JP4853045B2 - フラックスゲートセンサの信号処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フラックスゲートセンサからの検出信号を処理するフラックスゲートセンサの信号処理装置に関する。
従来より、高感度の磁界センサとして、磁性体を交流磁界で励磁し、励磁磁界に重畳された検出すべき磁界(以下「被計測磁界」という)の大きさを磁性体の磁化曲線の非直線性を利用して検出するフラックスゲートセンサが知られている。
ここで図7に、直交した二つの磁界検出軸を有するフラックスゲートセンサ10の構成、及びフラックスゲートセンサ10から出力される検出信号を処理する信号処理装置100の概略構成を示す。
フラックスゲートセンサ10は、円環状に形成された磁心11と、磁心11の環状部分の全周に渡って巻回されたトロイダルコイルからなる駆動コイル12と、磁心11の中心軸に直交し且つ互いに直交する二つの磁界検出軸を有するように、磁心11の外縁に巻回された二つの検出コイル13,14とを備えている。
なお、図7では、図面を見易くするために、一方の検出コイル14は一部を省略して示している。以下では、検出コイル13の磁界検出軸をX軸(図中上下方向)、検出コイル14の磁界検出軸をY軸(図中左右方向)とよぶ。
そして、駆動コイル12には、その両端に接続された抵抗R1,R2を介して、予め設定された周波数(以下「駆動周波数」という)fdを有し、互いに相補的な波形を有する励磁信号vd1,vd2が印加され、また、検出コイル13,14には、それぞれバイアス電圧VBIASが印加されるように構成されている。
更に、検出コイル13には、この検出コイル13と共に共振回路15を構成する抵抗Rx及びコンデンサCxが接続され、同様に、検出コイル14には、この検出コイル14と共に共振回路16を構成する抵抗Ry及びコンデンサCyが接続されている。但し、抵抗Rx,Ryは共振回路15,16のQを制限するためのものである。
そして、共振回路15,16は、駆動周波数fdの2倍の周波数(以下「キャリア周波数」という)fcで共振するように設定され、検出コイル13,14からは、キャリア周波数fcを有する検出信号vox,voyが抽出されるように構成されている。
このように構成されたフラックスゲートセンサ10では、励磁信号vd1,vd2を印加することにより、駆動コイル12に周波数fdの交流電流が流れると、磁心11には円周方向に周波数fdの交番磁界が発生する。そして、X軸方向又はY軸方向の成分を持つ被計測磁界が存在しない場合には、各検出コイル13,14において、検出コイル13,14内に位置する2箇所の磁心11中の磁界が相殺し合うことにより、これら検出コイル13,14を鎖交する磁界はゼロとなり、検出信号vox,voyの振幅もゼロとなる。
一方、X軸方向又はY軸方向の成分を持つ被計測磁界が存在すると、検出コイル13,14内に位置する2箇所の磁心11間の磁界のバランスが崩れることにより、検出コイル13,14には信号が誘導され、しかも、その信号は、磁心11の磁化曲線の非直線性により、駆動周波数fdの2倍の周波数、即ち、キャリア周波数fcを有したものとなる。
そして、共振回路15,16のフィルタ作用により、このキャリア周波数fcを有する信号成分が検出信号vox,voyとして抽出されることになり、この検出信号vox,voyの振幅が、被計測磁界のX軸成分及びY軸成分の強度を表したものとなる。
但し、実際には、共振回路15,16によって検出信号vox,voyからキャリア周波数fc以外の周波数成分を全て除去することはできず、図8に示すように、駆動周波数fd(=fc/2)と同じ周波数のノイズ成分が存在する。このノイズ成分は、被計測磁界が存在しないとき(図中Hx=0のグラフを参照)に相対的に顕著となり、被計測磁界の大きさに関係なく常に検出信号に重畳されている。
ところで、フラックスゲートセンサ10により得られた検出信号vox,voyは、キャリア周波数fcの搬送波を、被計測磁界を変調信号として振幅変調したものであるとみなすことができるため、検出信号vox,voyを復調(検波)することにより、被計測磁界を表す信号を抽出することができる。
また、検出信号vox,voyは、デジタル演算の対象となることが一般的であり、例えば、地磁気を計測した検出信号vox,voyから方位を検知する方位センサでは、アナログ回路では困難な方位演算や着磁補正演算などを、デジタル演算にて行っている。
従って、フラックスゲートセンサ10から出力される検出信号を処理する信号処理装置100には、各検出信号vox,voyを復調してデジタル値に変換するX軸処理部110及びY軸処理部120が設けられることになる。
そして、具体的に、X軸処理部110(Y軸処理部120も同様)は、例えば図7に示すように、検出信号の伝送経路に設けられたアナログスイッチ111を、キャリア周波数fcと同じ周波数且つ適当なタイミング(検出信号の正負いずれかの半周期のみを通過させるタイミング)でオン,オフし、その出力を抵抗,コンデンサからなるローパスフィルタ113により平滑化する、いわゆる同期検波を行い、その同期検波により得られた直流電圧を、A/Dコンバータ115によってデジタル値に変換することで、検出信号voxの振幅Ax(Y軸処理部120では検出信号voyの振幅Ay)を得るように構成されている。
なお、検出信号vox,voyを復調する方法は、同期検波に限るものではなく、包絡線検波をはじめとする様々なものが知られているが、いずれの方法でも、現状ではアナログ回路を用いるのが主流である(例えば、非特許文献1〜4参照。)。
M.H.Acuna著,「Fluxgate magnetometers for outer planets exploration」IEEE Trans. Magn.,Vol.10,pp.519-523,1974 川上誠,硲武史著「小型磁気センサ」住友特殊金属技報,Vol.14,pp.109-112,2003 X.Qianl,X.Lil,Y.P.Xu and j.Fanl著,「Integrated driving and readout circuits for orthogonal fluXgate sensor」IEEE Trans. Magn.,pp.3715-3717,2005 I.Sasada著,「Symmetric response obtained with an orthogonal fluxgate operating in fundamental mode」IEEE Trans. Magn.,Vol.38,pp.3377-3379,2002
このように、従来のフラックスゲートセンサの信号処理装置100では、検出信号vox,voyの復調やA/D変換を行うX軸処理部110及びY軸処理部120がアナログ回路により構成されているため、A/D変換後のデータ(振幅Ax,Ay)を用いた演算を行うデジタル回路とのワンチップ化が困難であり、フラックスゲートセンサを利用して構成される装置の規模や製造コストを低減することができないという問題があった。
また、アナログ回路には、誤差の要因(温度,計時変化など)となる受動部品が多く存在するため、計測の精度や信頼性も制限されてしまうという問題もあった。
本発明は、上記問題点を解決するために、フラックスゲートセンサを利用して構成される装置の規模やコストを低減し、計測の精度や信頼性を向上させるフラックスゲートセンサの信号処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた発明である請求項1に記載のフラックスゲートセンサの信号処理装置は、予め設定された駆動周波数を有する励磁信号により励磁されたフラックスゲートセンサから出力される、検出すべき磁界の大きさに比例した強度を有し且つ駆動周波数の2倍の周波数を有する検出信号を処理するものである。
そして、積算手段が、検出信号の2分の1周期に相当するタイミング毎に、検出信号を順次積分若しくは平均化した信号を生成し、減算手段が、この積算手段にて生成された信号S1 ,S2 ,S3 ,S4 ,…を、次式に則って減算することにより、検出信号の同相成分Ip を、その検出信号の振幅として、検出信号の1周期毎に算出する。
p =S2p-1−S2p
(ただし、p=1,2,3,…)
但し、信号処理手段の動作タイミングは、調整手段によって、積算手段が生成する信号が最大となるように調整されている。つまり、積算手段及び減算手段は、同期検波に相当する処理を行うようにされている。
また、積算手段は、検出信号の信号レベルに応じた遅延時間で入力パルスを遅延させて出力する遅延ユニットが複数段縦続接続され、パルス信号を各遅延ユニットの遅延時間にて順次遅延しながら伝送させるパルス遅延回路と、検出信号の2分の1周期に相当するタイミング毎に、パルス遅延回路内でパルス信号が通過した遅延ユニットの段数をカウントするカウント手段とを備え、カウント手段によるカウント値を積分値又は平均値として求めている。つまり、積算手段は、オールデジタル化が可能なTADにより構成されている。
従って、本発明のフラックスゲートセンサの信号処理装置によれば、TADによりA/D変換を行うように構成されているため、フラックスゲートセンサから出力される検出信号を復調,A/D変換するための構成(積算手段,減算手段,調整手段)を、全てデジタル回路にて構成することができる。
その結果、本発明によれば、A/D変換後のデータを用いた演算を行うデジタル回路とのワンチップ化が可能となるため、フラックスゲートセンサを利用して構成される各種装置の規模や製造コストを低減することができ、また、誤差の要因を多く含むアナログ回路(受動部品)を必要としないため、計測の精度や信頼性を向上させることができる。
また、本発明のフラックスゲートセンサの信号処理装置によれば、同期検波に相当する処理が行われるように、調整手段による動作タイミングの調整が必要となるものの、同相成分をそのまま検出信号の振幅として用いることができるため、直交成分や振幅を求めるための構成を省略することができ、装置構成をより簡易なものとすることができる。
ところで、図8に示したように、フラックスゲートセンサでは、共振回路を用いても検出信号(キャリア周波数fc)から、励磁信号(駆動周波数fd=fc/2)の周波数成分を完全に除去することは困難であり、この周波数成分が検出信号のノイズとなる。
一方、TADの出力から生成された同相成分及び直交成分を、それぞれ連続波の複数周期分ずつ積算することによって、不要信号成分の通過帯域幅を狭めることが可能であること(例えば、特開2005−102129号参照)が知られている。
そして、積算回数Nが大きいほど、同相成分及び直交成分の積算値は、同相成分及び直交成分の生成周期(1/fc)に相当する周波数成分、即ち、検出信号(キャリア周波数fc)以外の周波数成分の影響がより除去されたものとなる。特に、fc/N(=2fd/N)の整数倍の周波数はノッチ領域となるため、そのノッチ領域の周波数を持つ周波数成分は確実に除去される。
このため、請求項1に記載のフラックスゲートセンサの信号処理装置では、請求項2に記載のように、減算手段にて算出された同相成分Ip を、予め設定された積算回数N(Nは2以上の偶数)だけ積算する第2積算手段を設け、この第2積算手段での積算値を、検出信号の振幅とするように構成することが望ましい。
これにより、ノイズとなる励磁信号(駆動周波数fd)の周波数成分を確実に除去することができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明が適用された第1実施形態の方位センサ1の構成図である。
なお、方位センサ1は、被測定磁界として地磁気を検出し、その検出結果から方位などを求めるものである。
図1に示すように、方位センサ1は、直交した二つの磁界検出軸を有するフラックスゲートセンサ10と、フラックスゲートセンサ10を駆動すると共に、フラックスゲートセンサ10から出力される検出信号vox,voyを処理する信号処理部20とを備えている。
このうち、フラックスゲートセンサ10については、背景技術の欄にて説明した従来装置と同じものであるため、ここでは説明を省略する。
一方、信号処理部20は、周波数(以下「キャリア周波数」という)fcを有する基準信号CK、基準信号の2分の1の周波数(以下「駆動周波数」という)fdを有する駆動信号DCK、基準信号CKの4倍の周波数(以下「サンプリング周波数」という)fsを有するサンプリング信号SCKを生成する信号生成部21と、信号生成部21にて生成された駆動信号DCKに基づき、駆動周波数fdを有し且つ互いに相補的な波形を有する一対の励磁信号vd1,vd2を生成して、これら励磁信号vd1,vd2を抵抗R1,R2を介して駆動コイル12の両端に印加する駆動部23とを備えている。
なお、励磁信号vd1,vd2が駆動コイル12に印加されたフラックスゲートセンサ10は、駆動コイル12に交流電流(駆動周波数fd)が流れることにより、磁心11に円周方向の交番磁界が発生する。これにより、検出コイル13には、被計測磁界のX軸方向成分に比例した振幅を有し、駆動周波数fdの2倍の周波数(即ち、キャリア周波数fc)を有する信号が誘起され、また、同様に、検出コイル14には、被計測磁界のY軸方向成分に比例した振幅を有し、駆動周波数fdの2倍の周波数fcを有する信号が誘起され、これら検出コイル13,14に誘起された信号が検出信号vox,voyとして、信号処理部20に供給される。
また、信号処理部20は、フラックスゲートセンサ10の検出コイル13が出力する検出信号voxから、検出信号voxの振幅を表すデジタルデータである振幅データAxを生成するX軸処理部25と、フラックスゲートセンサ10の検出コイル14から出力される検出信号voyから、検出信号voyの振幅を表すデジタルデータである振幅データAyを生成するY軸処理部27と、X軸処理部25及びY軸処理部27にて生成された振幅データAx,Ayに基づいて、方位演算や着磁補正演算などを実行する方位演算部29を備えている。
そして、X軸処理部25は、基準信号CK及びサンプリング信号SCKに従って、検出信号voxの直交検波を行うことにより、基準信号CKの1周期(以下「キャリア周期」という)Tc(=1/fc)毎に、検出信号voxの同相成分Ip ,直交成分Qp (p=1,2,3,…、pはキャリア周期Tc毎の番号)を生成する直交検波器31と、直交検波器31にて生成された同相成分Ip ,直交成分Qp を、それぞれN(Nは2以上の偶数)個ずつ積算することにより同相成分積算値IN,P ,直交成分積算値QN,P (P=1,2,3,…、Pはキャリア周期TcのN周期分毎の番号)を求める積算器33と、積算器33にて生成された同相成分積算値IN,P ,直交成分積算値QN,P に基づいて、検出信号voxの振幅データAxを求める振幅演算器35とを備えている。
なお、Y軸処理部27も、X軸処理部25と同様に、直交検波器,積算器,振幅演算器を備えている。以下、X軸処理部25の詳細について説明するが、Y軸処理部27も同様である。
ここで、直交検波器31は、図2に示すように、サンプリング信号SCKの一周期であるサンプリング周期Ts(=Tc/4)毎に検出信号voxを平均化する時間A/D変換回路(以下「TAD」という)40と、このTAD40にてサンプリング周期Ts毎に求められる平均値Sq (q=1,2,…)を順次ラッチするための第1〜第4レジスタ41,42,43,44と、これら各レジスタ41〜44にラッチされた平均値S4p-3,S4p-2,S4p-1,S4pを加減算する加減算回路45とを備えている。
このうち、TAD40は、図3に示すように、遅延ユニット51をリング状に連結し、初段の遅延ユニット51aに起動信号Pinを入力すると、初段の遅延ユニット51aから次段の遅延ユニット51へとパルス信号が順次伝達され、そのパルス信号が最終段の遅延ユニット51bから初段の遅延ユニット51aに戻されることにより、パルス信号が周回するよう構成されたパルス遅延回路52(所謂リングディレイライン(RDL))と、このパルス遅延回路52内でのパルス信号の周回回数をカウントするカウンタ53と、サンプリング信号SCKの立上がり(又は立下がり)タイミングで、パルス遅延回路52内でのパルス信号の到達位置を検出(ラッチ)し、その検出結果をパルス信号が通過した遅延ユニット51が先頭から何段目にあるかを表す所定ビットのデジタルデータに変換して出力するラッチ&エンコーダ55と、カウンタ53によるカウント値をサンプリング信号SCKの立上がり(又は立下がり)タイミングでラッチするラッチ回路57と、ラッチ回路57からの出力が上位ビットデータb、ラッチ&エンコーダ55からの出力が下位ビットデータaとして入力され、その入力データDtをサンプリング信号SCKの立上がり(又は立下がり)タイミングでラッチして、サンプリング信号SCKの一周期前にラッチした前回値との差を求め、その求めた結果を平均値Sq として出力する減算部59とを備えている。
そして、パルス遅延回路52を構成する各遅延ユニット51は、インバータ等からなるゲート回路にて構成されており、各遅延ユニット51には、バッファ50を介して、フラックスゲートセンサ10からの検出信号voxが電源電圧として印加される。
このため、各遅延ユニット51の遅延時間は、検出信号voxの電圧レベルに対応した時間となり、減算部59からの出力(つまり、サンプリング周期Ts内にパルス遅延回路52内でパルス信号が通過した遅延ユニット51の個数を表すデータSq )は、その周期内に検出信号voxの電圧レベルを平均化した平均値Sq となる。
また、加減算回路45は、サンプリング信号SCKに同期してTAD40から出力され、各レジスタ41〜44に順次ラッチされた連続する4個の平均値Sq (S4p-3,S4p-2,S4p-1,S4p)を、(1)(2)式に則って加減算することにより同相成分Ip 、直交成分Qp を求める、といった演算動作を、基準信号CKに従ってキャリア周期Tc毎に繰り返し行う。
p =S4p-3+S4p-2−S4p-1−S4p (1)
p =S4p-3−S4p-2−S4p-1+S4p (2)
図1に戻り、積算器33は、基準信号CKに従って、直交検波器31にて生成された同相成分Ip ,直交成分Qp をそれぞれ(3)(4)式に則って加算して行き、基準信号CKに従って動作するN進カウンタ(図示せず)から出力される動作クロックの立上がり(又は立下がり)タイミングで、その加算結果である同相成分積算値IN,P ,直交成分積算値QN,P を振幅演算器35に供給する。
Figure 0004853045
つまり、積算器33は、直交検波器31にてキャリア周期Tc毎に求められる検出信号voxの同相成分Ip ,直交成分Qp を、キャリア周期TcのN周期分加算することにより、その加算動作で不要信号成分が除去された、検出信号voxの同相成分積算値IN,P ,直交成分積算値QN,P を生成するのである。
次に、振幅演算器35は、同相成分積算値IN,P ,直交成分積算値QN,P に基づき、(5)式に則って検出信号voxの振幅を表す振幅データAxを算出する。
Figure 0004853045
また、方位演算部29が実行する方位演算や着磁補正演算は周知のものであるため、ここでは説明を省略する。
ここで図4は、振幅演算器35での積算回数をN=2とした場合の、同相成分積算値IN,P ,直交成分積算値QN,P の実測値を示したグラフである。
図4(a)は、被計測磁界Hxをパラメータとして、ベクトル(I2,P 、Q2,P )をプロットしたものである。このベクトル軌跡は原点を通る回帰直線L11上に分布しており、その回帰直線L11の傾きから検出信号voxの位相が−π/4であることがわかる。
図4(b)は、I2,P ,Q2,P を被計測磁界Hxの関数として示したものである。I2,P 、Q2,P の軌跡は、いずれも原点を通る回帰直線L12,L13上に分布しており、即ち、I2,P 、Q2,P はいずれも被計測磁界Hxに比例することがわかる。
なお、被計測磁界Hxを一定にして測定を繰り返した場合、I2,P ,Q2,P 値は、ほとんど変動を示すことはなく、図4に示す結果の再現性は高かった。
以上説明したように、本実施形態の方位センサ1において、X軸処理部25及びY軸処理部27では、検出信号vox,voyのA/D変換及び復調を、TAD40を用いて構成された直交検波器31により行っている。
従って、方位センサ1によれば、TAD40(ひいては直交検波器31)を含むX軸処理部25及びY軸処理部27の全ての構成をデジタル回路により構成することができ、その結果、X軸信号処理部25及びY軸信号処理部27と、その処理結果である振幅データAx,Ayを用いた各種演算を実行する方位演算部29とのワンチップ化、ひいては信号処理部20全体のワンチップ化が可能となるため、当該方位センサ1の小型化や製造コストの削減を図ることができる。
また、方位センサ1において、信号処理部20は、キャリア周期Tc毎に生成される同相成分Ip ,直交成分Qp を、N(Nは2以上の偶数)周期分積算した同相成分積算値IN,P ,直交成分積算値QN,P を用いて振幅データAx,Ayを求めているため、キャリア周期Tcの2倍の周期(即ち、駆動周期Td)を有するノイズ成分を確実に除去することができ、また、誤差の要因を多く含むアナログ回路(受動部品)を用いることなく構成することができるため、計測の精度や信頼性を向上させることができる。
なお、本実施形態において、X軸処理部25及びY軸処理部27が信号処理装置、TAD40が積算手段、第1〜第4レジスタ41〜44及び加減算回路45が加減算手段、積算器33及び振幅演算器35が振幅算出手段に相当する。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態の方位センサ1aの構成図である。
なお、本実施形態の方位センサ1aは、第1実施形態の方位センサ1とは、信号処理部20aの構成が一部異なっているだけであるため、同一の構成については同一の符号を付して説明を省略し、構成の相違する部分を中心に説明する。
図5に示すように、方位センサ1aの信号処理部20aでは、信号生成部21aは、基準信号CKの周波数fcの2倍の周波数(サンプリング周波数)fsを有するサンプリング信号SCKを生成するように構成されている。
また、X軸処理部25a(Y軸処理部27aも同様)は、検出信号voxのキャリア周期Tc(=1/fc)毎に同相成分Ip を生成する同期検波器31aと、同期検波器31aにて生成された同相成分Ip を、N(Nは2以上の偶数)個積算することにより同相成分積算値IN,P (P=1,2,3,…、Pはキャリア周期TcのN周期分毎の番号)を求める積算器33aとからなり、積算器33aにて求められた同相成分積算値IN,P を振幅データAxとして出力するように構成されている。
そして、同期検波器31aは、図6に示すように、基準信号CK及びサンプリング信号SCKの位相を調整する位相調整器47と、位相調整器47により位相調整されたサンプリング信号SCKに従って、その一周期であるサンプリング周期Ts(=Tc/2)毎に検出信号voxを平均化する時間A/D変換回路(TAD)40と、このTAD40にてサンプリング周期Ts毎に求められる平均値Sq (q=1,2,…)を順次ラッチするための第1,第2レジスタ41,42と、これら各レジスタ41,42にラッチされた平均値S2p-1,S2pを(6)式に則って減算することにより検出信号voxの同相成分Ip を求める減算回路45aとを備えている。
p =S2p-1−S2p (6)
なお、位相調整器47は、基準信号CK及びサンプリング信号SCKを適宜遅延させることで、TAD40にて生成される平均値S2p-1,S2p、ひいては振幅データAxが最大となるように設定されている。なお、この位相調整器47での位相調整量(遅延量)をφdとする。
このように構成された同期検波器31aでは、基準信号CKの1周期(キャリア周期)Tc当たり、二つの平均値S2p-1,S2pが得られ、この二つの平均値S2p-1,S2pに基づいて一つの同相成分Ip が得られる。
図5に戻り、積算器33aでは、第1実施形態における積算器33と同様に(3)式に則って加算を行うことにより同相成分積算値IN,P 、即ち振幅データAxを生成する。
また、積算器33aで積算することにより、駆動信号DCKの周波数fdと同じ周波数を有するノイズ成分の影響が除去された同相成分積算値IN,P (即ち、振幅データAx)が得られる。
なお、位相調整器47での位相調整は、図4(a)において、回帰直線L11上に分布しているベクトル(I2,P 、Q2,P )の軌跡が、回帰直線L21上に分布するようにすること、つまり、直交成分Qp (ひいては直交成分積算値Q2,P )が被計測磁界とは無関係にゼロとなり、同相成分Ip (ひいては同相成分積算値I2,P )がそのまま検出信号voxの振幅を表すようにすることに相当する。具体的に、本実施形態では、φd=−π/4であった。
また、位相調整器47での位相調整は、図4(b)において、回帰直線L12上に分布していた同相成分の軌跡が、回帰直線L22上に分布し、回帰直線L13上に分布していた直交成分の軌跡が、回帰直線L23上に分布するようにすること相当する。
以上説明したように本実施形態の方位センサ1aにおいて、X軸処理部25a及びY軸処理部27aでは、検出信号vox,voyのA/D変換及び復調を、TAD40を用いて構成された同期検波器31aにより行っている。
また、方位センサ1において、信号処理部20aは、キャリア周期Tc毎に生成される同相成分Ip ,直交成分Qp を、N(Nは2以上の偶数)周期分積算した同相成分積算値IN,P ,直交成分積算値QN,P を用いて振幅データAx,Ayを求めている。
従って、本実施形態の方位センサ1aによれば、第1実施形態の方位センサ1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態の方位センサ1aでは、サンプリング信号SCK及び基準信号CKの位相を調整して、同期検波器31aにて生成される同相成分Ip がそのまま振幅データAx,Ayを表すようにされている。
従って、本実施形態の方位センサ1aによれば、第1実施形態の方位センサ1と比較して、直交成分Qp の生成,積算、及び振幅演算のために必要な構成を省略することができ、装置構成をより簡易なものとすることができる。
なお、同相成分Ip 、直交成分Qp は、いずれも被計測磁界Hxに比例して変化するため、いずれか一方を用いて振幅を検出することが可能であるが、位相調整をして一方の成分をゼロとして他方の成分を振幅とすることにより、一方の成分で振幅を検出する際の感度を最高にすることができる。
なお、本実施形態において、X軸処理部25a及びY軸処理部27aが信号処理装置、TAD40が積算手段、第1〜第2レジスタ41〜42及び減算回路45aが加減算手段、位相調整器47が調整手段、積算器33aが第2積算手段に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記第2実施形態において、位相調整器47は、基準信号CK及びサンプリング信号SCKを遅延させることで位相調整するように構成されているが、サンプリング信号SCKより周期の短い(周波数の高い)を信号を分周することでサンプリング信号SCKや基準信号CKを生成する際に、分周を開始するタイミングを変化させることで、位相調整するように構成してもよい。
第1実施形態の方位センサの構成を示す回路図を含んだブロック図。 直交検波器の詳細を示すブロック図及びタイミング図。 時間A/D変換回路(TAD)の詳細を示す回路図を含んだブロック図。 方位センサによる実測値を示すグラフ。 第2実施形態の方位センサの構成を示す回路図を含んだブロック図。 同期検波器の詳細を示すブロック図及びタイミング図。 従来のフラックスゲートセンサ及びその信号処理装置を示す回路図を含んだブロック図。 フラックスゲートセンサの励磁信号及び検出信号の波形を示すグラフ。
符号の説明
1,1a…方位センサ、10…フラックスゲートセンサ、11…磁心、12…駆動コイル、13,14…検出コイル、15,16…共振回路、20,20a…信号処理部、21,21a…信号生成部、23…駆動部、25,25a…X軸処理部、27,27a…Y軸処理部、29…方位演算部、31…直交検波器、31a…同期検波器、33,33a…積算器、35…振幅演算器、40…時間A/D変換回路(TAD)、41〜44…レジスタ、45…加減算回路、45a…減算回路、47…位相調整器、50…バッファ、51遅延ユニット、52…パルス遅延回路、53…カウンタ、55…エンコーダ、57…ラッチ回路、59…減算部。

Claims (2)

  1. 予め設定された周波数を有する励磁信号により励磁されたフラックスゲートセンサから出力される、検出すべき磁界の大きさに比例した強度を有し且つ前記励磁信号の2倍の周波数を有する検出信号を処理するフラックスゲートセンサの信号処理装置であって、
    前記検出信号の2分の1周期に相当するタイミング毎に、前記検出信号を順次積分若しくは平均化した信号を生成する積算手段と、
    前記積算手段にて生成される信号が最大となるように、前記信号処理手段の動作タイミングを調整する調整手段と、
    前記積算手段にて生成された信号S1 ,S2 ,S3 ,S4 ,…を、次式に則って減算することにより、前記検出信号の同相成分Ip を該検出信号の振幅として、該検出信号の1周期毎に算出する減算手段と、
    p =S2p-1−S2p
    (ただし、p=1,2,3,…)
    を備え、
    前記積算手段は、
    前記検出信号の信号レベルに応じた遅延時間で入力パルスを遅延させて出力する遅延ユニットが複数段縦続接続され、パルス信号を各遅延ユニットの遅延時間にて順次遅延しながら伝送させるパルス遅延回路と、
    前記検出信号の2分の1周期に相当するタイミング毎に、前記パルス遅延回路内で前記パルス信号が通過した遅延ユニットの段数をカウントするカウント手段と、
    を備え、該カウント手段によるカウント値を前記積分値又は平均値として求めることを特徴とするフラックスゲートセンサの信号処理装置。
  2. 前記減算手段にて算出された同相成分Ip を、予め設定された積算回数N(Nは2以上の偶数)だけ積算する第2積算手段を設け、
    該第2積算手段での積算値を、前記検出信号の振幅とすることを特徴とする請求項1に記載のフラックスゲートセンサの信号処理装置。
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