JP3490556B2 - 収容箱 - Google Patents

収容箱

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JP3490556B2
JP3490556B2 JP28016195A JP28016195A JP3490556B2 JP 3490556 B2 JP3490556 B2 JP 3490556B2 JP 28016195 A JP28016195 A JP 28016195A JP 28016195 A JP28016195 A JP 28016195A JP 3490556 B2 JP3490556 B2 JP 3490556B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、パック詰めの青
果等を収容するのに好適な収容箱に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、いちごなどの青果を出荷する
場合には、まず青果をプラスチック製のパック容器に詰
め、このパック容器を、トレー状の収容箱に収容してい
る。 【0003】この収容箱は、図6及び図7に示すよう
に、底壁27と、内外二重の前壁28、後壁29及び側
壁30、30とからなり、前壁28及び後壁29の両側
縁にフラップ31、31が連設され、側壁30、30の
上縁に、内側壁32、32の前後端部を切り込んで形成
した前後一対のコーナー片33、33を備えている。 【0004】この収容箱26は、図7に示すように、前
壁28及び後壁29を起立させてフラップ31、31を
内向きに折り曲げ、このフラップ31、31を内側壁3
2、32と外側壁34、34に挾むようにして側壁3
0、30を起立させてトレー状に組立てられる。この収
容箱26においては、側壁30、30は、内側壁32、
32の先端縁に突設された差込突片35、35を、底壁
27の両側縁部に穿設された挿入孔36、36に係止さ
せ、内側壁32、32の前後縁部に形成された幅狭部3
7を、前壁28及び後壁29の先端部両側にそれぞれ形
成された切欠部38に嵌め込むことによって、起立状態
が維持されている。 【0005】そして、この収容箱26に上記パック容器
24、24をぴったりと収容した後、収容箱26の側壁
30、30上縁のコーナー片33、33を前壁28及び
後壁29の上縁に架け渡して収容箱26を荷台に多数積
み上げると、上方の収容箱26が下方の収容箱26のコ
ーナー片33、33で受け止められて下方の収容箱26
内に落ち込まないので、収容箱26の青果は、傷つくこ
となく輸送される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、この収容箱
26は、上記フラップ31、31を、上記の要領で起立
状態が維持された側壁30、30で挾むことによって、
組立状態が維持されているので、パック容器24、24
を収容した状態では展開することができない。このた
め、青果店等で収容箱26から青果を取り出す場合に
は、まずコーナー片33、33を立ち上げ、収容箱26
の内面とパック容器24、24の外面の間に指を挿し入
れて、パック容器24、24を上方へ引き上げなければ
ならないので、手間がかかるうえ、指でパック容器2
4、24を凹ませて青果を傷つけてしまう、という問題
があった。 【0007】そこで、この発明は、パック容器等の内容
物を取り出し易い収容箱を得ることを課題とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、底壁の両側に、順次連設した外側
壁、頂面壁及び内側壁から成る二重構造の側壁を形成
し、底壁の前後に連設した前壁及び後壁の上縁からコー
ナー壁を延出して、このコーナー壁を両側壁の頂面壁に
架け渡し、コーナー壁の外縁に設けた係止片を頂面壁の
係止孔に差し込んで形状を維持する収容箱において、前
壁及び後壁を側壁より側方へ張り出させ、外側壁及び内
側壁の前後縁にそれぞれ突出片を形成し、これらの突出
片を、前壁及び後壁に穿設した嵌入孔に差し込み、前壁
及び後壁に、底壁及びコーナー壁との境界に沿って面取
壁を設け、この面取壁を側壁の四隅に形成した切欠部に
当接させたのである。この発明に係る収容箱において
は、前壁又は後壁に連設されたコーナーの係止片を、
頂面壁の係止孔から抜き出し、係止片と係止孔による前
壁又は後壁の起立状態を解除して、前壁又は後壁を倒す
と、収容箱の前面又は後面が開放される。 【0009】 【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、添付図
面に基づいて説明する。 【0010】図1は、展開図であり、段ボール等の厚紙
によて形成されている。 【0011】この収容箱1は、底壁2と、この底壁2の
前後縁夫々に折目線3、3を介して連設された前壁4及
び後壁5と、底壁2の両側縁夫々に折目線6、6を介し
て連設された側壁7、7と、前壁4及び後壁5の先端縁
に夫々折目線8、8を介して連設されたコーナー壁9、
9とからなる。 【0012】前壁4及び後壁5の夫々は、図1に示すよ
うに、底壁2より左右の長さが長く、底壁2とコーナー
壁9の夫々の境目部分に、折目線10、10により形成
された帯状の面取壁11、11を備えている。また、前
壁4及び後壁5は、両側部中央に、嵌入孔12、12が
夫々穿設されている。 【0013】側壁7、7は、底壁2に連設された外側壁
13、13と、この外側壁13、13の先端縁に連設さ
れた狭幅帯状の頂面壁14、14と、この頂面壁14、
14の先端縁に連設された内側壁15、15とからな
り、内向きに折り返されて二重構造となる。 【0014】外側壁13、13と内側壁15、15は、
四隅コーナーが夫々切り欠かれて八角形状に形成され、
中央部分に手挿孔16、16が夫々穿設されている。ま
た、外側壁13、13と内側壁15、15の前後縁夫々
には、起立させた際に前壁4及び後壁5の嵌入孔12、
12に嵌まる突出片17、17が設けられている。 【0015】図1に示すように、外側壁13、13と底
壁2の境界部分には、前後一対の挿入孔18、18が穿
設されており、外側壁13、13の先端縁には、頂面壁
14、14及び内側壁15、15を切り込んで形成し
た、上記挿入孔18、18に挿入可能な大きさで前後一
対の挿入片19、19が設けられている。この挿入片1
9、19は、収容箱1の段積みの際に、上方の収容箱1
の挿入孔18、18に嵌め入れられる。 【0016】また、内側壁15、15の先端縁には、折
り返された際に上記挿入孔18、18に係止する前後一
対の差込突片20、20が設けられている。 【0017】コーナー壁9、9は、前壁4及び後壁5の
全幅に亘って設けられている。このコーナー壁9、9
は、先端縁が内方に向けて湾曲している。 【0018】また、コーナー壁9、9の両側縁には、折
目線21、21を介して係止片22、22が連設されて
いる。 【0019】この収容箱1は、以下のように組立てられ
る。 【0020】まず、図2に示すように、前壁4及び後壁
5を各折目線3、8、10で予め内方に折り曲げ、側壁
7、7を折目線6、6で底壁2から起立させると共に、
頂面壁14、14両側で折り返して、内側壁15、15
先端縁の差込突片20、20を、底壁2両側縁部の挿入
孔18、18に係止する。 【0021】このとき、側壁7、7の上縁には、挿入片
19、19が切り起こされて、頂面壁14、14に係止
孔23、23が形成されることとなる。 【0022】次に、図3に示すように、後壁5を起立さ
せて面取壁11、11を内側壁15、15及び外側壁1
3、13のコーナーの切り欠き部分に当接させながら、
後壁5両側の嵌入孔12、12に、内側壁15、15及
び外側壁13、13の突出片17、17を嵌め入れる。 【0023】そして、後壁5に連設されたコーナー壁9
を折目線8で後壁5上縁から内方に折り曲げ、このコー
ナー壁9両側の係止片22、22を折目線21、21で
内方へ折り曲げ、この係止片22、22を側壁7、7の
頂面壁14、14の係止孔23、23に挿し入れて、コ
ーナー壁9を側壁7、7上縁に架け渡す。 【0024】このとき、係止片22、22と係止孔2
3、23が互いに係止するので、後壁5が起立した状態
で保持されることとなる。 【0025】その後、図3の点線で示すように、青果等
を詰めたパック容器24、24を、収納箱1に斜め上方
前側から挿し入れ、前壁4を、後壁5と同じ手順で起立
させ、前壁4に連設されたコーナー壁9の係止片22、
22を係止孔23、23に係止して、図4に示すよう
に、パック容器24、24を収容箱1に収容する。 【0026】この収容箱1は、側壁7、7の係止孔2
3、23からコーナー壁9の係止片22、22を抜き出
して、図3に示すように、前壁4を外側に倒すと、パッ
ク容器24、24を前面から容易に取り出すことができ
るので、従来のように収容箱内面とパック容器24、2
4の間に指を挿し入れてパック容器24、24を真上に
引き上げる必要がない。 【0027】また、この収容箱1は、パック容器24、
24を収容した状態においては、側壁7、7の突出片1
7、17が、前壁4及び後壁5の嵌入孔12、12に嵌
め入れられているので、側壁7、7が外力を受けても内
方へ倒れることがなく、パック容器24、24や青果を
傷つけない。 【0028】図5に示すように、収容箱1、1を荷台2
5に複数積み上げた状態においては、上方の収容箱1が
下方の収容箱1のコーナー壁9、9に受け止められて下
方の収容箱1内に落ち込まない。 【0029】また、積み上げる際に、下方の収容箱1の
側壁7、7上縁の挿入片19、19を、上方の収容箱1
の底壁2両側の挿入孔18、18に挿入すると、積み上
げられた収容箱1、1がくずれ難くなる。 【0030】さらに、この収容箱1、1は、面取壁1
1、11が、荷台25との間や積み上げられた収容箱
1、1同志の間に、指を挿し入れる空間を形成するの
で、使用者は、指を面取壁11、11に当接させると、
指の収容箱1、1への引っ掛かりがよく収容箱1、1を
楽に持ち上げることができる。 【0031】この実施の形態においては、側壁7、7を
内側壁15、頂面壁14及び外側壁13で構成したが、
内側壁15を省略するようにしてもよい。このとき、頂
面壁14にある程度の幅を持たせ、この頂面壁14の前
後縁のそれぞれに係止片を連設し、この係止片が嵌まる
係止孔を、前壁4及び後壁5の上縁に穿設し、この係止
孔に頂面壁14の係止片を係止させて、側壁7、7の起
立状態を維持するようにするとよい。 【0032】 【効果】この発明に係る収容箱は、以上のように構成さ
れていることより、前壁又は後壁を倒すことによって、
内容物を収容した状態で前面又は後面を開放することが
できるので、開放された面から内容物を容易に取り出す
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の収容箱の一形態を示す展開図 【図2】収容箱の組立途中の状態を示す斜視図 【図3】収容箱の組立途中の状態を示す斜視図 【図4】収容箱の組立状態を示す斜視図 【図5】収容箱を荷台に積み上げた状態を示す側面図 【図6】従来の収容箱を示す展開図 【図7】従来の収容箱の組立途中の状態を示す斜視図 【符号の説明】 1 収容箱 2、27 底壁 3、6、8、10、21 折目線 4、28 前壁 5、29 後壁 7、30 側壁 9 コーナー壁 11 面取壁 12 嵌入孔 13、34 外側壁 14 頂面壁 15、32 内側壁 16 手挿孔 17 突出片 18、36 挿入孔 19 挿入片 20、35 差込突片 22 係止片 23 係止孔 24 パック容器 25 荷台 26 従来の収容箱 31 フラップ 33 コーナー片 37 幅狭部 38 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/34 B65D 5/22 B65D 5/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 底壁2の両側に、順次連設した外側壁1
    3、頂面壁14及び内側壁15から成る二重構造の側壁
    7を形成し、底壁2の前後に連設した前壁4及び後壁5
    の上縁からコーナー壁9を延出して、このコーナー壁9
    を両側壁7の頂面壁14に架け渡し、コーナー壁9の外
    縁に設けた係止片22を頂面壁14の係止孔23に差し
    込んで形状を維持する収容箱において、前壁4及び後壁
    5を側壁7より側方へ張り出させ、外側壁13及び内側
    壁15の前後縁にそれぞれ突出片17を形成し、これら
    の突出片17を、前壁4及び後壁5に穿設した嵌入孔1
    2に差し込み、前壁4及び後壁5に、底壁2及びコーナ
    ー壁9との境界に沿って面取壁11を設け、この面取壁
    11を側壁7の四隅に形成した切欠部に当接させたこと
    を特徴とするトレー状の収容箱。
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