JP5547503B2 - ワンタッチ底組式段ボール箱 - Google Patents

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Description

この発明は、様々な商品の包装に使用可能で、折り畳んだ状態から即時に組み立てることができるワンタッチ底組式段ボール箱に関するものである。
従来、ワンタッチ式の箱底として、下記特許文献1には、図7及び図8に示すようなものが記載されている。この箱のブランクでは、図7に示すように、側板51と端板52とが稜部の罫線を介し隣り合うように各一対交互に並び、一方の側板51の外側端には継代片53が連設され、各側板51の下端には底側板54が、各端板52の下端には底端板55がそれぞれ連設されている。
各底側板54の一端には、底面のコーナーへ向かう斜め方向の角折線56を介して固着片57が連設され、各底側板54の先端中央部には、切込を入れて噛合部58が設けられている。噛合部58には、底側板54の先端縁から噛合部58の奥側へ至る斜折線59を介して舌片60が設けられ、舌片60の外端縁は先端側が迫り出すように傾斜している。
この箱を製造する際には、ブランクを折り重ねることにより、継代片53を反対側の端板52の裏面に貼り付けて、周壁となる部分を形成すると共に、底側板54及び底端板55を上方へ折り曲げ、固着片57を角折線56に沿って折り返し、底端板55に貼り付けて、扁平な折畳状態としておく。
そして、組み立てに際し、図8に示すように、扁平な折畳状態から周壁を角筒状に形成すると、底側板54同士が噛合部58で噛み合って底組みされる。このとき、舌片60を斜折線59に沿って一旦上方へ折り曲げ、噛合部58を噛み合わせた後、舌片60を復元させ、互いに他方の底側板54に乗り上げさせて、噛合部58の分離を阻止する。
このように箱底を有する箱で商品を包装すると、外部から底側板54を押して、底側板54の先端部間に隙間を開け、箱内の商品を抜き取ろうとしても、底側板54の噛合部58での噛み合わせを解除することができず、隙間を開けることができないので、商品の抜き取りを防止することができる。
実開昭62−113015号公報
しかしながら、撓ませて底組みし難い剛性の高い段ボール箱で上記のような箱底を採用すると、組み立てに際し、一対の舌片60を手で折り曲げつつ、周壁を角筒状としなければならず、作業性がよくないという問題がある。
そこで、この発明は、ワンタッチ底組式の段ボール箱を、防犯性を維持しつつ、簡単に組み立てられるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、側板と端板とを稜部を介し各一対連設して周壁を形成し、側板及び端板の下端からそれぞれ底側板及び底端板を延出し、底側板の一端部に折畳用の角折線を設け、扁平な折畳状態から周壁を角筒状に形成すると、底側板同士が先端側の噛合部で噛み合って底組みされ、噛合部に設けられた舌片が斜折線に沿って屈伸しつつ互いに他方の底側板に乗り上げて、噛合部の分離が阻止されるワンタッチ底組式段ボール箱において、前記舌片の外端縁に、噛合端側へかけて後退するように斜めに切断した傾斜縁を形成し、底組み時に舌片同士が当接すると、傾斜縁に沿って舌片同士が滑りつつ斜折線に沿って折れ曲がり、噛合部の噛み合いに伴い、舌片の折れ曲がりが復元するようにしたのである。
また、前記底側板に、舌片の噛合端側からその底側板の基端側へ向けて誘導切目を入れたのである。
この発明に係るワンタッチ底組式段ボール箱では、扁平な折畳状態から周壁を角筒状とするだけで、一対の舌片が自動的に折れ曲がり、噛合部の噛み合い後に復元するので、舌片を手で折り曲げる必要がなく、簡単に底組みすることができる。
そして、その組立状態で、舌片により噛合部の分離が阻止されて、商品の抜き取りが防止され、確実な防犯性が得られる。
また、底側板に舌片の噛合端側から誘導切目を入れたことにより、噛合部の噛み合いを無理に外そうとすると、誘導切目から底側板が破断し、商品を抜き取ろうとした痕跡が明確に残るため、流通過程での犯罪を検知することができる。
この発明に係るワンタッチ底組式段ボール箱のブランクを示す図 同上の底側板の噛合部周辺を示す拡大図 同上の製箱時の折畳状態を示す図 同上の組立過程を示す底面側からの斜視図 同上の底組状態を示す上方からの横断平面図 同上の噛合部の噛み合いを外そうとした痕跡を示す底面側からの斜視図 従来のワンタッチ底組式段ボール箱のブランクを示す図 同上の底組状態を示す上方からの斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この段ボール箱は、図1に示すようなブランクから形成される。このブランクでは、側板1と端板2とが稜部の罫線を介し隣り合うように各一対交互に並び、一方の側板1の外側端には罫線を介して継代片3が連設され、各側板1の下端には底側板4が、各端板2の下端には底端板5がそれぞれ罫線を介して連設されている。
各側板1の上端には蓋側板21が、各端板2の上端には蓋端板22がそれぞれ罫線を介して連設され、蓋側板21には、解体用の繋部付き切目線23が入れられている。
各底側板4の一端には、底面のコーナーへ向かう斜め方向の角折線6を介して固着片7が連設され、各底側板4の先端中央部には、段差部分に噛合部8が設けられている。噛合部8には、底側板4の先端縁から噛合部8の奥側へ至る斜折線9を介して舌片10が設けられている。
角折線6は、段ボールの裏面から入れられた他の罫線とは逆に、段ボールの表面から入れられ、斜折線9は、他の罫線と同様、段ボールの裏面から入れられている。このため、段ボールは、表面から見て、折畳時に角折線6に沿って谷折りされ、底組みに際し、斜折線9に沿って山折り方向に折れ曲がる。
そして、舌片10の外端縁には、噛合端側へかけて後退するように斜めに切断した傾斜縁11が形成され、底側板4には、舌片10の噛合端側からその底側板4の基端側へ向けて誘導切目12が入れられている。
ここで、図2に示すように、底側板4の先端縁と傾斜縁11とのなす角αの大きさは、5°以上であって、底側板4の先端縁と斜折線9とのなす角よりも5°以上小さい範囲とするのがよい。
この段ボール箱を製造する際には、図3に示すように、ブランクを折り重ね、継代片3を反対側の端板2の裏面に貼り付けて、周壁となる部分を形成すると共に、底側板4及び底端板5を上方へ折り曲げ、固着片7を角折線6に沿って折り返し、底端板5に貼り付けて、扁平な折畳状態とし、この折畳状態で段ボール箱を保管しておく。
いま、このような段ボール箱を折畳状態から組み立てる際、図4に示すように、各一対の側板1及び端板2から成る周壁を角筒状に形成すると、対向する底側板4の舌片10同士が当接し、傾斜縁11に沿って舌片10同士が滑りつつ、斜折線9に沿って自動的に折れ曲がる。
そして、図5に示すように、側板1と端板2とがなす稜部が直角となったとき、対向する底側板4の噛合部8が噛み合って底組みされ、これに伴い、舌片10の折れ曲がりが段ボールの弾性により復元し、舌片10が互いに他方の底側板4に乗り上げて、噛合部8の分離が阻止される。
このように底組みした後、箱内に商品を収納し、蓋端板22及び蓋側板21を順次内側へ折り曲げて、ホットメルト接着剤等で貼り合わせ、又は、粘着テープで固着することにより、段ボール箱を封緘する。
上記のように、この段ボール箱では、扁平な折畳状態から周壁を角筒状とするだけで、一対の舌片10が自動的に折れ曲がり、噛合部8の噛み合い後に復元するので、舌片10を手で折り曲げる必要がなく、簡単に底組みすることができる。
そして、その組立状態で、舌片10により噛合部8の分離が阻止されて、商品の抜き取りが防止され、確実な防犯性が得られる。
また、図6に示すように、底側板4に舌片10の噛合端側から誘導切目12を入れたことにより、噛合部8の噛み合いを無理に外そうとすると、誘導切目12から底側板4が破断して裂目Cが走り、商品を抜き取ろうとした痕跡が明確に残るため、流通過程での犯罪を検知することができる。
1 側板
2 端板
3 継代片
4 底側板
5 底端板
6 角折線
7 固着片
8 噛合部
9 斜折線
10 舌片
11 傾斜縁
12 誘導切目
21 蓋側板
22 蓋端板
23 切目線
C 裂目

Claims (1)

  1. 側板(1)と端板(2)とを稜部を介し各一対連設して周壁を形成し、側板(1)及び端板(2)の下端からそれぞれ底側板(4)及び底端板(5)を延出し、底側板(4)の一端部に折畳用の角折線(6)を設け、扁平な折畳状態から周壁を角筒状に形成すると、底側板(4)同士が先端側の噛合部(8)で噛み合って底組みされ、噛合部(8)に設けられた舌片(10)が斜折線(9)に沿って屈伸しつつ互いに他方の底側板(4)に乗り上げて、噛合部(8)の分離が阻止されるワンタッチ底組式段ボール箱において、
    前記舌片(10)の外端縁に、噛合端側へかけて後退するように斜めに切断した傾斜縁(11)を形成し、舌片(10)の噛合端側に、傾斜縁(11)から連続する膨出部を形成すると共に、膨出部から底側板(4)へ至る直線状の噛合縁(8a)を形成し、前記底側板(4)に、噛合縁(8a)の延長線上に延びるように、舌片(10)の噛合端側からその底側板(4)の基端側へ向けて誘導切目(12)を入れ、
    底組み時に舌片(10)同士が当接すると、傾斜縁(11)に沿って舌片(10)同士が滑りつつ斜折線(9)に沿って折れ曲がり、噛合部(8)の噛み合いに伴い、舌片(10)の折れ曲がりが復元するようにしたことを特徴とするワンタッチ底組式段ボール箱。
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