JP2005145523A - 包装用容器及び包装方法 - Google Patents

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Hiromu Iwakawa
煕 岩川
Yuri Morikawa
由理 森川
Kenichi Takahashi
健一 高橋
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Chuetsu Tec Co Ltd
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Chuetsu Tec Co Ltd
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Abstract

【課題】
容易に組み立てることができ、巨峰やさくらんぼう等の収容物の出し入れがしやすく、底抜け等の心配がない安全な包装用容器の提供。
【解決手段】
平板状のカバー天板14と、カバー天板14と折り目を介して一体に形成されたカバー前側板19、カバー背側板20、カバー左側板21及びカバー右側板22とを有する下面が開口した箱状に形成された透明な透視カバー11と、平板状の外箱底板38と、外箱底板38の周縁より立ち上げた外箱前側板43、外箱背側板44、外箱左側板45及び外箱右側板46とを有し、透視カバー11が開口部を下にして内部に嵌まり込む包装用外箱13とを備え、透視カバー11を通して収容物Aを透視可能なように収容するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主に巨峰等の果物を包装するための包装用容器及び包装方法に関する。
従来、巨峰等の果物の包装には、店頭における展示を考慮し、上面が開口し、その開口部に透明なプラスチック製カバー1を被せ、粘着テープ1aで固定した包装用箱2を使用し、透明なプラスチック製カバー1を通して巨峰等の収容物を外部より見ることができるようにしている。
このような巨峰等の収容物の包装に用いられる包装用箱2は、例えば、図29に示すように、底面を構成するフラップ板3,3と、このフラップ板3と重なり合う開閉自在なフラップ式の蓋4を備え、見栄えを良くするために収容物を上面部より挿入せずに、そのフラップ板3,3及び蓋4を開き、箱の底部より巨峰等の収容物を出し入れするようになっている。
また、この包装用箱2は、箱の上面を覆う天板6と、その両側縁に折り目を介して一体に形成された側板7,7とからなる外カバー5を備え、運搬する際等にはその外面を外カバー5により覆うようになっている。
この外カバー5は、側板7,7の天板6とは反対側の縁部に係止片8,8を一体に備え、その係止片8,8をそれぞれ包装用箱2の周壁の下端に形成された挿入孔9及び蓋4の縁部に形成された挿入孔9にそれぞれ挿入することによって、外カバー5によって蓋4を開かないように吊り下げ保持し、底部を構成するフラップ板3,3及び蓋4が巨峰等の収容物の重量に耐えかねて開き、底が抜けてしまうことがないようにしている。
実開平7−24718号公報
しかし、上述の如き従来の技術では、包装用箱本体の組立てに手間がかかるうえ、開口部に透明なプラスチック製カバーを被せ、粘着テープで固定しなければならず組立てが煩わしく作業効率が悪いという問題があった。
また、巨峰等の収容物の重みによる箱の底抜けを防止するためには、外カバーの両側に側板と、その側板の縁部に係止片を備えた構成としなければならず、外カバーの両側板の分だけ大切な紙資源を余計に使用しなければならないという問題があった。
更に、巨峰等の収容物を箱の底より挿入し、その状態でフラップ式の蓋を閉じて収容するため包装作業が煩わしく時間が掛かるという問題があり、巨峰等の収容物を取り出すには、プラスチック製カバーを破壊するか、或いは箱底部のフラップを開いて取り出すようになっているため面倒であった。
そこで本発明は、上述の従来技術の問題を鑑み、容易に箱を組み立てることができ、巨峰やさくらんぼう等の収容物の出し入れがし易く、省力化を達成するとともに、底部を単板とする、外カバーの小型化及びテープ貼りの排除等により材料の使用量を最小限に抑え、省資源化を実現するとともに、底抜け等の心配がない安全な包装用容器及び包装方法の提供を目的とする。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明の特徴は、平板状のカバー天板と、該カバー天板の周縁に折り目を介して一体に形成されたカバー前側板、カバー背側板、カバー左側板及びカバー右側板とを有する下面が開口した箱状に形成された透明な透視カバーと、
平板状の外箱底板と、該外箱底板の周縁より立ち上げた外箱前側板、外箱背側板、外箱左側板及び外箱右側板とを有し、前記透視カバーが開口部を下にして内部に嵌まり込む包装用外箱とを備え、
前記透視カバーを通して収容物を透視可能なように収容する包装用容器にある。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加え、透視カバーは、対向するカバー左側板及びカバー右側板をそれぞれ開口部側が広く形成された台形状とし、包装用外箱は、対向する外箱左側板及び外箱右側板をそれぞれ底板側が広く形成された台形状としたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成に加え、包装用外箱は、外箱左側板又は外箱右側板の一方を開閉可能としたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3の構成に加え、透視カバーは、カバー天板の周縁に係止用突片を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3又は4の構成に加え、透視カバーの開口部縁に着脱自在に嵌まり込む戴置トレーを備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成に加え、戴置トレーは、その上面側に収容物の形状に合わせて形成された凹部を有する緩衝材を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6の構成に加え、戴置トレーは、上面にラミネート層を介して緩衝材を重ね合わせたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5、6又は7の構成に加え、戴置トレーは、その前背縁部より突出し、透視カバーのカバー前側板及びカバー背側板の下端部に形成された係止用孔に挿入されて係止される係止用突片を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8の構成に加え、係止用孔は、その両側縁に左右方向に向けた切れ目を備えたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9の構成に加え、透視カバーは、係止用孔の両端部よりカバー天板とは反対側の縁部に向けて斜め方向に折り目を備えたことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、透視カバーは、カバー天板に表面側に凹んだ複数の凹部を備えたことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、前側板、背側板、左側板及び右側板からなる角筒状に形成され、その一方の開口部内縁に突出した抜け止部を備えた包装補助具を使用し、
該包装補助具内に、平板状のカバー天板と、該カバー天板の周縁に折り目を介して一体に形成されたカバー前側板、カバー背側板、カバー左側板及びカバー右側板とを有する下面が開口した箱状に形成された透明な透視カバーを挿入し、前記カバー天板を前記抜け止部に係止させた状態で、前記抜け止部とは反対側の開口部より前記包装補助具内に収容物を挿入し、
平板状の外箱底板と、該外箱底板の周縁より立ち上げた外箱前側板、外箱背側板、外箱左側板及び外箱右側板とを有する包装用外箱を前記透視カバー及び収容物が収容された前記包装補助具に被せた後、包装補助具を上方に引き抜くことにより収容物を透視カバーを介して透視可能に収容するようにした包装方法であることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明方法において、包装補助具の抜け止部とは反対側の開口部に着脱自在に取り付けられる戴置トレーを備えたことを特徴とする。
本発明に係る包装用容器は、下面が開口した箱状に形成された透明な透視カバーと、透視カバーが開口部を下にして内部に嵌まり込む包装用外箱とを備えたことによって、透視カバーを通して巨峰等の収容物を透視可能なように収容することができるとともに、収容物を容易に出し入れすることができ、包装作業の効率が向上するとともに、取り出す際の煩わしさから開放される。
また、箱が底抜けする心配がなく、搬送時や保管時に安全な状態を保つことができる。
透視カバーを対向するカバー左側板及びカバー右側板をそれぞれ開口部側が広く形成された台形状とし、包装用外箱を対向する外箱左側板及び外箱右側板をそれぞれ底板側が広く形成された台形状としたことによって、透視カバーが包装用外箱に対して粘着テープや接着剤等を使用しなくとも安定した状態で取り付けられる。
包装用外箱が、外箱左側板又は外箱右側板の一方を開閉可能としたことによって、透視カバーを容易に包装用外箱に挿入することができ、巨峰等の収容物を容易に包装することができるようになるとともに、収容物を取り出す際にも容易に取り出すことができ煩わしさから開放される。
透視カバーは、カバー天板の周縁に係止用突片を備えたことによって、透視カバーのカバー天板の位置を包装用外箱の面位置に合わせるとともに、透視カバーを上方に引き出して取り外す際に取り出し用の突片として使用することができる。
透視カバーの開口部縁に着脱自在に嵌まり込む戴置トレーを備えたことによって、好適に巨峰等の収容物を包装することができる。
戴置トレーは、その上面側に収容物の形状に合わせて形成された凹部を有する緩衝材を備えたことによって、その凹部に収容物を収め、運搬時等における収容物のずれを防止するとともに、収容物を柔らかく包むように保護し、収容物な傷みにくくすることができる。
戴置トレーは、上面にラミネート層を介して緩衝材を重ね合わせたことによって、戴置トレーに容易かつ安価に緩衝材を取り付けることができる。
戴置トレーは、その前背縁部より突出し、透視カバーのカバー前側板及びカバー背側板の下端部に形成された係止用孔に挿入されて係止される係止用突片を備えたことによって、透視カバーに対して好適に取り付けることができる。
係止用孔がその両側縁に左右方向に向けた切れ目を備えたことによって、係止用突片を容易に係止用孔に挿入し易い上に、挿入された後は抜け難くなり、また、透視カバーを包装用外箱より引き抜いた際に、収容物の重みを受けて係止用突片が外れるようになる。
また、係止用孔の両端部よりカバー天板とは反対側の縁部に向けて斜め方向に折り目を備えたことにより、透視カバーの係止用孔の開口角度を戴置トレーの係止用突片を挿入し易い角度に調整することができ、作業効率が向上する。
また、本発明に係る包装方法では、包装補助具を使用して、包装作業を行うことにより、透視カバーの高さを低くすることができ、その分の材料費を削減し、コストを抑えることができるとともに、材料の使用量を最小限に抑え、省資源化を実現することができる。
次に、本発明に係る包装用容器の実施形態について説明する。尚、説明上、図に記した方向をそれぞれ前背左右として説明する。
図1は、包装用容器内に巨峰を収容した状態を示し、図中符号10は包装用容器、符号Aは収容物たる巨峰である。
包装用容器10は、下方が開口した箱状の透明な透視カバー11と、透視カバー11の開口部縁に嵌り込む戴置トレー12と、透視カバー11が嵌まり込む包装用外箱13とを備え、透視カバー11を通して収容物を透視可能なように収容できるようになっている。
透視カバー11は、図2に示すように、カバー天板14と、カバー天板14の四辺に折り目15〜18を介して一体に形成されたカバー前側板19、カバー背側板20、カバー左側板21及びカバー右側板22とを備え、弾性を有する透明なプラスッチック板材を図3に示す展開図のように打ち抜き、それを組み立てることにより下方が開口した箱状に形成されている。
カバー天板14は、平板状に形成され、その表面に複数の通気孔23,23…を備え、前側及び背側の外周縁に水平方向に突出した係止突片24,24…を備えている。
係止突片24は、折り目15,16の外側にコ字状の切れ目25を設けること、即ちカバー前側板19及びカバー背側板20の天板側縁部にコ字状の切れ目25を設けることによって形成され、カバー前側板19及びカバー背側板20を折り目15,16を介して折り曲げた際にカバー天板14と水平方向で連続して突出するようになっている。
カバー前側板19及びカバー背側板20は、カバー天板14と折り目15,16を介して連続した長方形状に形成され、その両側縁には、折り目を介して糊しろ26,26が一体に形成され、この糊しろ26がカバー左側板21及びカバー右側板22の両側縁に接着されるようになっている。
また、カバー前側板19及びカバー背側板20には、係止用孔27がカバー前側板19及びカバー背側板20の下縁部をスリット状に切り欠くことにより形成され、その両側縁には、連続して切れ目28,28が形成されている。
また、この係止用孔27の切れ目28の端部からカバー前側板19、カバー背側板20の折り目15,16とは反対側、即ちカバー天板14とは反対側の縁部に向かって斜めに折り目28a,28aが形成されている。
この折り目28a,28aに沿って、カバー前側板19及びカバー背側板20の縁部を内側若しくは外側に折り曲げることにより、係止用孔27の開口角度を後述するトレー係止用片36が挿入し易い角度に調整することができるようになっている。
この透視カバー11は、カバー前側板19、カバー背側板20、カバー左側板21及びカバー右側板22をそれぞれ折り目15〜18より下側に折り曲げ、カバー前側板19及びカバー背側板20の側辺より折り曲げた糊しろ26をそれぞれカバー左側板21又はカバー右側板22の各側辺に接着剤等によって接着し、各側辺間を連結することによって、下方が開口した中空箱状に形成されるようになっている。
戴置トレー12は、図4に示すように、段ボール紙やボール紙等からなる紙板材の表面にラミネート層29を介してシート状の緩衝材30を一体的に貼り付けたものを図5に示す展開図のように打ち抜き、それを折曲加工することによって皿状に形成され、緩衝材30の上に巨峰等の収容物Aを戴置するようになっている。
この戴置トレー12は、平板状のトレー底板31と、トレー底板31の四辺に折り目を介して一体に形成されたトレー前側板32、トレー背側板33、トレー左側板34及びトレー右側板35とを備えて構成されている。
トレー前側板32及びトレー背側板33は、トレー底板31に折り目を介して連続して、その折り目とは反対側の縁部が広い台形状に形成されている。
またトレー前側板32及びトレー背側板33の折り目とは反対側の縁部には、透視カバー11の前背側板の下端部に形成された係止用孔27に係止される係止用突片36が一体に形成され、トレー前側板32及びトレー背側板33の両側縁には、折り目を介してトレー左側板34又はトレー右側板35の内側面に接着される接着板37,37が一体に形成されている。
係止用突片36は、係止用孔27に挿入しやすいように先端部が円形状に形成され、その両側部には、係止用孔27の側縁部に係止される鉤状の突起が形成されている。
緩衝材30は、不織布、スポンジ状の発泡ポリエチレン等の柔らかい素材をもって形成されている。
また、緩衝材30は、図6に示すように、その表面に収容物の形状に合わせた凹部30aを備えてもよく、巨峰の場合には、緩衝材30の表面に丸い実が収まる複数の半球形状の凹部30a、30a…が形成され、その凹部30aに実を収め、運搬時等に収容物がずれるのを防止するとともに、実を柔らかく包むように保護するようになっている。
この戴置トレー12は、トレー底板31に対して各側板を立ち上げ、接着板37,37をそれぞれトレー左側板34及びトレー右側板35の内面に接着させることによって、トレー前側板32とトレー左側板34、トレー前側板32とトレー右側板35、トレー背側板33とトレー左側板34、トレー背側板33とトレー右側板35の各側板の側辺部間を連結し、皿状に形成されるようになっている。
包装用外箱13は、段ボール紙やボール紙等からなる板状材を図8に示す展開図のように打ち抜き、それを折曲加工することにより形成されている。
この包装用外箱13は、四角形の外箱底板38と、外箱底板38の前背左右の縁部にそれぞれ折り目39〜42を介して一体に形成された外箱前側板43、外箱背側板44、外箱左側板45及び外箱右側板46と、外箱前側板43と外箱左側板45の各側辺部を連結する前左側板間連結板47と、外箱前側板43と外箱右側板46の各側辺部を連結する前右側板間連結板48と、外箱背側板44と外箱左側板45の各側辺部を連結する背左側板間連結板49と、外箱背側板44と外箱右側板46の各側辺部を連結する背右側板間連結板50と、外箱左側板45及び外箱右側板46の上縁部にそれぞれ折り目を介して一体に形成された左頂板51及び右頂板52とを備えている。
外箱前側板43は、長方形状に形成され、外箱底板38と折り目39を介して連続した前外側板53と、その折り目39とは反対側の縁部に前上縁板54を介して一体に形成された前内側板55とをもって構成され、前上縁板54の両縁部を折り目として折り曲げることにより、前内側板55を前外側板53に重ね合わせ、前内側板55を前外側板53の内側面に接着剤により固着させている。
外箱背側板44は、長方形状に形成され、外箱底板38と折り目40を介して連続した背外側板56と、その折り目40とは反対側の縁部に背上縁板57を介して一体に形成された背内側板58とをもって構成され、背上縁板57の両縁部を折り目として折り曲げて背内側板58を背外側板56の内側面に重ね合わせ、背内側板58を背外側板56の内側面に接着剤により固着させている。
また、前内側板55及び背内側板58には、その側縁基端側より先端縁側に斜めに向けた折り目59を形成して該折り目59より折り畳まれる逃がし片部60,60を備えている。
逃がし片部60の外側板とは反対側の縁部には、外箱底板38の前側部の折り目39より前上縁板54の幅分だけ内側に寄せた位置又は背側部の折り目40より背上縁板57の幅分だけ内側に寄せた位置に形成された係止孔61に係止される下側係止突起62が形成され、逃がし片部60の側縁、即ち内側板55,58の両側縁には、外箱左側板45又は外側右側板46の縁部に形成された係止孔63,63に係合する側縁係止突起64,64が形成されている。また、逃がし片部60の中央部分には、箱を解体する際に、逃がし片部60が容易に引き起こせるように、指穴65が設けられている。
また、前内側板55及び背内側板58には、上縁板54,57とは反対側の縁部に係止片回避用の切欠66が形成されている。
前上縁板54及び背上縁板57は、一定幅を有する細長板状に形成され、外箱前側板43又は外箱背側板44の上縁部を構成している。
この上縁板54,57には、左右頂板51,52の側縁に形成される係止片67が挿入される係止孔68が形成されている。
外箱左側板45は、外箱底板38と折り目41を介して連続して形成され、外箱底板38とは反対側の縁部に折り目69を介して左頂板51が連続して形成されている。
外箱右側板46は、外箱底板38と折り目42を介して連続して形成され、外箱底板38とは反対側の縁部に折り目70を介して右頂板52が連続して形成されている。
また、外箱左側板45及び外箱右側板46の両側縁には、前内側板55又は背内側板58の側縁に設けられた側縁係止突起64が係合されるように係合用の係止孔63が設けられている。
左頂板51及び右頂板52には、その両側辺端部に折り目を介して係止片67,67が一体に形成されており、この係止片67が前側板43及び背側板44の上縁、即ち前上縁板54及び背上縁板57上に形成された係止孔68,68に挿入されて係止されることによって、左右頂板51,52がそれぞれ包装用外箱の上面端部で外箱前側板43と外箱背側板44との間に掛け渡されて固定される。
前左側板間連結板47、前右側板間連結板48、背左側板間連結板49及び背右側板間連結板50は、それぞれ折り目71を介して固定部72と可動部73とから構成されている。
前左側板間連結板47、前右側板間連結板48、背左側板間連結板49及び背右側板間連結板50は、固定部72が接着剤をもって前外側板53及び背外側板56の内面に接着され、組み立てられた際に、各連結板47,48,49,50の固定部72と可動部73とが重なり合った部分の一部が内側板55,58により押さえられるようになっている。
次に、上述した包装用外箱13の組立方法について図9、図10を参照して説明する。
まず、図9(a)〜(b)に示すように、折り目41に沿って外箱左側板45を内側、即ち底板側に折り曲げ、外箱左側板45と連続した左頂板51とともに外箱底板38に重ねて折り畳む。そして、そのとき一緒に折られる各連結板47,49の固定部72を前外側板53及び背外側板56の重なり合った部分に接着剤等によって貼着させる。
同様に、図9(b)〜(c)に示すように、折り目42に沿って外箱右側板46を内側、即ち底板側に折り曲げ、外箱右側板46と連続した右頂板52とともに外箱底板38に重ねて折り畳む。そして、そのとき一緒に折られる各連結板48,50の固定部72を前外側板53及び背外側板56の重なり合った部分に接着剤等によって貼着させる。
このように各連結板47,48,49,50の固定部72を前外側板53及び背外側板56の重なり合った部分に貼着させたことにより、外箱前側板43及び外箱背側板44を立ち上げると貼着された連結板47,48,49,50に連動して外箱左側板45及び外箱右側板46も立ち上がるようになっている。
そして、図9(c)〜(d)に示すように、前内側板55を前上縁板54の両縁を折り目として折り曲げ、前外側板53に重ね合わせ、重なり合った前内側板55を前外側板53の内側面に貼着させ、背内側板58を同様に背上縁板57の両縁部を折り目として折り、背外側板56に重ね合わせ、重なり合った背内側板58を背外側板56の内側面に貼着させる。
このとき、前内側板55及び背内側板58に形成された係止片回避用切欠66により、左頂板51の側縁に形成された係止片67,67は、内側板55,58により押さえ込まれないようになっている。
これで一次組立が終了し、組立中間部材80が形成され、この状態で、運搬や保管等を行えば、平板状であるので重ねても嵩張らず効率がよい。
次に、この組立中間部材80を図10(e)〜(f)に示すように、前側板43及び背側板44を立ち上げると、各連結板47,48,49,50が連動して、外箱左側板45及び外箱右側板46も立ち上がる。このとき逃がし片部60を立ち上げることにより、連結板47,48,49,50が前背内側板55,58に邪魔されずに好適に作動する。
そして、図10(f)〜(g)に示すように、外箱前側板43、外箱背側板44、外箱左側板45及び外箱右側板46を外箱底板38に対して立ち上げ、逃がし片部60,60を元に戻して、前内側板55及び背内側板58の両側縁に形成された側縁係止突起64を外箱左側板45及び外箱右側板46の係止孔63,63に係合させ、連結板47,48,49,50の固定部72と可動部73とが重なり合った部分を、前外側板53と前内側板55との間、或いは背外側板56と背内側板58との間で挟持する。
図10(g)〜(h)に示すように、左頂板51及び右頂板52を内側へ折り曲げ、両側縁の係止片67を係止孔68に挿入して係合させることにより、包装用外箱13が形成される。
この包装用容器10を用いて巨峰等の収容物Aを包装するには、まず、図11(a)〜図11(b)に示すように、透視カバー11を開口部を上に向けておき、カバー前側板19の係止用孔27に戴置トレー12のトレー背側板側の係止用突片36を挿入し、透視カバー11と戴置トレー12とが係止用突片36と係止用孔27との連結部分を蝶番のようにした状態にしておく。
このとき、折り目28aよりカバー前側板19の側縁部を外側に折り曲げておくことによって、透視カバー11の係止用孔27が係止用突片36を挿入し易い角度に開口するようになっている。
その状態で図11(b)〜図11(c)に示すように、透視カバー11内に収容物Aを開口部より挿入した後、係止用突片36と係止用孔27との連結部分を蝶番のようにして戴置トレー12を回転させて開口部に蓋をし、前側板側の係止用突片36をカバー背側板20の内側から係止用孔27に挿入させ係合させる。
このとき、折り目28aよりカバー背側板20の側縁部を内側に折り曲げておくことによって、透視カバー11の係止用孔27が係止用突片36を挿入し易い角度に開口するようになっている。
次に、図12(d)に示すように、左頂板51及び右頂板52を立ち上げた状態の包装用外箱13を開口部を下にして戴置トレー12を被せた透視カバー11の上側、即ち戴置トレー側より被せ、包装用外箱13内に戴置トレー12及び透視カバー11を挿入し、図12(e)〜図12(f)に示すように、透視カバー11を手で押さえながら透視カバー11及び包装用外箱13を透視カバー11が上面に露出するようにひっくり返す。
このようにひっくり返した後、図12(f)〜図12(g)に示すように、包装用外箱13の左頂板51及び右頂板52を折り目より折り曲げるとともに、係止片67を外箱前側板上縁54及び外箱背側板上縁57の係止孔68に係合させ、透視カバー11を通して収容物Aを透視可能なように包装が完了する。
尚、この包装用容器10は、図11(a)〜図11(c)までの工程を上述の実施例と同様に行い、透視カバー11内に収容物Aを収容し、開口部を戴置トレーにより閉鎖した状態とした後、図13(h)〜図13(i)に示すように、透視カバー11及び戴置トレー12を透視カバー11を手で押さえながらひっくり返して表向きにし、それを図13(j)に示すように、左頂板51及び右頂板52を立ち上げた包装用外箱13の上側、即ち開口部からを挿入し、包装用外箱13内に戴置トレー12及び透視カバー11を収容させ、それを図13(k)に示すように、包装用外箱13の左頂板51及び右頂板52を折り目より折り曲げるとともに、係止片67を包装用外箱の前上縁板54及び背上縁板57の係止孔68に係合させることによっても、透視カバー11を通して収容物Aを透視可能なように包装することができる。
一方、この包装用容器10より収容物Aを取り出すには、係止片67を外箱前側板43及び外箱背側板44上縁の係止孔68より取り外し、左頂板51及び右頂板52を立ち上げ、透視カバー11を係止突片24,24を掴んで持上げる。
このようにすると、収容物Aの重量により、戴置トレー12の係止用突片36が透視カバー11の係止用孔27より外れ、透視カバー11だけが持ち上がるので、包装用外箱13内に戴置トレー12に載せられた状態で収容物Aが残り、容易に取り出すことができるようになる。
次に、本発明に係る包装用容器の他の実施の形態を図14〜図20について説明する。
この包装用容器110は、図14に示すように、下方が開口した箱状の透明な透視カバー111と、透視カバー111が内部に嵌まり込む包装用外箱112とを備え、透視カバー111を通して収容物Aを透視可能なように収容できるようになっている。
透視カバー111は、図15に示すように、カバー天板113と、カバー天板113の四辺に折り目114〜117を介して一体に形成されたカバー前側板118、カバー背側板119、カバー左側板120及びカバー右側板121とを備え、弾性を有する透明なプラスッチック板材を展開した状態で打ち抜き、それを組み立てることにより下方が開口した箱状に形成されている。
カバー天板113は、平板状に形成され、その表面に複数の通気孔122,122…を備え、前側及び背側の外周縁に水平方向に突出した係止突片123,123…を備えている。
係止突片123は、折り目114,115の外側にコ字状の切れ目124を設けること、即ちカバー前側板118及びカバー背側板119の天板側縁部にコ字状の切れ目124を設けることによって形成され、カバー前側板118及びカバー背側板119を折り目114,115を介して折り曲げた際にカバー天板113と水平方向で連続して突出するようになっている。
カバー前側板118及びカバー背側板119は、カバー天板113と折り目114,115を介して連続した長方形状に形成され、その両側縁には、折り目を介して糊しろ125,125が一体に形成され、この糊しろ125がカバー左側板120及びカバー右側板121の両側縁に接着されるようになっている。
カバー左側板120及びカバー右側板121は、開口部側、即ち折り目116,117とは反対側の辺が広く形成された対称な台形状に形成されている。
この透視カバー111は、カバー前側板118、カバー背側板119、カバー左側板120及びカバー右側板121をそれぞれ折り目114〜117より下側に折り曲げ、カバー前側板118及びカバー背側板119の側辺より折り曲げた糊しろ125をそれぞれカバー左側板120又はカバー右側板121の各側辺に接着剤等によって接着し、各側辺間を連結することによって、下方が開口した中空箱状に形成されるようになっている。
包装用外箱112は、段ボール紙やボール紙等からなる板状材を図17に示す展開図のように打ち抜き、それを折曲加工することにより形成されている。
この包装用外箱112は、四角形の外箱底板126と、外箱底板126の前背左右の縁部にそれぞれ折り目127〜130を介して一体に形成された外箱前側板131、外箱背側板132、外箱左側板133及び外箱右側板134と、外箱前側板131と外箱左側板133の各側辺部を連結する前左側板間連結板135と、外箱前側板131と外箱右側板134の各側辺部を連結する前右側板間連結板136と、外箱背側板132と外箱左側板133の各側辺部を連結する背左側板間連結板137と、外箱背側板132と外箱右側板134の各側辺部を連結する背右側板間連結板138とを備えている。
外箱前側板131は、長方形状に形成され、外箱底板126と折り目127を介して連続した前外側板139と、その折り目127とは反対側の縁部に前上縁板140を介して一体に形成された前内側板141とをもって構成され、前上縁板140の両縁部を折り目として折り曲げることにより、前内側板141を前外側板139に重ね合わせ、前内側板141の上縁板140とは反対側の縁部に形成された接着片142を前外側板139の内側面に接着剤により固着させている。
外箱背側板132は、長方形状に形成され、外箱底板126と折り目128を介して連続した背外側板143と、その折り目128とは反対側の縁部に背上縁板144を介して一体に形成された背内側板145とをもって構成され、背上縁板144の両縁部を折り目として折り曲げて背内側板145を背外側板143の内側面に重ね合わせ、背内側板143の上縁板144とは反対側の縁部に形成された接着片146を背外側板143の内側面に接着剤により固着させている。
接着片142,146は、内側板141,145の上縁板140,144と反対側の縁に切れ目147,147を入れるとともに、縁部と平行に折り目148,149を設けることにより形成され、折り目148,149で折り曲げ、折り目149を境に縁側のみを接着剤により側板の内側面に固着させる。このようにすることによって上縁板140,144の幅が広くとも、無理なく内側板141,145を前外側板139及び背外側板143に接合することができる。
また、前内側板141及び背内側板145の左側板側には、その側縁基端側より先端縁側に斜めに向けた折り目150を形成して該折り目150より折り畳まれる逃がし片部151を備えている。
逃がし片部151の側縁、即ち内側板141,145の両側縁には、外箱左側板133の縁部に形成された係止凹部152,152に係合する側縁係止突起153,153が形成されている。また、逃がし片部151の中央部分には、箱を解体する際に、逃がし片部151が容易に引き起こせるように、指穴154が設けられている。
前上縁板140及び背上縁板144は、一定幅を有する細長板状に形成され、外箱前側板131又は外箱背側板132の上縁部を構成している。
また、前内側板141及び背内側板145の右側板側縁部には、折り目155を介して補強板156が一体に形成されている。
外箱左側板133は、底板側が広い対称な台形に形成され、外箱底板126と折り目129を介して連続した左外側板157と、その折り目129とは反対側の縁部に左上縁板158を介して一体に形成された左内側板159とをもって構成され、左上縁板158の両縁部を折り目として折り曲げることにより、左内側板159を左外側板157に重ね合わせ、左内側板159を左外側板157の内側面に接着剤により固着させている。
左内側板159の両側縁には、前内側板141又は背内側板145の側縁に設けられた側縁係止突起153が係合されるように係合用の係止凹部152が設けられている。
また、左内側板159の両側縁には、折り目160を介して補強片161,161が一体に形成されている。
外箱右側板134は、底板側が広い対称な台形に形成され、外箱底板126と折り目130を介して連続して形成され、折り目130を軸として開閉可能な蓋として機能するようになっている。
また、外箱右側板134には、外箱底板126とは反対側の縁部に右上縁板162を介して差込板163が連続して形成されている。
差込板163の両側縁には、前内側板141及び背内側板145の左側縁に形成された係止凹部164と係合する係止突起165が一体に形成されている。
前左側板間連結板135及び背左側板間連結板137は、それぞれ折り目166を介して固定部167と可動部168とから構成されている。
前左側板間連結板135及び背左側板間連結板137は、固定部167が接着剤をもって前外側板139及び背外側板143の内面に接着され、組み立てられた際に、各連結板135,137の固定部167と可動部168とが重なり合った部分の一部が内側板141,145により押さえられるようになっている。
前右側板間連結板136及び背右側板間連結板138は、底板の隅より斜めに向けた折り目169を備え、組み立てられた際に、折り目169を介して折り畳まれて、外箱右側板134と補強板156との間に挟み込まれるようになっている。
次に、上述した包装用外箱112の組立方法について図18、図19を参照して説明する。
まず、図18(a)〜(b)に示すように、左内側板159を左上縁板158の両縁を折り目として折り曲げ、左外側板157に重ね合わせ、重なり合った左内側板159を左外側板157の内側面に貼着させて外箱左側板133を形成する。
次に、図18(b)〜(c)に示すように、折り目129に沿って外箱左側板133を内側、即ち底板側に折り曲げ、外箱底板126に重ねて折り畳む。そして、そのとき一緒に折られる各連結板135,137の固定部167を前外側板139及び背外側板143の重なり合った部分に接着剤等によって貼着させる。
このように各連結板135,137の固定部167を前外側板139及び背外側板143の重なり合った部分に貼着させたことにより、外箱前側板131及び外箱背側板132を立ち上げると貼着された連結板135,137に連動して外箱左側板133も立ち上がるようになっている。
そして、図18(c)〜(d)に示すように、前内側板141を前上縁板140の両縁を折り目として折り曲げ、前外側板139に重ね合わせ、重なり合った前内側板141の接着片142を前外側板139の内側面に貼着させ、背内側板145を同様に背上縁板144の両縁部を折り目として折り、背外側板143に重ね合わせ、重なり合った背内側板145の接着片146を背外側板143の内側面に貼着させる。
これで一次組立が終了し、組立中間部材170が形成され、この状態で、運搬や保管等を行えば、平板状であるので重ねても嵩張らず効率がよい。
次に、この組立中間部材170を図19(e)〜(f)に示すように、前側板131及び背側板132を立ち上げると、各連結板135,137が連動して外箱左側板133も立ち上がる。このとき逃がし片部151を立ち上げることにより、連結板135,137が前背内側板141,145に邪魔されずに好適に作動する。
そして、図19(f)〜(g)に示すように、外箱前側板131、外箱背側板132及び外箱左側板133を外箱底板126に対して立ち上げ、逃がし片部151,151を元に戻して、前内側板141及び背内側板145の側縁に形成された側縁係止突起153を外箱左側板133の係止凹部152,152に係合させ、連結板135,137の固定部167と可動部168とが重なり合った部分を、前外側板139と前内側板141との間、或いは背外側板143と背内側板145との間で挟持し、箱の右側面が開いた状態の包装用外箱112が形成される。
外箱右側板134は蓋として機能し、前背両補強板156,156を折り目155より内側に折り曲げた後、折り目130を回転軸として外箱右側板134を立ち上げると、前右側板間連結板136及び背右側板間連結板138が折り目169を介して折り畳まれ、外箱右側板134と補強板156との間に挟み込まれ、右上縁板162の両縁を折り目として差込板163を折り曲げ、補強板156の内側、即ち補強板156と箱内に嵌め込まれた透視カバー111のカバー右側板との間に差し込み、両側縁の係止突起165を前内側板及び前背側板に形成された係止凹部164に係止させることにより、包装用外箱112の右側面を閉じることができる。
次に、この包装用容器110を用いて収容物Aを包装する方法を巨峰を例に説明する。
まず、図20(a)に示すように、透視カバー111を開口部を上にして置き、その中に巨峰Aを挿入する。
次に、図20(b)に示すように、開口部に不織布や発泡ポリエチレンからなるスポンジ状の緩衝材171を被せ、包装用外箱112の右側面を開いた状態で開口部を下にしておき、その右側面より巨峰Aを収容した透視カバー111を逆さまのまま水平方向にスライドさせ包装用外箱112内に挿入する。
このとき、透視カバー111のカバー左側板120及びカバー右側板121が台形状に形成されるとともに、包装用外箱112の外箱左側板133及び外箱右側板134が台形状に形成され、透視カバー111が包装用外箱112内に嵌り込むようになっているので、逆さまの状態でも透視カバー111が包装用外箱112より外れないようになっている。
そして、図20(c)に示すように、透視カバー111が挿入された包装用外箱112を裏返し、補強板156,156を内側に折り込んだ状態で外箱右側板134を立ち上げ、差込板163を補強板とカバー右側板との間に差し込むことによって包装用箱13の右側面を閉鎖し、巨峰Aを透視カバー111を通して透視可能なように包装することができるようになっている。
一方、この包装用容器110から収容物Aを取り出すには、透視カバー111のカバー天板113周縁より突出した係止突片123,123を掴んで透視カバー111を上方に引き上げることによって、透視カバー111が各側板118,119,120,121を撓ませながら引き抜かれ、収容物Aだけが包装用外箱112内に残り、容易に収容物Aを取り出すことができるようになっている。
尚、透視カバー11,111は、それぞれ柔らかく弾性を有するプラスッチック材をもって形成されていることにより、複数の透視カバーを重ねた際に重ね合わせた透視カバーに押されて係止突片が撓みながら他方の透視カバーに挿入され、係止突片はコ字状の切れ目による切欠き部に嵌り込むので邪魔にならずにぴったりと重ね合わさり、組み立てた状態でも嵩張らずに運搬や保管をすることができるようになっている。
また、上述の実施例では、透視カバー11、戴置トレー12と包装用外箱13とを組み合わせた例及び透視カバー111と包装用外箱112とを組み合わせた例について説明したが、透視カバー11、戴置トレー12と包装用外箱112と組み合わせてもよく、透視カバー111と包装用外箱13とを組み合わせてもよく、その他の構造の異なる包装用外箱を使用してもよい。
包装用容器10(110)は、図21に示すように、ボール紙等の板状材からなる外カバー200によってその上面を覆うようにすることができる。
この外カバー200は、平板状に形成され、その前背側縁部には、折り目を介して包装用外箱13(112)の前側板43(131)及び背側板44(132)の上縁部、即ち前上縁板54(140)及び背上縁板57(144)に形成された係止孔201,201に係止される係止片202,202が一体に形成されている。
この外カバー200は、最小限の紙材の量で包装用容器10(110)の開口部を覆うようになっている。
また、透視カバー11、111は、天板の左側及び右側の外側縁に引き出し用突片を設けてもよい。
この引き出し用突片は、カバー左側板及びカバー背側板の天板側縁部にコ字状の切れ目を設けることによって形成され、カバー左側板及びカバー右側板を折り目を介して折り曲げた際にカバー天板と水平方向で連続して突出するようになっており、透視カバーが包装用外箱に収納されている場合には、側板側に折り目を介して折り畳んでおくことができるようになっている。
また、透視カバー11(111)には、図22に示すように、カバー天板14(113)に表面側に凹んだ複数の凹部300,300…を設けても良い。
この凹部300,300…を備えた透視カバー11(111)を使用し、上述の方法で包装作業を行えば、さくらんぼ等のように転がりやすく並べるのに熟練の技術を要するものを包装する場合であっても、透視カバー11(111)を開口部を上にした状態で凹部300に合わせて戴置することによって素人でも簡単に美麗に並べることができるようになっている。
尚、図23に示す包装補助具400を使用して包装作業を行うことにより、背の低い透視カバー401を使用することができ、使用する材料の量を低減してコストを低減することができる。
包装補助具400は、ダンボール紙、ボール紙或いは合成樹脂材等からなる板状材により、前側板402、背側板403、左側板404及び右側板405からなる角筒状に形成され、その一方の開口部内縁に沿って細長の板材406,406…を貼着することにより抜け止部が形成されている。
また、前側板402及び背側板403には、透視カバー401の係止用突片の位置に合わせて回避用切欠き407,407…が形成されている。
この回避用切欠き407は、コ字状に切れ目を入れることにより形成され、前側板402及び背側板403の切り欠かれた部分は、基端より内側に折り曲げることにより、挿入された透視カバー401の抜けを防止するとともにこれを支持する支持片408,408…をなすようになっている。
また、前側板402及び背側板403は、その抜け止部とは反対側の縁部に戴置トレー409に形成された係止孔410に挿入される係止片411が一体に形成されている。
この包装補助具400を使用した包装方法に使用する透視カバー401は、図24に示すように、カバー天板412と、カバー天板412の四辺に折り目413〜416を介して一体に形成されたカバー前側板417、カバー背側板418、カバー左側板419及びカバー右側板420とを備え、弾性を有する透明なプラスッチック板材を打ち抜き、それを組み立てることにより下方が開口した箱状に形成されている。
カバー天板412は、平板状に形成され、前側及び背側の外周縁に水平方向に突出した係止突片421,421…を備えている。
係止突片421は、折り目413,414の外側にコ字状の切れ目を設けること、即ちカバー前側板417及びカバー背側板418の天板側縁部にコ字状の切れ目を設けることによって形成され、カバー前側板417及びカバー背側板418を折り目413,414を介して折り曲げた際にカバー天板412と水平方向で連続して突出するようになっている。
カバー前側板417及びカバー背側板418は、カバー天板412と折り目413,414を介して連続した長方形状に形成され、その両側縁には、折り目を介して糊しろ422,422が一体に形成され、この糊しろ422がカバー左側板419及びカバー右側板420の両側縁に接着されるようになっている。
この透視カバー401は、カバー前側板417、カバー背側板418、カバー左側板419及びカバー右側板420をそれぞれ折り目413〜416より下側に折り曲げ、カバー前側板417及びカバー背側板418の側辺より折り曲げた糊しろ422をそれぞれカバー左側板419又はカバー右側板420の各側辺に接着剤等によって接着し、各側辺間を連結することによって、下方が開口した中空箱状に形成されるようになっている。
また、この透視カバー401は、カバー前側板417、カバー背側板418、カバー左側板419及びカバー右側板420の各側板がそれぞれ折り目413〜416と直交する方向の幅が包装用外箱13の収容深さに比べて短く形成され、背の低い透視カバー401となっている。
また、この包装補助具400を使用した包装方法で使用する戴置トレー409は、図2に示す戴置トレー12と同様に、段ボール紙やボール紙等からなる紙板材の表面にラミネート層を介してシート状の緩衝材を一体的に貼り付けたもの所定の形状に打ち抜き、それを折曲加工することによって皿状に形成され、緩衝材の上に巨峰等の収容物Aを戴置するようになっている。
この戴置トレー409は、図25に示す通り、平板状のトレー底板31と、トレー底板31の四辺に折り目を介して一体に形成されたトレー前側板32、トレー背側板33、トレー左側板34及びトレー右側板35とを備えて構成されている。
トレー前側板32及びトレー背側板33は、トレー底板31に折り目を介して連続して、その折り目とは反対側の縁部が広い台形状に形成されている。
またトレー前側板32及びトレー背側板33の折り目とは反対側の縁部には、包装補助具400の係止片411が挿入される係止孔410,410が形成され、トレー前側板32及びトレー背側板33の両側縁には、折り目を介してトレー左側板34又はトレー右側板35の内側面に接着される接着板37,37が一体に形成されている。
この戴置トレー409は、トレー底板31に対して各側板を立ち上げ、接着板37,37をそれぞれトレー左側板34及びトレー右側板35の内面に接着させることによって、トレー前側板32とトレー左側板34、トレー前側板32とトレー右側板35、トレー背側板33とトレー左側板34、トレー背側板33とトレー右側板35の各側板の側辺部間を連結し、皿状に形成されるようになっている。
次に、この包装補助具400、透視カバー401及び戴置トレー409を使用した包装方法について図26〜図28について説明する。尚、包装用外箱には、図7、図8に示す包装用外箱13を使用し、同一符号を付して説明を省略する。
まず、図26(a)に示すように抜け止部側の開口部を下に向けて戴置した包装補助具400に、抜け止部とは反対側の開口部より開口部を上に向けた状態で透視カバー401を挿入する。
挿入された透視カバー401は、カバー天板412の縁部が抜け止部、即ち板材407及び支持片408に当接し、下側即ち抜け止部側の開口部より抜けないようになっている。また、包装補助具400の支持片408,408によりカバー天板412が支持される。
また、透視カバー401の係止用突片421は、包装補助具400の前側板402及び背側板403に形成された回避用切欠き407,407に逃げて邪魔にならないようになっている。
この状態で、図26(b)に示すように、抜け止部とは反対側の開口部より巨峰等の収容物Aを包装補助具400内に挿入する。
このとき、収容物Aは、下部を透視カバー401に、上部を包装補助具400にそれぞれ囲まれている。
次に、図26(c)〜図27(d)に示すように、戴置トレー409を戴置面を下に向けた状態で包装補助具400の開口部縁に被せ、係止片411を係止孔410に挿入させ係止させる。
そして、図27(e)〜図27(f)に示すように、左頂板51及び右頂板52を立ち上げた状態の包装用外箱13を戴置トレー409側から包装補助具400の外側に被せ、透視カバー401と収容物Aを内部に収容した包装補助具400及び戴置トレー409を包装用外箱13内に収容する。
その状態で、図27(f)〜図28(g)に示すように、透視カバー401のカバー天板411を手で押さえながら包装用外箱13をひっくり返し、透視カバー401を上面側に露出させる。
次に、図28(h)に示すように、包装補助具400を包装用外箱13内より上方に引き抜き、包装補助具400を取り除く。
このとき、戴置トレー409の係止孔410に係止されていた包装補助具400の係止片411は、収容物Aの重量によって戴置トレー409が包装用外箱13内に残ることによって外れるようになっている。
また、透視トレー401は、引抜方向に係止されるものがないので包装用外箱13内に取り残される。
最後に、図28(i)に示すように、包装用外箱13の左頂板51及び右頂板52を折り目より折り曲げるとともに、係止片67を包装用外箱の前上縁板54及び背上縁板57の係止孔68に係合させることによって、透視カバー401を通して収容物Aを透視可能なように包装が完了する。
本発明は、巨峰やさくらんぼう等の高級果物の他、菓子等の展示を行う収容物の包装にも適用することができる。
本発明に係る包装用容器の実施の一例を示す斜視図である。 図1中の透視カバー及び戴置トレーを示す分解斜視図である。 同上の透視カバーの展開図である。 同上の戴置トレーを示す部分拡大断面図である。 同上の戴置トレーの展開図である。 同上の戴置トレーの他の実施形態を示す部分拡大断面図である。 同上の包装用外箱を示す斜視図である。 同上の包装用外箱の展開図である。 同上の包装用外箱の組立中間部材までの組立工程を示す斜視図である。 同上の包装用外箱の製箱工程を示す斜視図である。 本発明に係る包装用容器を使用した包装工程の状態を示す斜視図である。 同上の包装工程の状態を示す斜視図である。 同上の包装工程の他の一例の状態を示す斜視図である。 本発明に係る包装用容器の他の実施例を示す斜視図である。 図13中の透視カバーを示す斜視図である。 同上の包装用外箱を示す斜視図である。 同上の包装用外箱の展開図である。 同上の包装用外箱の中間組立工程の状態を示す斜視図である。 同上の包装用外箱の組立工程の状態を示す斜視図である。 同上の包装用容器を使用した包装工程の状態を示す斜視図である。 同上の包装用容器を外カバーにより覆う場合を示す分解斜視図である。 (a)は同上の透視カバーの他の一例を示す平面図、(b)は同断面図である。 本発明方法に使用する包装補助具を示す斜視図である。 同上の透視カバーの他の一例を示す斜視図である。 同上の戴置トレーの他の一例を示す斜視図である。 本発明方法における包装工程の状態を示す斜視図である。 同上の包装工程の状態を示す斜視図である。 同上の包装工程の状態を示す斜視図である。 従来の包装用箱を示す斜視図である。
符号の説明
A 収容物(巨峰)
10 包装用容器
11 透視カバー
12 戴置トレー
13 包装用外箱
14 カバー天板
15〜18 折り目
19 カバー前側板
20 カバー背側板
21 カバー左側板
22 カバー右側板
23 通気孔
24 係止突片
25 切れ目
26 糊しろ
27 係止用孔
28 切れ目
28a 折り目
29 ラミネート層
30 緩衝材
30a 凹部
31 トレー底板
32 トレー前側板
33 トレー背側板
34 トレー左側板
35 トレー右側板
36 係止用突片
37 接着板
38 外箱底板
39〜42 折り目
43 外箱前側板
44 外箱背側板
45 外箱左側板
46 外箱右側板
47 前左側板間連結板
48 前右側板間連結板
49 背左側板間連結板
50 背右側板間連結板
51 左頂板
52 右頂板
53 前外側板
54 前上縁板
55 前内側板
56 背外側板
57 背上縁板
58 背内側板
59 折り目
60 逃がし片部
61 係止孔
62 下側係止突起
63 係止孔
64 側縁係止突起
65 指穴
66 切欠
67 係止片
68 係止孔
69 折り目
70 折り目
71 折り目
72 固定部
73 可動部
80 組立中間部材
110 包装用容器
111 透視カバー
112 包装用外箱
113 カバー天板
114〜117 折り目
118 カバー前側板
119 カバー背側板
120 カバー左側板
121 カバー右側板
122 通気孔
123 係止突片
124 切れ目
125 糊しろ
126 外箱底板
127〜130 折り目
131 外箱前側板
132 外箱背側板
133 外箱左側板
134 外箱右側板
135 前左側板間連結板
136 前右側板間連結板
137 背左側板間連結板
138 背右側板間連結板
139 前外側板
140 前上縁板
141 前内側板
142 接着片
143 背外側板
144 背上縁板
145 背内側板
146 接着片
147 切れ目
148、149 折り目
150 折り目
151 逃がし片部
152 係止凹部
153 側縁係止突起
154 指穴
155 折り目
156 補強板
157 左外側板
158 左上縁板
159 左内側板
160 折り目
161 補強片
162 右上縁板
163 差込板
164 係止凹部
165 係止突起
166 折り目
167 固定部
168 可動部
169 折り目
170 組立中間部材
200 外カバー
201 係止孔
202 係止片
300 凹部
400 包装補助具
401 透視カバー
402 前側板
403 背側版
404 左側板
405 右側板
406 板材
407 回避用切欠き
408 支持片
409 戴置トレー
410 係止孔
411 係止片
412 カバー天板
413〜416 折り目
417 カバー前側板
418 カバー背側板
419 カバー左側板
420 カバー右側板
421 係止突片
422 糊代

Claims (13)

  1. 平板状のカバー天板と、該カバー天板の周縁に折り目を介して一体に形成されたカバー前側板、カバー背側板、カバー左側板及びカバー右側板とを有する下面が開口した箱状に形成された透明な透視カバーと、
    平板状の外箱底板と、該外箱底板の周縁より立ち上げた外箱前側板、外箱背側板、外箱左側板及び外箱右側板とを有し、前記透視カバーが開口部を下にして内部に嵌まり込む包装用外箱とを備え、
    前記透視カバーを通して収容物を透視可能なように収容することを特徴としてなる包装用容器。
  2. 透視カバーは、対向するカバー左側板及びカバー右側板をそれぞれ開口部側が広く形成された台形状とし、包装用外箱は、対向する外箱左側板及び外箱右側板をそれぞれ底板側が広く形成された台形状とした請求項1に記載の包装用容器。
  3. 包装用外箱は、外箱左側板又は外箱右側板の一方を開閉可能とした請求項1又は2に記載の包装用容器。
  4. 透視カバーは、カバー天板の周縁に係止用突片を備えた請求項1、2又は3に記載の包装用容器。
  5. 透視カバーの開口部縁に着脱自在に嵌まり込む戴置トレーを備えた請求項1〜3又は4に記載の包装用容器。
  6. 戴置トレーは、その上面側に収容物の形状に合わせて形成された凹部を有する緩衝材を備えた請求項5に記載の包装用容器。
  7. 戴置トレーは、上面にラミネート層を介して緩衝材を重ね合わせた請求項5または6に記載の包装用容器。
  8. 戴置トレーは、その前背縁部より突出し、透視カバーのカバー前側板及びカバー背側板の下端部に形成された係止用孔に挿入されて係止される係止用突片を備えた請求項5、6又は7に記載の包装用容器。
  9. 係止用孔は、その両側縁に左右方向に向けた切れ目を備えた請求項8に記載の包装用容器。
  10. 透視カバーは、係止用孔の両端部よりカバー天板とは反対側の縁部に向けて斜め方向に折り目を備えた請求項8又は9に記載の包装用容器。
  11. 透視カバーは、カバー天板に表面側に凹んだ複数の凹部を備えた請求項1〜10に記載の包装用容器。
  12. 前側板、背側板、左側板及び右側板からなる角筒状に形成され、その一方の開口部内縁に突出した抜け止部を備えた包装補助具を使用し、
    該包装補助具内に、平板状のカバー天板と、該カバー天板の周縁に折り目を介して一体に形成されたカバー前側板、カバー背側板、カバー左側板及びカバー右側板とを有する下面が開口した箱状に形成された透明な透視カバーを挿入し、前記カバー天板を前記抜け止部に係止させた状態で、前記抜け止部とは反対側の開口部より前記包装補助具内に収容物を挿入し、
    平板状の外箱底板と、該外箱底板の周縁より立ち上げた外箱前側板、外箱背側板、外箱左側板及び外箱右側板とを有する包装用外箱を前記透視カバー及び収容物が収容された前記包装補助具に被せた後、包装補助具を上方に引き抜くことにより収容物を透視カバーを介して透視可能に収容することを特徴とする包装方法。
  13. 包装補助具の抜け止部とは反対側の開口部に着脱自在に取り付けられる戴置トレーを備えた請求項12に記載の包装方法。
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