JP5567215B2 - アルキルセルロースを含む水性化粧品組成物 - Google Patents
アルキルセルロースを含む水性化粧品組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5567215B2 JP5567215B2 JP2013528702A JP2013528702A JP5567215B2 JP 5567215 B2 JP5567215 B2 JP 5567215B2 JP 2013528702 A JP2013528702 A JP 2013528702A JP 2013528702 A JP2013528702 A JP 2013528702A JP 5567215 B2 JP5567215 B2 JP 5567215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- oil
- weight
- composition according
- alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
- A61K8/34—Alcohols
- A61K8/342—Alcohols having more than seven atoms in an unbroken chain
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/92—Oils, fats or waxes; Derivatives thereof, e.g. hydrogenation products thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
- A61K8/34—Alcohols
- A61K8/345—Alcohols containing more than one hydroxy group
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/73—Polysaccharides
- A61K8/731—Cellulose; Quaternized cellulose derivatives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
- A61K8/89—Polysiloxanes
- A61K8/891—Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/001—Preparations for care of the lips
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q1/00—Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
- A61Q1/02—Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
- A61Q1/04—Preparations containing skin colorants, e.g. pigments for lips
Description
- 少なくとも水、特に少なくとも5重量%の水、
- 少なくともアルキルセルロース、
- C10〜C26アルコール、好ましくはモノアルコール、特にC16〜C26分枝モノアルコール;
- C2〜C8モノカルボン酸またはポリカルボン酸とC2〜C8アルコールとの、場合によってはヒドロキシル化されたモノエステル、ジエステルもしくはトリエステル;
- C2〜C8ポリオールと1つまたは複数のC2〜C8カルボン酸とのエステル
から選択される少なくとも第1の炭化水素系不揮発性油、
- シリコーン油および/またはフッ化油または前記第1の油以外の炭化水素系油から選択される少なくとも1種の第2の不揮発性油;
- 界面活性剤および/または親水性ゲル化剤から選択される、特に、会合ポリマー、天然ポリマー、およびこれらの混合物から選択される少なくとも1種の安定剤
を含む化粧品組成物である。
- 少なくとも水、特に少なくとも5重量%の水、
- 少なくともアルキルセルロース、
- C10〜C26アルコール、好ましくはモノアルコール、特にC16〜C26分枝モノアルコール;
- C2〜C8モノカルボン酸またはポリカルボン酸とC2〜C8アルコールとの、場合によってはヒドロキシル化されたモノエステル、ジエステルまたはトリエステル;
- C2〜C8ポリオールと1つまたは複数のC2〜C8カルボン酸とのエステル
から選択される少なくとも第1の炭化水素系不揮発性油、
- シリコーン油および/またはフッ化油または前記第1の油以外の炭化水素系油から選択される少なくとも1種の第2の不揮発性油;
- 界面活性剤および/または親水性ゲル化剤から選択される、特に、会合ポリマー、天然ポリマー、およびこれらの混合物から選択される少なくとも1種の安定剤
を含む化粧品組成物であって、少なくともラウリル硫酸ナトリウム、および場合によっては追加の非イオン性または陰イオン性界面活性剤を含む組成物である。
- 少なくとも水、特に少なくとも5重量%の水、
- 少なくともアルキルセルロース、
- C10〜C26アルコール、好ましくはモノアルコール、特にC16〜C26モノアルコール;
- C2〜C8モノカルボン酸またはポリカルボン酸とC2〜C8アルコールとの、場合によってはヒドロキシル化されたモノエステル、ジエステルもしくはトリエステル;
- C2〜C8ポリオールと1つまたは複数のC2〜C8カルボン酸とのエステル
から選択される少なくとも第1の炭化水素系不揮発性油、
- シリコーン油および/またはフッ化油または前記第1の油以外の炭化水素系油から選択される少なくとも1種の第2の不揮発性油;
- 界面活性剤および/または親水性ゲル化剤から選択される、特に、会合ポリマー、天然ポリマー、およびこれらの混合物から選択される少なくとも1種の安定剤
を含む少なくとも1種の化粧品組成物を唇に適用することにある少なくとも1つのステップを含む、唇をメークアップおよび/またはケアするための美容上の方法である。
本発明による組成物は、少なくとも、アルキル残基が1から6個の間の炭素原子、好ましくは1から3個の間の炭素原子を含むアルキルセルロース、好ましくはエチルセルロースを含む。
RONa+C2H5Cl→ROC2H5+NaCl(式中、Rはセルロース基を表す)
前もって示した化合物の他に、本発明による組成物は、生理的に許容される媒体を含む。
本発明による組成物は、少なくとも1種の脂肪相、特に、液体脂肪相、少なくとも第1の特定の炭化水素系不揮発性油ならびにシリコーン油および/またはフッ化油または前記第1の油以外の炭化水素系油から選択される、少なくとも1種の第2の不揮発性油を含む。「油」という用語は、室温(25℃)でおよび大気圧(760mmHg)で液体である非水性の水不溶性化合物を意味する。
本発明による組成物は、
- C10〜C26アルコール、好ましくはモノアルコール; 特にC16〜C26分枝モノアルコール;
- C2〜C8モノカルボン酸またはポリカルボン酸とC2〜C8アルコールとの、場合によってはヒドロキシル化されたモノエステル、ジエステルまたはトリエステル;
- C2〜C8ポリオールと1つまたは複数のC2〜C8カルボン酸とのエステル
から選択される1種もしくは複数の第1の炭化水素系不揮発性油を含む。
- C10〜C26モノアルコール; 特にC16〜C26分枝モノアルコール;
- C2〜C8カルボン酸とC2〜C8アルコールとの、場合によってはヒドロキシル化されたモノエステル;
- C2〜C8ジカルボン酸とC2〜C8アルコールとの、場合によってはヒドロキシル化されたジエステル;
- C2〜C8トリカルボン酸とC2〜C8アルコールとの、場合によってはヒドロキシル化されたトリエステル;
- C2〜C8ポリオールと1つまたは複数のC2〜C8カルボン酸とのエステル
から選択される。
- C2〜C8カルボン酸とC2〜C8アルコールとの、場合によってはヒドロキシル化されたモノエステル;
- アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸-2-ジエチルヘキシル(2-diethylhexyl adipate)、アジピン酸ジブチルまたはアジピン酸ジイソステアリルなどの、C2〜C8ジカルボン酸とC2〜C8アルコールとの、場合によってはヒドロキシル化されたジエステル、
- クエン酸トリオクチル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリブチルまたはクエン酸アセチルトリブチルなどのクエン酸エステルなどの、C2〜C8トリカルボン酸とC2〜C8アルコールとの、場合によってはヒドロキシル化されたトリエステル、
- ジヘプタン酸ネオペンチルグリコールなどの一酸のグリコールジエステル、あるいはトリアセチンなどの一酸のグリコールトリエステルなどの、C2〜C8ポリオールと1つまたは複数のC2〜C8カルボン酸とのエステル
から選択されるエステル油である。
その態様の一つによれば、本発明による組成物は、シリコーン油および/またはフッ化油または前記第1の油以外の炭化水素系油から選択される少なくとも第2の不揮発性油を含む。
第1の好ましい実施形態によれば、不揮発性油は、シリコーン油である。
- 不揮発性ポリジメチルシロキサン(PDMS)、
- ペンダント(pendent)であるおよび/またはシリコーン鎖の末端にあるアルキル基またはアルコキシ基(これらの基はそれぞれ2から24個の炭素原子を含む)を含むPDMS、
- 脂肪族基および/または芳香族基、またはヒドロキシ基、チオール基および/またはアミン基などの官能基を含むPDMS、
- ポリメチルトリフルオロプロピルジメチルシロキサンなど、フルオロ基で場合によっては置換されたポリアルキルメチルシロキサン、
- ヒドロキシ基、チオール基および/またはアミン基などの官能基で置換されたポリアルキルメチルシロキサン、
- 脂肪酸、脂肪アルコールまたはポリオキシアルキレンで変性されたポリシロキサン、およびそれらの混合物
から選択することができる。
R1、R2、R5およびR6は、一緒にまたは別々に、1から6個の炭素原子を含むアルキル基であり、
R3およびR4は、一緒にまたは別々に、1から6個の炭素原子を含むアルキル基、ビニル基、アミン基またはヒドロキシル基であり、
Xは、1から6個の炭素原子を含むアルキル基、ヒドロキシル基またはアミン基であり、
nおよびpは、特に、25℃の粘度が、9センチストーク(cSt)(9×10-6m2/s)から800 000cStである液体化合物を有するように選択される整数である]
- 置換基R1からR6およびXは、メチル基を表し、pおよびnは、粘度を500 000cStとする、General Electric社によってSE30という名で販売されている製品、Wacker社によってAK 500000という名で販売されている製品、Bluestar社によってMirasil DM 500 000という名で販売されている製品、およびDow Corning社によってDow Corning 200 Fluid 500 000cStという名で販売されている製品など、
- 置換基R1からR6およびXは、メチル基を表し、pおよびnは、粘度を60 000cStとする、Dow Corning社によってDow Corning 200 Fluid 60000 CSという名で販売されている製品、およびWacker社によってWacker Belsil DM 60 000という名で販売されている製品など、
- 置換基R1からR6およびXは、メチル基を表し、pおよびnは、粘度を350cStとする、Dow Corning社によってDow Corning 200 Fluid 350 CSという名で販売されている製品、またはWacker社によってWacker-Belsil DM 350という名で販売されている製品など、
- 置換基R1からR6は、メチル基を表し、X基は、ヒドロキシル基を表し、nおよびpは、粘度を700cStとする、Momentive社によってBaysilone Fluid T0.7という名で販売されている製品など。
- 以下の式に対応するフェニルシリコーン油
Meは、メチルであり、Phは、フェニルであり、OR'は、-OSiMe3基を表し、yは、0または1から1000の間の範囲であり、zは、1から1000の間の範囲である]。
- R1からR10は、互いがそれぞれ独立に、飽和もしくは不飽和の、直鎖、環式または分枝C1〜C30炭化水素系基であり、
- m、n、pおよびqは、互いがそれぞれ独立に、0から900の間の整数であり、ただし、m+n+qの合計は、0以外である]。
- R1からR6は、互いがそれぞれ独立に、飽和もしくは不飽和の、直鎖、環式または分枝C1〜C30炭化水素系基であり、
- m、nおよびpは、互いがそれぞれ独立に、0から100の間の整数であり、ただし、n+mの合計は、1から100の間である]。
- Rは、C1〜C30アルキル基、アリール基またはアラルキル基であり、
- nは、0から100の範囲の整数であり、
- mは、0から100の範囲の整数であり、ただし、n+mの合計は、1から100の範囲である]。
R1、R2、R5およびR6は、一緒にまたは別々に、1から6個の炭素原子を含むアルキル基であり、
R3およびR4は、一緒にまたは別々に、1から6個の炭素原子を含むアルキル基またはアリール基であり、
Xは、1から6個の炭素原子を含むアルキル基、ヒドロキシル基またはビニル基であり、
nおよびpは、重量平均分子量200 000g/mol未満、好ましくは150 000g/mol未満、より好ましくは100 000g/mol未満の油が得られるように選択される]。
- トリメチルシロキシフェニルジメチコン(例えば、Wacker社からのBelsil PDM 1000(MW=9000g/mol)(上記の式(V)を参照のこと)、フェニルトリメチコン(Dow CorningによってDC556という商品名で販売されているフェニルトリメチコンなど)、フェニルジメチコン、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン、2-フェニルエチルトリメチルシロキシシリケート、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン(Dow CorningによってDow Corning PH-1555 HRI Cosmetic Fluidという名で販売されている製品など)(上記の式(III)を参照のこと)などの、(フェニルシリコーン油としても公知の)フェニルシリコーン、
- 不揮発性ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ペンダントであるおよび/またはシリコーン鎖の末端にあるアルキル基またはアルコキシ基(これらの基はそれぞれ、2から24個の炭素原子を含む)を含むポリジメチルシロキサン、
- およびそれらの混合物
などのシリコーン油が含まれる。
第2の実施形態によれば、第2の不揮発性油は、フッ化油である。
- δDは、分子の衝突中に誘起される双極子の形成から生じるロンドン分散力を特徴とし;
- δpは、永久双極子間のデバイ相互作用力、また、誘起双極子と永久双極子との間のケーソム相互作用力を特徴とし;
- δhは、特定の相互作用力(水素結合、酸/塩基、ドナー/アクセプターなど)を特徴とし;
- δaは、方程式:δa=(δp 2+δh 2)1/2によって決定される。
- 流動パラフィンまたはそれらの誘導体、
- 液体ワセリン(petroleum jelly)、
- ナフタレン油、
- Amoco社によって製造または販売されているIndopol H-100(モル質量またはMW=965g/mol)、Indopol H-300(MW=1340g/mol)およびIndopol H-1500(MW=2160g/mol)などのポリブチレン、
- Nippon Oil Fats社によって販売されるParleam(登録商標)、Amoco社によって製造または販売されているPanalane H-300 E(MW=1340g/mol)、Synteal社によって製造または販売されているViseal 20000(MW=6000g/mol)およびWitco社によって製造または販売されているRewopal PIB 1000(MW=1000g/mol)などの、水素化ポリイソブチレン、
- デセン/ブテンコポリマー、ポリブテン/ポリイソブテンコポリマー、特にIndopol L-14、
- Mobil Chemicals社によって製造または販売されているPuresyn 10(MW=723g/mol)およびPuresyn 150(MW=9200g/mol)、
- およびそれらの混合物
などの、鉱物もしくは合成由来の直鎖もしくは分枝状の炭化水素から選択することができる。
- 全体で18から40個の間の炭素原子を含むモノエステル、特に、式R1COOR2のモノエステル(式中、R1+R2≧18の条件で、R1は、4から40個の炭素原子を含む直鎖もしくは分枝状の脂肪酸残基を表し、R2は、特に、4から40個の炭素原子を含む分枝である炭化水素系鎖を表す)、例えば、ピュアセリン油(オクタン酸セトステアリル)、イソノナン酸イソノニル、安息香酸アルキル(C12〜C15)、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、ステアリン酸2-オクチルドデシル、エルカ酸2-オクチルドデシル、イソステアリン酸イソステアリル、安息香酸2-オクチルドデシル、アルコールもしくは多価アルコールオクタノアート、アルコールもしくは多価アルコールデカノアートまたはアルコールもしくは多価アルコールリシノレアート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ラウリン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-オクチルデシル、ミリスチン酸2-オクチルドデシルまたはコハク酸2-ジエチルヘキシルから好ましくは選択することができる。好ましくは、これらは、式R1COOR2[式中、R1は、4から40個の炭素原子を含む直鎖もしくは分枝状の脂肪酸残基を表し、R2は、特に、4から40個の炭素原子を含む分枝である炭化水素系鎖を表す、ただし、R1+R2≧18である]のエステルである。好ましくは、エステルは、全体で18から40個の炭素原子を含む。挙げることができる好ましいモノエステルは、イソノナン酸イソノニル、エルカ酸オレイルおよび/またはネオペンタン酸2-オクチルドデシル;
- 全体で18から60個の炭素原子、特に、全体で18から50個の炭素原子を含むジエステルが含まれる。好ましくは、リンゴ酸ジイソステアリルなどのジカルボン酸とモノアルコールとのジエステル、またはジヘプタン酸ネオペンチルグリコールまたはジイソステアリン酸ポリ(2)グリセリル(特に、Alzo社によってDermol DGDISという商品参照(trade reference)で販売されている化合物など)などのモノカルボン酸のグリコールジエステル;
- 特に、全体で35から70個の炭素原子を含むトリエステル、特に、クエン酸トリイソステアリル、またはトリメリット酸トリデシルなどのトリカルボン酸のトリエステル、またはトリイソステアリン酸ポリ(2)グリセリルなどのモノカルボン酸のグリコールトリエステル;
- 例えば、テトラペラルゴン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、テトライソノナン酸ペンタエリスリチル、トリス(2-デシル)テトラデカン酸グリセリル、テトライソステアリン酸ポリ(2)グリセリルまたはペンタエリスリチルテトラキス(2-デシル)テトラデカノアートなど、モノカルボン酸のペンタエリスリトールまたはポリグリセロールテトラエステルなどの、特に、全体の炭素数が35から70個の範囲のテトラエステル;
- フランス特許出願第0 853 634号に記載されているものなど、特に、ジリノール酸および1,4-ブタンジオールなど、不飽和脂肪酸二量体および/または三量体とジオールとの縮合によって得られたポリエステルを特に用いることができる。この点に関して、Viscoplast 14436Hという名でBiosynthisによって販売されるポリマー(INCI名:ジリノール酸/ブタンジオールコポリマー)、またはポリオールと二酸二量体とのコポリマー、およびそれらのエステル、Hailuscent ISDAなど;
- 特にC8からC24の不飽和脂肪酸、特にC12からC22の不飽和脂肪酸、特にC16からC20の不飽和脂肪酸、さらに特定するとC18の不飽和脂肪酸の二量体化に特に由来するジカルボン酸二量体から得ることができる、ジオール二量体と脂肪酸とのエステルおよびジオール二量体とジカルボン酸二量体とのエステルなど、例えば、Lusplan DD-DA5(登録商標)およびDD-DA7(登録商標)という商品名で日本精化株式会社によって販売されるものなど、ジリノール二酸とジリノールジオール二量体とのエステルなど、ジオール二量体とモノカルボン酸またはジカルボン酸とのエステルおよびポリエステル;
- ビニルピロリドン/1-ヘキサデセンコポリマー、例えば、ISP社によってAntaron V-216という名で販売されている(Ganex V216としても知られている)製品(MW=7300g/mol)、
- ヘプタン酸もしくはオクタン酸トリグリセリドまたはホホバ油などの特に7から40個の炭素原子を含む脂肪酸の脂肪酸トリグリセリド(室温で液体である)などの炭化水素系植物油を挙げることができ; 特に、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、トリヘプタン酸グリセリル、トリオクタン酸グリセリル、およびStearineries Duboisによって販売されるDub TGI 24という参照で販売されているものなどのC18〜36酸トリグリセリドなどの飽和トリグリセリド、
およびヒマシ油、オリーブ油、キシメニア(ximenia)油およびパラカシー(pracaxi)油などの不飽和トリグリセリド;
- ならびにそれらの混合物
から選ぶことができる。
本発明による組成物は、不揮発性炭化水素系の「第1の油」に加えて、およびシリコーン油および/またはフッ化油または前記第1の油以外の炭化水素系油から選択される、不揮発性「第2の油」に加えて、これらの油以外の少なくとも1種の追加の油を含むことができる。
- (イソパラフィンとしても公知の)C8〜C16イソアルカン、イソドデカン、イソデカンおよびイソヘキサデカンなどの分枝C8〜C16アルカン、例えば、IsoparまたはPermethylという商品名で販売されている油、
- 直鎖アルカン、例えば、Sasolによって、Parafol 12-97およびParafol 14-97という参照でそれぞれ販売されるn-ドデカン(C12)およびn-テトラデカン(C14)、また、それらの混合物、ウンデカン-トリデカン混合物(Cetiol UT)、Cognis社による国際公開第2008/155 059号の実施例1および2において得られたn-ウンデカン(C11)およびn-トリデカン(C13)の混合物、ならびにそれらの混合物などから選択することができる。
前述の油に加えて、本発明に従って考慮される組成物は、ろうおよび/またはペースト状脂肪物質、およびそれらの混合物から選択される少なくとも1種の固形脂肪物質を含むこともできる。
本発明による組成物は、少なくとも1種のろうを含むことができる。
本発明に従って考慮される組成物はまた、少なくとも1種のペースト状脂肪物質を含むこともできる。
るつぼに入れた(場合に応じて)ペーストまたはろう5mgのサンプルを、加熱速度10℃/分で-20℃から100℃まで通して第1の温度上昇をさせ、次いで、冷却速度10℃/分で100℃から-20℃で冷却し、最後に、加熱速度5℃/分で-20℃から100℃まで通して第2の温度上昇をさせる。第2の温度上昇中、温度の関数として、空のるつぼとペーストまたはろうのサンプルを含むるつぼによって吸収される力との差の変動を測定する。化合物の融点は、温度の関数として吸収される力の差の変動を示す曲線のピークの頂点に対応する温度値である。
- ラノリンアルコール、オキシエチレン化ラノリン、アセチル化ラノリン、ラノリン酸イソプロピルなどのラノリンエステル、およびオキシプロピレン化ラノリンなどの、ラノリンおよびそれらの誘導体、
- ポリマーまたは非ポリマーシリコーン化合物、例えば、高分子量のポリジメチルシロキサン、8から24個の炭素原子を含むアルキルもしくはアルコキシタイプの側鎖を含むポリジメチルシロキサン、特にステアリルジメチコン、
- ポリマーまたは非ポリマーフルオロ化合物、
- ビニルポリマー、特に、
- オレフィンホモポリマー、
- オレフィンコポリマー、
- 水素化ジエンホモポリマーおよびコポリマー、
- C8〜C30アルキル基を好ましくは含む、アルキル(メタ)アクリラートの直鎖もしくは分枝状のオリゴマー、ホモポリマーまたはコポリマー、
- C8〜C30アルキル基を含むビニルエステルのオリゴマー、ホモポリマーおよびコポリマー、
- C8〜C30アルキル基を含むビニルエーテルのオリゴマー、ホモポリマーおよびコポリマー、
- 1種または複数のC2〜C100、好ましくはC2〜C50ジオール間のポリエーテル化から得られる脂溶性ポリエーテル、
- エステルおよびポリエステル、
- ならびにそれらの混合物
から有利には選択される。
- グリセロールオリゴマーのエステル、特にジグリセロールエステル、特に、グリセロールのヒドロキシル基のいくつかが、ステアリン酸、カプリン酸、ステアリン酸およびイソステアリン酸、ならびに12-ヒドロキシステアリン酸などの脂肪酸の混合物と反応している、アジピン酸とグリセロールとの縮合物、特に、Sasol社によってSoftisan 649という商品名で販売されているものなど;
- フィトステロールエステル;
- ペンタエリスリトールエステル;
- 少なくとも1種のC16〜40アルコール(アルコールの少なくとも1種がゲルベアルコールである)および
- 少なくとも1種の不飽和C18〜40脂肪酸から形成される二酸二量体
から形成されるエステル、
脂肪酸の二量体および36個の炭素原子を含むトール油ならびにi)32個の炭素原子を含むゲルベアルコールおよびii)ベヘニル(behenyl)アルコールの混合物のエステル; リノール酸の二量体、ならびに2種のゲルベアルコール、2-テトラデシルオクタデカノール(32個の炭素原子)および2-ヘキサデシルエイコサノール(36個の炭素原子)の混合物のエステルなど;
- 直鎖もしくは分枝状のC4〜C50ジカルボン酸またはポリカルボン酸とC2〜C50ジオールまたはポリオールとの間の重縮合から得られる非架橋ポリエステル、
- ポリカルボン酸および脂肪族のヒドロキシル化されたカルボン酸の間のエステル化から得られるポリエステル、硬化ヒマシ油のジリノール酸またはイソステアリン酸とのエステル化反応から得られるエステルである、日本の高級アルコール工業株式会社によって販売されているRisocast DA-LおよびRisocast DA-Hなど; および
- 脂肪族ヒドロキシカルボン酸のエステルおよび脂肪族カルボン酸間のエステル化から得られるエステルの脂肪族エステル、例えば、Nisshin Oil社によってSalacos HCIS(V)-Lという商品名で販売されている製品。
a) 飽和の直鎖モノヒドロキシル化脂肪族モノカルボン酸の部分エステルまたは全エステル;
b) 不飽和のモノヒドロキシル化脂肪族モノカルボン酸の部分エステルまたは全エステル;
c) 飽和モノヒドロキシル化脂肪族ポリカルボン酸の部分エステルまたは全エステル;
d) 飽和ポリヒドロキシル化脂肪族ポリカルボン酸の部分エステルまたは全エステル;
e) モノヒドロキシル化もしくはポリヒドロキシル化脂肪族モノカルボン酸またはポリカルボン酸と反応しているC2からC16脂肪族ポリオールの部分エステルまたは全エステル
f) およびそれらの混合物
から特に選択される。
- モノイソステアリン酸硬化ヒマシ油として公知の、1対1の割合(1/1)で、硬化ヒマシ油のイソステアリン酸とのエステル化反応から得られるエステル、
- ジイソステアリン酸硬化ヒマシ油として公知の、1対2の割合(1/2)で、硬化ヒマシ油のイソステアリン酸とのエステル化反応から得られるエステル、
- トリイソステアリン酸硬化ヒマシ油として公知の、1対3の割合(1/3)で、硬化ヒマシ油のイソステアリン酸とのエステル化反応から得られるエステル、
-およびそれらの混合物
から有利には選択される。
本発明による組成物はまた、少なくとも1種の半結晶性ポリマー、特に、融点が30℃以上である有機構造の半結晶性ポリマーを含むこともできる。
結晶化可能な疎水性側鎖を有する1種または複数のモノマーの重合によって生じる単位を含む、ホモポリマーおよびコポリマー、
主鎖中で少なくとも1つの結晶化可能なブロックを有するポリマー、
- メタロセン触媒作用によって調製されるエチレンおよびプロピレンの脂肪族もしくは芳香族もしくは脂肪族/芳香族ポリエステルタイプコポリマーの重縮合物
から選択される。
- モノマーが、EP-A-0 951 897に記載されている、制御された結晶化のポリオレフィンのブロックコポリマー、
- 特に、脂肪族/芳香族ポリエステルタイプの脂肪族または芳香族の重縮合物、
- メタロセン触媒作用によって調製されるエチレンおよびプロピレンのコポリマー、
- 少なくとも1つの結晶化可能な側鎖を有するホモポリマーまたはコポリマーおよび主鎖中で少なくとも1つの結晶化可能なブロックを有するホモポリマーまたはコポリマー、例えば、US-A-5 156 911の文献中に記載されているもの、
- 少なくとも1つの結晶化可能な側鎖を有するホモポリマーまたはコポリマー、特に、WO-A-01/19333の文献中に記載されているものなどのフルオロ基を有するホモポリマーまたはコポリマー、
- およびそれらの混合物
から選択することができる。
前述のように、本発明による組成物は、水を含む。
本発明による組成物は、界面活性剤および/または親水性ゲル化剤から選択される、好ましくは、会合ポリマー、天然ポリマーおよびこれらの混合物から選択される少なくとも1種の安定剤を含む。
本発明による組成物は、組成物の全重量に対して0.1重量%から20重量%、さらには0.5重量%から15重量%、好ましくは1重量%から10重量%の範囲の含有量で特に存在する1種または複数の界面活性剤を含む乳化系を含むことができる。
非イオン性界面活性剤は、ポリ(エチレンオキシド)のアルキルおよびポリアルキルエステル、オキシアルキレン化された(oxyalkylenated)アルコール、ポリ(エチレンオキシド)のアルキルおよびポリアルキルエーテル、ソルビタンの場合によってはポリオキシエチレン化されたアルキルおよびポリアルキルエステル、ソルビタンの場合によってはポリオキシエチレン化されたアルキルおよびポリアルキルエーテル、アルキルおよびポリアルキルグリコシドまたはポリグリコシド、特に、アルキルおよびポリアルキルグルコシドまたはポリグルコシド、スクロースのアルキルおよびポリアルキルエステル、グリセロールの場合によってはポリオキシエチレン化されたアルキルおよびポリアルキルエステル、グリセロールの場合によってはポリオキシエチレン化されたアルキルおよびポリアルキルエーテル、およびそれらの混合物から特に選択することができる。
2) 好ましく用いられるポリ(エチレンオキシド)のアルキルおよびポリアルキルエーテルには、エチレンオキシド(EO)単位の数が2から200個の範囲のものが含まれる。挙げることができる例には、セチルエーテル23 EO、オレイルエーテル50 EO、フィトステロール30 EO、steareth 40、steareth 100およびbeheneth 100が含まれる。
3) 特に、オキシエチレン化および/またはオキシプロピレン化されるオキシアルキレン化されたアルコールとして、1から150個のオキシエチレンおよび/またはオキシプロピレン単位を含むことができるもの、特に、20から100個のオキシエチレン単位を含むもの、特に、エトキシ化脂肪アルコール、特に、C8〜C24、好ましくは、C12〜C18のエトキシ化脂肪アルコール、20個のオキシエチレン単位でエトキシ化されたステアリルアルコール(CTFA名Steareth-20)、例えば、Uniqema社によって販売されるBrij 78、30個のオキシエチレン単位でエトキシ化されたセテアリルアルコール(CTFA名Ceteareth-30)、および7個のオキシエチレン単位を含むC12〜C15脂肪アルコールの混合物(CTFA名C12〜C15 Pareth-7)、例えば、Shell ChemicalsによってNeodol 25-7(登録商標)という名で販売されている製品など; または、特に、1から15個のオキシエチレンおよび/またはオキシプロピレン単位を含むオキシアルキレン化された(オキシエチレン化および/またはオキシプロピレン化された)アルコール、特に、エトキシ化されたC8〜C24、好ましくは、C12〜C18脂肪アルコール、2個のオキシエチレン単位でエトキシ化されたステアリルアルコール(CTFA名Steareth-2)、例えば、Uniqema社によって販売されるBrij 72など好ましくは用いられる。
4) 好ましく用いられるソルビタンの場合によってはポリオキシエチレン化されたアルキルおよびポリアルキルエステルには、エチレンオキシド(EO)単位の数が0から100個の範囲のものが含まれる。挙げることができる例には、ラウリン酸ソルビタン4または20 EO、特に、Uniqema社によって販売されるTween 20という製品などのポリソルベート-20(またはモノラウリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン)、パルミチン酸ソルビタン20 EO、ステアリン酸ソルビタン20 EO、オレイン酸ソルビタン20 EO、またはBASFからのCremophor製品(RH 40、RH 60など)が含まれる。
5) 好ましく用いられるソルビタンの場合によってはポリオキシエチレン化されたアルキルおよびポリアルキルエーテルには、エチレンオキシド(EO)単位の数が0から100個の範囲のものが含まれる。
6) 好ましく用いられるアルキルおよびポリアルキルグルコシドまたはポリグルコシドには、6から30個の炭素原子、好ましくは、6から18個、さらには、8から16個の炭素原子を含むアルキル基を含むもの、および1から5個、特に1、2または3個のグルコシド単位を好ましくは含むグルコシド基を含むものが含まれる。アルキルポリグリコシドは、例えば、デシルグルコシド(アルキル-C9/C11-ポリグルコシド(1.4))、例えば、Kao Chemicals社によってMydol 10(登録商標)という名で販売されている製品またはHenkel社によってPlantacare 2000 UP(登録商標)という名で販売されている製品およびSEPPIC社によってOramix NS 10(登録商標)という名で販売されている製品; カプリリル/カプリルグルコシド、例えば、Cognis社によってPlantacare KE 3711(登録商標)という名で販売されている製品またはSEPPIC社によってOramix CG 110(登録商標)という名で販売されている製品; ラウリルグルコシド、例えば、Henkel社によってPlantacare 1200 UP(登録商標)という名で販売されている製品またはHenkel社によってPlantaren 1200 N(登録商標)という名で販売されている製品; ココグルコシド、例えば、Henkel社によってPlantacare 818 UP(登録商標)という名で販売されている製品; カプリリルグルコシド、例えば、Cognis社によってPlantacare 810 UP(登録商標)という名で販売されている製品; およびそれらの混合物から選択することができる。
8) 好ましく用いられるグリセロールの場合によってはポリオキシエチレン化されたアルキルおよびポリアルキルエステルには、エチレンオキシド(EO)単位の数が0から100個の範囲のものおよびグリセロール単位の数が1から30個の範囲のものが含まれる。挙げることができる例には、モノラウリン酸ヘキサグリセリル(hexaglyceryl monolaurate)およびステアリン酸PEG-30グリセリルが含まれる。
9) 好ましく用いられるグリセロールの場合によってはポリオキシエチレン化されたアルキルおよびポリアルキルエーテルには、エチレンオキシド(EO)単位の数が0から100個の範囲のものおよびグリセロール単位の数が1から30個の範囲のものが含まれる。挙げることができる例には、Nikkol batyl alcohol 100およびNikkol chimyl alcohol 100が含まれる。
陰イオン性界面活性剤には、アルキルエーテルサルファート、カルボキシラート、アミノ酸誘導体、スルホナート、イセチオナート、タウラート、スルホサクシナート、アルキルスルホアセタート、ホスファートおよびアルキルホスファート、ポリペプチド、C10〜C30、特にC12〜C20脂肪酸の金属塩、特にステアリン酸金属、およびそれらの混合物から選択することができる。
2) 挙げることができるカルボキシラートの例には、N-アシルアミノ酸、グリコールカルボキシラート、アミドエーテルカルボキシラート(AEC)の塩(例えば、アルカリ金属塩)およびポリオキシエチレン化されたカルボン酸塩が含まれる。
3) 特に挙げることができるアミノ酸誘導体には、
- サルコシナート、例えば、Ciba社によってSarkosyl NL 97(登録商標)という名で販売されているまたはSEPPIC社によってOramix L30(登録商標)という名で販売されているラウロイルサルコシン酸ナトリウム、Nikkol社によってNikkol Sarcosinate MN(登録商標)という名で販売されているミリストイルサルコシン酸ナトリウム、およびNikkol社によってNikkol Sarcosinate PN(登録商標)という名で販売されているパルミトイルサルコシン酸ナトリウム;
- アラニナート、例えば、Nikkol社によってSodium Nikkol Alaninate LN30(登録商標)という名で販売されている、またはKawaken社によってAlanone ALE(登録商標)という名で販売されているナトリウムN-ラウロイルN-メチルアミドプロピオナート、およびKawaken社によってAlanone Alta(登録商標)という名で販売されているトリエタノールアミンN-ラウロイルN-メチルアラニン;
- グルタマート、例えば、Ajinomoto社によってAcylglutamate CT-12(登録商標)という名で販売されているトリエタノールアミンモノココイルグルタマート、またはAjinomoto社によってAcylglutamate LT-12(登録商標)という名で販売されているトリエタノールアミンラウロイルグルタマート
など、アミノ酸のアルカリ金属塩が含まれる。
- アスパルタート、例えば、Mitsubishi社によってAsparack(登録商標)という名で販売されているトリエタノールアミンN-ラウロイルアスパルタートおよびトリエタノールアミンN-ミリストイルアスパルタートの混合物;
- グリシン誘導体(グリシナート)、例えば、Ajinomoto社によってAmilite GCS-12(登録商標)およびAmilite GCK 12という名で販売されているN-ココイルグリシン酸ナトリウム;
- シトラート、Goldschmidt社によってWitconol EC 1129という名で販売されているココイルアルコールのオキシエチレン化(9mol)クエン酸モノエステル(citric monoester)など;
- ガラクトウロナート(galacturonate)、Soliance社によって販売されるナトリウムドデシル-D-ガラクトシドウロナートなど。
5) 挙げることができるイセチオナートには、アシルイセチオナート、例えば、Jordan社によってJordapon CI P(登録商標)という名で販売されている製品などのココイルイセチオン酸ナトリウムなどが含まれる。
6) 挙げることができるタウラートには、Clariant社によってHostapon CT Pate(登録商標)という名で販売されている、パーム核油メチルタウラートのナトリウム塩; N-アシルN-メチルタウラート、例えば、Clariant社によってHostapon LT-SF(登録商標)という名で販売されているまたはNikkol社によってNikkol CMT-30-T(登録商標)という名で販売されている、ナトリウムN-ココイルN-メチルタウラート、およびNikkol社によってNikkol PMT(登録商標)という名で販売されているナトリウムパルミトイルメチルタウラートが含まれる。
7) 挙げることができるスルホサクシナートの例には、Witco社によってSetacin 103 Special(登録商標)およびRewopol SB-FA 30 K 4(登録商標)という名で販売されているオキシエチレン化(3 EO)ラウリルアルコールモノスルホサクシナート(70/30 C12/C14)、Zschimmer Schwarz社によってSetacin F Special Paste(登録商標)という名で販売されているC12〜C14アルキルヘミスルホサクシナートの二ナトリウム塩、Henkel社によってStandapol SH 135(登録商標)という名で販売されているオキシエチレン化(2 EO)二ナトリウムオレアミドスルホサクシナート、Sanyo社によってLebon A-5000(登録商標)という名で販売されているオキシエチレン化(5 EO)ラウリルアミドモノスルホサクシナート、Witco社によってRewopol SB CS 50(登録商標)という名で販売されている、ラウリルシトラートモノスルホサクシナートのオキシエチレン化(10 EO)二ナトリウム塩、およびWitco社によってRewoderm S 1333(登録商標)という名で販売されているリシノール酸(ricinoleic)モノエタノールアミドモノスルホサクシナートが含まれる。ポリジメチルシロキサンスルホサクシナートは、MacIntyre社によってMackanate-DC30という名で販売されている二ナトリウムPEG-12ジメチコンスルホサクシナートなどを用いることもできる。
8) 挙げることができるスルホ酢酸アルキルの例には、Stepan社によってStepan Mild LSBという名で販売されているラウリルスルホ酢酸ナトリウムおよび二ナトリウムラウリルエーテルスルホサクシナートの混合物が含まれる。
9) 挙げることができるホスファートおよびリン酸アルキルの例には、Kao Chemicals社によってMAP 20(登録商標)という名で販売されているラウリル一リン酸などのリン酸モノアルキルおよびリン酸ジアルキル、ドデシルリン酸のカリウム塩、Cognis社によってCrafol AP-31(登録商標)という名で販売されているモノエステルおよびジエステル(主としてジエステル)の混合物、Cognis社によってCrafol AP-20(登録商標)という名で販売されているオクチルリン酸モノエステルおよびジエステルの混合物、Condea社によってIsofol 12 7 EO-Phosphate Ester(登録商標)という名で販売されている2-ブチルオクタノールのエトキシ化(7molのEO)リン酸ジエステルの混合物、Uniqema社によってArlatone MAP 230K-40(登録商標)およびArlatone MAP 230T-60(登録商標)という参照で販売されている、リン酸モノ(C12〜C13)アルキルのカリウムまたはトリエタノールアミン塩、Rhodia Chimie社によってDermalcare MAP XC-99/09(登録商標)という名で販売されているラウリルリン酸カリウム、およびUniqema社によってArlatone MAP 160Kという名で販売されているセチルリン酸カリウムが含まれる。
10) ポリペプチドは、例えば、禾穀類(cereal)、特に、コムギおよびカラスムギから得られたアミノ酸上で脂肪鎖を縮合することにより得られる。挙げることができるポリペプチドの例には、Croda社によってAminofoam W ORという名で販売されている加水分解されたラウロイル小麦タンパク質のカリウム塩、Maybrook社によってMay-Tein SYという名で販売されている加水分解されたココイル大豆タンパク質のトリエタノールアミン塩、SEPPIC社によってProteol Oatという名で販売されているラウロイルカラスムギアミノ酸のナトリウム塩、Deutsche Gelatine社によってGeliderm 3000という名で販売されているココナツ脂肪酸上でグラフトされたコラーゲン加水分解物、およびSEPPIC社によってProteol VS 22という名で販売されている水素化ココナツ酸でアシル化された大豆タンパク質が含まれる。
11) C10〜C30、特にC12〜C20脂肪酸の金属塩として、特に、ステアリン酸ナトリウムおよびステアリン酸カリウムなどのステアリン酸金属、またポリヒドロキシステアラートを挙げることができる。
陽イオン界面活性剤は、
- イソステアリルエチルイミドニウムエトスルファート(isostearylethylimidonium ethosulfate)などのアルキルイミダゾリジニウム、
- (C12〜30アルキル)トリ(C1〜4アルキル)アンモニウムハライド、例えば、N,N,N-トリメチル-1-ドコサンアミニウムクロリド(またはベヘントリモニウムクロリド)などのアンモニウム塩
から選択することができる。
a) 単独でまたは混合物として用いられる、25℃でHLB8以上の非イオン性界面活性剤
(特に、
- ジメチコンコポリオール、Dow Corning社によってQ2-5220(登録商標)という名で販売されている製品など;
- 安息香酸ジメチコンコポリオール、Finetex社によってFinsolv SLB 101(登録商標)および201(登録商標)という名で販売されている製品などを挙げることができる);
b) 単独でまたは混合物として用いられる、25℃でHLB8以上の非イオン性界面活性剤
(特に、
- Dow Corning社によってQ2-3225C(登録商標)という名で販売されているシクロメチコン/ジメチコンコポリオールの混合物を挙げることができる)
が含まれる。
本特許出願の目的では、「水性相をゲル化するためのポリマー」という用語は、本発明による組成物の水性相をゲル化することができるポリマーを意味する。
- アクリルもしくはメタクリル酸ホモポリマーまたはそれらのコポリマーまたは塩およびエステル、特に、Allied Colloid社によってVersicol FまたはVersicol K、Ciba-Geigy社によってUltrahold 8という名で販売されている製品、ならびにSynthalen Kタイプのポリアクリル酸、および塩、特に、(INCI名アクリル酸ナトリウムコポリマーに対応する)ポリアクリル酸のナトリウム塩、さらに特定すると、社によってLuvigel EMという名で販売されている(INCI名アクリル酸ナトリウムコポリマー(および)カプリル酸/カプリン酸トリグリセリドに対応する)架橋ナトリウムポリアクリラート、
- Hercules社によってRetenという名でそれらのナトリウム塩の形態で販売されるアクリル酸およびアクリルアミドのコポリマー、Vanderbilt社によってDarvan No.7という名で販売されているポリメタクリル酸ナトリウム、およびHenkel社によってHydagen Fという名で販売されているポリヒドロキシカルボン酸のナトリウム塩、
- ポリアクリル酸/アルキルアクリラートコポリマー、好ましくは、変性されたもしくは変性されていないカルボキシビニルポリマー; (本発明により具体的に最も好ましいコポリマーは、アクリラート/C10〜C30-アルキルアクリラートコポリマー(INCI名:アクリラート/C10〜30アルキルアクリラートクロスポリマー)であり、Lubrizol社によってPemulen TR1、Pemulen TR2、カルボポール 1382およびカルボポール EDT 2020という商品名で販売される製品などであり、さらに優先的にはPemulen TR-2である);
- Clariant社によって販売されるAMPS(アンモニア水で部分的に中和され、高度に架橋されたポリアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸)、
- SEPPIC社によって販売されるSepigelもしくはSimulgelタイプのAMPS/アクリルアミドコポリマー、および
- Clariant社によって販売されるAristoflex HMSなどのタイプの(架橋されたもしくは架橋されていない)ポリオキシエチレン化されたAMPS/アルキルメタクリラートコポリマー、
- およびそれらの混合物
から選択することができる。
- 陰イオン性、陽イオン性、両性もしくは非イオン性キチンまたはキトサンポリマー;
- アルキルセルロース以外の、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロース、また四級化セルロース誘導体から選択されるセルロースポリマー;
- ビニルポリマー、例えば、ポリビニルピロリドン、メチルビニルエーテルおよびリンゴ酸無水物のコポリマー、酢酸ビニルおよびクロトン酸のコポリマー、ビニルピロリドンおよび酢酸ビニルのコポリマー; ビニルピロリドンおよびカプロラクタムのコポリマー; ポリビニルアルコール;
- コンニャクゴム、ジェランガム、イナゴマメガム、コロハ(fenugreek)ガム、カラヤゴム、トラガカントゴム、アラビアゴム、アカシアガム、グアーガム、ヒドロキシプロピルグアー、メチルカルボン酸ナトリウム基で変性されたヒドロキシプロピルグアー(JaguarXC97-1、Rhodia)、ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムグアークロリド、およびキサンタン誘導体などのガラクトマンナンおよびそれらの誘導体など、天然由来の場合によっては変性されたポリマー;
- アルギナートおよびカラギーナン;
- グリコアミノグリカン(glycoaminoglycan)、ヒアルロン酸およびそれらの誘導体;
- デオキシリボ核酸;
- ヒアルロン酸およびコンドロイチン硫酸などのムコ多糖、ならびにそれらの混合物
が含まれる。
挙げることができる会合陰イオン性ポリマーの中でもとりわけ、少なくとも1つの親水性単位、および少なくとも1つの脂肪鎖アリルエーテル単位を含むもの、さらに特定すると、親水性単位が、不飽和エチレン陰イオン性モノマーによって形成されるもの、有利にはビニルカルボン酸によって形成されるもの、最も特定すると、アクリル酸またはメタクリル酸またはそれらの混合物によって形成されるもの、および脂肪鎖アリルエーテル単位が、以下の式(I)
CH2=C(R')CH2OBnR (I)
[式中、R'は、HまたはCH3を意味し、Bは、エチレンオキシラジカルを意味し、nは、0であるまたは1から100の範囲の整数を意味し、Rは、アルキル、アリールアルキル、アリール、アルキルアリールおよびシクロアルキル基から選択される、8から30個の炭素原子、好ましくは10から24個、さらに特定すると12から18個の炭素原子を含む炭化水素系基を意味する]のモノマーに対応するものである。
挙げることができる陽イオン性会合ポリマーには、四級化セルロース誘導体およびアミン側鎖を有するポリアクリラートが含まれる。
- 少なくとも8個の炭素原子を含むアルキル、アリールアルキルまたはアルキルアリール基などの少なくとも1種の脂肪鎖を含む基で変性される四級化セルロース、またはそれらの混合物、
- 少なくとも8個の炭素原子を含むアルキル、アリールアルキルまたはアルキルアリール基などの少なくとも1種の脂肪鎖を含む基で変性される、四級化ヒドロキシエチルセルロース、またはそれらの混合物である。
非イオン性会合ポリマーは、
- 少なくとも1種の脂肪鎖を含む基で変性されるセルロース、例えば、Aqualon社によって販売されるNatrosol Plus Grade 330 CS(C16アルキル)など、アルキル基、特にC8〜C22のアルキル基、アリールアルキル基およびアルキルアリール基などの、少なくとも1種の脂肪鎖を含む基で変性されるヒドロキシエチルセルロース、
- Amerchol社によって販売されるAmercell Polymer HM1500(ノニルフェニルポリエチレングリコール(15)エーテル)製品などの、アルキルフェニルポリアルキレングリコールエーテル基で変性されるセルロース、
- アルキル鎖などの少なくとも1種の脂肪鎖を含む基で変性されるヒドロキシプロピルグアーなどのグアー、
- ビニルピロリドンおよび脂肪鎖疎水性モノマーのコポリマー、
- C1〜C6アルキルメタクリラートまたはアクリラートおよび少なくとも1種の脂肪鎖を含む両親媒性モノマーのコポリマー、
- 親水性メタクリラートまたはアクリラートおよび少なくとも1種の脂肪鎖を含む疎水性モノマーのコポリマー、例えば、ポリエチレングリコールメタクリラート/メタクリル酸ラウリルコポリマー、
- 会合ポリウレタン
から選択することができる。
- 場合によっては変性されたヒドロキシプロピルグアー、特に、メチルカルボン酸ナトリウム基で変性されたヒドロキシプロピルグアー(Jaguar XC97-1、Rhodia)またはヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムグアークロリド、
- ポリビニルアルコールなどのビニルポリマー、
- Rohm & HaasによってAculyn 22という名で販売されている、メタクリル酸およびsteareth-20メタクリラートから得られた非架橋コポリマーなど、(メタ)アクリル酸由来の陰イオン性会合ポリマー、
- ElementisによってRheolate FX 1100という名で販売されているSteareth-100/PEG-136/HDIコポリマーなどのポリウレタンポリエーテルタイプの非イオン性会合ポリマー
から選択される。
- 場合によっては変性されたヒドロキシプロピルグアー、特に、メチルカルボン酸ナトリウム基(Jaguar XC97-1、Rhodia)で変性されるヒドロキシプロピルグアーまたはヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムグアークロリド、
- メタクリル酸から得られた非架橋コポリマーおよびRohm & HaasによってAculyn 22という名で販売されているsteareth-20メタクリラートなど、(メタ)アクリル酸由来の陰イオン性会合ポリマー、
- ElementisによってRheolate FX 1100という名で販売されているSteareth-100/PEG-136/HDIコポリマーなどのポリウレタンポリエーテルタイプの非イオン性会合ポリマー
から選択される。
本発明の会合両性ポリマーのうち、以下の共重合で得られる架橋もしくは非架橋、分岐または非分岐の両性ポリマーが挙げられる。
1) 式(IVa)または(IVb)の少なくとも1つのモノマー
R4およびR5は、同一でも異なっていてもよく、水素原子またはメチル基を表し、
R6、R7およびR8は、同一でも異なっていてもよく、1から30個の炭素原子を含む直鎖または分枝アルキル基を表し、
Zは、NH基または酸素原子を表し、
nは、2から5の整数であり、
A-は、メトスルファート陰イオンまたは塩化物もしくは臭化物などのハロゲン化物などの鉱酸または有機酸に由来する陰イオンを意味する]、
Z1は、OH基またはNHC(CH3)2CH2SO3H基を表す];
3) 式(VI)の少なくとも1つのモノマー
4) 場合によっては、少なくとも1種の架橋化剤(crosslinking agent)または分枝化剤(branching agent)の共重合によって得ることができる架橋または非架橋、分枝または枝なしの両性ポリマーを挙げることができ、式(IVa)、(IVb)または(VI)のモノマーの少なくとも1つは、8から30個の炭素原子を含む少なくとも1種の脂肪鎖を含み、式(IVa)、(IVb)、(V)および(VI)のモノマーの前記化合物は、例えば、ハロゲン化C1〜C4アルキルまたは硫酸C1〜C4ジアルキルで、場合により四級化されてもよい。
- ジメチルアミノエチルメタクリラート、ジメチルアミノエチルアクリラート、
- ジメチルアミノエチルメタクリラート、ジメチルアミノエチルアクリラート、
- ジメチルアミノプロピルメタクリラート、ジメチルアミノプロピルアクリラート、
- 例えば、ハロゲン化C1〜C4アルキルまたは硫酸C1〜C4ジアルキルで、場合によっては四級化されたジメチルアミノプロピルメタクリルアミドまたはジメチルアミノプロピルアクリルアミド
によって形成される基から、好ましくは選択される。
特定の一実施形態によれば、本発明の組成物は、好ましくは、25℃で粘度が800 000から10 000 000cStの間である、少なくとも1種のシリコーンゴムを含むこともできる。
R1、R2、R5およびR6は、一緒にまたは別々に、1から6個の炭素原子を含むアルキル基であり、
R3およびR4は、一緒にまたは別々に、1から6個の炭素原子を含むアルキル基、ビニル基、アミン基またはヒドロキシル基であり、
Xは、1から6個の炭素原子を含むアルキル基、ヒドロキシル基またはアミン基であり、
nおよびpは、化合物の粘度が800 000cStを超えるように選択される整数である]
- 置換基R1からR6が、メチル基を表し、X基はメトキシ基を表し、nおよびpが、ポリマーの分子量が600 000g/molであるもの、Bluestar社によってMirasil C-DPDMという名で販売されている製品など;
- 置換基R1からR6が、メチル基を表し、X基が、ヒドロキシル基を表し、nおよびpが、ポリマーの分子量が600 000g/molであるもの、Dow Corning社によりSGM 36という名で販売されている製品など;
- (ポリジメチルシロキサン)(メチルビニルシロキサン)タイプのジメチコン、GE Bayer Siliconesによって販売されるSE63など、ポリ(ジメチルシロキサン)(ジフェニル)(メチルビニルシロキサン)コポリマー、およびそれらの混合物を挙げることができる。
- アルキルセルロース、好ましくは、エチルセルロース4重量%から30重量%の間、
- 水15重量%から50重量%の間、
- 不揮発性油45重量%から75重量%の間、および
- シリコーンゴム0.5%から12%の間を含む。
別の特定の実施形態によれば、本発明による組成物は、少なくとも1種のオルガノポリシロキサンエラストマーを含む。
CmH2m-1-O-[Gly]n-CmH2m-1(B')
[式中、mは、2から6の範囲の整数であり、nは、2から200の範囲の、好ましくは、2から100、好ましくは2から50の範囲の、好ましくは2から20の範囲の、好ましくは2から10の範囲の、優先的には、2から5の範囲の整数であり、特に、nは、3に等しく、Glyは、
-CH2-CH(OH)-CH2-O-または-CH2-CH(CH2OH)-O-
を意味する]に対応するポリグリセロール化された化合物となり得る。
- アルキルセルロース、好ましくは、エチルセルロース4重量%から30重量%の間、
- 水15重量%から50重量%の間、
- 不揮発性油45重量%から75重量%の間、および
- オルガノポリシロキサンエラストマー0.5%から12%の間を含む。
別の特定の実施形態によれば、本発明による組成物は、少なくとも1種のシリコーン樹脂を含む。
MQタイプのシリコーン樹脂の例として、式[(R1)3SiO1/2]x(SiO4/2)y(MQ単位)[式中、xおよびyは、50から80の範囲の整数を表し、R1基は、前もって定義した基を表し、好ましくは、1から8個の炭素原子を含むアルキル基またはヒドロキシル基であり、好ましくはメチル基であるようである]のアルキルシロキシシリケートを挙げることができる。
- MQシロキシシリケート単位を含むシリコーン樹脂として、フェニルプロピルジメチルシロキシシリケート(General Electric社によって販売されるSilshine 151)などのフェニルアルキルシロキシシリケート樹脂を挙げることもできる。かかる樹脂の調製は、特に、米国特許第5 817 302号に記載されている。
挙げることができるタイプTのシリコーン樹脂の例には、式(RSiO3/2)x(単位T)[式中、xは、100を超え、R基は、1から10個の炭素原子を含むアルキル基である]のポリシルセスキオキサンが含まれ、前記ポリシルセスキオキサンはまた、場合により、Si-OH末端基を含む。
- Belsil PMS MK、すなわち、(CH3)2SiO2/2単位(単位D)を1重量%まで含むこともでき、平均分子量約10000g/molを有する、CH3SiO3/2反復単位(単位T)を含むポリマーなどの、Wacker社によってResin MKという参照で販売されているもの、または
- Shin-Etsu社によって、式CH3SiO3/2の単位Tから構成され、Si-OH(シラノール)末端基を有するKR220Lという参照で販売されているもの、単位T98%およびジメチル単位D2%を含み、Si-OH末端基を有するKR242Aという参照で販売されているもの、あるいは単位T88%およびジメチル単位D12%を含み、Si-OH末端基を有するKR251という参照で販売されているものである。
特に公知であるMQT単位を含む樹脂は、US 5 110 890の文献において言及されたものである。
(i) (R13SiO1/2)a
(ii) (R22SiO2/2)b
(iii) (R3SiO3/2)cおよび
(SiO4/2)d
[式中、
R1、R2およびR3は、独立に、炭化水素系基、特に、1から10個の炭素原子を含むアルキル、フェニル基、フェニルアルキル基またはヒドロキシル基、好ましくは1から8個の炭素原子を含むアルキル基またはフェニル基を表し、
aは、0.05から0.5の間であり、
bは、0から0.3の間であり、
cは、0を超え、
dは、0.05から0.6の間であり、
a+b+c+d=1であり、a、b、cおよびdは、シロキサン樹脂の40mol%を超えるR3基がプロピル基である条件のモル分率である]
(i) (R13SiO1/2)a
(iii) (R3SiO3/2)cおよび
(iv) (SiO4/2)d
[式中、
R1およびR3は、独立に、1から8個の炭素原子を含むアルキル基を表し、R1は、好ましくはメチル基であり、R3は、好ましくはプロピル基であり、
aは、0.05から0.5の間であり、好ましくは0.15から0.4の間であり、
cは、0を超え、好ましくは0.15から0.4の間であり、
dは、0.05から0.6の間であり、好ましくは、0.2から0.6の間であり、あるいは0.2から0.55の間であり、
a+b+c+d=1であり、a、b、cおよびdは、シロキサン樹脂の40mol%を超えるR3基がプロピル基である条件のモル分率である]
A) 単位(R13SiO1/2)aおよび(SiO4/2)d少なくとも80mol%を含むMQ樹脂
[R1は、1から8個の炭素原子を含むアルキル基、アリール基、カルビノール基またはアミノ基を表し、
aおよびdは、0を超え、
a/d比は、0.5から1.5の間である];
および
B) 単位(R3SiO3/2)c少なくとも80mol%を含むT-プロピル樹脂、
[R3は、1から8個の炭素原子を含むアルキル基、アリール基、カルビノール基またはアミノ基を表し、
少なくとも40mol%のR3基がプロピル基である条件で、cは、0を超える]
の反応を含む方法によって得ることができ、
質量比A/Bは、95/5から15/85の間であり、好ましくは、質量比A/Bは30/70である。
a) (i)式[(R1)3SiO1/2]x(SiO4/2)y[式中、xおよびyは、50から80の整数であり、R1基は、1から10個の炭素原子を含む炭化水素系基、フェニル基、フェニルアルキル基またはヒドロキシル基を表し、好ましくは、1から8個の炭素原子を含むアルキル基であり、好ましくは、メチル基である]のトリメチルシロキシシリケートとなり得る、アルキルシロキシシリケート、および(ii)フェニルプロピルジメチルシロキシシリケートなどのフェニルアルキルシロキシシリケート樹脂から特に選択される、MQタイプの樹脂、および/または
b) 式(RSiO3/2)x[式中、xは、100を超え、R基は、1から10個の炭素原子を含むアルキル基であり、例えば、メチル基である]のポリシルセスキオキサンから特に選択される(前記ポリシルセスキオキサンはまた、Si-OH末端基を場合により含む)、Tタイプの樹脂、および/または
c) 単位(i)(R13SiO1/2)a、(ii)(R22SiO2/2)b、(iii)(R3SiO3/2)cおよび(iv)(SiO4/2)d
[式中、R1、R2およびR3は、独立に、炭化水素系基を表し、特に1から10個の炭素原子を含むアルキル、フェニル基、フェニルアルキル基またはヒドロキシル基は表し、好ましくは、1から8個の炭素原子を含むアルキル基またはフェニル基を表し、
aは、0.05から0.5の間であり、
bは、0から0.3の間であり、
cは、0を超え、
dは、0.05から0.6の間であり、
a+b+c+d=1であり、a、b、cおよびdは、シロキサン樹脂の40mol%を超えるR3基がプロピル基である条件のモル分率である]を含むことができるMQTタイプ、特に、MQT-プロピルタイプの樹脂を含む群から選択される。
- アルキルセルロース、好ましくは、エチルセルロース4重量%から30重量%の間、
- 水15重量%から50重量%の間、
- 不揮発性油45重量%から75重量%の間、および
- シリコーン樹脂1%から10%の間を含む。
組成物は、皮膚および/または唇、特に唇のための保湿剤、瘢痕形成薬および/または抗老化剤から選択される少なくとも1種の活性剤を含むこともできる。
第1の実施形態によれば、組成物はまた、(湿潤剤としても公知の)少なくとも1種の保湿剤を含む。
活性剤はまた、瘢痕形成薬から選択することもできる。
アラントイン、尿素、いくつかのアミノ酸、例えば、ヒドロキシプロリン、アルギニン、およびセリン、また、白ユリの抽出物(例えば、IndenaからのPhytelene Lys 37EG 16295)、酵母抽出物、例えば、Laboratoires Serobiologiquesからの瘢痕形成薬LS LO/7225B)(Cognis)、タマヌ(tamanu)油、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)の抽出物、例えば、Arch ChemicalからのBiodynes(登録商標)TRF(登録商標)、カラスムギ抽出物、キトサンおよび誘導体、例えば、キトサングルタマート、ニンジン抽出物、アルテミア抽出物、例えば、VincienceからのGP4G(登録商標)、アセキサム酸ナトリウム、ラバンジン抽出物、プロポリス抽出物、ジメニン酸(ximeninic acid)およびそれらの塩、ローズヒップ油、マリーゴールド抽出物、例えば、Alban MullerからのSouci Ami(登録商標)Liposolible、トクサ抽出物、レモンピール抽出物、例えば、CosmetochemからのHerbasol(登録商標)citron、ヘリクリサム抽出物、コモンヤロウ抽出物、葉酸、β-グルカン誘導体、シアバターおよびそれらの精製した画分、変性されたエキソポリサッカライドおよびアルキルスルホンポリアミノサッカライドが含まれる。
活性剤は、抗老化剤、すなわち、皮膚バリアに対して再構築効果を特に有する薬剤、抗グリケーション剤(anti-glycation agent)、細胞のエネルギー代謝を刺激する活性剤、およびそれらの混合物から選択することもできる。
本発明による組成物は、水溶性または非水溶性の、脂溶性または非脂溶性の、有機または鉱物色素、および光学効果を有する材料、およびそれらの混合物から選択することができる、少なくとも1種の色素を含むことができる。
- コチニールカルミン、
- アゾ染料、アントラキノン染料、インジゴイド染料、キサンテン染料、ピレン染料、キノリン染料、トリフェニルメタン染料およびフルオラン(fluorane)染料の有機顔料;
- 有機レーキまたはアゾ、アントラキノン、インジゴイド、キサンテン、ピレン、キノリン、トリフェニルメタンまたはフルオラン染料などの酸性染料の不溶性ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、バリウム塩、アルミニウム塩、ジルコニウム塩、ストロンチウム塩またはチタン塩(これらの染料は、一般に、少なくとも1種のカルボン酸基またはスルホン酸基を含む);
- メラニンに基づく顔料
となり得る。
本発明に従って用いられる化粧品組成物は、有機もしくは鉱物の性質の少なくとも1種の充填剤を含むこともできる。
本発明に従って用いられる組成物はまた、特に、酸化防止剤、アルキルセルロース、特に、エチルセルロース以外の追加の(親油性もしくは親水性)皮膜形成ポリマー、香料、保存剤、中和剤、日焼け止め、甘味剤、ビタミン、フリーラジカルスカベンジャーおよび捕捉剤、ならびにそれらの混合物から選択することができる任意の通常の化粧品成分を含むこともできる。
(実施例1および2)
1) エチルセルロースの水性分散液を、撹拌しながら不揮発性極性油と混合し、混合物を55℃で1から2時間加熱する。
2) (実施例1の場合)界面活性剤を加え、混合物を均質になるまで55℃で撹拌する。
3) 均質な混合物が得られるまでポリビニルアルコールを加え、得られた混合物を放置して室温まで冷却する。
4) 次いで、不揮発性シリコーン油を引き続き撹拌しながら加える。
5) 次いで、水にあらかじめ溶解した染料/顔料を加える。
6) 最後に、アルコールおよびフェノキシエタノールを(実施例1の場合)撹拌しながら加える。
光沢および移行を、フランス特許出願第2 829 344号に記載されている通りChromasphere SEI-M-02232-CHRO-0によってin vivoで評価する。
配合物により生成された沈殿物の粘着性がある側面も、以下のプロトコールに従って評価した。それぞれの組成物のサンプルを、均一の厚さの沈殿物を形成するように唇に適用した。
実施例1および2の組成物を唇に適用する。これらは、適用時快適であり(適用しやすい)、ネバつく感じを与えず、非常に慎重に移行する。
(実施例3および4)
1) エチルセルロースの水性分散液を、撹拌しながら不揮発性極性油と混合し、混合物を55℃で1から2時間加熱する。
2) 界面活性剤を加え、混合物を均質になるまで55℃で撹拌する。
3) 均質な混合物が得られるまでポリビニルアルコールを加え、得られた混合物を放置して室温まで冷却する。
4) 次いで、不揮発性シリコーン油(実施例3)またはフッ化油(実施例4)またはトリグリセリド混合物(実施例5)を引き続き撹拌しながら加える。
5) 次いで、水にあらかじめ溶解した染料を加える。
6) 最後に、アルコールおよびフェノキシエタノールを撹拌しながら加える。
(実施例5および6)
1) エチルセルロースの水性分散液を、撹拌しながら不揮発性油と混合し、混合物を55℃で1から2時間加熱する。
2) 界面活性剤を加え、混合物を均質になるまで55℃で撹拌する。
3) 均質な混合物が得られるまでグアーガムを加え、得られた混合物を放置して室温まで冷却する。
4) 次いで、不揮発性シリコーン油を引き続き撹拌しながら加える。
5) 次いで、水にあらかじめ溶解した染料を加える。
6) 最後に、アルコールおよびフェノキシエタノールを撹拌しながら加える。
24時間後、実施例6および7の組成物は、非常に流動性の均質なクリームの外観を有する。顕微鏡下の観察で、組成物は、清浄かつ均質な分散液の態様を有する。組成物の唇における適用は、容易で快適である。組成物は、唇につやつやした均一のメークアップをもたらし、色の耐摩耗性の満足できるレベルを有する。
(実施例7から9)
1) エチルセルロースの水性分散液を、撹拌しながら不揮発性油と混合し、混合物を55℃で1から2時間加熱する。
2) 界面活性剤を加え、混合物を均質になるまで55℃で撹拌する(実施例7および実施例8)。
3) 均質な混合物が得られるまでグアーガムを加え(実施例7および実施例9)、得られた混合物を放置して室温まで冷却する。
4) 次いで、不揮発性シリコーン油を引き続き撹拌しながら加える。
5) 次いで、水にあらかじめ溶解した染料を加える。
6) 最後に、アルコールおよびフェノキシエタノールを撹拌しながら加える。
24時間後、実施例7の組成物は、非常に流動性の均質なクリームの外観を有し、実施例8の組成物は、完全に均質な乳剤の外観を有し、実施例9の組成物は、完全に均質な乳剤の外観を有する。顕微鏡下の観察で、組成物は、清浄かつ均質な分散液の態様を有する。組成物の唇における適用は、容易で快適である。組成物は、唇につやつやした均一のメークアップをもたらし、色の耐摩耗性の満足できるレベルを有する。
(実施例10および11)
1) エチルセルロースの水性分散液を、撹拌しながら不揮発性極性油と混合し、混合物を55℃で1から2時間加熱する。
2) 界面活性剤を加え、混合物を均質になるまで55℃で撹拌する。
3) ジメチコン(BluestarからのMirasil 500 000)およびポリフェニルトリメチルシロキシジメチルシロキサン(WackerからのWacker-Belsil PDM 1000)(実施例6)またはジメチコン(WackerからのWacker-Belsil DM 350)(実施例7)を、室温でホモジナイズする。
4) 次いで、このようにして得られた混合物を、引き続き撹拌しながらエチルセルロースを含む混合物に加える。
5) 次いで、水にあらかじめ溶解した染料/顔料を加える。
6) 最後に、アルコールおよびフェノキシエタノールを撹拌しながら加える。
このようにして得られたそれぞれの処方の粘着性がある態様を、以下に定義するプロトコールに従って評価した。
それぞれの組成物のサンプルを、150μm厚さのフィルムを形成するようにコントラストカード(contrast card)上に広げ熱した。
流動性の、軽やかな混合物を、実施例10および11の組成物について得る。
(実施例12および13)
1) エチルセルロースの水性分散液を、撹拌しながら不揮発性極性油と混合し、混合物を55℃で1から2時間加熱する。
2) 界面活性剤を加え、混合物を均質になるまで55℃で撹拌する。
3) オルガノポリシロキサンエラストマーおよびポリフェニルトリメチルシロキシジメチルシロキサン(WackerからのWacker-Belsil PDM 1000)(実施例8)またはジメチコン(WackerからのWacker-Belsil DM 350)(実施例9)を、室温でホモジナイズする。
4) 次いで、このようにして得られた混合物を、引き続き撹拌しながらエチルセルロースを含む混合物に加える。
5) 次いで、水にあらかじめ溶解した染料/顔料を加える。
6) 最後に、アルコールおよびフェノキシエタノールを撹拌しながら加える。
粘着性がある態様、組成物の態様、沈殿物の態様、および沈殿物の光沢特性を、実施例10および11に記載のプロトコールに従ってこのようにして得られた処方のそれぞれについて評価した。
流動性の均質な混合物を、実施例12および13の組成物について得る。
(実施例14から16)
以下の樹脂を用いる。
MQ樹脂=固体70.8重量%の割合までキシレンに溶解した式M0.43Q0.57およびMn=3230のMQ樹脂。MQ樹脂を、US 2 676 182に記載の技法に従って製造した。
MQ樹脂、Tプロピル樹脂、キシレンおよび水中の1M KOHを、表1に示される割合で撹拌機、温度プローブおよび冷却器を取り付けたDean-Stark装置を装備した3口フラスコに添加した。キシレンを、反応器中の50%の固体のレベルを維持することが保証されるようにDean-Stark装置にあらかじめ添加した。反応器中の混合物を、(100から140℃の間で)少なくとも3時間還流する。反応混合物中で形成されるいかなる水も、連続的に除去し、Dean-Stark装置中で共沸混合物の形態で閉じ込める。3時間還流した後、水を装置から除去し、さらに30分間加熱を続ける。混合物を冷却してから、過量の酢酸を加えて、混合物中のKOHを中和させる。次いで、混合物をろ過して、圧力下でフィルターに通すことにより、形成された塩を除去する。溶媒交換を、減圧下でロータリーエバポレーター中で混合物を加熱することにより行う。大部分のキシレンを除去してから、任意の残留芳香族溶媒を除去し続けながらデカメチルシクロペンタシロキサン(またはイソドデカン)を加える。得られたシロキサン樹脂の構造を、29Si NMR分光測定およびGPCによって特徴付け、結果を以下の表2にまとめて示す。
1) エチルセルロースの水性分散液を、撹拌しながら不揮発性極性油と混合し、混合物を55℃で1から2時間加熱する。
2) 界面活性剤を加え、混合物を均質になるまで55℃で撹拌する。
3) シリコーン樹脂を、ポリフェニルトリメチルシロキシジメチルシロキサン(WackerからのWacker-Belsil PDM 1000)(実施例11)中またはジメチコン(WackerからのWacker-Belsil DM 350)(実施例12および13)中で室温で分散させる。
4) 次いで、このようにして得られた混合物を、引き続き撹拌しながらエチルセルロースを含む混合物に加える。
5) 次いで、水にあらかじめ溶解した染料/顔料を加える。
6) 最後に、アルコールおよびフェノキシエタノールを撹拌しながら加える。
粘着性がある態様、組成物の態様、沈殿物の態様、および沈殿物の光沢特性を、実施例10および11に記載のプロトコールに従ってこのようにして得られた処方のそれぞれについて評価した。
流動性の均質な混合物を、実施例14、15および16の組成物について得る。
Claims (18)
- 生理的に許容される媒体中で、
- 少なくとも5重量%の水;
- 組成物の全重量に対して1重量%から60重量%の含有量で存在する、少なくともエチルセルロース;
- ラウリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2-ヘキシルデシルアルコール、イソセチルアルコールおよびオクチルドデカノールなどのC 10 〜C 26 モノアルコール、およびそれらの混合物から選択されるC10〜C26アルコールから選択される、室温でおよび大気圧で液体である、少なくとも1種の第1の炭化水素系不揮発性油、
- シリコーン油および/またはフッ化油から選択される少なくとも1種の第2の不揮発性油;
- 界面活性剤および/または親水性ゲル化剤から選択される、少なくとも1種の安定剤
を含む、水中油型エマルションの形態である化粧品組成物。 - 前記界面活性剤が、非イオン性界面活性剤および陰イオン性界面活性剤から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- 少なくともラウリル硫酸ナトリウム、および場合によっては追加の非イオン性もしくは陰イオン性界面活性剤を含む、請求項1または2に記載の組成物。
- 前記界面活性剤が、存在する場合、組成物の全重量に対して0.1重量%から20重量%の範囲の含有量であること、および/または親水性ゲル化剤が、存在する場合、組成物の全重量に対して0.1重量%から10重量%の範囲の含有量であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記エチルセルロースが、組成物の全重量に対して4重量%から60重量%の間の含有量で存在することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- 前記第2の不揮発性油が、フェニルシリコーン油から選択されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物の全重量に対して、第2の不揮発性シリコーン油および/またはフッ化油を5重量%から75重量%の範囲の含有量で含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記第1の不揮発性炭化水素系油が、組成物の全重量に対して5重量%から75重量%の範囲の含有量で存在することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記第1の不揮発性炭化水素系油および前記エチルセルロースが、本発明による組成物中で、第1の不揮発性炭化水素系油/エチルセルロースの重量比1から20の間で使用される、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物の全重量に対して10重量%から80重量%の間の水を含むことを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
- - 4重量%から30重量%の間のエチルセルロース、
- 15重量%から50重量%の間の水、
- 45重量%から75重量%の間の不揮発性油
を含むことを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。 - 少なくとも1種の色素を含むことを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
- 充填剤、ろう、ペースト状脂肪物質、半結晶性ポリマーおよび/または親油性ゲル化剤、シリコーンゴム、オルガノポリシロキサンエラストマーおよびシリコーン樹脂、ならびにそれらの混合物から選択される少なくとも1種の化合物を含むことを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
- 液体形態であることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。
- 唇または皮膚をメークアップおよび/またはケアするための組成物である、請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
- 請求項1から15のいずれか一項に記載の少なくとも1種の組成物を皮膚および/または唇に適用する少なくとも1つのステップを含む、皮膚および/または唇をメークアップおよび/またはケアするための化粧用の方法。
- 生理的に許容される媒体中で、
- 少なくとも水;
- 少なくともエチルセルロース;
- ラウリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2-ヘキシルデシルアルコール、イソセチルアルコールおよびオクチルドデカノールなどのC 10 〜C 26 モノアルコール、およびそれらの混合物から選択されるC10〜C26アルコールから選択される、室温でおよび大気圧で液体である、少なくとも1種の第1の炭化水素系不揮発性油、
- シリコーン油および/またはフッ化油から選択される少なくとも1種の第2の不揮発性油;
- 界面活性剤および/または親水性ゲル化剤から選択される、少なくとも1種の安定剤
を含む、水中油型エマルションの形態である少なくとも1種の化粧品組成物を唇に適用する少なくとも1つのステップを含む、唇をメークアップおよび/またはケアするための化粧用の方法。 - 前記エチルセルロースが、安定した水性分散液の形態で使用されることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物を調製するための方法。
Applications Claiming Priority (21)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1057530 | 2010-09-20 | ||
FR1057528A FR2964873B1 (fr) | 2010-09-20 | 2010-09-20 | Procede de soin des levres et composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose |
FR1057530A FR2964868B1 (fr) | 2010-09-20 | 2010-09-20 | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose |
FR1057528 | 2010-09-20 | ||
US38569510P | 2010-09-23 | 2010-09-23 | |
US38568210P | 2010-09-23 | 2010-09-23 | |
US61/385,695 | 2010-09-23 | ||
US61/385,682 | 2010-09-23 | ||
FR1060600A FR2968973B1 (fr) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose et une resine siliconee |
FR1060652A FR2968982B1 (fr) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose et un elastomere d'organopolysiloxane |
FR1060600 | 2010-12-16 | ||
FR1060650 | 2010-12-16 | ||
FR1060650A FR2968981B1 (fr) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose et une gomme de silicone |
FR1060652 | 2010-12-16 | ||
US201061425272P | 2010-12-21 | 2010-12-21 | |
US201061425273P | 2010-12-21 | 2010-12-21 | |
US201061425263P | 2010-12-21 | 2010-12-21 | |
US61/425,272 | 2010-12-21 | ||
US61/425,263 | 2010-12-21 | ||
US61/425,273 | 2010-12-21 | ||
PCT/EP2011/066208 WO2012038374A2 (en) | 2010-09-20 | 2011-09-19 | Aqueous cosmetic composition comprising alkylcellulose |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013537214A JP2013537214A (ja) | 2013-09-30 |
JP5567215B2 true JP5567215B2 (ja) | 2014-08-06 |
Family
ID=45874203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013528702A Active JP5567215B2 (ja) | 2010-09-20 | 2011-09-19 | アルキルセルロースを含む水性化粧品組成物 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US11819563B2 (ja) |
EP (2) | EP2618803B1 (ja) |
JP (1) | JP5567215B2 (ja) |
CN (1) | CN103118653B (ja) |
DE (1) | DE202011110588U1 (ja) |
DK (2) | DK2913044T3 (ja) |
ES (2) | ES2676426T3 (ja) |
IN (1) | IN2013CN00520A (ja) |
PL (2) | PL2913044T3 (ja) |
WO (1) | WO2012038374A2 (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2985174B1 (fr) * | 2012-01-02 | 2014-03-07 | Oreal | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose, des huiles non volatiles, au moins une cire et au moins un gelifiant hydrophile particulier |
FR2985176B1 (fr) * | 2012-01-02 | 2015-05-29 | Oreal | Composition cosmetique liquide aqueuse comprenant de l'alkylcellulose, des huiles non volatiles et au moins un tensioactif |
FR2992205B1 (fr) * | 2012-06-21 | 2014-10-31 | Oreal | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose, de l'huile, des particules d'aerogel de silice hydrophobes et au moins un agent stabilisant |
FR2999922B1 (fr) * | 2012-12-20 | 2015-04-03 | Oreal | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose et deux huiles non volatiles. |
FR2999921B1 (fr) * | 2012-12-20 | 2015-04-03 | Oreal | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose. |
WO2014097258A2 (en) * | 2012-12-20 | 2014-06-26 | L'oreal | Aqueous cosmetic composition comprising alkylcellulose |
FR3003448B1 (fr) | 2013-03-25 | 2015-03-06 | Oreal | Dipositif comprenant une composition de rouge a levres liquide sous forme d'une emulsion inverse et un organe d'application poreux |
FR3015249B1 (fr) | 2013-12-23 | 2017-08-25 | Oreal | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose, des huiles non volatiles, un polymere gelifiant hydrophile et un polyol |
FR3022776B1 (fr) * | 2014-06-30 | 2018-03-02 | L'oreal | Composition anhydre comprenant un gelifiant lipophile, au moins une charge particuliere et une phase grasse |
FR3030256B1 (fr) * | 2014-12-18 | 2016-12-23 | Oreal | Compositon sous forme d'une emulsion inverse comprenant des particules de polymere, au moins un tensioactif et de l'eau |
CN104606093A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-05-13 | 上海创馨化妆品有限公司 | 乳化口红 |
JP6564221B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-08-21 | 株式会社コーセー | 油性口唇化粧料 |
JP6828040B2 (ja) * | 2015-12-21 | 2021-02-10 | ロレアル | アルキルセルロースと、非相溶性である炭化水素およびシリコーン油とを含む組成物ならびにそれを用いる方法 |
FR3048178A1 (fr) * | 2016-02-29 | 2017-09-01 | Oreal | Composition comprenant un alkylether de polysaccharide et des huiles incompatibles et procede la mettant en oeuvre |
FR3048179B1 (fr) * | 2016-02-29 | 2019-08-23 | L'oreal | Composition comprenant un alkylether de polysaccharide alkyle et des huiles siliconees ou fluorees incompatibles et procede la mettant en oeuvre |
JP6147897B1 (ja) | 2016-06-29 | 2017-06-14 | 株式会社 資生堂 | 水中油型乳化唇用化粧料 |
FR3060384B1 (fr) * | 2016-12-21 | 2018-12-07 | L'oreal | Composition sous forme d’une emulsion directe comprenant une resine siliconee, une huile siliconee non volatile et procede la mettant en oeuvre |
FR3060385B1 (fr) * | 2016-12-21 | 2020-01-03 | L'oreal | Composition comprenant de l’eau, une resine siliconee, une huile siliconee non volatile et procede la mettant en oeuvre |
FR3061006B1 (fr) | 2016-12-22 | 2020-10-02 | Oreal | Composition cosmetique solide comprenant une polyamide silicone, une resine siliconee et une phase aqueuse dispersee |
JP6904744B2 (ja) * | 2017-03-24 | 2021-07-21 | 株式会社コーセー | 油中水型口唇化粧料 |
CN111032005B (zh) * | 2017-08-03 | 2022-12-27 | 杜邦营养美国公司 | 包含乙基纤维素的化妆品配制品 |
JP7014229B2 (ja) * | 2017-10-27 | 2022-02-15 | 信越化学工業株式会社 | 水中油型乳化組成物及びその製造方法、ならびに化粧料 |
FR3075632B1 (fr) * | 2017-12-22 | 2020-03-06 | L'oreal | Composition sous forme d’une emulsion comprenant une resine siliconee, une huile siliconee aminee et procede la mettant en oeuvre |
FR3075630B1 (fr) | 2017-12-22 | 2020-11-06 | Lvmh Rech | Emulsion huile-dans-eau pour le maquillage et le soin des levres |
WO2019220337A1 (en) * | 2018-05-14 | 2019-11-21 | Johnson & Johnson Consumer Inc. | Moisturizing cream and lotion |
FR3082744B1 (fr) * | 2018-06-22 | 2020-10-09 | Oreal | Emulsion comprenant une resine siliconee, un polyol liquide et des pigments, preparation de l’emulsion et procede la mettant en oeuvre |
FR3090334B1 (fr) * | 2018-12-21 | 2021-11-19 | Oreal | Composition cosmétique pour fibres kératiniques |
JP2022135285A (ja) * | 2021-03-05 | 2022-09-15 | 株式会社 資生堂 | 水中油型唇用化粧料 |
WO2022185577A1 (ja) * | 2021-03-05 | 2022-09-09 | 株式会社 資生堂 | 水中油型唇用化粧料 |
FR3138312A1 (fr) * | 2022-07-29 | 2024-02-02 | L'oreal | Composition anhydre solide comprenant de l’ethylcellulose, un alkylbenzoate, une huile siliconee phenylee et procede la mettant en oeuvre |
Family Cites Families (98)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR853634A (fr) | 1938-04-29 | 1940-03-23 | Ericsson Telefon Ab L M | Appareils de mesure |
US2230063A (en) | 1939-01-23 | 1941-01-28 | Martin Gordon M | Liquid lip rouge preparation |
US2676182A (en) | 1950-09-13 | 1954-04-20 | Dow Corning | Copolymeric siloxanes and methods of preparing them |
GB795841A (en) | 1956-08-07 | 1958-05-28 | Ernest Norland | Lipstick |
US3627851A (en) | 1970-10-23 | 1971-12-14 | Dow Corning | Flexible coating composition |
BE786656A (fr) | 1971-07-30 | 1973-01-24 | Ici Ltd | Siloxanes |
US3787337A (en) * | 1971-10-22 | 1974-01-22 | Athlon Corp | Whole protein shampoo composition |
CH606154A5 (ja) | 1974-07-02 | 1978-11-15 | Goodrich Co B F | |
DE3112943A1 (de) | 1981-03-31 | 1982-10-21 | Karlheinz Ing.(Grad.) 3450 Holzminden Schrader | Lichtschutzmittel fuer die menschliche haut |
US4509949A (en) | 1983-06-13 | 1985-04-09 | The B. F. Goodrich Company | Water thickening agents consisting of copolymers of crosslinked acrylic acids and esters |
JPS61194009A (ja) | 1985-02-21 | 1986-08-28 | Toray Silicone Co Ltd | メ−クアツプ化粧料 |
AU612965B2 (en) | 1985-08-12 | 1991-07-25 | Ciba Specialty Chemicals Water Treatments Limited | Polymeric thickeners and their production |
US4797272A (en) * | 1985-11-15 | 1989-01-10 | Eli Lilly And Company | Water-in-oil microemulsions for cosmetic uses |
US4683134A (en) | 1985-12-13 | 1987-07-28 | Victor Palinczar | Waterproof sunscreen compositions |
US4699779A (en) * | 1986-02-18 | 1987-10-13 | Victor Palinczar | Waterproof sunscreen compositions |
JPS62243621A (ja) | 1986-04-17 | 1987-10-24 | Toray Silicone Co Ltd | シリコ−ンゴム粒状物の製造方法 |
DE3712202C1 (de) | 1987-04-10 | 1988-09-08 | Kleinewefers Ramisch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Gasbeheizen von Kalanderwalzen |
DE3717073A1 (de) | 1987-05-21 | 1988-12-08 | Wacker Chemie Gmbh | Siliconharzpulver und verfahren zu deren herstellung |
JPS63313710A (ja) | 1987-06-16 | 1988-12-21 | Toray Silicone Co Ltd | 洗顔化粧料 |
US4992478A (en) | 1988-04-04 | 1991-02-12 | Warner-Lambert Company | Antiinflammatory skin moisturizing composition and method of preparing same |
US5082706A (en) | 1988-11-23 | 1992-01-21 | Dow Corning Corporation | Pressure sensitive adhesive/release liner laminate |
GB8906626D0 (en) | 1989-03-22 | 1989-05-04 | Dow Corning | Method of making organosiloxane resins |
US5156911A (en) | 1989-05-11 | 1992-10-20 | Landec Labs Inc. | Skin-activated temperature-sensitive adhesive assemblies |
JP2631772B2 (ja) | 1991-02-27 | 1997-07-16 | 信越化学工業株式会社 | 新規なシリコーン重合体及びそれを用いた水分散能を有するペースト状シリコーン組成物 |
US5248739A (en) | 1991-10-18 | 1993-09-28 | Dow Corning Corporation | Silicone pressure sensitive adhesives having enhanced adhesion to low energy substrates |
EP0545002A1 (en) | 1991-11-21 | 1993-06-09 | Kose Corporation | Silicone polymer, paste-like composition and water-in-oil type cosmetic composition comprising the same |
JP2666661B2 (ja) | 1992-06-18 | 1997-10-22 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサンパウダーの製造方法 |
US5641493A (en) * | 1993-02-09 | 1997-06-24 | The Procter & Gamble Company | Cosmetic compositions |
US5319040A (en) | 1993-03-12 | 1994-06-07 | General Electric Company | Method for making substantially silanol-free silicone resin powder, product and use |
FR2715063B1 (fr) | 1994-01-17 | 1996-03-22 | Oreal | Composition cosmétique pour le maquillage sous forme d'un mascara contenant au moins une cire et un pseudo-latex de dérivés de la cellulose. |
FR2722403B1 (fr) * | 1994-07-15 | 1996-09-20 | Biolog Vegetable Yves Rocher L | Composition cosmetique pour la constitution de batons pour les levres ou la peau et leurs procedes de preparation |
EP0741559B1 (en) | 1994-11-03 | 2004-09-29 | Estee Lauder Inc. | Sprayable compositions containing dispersed powders and methods for using the same |
DE19603357B4 (de) | 1995-02-10 | 2004-09-23 | General Electric Co. | Siloxysilicatharze geringer Viskosität mit organischen, funktionellen Gruppen |
US5747001A (en) * | 1995-02-24 | 1998-05-05 | Nanosystems, L.L.C. | Aerosols containing beclomethazone nanoparticle dispersions |
US5747017A (en) * | 1995-05-15 | 1998-05-05 | Lip-Ink International | Lip cosmetic |
JP3462350B2 (ja) | 1996-08-26 | 2003-11-05 | 株式会社資生堂 | 毛髪処理用乳化物 |
DE69613647T2 (de) | 1995-09-29 | 2002-05-08 | Shiseido Co Ltd | Wasser-in-Öl-Emulsion enthaltendes kosmetisches Präparat |
TW464502B (en) | 1996-03-12 | 2001-11-21 | Shiseido Co Ltd | W/O type emulsified composition and the method of making the same, and W/O type emulsified cosmetic |
US5837793A (en) | 1996-03-22 | 1998-11-17 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Silicone rubber powder and method for the preparation thereof |
US5817155A (en) | 1996-08-08 | 1998-10-06 | Shiseido Co., Ltd. | Emulsion for hair treatment |
FR2756176B1 (fr) | 1996-11-26 | 1998-12-18 | Oreal | Composition cosmetique comprenant un compose fluore et presentant un confort ameliore |
US5811487A (en) | 1996-12-16 | 1998-09-22 | Dow Corning Corporation | Thickening silicones with elastomeric silicone polyethers |
US5908631A (en) | 1997-02-27 | 1999-06-01 | L'oreal S.A. | Monohydric alcohol-free composition for topical use comprising solubilized ethylcellulose |
US5879670A (en) | 1997-03-31 | 1999-03-09 | Calgon Corporation | Ampholyte polymers for use in personal care products |
US6039960A (en) | 1997-05-28 | 2000-03-21 | E-L Management Corp. | Water containing wax-based product |
FR2771629B1 (fr) | 1997-12-02 | 2000-05-12 | Dior Christian Parfums | Composition binaire d'un composant non silicone, liquide a la temperature ambiante, solubilisant une gomme de silicone et son utilisation dans une phase grasse d'une composition cosmetique ou pharmaceutique, notamment dermatologique |
FR2771628B1 (fr) | 1997-12-02 | 2000-07-13 | Dior Christian Parfums | Utilisation de gomme de dihpenyldimethicone dissoute dans une silicone non volatile de type phenyltrimethicone pour la fabrication d'une composition cosmetique ou pharmaceutique, notamment dermatologique comprenant une phase grasse |
FR2771927B1 (fr) | 1997-12-05 | 2001-12-07 | Oreal | Composition cosmetique ou dermatologique comprenant un polymere filmogene et une emulsion aqueuse de silicone |
US6387405B1 (en) * | 1998-02-27 | 2002-05-14 | E-L Management Corp. | Velvety hydrocarbon based cosmetic compositions |
DE69910880T2 (de) | 1998-04-21 | 2004-07-15 | L'oreal | Ein Olefincopolymer mit kontrolierter Kristallisation enthaltende Zusammensetzung zur topischen Anwendung |
JP3519301B2 (ja) | 1999-01-28 | 2004-04-12 | 株式会社資生堂 | 皮膚外用剤 |
FR2792190B1 (fr) | 1999-04-16 | 2001-09-28 | Sophim | Procede de fabrication d'un emollient non gras a base de cires-esters |
FR2793409B1 (fr) | 1999-05-11 | 2004-03-19 | Oreal | Composition cosmetique comprenant une dispersion aqueuse de polymere filmogene et d'organopolysiloxane |
FR2796278B1 (fr) | 1999-07-16 | 2002-05-03 | Oreal | Utilisation d'au moins un hydroxystilbene comme agent anti-glycation |
US20030077962A1 (en) * | 1999-08-24 | 2003-04-24 | Krzysik Duane Gerard | Absorbent tissues providing skin barrier enhancement |
US7101928B1 (en) | 1999-09-17 | 2006-09-05 | Landec Corporation | Polymeric thickeners for oil-containing compositions |
JP3631927B2 (ja) | 1999-09-22 | 2005-03-23 | ロレアル | ゲル組成物とその化粧料等への使用 |
FR2802425B1 (fr) | 1999-12-21 | 2003-09-26 | Oreal | Utilisation d'un extrait d'au moins un vegetal de la famille des ericaceae comme agent anti-glycation |
FR2802420B1 (fr) | 1999-12-21 | 2002-02-22 | Oreal | Utilisation du 3,3', 5,5'-tetrahydroxystilbene comme agent anti-glycation |
FR2810548A1 (fr) | 2000-06-26 | 2001-12-28 | Oreal | Utilisation d'ergothioneine et/ou de ses derives comme agent anti-glycation |
DE10047250A1 (de) | 2000-09-23 | 2002-04-11 | Beiersdorf Ag | Emulgatorfreie feindisperse Systeme vom Typ Wasser-in-Öl mit einem Gehalt an Ethylcellulose |
US20020111330A1 (en) * | 2000-12-12 | 2002-08-15 | Carlos Pinzon | Compositions containing heteropolymers and methods of using same |
FR2818547B1 (fr) | 2000-12-22 | 2006-11-17 | Oreal | Nouveaux derives c-glycosides et utilisation |
JPWO2002051939A1 (ja) * | 2000-12-22 | 2004-04-22 | 株式会社資生堂 | ゲル状組成物 |
US20020127192A1 (en) * | 2001-01-04 | 2002-09-12 | John Murphy | Lipstick with translucent or transparent region |
JP4727067B2 (ja) * | 2001-05-21 | 2011-07-20 | 株式会社コーセー | 水系化粧料 |
FR2829344B1 (fr) | 2001-08-29 | 2004-10-01 | Oreal | Dispositif d'acquisition d'au moins une image d'au moins une partie du visage ou de la chevelure d'une personne |
JP4322124B2 (ja) * | 2002-03-28 | 2009-08-26 | 伯東株式会社 | 気泡含有化粧料の気泡安定化方法 |
US7488471B2 (en) | 2002-10-28 | 2009-02-10 | Mmp, Inc. | Transparent oil-in-water emulsion |
WO2004055078A1 (fr) * | 2002-12-12 | 2004-07-01 | L'oreal | Composition cosmetique comprenant un polymere et une huile non volatile |
EP1631246B1 (de) * | 2003-05-22 | 2007-07-25 | Kemira Pigments Oy | Mischung aus titandioxid und methylen-bis-benzotriazolylphenol |
WO2005046626A2 (fr) | 2003-11-07 | 2005-05-26 | L'oreal | Composition de maquillage ou de soin de levres comprenant une microemulsion huile-dans-eau et un actif hydrophile |
WO2005075542A1 (en) | 2004-02-02 | 2005-08-18 | Dow Corning Corporation | Mq-t propyl siloxane resins |
US9308397B2 (en) | 2004-04-30 | 2016-04-12 | The Procter & Gamble Company | Long-wearing cosmetic compositions |
DE102004025357B4 (de) | 2004-05-19 | 2007-03-29 | Beiersdorf Ag | Emulsionskonzentrat mit wasserlöslichen und öllöslichen Polymeren und kosmetische Zubereitung enthaltend Emulsionskonzentrat sowie ein Verfahren zu dessen Herstellung und dessen Verwendung |
FR2871052B1 (fr) | 2004-06-08 | 2007-07-20 | Oreal | Composition comprenant des particules de polymere dispersees dans une phase grasse et une huile apolaire |
KR100876264B1 (ko) | 2004-07-12 | 2008-12-26 | 이-엘 매니지먼트 코포레이션 | 고 광택, 무-번짐 입술용 제품 |
US20060013789A1 (en) * | 2004-07-16 | 2006-01-19 | L'oreal | Cosmetic composition with improved staying power |
FR2873035A1 (fr) * | 2004-07-16 | 2006-01-20 | Oreal | Composition cosmetique comprenant un polymere de silicone defini et un agent filmogene. |
EP1786406A4 (en) * | 2004-07-29 | 2010-11-17 | Blonde Holdings Pty Ltd | SKIN COATING COMPOSITION AND USES THEREOF |
ES2349014T3 (es) * | 2005-08-05 | 2010-12-21 | Shiseido Company, Limited | Cosmetico autobronceador. |
FR2889955B1 (fr) | 2005-08-31 | 2008-12-19 | Cooperative Agricole Elle Et V | Procede d'obtention d'un extrait vegetal de fruits a pepins, extrait vegetal ainsi obtenu et ses utilisations |
DE102006049672A1 (de) | 2006-10-18 | 2008-04-24 | Henkel Kgaa | Hautfreundliche W/O-Emulsionen |
WO2008155059A2 (de) | 2007-06-19 | 2008-12-24 | Cognis Ip Management Gmbh | Kohlenwasserstoff gemische und ihre verwendung |
JP2010532377A (ja) | 2007-06-29 | 2010-10-07 | ユニオン カーバイド ケミカルズ アンド プラスティックス テクノロジー エルエルシー | パーソナルケア溶解性フィルム |
FR2918272B1 (fr) | 2007-07-03 | 2010-09-24 | Oreal | Composition cosmetique associant un polymere silicone, une resine tackifiante, et au moins une resine siliconnee |
FR2921266B1 (fr) | 2007-09-20 | 2012-06-01 | Oreal | Composition cosmetique de maquillage et/ou de soin comprenant au moins une cire ester et exempte d'huile apolaire |
WO2009080965A2 (fr) | 2007-12-05 | 2009-07-02 | L'oreal | Procede cosmetique utilisant une composition comprenant une resine de siloxane et une charge minerale |
KR101362619B1 (ko) | 2008-02-20 | 2014-02-13 | 이엘씨 매니지먼트 엘엘씨 | 피부 미백용 국소 조성물 및 방법 |
EP2116221A1 (de) | 2008-05-07 | 2009-11-11 | Cognis IP Management GmbH | Kosmetische Zubereitungen enthaltend Kohlenwasserstoffe |
FR2934129B1 (fr) | 2008-07-24 | 2014-05-02 | Oreal | Procede de traitement cosmetique. |
KR101830292B1 (ko) * | 2009-12-24 | 2018-03-29 | 다우 코닝 도레이 캄파니 리미티드 | 화장료에 사용하기 위한 분말용 표면 처리제 및 이로 처리된 분말을 함유하는 화장료 |
PT2618811E (pt) | 2010-09-20 | 2015-04-13 | Oreal | Composição cosmética aquosa compreendendo alquilcelulose |
CN103370050A (zh) | 2010-11-08 | 2013-10-23 | 科蒂公司 | 闪耀、耐脱妆唇膏及其制备方法 |
FR2978037B1 (fr) | 2011-07-21 | 2014-01-10 | Lvmh Rech | Additif anti-ultraviolet comprenant un filtre uva, un filtre uvb et une huile solvant desdits filtres, son utilisation dans des compositions colorees et/ou parfumees. |
FR2978041B1 (fr) | 2011-07-21 | 2014-01-10 | Lvmh Rech | Solution parfumante stabilisee vis-a-vis des rayons ultraviolets |
FR2984145B1 (fr) | 2011-12-14 | 2016-10-14 | Lvmh Rech | Methode de protection de la peau vis-a-vis des rayons uv, et kit cosmetique |
FR2985187B1 (fr) | 2012-01-04 | 2015-11-20 | Lvmh Rech | Extrait de graines de kniphofia uvaria, composition cosmetique ou dermatologique en contenant, et ses utilisations. |
-
2011
- 2011-09-19 PL PL15160108T patent/PL2913044T3/pl unknown
- 2011-09-19 US US13/824,533 patent/US11819563B2/en active Active
- 2011-09-19 IN IN520CHN2013 patent/IN2013CN00520A/en unknown
- 2011-09-19 DE DE202011110588.5U patent/DE202011110588U1/de not_active Expired - Lifetime
- 2011-09-19 EP EP11757646.2A patent/EP2618803B1/en not_active Revoked
- 2011-09-19 JP JP2013528702A patent/JP5567215B2/ja active Active
- 2011-09-19 CN CN201180045165.5A patent/CN103118653B/zh active Active
- 2011-09-19 DK DK15160108.5T patent/DK2913044T3/en active
- 2011-09-19 DK DK11757646.2T patent/DK2618803T3/da active
- 2011-09-19 ES ES15160108.5T patent/ES2676426T3/es active Active
- 2011-09-19 ES ES11757646T patent/ES2572389T3/es active Active
- 2011-09-19 WO PCT/EP2011/066208 patent/WO2012038374A2/en active Application Filing
- 2011-09-19 EP EP15160108.5A patent/EP2913044B1/en active Active
- 2011-09-19 PL PL11757646T patent/PL2618803T3/pl unknown
-
2020
- 2020-01-16 US US16/744,832 patent/US20200222303A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
PL2913044T3 (pl) | 2018-09-28 |
DE202011110588U1 (de) | 2015-02-05 |
US20200222303A1 (en) | 2020-07-16 |
US11819563B2 (en) | 2023-11-21 |
WO2012038374A3 (en) | 2012-06-07 |
ES2676426T3 (es) | 2018-07-19 |
CN103118653A (zh) | 2013-05-22 |
EP2618803A2 (en) | 2013-07-31 |
PL2618803T3 (pl) | 2016-08-31 |
EP2913044A1 (en) | 2015-09-02 |
JP2013537214A (ja) | 2013-09-30 |
DK2913044T3 (en) | 2018-07-30 |
US20130280197A1 (en) | 2013-10-24 |
ES2572389T3 (es) | 2016-05-31 |
EP2618803B1 (en) | 2016-04-06 |
WO2012038374A2 (en) | 2012-03-29 |
EP2913044B1 (en) | 2018-05-02 |
CN103118653B (zh) | 2016-03-30 |
IN2013CN00520A (ja) | 2015-04-24 |
DK2618803T3 (da) | 2016-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5567215B2 (ja) | アルキルセルロースを含む水性化粧品組成物 | |
JP5774706B2 (ja) | アルキルセルロースを含む水性化粧料組成物 | |
US11478414B2 (en) | Aqueous liquid cosmetic composition comprising alkylcellulose, non-volatile oils and at least one surfactant | |
US10292928B2 (en) | Aqueous cosmetic composition comprising alkylcellulose, non-volatile oils, at least one wax and at least one particular hydrophilic gelling agent | |
WO2014097258A2 (en) | Aqueous cosmetic composition comprising alkylcellulose | |
KR102025961B1 (ko) | 알킬셀룰로오스, 비-휘발성 오일, 하나 이상의 왁스 및 하나 이상의 제미니형 계면활성제를 포함하는 수성 화장 조성물 | |
WO2013102570A2 (en) | Water-in-oil emulsion comprising alkylcellulose, non-volatile oils, and at least one surfactant | |
FR2968973A1 (fr) | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose et une resine siliconee | |
FR2968981A1 (fr) | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose et une gomme de silicone | |
FR2968982A1 (fr) | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose et un elastomere d'organopolysiloxane | |
WO2013102566A1 (en) | Aqueous cosmetic composition comprising alkylcellulose, non-volatile oils, a particular wax and a surfactant | |
FR2968976A1 (fr) | Composition cosmetique aqueuse comprenant de l'alkylcellulose et un compose supramoleculaire silicone |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131018 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20131018 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20131209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131217 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140314 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140519 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140618 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5567215 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |