JP5549842B2 - コリオリ流量計および周波数測定方法 - Google Patents

コリオリ流量計および周波数測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、コリオリ流量計に関し、特に、検出信号の周波数測定に関するものである。
化学プラントなどで行われる流量制御において、コリオリ流量計が被測定流体の流量測定に用いられる。一例として、特許文献1にコリオリ流量計の構成が示されている。このようなコリオリ流量計について、図4、5を用いて説明する。
図4(a)はコリオリ流量計の検出部SNSの構成図、(b)は検出部SNSの動作を説明する動作説明図、図5はコリオリ流量計10の構成図である。
まず、図4について説明する。図4(a)において、測定管は、例えばU字管方式など他の方式でも良いが、簡単のため直管方式のもので説明する。
1は被測定流体を流す測定管であり、被測定流体は左から右に流れる。測定管1の両端は支持部材2、3に固定されている。測定管1の中央部近傍には、測定管1を上下に機械振動をさせる加振器4が設置されている。
そして、測定管1の支持部材2、3に固定されている近傍には、測定管1の振動を検出する上流センサ5A、下流センサ5Bが固定されている。また、支持部材3の近傍には温度補償に使用する温度センサ6が設けられている。以上によりセンサ部SNSが構成されている。
図4(b)において、加振器4から測定管1にM1、M2に示すような1次モードの形状で振動が与えられている状態で、測定管1に被測定流体が流れると、被測定流体にコリオリ力が生じ、M3、M4に示すような2次モードの形状で測定管1が振動する。
実際には、この2種類の振動パターンが重畳された形で測定管1が振動する。測定管1の振動による変形を、上流センサ5A、下流センサ5Bで検出した変位信号(検出信号)SA、SBに基づいて、コリオリ流量計は被測定流体の質量流量を測定する。
つぎに、図5について説明する。クロック信号発振器17は測定管1の振動とは関係なしに、所定のサンプリング周期を持つタイミング信号TCを生成する。
一方、変位信号SAは、例えばA×SIN(ω×t0)なる形でサンプルアンドホールド(T&H)回路18に出力され、ここでサンプリングの時点を決めるタイミング信号TCにより、順次サンプル/ホールドされる。ここで、Aは振幅(V)、ωは角速度(rad/s)、t0は任意の時点を示す。
ホールドされた変位信号SAはアナログ/デジタル変換器(A/D)19に出力され、ここで順次デジタル信号DA2に変換されて、デジタル形式で処理されるローパスフイルタ(LPF)20に出力される。
ローパスフイルタ(LPF)20は、測定管1の振動周波数付近よりも高い周波数成分を除去して、デジタルフイルタの1種であるFIRフイルタ21Aに、デジタル信号DA3として出力する。FIRとは、Finite Impulse Responseの略である。
FIRフイルタ21Aは、入力信号と同一位相の出力信号に変換する同相デジタルフイルタであり、その出力端には基本的にA×SIN(ω×t0)なる形のデジタル信号DA4を出力する。すなわち、FIRフイルタ21Aの出力信号DA4と変位信号SAとは、同一位相である。
また、デジタル信号DA3は、同様にデジタルフイルタの1種であるFIRフイルタ21Bに出力される。FIRフイルタ21Bは、入力信号と90度異なる位相の出力信号に変換する異相デジタルフイルタであり、基本的にA×COS(ω×t0)なる形のデジタル信号DA5を出力する。すなわち、FIRフイルタ21Bの出力信号DA5と変位信号SAとは、90度位相が異なる。そして、これらのFIRフイルタ21AとFIRフイルタ21Bとでヒルベルト変換手段21を構成する。
位相演算手段23は、デジタル信号DA4とデジタル信号DA5との比KA(=A×SIN(ω×t0)/A×COS(ω×t0))を演算する。この値はtan(ω×t0)に等しいので、さらに、そのtan-1(逆正接)を演算して、変位信号SAの位相θA2(=ω×t0)(rad)を演算する。
また、変位信号SBは、例えばB×SIN(ω×t0+ΔΦ)なる形でサンプルアンドホールド(T&H)回路24に出力され、ここでサンプリングの時点を決めるタイミング信号TCにより、順次サンプル/ホールドされる。ここで、Bは振幅(V)、ωは角速度(rad/s)、t0は任意の時点、ΔΦは時点t0における変位信号SAに対する位相差(rad)を示す。
ホールドされた変位信号SBはアナログ/デジタル変換器(A/D)25に出力され、ここで順次デジタル信号DB2に変換されて、デジタル形式で処理されるローパスフイルタ(LPF)26に出力される。このローパスフイルタ(LPF)26はローパスフイルタ(LPF)20と同一の構成であり、ゲイン特性および群遅延特性なども共通に選定しておく。
ローパスフイルタ(LPF)26は、ローパスフイルタ(LPF)20と同様に、測定管1の振動周波数付近よりも高い周波数成分を除去して、デジタルフイルタの1種であるFIRフイルタ27Aに、デジタル信号DB3として出力する。
FIRフイルタ27Aは、FIRフイルタ21Aと同様に、入力信号と同相の出力信号に変換する同相デジタルフイルタであり、その出力端には基本的にB×SIN(ω×t0+ΔΦ)なる形のデジタル信号DB4を出力する。すなわち、FIRフイルタ27Aの出力信号DB4と変位信号SBとは、同一位相である。
また、デジタル信号DB3は、デジタルフイルタの1種であるFIRフイルタ27Bに出力される。このFIRフイルタ27Bは、入力信号と90度異なる位相の出力信号に変換する異相デジタルフイルタであり、基本的にB×COS(ω×t0+ΔΦ)なる形のデジタル信号DB5を出力する。すなわち、FIRフイルタ27Bの出力信号DB5と変位信号SBとは、90度位相が異なる。そして、これらのFIRフイルタ27AとFIRフイルタ27Bとでヒルベルト変換手段27を構成している。
位相演算手段29は、デジタル信号DB4とデジタル信号DB5との比KB(=B×SIN(ω×t0+ΔΦ)/B×COS(ω×t0+ΔΦ))を演算する。この値はtan(ω×t0+ΔΦ)に等しいので、さらに、そのtan-1(逆正接)を演算して、変位信号SBの位相θB2(=ω×t0+ΔΦ)(rad)を演算する。
位相差演算手段30は、位相演算手段23から順次出力される位相θA2と、位相演算手段29から順次出力される位相θB2との差(=ΔΦ)を演算して、平均化手段31を介して位相差θd2として順次出力する。この位相差θd2は、被測定流体の質量流量QMに比例する。
時間遅れ手段32は、FIRフイルタ21A、21Bの出力処理タイミングt0の1つ前のタイミングt-1で取得した位相θA2(=ω×t-1)を、位相θA2’(rad)として保持している。なお、t-1は、t0より1つ前のタイミング時点を示す。また、FIRフイルタ21A、21Bの出力処理周期はTである。
周波数演算手段33は、位相演算手段23から位相θA2(=ω×t0)、時間遅れ手段32から位相θA2’(=ω×t-1)を受け取り、これらの位相θA2とθA2’との差を2πTで除算して、時点t0における変位信号SAの周波数fc(=(ω×t0−ω×t-1)/2πT)を演算する。
平均化手段34は、多数のタイミング時点で求めた周波数fcの平均を演算し、平均周波数fc’として出力する。
また、励振回路35には変位信号SAが入力され、この変位信号SAに対応する加振電圧を加振器4に出力し、加振器4を例えば正弦波状に駆動する。
一方、温度センサ6からは、温度信号ST1がサンプルアンドホールド(T&H)回路37に出力され、サンプリングの時点を決めるタイミング信号TCによりホールドされた多数の温度信号は、アナログ/デジタル変換器(A/D)38でデジタル信号に変換されて平均化回路39に出力され、ここで平均されて平均温度信号ST2として出力される。
密度演算手段40は、平均周波数fc’と平均温度信号ST2とが入力されて、被測定流体の密度Dが、下記式(1)、(2)に基づいて演算される。基準温度において、被測定流体が測定管1に充満している状態の共振周波数をfv、測定管1が空の状態の共振周波数をf0、K1とK2を定数とすると、
fv=fc’+K1×ST2 (1)
D=K2×(f02−fv2)/fv2 (2)
として、密度信号Dが求められる。
質量流量演算手段41には、密度信号D、平均周波数fc’、位相差θd2(=ΔΦ)および平均温度信号ST2が入力されて、被測定流体の質量流量QMが、下記式(3)に基づいて演算される。
QM=f(ST2)×f(D)×tan(θd2)/fc’ (3)
なお、f(ST2)は温度の補正項、f(D)は密度の補正項である。
特開平7−181069号公報
周波数fcは、位相θA2とθA2’との差から演算される。位相θA2、θA2’は、デジタル信号DA4とデジタル信号DA5との比KAのtan-1を演算することによって求められる。
デジタル信号DA4とデジタル信号DA5にノイズ成分が重畳していなければ、比KA、位相θA2、θA2’および周波数fcは正確に求めることができる。
デジタル信号DA4とデジタル信号DA5にノイズ成分(N)が重畳した場合、デジタル信号DA4およびデジタル信号DA5の絶対値(信号成分S)が大きければ、S/N比は大きくなり、ノイズ成分の影響は小さい。このため、比KA、位相θA2、θA2’および周波数fcの誤差(真値からのずれ)は小さい。
しかし、デジタル信号DA4またはデジタル信号DA5の絶対値が、ゼロ付近Z1の範囲内にあって小さければ、S/N比は小さくなり、ノイズ成分の影響は大きい。このため、比KA、位相θA2、θA2’および周波数fcの誤差、ばらつきが大きくなる、という問題がある。
本発明は、検出信号またはこれをデジタル処理した信号にノイズが重畳しても、測定周波数の誤差、ばらつきが小さいコリオリ流量計および周波数測定方法を提供することである。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、
被測定流体が流れる測定管を振動させ、この振動によって前記被測定流体に生じるコリオリ力を含む振動を検出し、この検出信号と同一位相のデジタル信号を出力する同相デジタルフィルタ手段と、前記検出信号と90度異なる位相のデジタル信号を出力する異相デジタルフィルタ手段と、を有するコリオリ流量計において、
前記同一位相のデジタル信号に基づく値および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づく値のいずれもがゼロ付近の所定範囲外の場合、前記同一位相のデジタル信号および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、前記検出信号の周波数を算出する周波数算出手段、
を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、
被測定流体が流れる測定管を振動させ、この振動によって前記被測定流体に生じるコリオリ力を含む振動を検出し、この検出信号と同一位相のデジタル信号を出力する同相デジタルフィルタ手段と、前記検出信号と90度異なる位相のデジタル信号を出力する異相デジタルフィルタ手段と、を有するコリオリ流量計において、
前記同一位相のデジタル信号と前記90度異なる位相のデジタル信号との比が、ゼロ付近、第1所定値以上および第2所定値以下の所定範囲外の場合、前記同一位相のデジタル信号および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、前記検出信号の周波数を算出する周波数算出手段、
を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、
被測定流体が流れる測定管を振動させ、この振動によって前記被測定流体に生じるコリオリ力を含む振動を検出し、この検出信号と同一位相のデジタル信号を出力する同相デジタルフィルタ手段と、前記検出信号と90度異なる位相のデジタル信号を出力する異相デジタルフィルタ手段と、を有するコリオリ流量計において、
前記同一位相のデジタル信号と前記90度異なる位相のデジタル信号との比から求められる位相が、ゼロ付近、第3所定値以上および第4所定値以下の所定範囲外の場合、前記同一位相のデジタル信号および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、前記検出信号の周波数を算出する周波数算出手段、
を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、
請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、
前記同相デジタルフィルタ手段または前記異相デジタルフィルタ手段の処理タイミングでカウントするカウント手段を備え、
前記周波数算出手段は、前記カウント手段のカウント値に基づいて周波数算出時間を求めるとともに、前記同一位相のデジタル信号と前記90度異なる位相のデジタル信号との比から、前記周波数算出時間の始点における第1位相および前記周波数算出時間の終点における第2位相を求め、前記第1位相と第2位相との差を前記周波数算出時間で除算することによって前記周波数を算出する、
ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、
前記所定範囲は変更できることを特徴とする。
請求項6の発明は、
被測定流体が流れる測定管を振動させ、この振動によって前記被測定流体に生じるコリオリ力を含む振動を検出し、この検出信号と同一位相のデジタル信号を出力する同相デジタルフィルタ手段と、前記検出信号と90度異なる位相のデジタル信号を出力する異相デジタルフィルタ手段と、を有するコリオリ流量計の周波数測定方法において、
前記同一位相のデジタル信号に基づく値および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づく値のいずれもがゼロ付近の所定範囲外であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによって、前記所定範囲外であると判定された場合、前記同一位相のデジタル信号および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、前記検出信号の周波数を算出する周波数算出ステップと、
を備えたことを特徴とする。
請求項7の発明は、
被測定流体が流れる測定管を振動させ、この振動によって前記被測定流体に生じるコリオリ力を含む振動を検出し、この検出信号と同一位相のデジタル信号を出力する同相デジタルフィルタ手段と、前記検出信号と90度異なる位相のデジタル信号を出力する異相デジタルフィルタ手段と、を有するコリオリ流量計の周波数測定方法において、
前記同一位相のデジタル信号と前記90度異なる位相のデジタル信号との比が、ゼロ付近、第1所定値以上および第2所定値以下の所定範囲外であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによって、前記所定範囲外であると判定された場合、前記同一位相のデジタル信号および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、前記検出信号の周波数を算出する周波数算出ステップと、
を備えたことを特徴とする。

本発明によれば、周波数算出手段は、検出信号と同一位相のデジタル信号および検出信号と90度異なる位相のデジタル信号に基づく値が所定範囲外の場合、同一位相のデジタル信号および90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、検出信号の周波数を算出する。これによって、検出信号またはこれをデジタル処理した信号にノイズが重畳しても、測定周波数の誤差、ばらつきを小さくすることができる。
本発明を適用したコリオリ流量計の構成図の例である。 本発明を適用した周波数算出処理のフローチャート図の例である。 本発明を適用した周波数算出処理を説明するための波形図の例である。 背景技術で示した、コリオリ流量計の検出部の構成図(a)、検出部の動作を説明する動作説明図(b)の例である。 背景技術で示したコリオリ流量計の構成図の例である。
図1は、本実施例を適用したコリオリ流量計100の構成図であり、これを用いて説明する。なお、図1において、図5と同一のものは同一符号を付し説明を省略し、本実施例の特徴である周波数算出手段110を中心に説明を行う。
まず、ヒルベルト変換手段21以降の周波数算出手段110の構成について説明する。周波数算出手段110は、ゼロ付近判定手段111A、111B、位相演算手段112、時間遅れ手段113、周波数演算手段114および平均化手段115を備える。
コリオリ流量計100は、このような周波数算出手段110の他に、カウント手段120を備える。
FIRフイルタ21Aのデジタル信号DA4は、ゼロ付近判定手段111Aおよび位相演算手段112に入力される。FIRフイルタ21Bのデジタル信号DA5は、ゼロ付近判定手段111Bおよび位相演算手段112に入力される。
ゼロ付近判定手段111A、111Bの判定結果を表す出力信号は、位相演算手段112およびカウント手段120に入力される。
位相演算手段112は、ゼロ付近判定手段111A、111Bの判定結果に基づいて、変位信号SAの位相θA2を、時間遅れ手段113および周波数演算手段114へ出力する。
周波数演算手段114は、位相演算手段112から位相θA2、時間遅れ手段113から位相θA2’およびカウント手段120からカウント値Nを受け取り、変位信号SAの周波数fcを演算する。
平均化手段115は、多数のタイミング時点で求めた周波数fcの平均を演算し、平均周波数fc’として出力する。
つぎに、周波数算出処理の動作について、図2を用いて説明する。図2は、周波数算出処理のフローチャートである。
図2のステップS10において、FIRフイルタ21Aは、入力信号DA3に対してヒルベルト変換処理を行い、A×SIN(ω×t0)のデジタル信号DA4を出力する。
ステップS20において、FIRフイルタ21Bは、入力信号DA3に対してヒルベルト変換処理を行い、A×COS(ω×t0)のデジタル信号DA5を出力する。
ステップS30において、位相演算手段112は、デジタル信号DA4をデジタル信号DA5で除算した比KA(=A×SIN(ω×t0)/A×COS(ω×t0))を演算する。
ステップS40において、位相演算手段112は、比KAのtan-1(逆正接)を演算して、変位信号SAの位相θA2(=ω×t0)を求める。
ステップS50において、ゼロ付近判定手段111Aは、デジタル信号DA4の値がゼロ付近Z1の範囲(所定範囲)外か否かを判定する。さらに、ゼロ付近判定手段111Bは、デジタル信号DA5の値がゼロ付近Z1の範囲(所定範囲)外か否かを判定する(判定ステップ)。
そして、デジタル信号DA4またはデジタル信号DA5の少なくともいずれか一方が、ゼロ付近Z1の範囲内であると判定された場合(ステップS50の「はい」)、ステップS60に移行し、カウント手段120は、カウント値をインクリメントする。ステップS60の実行後、周波数算出処理は終了し、つぎのFIRフイルタ21A、21Bの出力処理タイミングで、ステップS10以降を繰り返す。
すなわち、カウント手段120は、FIRフイルタ21A、21Bの出力処理タイミング(ステップS10、S20)で、デジタル信号DA4またはデジタル信号DA5の少なくともいずれか一方が、ゼロ付近Z1の範囲内であると判定された場合(ステップS50の「はい」)、インクリメントされる(ステップS60)。
一方、ステップS50において、デジタル信号DA4およびデジタル信号DA5のいずれもが、ゼロ付近Z1の範囲外であると判定された場合(ステップS50の「いいえ」)、ステップS70に移行する。
ステップS70において、周波数演算手段114は、カウント値NとFIRフイルタ21A、21Bの出力処理周期Tとを乗算して、周波数算出時間FT(=N×T)を演算する。
ステップS80において、周波数演算手段114は、位相θA2(=ω×t0)から位相θA2’(=ω×t-N)を減算した値を、周波数算出時間FTに2πを乗算した値で除算して、周波数fc(=(ω×t0−ω×t-N)/2πNT)を演算する(周波数算出ステップ)。なお、πは円周率である。
なお、t-Nは、t0より周波数算出時間FT前のタイミング時点を示す。すなわち、位相θA2’は、t0より周波数算出時間FT前に行われた、ステップS40において演算された位相θA2を、時間遅れ手段113が位相θA2’として保持しておいた値である。
-Nは、周波数算出時間FTの始点であり、そのとき演算され保持された位相θA2’を第1位相と呼ぶ。また、t0は、周波数算出時間FTの終点であり、そのとき演算された位相θA2を第2位相と呼ぶ。
そして、ステップS90において、時間遅れ手段113は、位相θA2を位相θA2’として保持する。これは、つぎの周波数算出のための準備であり、現在の位相θA2は、つぎの周波数算出において、始点の位相θA2’(第1位相)として用いるためである。
このステップS70からS90までの周波数算出処理は、図3において詳しく説明する(後述)。
そして、ステップS100において、カウント手段120は、カウント値に初期値1を設定する。ステップS100の実行後、周波数算出処理は終了し、つぎのFIRフイルタ21A、21Bの出力処理タイミングで、ステップS10以降を繰り返す。
つぎに、図2のステップS50からS100の処理を、図3を用いて具体的に説明する。
まず、図3の概要について説明する。図3は、時間軸に対して、デジタル信号DA4およびデジタル信号DA5の値を黒丸でプロットし、黒丸を曲線で結んだものである。ここで、デジタル信号DA4の曲線はA×SIN(ω×t)を、デジタル信号DA5の曲線はA×COS(ω×t)を表す。
ゼロに対し上下(正負)に点線を引き、この点線の範囲をゼロ付近Z1の範囲(所定範囲)とする。
時間t1、t1a、t2・・・t11は、FIRフイルタ21A、21Bの出力処理タイミングであり、このタイミングでのデジタル信号DA4およびデジタル信号DA5の値を黒丸でプロットしてある。従って、各時間間隔(例えば、t1とt1aとの間隔)は、FIRフイルタ21A、21Bの出力処理周期Tである。
時間t1、t2・・・t11の下段に示したθA2は、各時間において、図2のステップS40で演算された位相θA2を、それぞれθ1、θ2・・・θ11として示したものである。
θA2の下段に示した周波数算出時間FTは、各周波数算出時に用いる周波数算出時間(Tまたは2T)を示す。
続けて、図3の詳細について説明する。デジタル信号DA4またはデジタル信号DA5の少なくともいずれか一方が、ゼロ付近Z1の範囲内であれば周波数fcの算出は行わない。また、いずれもゼロ付近Z1の範囲外であれば周波数fcの算出を行う。
すなわち、時間t1a、t2a、t3a、t4a、t10aでは、周波数fcの算出は行わず、それ以外の時間では周波数fcの算出を行う。
時間t2における周波数fcの算出処理について説明する。これを説明するために、まず時間t1における処理から説明を始める。
時間t1において、デジタル信号DA4およびデジタル信号DA5の値はゼロ付近Z1の範囲外なので(図2のステップS50の「いいえ」)、図2のステップS70に移行する。
ここでは、図2のステップS70、S80の説明は省略し、ステップS90において、時間遅れ手段113は、位相θA2であるθ1を位相θA2’として保持する。これは、時間t2において周波数を算出するための準備である。そして、ステップS100において、カウント手段120は、カウント値に初期値1を設定する。
図3の時間t1aにおいて、デジタル信号DA4の値はゼロ付近Z1の範囲内なので(図2のステップS50の「はい」)、図2のステップS60に移行する。ステップS60において、カウント手段120は、カウント値をインクリメントし、カウント値Nは2になる。
図3の時間t2において、デジタル信号DA4およびデジタル信号DA5の値はゼロ付近Z1の範囲外なので(図2のステップS50の「いいえ」)、図2のステップS70に移行する。
図2のステップS70において、周波数演算手段114は、周波数算出時間FTを演算する。ここでは、変位信号SAの時間t1からt2までの波形の周波数を算出するので、周波数算出時間FTは、時間t1からt2までの時間となる。
具体的には、周波数算出時間FTは、カウント値N(=2)にFIRフイルタ21A、21Bの出力処理周期Tを乗算した値2Tとなる。
そして、周波数算出時間FTの始点(時点t1)における位相はθ1(位相θA2’(第1位相))、周波数算出時間FTの終点(時点t2)における位相はθ2(位相θA(第2位相))となる。
従って、ステップS80において、周波数演算手段114は、位相θ2(第2位相)から位相θ1(第1位相)を減算した値を、2T(周波数算出時間)に2πを乗算した値で除算して、周波数fc(=(θ2−θ1)/4πT)を演算する。このように、時間t2において、周波数fcを演算することができる。
そして、時間t3における周波数算出の準備のために、位相θA2であるθ2を位相θA2’として保持し(ステップS90)、カウント値に初期値1を設定する(ステップS100)
同様の処理によって、図3の時間t3、t4、t5において、周波数fcとしてそれぞれ、(θ3−θ2)/4πT)、(θ4−θ3)/4πT)、(θ5−θ4)/4πT)を演算する。
時間t5での周波数算出後、時間t6において、デジタル信号DA4およびデジタル信号DA5の値はゼロ付近Z1の範囲外なので(図2のステップS50の「いいえ」)、図2のステップS70に移行し、周波数算出が行われる。
カウント値Nは1なので、周波数算出時間FTはTとなる(ステップS70)。従って、周波数fcは、(θ6−θ5)/2πTとなる(ステップS80)。
同様の処理によって、図3の時間t7、t8、t9、t10、t11において、周波数fcとしてそれぞれ、(θ7−θ6)/2πT)、(θ8−θ7)/2πT)、(θ9−θ8)/2πT)、(θ10−θ9)/2πT)、(θ11−θ10)/4πT)を演算する。
なお、ゼロ付近Z1の範囲は、ノイズの大きさ(例えば、振幅値)に応じた範囲とすることが好ましい。詳しくは、ノイズの大きさの数倍から数十倍の範囲とする、具体的には、ノイズの振幅が1mVの場合、ゼロ付近Z1の範囲は、例えば、−5mV〜+5mV、あるいは−50mV〜+50mVとする。
デジタル信号DA4と比較するゼロ付近Z1の範囲の値と、デジタル信号DA5と比較するゼロ付近Z1の範囲の値とは、異なる値としてもよい。
このように、周波数算出手段110は、デジタル信号DA4またはデジタル信号DA5の少なくともいずれか一方が、ゼロ付近Z1の範囲内である場合、周波数fcの算出を行わない。また、デジタル信号DA4およびデジタル信号DA5のいずれもが、ゼロ付近Z1の範囲外である場合、周波数fcの算出を行う。
このような処理により、変位信号SAまたはこれをデジタル処理した信号DA2〜DA5にノイズが重畳した場合、ノイズの影響が大きいゼロ付近Z1の範囲内では周波数fcの算出を行わず、ノイズの影響が小さいゼロ付近Z1の範囲外では周波数fcの算出を行うことによって、測定周波数fcの誤差、ばらつきを小さくすることができる。
また、周波数fcの算出に用いる周波数算出時間FTは、カウント手段120のカウント値Nから求められる。カウント値Nが、FIRフイルタ21A、21Bの出力処理タイミングでカウント(インクリメント)されることによって、正確な周波数算出時間FTおよび周波数fcを算出することができる。
なお、カウント値は、図2のステップS60での処理の代わりに、ステップS20からS50の間においてインクリメントされ、ステップS100において初期値0を設定されてもよい。
また、デジタル信号DA4、デジタル信号DA5をゼロ付近Z1の範囲と比較・判定する代わりに、デジタル信号DA4とデジタル信号DA5との比KA(ステップS30で演算)を、ゼロ付近Z2、第1所定値、第2所定値と比較・判定してもよい。この場合、位相演算手段112が比較・判定を行う。
デジタル信号DA4がゼロ付近Z1の範囲内の場合、KA=DA4/DA5から求められる比KAは、ゼロ付近Z2の範囲内となる。
一方、デジタル信号DA5がゼロ付近Z1の範囲内の場合、デジタル信号DA4が正の値であれば、比KAは非常な大きな正の値(第1所定値)となり、デジタル信号DA4が負の値であれば、比KAは非常な小さな負の値(第2所定値)となる。
このため、ゼロ付近Z2、第1所定値以上および第2所定値以下を所定範囲とし、図2のステップS50において、比KAがこの所定範囲内であれば(ステップS50の「はい」)、ステップS60に移行する。
すなわち、比KAが、ゼロ付近Z2、第1所定値以上または第2所定値以下のいずれかであれば、ステップS60へ移行する。
一方、比KAがこの所定範囲外であれば(ステップS50の「いいえ」)、ステップS70へ移行する。
すなわち、比KAが、ゼロ付近Z2、第1所定値以上および第2所定値以下のいずれでもなければ、ステップS70へ移行する。
また、デジタル信号DA4、デジタル信号DA5をゼロ付近Z1の範囲と比較・判定する代わりに、変位信号SAの位相θA2(ステップS40で演算)を、ゼロ付近Z3、第3所定値、第4所定値と比較・判定してもよい。この場合、位相演算手段112が比較・判定を行う。
デジタル信号DA4がゼロ付近Z1の範囲内の場合、θA2=tan-1(DA4/DA5)から求められる位相θA2は、ゼロ付近Z3の範囲内となる。
一方、デジタル信号DA5がゼロ付近Z1の範囲内の場合、デジタル信号DA4が正の値であれば、位相θA2は非常な大きな正の値(第3所定値)となり、デジタル信号DA4が負の値であれば、位相θA2は非常な小さな負の値(第4所定値)となる。
このため、ゼロ付近Z3、第3所定値以上および第4所定値以下を所定範囲とし、図2のステップS50において、位相θA2がこの所定範囲内であれば(ステップS50の「はい」)、ステップS60に移行する。
すなわち、位相θA2が、ゼロ付近Z3、第3所定値以上または第4所定値以下のいずれかであれば、ステップS60へ移行する。
一方、位相θA2がこの所定範囲外であれば(ステップS50の「いいえ」)、ステップS70へ移行する。
すなわち、位相θA2が、ゼロ付近Z3、第3所定値以上および第4所定値以下のいずれでもなければ、ステップS70へ移行する。
このように、図2のステップS50において、デジタル信号DA4およびデジタル信号DA5で判定する場合、判定変数は2つとなる。一方、比KAまたは位相θA2を用いる場合、判定変数は1つとなり、判定処理負荷および時間を低減できる。
また、図2のステップS50において、デジタル信号DA4、DA5、比KA、位相θA2のいずれかを組み合わせて判定を行ってもよい。複数の変数を組み合わせて判定を行うので、より確実に周波数fcの算出を行うか否かの判定が行われ、測定周波数fcの誤差、ばらつきをより小さくすることができる。
さらに、ゼロ付近Z1、Z2、Z3の範囲、第1所定値、第2所定値、第3所定値および第4所定値は、ユーザー等によって、入力手段や通信手段(図示しない)を介して設定変更することができる。
周囲環境の変化によってノイズの大きさは変化することがある。ユーザー等は、ゼロ付近Z1、Z2、Z3の範囲、第1所定値、第2所定値、第3所定値および第4所定値を、ノイズの大きさに応じた値に変更することによって、ノイズの大きさに適応して、測定周波数fcの誤差、ばらつきを小さくすることができる。
なお、変位信号SA、デジタル信号DA4、デジタル信号DA5の代わりに、変位信号SB、デジタル信号DB4、デジタル信号DB5を用いても、同様に、変位信号SBの周波数を算出することができる。
なお、ゼロ付近判定手段111A、111B、位相演算手段112、時間遅れ手段113、周波数演算手段114、平均化手段115およびカウント手段120は、プロセッサによって所定のプログラムに従って実行、または論理回路によって実現してもよい。
なお、本発明は、前述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲で、さらに多くの変更および変形を含む。また、前述した各手段の組み合わせ以外の組み合わせを含むことができる。
21A、21B、27A、27B FIRフィルタ
100 コリオリ流量計
110 周波数算出手段
111A、111B ゼロ付近判定手段
112 位相演算手段
113 時間遅れ手段
114 周波数演算手段
115 平均化手段
120 カウント手段

Claims (7)

  1. 被測定流体が流れる測定管を振動させ、この振動によって前記被測定流体に生じるコリオリ力を含む振動を検出し、この検出信号と同一位相のデジタル信号を出力する同相デジタルフィルタ手段と、前記検出信号と90度異なる位相のデジタル信号を出力する異相デジタルフィルタ手段と、を有するコリオリ流量計において、
    前記同一位相のデジタル信号に基づく値および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づく値のいずれもがゼロ付近の所定範囲外の場合、前記同一位相のデジタル信号および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、前記検出信号の周波数を算出する周波数算出手段、
    を備えたことを特徴とするコリオリ流量計。
  2. 被測定流体が流れる測定管を振動させ、この振動によって前記被測定流体に生じるコリオリ力を含む振動を検出し、この検出信号と同一位相のデジタル信号を出力する同相デジタルフィルタ手段と、前記検出信号と90度異なる位相のデジタル信号を出力する異相デジタルフィルタ手段と、を有するコリオリ流量計において、
    前記同一位相のデジタル信号と前記90度異なる位相のデジタル信号との比が、ゼロ付近、第1所定値以上および第2所定値以下の所定範囲外の場合、前記同一位相のデジタル信号および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、前記検出信号の周波数を算出する周波数算出手段、
    を備えたことを特徴とするコリオリ流量計。
  3. 被測定流体が流れる測定管を振動させ、この振動によって前記被測定流体に生じるコリオリ力を含む振動を検出し、この検出信号と同一位相のデジタル信号を出力する同相デジタルフィルタ手段と、前記検出信号と90度異なる位相のデジタル信号を出力する異相デジタルフィルタ手段と、を有するコリオリ流量計において、
    前記同一位相のデジタル信号と前記90度異なる位相のデジタル信号との比から求められる位相が、ゼロ付近、第3所定値以上および第4所定値以下の所定範囲外の場合、前記同一位相のデジタル信号および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、前記検出信号の周波数を算出する周波数算出手段、
    を備えたことを特徴とするコリオリ流量計。
  4. 前記同相デジタルフィルタ手段または前記異相デジタルフィルタ手段の処理タイミングでカウントするカウント手段を備え、
    前記周波数算出手段は、前記カウント手段のカウント値に基づいて周波数算出時間を求めるとともに、前記同一位相のデジタル信号と前記90度異なる位相のデジタル信号との比から、前記周波数算出時間の始点における第1位相および前記周波数算出時間の終点における第2位相を求め、前記第1位相と第2位相との差を前記周波数算出時間で除算することによって前記周波数を算出する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のコリオリ流量計。
  5. 前記所定範囲は変更できることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のコリオリ流量計。
  6. 被測定流体が流れる測定管を振動させ、この振動によって前記被測定流体に生じるコリオリ力を含む振動を検出し、この検出信号と同一位相のデジタル信号を出力する同相デジタルフィルタ手段と、前記検出信号と90度異なる位相のデジタル信号を出力する異相デジタルフィルタ手段と、を有するコリオリ流量計の周波数測定方法において、
    前記同一位相のデジタル信号に基づく値および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づく値のいずれもがゼロ付近の所定範囲外であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって、前記所定範囲外であると判定された場合、前記同一位相のデジタル信号および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、前記検出信号の周波数を算出する周波数算出ステップと、
    を備えたことを特徴とするコリオリ流量計の周波数測定方法。
  7. 被測定流体が流れる測定管を振動させ、この振動によって前記被測定流体に生じるコリオリ力を含む振動を検出し、この検出信号と同一位相のデジタル信号を出力する同相デジタルフィルタ手段と、前記検出信号と90度異なる位相のデジタル信号を出力する異相デジタルフィルタ手段と、を有するコリオリ流量計の周波数測定方法において、
    前記同一位相のデジタル信号と前記90度異なる位相のデジタル信号との比が、ゼロ付近、第1所定値以上および第2所定値以下の所定範囲外であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって、前記所定範囲外であると判定された場合、前記同一位相のデジタル信号および前記90度異なる位相のデジタル信号に基づいて、前記検出信号の周波数を算出する周波数算出ステップと、
    を備えたことを特徴とするコリオリ流量計の周波数測定方法。
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