JP2006240665A - 組立式箱 - Google Patents

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Hiromu Iwakawa
煕 岩川
Yuri Morikawa
由理 森川
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Abstract

【課題】
生花等の収容物を保持して安定した状態で包装することができ、容易に分解及び組立てをすることができる組立式箱の提供。
【解決手段】
前側板5、右側板6、後側板7及び左側板8と、左右両側板8,6の下縁部に折り目を介して一体に形成され、折り畳み用折り目31を有する折り畳み底板11,12と、前後両側板5,7の下縁部に折り目を介して一体に形成された重ね合わせ板15,16と、箱内底部に配置された収容物保持部20とを備え、収容物保持部20は、保持板43と、支持板45とをもって構成し、折り畳み底板と重ね合わせ板とを連結してなる底板部を互いに噛み合わせて底板となし、隣り合う側板を重ねて畳むことにより、底板部が側板間に折り込まれるとともに、保持板と支持板とが互いに重なり合って側板間に折り込まれる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、主に切花束等の梱包に用いられる組立式箱に関する。
従来、生花は茎部を束ねて生花束とし、それを段ボール箱に詰めて出荷を行っていたが、運搬途中で生花束が段ボール箱内を移動して花や葉が段ボール箱の内壁に当たって傷ついてしまうという問題があった。
そこで、底部に生花の茎部が挿入保持される収容物保持部を備え、生花束が箱内で移動しないように収容物保持部に保持させた状態で包装することができる箱が提供されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、底部に収容物保持部を設けた箱を使用することによって、鉢植えや端部を輸送用容器等に収容した生花の束も安定した状態で包装することができるようになっている(例えば、特許文献2を参照)。
実開平6−22287号公報 特開2001−340026号公報
しかし、上述の如き従来の技術では、収容物保持部を設けたことによって箱全体の構成が複雑化し、箱の組立てや分解に手間がかかり、作業効率が悪いという問題があった。
そこで本発明は、上述の従来技術の問題を鑑み、生花等の収容物を保持して安定した状態で包装することができ、容易に分解及び組立てをすることができる組立式箱の提供を目的とする。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明は、折り目を介して連接された前側板、右側板、後側板及び左側板と、互いに対向配置にある前記左右両側板の下縁部に折り目を介して一体に形成され、側板側隅部より斜めに向けた折り畳み用折り目を有する一対の折り畳み底板と、前記前後両側板の下縁部に折り目を介して一体に形成された一対の重ね合わせ板と、箱内底部に配置された収容物保持部とを備え、前記収容物保持部は、一方の端部を左側板又は右側板に回動可能に支持させ、収容物が挿入保持される収容物保持孔を有する保持板と、該保持板の前記左側板又は右側板とは反対側の縁部に折り目を介して一体に形成され、その折り目とは反対側の端部を折り畳み底板に回動可能に支持させた支持板とをもって前記左側板又は右側板と前記折り畳み底板とに跨って形成され、箱の組立に際し隣り合う側板を相互に立たせることに連動して、前記折り畳み底板と隣り合う一方の重ね合わせ板とを連結してなる一対の底板部が互いに噛み合わされて底板となし、箱内底部に収容物保持部を有する箱状に組立てられ、解体に際し隣り合う側板を重ねて畳むことにより、前記底板部が前記折り畳み用折り目より折れて前記側板間に折り込まれるとともに、前記保持板と前記支持板とが互いに重なり合って前記側板間に折り込まれて全体形状を平板状となす組立式箱であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加え、両底板部は、それぞれ折り畳み底板の噛み合わせ部に引っ掛け切れ目を備えるとともに、一方の底板部に前記引っ掛け切れ目と連続したストッパー用切れ目を設け、前記両引っ掛け切れ目を噛み合わせ、前記ストッパー用切れ目と他方の底板部の引っ掛け切れ目縁部とが互いに嵌まり合うようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成に加え、側板の上縁部に折り目を介して一体に形成され、互いに重なり合う上側フラップ板及び下側フラップ板を備え、前記下側フラップ板に係止孔を形成するとともに、前記上側フラップ板に前記係止孔と互いに係合する切り起し片を切れ目を入れることにより形成したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3の構成に加え、下側フラップ板の両側縁に、上側フラップ板の折り目側縁部に形成された係止用孔に係止される係止突起を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3又は4の構成に加え、収容物保持孔の開口縁部に保持される保水袋を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成に加え、保水袋は、上部に開口した袋本体と、該袋本体の開口縁部に支持された支持用鍔部とを備え、前記袋本体が、不透水性の外袋材と、外袋材の内側に重ね合わされる保水性を有する内袋材とをもって構成されたことを特徴とする。
本発明に係る組立式箱は、折り目を介して連接された前側板、右側板、後側板及び左側板と、互いに対向配置にある前記左右両側板の下縁部に折り目を介して一体に形成され、側板側隅部より斜めに向けた折り畳み用折り目を有する一対の折り畳み底板と、前記前後両側板の下縁部に折り目を介して一体に形成された一対の重ね合わせ板と、箱内底部に配置された収容物保持部とを備え、前記収容物保持部は、一方の端部を左側板又は右側板に回動可能に支持させ、収容物が挿入保持される収容物保持孔を有する保持板と、該保持板の前記左側板又は右側板とは反対側の縁部に折り目を介して一体に形成され、その折り目とは反対側の端部を折り畳み底板に回動可能に支持させた支持板とをもって前記左側板又は右側板と前記折り畳み底板とに跨って形成され、箱の組立に際し隣り合う側板を相互に立たせることに連動して、前記折り畳み底板と隣り合う一方の重ね合わせ板とを連結してなる一対の底板部が互いに噛み合わされて底板となし、箱内底部に収容物保持部を有する箱状に組立てられ、解体に際し隣り合う側板を重ねて畳むことにより、前記底板部が前記折り畳み用折り目より折れて前記側板間に折り込まれるとともに、前記保持板と前記支持板とが互いに重なり合って前記側板間に折り込まれて全体形状を平板状となすことによって、ことによって、内部に収容物を保持する収容物保持部を有する箱状に容易且つスピーディに組立てることができ、側板に連動して底板部が平板状に折り込まれるとともに、底板部に連動して収容部保持部を構成する保持板及び支持板が平板状に折り畳まれることによって容易且つスピーディに平板状に解体することができ、作業の効率が向上する。
両底板部は、それぞれ折り畳み底板の噛み合わせ部に引っ掛け切れ目を備えるとともに、一方の底板部に前記引っ掛け切れ目と連続したストッパー用切れ目を設け、前記両引っ掛け切れ目を噛み合わせ、前記ストッパー用切れ目と他方の底板部の引っ掛け切れ目縁部とが互いに嵌まり合うようにしたことによって、箱を組立てた際に、箱底部が容易に分解せず、安定した箱状に維持でき、箱全体の横方向圧縮強度、捩れ強度等が向上し、高い強度が得られる。
側板の上縁部に折り目を介して一体に形成され、互いに重なり合う上側フラップ板及び下側フラップ板を備え、前記下側フラップ板に係止孔を形成するとともに、前記上側フラップ板に前記係止孔と互いに係合する切り起し片を切れ目を入れることにより形成したことによって、ステープルや粘着テープを使用せずに、好適に天板部を形成することができる。
下側フラップ板の両側縁に、上側フラップ板の折り目側縁部に形成された係止用孔に係止される係止突起を備えたことによって、下側フラップ板が左右側板に安定した状態で支持され、係止孔に対する切り起し片の着脱を安定した状態で好適に行うことができる。
収容物保持孔の開口縁部に保持される保水袋を備えたことによって、花等の収容物の鮮度を保った状態で包装することができる。
保水袋は、上部に開口した袋本体と、該袋本体の開口縁部に支持された支持用鍔部とを備え、前記袋本体が、不透水性の外袋材と、外袋材の内側に重ね合わされる保水性を有する内袋材とをもって構成されたことによって、収容部保持部に好適に保持させることができるとともに、水漏れを防止することができる。
次に、本発明に係る組立式箱について説明する。
図1は本発明に係る組立式箱の一例を示し、図中符号1は組立式箱である。
組立式箱1は、段ボール紙等の板紙材を図2に示す展開図の如く打ち抜き、それを切曲加工することにより箱状に形成されている。
この組立式箱1は、折り目2〜4を介して連接された前側板5、右側板6、後側板7及び左側板8と、左右両側板8,6の下縁部に折り目9,10を介して一体に形成された折り畳み底板11,12と、前後両側板5,7の下縁に折り目13,14を介して一体に形成された重ね合わせ板15,16とを備え、折り畳み底板11(12)と重ね合わせ板15(16)とを連結した一対の底板部17,18を互いに噛み合わせることにより底板19が形成されている。
また、箱内底部には、収容物Aを保持するための収容物保持部20が設けられている。
前側板5、後側板7、左側板8及び右側板6は、長方形状に形成され、左側板8の折り目4とは反対側の縁部には、折り目21を介して連結板22が一体に形成され、この連結板22に前側板5の折り目2とは反対側の縁部が貼着されている。
前側板5は、横向き、即ち折り目2より反対側の縁部に向けた平行な一対の切れ目23,23を入れることにより扉部24を備えている。
この扉部24は、折り目2を軸として回動し、箱の前面部を開閉できるようになっている。
この扉部24の折り目2とは反対側の縁部には、左側板8の前縁部に形成された係止孔25に挿入して係止される係止片26を折り目27を介して一体に備え、折り目部に逆コ字状の切れ目を入れることにより係止片26と一体につまみ部28が形成されている。
尚、左側板8及び右側板6には、略中央部分に長穴状の指穴29が形成されている。
折り畳み底板11,12は、平板状に形成され、折り目9,10とは反対側の縁部に切欠状の噛み合い部30が形成され、この噛み合い部30には、引っ掛け切れ目53が形成されている。
また、一方の折り畳み底板12の引っ掛け切れ目53には、連続配置にストッパー用切れ目54が形成されている。
更に、この折り畳み底板11,12は、側板側の隅部より引っ掛け切れ目53の端に向けた斜めの折り畳み用折線31を有し、この折り畳み用折線31より折り曲げられる貼着連結部32を備えている。
重ね合わせ板15,16は、台形状に形成され、貼着連結部32の内側に接着剤により貼り合わされている。尚、折れ線31を跨いで配置された部分は、折り畳み底板11,12の内側に当接し、折り畳み底板11,12と重ね合わせ板15,16とからなる底板部が折線より外側に折曲がらないようにするストッパーとして機能するようになっている。
また、前側板5及び後側板7の上縁には、折り目33を介して下側フラップ板34が一体に形成され、左側板8及び右側板6の上縁には、折り目35を介して上側フラップ板36が一体に形成されており、上下両フラップ板34,36を重ね合わせて中央部が開口した天板部が形成されている。
下側フラップ板34は、両側縁部に上側フラップ板36の折り目側の縁部に形成された係止用孔37,37に係止される係止突部38,38が一体に形成されている。
また、下側フラップ板34の上側フラップ板36と重なり合う部分には、係止孔39が形成されている。
この係止孔39は、要側を側縁側に配置した扇形状に形成され、この扇形は、要側直線部の端と円弧部の端とを結ぶ両側内縁が互いに対称配置の円弧状に形成されている。
一方、上側フラップ板36は、その折り目側縁部に、係止突部38が挿入される折り目と平行な横向きスリット状の係止用孔37,37が形成されている。
また、この上側フラップ板36の下側フラップ板34と重なり合う部分には、係止孔39の位置に合わせて切り起し片40が切れ目を入れることにより形成されている。
この切り起し片40は、折り目41を要側とした扇形状に形成され、この扇形は、折り目端部と円弧端部とを結ぶ両側縁部が互いに対称配置の円弧状に形成されている。
そして、この切り起し片40を指や器具等で下向き、即ち下側フラップ板側に押して折り目41より下向きに起こすことによって、切り起し片40を係止孔39に挿入させ、係止させるようになっている。
また、係止孔39及び切り起し片40の両側縁部を円弧状に形成したことにより、好適な係止状態が得られるようになっている。
収容物保持部20は、段ボール紙等の板厚紙材を図3に示す展開図の如く打ち抜き、折曲加工し、それを箱内底部に設置している。
収容物保持部20は、生花束の茎部等の収容物Aが挿入される収容物保持孔42が形成された保持板43と、保持板43の一方の縁部に折り目44を介して一体に形成された支持板45とを備え、右側板6と折り畳み底板11とに跨って形成されている。
保持板43は、支持板45とは反対側の縁部に折り目46を介して接着片47が一体に形成され、この接着片47が図2に示す右側板6の内側面の貼り付け部48、即ち図中斜線部分に貼り付けられることによって、保持板43が側板6に回動可能に支持されている。尚、貼り付け部48の位置は、箱底より支持板45の長さ分だけ離れた位置となっている。
支持板45は、保持板43の縁部に切れ目49を入れることによって長方形状に形成され、折り目44より折り曲げられるようになっている。
また、支持板45の折り目44とは反対側の縁部には、折り目50を介して接着片51が一体に形成されており、この接着片51が図2に示す折り畳み底板11の内側面の貼り付け部52、即ち図中斜線部分に貼り付けられることによって、支持板45が折り畳み底板11に回動可能に支持されている。尚、貼り付け部52の位置は、折り目9より両折り目44,46間距離分だけ離れた位置となっている。
このように構成された組立式箱1は、隣り合う側板を互いに直交配置にすることにより箱型に組立てられ、各側板5,6,7,8に連動して底板部17,18が自動的に平板状に広がり、図4に示すように、噛み合い部30,30が互いに噛み合わさるとともに、両引っ掛け切れ目53,53が互いに噛み合わされ、ストッパー用切れ目54と他方の底板部11の引っ掛け切れ目53縁部とが互いに嵌り合わされ、両底板部17,18が容易に分解しない状態で相互に支持しあって底板を形成する。
また、折り畳み底板11と右側板6とが略直角配置となるので、保持板43が支持板45に支持されて底板に対して平行に配置され、図5に示すように、箱内底部に自動的に収容物保持部20が形成される。
更に、下側フラップ板34,34及び上側フラップ板36,36を内側に折曲げ、下側フラップ板34,34に上側フラップ板36,36を重ね、切り起し片40を係止孔39に係止させることによって、天板部が形成される。
一方、この組立式箱1を折り畳むには、図6に示すように、切り起し片40を係止孔39より取り外してフラップ板34,36を相互に自由にするとともに両底板部17,18の各折り畳み底板11,12の互いに噛み合った引っ掛け切れ目53,53及びストッパー用切れ目54を取り外し、その状態で折り目2,4が両側縁となるように隣り合う側板を相互に重ね合わせ、即ち、前側板5と右側板6、後側板7と左側板8とを重ね、前側板5と左側板8、及び後側板7と右側板6とが平らになるように折り畳むことにより全体形状を平板状となす。
このとき、両底板部17,18が側板に連動して折り畳み用折れ線31より折曲がって、側板5,6(7,8)間に折り込まれるとともに、折り畳み底板11が右側板6の内面に重ね合わせて折り畳まれ、保持板43と支持板45とが折り目44より折れ曲がり互いに重なり合って、図7に示すように、両側板の間、底板部と側板との間に折り込まれて、自動的に平板状になる。
尚、生花束は、図8に示すように、茎部Aを保水袋60に挿入し、該保水袋60ごと収容物保持孔42に挿入して収容物保持部20に保持させることが好ましい。
この保水袋60は、上部に開口した挿入口61を有する袋状に形成された袋本体62と、袋本体62の挿入口縁部に支持され、挿入口と連続配置に形成された挿通孔63を有する鍔状支持部64とを備えている。
袋本体62は、不透水性の外袋材と、外袋材の内側に重ね合わされる保水性を有する内袋材とをもって構成されており、内袋材に含水させ、そこに生花束の茎部Aを挿入することにより生花束に水を供給しつつ搬送できるようになっている。
袋本体62は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン又はポリプロピレン等、不透水性の合成樹脂シートからなる外袋材と、外袋材の内側に貼り合わされた吸水性を有する不織布からなる内袋材とをもって構成され、外袋材を構成する合成樹脂シートの片面に互いに平行配置に形成された多数の線状ラミネートを介して内袋材を構成する不織布を貼り合せたシート材を、その両縁部をヒートシールにより溶着させて筒状となし、挿入口61を有する部分の両側部を内側に折り込んで平板状とした状態で、両開口端部をそれぞれヒートシールにより閉じることにより両側部に内側に折り込まれたまち部を有する袋状に形成されている。
このような保水袋60を使用することにより、内袋材に含水させ、そこに生花束の茎部Aを挿入することにより生花束に水を供給しつつ搬送でき、また、保水袋の両端部に貯留部が形成され、箱を横にしても貯留部のいずれかを下にすれば水が漏れないようになっている。
尚、保水袋の形態は、上述の実施例に限定されず、片側のみに貯留部を有する形状であってもよく、鍔状支持部を設けずに直接保持板に固定するようにしてもよい。
本発明に係る組立式箱の一例を示す斜視図である。 図1中の箱本体の展開図である。 同上の収容物保持部の展開図である。 同上の底面図である。 図1中の組立式箱を示す縦断面図である。 同上の組立式箱を折り畳む際の状態を示す底面図である。 同上の組立式箱の折り畳んだ状態を示す部分拡大断面図である。 収容物を収容した状態の一例を示す断面図である。
符号の説明
A 収容物(茎部)
1 組立式箱
2〜4 折り目
5 前側板
6 右側板
7 後側板
8 左側板
9,10 折り目
11,12 折り畳み底板
13,14 折り目
15,16 重ね合わせ板
17,18 底板部
19 底板
20 収容物保持部
21 折り目
22 連結板
23 切れ目
24 扉部
25 係止孔
26 係止片
27 折り目
28 つまみ部
29 指穴
30 切欠き
31 折り畳み用折線
32 貼着連結部
33 折り目
34 下側フラップ板
35 折り目
36 上側フラップ板
37 係止用孔
38 係止突部
39 係止孔
40 切り起し片
41 折り目
42 収容物保持孔
43 保持板
44 折り目
45 支持板
46 折り目
47 接着片
48 貼り付け部
49 切れ目
50 折り目
51 接着片
52 貼り付け部
53 引っ掛け切れ目
54 ストッパー用切れ目

Claims (6)

  1. 折り目を介して連接された前側板、右側板、後側板及び左側板と、互いに対向配置にある前記左右両側板の下縁部に折り目を介して一体に形成され、側板側隅部より斜めに向けた折り畳み用折り目を有する一対の折り畳み底板と、前記前後両側板の下縁部に折り目を介して一体に形成された一対の重ね合わせ板と、箱内底部に配置された収容物保持部とを備え、
    前記収容物保持部は、一方の端部を左側板又は右側板に回動可能に支持させ、収容物が挿入保持される収容物保持孔を有する保持板と、該保持板の前記左側板又は右側板とは反対側の縁部に折り目を介して一体に形成され、その折り目とは反対側の端部を折り畳み底板に回動可能に支持させた支持板とをもって前記左側板又は右側板と前記折り畳み底板とに跨って形成され、
    箱の組立てに際し隣り合う側板を相互に立たせることに連動して、前記折り畳み底板と隣り合う一方の重ね合わせ板とを連結してなる一対の底板部が互いに噛み合わされて底板となし、箱内底部に収容物保持部を有する箱状に組立てられ、
    解体に際し隣り合う側板を重ねて畳むことにより、前記底板部が前記折り畳み用折り目より折れて前記側板間に折り込まれるとともに、前記保持板と前記支持板とが互いに重なり合って前記側板間に折り込まれて全体形状を平板状となす組立式箱。
  2. 両底板部は、それぞれ折り畳み底板の噛み合わせ部に引っ掛け切れ目を備えるとともに、一方の底板部に前記引っ掛け切れ目と連続したストッパー用切れ目を設け、前記両引っ掛け切れ目を噛み合わせ、前記ストッパー用切れ目と他方の底板部の引っ掛け切れ目縁部とが互いに嵌まり合うようにした請求項1に記載の組立式箱。
  3. 側板の上縁部に折り目を介して一体に形成され、互いに重なり合う上側フラップ板及び下側フラップ板を備え、前記下側フラップ板に係止孔を形成するとともに、前記上側フラップ板に前記係止孔と互いに係合する切り起し片を切れ目を入れることにより形成した請求項1又は2に記載の組立式箱。
  4. 下側フラップ板の両側縁に、上側フラップ板の折り目側縁部に形成された係止用孔に係止される係止突起を備えた請求項3に記載の組立式箱。
  5. 収容物保持孔の開口縁部に保持される保水袋を備えた請求項1〜3又は4に記載の組立式箱。
  6. 保水袋は、上部に開口した袋本体と、該袋本体の開口縁部に支持された支持用鍔部とを備え、前記袋本体が、不透水性の外袋材と、外袋材の内側に重ね合わされる保水性を有する内袋材とをもって構成された請求項5に記載の組立式箱。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094434A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Oji Interpack Co Ltd 多層段ボール製梱包箱及びその製造方法
JP2011152927A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Rengo Co Ltd ワンタッチ底組式段ボール箱

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