JP5562798B2 - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、シリカを配合したタイヤ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関するものである。
空気入りタイヤの低燃費性向上のためには、タイヤを構成するゴム組成物のヒステリシスロスを低減して低発熱性にすることが有効である。そこで、タイヤ用ゴム組成物において、充填剤としてのシリカを配合することが行われている。しかしながら、シリカは、粒子表面にシラノール基(Si−OH)を有し、親水性であるため、粒子同士が凝集しやすく、分散性に劣るという問題がある。そのため、シランカップリング剤を配合して、シリカの分散性を向上している。
空気入りタイヤの低燃費化は、最近ますますその要求レベルが高くなっており、シリカの分散性を改良するため、シリカをシランカップリング剤で予め表面処理することが行われている。例えば、下記特許文献1には、チオシアネート基またはスルフィド結合を持ったアルコキシシラン化合物によって表面処理したシリカの製造方法、及びそのゴム組成物への配合が提案されている。
下記特許文献2には、ゴム組成物の補強性を改良するために、化学的に変性されたフィラーが提案されており、シリカを、スルフィドシランカップリング剤と非硫黄含有有機金属化合物とで処理することにより、変性フィラーを得ることが開示されている。
下記特許文献3には、低発熱性と耐摩耗性に優れたゴム組成物を提供するために、スルフィドシランカップリング剤と有機シラン化合物と疎水化剤とで表面処理したシリカを、ゴム成分に配合することが開示されている。
特開平05−017705号公報 特表2003−507521号公報 特開2010−059270号公報
上記特許文献2には、スルフィドシランカップリング剤と非硫黄含有有機金属化合物とで処理した表面処理シリカは開示されているものの、該表面処理シリカを特定の官能基が導入された変性ジエン系ゴムとともに併用することにより、極めて優れた低発熱性が得られることは知られていない。
本発明は、低発熱性を顕著に改善することができるタイヤ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明に係るタイヤ用ゴム組成物は、ヒドロキシル基、エポキシ基及びアミノ基からなる群から選択された少なくとも1種の官能基が導入されたスチレン−ブタジエンゴム及び/又はポリブタジエンゴムである変性ジエン系ゴムを含むゴム成分に対し、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、及び3−オクタノイルチオ−1−プロピルトリエトキシシランからなる群から選択された少なくとも1種の硫黄含有有機ケイ素化合物と、ヘキシルトリエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、ジメチルジクロロシラン、及びジメチルジエトキシシランからなる群から選択された少なくとも1種の硫黄非含有有機ケイ素化合物とで処理された表面処理シリカを配合したものである。
本発明は、また、上記ゴム組成物を用いてなるゴム部分を有する空気入りタイヤを提供するものである。
上記硫黄含有有機ケイ素化合物と硫黄非含有有機ケイ素化合物とで処理された表面処理シリカは、通常のシリカや硫黄含有有機ケイ素化合物で処理されたシリカよりも、ゴム成分への分散性に優れ、それを用いたタイヤ用ゴム組成物は低発熱性を示す。そして、該表面処理シリカとともに、上記特定の官能基が導入された変性ジエン系ゴムを組み合わせて用いることにより、タイヤ用ゴム組成物としての低発熱性を顕著に改善することができ、低燃費性に優れた空気入りタイヤを提供することができる。
以下、本発明の実施に関連する事項について詳細に説明する。
本発明に係るゴム組成物において、ゴム成分としては、ヒドロキシル基、エポキシ基、アミノ基、グリシジルアミノ基、カルボキシル基、酸無水物基、アルキルシリル基、ポリシロキサン基及びラクタム基からなる群から選択された少なくとも1種の官能基が導入された変性ジエン系ゴムが用いられる。このようなシリカと相互作用する官能基を持つ変性ジエン系ゴムを用いることにより、表面処理シリカの分散性を向上することができ、表面処理シリカ自体の分散性改良効果と相俟って、ゴム組成物の低発熱性を顕著に改善することができる。ここで、相互作用とは、上記官能基がシリカ表面のシラノール基との間で化学反応による化学結合又は水素結合することを意味する。
上記官能基について、アミノ基としては、第1級アミノ基、第2級アミノ基、第3級アミノ基のいずれでもよい。カルボキシル基としては、マレイン酸、フタル酸、アクリル酸、メタクリル酸などが挙げられる。また、酸無水物基は、マレイン酸やフタル酸などのジカルボン酸の無水物からなるものである。アルキルシリル基としては、モノアルキルシリル基、ジアルキルシリル基、トリアルキルシリル基のいずれでもよい。アルコキシシリル基は、シリル基の3つの水素のうち少なくとも1つがアルコキシル基で置換されたものをいい、これには、トリアルコキシシリル基、アルキルジアルコキシシリル基、ジアルキルアルコキシシリル基が含まれる。
官能基としては、上記の中でも、ヒドロキシル基、エポキシ基、アミノ基、グリシジルアミノ基、カルボキシル基が好ましく、これらはそれぞれ単独で、又は2種以上組み合わせて導入することができる。
前記変性ジエン系ゴムのポリマー種類としては、特に限定されないが、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ポリブタジエンゴム(BR)、天然ゴム(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、スチレン−イソプレン共重合体ゴム、ブタジエン−イソプレン共重合体ゴム等が挙げられ、より好ましくはSBR、BRである。
前記変性ジエン系ゴムとしては、例えば、アニオン重合で合成されたポリマーを、各種変性剤でポリマー末端を変性することで、上記官能基を導入してなる末端変性ポリマーが好ましく用いられる。このようなポリマーの重合方法、末端変性方法は、従来から公知の方法によることができる。
本発明に係るゴム組成物において、ゴム成分は、前記変性ジエン系ゴム単独からなるものであってもよく、また、該変性ジエン系ゴムと他のジエン系ゴムとのブレンドでもよい。前記変性ジエン系ゴムは、本発明の効果を高めるため、ゴム成分100質量部中10質量部以上含有することが好ましく、より好ましくは20〜80質量部であり、更に好ましくは30〜70質量部である。ブレンドして用いる他のジエン系ゴムとしては、特に限定されず、例えば、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−イソプレン共重合体ゴム、ブタジエン−イソプレン共重合体ゴムなどが挙げられ、これらは1種又は2種以上併用して配合することができる。
本発明に係るゴム組成物には、硫黄含有有機ケイ素化合物と硫黄非含有有機ケイ素化合物とで処理された表面処理シリカが配合される。かかる表面処理シリカは、表面処理していない未処理シリカや、硫黄含有有機ケイ素化合物単独で処理されたシリカよりもゴムへの分散性に優れ、ゴム組成物の低発熱性を向上することができる。詳細には、シリカに表面処理された硫黄含有有機ケイ素化合物は、シリカとゴムポリマーとを結合させることができ、シリカに補強性の効果を付与するとともに、分散性を向上する。また、シリカに表面処理された硫黄非含有有機ケイ素化合物は、シリカの分散性を向上する。そのため、硫黄含有有機ケイ素化合物と硫黄非含有有機ケイ素化合物で処理された表面処理シリカは、ゴムへの分散性が良好であり、耐摩耗性を損なうことなく低発熱性を向上することができる。
該表面処理シリカを得るための処理対象となるシリカとしては、粒子表面にヒドロキシル基(シラノール基)を有する各種の親水性シリカが挙げられ、例えば、湿式沈殿法シリカ、湿式ゲル化法シリカ、乾式シリカなどが挙げられる。特に限定するものではないが、該シリカとしては窒素吸着比表面積(BET)が100〜300m/gであるものが好ましい。なお、シリカのBETはISO 5794に記載のBET法に準拠し測定される。
硫黄含有有機ケイ素化合物は、下記一般式(1)で表されるように、シリカのシラノール基と反応し得るアルコキシ基と、ゴムポリマーと反応し得る硫黄原子を含む官能基Aとを有するものである。
(R (R Si−A …(1)
(式中、R は炭素数1〜3のアルコキシ基、R は炭素数1〜40のアルキル基、アルケニル基又はアルキルポリエーテル基、m=1〜3、m+n=3であり、Aは下記一般式(3)〜(5)のいずれかである。)
−R −S −R −Si(R (R …(3)
−R −SH …(4)
−R −S−CO−R …(5)
(式中、R ,R はそれぞれ独立に炭素数1〜8のアルキレン基、R は炭素数1〜16のアルキレン基、R は炭素数1〜5のアルキレン基、R は炭素数1〜18のアルキル基、xは2〜8である。)
上記一般式(1)において、Rは、より好ましくはメトキシ基又はエトキシ基である。また、Rは、炭素数1〜4のアルキル基又はアルケニル基であることが好ましく、より好ましくは炭素数1〜4のアルキル基である。Rについて、上記アルキルポリエーテル基とは、−O−(R−O)−R(ここで、Rは炭素数1〜4のアルキレン基、Rは炭素数1〜16のアルキル基、k=1〜20であることが好ましい。)で表される。なお、R,Rは、それぞれ1分子中に複数有する場合、それらは同一でも異なってもよい。
また、R,Rは、より好ましくは、それぞれ独立に炭素数2〜4のアルキレン基である。Rは、より好ましくは炭素数2〜4のアルキレン基である。Rは、より好ましくは炭素数2〜4のアルキレン基である。Rは、より好ましくは炭素数5〜9のアルキル基である。xは2〜8であり、より好ましくは2〜4である。なお、xは通常分布を有しており、即ち、硫黄連鎖結合の数が異なるものの混合物として一般に市販されており、xはその平均値を表す。なお、上記式(3)中のR、R、m、nは、上記式(1)と同じである。
上記官能基Aが上記式(3)で表されるスルフィドシランカップリング剤としては、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4−トリエキトシシリルブチル)ジスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)ジスルフィドなどが好ましいものとして挙げられる。
上記官能基Aが上記式(4)で表されるメルカプトシランカップリング剤としては、例えば、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−メルカプトプロピルジメチルメトキシシラン、メルカプトエチルトリエトキシシラン、及びエボニック・デグサ社製「VP Si363」(R:OC、R:O(CO)−C1327、R:−(CH−、m=平均1、n=平均2、k=平均5)などが好ましいものとして挙げられる。
上記官能基Aが上記式(5)で表される保護化メルカプトシランカップリング剤としては、例えば、3−オクタノイルチオ−1−プロピルトリエトキシシラン、3−プロピオニルチオプロピルトリメトキシシランなどが好ましいものとして挙げられる。
以上列挙した各硫黄含有有機ケイ素化合物は、それぞれ単独であるいは2種以上を組合せて用いることができる。
上記硫黄非含有有機ケイ素化合物は、下記一般式(2)で表されるように、シリカのシラノール基と反応し得るRで表される官能基と、ゴムポリマーへの分散性を向上させるRで表される基とを有するものである。
(R Si(R …(2)
(式中、R は、炭素数1〜18のアルキル基もしくはアルケニル基、又は炭素数1〜12の有機官能性アルキル基もしくはアルケニル基であり、R は、炭素数1〜12のアルコキシ基もしくはアシロキシ基、ハロゲン又はアミノ基であり、p=1〜3、p+q=4である。)
上記一般式(2)において、Rは、炭素数1〜18のアルキル基もしくはアルケニル基、又は炭素数1〜12の有機官能性アルキル基もしくはアルケニル基であり、1分子中に複数有する場合、それらは同一でも異なってもよい。ここで、有機官能性アルキル基又はアルケニル基とは、アミノ基やカルボキシル基等の官能基を有するアルキル基又はアルケニル基であり、例えば、アミノエチル基、アミノプロピル基、(2−アミノエチル)アミノプロピル基などが挙げられる。Rは、より好ましくは、炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルケニル基、又は炭素数1〜8の有機官能性アルキル基もしくはアルケニル基である。Rは、炭素数1〜18のアルキル基であることが好ましく、より好ましくは炭素数1〜10のアルキル基である。また、1分子中にRを複数有する場合、炭素数1〜3のアルキル基と、炭素数5〜10のアルキル基とを組み合わせたものも好ましく用いられる。
上記一般式(2)において、Rは、炭素数1〜12のアルコキシ基もしくはアシロキシ基(−OCOR)、ハロゲン又はアミノ基であり、1分子中に複数有する場合、それらは同一でも異なってもよい。これらの中でも、好ましくは、炭素数1〜12のアルコキシ基、又はハロゲンである。アルコキシ基としては、メトキシ基又はエトキシ基であることが好ましい。ハロゲンとしては、塩素又は臭素であることが好ましく、より好ましくは塩素である。
硫黄非含有有機ケイ素化合物の具体例としては、メチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、トリメチルメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、ジイソプロピルジメトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、ジイソブチルジメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、n−ヘキシルトリメトキシシラン、n−ヘキシルトリエトキシシラン、シクロヘキシルメチルジメトキシシラン、n−オクチルトリメトキシシラン、n−オクチルトリエトキシシラン、n−デシルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ジアリルジメチルシラン、アリルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、2−アミノエチルトリメトキシシラン、2−アミノエチルトリエトキシシラン、2−アミノエチルエチルジエトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、メチルトリアセトキシシラン、ジメチルジアセトキシシラン、エチルトリアセトキシシラン、ジエチルジアセトキシシラン、メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、アリルメチルジクロロシラン、n−オクチルジメチルクロロシランなどが挙げられる。これらは単独あるいは2種以上を組合せて用いることができる。
上記表面処理シリカは、親水性シリカを、上記の硫黄含有有機ケイ素化合物と硫黄非含有有機ケイ素化合物とで表面処理することにより得られる。表面処理方法は特に限定されるものではなく、公知の疎水化表面処理方法に準じて行うことができる。例えば、ミキサーやブレンダー中で、親水性シリカを攪拌しながら、硫黄含有有機ケイ素化合物と硫黄非含有有機ケイ素化合物を添加して攪拌すればよい。硫黄含有有機ケイ素化合物と硫黄非含有有機ケイ素化合物は、いずれか一方を先に反応させてもよく、同時に反応させてもよい。なお、これらの表面処理は、水やトルエンなどの溶媒中にシリカを分散させた状態で行うこともできる。このようにして製造することにより、硫黄含有有機ケイ素化合物と硫黄非含有有機ケイ素化合物が、親水性シリカの粒子表面のシラノール基にそれぞれ結合する。
上記表面処理シリカにおいて、硫黄含有有機ケイ素化合物の使用量は、特に限定されないが、親水性シリカ100質量部に対して2〜20質量部であることが好ましく、より好ましくは4〜15質量部である。硫黄含有有機ケイ素化合物の使用量が少なすぎると、ゴム組成物に配合したときの補強性向上効果に劣る。一方、硫黄非含有有機ケイ素化合物の使用量は、特に限定されないが、親水性シリカ100質量部に対して2〜20質量部であることが好ましく、より好ましくは3〜12質量部である。硫黄非含有有機ケイ素化合物の使用量が少なすぎると、ゴム組成物に配合したときの分散性向上効果に劣る。硫黄含有有機ケイ素化合物(1)と硫黄非含有有機ケイ素化合物(2)の比率は、特に限定されないが、質量比で、(1)/(2)=3/1〜1/2であることが好ましく、より好ましくは2/1〜1/1である。
上記表面処理シリカのゴム組成物中における配合量については、特に限定されないが、ゴム成分100質量部に対して10〜200質量部であることが好ましく、より好ましくは20〜100質量部である。
本発明に係るゴム組成物には、上記表面処理シリカとともに、表面処理していない未処理のシリカを配合してもよい。その場合、表面処理シリカと未処理シリカは、両者の合計量で、ゴム成分100質量部に対して20〜200質量部配合させることが好ましい。なお、未処理シリカを配合する場合、ゴム組成物に硫黄含有シランカップリング剤を別途添加することが好ましい。その場合、後添加の硫黄含有シランカップリング剤の配合量は、未処理シリカ100質量部に対して2〜20質量部であることが好ましい。該硫黄含有シランカップリング剤としては、上記一般式(1)で表される各種の硫黄含有有機ケイ素化合物を用いることができる。
本発明に係るゴム組成物には、上記成分の他、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、亜鉛華、軟化剤、可塑剤、活性剤、カーボンブラック等の他の充填剤、滑剤等の各種添加剤を必要に応じて添加することができる。
上記加硫剤としては、硫黄、硫黄含有化合物等が挙げられ、特に限定するものではないが、その配合量は上記ゴム成分100質量部に対して0.1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。また、加硫促進剤の配合量としては、上記ゴム成分100質量部に対して0.1〜7質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。
本発明のゴム組成物は、通常に用いられるバンバリーミキサーやニーダー等の混合機を用いて混練し作成することができる。すなわち、ゴム成分に、上記表面処理シリカと、必要に応じて上記の他の添加剤を添加し、これらを混合(混練)することにより得られる。
該ゴム組成物は、タイヤに用いることができ、常法に従い、例えば140〜180℃で加硫成形することにより、各種空気入りタイヤのゴム部分(トレッドゴムやサイドウォールゴムなど)を構成することができる。特には、空気入りタイヤのトレッドゴムに用いることが好ましく、低燃費性に優れたタイヤを製造することができる。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[使用成分の詳細]
・シリカA:PPGインダストリーズ社製「HiSil 315」(BET=125m/g)
・シリカB:東ソー・シリカ株式会社製「ニップシールAQ」(BET=210m/g)
・硫黄含有有機ケイ素化合物C:モメンティブパフォーマンスマテリアルズ製「A−1891」、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン
・硫黄含有有機ケイ素化合物D:エボニック・デグサ社製「Si75」、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド
・硫黄含有有機ケイ素化合物E:GEシリコーンズ社製「NXT」、3−オクタノイルチオ−1−プロピルトリエトキシシラン
・硫黄非含有有機ケイ素化合物F:信越化学工業(株)製「KBE3063」、ヘキシルトリエトキシシラン
・硫黄非含有有機ケイ素化合物G:信越化学工業(株)製「KBM−3033」、n−プロピルトリメトキシシラン
・硫黄非含有有機ケイ素化合物H:信越化学工業(株)製「KA−22」、ジメチルジクロロシラン
・硫黄非含有有機ケイ素化合物I:信越化学工業(株)製「KBE−22」、ジメチルジエトキシシラン
・SBR1:ランクセス(株)製「VSL5025−0HM」、未変性のスチレン−ブタジエンゴム
・SBR2:日本ゼオン(株)製「Nipol NS616」、ヒドロキシル基末端変性スチレン−ブタジエンゴム
・SBR3:日本ゼオン(株)製「Nipol NS116R」、アミノ基末端変性スチレン−ブタジエンゴム
・BR1:宇部興産(株)製「BR150B」、未変性のポリブタジエンゴム
・BR2:旭化成ケミカルズ(株)製「タフデンE40」、エポキシ基末端変性ポリブタジエンゴム
・BR3:日本ゼオン(株)製「Nipol BR1250H」、アミノ基変性ポリブタジエンゴム
[表面処理シリカ1](実施例)
PPGインダストリーズ社製「Agilon400」を用いた。これは、上記一般式(1)で表される硫黄含有有機ケイ素化合物(但し、式中のAが式(4)で表されるメルカプトシランカップリング剤)と、上記一般式(2)で表される硫黄非含有有機ケイ素化合物とで表面処理したシリカである。
[表面処理シリカ2](比較例)
80gの硫黄含有有機ケイ素化合物Cと、50gの蒸留水と、50gのエタノールをビーカーに入れて攪拌し、硫黄含有有機ケイ素化合物処理液を作製した。1000gのシリカAをオーブンにて120℃で2時間乾燥し、110℃に予熱した容量20Lのヘンシェルミキサーに、上記の乾燥させたシリカAを入れて攪拌し、硫黄含有有機ケイ素化合物処理液を噴霧した。更に15分間攪拌を続け、処理されたシリカを取り出した。得られた処理シリカをオーブンにて120℃で2時間熱処理を行い、表面処理シリカ2を得た。
[表面処理シリカ3](比較例)
上記表面処理シリカ2の作製において、硫黄含有有機ケイ素化合物Cを硫黄非含有有機ケイ素化合物Fに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ3を得た。
[表面処理シリカ4](比較例)
上記表面処理シリカ3の作製において、硫黄非含有有機ケイ素化合物Fを硫黄非含有有機ケイ素化合物Gに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ4を得た。
[表面処理シリカ5](比較例)
上記表面処理シリカ3の作製において、硫黄非含有有機ケイ素化合物Fを硫黄非含有有機ケイ素化合物Hに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ5を得た。
[表面処理シリカ6](比較例)
上記表面処理シリカ3の作製において、硫黄非含有有機ケイ素化合物Fを硫黄非含有有機ケイ素化合物Iに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ6を得た。
[表面処理シリカ7](実施例)
80gの硫黄含有有機ケイ素化合物Cと、50gの蒸留水と、50gのエタノールをビーカーに入れて攪拌し、硫黄含有有機ケイ素化合物処理液を作製した。50gの硫黄非含有有機ケイ素化合物Fと、50gの蒸留水と、50gのエタノールをビーカーに入れて攪拌し、硫黄非含有有機ケイ素化合物処理液を作製した。1000gのシリカAをオーブンにて120℃で2時間乾燥し、110℃に予熱した容量20Lのヘンシェルミキサーに、上記の乾燥させたシリカAを入れて攪拌し、硫黄含有有機ケイ素化合物処理液、硫黄非含有有機ケイ素化合物処理液の順に噴霧した。更に15分間攪拌を続け、処理されたシリカを取り出した。得られた処理シリカをオーブンにて120℃で2時間熱処理を行い、表面処理シリカ7を得た。
[表面処理シリカ8](実施例)
上記表面処理シリカ7の作製において、硫黄非含有有機ケイ素化合物Fを硫黄非含有有機ケイ素化合物Gに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ8を得た。
[表面処理シリカ9](実施例)
上記表面処理シリカ7の作製において、硫黄非含有有機ケイ素化合物Fを硫黄非含有有機ケイ素化合物Hに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ9を得た。
[表面処理シリカ10](実施例)
上記表面処理シリカ7の作製において、硫黄非含有有機ケイ素化合物Fを硫黄非含有有機ケイ素化合物Iに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ10を得た。
[表面処理シリカ11](比較例)
上記表面処理シリカ2の作製において、硫黄含有有機ケイ素化合物Cを硫黄含有有機ケイ素化合物Dに替え、シリカAをシリカBに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ11を得た。
[表面処理シリカ12](比較例)
上記表面処理シリカ3の作製において、シリカAをシリカBに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ12を得た。
[表面処理シリカ13](実施例)
上記表面処理シリカ7の作製において、硫黄含有有機ケイ素化合物Cを硫黄含有有機ケイ素化合物Dに替え、シリカAをシリカBに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ13を得た。
[表面処理シリカ14](比較例)
上記表面処理シリカ2の作製において、硫黄含有有機ケイ素化合物Cを硫黄含有有機ケイ素化合物Eに替え、シリカAをシリカBに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ14を得た。
[表面処理シリカ15](実施例)
上記表面処理シリカ7の作製において、硫黄含有有機ケイ素化合物Cを硫黄含有有機ケイ素化合物Eに替え、シリカAをシリカBに替え、その他は同様にして、表面処理シリカ15を得た。
[第1実施例]
バンバリーミキサーを使用し、下記表1に示す配合(質量部)に従い、まず、第一混合段階で、硫黄と加硫促進剤を除く成分を添加混合し、次いで、得られた混合物に、最終混合段階で硫黄と加硫促進剤を添加混合してタイヤトレッド用ゴム組成物を調製した。共通配合については以下の通りである。なお、実施例及び比較例の各配合では、シリカ分のトータルの質量が80質量部で一定となるように表面処理シリカと未処理のシリカの配合量を設定した。
共通配合は、ゴム成分100質量部に対して、プロセスオイル(昭和シェル石油(株)製「エキストラクト4号S」)40質量部、カーボンブラック(三菱化学(株)製「ダイヤブラックN339」)10質量部、亜鉛華(三井金属鉱業(株)製「亜鉛華1号」)3質量部、老化防止剤(住友化学(株)製「アンチゲン6C」)2質量部、ステアリン酸(花王(株)製「ルナックS−20」)2質量部、ワックス(日本精鑞(株)製「OZOACE0355」)2質量部、硫黄(鶴見化学工業(株)製「5%油入微粉末硫黄」)1.5質量部、加硫促進剤1(住友化学(株)製「ソクシノールCZ」)1.8質量部、加硫促進剤2(大内新興化学工業(株)製「ノクセラーD」)2.0質量部とした。
得られた各ゴム組成物について、低発熱性(低発熱性指数)と耐摩耗性(耐摩耗性指数)、及び両者のバランス(耐摩耗性/低発熱性)を評価した。各評価方法は以下の通りである。
・低発熱性:160℃×30分で加硫した試験片について、JIS K6394に準じて、東洋精機(株)製粘弾性試験機を用いて、温度60℃、周波数10Hz、初期歪み10%、動歪み1%の条件で損失係数tanδを測定し、比較例1の値を100とした指数で表示した。指数が小さいほどtanδが小さく、発熱しにくいこと、即ち低発熱性に優れ、低燃費性に優れることを示す。
・耐摩耗性:160℃×30分で加硫した試験片について、JIS K6264に準拠し、岩本製作所(株)製のランボーン摩耗試験機を用いて、荷重40N、スリップ率30%の条件にて摩耗減量を測定し、摩耗減量の逆数について、比較例1の値を100とした指数で表示した。指数が大きいほど、摩耗減量が少なく、耐摩耗性に優れることを示す。
・耐摩耗性/低発熱性:低発熱性と耐摩耗性のバランスの指標であり、(耐摩耗性指数/低発熱性指数)×100により算出した。この値が高いほど良好である。
Figure 0005562798
結果は表1に示す通りであり、実施例1〜4であると、未処理シリカを用いた比較例1に対して、耐摩耗性を損なうことなく顕著に低発熱性が改善されていた。これに対し、変性SBRと未処理シリカを組み合わせた比較例2や、表面処理シリカを用いたものの変性SBRを併用しなかった比較例3では、低発熱性の改善効果が不十分であった。
[第2実施例]
バンバリーミキサーを使用し、下記表2に示す配合(質量部)に従い、まず、第一混合段階で、硫黄と加硫促進剤を除く成分を添加混合し、次いで、得られた混合物に、最終混合段階で硫黄と加硫促進剤を添加混合してタイヤトレッド用ゴム組成物を調製した。共通配合は第1実施例と同じである。
得られた各ゴム組成物を用いて、第1実施例と同様に、低発熱性と耐摩耗性、及び両者のバランスを評価した。各評価では、比較例4の値を100とした指数で示す。結果は表2に示す通りであり、硫黄含有有機ケイ素化合物で処理したシリカを用いた比較例5や更に変性BRを併用した比較例6では、未処理シリカを用いた比較例4に対して低発熱性の改善効果は認められたものの、耐摩耗性のバランスの点で効果は小さかった。一方、硫黄非含有有機ケイ素化合物で処理したシリカを用いた比較例7〜10では、耐摩耗性が大幅に悪化していた。これに対し、硫黄含有有機ケイ素化合物と硫黄非含有有機ケイ素化合物で処理したシリカとともに、変性ジエン系ゴムを併用した実施例5〜11であると、耐摩耗性を損なうことなく、むしろ向上しながら、低発熱性が顕著に改善されており、低発熱性と耐摩耗性のバランスに優れていた。また、比較例4〜6及び11との対比から明らかなように、硫黄含有有機ケイ素化合物と硫黄非含有有機ケイ素化合物で処理したシリカを変性ジエン系ゴムとともに併用することによる上記バランスの相乗効果が認められた。
Figure 0005562798
[第3実施例]
バンバリーミキサーを使用し、下記表3に示す配合(質量部)に従い、まず、第一混合段階で、硫黄と加硫促進剤を除く成分を添加混合し、次いで、得られた混合物に、最終混合段階で硫黄と加硫促進剤を添加混合してタイヤトレッド用ゴム組成物を調製した。共通配合は第1実施例と同じである。
得られた各ゴム組成物を用いて、第1実施例と同様に、低発熱性と耐摩耗性、及び両者のバランスを評価した。各評価では、比較例12の値を100とした指数で示す。結果は表3に示す通りであり、硫黄含有有機ケイ素化合物で処理したシリカを用いた比較例13や更に変性BRを併用した比較例14では、未処理シリカを用いた比較例12に対して低発熱性の改善効果は認められたものの、耐摩耗性とのバランスの点で効果は小さかった。一方、硫黄非含有有機ケイ素化合物で処理したシリカを用いた比較例15及び16では、耐摩耗性が大幅に悪化していた。これに対し、実施例12〜17であると、耐摩耗性を損なうことなく、むしろ向上しながら、低発熱性が顕著に改善されており、低発熱性と耐摩耗性のバランスに優れていた。
Figure 0005562798
[第4実施例]
バンバリーミキサーを使用し、下記表4に示す配合(質量部)に従い、まず、第一混合段階で、硫黄と加硫促進剤を除く成分を添加混合し、次いで、得られた混合物に、最終混合段階で硫黄と加硫促進剤を添加混合してタイヤトレッド用ゴム組成物を調製した。共通配合は第1実施例と同じである。
得られた各ゴム組成物を用いて、第1実施例と同様に、低発熱性と耐摩耗性、及び両者のバランスを評価した。各評価では、比較例18の値を100とした指数で示す。結果は表4に示す通りであり、硫黄含有有機ケイ素化合物として保護化メルカプトシランカップリング剤を用いた場合も、スルフィドシランカップリング剤を用いた第3実施例と同様の傾向が見られ、実施例18〜20であると、耐摩耗性を損なうことなく、むしろ向上しながら、低発熱性が顕著に改善されており、低発熱性と耐摩耗性のバランスに優れていた。
Figure 0005562798

Claims (3)

  1. ヒドロキシル基、エポキシ基及びアミノ基からなる群から選択された少なくとも1種の官能基が導入されたスチレン−ブタジエンゴム及び/又はポリブタジエンゴムである変性ジエン系ゴムを含むゴム成分に対し、
    3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、及び3−オクタノイルチオ−1−プロピルトリエトキシシランからなる群から選択された少なくとも1種の硫黄含有有機ケイ素化合物と、ヘキシルトリエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、ジメチルジクロロシラン、及びジメチルジエトキシシランからなる群から選択された少なくとも1種の硫黄非含有有機ケイ素化合物とで処理された表面処理シリカを配合した
    ことを特徴とするタイヤ用ゴム組成物。
  2. 前記ゴム成分100質量部に対して前記表面処理シリカを10〜200質量部配合したことを特徴とする請求項記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 請求項1又は2記載のゴム組成物を用いてなるゴム部分を有する空気入りタイヤ。
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