JP6576260B2 - 容器のロック構造 - Google Patents
容器のロック構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6576260B2 JP6576260B2 JP2016021820A JP2016021820A JP6576260B2 JP 6576260 B2 JP6576260 B2 JP 6576260B2 JP 2016021820 A JP2016021820 A JP 2016021820A JP 2016021820 A JP2016021820 A JP 2016021820A JP 6576260 B2 JP6576260 B2 JP 6576260B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engagement piece
- engagement
- inner plate
- piece
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 239000011087 paperboard Substances 0.000 description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Packages (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
また、前記した従来のロック構造において、内板の係合片と外板の係合片とを重ねる構成では、外板の両係合片の間から内板の両係合片を引き出すのが難しいという問題がある。
このように、本発明のロック構造では、係合穴から係合片を引き出すことで、係合片を係合穴に確実に係合させることができるため、内板と外板とを簡単かつ強固に連結することができる。
この構成では、係合穴から係合片を引き出すときに、凹部に指を挿入することができるため、係合片に指を掛け易くなり、ひいては、係合片を引き易くなる。
この構成では、係合片全体が前端部と同じ幅である場合に比べて、係合片が係合穴を通過するときに、係合片が撓み易くなるため、係合片を係合穴に対してスムーズに通過させることができる。
この構成では、係合片と係合穴とが内外に引き離されるように力が作用したときに、係合片が突起部に引っ掛かるため、係合片が係合穴から抜け難くなる。
本実施形態のスリーブ容器1は、図1に示すように、複数の箱体B2を上下に積層した積層体B1(図3参照)を梱包するための容器である。本実施形態では三つの箱体B2が上下に積層されている。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝である。
なお、罫線に切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
前壁3は、積層体B1の前面を覆う部位であり、底板2の前縁部から上方に向けて延びている。前壁3は、底板2に対して垂直に形成されている。本実施形態の前壁3は、上下方向よりも左右方向が大きく形成されている。
後壁4は、積層体B1の後面を覆う部位であり、底板2の後縁部から上方に向けて延びている。後壁4は、底板2に対して垂直に形成されている。後壁4は、前壁3と同じ外形状である。
内板5は、積層体B1の上面を覆う部位であり、後壁4の上縁部から前方に向けて延びている。内板5は、後壁4に対して垂直に形成されている。内板5は、底板2と同じ外形状である。
外板6は、内板5の上面に重なる部位であり、前壁3の上縁部から後方に向けて延びている。外板6は前壁3に対して垂直に形成されている。本実施形態では、外板6が内板5の上面の前部に重なっている。外板6の前後方向の長さは、内板5の前後方向の長さの半分である。
ロック構造10は、図1に示すように、上下に重ねられた内板5と外板6とを連結するものである。
本実施形態のスリーブ容器1には、左右二つのロック構造10,10が設けられている。左右のロック構造10,10は同じ構成であり、左右方向に間隔を空けて配置されている。
係合片11の後縁部11a(基端縁部)は、図3に示すように、罫線L5を介して内板5に連設されている。罫線L5は、内板5の前縁部に対して平行に形成されている。
係合片11を内板5から立ち上げる前の状態では、係合片11の左右の縁部および前縁部11b(先端縁部)は、カット線L6によって内板5から切り離されている。
係合片11を内板5から立ち上げる前の状態では、開口部13は係合片11によって塞がれている(図5(b)参照)。
係合片11を内板5に対して立ち上げる前の状態(図5(a)の状態)では、係合片11の凹部11cと、開口部13の凹部13aとが前後に連結されており、両凹部11c,13aによって円形状の指掛け穴14が形成されている。
係合穴12の左右方向の幅は、係合片11の後縁部11aの左右方向の幅と同じである。また、係合穴12の前後方向の長さは、係合片11の前後方向の長さよりも大きく形成されている。
内板5の上面に外板6を重ねた状態では、係合片11は係合穴12を通じて上面側に露出している。また、係合穴12の略中央部に指掛け穴14(凹部11c,13a)が配置されており、指掛け穴14は係合穴12を通じて上面側に露出している。
係合片11は、後縁部11aから前縁部11bに向かうに従って幅が大きくなっているため、係合片11の側縁部と外板6との重複量(重なり合う面積)は、係合片11の前縁部11aから後縁部11bに向かうに従って大きくなっている。
これにより、係合片11が内板5に対して引き起こされ、係合片11が係合穴12に押し込まれる。このとき、係合片11の両側縁部が係合穴12の開口縁部に押されることで、係合片11は上側に向けて凸形状となるように撓んだ状態となり、この状態で係合片11を係合穴12に通すことができる。
また、係合片11は屈曲部(罫線L5)の復元力によって下方に向けて戻ろうとするため、係合片11の左右の側縁部が外板6の上面に押し付けられる。つまり、係合片11と外板6とが重複した領域が形成される。なお、係合片11は、係合穴12の両突起部12a,12aの上面に配置される。
そして、図1に示すように、二つのロック構造10,10において、係合片11を係合穴12に係合させることで、内板5および外板6を連結して、スリーブ容器1の頂部を閉じることができる。
また、ロック構造10では、係合片11と係合穴12とが内外に引き離されるように力が作用したときに、係合片11が両突起部12a,12aに引っ掛かる。
したがって、ロック構造10を有するスリーブ容器1では、内板5と外板6とを簡単かつ強固に連結して閉じることができる。
また、係合片11の前端部の幅は、係合片11の後端部の幅よりも大きく形成されている。これにより、係合片11全体が前端部と同じ幅である場合に比べて、係合片11が係合穴12を通過するときに、係合片11が撓み易くなるため、係合片11を係合穴12に対してスムーズに通すことができる。
したがって、本実施形態のロック構造10では、係合穴12から係合片11を引き出し易くなっている。
本実施形態のスリーブ容器1は、図1に示すように、段ボール製であるが、本発明のロック構造は、各種公知の板紙を用いた容器に適用することもできる。
本実施形態の係合穴12は、矩形状に形成されているが、その形状は限定されるものではなく、例えば、係合穴を円形に形成することもできる。
2 底板
3 前壁
4 後壁
5 内板
6 外板
10 ロック構造
11 係合片
11c 凹部
12 係合穴
12a 突起部
13 開口部
13a 凹部
14 指掛け穴
B1 積層体
B2 箱体
S ブランクシート
Claims (4)
- 内板と、前記内板の外面に重ねられた外板とを有する容器において、前記内板と前記外板とを連結するためのロック構造であって、
前記内板に形成された係合片と、
前記外板に形成された係合穴と、を備え、
前記係合片の後縁部が前記内板に連設され、
前記係合片は、前記係合穴を通じて前記外板の外面側に突出しており、
前記係合片と前記外板とが重複する領域では、前記係合片の左右方向の幅が、前記係合穴の左右方向の幅よりも大きく形成され、
前記内板には、前記係合片を立ち上げたことで開口した開口部が形成されており、
前記開口部の開口縁部に形成された凹部が、前記係合穴を通じて外面側に露出していることを特徴とする容器のロック構造。 - 請求項1に記載の容器のロック構造であって、
前記係合片の前端部の左右方向の幅は、前記係合片の後端部の左右方向の幅よりも大きく形成されていることを特徴とする容器のロック構造。 - 請求項1または請求項2に記載の容器のロック構造であって、
前記係合片の前端縁部に凹部が形成されていることを特徴とする容器のロック構造。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の容器のロック構造であって、
前記係合穴の開口縁部の左右の縁部から内側に向けて突起部が突出しており、
前記係合片は、前記突起部の外面側に配置されていることを特徴とする容器のロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016021820A JP6576260B2 (ja) | 2016-02-08 | 2016-02-08 | 容器のロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016021820A JP6576260B2 (ja) | 2016-02-08 | 2016-02-08 | 容器のロック構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017141031A JP2017141031A (ja) | 2017-08-17 |
JP6576260B2 true JP6576260B2 (ja) | 2019-09-18 |
Family
ID=59627662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016021820A Active JP6576260B2 (ja) | 2016-02-08 | 2016-02-08 | 容器のロック構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6576260B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3679121A (en) * | 1970-07-17 | 1972-07-25 | Continental Can Co | Carton with gussetted ends |
KR100545627B1 (ko) * | 2001-12-31 | 2006-01-24 | 박명욱 | 개량형 포장상자 |
US8622282B2 (en) * | 2010-02-19 | 2014-01-07 | Rock-Tenn Shared Services, Llc | Blanks and methods for forming reinforced containers |
JP2014133580A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Rengo Co Ltd | 段ボール製トレイ |
JP6160456B2 (ja) * | 2013-11-22 | 2017-07-12 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装ケース |
-
2016
- 2016-02-08 JP JP2016021820A patent/JP6576260B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017141031A (ja) | 2017-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4606141B2 (ja) | プラスチック箱 | |
JP6503883B2 (ja) | 包装箱 | |
JP7156431B2 (ja) | 包装箱 | |
JP3216513U (ja) | ロック機能付き包装箱 | |
JP2011084279A (ja) | 包装箱 | |
JP6616701B2 (ja) | 包装箱 | |
JP2021075302A (ja) | 包装箱 | |
JP6413928B2 (ja) | トレイ | |
JP6576260B2 (ja) | 容器のロック構造 | |
JP2017124855A (ja) | 包装箱 | |
JP7133296B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP2015016875A (ja) | トレイ | |
JP2015217960A (ja) | キャリーケース | |
JP6209995B2 (ja) | 包装箱 | |
JP3215759U (ja) | フラップ付包装箱 | |
JP6772722B2 (ja) | トレイ | |
JP6451572B2 (ja) | 包装箱 | |
JP7327138B2 (ja) | トレイ | |
JP6597486B2 (ja) | 包装箱 | |
JP2019214430A (ja) | 包装箱 | |
JP2016049979A (ja) | 包装用箱 | |
JP7298422B2 (ja) | 包装箱 | |
JP7347268B2 (ja) | トレイ | |
JP6409671B2 (ja) | 包装箱 | |
JP5370847B2 (ja) | 厚紙製包装箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180606 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190319 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6576260 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |