バネ装置はガス式バネ装置として構成することが好適である。その点に関して、該当する液圧式シリンダ−ピストンユニットの(圧媒液が充填された)ピストンロッド作用空間を適宜に予加圧された外部の蓄圧器(ただしこれは前述した液圧駆動システム内の蓄圧器とは全く別である)と結合することができる。専らプレス機械の開放のために機能するもので、圧力関係の点において容量とその他の構造特性も所要の要求性能に合わせて独自に設定された蓄圧器は、該当する液圧式シリンダ−ピストンユニットのシリンダの直近に取り付けることができ、それによって独立した液圧管路の敷設が不要になるばかりでなく、(最適な効率の観点において好適なように)移動させる質量と管路損失が最小化される。
該当する液圧式シリンダ−ピストンユニットのピストンロッド作用空間自体に、弾力性を有していて上方の工具支持体の下降動作に際して圧縮されるガスが充填されればさらに好適である。これは上述した構造と比べて、ピストンロッド作用空間内とその作用空間と(外部の)蓄圧器の間とさらにその蓄圧器内で圧媒液を移動させる必要が無いため、移動質量をさらに大幅に削減することができ、それによって機械動作性をさらに向上させる可能性が得られる。その際、ガス式バネ装置のバネ特性を適用状態に随時適合させることができるように、(ガスが充填された)ピストンロッド作用空間を、シリンダ−ピストンユニット内、特にピストン内および/またはケース部材内に配置することができるものであってガスが充填された複数の内部補償空間と相互交流的に結合することができる。その種の内部補償空間によっても、最大に圧縮された充填ガスを収容する残余空間を形成するだけのためにピストンロッド作用空間の軸方向長が駆動ユニットのストロークを顕著に超過するようにする必要が無いため、最小限の移動質量を備えた極めて小型かつ軽量な駆動ユニットの構成が可能になる。加えて、ピストン内における適宜な場所への前記の補償空間の配置がさらなる軽量化にも寄与する。
急速工程およびプレス工程中に生じる関係の最適化の観点においてバランスが取れた液圧駆動装置の調節のために、第2の有効作用面の第1の有効作用面に対する面積比が少なくとも3であれば極めて好適である。
本発明に係るプレス機械のさらに別の好適な追加構成によれば、少なくとも1機の液圧駆動システム内の動作圧力を検出する圧力センサによって付勢される機械制御装置が設けられる。与えられた個々のプレス作業課題に対して液圧駆動装置内に実際に存在する固有の圧力関係を機械制御装置内において考慮することによって、各動作サイクルの持続時間を最小化するためだけでなくワークピース変形加工の品質の観点からも液圧駆動装置への目的に合わせた個別の調節が可能になる。このことは、本発明に係るプレス機械の液圧駆動装置が2機あるいはそれより多くの閉鎖式の自立型液圧駆動システムを備え、それらを(共通の)機械制御装置内における各時点の圧力関係の比較によって制御技術的に相互に調節し得るようにする場合に特に有効である。従って例えば、プレス機械へのワークピースの中央から逸れた装填を制御技術的に補償することができる。
本発明のさらに別の好適な追加構成は、少なくとも1機の液圧駆動システムにおいて少なくとも1体のシリンダ−ピストンユニットとそれに従属する液圧動力ユニットが共通の制御、バルブ、および導管ブロックを備えた完全型駆動装置を形成し、それに対して従属する蓄圧器がさらに直接的に接続され、従って自由な管あるいはホース配線が存在しないようにすることを特徴とする。それによって多くの観点において構造的および機能的に最適な条件を達成することができ、すなわち必要とされる設置空間、達成可能な効率、組み立てコスト、信頼性、保守および修理容易性の観点において最適となる。このことは使用者側の要求および意図に著しく合致するものであり、すなわち特にその種の(圧媒液用の予備貯蔵容器を蓄圧器として構成することによって)完全に結合された液圧システムを備えた完全型液圧駆動装置の場合に機械制御のための電気インタフェースが存在することのみが必要となる。
本発明の別の好適な追加構成によれば液圧動力ユニットが可逆式装置として、すなわち逆転可能な推進方向を有する装置として構成される。それの詳細については詳細に後述する。
特殊な機械配置において少なくとも1機の液圧駆動システムが2台の(場合によって異なって設計された)選択的に点入可能な液圧ポンプを備えれば極めて好適である。すなわちこの場合急速工程およびプレス工程中における少なくとも1体のシリンダ−ピストンユニットの付勢をより大きな帯域で特定のプレス加工課題に対して個別に適合させることができ、特に急速工程中において並行に稼働する2台の液圧ポンプによって第1の有効ピストン面を付勢しプレス工程中においては1台の液圧ポンプのみによって第2の有効ピストン面を付勢することによって適合させることができる。
関連の背景から特殊な機械構成において、少なくとも1機の液圧駆動システムが選択的に点入可能な2体の液圧式シリンダ−ピストンユニットを備え、そのうち一方を急速工程において両方の作用空間の相互間の液圧結合によって差動シリンダとして接続し得るようにすることが極めて好適である。すなわち、この場合急速工程中に(上方の工具支持体の高速動作のために)一方の液圧式シリンダ−ピストンユニットのみを付勢することができ、他方プレス工程中には(プレス圧力を高めるために)両方の液圧式シリンダ−ピストンユニットを付勢することができる。
次に、本発明の好適な実施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
プレスブレーキとして構成され2機の液圧駆動装置を備えた本発明に係るプレス機械の一実施例を部分的に示した概略立体図である。 図1に示されたプレスブレーキの完全型駆動装置を示した立体図である。 図1に示されたプレスブレーキの駆動ユニットの液圧接続を示したブロック線図である。 図3の液圧接続の変更例を示したブロック線図である。 変更された駆動ユニットの液圧接続を示したブロック線図である。 図5の液圧接続の変更例を示したブロック線図である。 本発明のさらに別の好適な実施例のシリンダ−ピストンユニットの液圧接続および概略的な構成を示した説明図である。
図1に示されているプレスブレーキとして構成されたプレス機械1はC型枠2を備えた機械構造体3を有する。機械構造体3に対する固定的な空間関係によって、すなわち両方のC型枠2の下方の脚部上に固定して、下方の工具5を備えた下方の工具支持体4が配置されている。上方の曲げ工具6が取り付けられていて図1においてその最上の位置状態で示された上方の工具支持体7は、前記下方の工具支持体4に対して動作ストロークHにわたって直線的に動作可能になっている(二重矢印A参照)。上記の範囲において図1に示されたプレスブレーキは従来の技術に相当するため、さらに詳しい説明は省略する。そのことはここでは図示されていない例えば曲げ工具と工具支持体の結合等に関する既知の詳細構造にも該当する。
上方の工具支持体の下方への動作を支援するために、2機の液圧駆動システム、すなわち左の液圧駆動システム8と右の液圧駆動システム9が設けられ、それらが共同で上方の工具支持体7に作用する液圧駆動装置10を形成している。両方の液圧駆動システム8および9は閉鎖式かつ自立型であり、すなわち相互間に液圧接続を全く備えてない。それらはいずれも完結駆動装置11の形式で構成されている。
(左右対称に構成された)両方の完全型駆動装置11のそれぞれが、シリンダ13とその中に挿入されたピストン14を有していてそれのピストンロッドが上方の工具支持体7と固定的に結合されている液圧式のシリンダ−ピストンユニット12と、前記液圧式シリンダ−ピストンユニット12を付勢するものであって電気モータ16によって駆動される可逆式の液圧ポンプ17を有している液圧動力ユニット15を備えている(図3の液圧接続図参照)。液圧ポンプ17は組み込み式ポンプとして共通の制御、バルブ、および導管ブロック18内に収容され、それが同時にポンプブロックを構成しその上に直接的にシリンダ13と電気モータ16もフランジ付けされている。さらに、前記の制御、バルブ、および導管ブロック18上に直接的に蓄圧器19がフランジ付けされ、それが液圧駆動システム8の圧媒液のための予備貯蔵および補償タンクを形成し、特に液圧動力ユニット15に対して供給を行う。液圧システムは気密性に閉鎖されている。その中に圧媒液が圧入され、常時かつ全ての場所に蓄圧器19から供給された少なくとも周囲環境圧を越える基礎圧力が存在する。液圧式シリンダ−ピストンユニット12と蓄圧器19と図1および図2には極概略的に示されている所要のバルブ20と圧媒油のフィルタ33が直接的に制御、バルブ、および導管ブロック18上にフランジ付けされかつ液圧ポンプがその中に収容されることにより、いずれにしても前記の液圧構成要素を相互に接続する自由な、すなわち前記制御、バルブ、および導管ブロック18の外に配置された管あるいはホース配線は存在しない。
上方の工具支持体7は、その上方の工具支持体7とその上に取り付けられた工具6と上方の工具支持体と結合された液圧駆動装置10の構成要素、すなわち両方の液圧駆動システム8および9のピストン14の重量ならびに両方の液圧駆動システム内に存在する基礎圧力によって生成された閉鎖圧力を超過するように補償するバネ装置21によってその上側終止位置(図1)で予荷重される。前記のバネ装置は、液圧式シリンダ−ピストンユニット12のピストンロッド作用空間22が従属する外部蓄圧器23といずれも液圧式に結合されるような方式で、両方の液圧駆動システム8および9の液圧式シリンダ−ピストンユニット12内に内蔵される。その際外部蓄圧器23は対応するシリンダ13上に直接的にフランジ付けされ、従ってここでも蓄圧器23を対応する液圧式シリンダ−ピストンユニット12と結合する自由な管およびホース配線は存在しない。蓄圧器23内の適宜なガス予加圧によって、バネ装置21をガス式バネとして構成する。上方の工具支持体7の上向きの動作が専らバネ装置21によって、すなわちいずれも従属する蓄圧器23によるピストンロッド作用空間22の付勢によって実施されるため、バネ装置21の液圧が閉鎖式のシステムを形成し、すなわち特に両方のシリンダ−ピストンユニット12のいずれにおいてもピストンロッド側の作用空間22とピストン側の作用空間24との間に液圧接続が存在しない。
プレスブレーキの液圧駆動装置10は急速工程とプレス工程の間で切り換え可能である。その際バネ装置21の上向きの圧力がプレスブレーキの全ての可動式の構成要素の重量ならびに両方の液圧駆動システム内に存在する基礎圧力によって生成される閉鎖圧力を超過して補償しかつ上方の工具支持体がそれの上側終止位置に位置するように予荷重されるような大きさで常に上方の工具支持体7に作用するため、急速工程においても液圧駆動装置10による上方の工具支持体7の能動的な動作が実施され、重力による自由動作は発生しない。このことは、両方の液圧式のシリンダ−ピストンユニット12のピストン14内、すなわちその中に形成された孔部25内にいずれも補助ピストン26が挿入されることによって達成される。その詳細については前述した墺国実用新案第008633号U1明細書を参照することができる(図3、図4およびその関連の説明)。結果として、急速工程中は液圧動力ユニットによって比較的小さな第1の有効ピストン面27が付勢され、他方プレス工程中は補助作用空間28の前記第1の有効ピストン面27とピストン側の作用空間24の環状面29を合計したものである、より大きな第2の有効ピストン面48が付勢される。急速工程とプレス工程の間の切換えを行うために、急速工程中は液圧動力ユニット15とピストン作用空間24の間の結合を遮断し逆にプレス工程中は開放するバルブ30が機能する。急速工程中に、逆止め弁31によって保護された耐キャビテーション用調節弁32を介してピストン作用空間24の充填が行われる。液圧動力ユニット15および液圧式のシリンダ−ピストンユニット12、特にそれの補助ピストン26と第1の有効ピストン面27は、急速工程中に(プレスブレーキの可動式の構成要素の重量と蓄圧器19によって形成されピストン作用空間24内に存在する基礎圧力によって発生する閉鎖圧力を考慮しながら)バネ装置21の反対応力を上回ることができるように相互に調節される。
プレス工程のためにバルブ30が切換えを行い、すなわち液圧動力ユニット15がピストン作用空間24と補助作用空間28を並行に付勢する。閉鎖動作の終局、すなわち通常上方の工具支持体7が所与の位置に到達した際に、液圧動力ユニット15の推進が終了して停止し、従って上方の工具支持体が停止する。そこで、いわゆる“減圧ストローク”を使用する前、すなわち上方の工具支持体を制御しながら低速で持上げ可逆式の液圧動力ユニット推進方向逆転によって小さなストローク(2ないし3mm)でプレスを開放する前に短時間工具を静止させる。減圧ストロークの終局、すなわちシステム内の高い圧力が少なくとも実質的に低減される際に、バルブ30および耐キャビテーション用調節弁32が切り換えられ、従ってピストン作用空間24内において蓄圧器19によってシステム内に形成された基礎圧力が発生しバネ装置21の作用によってピストン14が内側方向に動作する。その際、補助作用空間28に対し依然としてプレスの閉鎖に対して逆向きの推進方向に駆動される液圧動力ユニット15によって制御および調節しながら蓄圧器19内に戻して空にする操作を行うことによって、急速工程中にピストン14の内側方向への動作が制御(制動)される。その点に関して、図3に示されているように、前記の液圧駆動システムにおいて液圧動力ユニット15の推進出力を切換えおよび調節可能である。さらに、オイルフィルタ33およびオイルクーラー34が示されている。後者は、蓄圧器19の貯蔵容量が比較的小さくいずれにしても従来使用されていた通気式のタンクに比べて大幅に小さく従って縮小された表面のみが排熱のために使用可能であることと関係する。機械制御装置Sは適宜な制御配線を介して液圧動力ユニット15のモータ16とバルブ30および耐キャビテーション用調節弁32、すなわち液圧駆動システム8および9の対応する構成要素と交信する。
図4に示されている変更された液圧駆動システムは、実質的に液圧動力ユニット15′を別の構成とした点において図3のものと異なっている。すなわちこれは、定量ポンプ35、すなわち連続的に推進するポンプを備える。従って圧力側に圧力制限バルブ36を備え、それが各稼働時点に存在する需要を超える推進量を抑制する。加えて、液圧動力ユニット15′と液圧式シリンダ−ピストンユニット12の間に3/3マルチポートバルブ37が配置されている。これは図示された3つの接続部が相互に遮断されている0状態の他に、1つの閉鎖状態と1つの開放状態を形成することができる。閉鎖位置において(バルブ30の状態に相関して)補助作用空間28のみ(急速工程)が、あるいはそれに加えてピストン作用空間24(プレス工程)が液圧動力ユニット15′によって付勢される。開放状態においてシリンダ接続部(38)が蓄圧器19と結合される。その際プレス工程の終局およびプレスの開放に対しては前述した実施形態が同様に該当する。閉鎖動作の終局、すなわち一般的に上方の工具支持体7が所与の位置に到達した際に、マルチポートバルブ37がその0状態(遮断状態)に切り換えられ、上方の工具支持体7が停止する。“減圧ストローク”を開始するためにマルチポートバルブ37はその開放状態に切り換えられ、ピストン作用空間24内と補助作用空間28内の両方における減圧と上方の工具の低速に制御された持上げ、およびプレスの開放がディスチャージエッジを介して制御して実施される。減圧ストロークの終局においてバルブ30と耐キャビテーション用調節弁32が切り換えられ、従ってピストン作用空間24内に蓄圧器19によってシステム内に形成された基礎圧力が発生しピストン14がバネ装置21の作用によって内側方向に動作する。その際このピストン14の内側方向への動作は急速工程中に制御(制動)して実施され、すなわち補助作用空間28がマルチポートバルブ37によって、すなわちそれのディスチャージエッジを介して制御および調節され、蓄圧器19内に戻して空にするように制御される。
図4にはさらに、液圧式シリンダ−ピストンユニット12内に存在する動作圧力を常時記録可能である圧力センサ39が示されている。圧力信号は機械制御装置S内で処理される。その際、特に補助制御数値として使用でき、独立して作動する変位センサの信号をその精度について検査しその後の処理のために制御装置内で必要に応じて変換する。それは特に、変位信号が(例えば固定的に配置された構成要素においておよび/または強度の粘着が存在する場合)全く動作を表示しない場合に重要であり、上方の工具支持体の動作が実質的に予測されるような動作圧力を圧力信号が液圧機構内において示す。圧力信号を考慮あるいは評価することによってそのような特殊な稼働状態を検知して機械制御装置に反映させることができ、それによって例えば圧力の上昇に際しての作業現場の安全を損なうような突発的な工具支持体の破壊を防止することができる。圧力センサは液圧駆動装置内における変化に対して変位センサより早く反応するため、変位センサシステムの信号と圧力センサの信号の比較によって上方の工具支持体に対する所与の速度プロフィールを可能な限り正確に保持するために制御装置を最適化することができ、それが(特に移行時間の最小化によって)サイクル時間をさらに短縮するよう寄与することが可能になる。
図5に示された液圧接続図による液圧システムは特に、構造的に分離された2体のシリンダ−ピストンユニット12′Aと12′Bを備え、それらのピストン14′はいずれも上方の工具支持体7と結合され従って互いに連結されている点において図4のものと異なっている。バルブ30′を介して選択的に切り換え可能にして両方の液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Aおよび12′Bのうち一方のみ、すなわち図において右に示されている液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Aのみを液圧動力ユニット15′によって付勢可能にすることができるが、両方の液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Aおよび12′Bを同時かつ並行して付勢することもできる。急速工程中においては液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Aのみが付勢され、従って第1の有効ピストン面45がピストン14′Aの端面と同一になる。他方の液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Bのピストン作用空間24′Bはそれに対応するものであり同様にバネ装置21によってのみ付勢されるピストンロッド作用空間22′Bと如何なる場合も結合されず、耐キャビテーション用調節弁32を介して充填が行われる。不要な圧媒液の通流を防止するために、急速工程中において液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Aのピストン作用空間24′Aとピストンロッド作用空間22′Aはバルブ40を介して短絡結合することができ;このバルブ40の接続状態において液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Aは差動シリンダとして作用する。プレス工程においてバルブ30の適宜な接続状態によって両方の液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Aおよび12′Bがピストン側で液圧動力ユニット15′によって付勢される場合、すなわちピストン14′Aの端面とピストン14′Bの端面46が共同で第2の有効ピストン面46を形成する場合、液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Aのピストンロッド作用空間22′Aがバルブ40の切換えによって蓄圧器19と結合され、それによって最大の閉鎖圧力が形成される。
図5にはさらに、液圧動力ユニット15′の圧力側に存在するポンプ圧力を常時記録可能な別の圧力センサ41が示されている。この圧力センサの圧力信号も両方の液圧駆動システムに対して共通の機械制御装置内で処理される。
図6に示されている変更された液圧システムは、2台のポンプを備えた液圧動力ユニット15″によって図5のものと異なっている。ポンプ17″Aの圧力側が常に変位センサ37の圧力接続端子42と結合されているのに対して、他方のポンプ17″Bの圧力側はバルブ43を介して蓄圧器19と結合し、従ってポンプ17″Bを循環推進状態に接続することができる。液圧駆動装置の急速工程中において(バルブ43の適宜な接続状態に基づいて)両方のポンプ17″Aおよび17″B液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Aに対して推進を行う。他方、プレス工程中においては(バルブ43の切換えの結果)ポンプ17″Aのみが両方の液圧式シリンダ−ピストンユニット12′Aおよび12′Bに対して推進を行い、その間ポンプ17″Bは循環推進を行っている。逆止め弁44がバルブ43に対してポンプ17″Aの圧力側を遮断する。
図7の液圧システムは実質的に図3のものと同様である。従って以下に記述する相違点を除いては図3に関する説明を引用する。
(概略的に示された)シリンダ−ピストンユニット12においてピストンロッド作用空間22が弾性ガスによって充填され、その際ガス充填は適宜な充填圧力によって予加圧を形成して行う。ピストン14上に概略的に示されているものでシリンダ13の内面50上に気密に接合するパッキング50は、ピストン側の液圧作用空間24に対してガス空間を仕切って形成するという観点において既知の方式で形成されている。適宜な管路52あるいは54を介して(いずれも環状に形成された)2つの補償空間、すなわちシリンダ側の第1の補償空間54とピストン側の第2の補償空間55が流体技術的にピストンロッド作用空間22と結合される。ガス式バネユニット21のガス充填のための適宜な作用空間の形成によってピストンロッド作用空間22の軸方向長が殆ど全体的にピストンのストロークのために使用可能になり、すなわちピストンロッド作用空間22内にごく僅かの予備容量のみが必要であるか、あるいは全く必要としない。
誤解を回避するためにここでもう一度説明すると、図7のシリンダ−ピストンユニット12の描写は単に概略的な描写であり、特にシリンダ13は必ずしも一部品として形成される必要はなく(従来から知られているように)複数部品から組み立てることも可能であることは勿論である。

Claims (13)

  1. 機械構造体(3)と、空間的に見て前記構造体に対して固定的な関係で配置された下方の工具支持体(4)と、前記下方の工具支持体に対して所定の動作ストローク(H)をもって直線的に上下動作可能(A)な上方の工具支持体(7)と、前記上方の工具支持体に対して作用しその上方の工具支持体の下方への動作を支援する液圧駆動装置(10)を備えてなり、前記液圧駆動装置が少なくとも1つの閉鎖式の自立型液圧駆動システム(8;9)を含み、それがさらに少なくとも1体の液圧式シリンダ−ピストンユニット(12;12′A;12′B)と予備貯蔵タンクからの供給を得て前記液圧式シリンダ−ピストンユニットを付勢する少なくとも1機の液圧動力ユニット(15,15′,15″)とを含んでなる、特にプレスブレーキ等のプレス機械(1)であり:
    − 前記少なくとも1機の液圧駆動システム(8;9)は前記少なくとも1機の液圧動力ユニットによって第1の有効ピストン面(27;45)が付勢される急速工程と前記少なくとも1機の液圧動力ユニットが前記第1の有効ピストン面に比べて著しく大きな第2の有効ピストン面(48;47)を付勢するプレス工程の間で切り換え可能であり;
    − 前記少なくとも1機の液圧駆動システムの圧媒液は予備貯蔵タンクを形成する蓄圧器(19)内に予備貯蔵され、それが該当する全液圧駆動システムに対して少なくとも周囲環境圧よりも高い基礎圧力を継続的に付加し;
    − 前記少なくとも1機の液圧駆動システムの前記少なくとも1体のシリンダ−ピストンユニット(12;12′B)のピストンロッド側の作用空間(22;22′B)とピストン側の作用空間(24;24′B)の間にはいずれの場合も液圧結合は存在しないようにし;
    − 前記上方の工具支持体とその上に取り付けられた工具と前記上方の工具支持体と結合された液圧駆動装置の構成要素の重量と前記少なくとも1機の液圧駆動システム内に存在する基礎圧力によって生じる閉鎖圧力を上回るように補償するバネ装置(21)によって、前記上方の工具支持体(7)がその上側終止位置に位置するよう予荷重される、
    ことを特徴とするプレス機械。
  2. 液圧駆動装置(10)がそれぞれ少なくとも1体の液圧式シリンダ−ピストンユニット(12;12′A,12′B)を有する2機の液圧駆動システム(8,9)を含み、その際両方の液圧駆動システムがそれぞれ1体の独自の液圧動力ユニット(15;15′,15″)を備えることを特徴とする請求項1記載のプレス機械。
  3. バネ装置(21)が少なくとも1機の液圧駆動システム(8,9)の少なくとも1体の液圧式シリンダ−ピストンユニット(12;12′B)内に組み込まれることを特徴とする請求項1または2記載のプレス機械。
  4. バネ装置(21)はガス式バネ装置として構成し、その際ピストンロッド作用空間(22)がガス充填を有することを特徴とする請求項3記載のプレス機械。
  5. ピストンロッド作用空間(22)にガス充填されたピストン側の補償空間(55)および/またはガス充填されたシリンダ側の補償空間(54)が流体技術的に接続することを特徴とする請求項4記載のプレス機械。
  6. バネ装置(21)はガス式バネ装置として構成し、その際好適には液圧式シリンダ−ピストンユニット(12;12′B)のピストンロッド作用空間(22;22′B)を外部の蓄圧器(23)と液圧式に結合することを特徴とする請求項3記載のプレス機械。
  7. 第2の有効ピストン面(48)の第1の有効ピストン面(27)に対する面積比が少なくとも3であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のプレス機械。
  8. 少なくとも1機の液圧駆動システム(8,9)内の動作圧力を検出する圧力センサ(39,41)によって付勢される機械制御装置(S)が設けられることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のプレス機械。
  9. 少なくとも1機の液圧駆動システム(8,9)において少なくとも1体のシリンダ−ピストンユニット(12)とそれに従属する液圧動力ユニット(15)が共通の制御、バルブ、および導管ブロック(18)を備えた完全型駆動装置(11)を形成し、さらにそれに対して従属する蓄圧器(19)が直接的に接続され、従って自由な管あるいはホース配線が存在しないようにすることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のプレス機械。
  10. 少なくとも1機の液圧駆動システム(8,9)が、随意に接続することが可能であって異なった設計の2台の液圧ポンプ(17″A,17″B)を備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のプレス機械。
  11. 少なくとも1機の液圧駆動システム(8,9)が、随意に接続することが可能な2体の液圧式シリンダ−ピストンユニット(12′A,12′B)を備え、そのうち一方(12′A)が急速工程中において差動シリンダとして接続されることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のプレス機械。
  12. 少なくとも1体の液圧式シリンダ−ピストンユニット(12;12′A,12′B)のうちからシリンダ(13)が機械構造体(3)に対して固定の立体的関係で配置され、ピストンロッドが上方の工具支持体(7)と結合されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載のプレス機械。
  13. 液圧動力ユニットが、該液圧動力ユニットの推進方向を反転可能に構成されることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載のプレス機械。
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