JP3220327B2 - 周波数検出方法と装置および電力系統安定化システム - Google Patents
周波数検出方法と装置および電力系統安定化システムInfo
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Description
り、特に電力系統における交流入力量の周波数検出方式
に関する。
法として、特公昭63−46648号公報等に明らかな
ように、交流量の零点の直前、直後のサンプリング値か
ら直線近似により零点を求める方式が周知である。この
改良案として、特開昭57−129126号公報に開示
のように、零点を検出する度に、その零点から過去の任
意倍数半サイクル前の零点までの時間を求めて、周波数
の検出精度を向上する方法がある。
として、特開平2−187669号公報などに記載のよ
うに、複数のサンプリング値を入力として逆三角関数演
算により周波数を求めるものが公知である。
は、零点前後のサンプリング値から直接に零点を求める
ために、周波数が5%変化した場合の演算誤差が約0.
06%とその検出精度が低く、周波数変化幅の検出など
には困難があった。
半周期に3〜5点の入力サンプリング値を必要とするの
で、その値にピークの近傍を含むことが多い。交流量の
測定を共用する場合には、特定の用途の検出精度をあげ
るためにフルスケールを低く抑えることがあり、交流波
形によってはピークの近傍がA/D変換部のフルスケー
ルを超えてしまうことがある。しかし、1点でもフルス
ケールを超えた場合は、周波数の測定が不可能になると
いう問題点がある。
方式と逆三角関数方式の問題点を克服し、測定不能を生
じることなく高精度で信頼性の高い周波数検出方法及び
装置を提供することにある。
つ高精度に監視して、周波数の異常時に所定の安定化制
御を可能にする信頼性の高い電力系統安定化システムを
提供することにある。
の交流の周波数をリアルタイムに検出する周波数検出方
法において、交流の電圧または電流の瞬時量を所定の周
期でサンプリングし、サンプリング値の極性変化から零
点の存在を検知し、前記零点に対するサンプリングの位
相時間差を当該零点の直前及び直後のサンプリング値か
ら逆三角関数演算(tan~1)により算出し、前回の零
点から今回の零点までの検出区間の時間を前記位相時間
差とこの間のサンプリング回数に基づいて算出し、前記
検出区間の時間の逆数より正弦波の交流の周波数を求め
ることにより達成される。
点から今回の零点までとし、この間の最初と最後の前記
位相時間差と前記サンプリング回数から前記検出区間の
時間を零点毎に算出し、該時間の逆数のn/2として正
弦波の交流の周波数を求めることにより達成される。
交流入力波形のピーク値をvm、サンプリング時刻T1
とT2間の零点からT2の位相角をθ1、一定サンプリ
ング周期△Tを電気角dで表現とすると、零点の直前、
直後のサンプリング値v1、v2は数式(1),(2)
より求まる。
られる。
から、サンプリング角dが0〜90度(通常はd=30
度)では、右辺の分母項が0となることがないので、い
わゆる不定処理の必要がない。また、右辺の演算結果は
常に0または正の値となる。
は数式(6)により求まる。
びsind,cosdは定数となる。
時刻T2の位相時間差△t2の電気角表現であり、△t
2は数式(7)により求まる。
と、△t6は数式(8)より求まる。
検出区間とすれば、毎回の検出区間の時間Tsは数式
(9)、そのときの周波数fはTsの逆数の1/2とし
て、数式(10)により求まる。
(12)が得られる。
ti:今回の零点との時間位相差、K:前回の零点直後
の次のサンプリングから今回の零点直後までのサンプリ
ング回数である。
流の半サイクルにおいて、零点前後の2のサンプリング
値を基に逆三角関数(tan~1)により演算したサンプ
リング位相時間差を用いて、半サイクルの検出区間の実
時間をリアルタイムに算出し、この逆数より周波数を求
めているので、従来の直線近似に比べて検出精度を向上
できる。
の2のサンプリング値を用いるので、サンプリング周期
を通常用いられる30度ていどにすれば、交流のピーク
値より十分に小さい値となり、A/D変換時にスケール
オーバーして測定不能に陥ることがなく、信頼性の高い
周波数検出が可能になる。
零点毎の半サイクルとしているが、1サイクルにするこ
ともできる。即ち、サンプリング値の乗算による正負判
定が負の場合に、零点後のサンプリング値が正(または
負)となる零点のみを採用し、周波数演算を行う。
の検出区間を数式(11)の半サイクルから任意倍数
(n)半サイクルとし、且つ、周波数の検出周期は半サ
イクルとする方法が可能となる。この場合の検出区間の
時間Tsと周波数fは、数式(13)、(14)により
求まる。
時間差、Kn:n倍半サイクル前の零点直後の次から今
回零点直後までのサンプリング回数である。
るKn・△Tは式(12)のK・△Tの約n倍となるの
で、分母項の位相時間差に含まれる誤差の影響がそのぶ
ん低下し、半サイクル毎の高速検出を維持しながら、周
波数の検出精度をさらに向上できる。
れば困難であった周波数の変化幅の検出ができ、電力安
定化装置への適用が可能になる。
る。
出装置の構成を示したものである。電圧変成器4で計測
実測される電力系統3の電圧(電流でも可)は、高調波
成分を除去するフィルタ5、アナログ/デジタル変換す
るA/D変換器6を介して周波数検出装置1に取り込ま
れる。A/D変換器6は周波数検出装置1から制御され
るサンプリング周期△T毎に、デジタル量のサンプリン
グ値を出力する。周波数検出装置1によって検出された
周波数は、表示手段などの出力装置7に出力される。な
お、フィルタ5やA/D変換器6を含めて、周波数検出
装置と呼んでもよい。
る制御部10、サンプリング値の取り込みや演算結果を
出力する入出力処理部11及び周波数検出処理部12を
具備している。記憶装置2は制御部10によって書き込
み/読出しされ、演算に必要な範囲のサンプリング値の
時系列や、各部の演算結果などを格納する記憶エリアを
有している。
リング値の符号変化から零点を検知する零点検出手段1
21、周波数の検出区間のサンプリング回数をカウント
するサンプリング回数積算手段122、零点直後のサン
プリング点の位相差を逆三角関数により演算する位相差
演算手段123、位相差とサンプリング回数を用いて算
出した検出区間の時間から、系統の周波数を演算する周
波数演算手段124からなる。
し、各部の機能を実行するプログラムやデータからなる
ソフトウエアで構成している。この場合、記憶装置2は
主メモリであり、これらプログラムやデータを記憶して
いる。
を説明するフローチャートで、被測定交流の半サイクル
を周波数算出の検出区間及び検出周期とした例である。
なお、サンプリング間隔dは、電力系統用保護リレーで
広く採用されている電気角30度としている。
る度に起動される。まず、今回のサンプリング値viを
取り込んで記憶し(s101)、サンプリング数Kを+
1する(s102)。なお、サンプリング数Kは、前回
の零点の検出時に0クリアされている。
ング値vi-1と今回のサンプリング値viを乗算する(s
103)。の間の極性変化の有無を判定する。これはv
i-1とviを乗算し、乗算結果の正負を判定する(s10
4)。判定の結果が正であれば、両者のサンプリングの
間に極性(符号)の変化がない。即ち、前回と今回のサ
ンプリングの間に正弦波の交流の零点は存在しないの
で、処理を終了して次のサンプリングデータを待つ。
と今回の間に正弦波の交流の零点(ゼロクロス)が存在
するので、この零点と今回サンプリング点の位相時間差
△tiを数式(7)より求める(s105)。
2,sind=1/2となるので、数式(7)は数式
(15)に置き替えられる。
算にも利用するために記憶される(s106)。
関係を、予めデータテーブル化して記憶装置2に格納し
ておけば、式(15)の演算速度を上げることができ
る。
ら今回の零点までの時間、即ち検出区間の実時間を算出
し、その逆数を1/2して、半サイクルの検出区間にお
ける周波数を求める(s107)。その後、Kを0クリ
アして(s108)終了し、次のサンプリング待ちとな
る。
る場合は、上記のステップs102後に今回の入力デー
タviの正負判定を行い、正の場合のみステップs10
3に移行し、負の場合は終了する。周波数は、検出区間
が1サイクルの実時間の逆数として計算されることはも
ちろんである。
時間差△ti-1(=△T−△ti)を算出し、前回の零点
直後の位相時間差と今回の零点直前の位相時間差とその
間のサンプリング回数から、検出区間の時間を求めるよ
うにしてもよい。さらには、零点の直後に代えて、零点
の直前のサンプリングの位相時間差△ti-1を基に、検
出区間の時間を算出することも可能である。
周期で、直線近似に比べ精度の高い周波数検出が可能で
ある。また、サンプリング周期d=30度で、演算式の
分母項は0になることがないので、演算処理が簡単にな
る。しかも、演算に用いるサンプリング値は零点の直前
及び直後に限定されるので(他は符号のみを監視)、オ
ーバースケールによる測定不能を生じることもないの
で、信頼性が高い。
定化システムの概略の構成を示したものである。電力系
統は、点線内に模式的に示すように、複数の発電機40
0から発電された電力を送電線300を介して負荷に供
給する。発電機400と送電線300の接続を断/続す
る遮断器500は、安定化装置100の子局200によ
って制御される。安定化装置100は、通信線600を
経由して電力系統の電圧や電流あるいは保護リレー等に
よる事故情報が取り込まれる。
0aと図示していない電力系統の周波数整定値の設定手
段を具備し、周波数整定値に対する系統周波数が過大ま
たは過小となる場合に、子局200に対して制御指令2
00aを出力する。周波数監視装置100aは、安定化
装置100が受信した電圧(または電流)をサンプリン
グ値(vi)として、系統の周波数を検出する。
電力系統の遮断器500の断/続や負荷制限あるいは系
統分離などの制御200bを行い、脱調などの発生を防
止する。
説明するフローチャートである。本例の周波数算出のた
めの検出区間はn倍の半サイクル、周波数の検出周期は
半サイクルである。通常、nは3〜5に設定される。
波数整定値の変更要求が有る場合またはサンプリングデ
ータが入力される場合に起動される。変更要求の有る場
合は(s201)、あらたな周波数整定値f0を取り込
みまたは設定する(s202)。なお、検出区間を設定
するための半サイクルの倍数nを変更する場合も、この
ステップで設定する。
プリング値viを取り込んで記憶し(s203)、前回
の零点以後のサンプリング数Kを+1する(s20
4)。次に、前回のサンプリング値vi-1と今回のサン
プリング値viを乗算し、その正負を判定し(s20
5)、判定が正の場合は終了する。
ングの間に零点が存在するので、以下の処理を行う。
て、△T毎のサンプリング数Knをカウントする(s2
06)。このKnは半サイクル毎の積算値の積み重ねと
して、下記の式順(矢印)で算出される。
前までの積算値Kn-1,Kn-2,....K2,K1の各々
に、今回の半サイクルのKを順次加算し、1歩進された
今回のn半サイクル前〜1サイクル前までの積算値(K
n,...K2)を算出する。今回の半サイクル前の積算
値K1=Kとなる。
グの位相時間差△tiを算出し(s207)、記憶する
(s208)。さらにn回前の零点から今回の零点まで
の検出区間の時間Tsを数式(13)、周波数fを数式
(14)より求める(s209)。この後、Kを0クリ
アする(s210)。
数fの偏差△fを求め、偏差△fが許容範囲内にあるか
判定し(s211)、許容範囲内にあれば正常とみて検
出周波数のみを出力し(s213)、表示または記録さ
れる。
ば、負荷電力量に比べて発電量が大きく、整定値以下で
あれば発電量が少ない。いずれの場合にも、許容範囲を
超える異常周波数となれば系統に脱調を生じるので、電
力系統の発電量制限または負荷制限あるいは系統分離な
どの安定化制御を行う必要がある。
超えている場合は、周波数の異常信号を安定化装置10
0に出力する(s212)。
長された検出区間によって、系統の周波数が高精度に且
つ半サイクル毎に検出できる。ちなみに、本実施例によ
る周波数の検出誤差は、周波数5%の変動時で、従来の
0.06%から0.009%と、1桁ちかく改善されて
いる。
場合にも、周波数変化幅の検出が高速且つ高精度に実現
できるので、電力系統安定化システムの信頼性を一段と
向上できる。
は安定化装置100に付設したが、子局200に付設し
て、同様な監視を行わせることも可能である。
の零点前後のサンプリング値を元に、零点とサンプリン
グ周期の位相差を逆三角関数により演算し、これより零
点から零点までの検出区間の時間を算出するので、検出
精度を向上できる効果がある。しかも、半サイクルの検
出周期を維持しながら、任意倍数の半サイクルに検出区
間を延長することが可能で、より精度を向上できる効果
がある。
機能によって専用のハードと同等以上のものを安上がり
に実現でき、かつ、零点近傍のサンプリング値を利用す
る検出原理から測定不能を生じることがなく、信頼性を
向上できる効果がある。
ば、半サイクル毎に系統周波数を高精度に検出して整定
値に対する変化幅を監視し、系統周波数の過大または過
小を正確に評価して所定の安定化制御を実行するので、
電力系統における脱調などを防止でき、システムの信頼
性を一段と向上できる効果がある。
フローチャート。
説明する説明図。
構成図。
図。
ーチャート。
リ)、3…電力系統、4…電圧変成器、5…フィルタ、
6…A/D変換器、7…出力装置、10…制御部、11
…入出力処理部、12…周波数検出処理部、100…電
力系統安定化装置、100a…周波数監視装置、121
…零点検出手段、122…サンプリング回数積算手段、
123…位相差演算手段、124…周波数演算手段、△
T…サンプリング周期、d…サンプリング周期の電気角
表現、vi…サンプリング値、θi…零点から直後のサ
ンプリング点までの位相角、△ti…零点から直後のサ
ンプリング点までの位相時間差、Ts…検出区間の時
間、f…検出周波数。
Claims (10)
- 【請求項1】 正弦波の交流の周波数をリアルタイムに
検出する周波数検出方法において、 交流の電圧または電流の瞬時量を所定の周期でサンプリ
ングし、サンプリング値の極性変化から零点の存在を検
知し、前記零点に対するサンプリングの位相時間差を当
該零点の直前及び直後のサンプリング値から逆三角関数
演算(tan~1)により算出し、前回の零点から今回の
零点までの検出区間の時間を前記位相時間差とこの間の
サンプリング回数に基づいて算出し、前記検出区間の時
間の逆数より正弦波の交流の周波数を求めることを特徴
とする周波数検出方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記サンプリングの位相時間差は、前記零点に対する直
後のサンプリングの位相時間差△tであり、(数1)に
より算出されることを特徴とする周波数検出方法。 【数1】△t=(△T/d)・tan~1(v2・sind
/(v2・cosd−v1)) ここで、△Tはサンプリング周期、dは△Tの電気角、
v1は零点直前のサンプリング値、v2は零点直後のサ
ンプリング値である。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記前回の零点は正弦波交流の半サイクル前であり、前
記検出区間の時間Tsは(数2)により算出され、Ts
の逆数の1/2として周波数を求めることを特徴とする
周波数検出方法。 【数2】Ts=△ti(1)+K△T−△ti ここで、△ti(1)は前回の位相時間差、△tiは今回
の位相時間差、Kは前記サンプリング回数である。 - 【請求項4】 請求項1または2または3において、 前記周波数は半サイクル毎に検出されることを特徴とす
る周波数検出方法。 - 【請求項5】 請求項1または2において前記零点は、
前記零点直後のサンプリング値が正または負となる場合
のみを採用し、前回の零点が正弦波交流の1サイクル前
となる前記検出区間の時間の逆数として、1サイクル毎
に周波数を求めることを特徴とする周波数検出方法。 - 【請求項6】 正弦波の交流の周波数を半サイクル毎に
検出する周波数検出方法において、 交流の瞬時量を所定の周期でサンプリングし、サンプリ
ング値の極性変化から零点の存在を検知し、その零点の
直前及び直後のサンプリング値から前記サンプリングの
位相時間差を逆三角関数演算(tan~1)により算出
し、所定回数(以下、n回と呼ぶ)前の半サイクルの零
点に対応する位相時間差と今回の零点に対応する位相時
間差及びn回前の零点から今回の零点までの検出区間の
サンプリング回数に基づいて前記検出区間の時間を算出
し、該時間の逆数のn/2として正弦波の交流の周波数
を求めることを特徴とする周波数検出方法。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、 前記サンプリングの所定の周期は、電気角表現で30度
に設定されることを特徴とする周波数検出方法。 - 【請求項8】 正弦波の交流の周波数をリアルタイムに
検出する周波数検出装置において、 交流の電圧または電流の瞬時量を所定の周期でサンプリ
ングするサンプリング手段と、 時系列に入力されるサンプリング値の極性変化から零点
の存在を検知する零点検知手段と、 前記零点に対するサンプリングの位相時間差を当該零点
の直前及び直後のサンプリング値から逆三角関数演算
(tan~1)により算出する位相差演算手段と、 所定回(以下、n回)前の零点から今回の零点までの検
出区間におけるサンプリング回数をカウントするサンプ
リング回数積算手段と、 n回前の零点に対応する位相時間差と今回の零点に対応
する位相時間差及び前記サンプリング回数に基づいて前
記検出区間の時間を算出し、該時間の逆数から正弦波の
交流の周波数を算出する周波数演算手段と、 n回前から今回までの前記位相時間差を記憶する記憶手
段と、を備えることを特徴とする周波数検出装置。 - 【請求項9】 請求項8において、 前記サンプリング手段は、アナログ量の前記瞬時量をデ
ジタル量に変換するA/D変換器を有し、前記所定の周
期を電気角表現で30度に設定されてなることを特徴と
する周波数検出装置。 - 【請求項10】 負荷と複数の発電機と、負荷へ電力を
供給する送電線から構成される電力系統の周波数の異常
時に、電源や系統構成の制御を行う電力系統安定化シス
テムにおいて、 電力系統の交流量を電気角30度の周期でサンプリング
し、交流の零点の直前及び直後のサンプリング値から前
記サンプリングの位相時間差を逆三角関数演算(tan
~1)により算出し、所定回数前の半サイクルの零点から
今回の零点までの検出区間の時間を前記位相時間差とサ
ンプリング回数を基に算出して電力系統の周波数を求め
る周波数検出手段と、 電力系統の周波数制定値に対する前記周波数検出手段に
よる周波数の偏差を求め、所定の範囲を超えているとき
に異常信号を出力する周波数変化幅監視手段と、を設け
ることを特徴とする電力系統安定化システム。
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JP13558694A JP3220327B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 周波数検出方法と装置および電力系統安定化システム |
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