JP2006001572A - 包装方法 - Google Patents

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Harumori Kobayashi
東衛 小林
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Abstract

【課題】
さくらんぼう等の収容物を容易に収容することができる包装方法の提供。
【解決手段】
上面が開口した箱状の包装用補助具100内に収容物Aを戴置した後、平板状の底板と、底板の周縁より立ち上げた前側板、背側板、左側板及び右側板とを有する包装用外箱11を包装用補助具100に開口側より被せ、収容物Aを包装用補助具100にて保持した状態で、包装用外箱11を裏返し、その後、包装用補助具100を包装用外箱11より上方に引き抜き、収容物Aを包装用外箱11内に収容した後、包装用外箱11の上面にシート状の透視カバー12を被せることを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、さくらんぼう等の果実やその他の収容物を包装するための包装方法に関する。
従来、贈答品や店頭における見栄えを良くするため、さくらんぼう等の果実を包装する際、上面が開口し、その開口部に透明なプラスチック製カバー1を被せ、粘着テープ1aで固定した包装用箱2を使用し、透明なプラスチック製カバー1を通してさくらんぼう等の収容物を外部より見ることができるようにしている。
さくらんぼう等の収容物の包装に用いられる包装用箱2は、例えば、図10に示すように、底面を構成するフラップ板3,3と、このフラップ板3と重なり合う開閉自在なフラップ式の蓋4を備え、見栄えを良くするために収容物を上面部より挿入せずに、そのフラップ板3,3及び蓋4を開き、箱の底部よりさくらんぼう等の収容物を出し入れするようになっている。
また、この包装用箱2は、箱の上面を覆う天板6と、その両側縁に折り目を介して一体に形成された側板7,7とからなる外カバー5を備え、運搬する際等にはその外面を外カバー5により覆うようになっている。
この外カバー5は、側板7,7の天板6とは反対側の縁部に係止片8,8を一体に備え、その係止片8,8をそれぞれ包装用箱2の周壁の下端に形成された挿入孔9及び蓋4の縁部に形成された挿入孔9にそれぞれ挿入することによって、外カバー5によって蓋4を開かないように吊り下げ保持し、底部を構成するフラップ板3,3及び蓋4がさくらんぼう等の収容物の重量に耐えかねて開き、底が抜けてしまうことがないようにしている。
実開平7−24718号公報
しかし、上述の如き従来の技術では、さくらんぼう等の収容物を箱の底より挿入して並べ、その状態でフラップ式の蓋を閉じて収容するため、包装作業が煩わしく時間がかかるという問題があり、また、さくらんぼうを美麗に並べるのは困難であり、熟練を要するという問題もあった。
そこで本発明は、上述の従来技術の問題を鑑み、さくらんぼう等の収容物を容易に収容することができる包装方法の提供を目的とする。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の包装方法は、上面が開口した箱状の包装用補助具内に収容物を戴置した後、平板状の底板と、該底板の周縁より立ち上げた前側板、背側板、左側板及び右側板とを有する包装用外箱を前記包装用補助具に開口側より被せ、前記収容物を前記包装用補助具にて保持した状態で、前記包装用外箱を裏返し、その後、前記包装用補助具を包装用外箱より上方に引き抜き、前記収容物を包装用外箱内に収容し、該包装用外箱の上面にシート状の透視カバーを被せることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加え、包装用補助具は、基板に間隔を隔てて配置された複数の仮保持用凹部を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成に加え、包装用補助具は、引き抜き用切欠き部を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3の構成に加え、包装用補助具は、内側面を摩擦抵抗の小さい低摩擦面としたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成に加え、低摩擦面は、包装用補助具の内側面に直接又はフィルムを貼り付けることによりマット加工を施して形成されることを特徴とする。
本発明に係る包装方法は、上面が開口した箱状の包装用補助具内に収容物を戴置した後、平板状の底板と、該底板の周縁より立ち上げた前側板、背側板、左側板及び右側板とを有する包装用外箱を前記包装用補助具に開口側より被せ、前記収容物を前記包装用補助具にて保持した状態で、前記包装用外箱を裏返し、その後、前記包装用補助具を包装用外箱より上方に引き抜き、前記収容物を包装用外箱内に収容した後、該包装用外箱の上面にシート状の透視カバーを被せることにより、収容物を容易に外箱内に収容することができ、作業効率が向上して作業コストが低減され、しかも収容物を美麗に包装することができる。
包装用補助具は、基板に間隔を隔てて配置された複数の仮保持用凹部を備えたことにより、素人でも容易且つ美麗にさくらんぼう等の収容物を並べて収容することができる。
包装用補助具は、引き抜き用切欠き部を備えたことによって、包装用外箱より容易に包装用補助具を引き抜くことができる。
包装用補助具は、内側面を摩擦抵抗の小さい低摩擦面としたことによって、包装用外箱より包装用補助具を引き抜く際に、収容物が補助具の内側面に引っ掛かることなく、スムーズに引き抜くことができる。
低摩擦面は、包装用補助具の内側面に直接又はフィルムを貼り付けることによりマット加工を施して形成されることによって、好適に低摩擦面を形成することができる。
次に、本発明に係る包装方法について説明する。
図1は本発明方法に使用する包装容器の一例を示している。
この包装容器10は、上面が開口した包装用外箱11と、包装用外箱11の上面を閉鎖する透明な透視カバー12とを備え、これに包装用補助具100を用いてさくらんぼう等の収容物Aが包装用外箱内11に透視カバー12を通して透視可能なように収容されるようになっている。
包装用外箱11は、平板状の底板13と、底板13を囲むように前背左右の縁部にそれぞれ折り目14〜17を介して一体に形成された前側板18、背側板19、左側板20及び右側板21とを備えて上面が開口した箱型に形成され、段ボール紙やボール紙等からなる板状材を図2に示す展開図のように打ち抜き、それを折曲加工することにより形成されている。
また、この包装用外箱11は、左側板20及び右側板21の底板13とは反対側の縁部に折り目22,23を介して一体に形成された左頂板24及び右頂板25とを備え、前側板18と左側板20の各側辺部を連結する前左側板間連結板26と、前側板18と右側板21の各側辺部を連結する前右側板間連結板27と、背側板19と左側板20の各側辺部を連結する背左側板間連結板28と、背側板19と右側板21の各側辺部を連結する背右側板間連結板29とを備えている。
前側板18は、折り目14を介して底板13と連続した前外側板30と、その折り目14とは反対側の縁部に前上縁板31を介して一体に形成された前内側板32とをもって構成され、前上縁板31の両縁部を折り目として折り曲げることにより、前内側板32を前外側板30に重ね合わせ、前内側板32を前外側板30の内側面に接着剤により固着させている。
背側板19は、長方形状に形成され、底板13と折り目15を介して連続した背外側板33と、その折り目15とは反対側の縁部に背上縁板34を介して一体に形成された背内側板35とをもって構成され、背上縁板34の両縁部を折り目として折り曲げて背内側板35を背外側板33の内側面に重ね合わせ、背内側板35を背外側板33の内側面に接着剤により固着させている。
また、前内側板32及び背内側板35には、その側縁基端側より先端縁側に斜めに向けた折り目36を形成して該折り目36より折り畳まれる逃がし片部37,37を備えている。
逃がし片部37の外側板とは反対側の縁部には、底板13の前側縁又は背側縁に形成された係止孔38に係止される下側係止突起39が形成され、逃がし片部37の側縁、即ち前内側板32,背内側板35の両側縁には、左側板20及び右側板21の内縁に形成された係止用くぼみ71に係止される側縁係止突起40,40が形成されている。
また、逃がし片部37の中央部分には、箱を解体する際に、逃がし片部37が容易に引き起こせるように、指穴41が設けられている。
前内側板32及び背内側板35には、上縁板31,34とは反対側の縁部に係止片回避用切欠42が形成されている。
前上縁板31及び背上縁板34は、一定幅を有する細長板状に形成され、前側板18又は背側板19の上縁を構成している。
この前上縁板31及び背上縁板34の左右両側部には、左頂板24,右頂板25の側縁に形成された鉤状の係止片43が挿入される係止孔44が外側板側の折り目の内側に円弧状に切り込みを入れることにより形成され、外側板30,33に対し、上縁板31,34を折り曲げた際に直角に配置することにより、係止孔44が形成されるとともに、外側板30,33に連続した導入片45が上縁より突出するようになっている。
従って、係止片43は、係止孔44に挿入される際に、導入片45の内側面に沿って容易に挿入することができるようになっている。
また、この前上縁板31及び背上縁板34の中央部には、外側板側の折り目の内側に円弧状の切り込みを入れることにより係止孔73及びガイド片46が形成され、ガイド片46は、外側板30,33に対し、上縁板31,34を折り曲げた際に直角に配置することにより、包装用外箱11の前縁及び背縁に、外側板30,33と連続して突出するようになっている。
左側板20は、底板13と折り目16を介して連続して形成され、底板13とは反対側の縁部に折り目22を介して左頂板24が連続して形成されている。
右側板21は、底板13と折り目17を介して連続して形成され、底板13とは反対側の縁部に折り目23を介して右頂板25が連続して形成されている。
左頂板24及び右頂板25には、その両側辺端部に折り目を介して係止片43,43が一体に形成されており、この係止片43が前側板18及び背側板19の上縁、即ち前上縁板31及び背上縁板34上に形成された係止孔44,44に挿入されて係止されることによって、左頂板24及び右頂板25がそれぞれ包装用外箱11の上面端部で前側板18と背側板19との間に掛け渡されて固定される。
前左側板間連結板26、前右側板間連結板27、背左側板間連結板28及び背右側板間連結板29は、それぞれ折り目47により隔てられた固定部48と可動部49とから構成されている。
前左側板間連結板26、前右側板間連結板27、背左側板間連結板28及び背右側板間連結板29は、固定部48が接着剤をもって前外側板30及び背外側板33の内面に接着され、組み立てられた際に、各連結板26,27,28,29の固定部48と可動部49とが重なり合った部分の一部が内側板32,35により押さえられるようになっている。
この包装用外箱11を組み立てるには、まず、図3(a)〜(b)に示すように、折り目16に沿って左側板20を内側、即ち底板側に折り曲げ、左側板20と連続した左頂板24とともに底板13に重ねて折り畳む。そして、そのとき一緒に折られる各連結板26,28の固定部48を前外側板30及び背外側板33の重なり合った部分に接着剤等によって貼着させる。
同様に、図3(b)〜(c)に示すように、折り目17に沿って右側板21を内側、即ち底板側に折り曲げ、右側板21と連続した右頂板25とともに底板13に重ねて折り畳む。そして、そのとき一緒に折られる各連結板27,29の固定部48を前外側板30及び背外側板33の重なり合った部分に接着剤等によって貼着させる。
このように各連結板26,27,28,29の固定部48を前外側板30及び背外側板33の重なり合った部分に貼着させたことにより、前側板18及び背側板19を立ち上げると貼着された連結板26,27,28,29に連動して左側板20及び右側板21も立ち上がるようになっている。
そして、図3(c)〜(d)に示すように、前内側板32を前上縁板31の両縁を折り目として折り曲げ、前外側板30に重ね合わせ、重なり合った前内側板32を前外側板30の内側面に貼着させ、背内側板35を同様に背上縁板34の両縁部を折り目として折り、背外側板33に重ね合わせ、重なり合った背内側板35を背外側板33の内側面に貼着させる。
このとき、導入片45及びガイド片46が、外側板30,33と連続して突出するとともに、係止孔44,73が前側板18及び背側板19の上縁に形成される。
また、前内側板32及び背内側板35に形成された係止片回避用切欠42により、左頂板24及び右頂板25の側縁に形成された係止片43,43は、内側板32,35により押さえ込まれないようになっている。
これで一次組立が終了し、組立中間部材50が形成され、この状態で、運搬や保管等を行えば、平板状であるので重ねても嵩張らず効率がよい。
次に、この組立中間部材50を図4(e)〜(f)に示すように、前側板18及び背側板19を立ち上げると、各連結板26,27,28,29が連動して、左側板20及び右側板21も立ち上がる。このとき逃がし片部37を立ち上げることにより、連結板26,27,28,29が前内側板32及び背内側板35に邪魔されずに好適に作動する。
そして、図4(f)〜(g)に示すように、前側板18、背側板19、左側板20及び右側板21を底板13に対して立ち上げ、逃がし片部37,37を元に戻して、前内側板32及び背内側板35の両側縁に形成された下側係止突起39を係止孔38に係合させるとともに側縁係止突起40を左側板20又は右側板21の係止用くぼみ71に係止させ、連結板26,27,28,29の固定部48と可動部49とが重なり合った部分を、前外側板30と前内側板32の逃がし片部37との間、或いは背外側板33と背内側板35の逃がし片部37との間で挟持する。
図4(g)〜(h)に示すように、左頂板24及び右頂板25を折り目22,23より内側へ折り曲げ、両側縁の係止片43を係止孔44に挿入して係合させることにより、包装用外箱11が形成される。
透視カバー12は、図5に示すように、透明なプラスチックシート材を打ち抜き、それを折曲加工することにより形成されている。
この透視カバー12は、包装用外箱11の上面と略同じ形状の平板状に形成され、その表面には、複数の通気孔60,60…が形成され、その前縁両側部及び背縁両側部、即ち包装用外箱11の係止孔44の位置に重なる部分に、係止孔44の形状に合わせて切欠部61,61…が形成されている。
また、透視カバー12の前縁及び背縁には、それぞれ折り目62,63を介して前側片64及び背側片65が一体に形成され、その付け根部の両側部に係止片43より逃げるための切れ目66が形成されている。
また、透視カバー12には、折り目の内側に円弧状に切り込みを入れることにより、前側片64及び背側片65を折り曲げた際に直角に配置することによりガイド孔67が形成されるとともに、前側片64及び背側片65に連続した引起し片68が上縁より突出するようになっている。
この透視カバー12を包装用外箱11の上面に被せた際、包装用外箱11の上面より突出したガイド片46が透視カバー12のガイド孔67に挿入されて位置決めがされるとともに、ガイド片46の外側に引起し片68が重なり合うことによって、引起し片68と連続した前側片64又は背側片65が包装用外箱11の前面又は背面に押し付けられ、粘着テープ等で貼り付けずとも浮き上がり難くなっている。
尚、この包装容器10は、運搬等、必要な時に応じて蓋板72により上面を覆い、蓋することができるようになっている。
蓋板72は、平板状に形成され、その側縁に折り目を介して挿入片74,74が一体に形成されている。
この蓋板72は、側縁より折り曲げられた挿入片74を透視カバー12のガイド孔67を通して、包装用外箱11の前側板18及び背側板19の上縁部、即ち前上縁板31及び背上縁板34に形成された係止孔73に挿入することによって取り付けられるようになっており、挿入片74をガイド片46にガイドさせて素早く簡単に係止孔73に挿入できるようになっている。
包装用補助具100は、図6に示すように、平板状の基板101と、基板101の四辺を囲む各側板102〜105とを一体に備えた一方の面(上面)が開口した箱状に合成樹脂材をもって形成されている。
各側板102〜105の内側面は、側板を構成する板材を加工用ロールに通して、側面全体に直接マット加工(つや消し加工)を施すことにより摩擦抵抗の小さい低摩擦面となっている。
また、この包装用補助具100には、基板101から側板102,103にかけて引き抜き用切欠106,106が形成されている。
尚、この包装用補助具100は、図7に示すように、基板101に収容物Aに適応した複数の仮収容凹部107,107…を間隔を置いて備えるようにしてもよく、このように仮収容凹部107,107…を備えることによって、収容物Aを並べる作業が容易且つ迅速に行うことができるようになる。
次に、上述した包装用補助具100を使用した包装方法に関し図8、図9について説明する。
まず、図8(a)に示すように、包装用補助具100を開口部を上に向けて設置し、その中にさくらんぼう等の収容物Aを並べて戴置し、その上から緩衝部材110を挿入する。尚、包装用補助具100の底部に仮収容凹部107,107…を備えることによって、さくらんぼう等の収容物Aを容易且つ美麗に並べることができる。
次に、図8(b)に示すように、包装用外箱11を包装用補助具100に開口側より被せ、包装用補助具100にて保持した状態、即ち、包装用補助具100の基板101と緩衝部材110との間に収容物Aを保持し、その状態で、図8(c)〜図9(d)に示すように、包装用補助具100を収容した包装用外箱11を裏返す。
そして、図9(e)に示すように、包装用補助具100を上方に引き抜き、緩衝部材110上に戴置された収容物Aを包装用外箱11内に収容する。
このとき、包装用補助具100の各側板102〜105内面は、摩擦抵抗の小さい低摩擦面であるので、収容物A及び緩衝部材110が包装用補助具100の内面に引っ掛かることなく好適に引き抜くことができ、収容物Aは、美麗に並べられた状態が保たれている。
次に、図9(f)に示すように、透視カバー12を包装用外箱11の上面に被せる。その際、包装用外箱11の前縁及び背縁に形成されたガイド片46,46が透視カバー12のガイド孔67,67に挿入され、位置決めがなされるとともに、ガイド片46の外側に引起し片68が重なり合うことによって、引起し片68と連続した前側片64又は背側片65が包装用外箱11の前面又は背面に押し付けられる。
そして、その状態で左頂板24及び右頂板25を折り目22,23で折り曲げるとともに、係止片43,43を前側板18及び背側板19の上縁、即ち上縁板31,34に形成された係止孔44,44に挿入して係止させ、左頂板24及び右頂板25で透視カバー12の側部を押さえ込み、包装用外箱11に対し透視カバー12を保持させる。
これにより、図9(g)に示すように、収容物Aが透視カバー12を通して透視可能なように包装用外箱11内に収容される。
尚、上述の実施例では、包装用補助具の各側板の内側面に直接マット加工を施すことにより低摩擦面を形成した例について説明したが、低摩擦面は、摩擦抵抗の低い材質からなるシートを各側板の内側面に貼り付けることにより形成してもよく、その他梨子地状に加工する等の表面の摩擦抵抗を低くするような加工を各側板の内側面に施して低摩擦面を形成してもよい。
また、上述の実施例では、さくらんぼうを包装する例について説明したが、巨峰やその他の果実の包装、菓子等の包装、その他あらゆる収容物を包装する際にも適用することができる。
本発明に係る包装方法に使用する包装容器を示す斜視図である。 同上の包装用外箱の展開図である。 同上の包装用外箱の中間組立工程の状態を示す斜視図である。 同上の包装用外箱の製箱工程の状態を示す斜視図である。 同上の包装方法に使用する透視カバーの一例を示す斜視図である。 (a)は本発明に係る包装方法に使用する包装用補助具を示す平面図、(b)は同断面図である。 (a)は同上の包装用外箱の他の一例を示す平面図、(b)は同断面図である。 本発明に係る包装方法の各工程の状態を示す斜視図である。 同上の包装方法の各工程の状態を示す斜視図である。 従来の包装方法に使用する包装用外箱の一例を示す斜視図である。
符号の説明
A 収容物
10 包装容器
11 包装用外箱
12 透視カバー
13 底板
14〜17 折り目
18 前側板
19 背側板
20 左側板
21 右側板
22,23 折り目
24 左頂板
25 右頂板
26 前左側板間連結板
27 前右側板間連結板
28 背左側板間連結板
29 背右側板間連結板
30 前外側板
31 前上縁板
32 前内側板
33 背外側板
34 背上縁板
35 背内側板
36 折り目
37 逃がし片部
38 係止孔
39 下側係止突起
40 側縁係止突起
41 指穴
42 係止片回避用切欠
43 係止片
44 係止孔
45 導入片
46 ガイド片
47 折り目
48 固定部
49 可動部
50 組立中間部材
60 通気孔
61 切欠部
62,63 折り目
64 前側片
65 背側片
66 切れ目
67 ガイド孔
68 引起し片
100 包装用補助具
101 底板
102〜105 側板
106 引き抜き用切欠
107 仮収容凹部

Claims (5)

  1. 上面が開口した箱状の包装用補助具内に収容物を戴置した後、平板状の底板と、該底板の周縁より立ち上げた前側板、背側板、左側板及び右側板とを有する包装用外箱を前記包装用補助具に開口側より被せ、前記収容物を前記包装用補助具にて保持した状態で、前記包装用外箱を裏返し、その後、前記包装用補助具を包装用外箱より上方に引き抜き、前記収容物を包装用外箱内に収容し、該包装用外箱の上面にシート状の透視カバーを被せることを特徴としてなる包装方法。
  2. 包装用補助具は、基板に間隔を隔てて配置された複数の仮保持用凹部を備えた請求項1に記載の包装方法。
  3. 包装用補助具は、引き抜き用切欠き部を備えた請求項1又は2に記載の包装方法。
  4. 包装用補助具は、内側面を摩擦抵抗の小さい低摩擦面とした請求項1、2又は3に記載の包装方法。
  5. 低摩擦面は、包装用補助具の内側面に直接又はフィルムを貼り付けることによりマット加工を施して形成される請求項4に記載の包装方法。
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