JP4546272B2 - 縦型切り花輸送箱 - Google Patents

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本発明は切り花を生産地から販売店まで輸送するための紙箱に関する。更に詳しく述べると、収穫した切り花を立てた状態で梱包し流通させるための紙製包装箱であって、箱下部に水を入れた袋を設置し、切り花の茎の切り口を前記袋内に挿し込むことにより水分を補給できるようにして、花の新鮮度を保ったまま生産地から販売店まで輸送できる縦型切り花輸送箱に関するものである。
切り花の流通には、箱内に収める切り花の茎の向きにより横流通と縦流通とがある。収穫した切り花を段ボール等の包装箱に寝かせた状態で梱包し流通するものが横流通であり、その切り花を容器に立てた状態で梱包し流通するものが縦流通である。さらに、収穫した切り花を水揚げ処理後梱包して輸送し、小売店で再度水揚げ処理をするまで切り花の切り口を乾いた状態で輸送するものが乾式流通であり、流通している間、切り花の切り口を水につけ、水分を補給し続けて切り花の新鮮さを保ったまま輸送するものが湿式流通である。
我国では切り花の輸送は横・乾式流通が一般的であったが、近年、収穫・出荷から小売に至るまで水を切らさないで流通させ、小売店に供給する縦・湿式流通形式の切り花輸送箱が多くなってきた。この縦・湿式流通方式は、切り花を横に寝かせて搬送する横・乾式流通タイプのものと較べると、大部分の植物が生育している状態に近い環境、すなわち直立して下部から水分と養分を吸い上げている状態を保つことができるため、この方式は従来の方式に較べ、生産地から店頭に至るまで水分を補給しているので切り花を鮮度の高い状態で流通でき、花もち期間の長い切り花を供給できるメリットを有するといわれている。
このような縦・湿式流通方式の切り花輸送箱として、水を入れたバケットに切り花を入れて輸送する「バケット輸送」が増加しているが、流通時に水がコボレたり、使用後のごみ処理が面倒な前記バケットに換えてポリ袋等を使用するものが注目され、例えば後記特許文献1〜3に示すものが開発されている。
特許文献1の箱は、段ボール等の厚紙で組み立てられた縦長直方体状の紙箱で、前面と天面が開閉可能となっており、箱の底部に水を入れた袋を嵌め込むことができる中枠を設けて、切り花の束の茎部を水入り袋内に挿入した状態で、紙箱に切り花を収納した後、前蓋を閉じ、上蓋を折り曲げて上部を閉鎖することにより、切り花を立てた状態で梱包するものであった。この箱は、横にすると水が漏れやすい難点があり、また上蓋を開放しなければ前蓋を開放できないため、切り花の収納、取出し及び点検時に箱を横にすることができないので作業性が悪く手間がかかる欠点がある。
特許文献2に示される輸送箱は、厚紙で作られた縦長、直方体の箱の側壁の一部に切抜き窓を形成し、前記切抜き後の部材を輸送箱内に押し込んで該切抜窓に近接した高さ位置に、花類の茎の部分を保持する穴を明けた保持棚を形成させると共に、箱内に花類を挿入させる際にそれらの根元部を、水の入ったポリ袋や非透水性シートで包み込んで茎部を結束部材で結束し、かつその結束部を前記保持棚上方に固定したものである。この事例も切り花の収納、取出作業は箱の上面の挿入口から行わねばならず、側壁側から行うことができない。また、箱の側壁の一部に切抜窓を形成し、その窓の切抜後の部材を箱内に押し込んで保持棚として使用するために水平に固定しなけければならず、手間がかかり、さらに例えばバラのように花茎の長い花類を挿入した場合には、切抜窓から窓の上方にある花の状態を確認しずらいという難点がある。更にまた、袋から水が漏れやすいので水の入った袋の上部または防水シートで包み込んだ茎部を必ず輪ゴム、粘着テープ等で結束した後、その結束部を前記保持棚上方に固定する手間が必要となる。
特許文献3の切り花輸送ケースは、前板を開閉可能とし、水の入った袋で包んだ切り花の茎部を輪ゴム、粘着テープ等で結束した後、水を入れた袋の口部を箱の後蓋の内側に設けた枕となる保持台で一定の高さとなるように保持したものである。この輸送ケースは、段ボールの加工と、荷造りの際に三角形の保持台を組み立てるために係止片を係止孔に差込むために組み立て作業は人手と時間がかかるという難点がある。またこの例も、水の入ったポリ袋の口部を必ず輪ゴム、粘着テープ等で縛り結束した後、その結束部を前記保持台に固定しなければならない点で、特許文献2の場合と同様に手間がかかるという難点がある。
特開平8−276973号公報 特開平9−315406号公報 実用新案登録第3097762号公報
本発明は、上述した従来技術に鑑みてなされたものであり、第1の目的は、切り花をその生産地から目的地まで輸送するときに、切り花の鮮度保持に好適で、かつ組み立て梱包作業が軽減でき、さらに使用済みの梱包資材の廃棄処理が容易であり、低コストの縦・湿式流通方式の新規な切り花輸送箱を提案することである。
第2の目的は特許文献3の技術よりも、箱底に設ける茎の保持台は複雑な段ボールの加工及び荷造りに面倒な手間をかけずに輪ゴム等の弾性体を利用して極めて簡単に組み立て、かつその山形状態の保持台が輸送中に崩れることがないようにしたものである。
本発明の第3の目的は、箱内に花類を挿入させる際に花類の根元部を水の入ったポリ袋等で包み込んで茎部を前記弾性体と保持部に設ける位置決め用くぼみ部に保持することで保持台の上から輸送中に動くことがないようし、また、水の入ったポリ袋の口部をいちいち粘着テープ等で封しないでも、水が漏れないように工夫したものである。
本発明の第4の目的は、切り花を立てた状態で梱包流通することができ、また切り花の収納、取出し及び点検時に箱を横にして箱の前蓋を開放して作業を行うことができるようにし、さらに前蓋に覗き窓を設けて、箱内の花の状態を即座に確認できるようにしたものである。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、
水を入れた袋に切り花の茎部を挿入し、その袋を縦長直方体状の紙箱の箱底から内側に突出する保持台に引っ掛けて止め、切り花を立てた状態に収納して輸送する箱において、
前記保持台は、少なくとも三つ折りに折ることができるように箱底に連設した折曲げ片より形成し、該折曲げ片の先端側に位置する2枚の折曲げ片を山形に折り曲げ、山形に折曲げた前記2枚の折曲げ片に閉じ傾向を与えるようにその2枚の折曲げ片の頂部の周りに弾性体を取付けると共に、該弾性体と山形に折曲げた折曲げ片との間に切り花の茎部と水を入れた袋とを挟み固定することを特徴とする縦型切り花輸送箱である。
本発明の第2は、前記山形に折曲げた折曲げ片の頂部に、切り花の茎部の位置決め用くぼみを形成したことを特徴とする前記第1の発明に記載の縦型切り花輸送箱である。
本発明の第3は、前記弾性体は、輪ゴム又はループ状にしたエラスチックテープ、ゴムバンドの何れかである第1の発明又は第2の発明のいずれかに記載の縦型切り花輸送箱である。
本発明の第4は、前記山形に折曲げた折曲げ片の左右両側部に、前記弾性体を掛け止める係止部を形成したことを特徴とする前記第1〜3の発明のいずれかに記載の縦型切り花輸送箱である。
本発明の第5は、箱側板に縁片を設け、その縁片に前記保持台の倒れ止めを形成することを特徴とする前記第1〜4の発明のいずれかに記載の縦型切り花輸送箱である。
本発明の第6は、相対する2枚の側板と、天板と底板とで角筒状の紙箱本体を形成すると共に、一方の側板の前縁に前蓋を、他方の側板の後縁に後蓋をそれぞれ連設して前面と天面が開閉可能となっており、かつ前蓋にミシン目状の切目を設けることにより、前記前蓋に覗き窓を形成することを特徴とする前記第1〜5の発明のいずれかに記載の縦型切り花輸送用紙箱である。
本発明によれば、水を入れた袋の枕となる保持台は、箱底に連設した折曲げ片を山形に折り曲げ、その折曲げ片の頂部の周りに輪ゴム等の弾性体を取付けることにより、山形に折曲げた前記折曲げ片がもつ拡がり傾向に抗する閉じ傾向を与えることができるので、従来技術(特許文献3)のように複雑な段ボールの加工や組立の手間を要せずに保持台を組み立てることができる。従って出荷時の荷造りの手間が少なくできる。
また、花類の根元部を水の入ったポリ袋も前記弾性体で同時に山形の保持台の上から挟持し保持することができる。さらにまた、水を入れた袋の口部も前記弾性体と山形の保持台で挟持して保持されるので、水の入ったポリ袋の口はテープ等で封着しないでも、水が漏洩しない。
前記山形に折り曲げた折曲げ片の頂部に、切り花の茎部の位置決め用くぼみ部を形成したので、切り花の茎部が輸送中に移動し、散乱することがなく、従って切り花が箱側壁に当って荷痛みすることがない。
前記山形に折り曲げた折曲げ片の左右両側部に、前記弾性体を掛け止める係止部を形成したので、弾性体を輸送中所定位置に保持できる。また、箱後蓋側に縁片を設け、その縁片に前記保持台の倒れ止めを形成したので、その山形状態の保持台が目的地まで崩れることがない。
本発明の箱は、切り花を立てた状態に収納して輸送することができ、また切り花の収納、取出し及び点検作業は箱の前蓋を開放して行うことができ。さらに輸送中あるいは点検時に、前蓋をミシン目より一部開放して覗き窓を形成して、その窓から箱内の花の状態を即座に確認できる効果もある。
以下、添付図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
図1は、一例として図6に示した2枚のブランクパーツを接合して組み立てた本発明の切り花輸送用紙箱100の出荷流通時の状態を示す斜視図であり、図2は前蓋の一部をミシン目から開いた状態の斜視図である。また、図3は箱底に連設した折曲げ片の先端側に位置する2枚の折曲げ片を山形に折曲げて保持台を組み立て、その2枚の折曲げ片の頂部の周りに輪ゴム等の弾性体を取付けた状態を示す部分切欠き斜視図、図4は箱側面の後蓋側に設けた縁片に前記保持台の倒れ止めを形成した例を示す部分斜視図、図5は花類の根元部を水の入ったポリ袋等で包み込んで茎部を前記弾性体で同時に山形の保持台の上から挟持して保持した状態を示す側面図である。
なお、図6の(イ)は一方のブランク板(パーツA)の平面図、同じく(ロ)は他方のブランク板(パーツB)の平面図である。
図面に示すように本発明の紙箱は、段ボール等の厚紙を素材とする前記パーツAとBとで組み立てられた縦長直方体状の紙箱であり、前面と後面が開閉可能となっており、箱の底部に水を入れた袋を配設し、かつ所定の高さに止めることができる山形の保持台を設けて、切り花の束の茎部を水入り袋内に挿入した状態で、紙箱に切り花を収納した後、前蓋を閉じ、バンドで結束することにより、切り花を立てた状態で輸送するものである。
図6(イ)において、パーツAは、略方形の底板1と、その一側に連接した略矩形の右側板2と、該右側板2の下縁に連接した後蓋3と、前記底壁1の下縁に連設した折曲げ片4とから形成されている。折曲げ片4は、少なくとも三つ折にできるように前記底板1の下縁に一体に連接されており、適当な間隔に設けた平行な折目5により、先端よりの2枚のパネル4aと4bとを山形に折曲げることができるようになっている。また、折曲げ片4aと4bを山形に折曲げたときにできる頂部付近にくぼみを形成するための孔6を設けている。また、先端よりの2枚の折曲げ片4bと4cには、その両端に後記弾性体(例えば輪ゴム等)20を掛け留める係止部7a,7bを設けている。さらに、前記底板1と右側板2の上縁には細長い縁片8aと8bとを設けている。符号9で示すものは、前記底板1の左縁に設けた接合部となる糊代片で、両端に突出片9aと9bを有している。因みに符号10で示すものは持運び兼通気用の孔である。
図6(ロ)において、パーツBは、略矩形の左側板11と、該左側板の一側に連接した天板12及び左側板11の下縁に連接した前蓋13と、前記左側板11の上縁と、天板12の上下両縁に連設した細長い縁片13a,13b及び13cとから形成されている。
因みに符号14で示すものは、前記天板12の右縁に設けた接合部となる糊代片で、両端に突出片14aと14bを有している。
なお、前蓋15には、ミシン目状の切目15cが形成されており、この切目15cを切り、15bを開くことで前蓋の一部に覗き窓を形成することができるようになっている(図2参照)。また、左側板に連接した縁片13aにはL状の切込み16aを設けて保持台の倒れ止めとなる舌片16bが形成されている。
本発明の切り花輸送用紙箱は、前記糊代片9、9a、9b及び14、14a,14bを介してパーツAとBとを接合し、組み立てることで、図1及び図2に示されるような角筒状の紙箱本体が形成されると共に、一方の側板11の前縁に前蓋15を、他方の側板2の後縁に後蓋3をそれぞれ連設して、前面と天面とを開閉可能に形成する。
以上のように組み立てられた切り花輸送用紙箱本体の底部には、図3、図4に示すように、箱底1に連接した折曲げ片4の先端側に位置する2枚の折曲げ片4bと4cを山形に折り曲げ、その山形に折り曲げた前記2枚の折曲げ片に閉じ傾向を与えるように2枚の折曲げ片の頂部の周りに適宜な弾性体20を巻き付け係止部7a、7bに掛け止める。弾性体は、例えば輪ゴム又はループ状にしたエラスチックテープ、ゴムバンド等が例示できるが、なかでも輪ゴムが最も簡便である。
また、前記山形に折曲げた折曲げ片の山形状態が目的地まで崩れることがないように固定する必要があり実施例のように後蓋側に縁片13aを設け、その縁片にL状の切込み16aを入れて形成した倒止め用の舌片16bを切り起して、図のように係止して山形を保持することが好ましい。
さらに折曲げ片4で山形状態に組み立てた保持台17の頂部付近にくぼみ6を形成した後、図5に示すように、水の入ったポリ袋30その他の防水シート材等で包み込んだ切り花の茎部をそのくぼみ6の上に置いて前記弾性体20で山形の保持台の上から挟持して保持する。また、水を入れた袋30の口も前記した山形の保持台17によって所定の高さに前記弾性体20で同時に挟持して保持する。
切り花の茎部と水を入れた袋の口部は、くぼみ6の形成位置に位置決めされるので、輸送中の振動等によって移動することもなく定位置に保持できる。なお、切り花の茎部や水を入れた袋の口を別個の輪ゴムや紐、テープ等で縛っておくことは勿論構わないが、本発明によると、水の入った袋30は前記のように山形の保持台17と前記弾性体20で所定の高さに保持できるので、袋の口部をテープ等で封着しなくても水が漏洩しない。
切り花輸送用紙箱を構成する材料としては、表面に美麗な印刷を可能な板紙ないしは段ボール等の剛性のある材料が好適である。
また袋の素材は防水性の素材であれば何でもよく、紙、アルミ箔、プラスチック等の積層材により形成したものも使用可能であるが、通常はポリ袋が使用される。
収穫した切り花を出荷する際は所定量の水を充填した袋内に切り花の茎部の根本部を挿入し、箱底に前記袋の底側が位置するように、本発明の切り花輸送用紙箱を横にした状態で箱内に収納する。このとき、山形に組み立てた2枚の折曲げ片4bと4cの上に袋の口側を設置してから、弾性体20を前記折曲げ片4bと4cに巻き付けて係止部7a、7bに掛け止める。
次いで、前蓋を閉めて切り花輸送用紙箱の上部を覆いバンド掛けすることにより、切り花の梱包が完了する。本発明の切り花輸送用紙箱を流通するときは、切り花を立てた状態にして輸送する。上記のように切り花を包装することにより、輸送・保管中において水漏れを起こすことなく、且つ切り花に水分を補給することができるので、切り花が萎れることがない。
図1及び図2に示されるように、本発明の切り花輸送箱は、包装を完了した状態では縦長の直方体形となる紙箱であり、点検時には、箱を横にして前蓋をミシン目より一部開放して覗き窓を形成し、覗き窓から箱内の花の状態を即座に確認できる。箱の底には、水を入れることのできる袋が取り付けられている構成からなる切り花輸送用紙箱であるので、紙箱へ切り花の束を収納して包装するのが容易であり、水の入った袋内に切り花の茎部を挿入した状態で包装できるので切り花の日持ちが良い上に、組立てが簡単で、しかも廃棄が簡便で、安価である。
本発明の切り花輸送用紙箱の出荷・流通時の状態を示す斜視図である。 前蓋の一部をミシン目から開いた状態の斜視図である。 箱底板に連設した折曲げ片の先端側に位置する2枚の折曲げ片を山形に折り曲げて保持台を山形に組み立て、その2枚の折曲げ片の頂部の周りに輪ゴム等の弾性体を掛けた状態を示す部分切欠き斜視図である。 箱側板の背板側に設けた縁片に前記保持台の倒れ止め用を形成した例を示す部分斜視図である。 花類の根元部を水の入ったポリ袋等で包み込んで茎部を前記弾性体で同時に山形の保持台の上から挟持して保持した状態を示す側面図である。 (イ)は一方のブランク板Aの平面図、同じく(ロ)は他方のブランク板Bの平面図である。
符号の説明
100 紙箱
20 弾性体
30 水を入れた袋
1 底板
2 右側板
3 後蓋
4、4a,4b、4c 折曲げ片
5 折目
6 孔(くぼみ)
7a、7b 係止部
8a、8b 縁片
9、9a、9b 糊代片
10 持運び兼通気用孔
11 左側板
12 天板
13a、13b、13c 縁片
14、14a、14b 糊代片
15、15a、15b 前蓋
15c ミシン目状切目
16a L字状切込み
16b 倒れ止め用舌片
17 山形の保持台

Claims (6)

  1. 水を入れた袋に切り花の茎部を挿入し、その袋を縦長直方体状の紙箱の箱底から内側に突出する保持台に引っ掛けて止め、切り花を立てた状態に収納して輸送する箱において、
    前記保持台は、少なくとも三つ折りに折ることができるように箱底に連設した折曲げ片より形成し、該折曲げ片の先端側に位置する2枚の折曲げ片を山形に折り曲げ、山形に折り曲げた前記2枚の折曲げ片に閉じ傾向を与えるようにその2枚の折曲げ片の頂部の周りに弾性体を取付けると共に、該弾性体と山形に折り曲げた折曲げ片との間に切り花の茎部と水を入れた袋とを挟み固定することを特徴とする縦型切り花輸送箱。
  2. 前記山形に折曲げた折曲げ片の頂部に、切り花の茎部の位置決め用くぼみを形成したことを特徴とする請求項1に記載の縦型切り花輸送箱。
  3. 前記弾性体は、輪ゴム又はループ状にしたエラスチックテープ、ゴムバンドの何れかである請求項1又は2のいずれかに記載の縦型切り花輸送箱。
  4. 前記山形に折曲げた折曲げ片の左右両側部に、前記弾性体を掛け止める係止部を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の縦型切り花輸送箱。
  5. 箱側板に縁片を設け、その縁片に前記保持台の倒れ止めを形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の縦型切り花輸送箱。
  6. 相対する2枚の側板と、天板と底板とで角筒状の紙箱本体を形成すると共に、一方の側板の前縁に前蓋を、他方の側板の後縁に後蓋をそれぞれ連設して前面と後面が開閉可能となっており、かつ前蓋にミシン目状の切目を設けることにより、前記前蓋に覗き窓を形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の縦型切り花輸送用紙箱。
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