JP4386791B2 - 切花輸送用の保水容器 - Google Patents

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Description

この発明は、切花を水に挿して鮮度を保ちつつ、輸送できるようにした切花輸送用の保水容器に関するものである。
従来、切花輸送用の梱包体として、図11に示すように、段ボール製の外箱51及び台枠52から成り、外箱51の底部に台枠52を挿入し、この台枠52で鉢状の容器53を保持して、容器53に入れた土に切花54を植えたままの状態で、切花54を輸送できるようにしたものが使用されている(下記特許文献1参照)。
実公平4−39132号公報(第5図)
ところで、上記のような梱包体の容器53に水を入れ、切花を水に挿した状態で輸送するには、外箱51が倒れても水が漏れないように、容器53として開口部に中心方向への鍔を有するプラスチック成形体を使用する。
しかしながら、このような梱包体では、切花の梱包に際し、台枠52の組み立てや容器53のセットに手間がかかり、輸送先での開梱後に不要となった容器53が嵩高い不燃ごみとして発生するという問題がある。
そこで、この発明は、切花を簡単に水に挿した状態で梱包でき、使用後の処分も容易な植物の湿式輸送容器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、外箱の底部に挿入して、切花を水に挿した状態で輸送する切花輸送用の保水容器において、段ボール製の枠体と、プラスチックフィルム製の袋とから成り、枠体のブランクを、底板の一対の端縁に起立板を連設し、起立板の先端部分に額縁部を設け、全幅に亘る中折線を入れた構成とし、このブランクを中折線に沿って二つ折りにした状態で、袋を起立板の内側に貼り付けておき、切花の梱包時にブランクの折り曲げを伸ばし、底板から起立板を起立させて、額縁部を巻き込むように折り曲げると、枠体が組み立てられると共に、袋が開口して、その開口部が内側へ折り込まれ、漏水防止用の鍔が形成されるようにしたのである。
このような保水容器では、切花の出荷に際し、二つ折りにされた枠体のブランクを伸ばして組み立てるだけで、袋が開口するので、袋への水と切花の収容が可能となり、出荷に伴う作業の負担が軽減される。また、枠体の組み立てに伴い、袋の開口部が折り込まれて鍔が形成されるので、輸送中に外箱が倒れても、水漏れすることがない。
そして、使用後には、枠体から袋を分離し、袋を嵩低く丸めた状態で、不燃物として処分することができる。
まず、この発明の第1実施形態に係る切花輸送用の保水容器を、図1乃至図5に基づいて説明する。図1に示すように、この保水容器は、枡形に組み立てられる段ボール製の枠体1にプラスチックフィルム製の袋2を内装したものである。
枠体1のブランクでは、図2に示すように、矩形の底板3の一対の端縁に起立板4が、他対の端縁に起立板5がそれぞれ連設され、底板3から起立板5に亘ってブランクの中央を横切る中折線6が入れられている。
起立板4,5の先端部分には、額縁部7,8がそれぞれ設けられ、額縁部7,8の先端部分には、折曲片9,10がそれぞれ設けられている。このうち、折曲片9の両側基部には切込11が形成されている。
上記のようなブランクから保水容器を製造する際には、図3に示すように、ブランクを中折線6に沿って二つ折りにした状態で、袋2を起立板4の内側に接着剤や粘着テープで貼り付ける。ここで、袋2としては、襠の大きいガセット袋や通常の平袋を使用することができる。このような折畳状態で保水容器を保管しておくと、嵩張ることがない。
そして、この保水容器を使用して切花を梱包する際には、図4に示すように、ブランクの折り曲げを伸ばして、底板3から起立板4を起立させ、図5に示すように、額縁部7を巻き込むように折り曲げ、折曲片9が下方へ向くようにする。これにより、袋2が開口して、その開口部が内側へ折り込まれ、鍔が形成される。
その後、底板3から起立板5を起立させ、額縁部8を巻き込むように折り曲げ、折曲片10が下方へ向くようにし、切込11に額縁部8の両端部を差し込むと、図1に示すように、隣接する起立板4,5同士が係合して、それらの起立状態が維持されるので、袋2に水を入れ、切花を収容することが可能となる。
このように、上記保水容器では、切花の出荷に際し、二つ折りにされた枠体1のブランクを伸ばして組み立てるだけで、袋2が開口し、袋2に水と切花を収容できるので、出荷に伴う作業の負担が軽減される。また、枠体1の組み立てに伴い、袋2の開口部が折り込まれて鍔が形成されるので、輸送中に外箱が倒れても、水漏れすることがない。
そして、切花が送り先に到着して梱包体を開梱した後においては、外箱から取り出した枠体1から袋2を引き剥がし、袋2を嵩低く丸めた状態で、不燃物として処分することができるので、不燃ごみの減量化を図ることができる。
次に、この発明の第2実施形態に係る切花輸送用の保水容器を、図6乃至図10に基づいて説明する。図6に示すように、この保水容器は、上窄まり形状に組み立てられる段ボール製の枠体1にプラスチックフィルム製の袋2を内装したものである。
枠体1のブランクでは、図7に示すように、矩形の底板3の一対の端縁に先端側が広がった起立板4が連設され、この起立板4に両側基端から山形をなすように斜折線12が入れられている。起立板4の先端部分に設けられた額縁部7は、中央に谷折線13を有するV字状とされ、額縁部7の両側方には差込片14が設けられている。
また、底板3の他対の端縁に連設された起立板5の先端部分には、折曲部15が設けられ、その中央部には差込穴16が形成されている。そして、底板3及び両側の起立板5には、ブランクの中央を横切る中折線6が入れられている。
上記のようなブランクから保水容器を製造する際には、第1実施形態と同様、図8に示すように、ブランクを中折線6に沿って二つ折りにした状態で、袋2を起立板4の内側に貼り付ける。ここで、袋2としては、襠の大きいガセット袋や通常の平袋を使用することができる。このような折畳状態で保水容器を保管しておくと、嵩張ることがない。
そして、この保水容器を使用して切花を梱包する際には、図9に示すように、ブランクの折り曲げを伸ばして、底板3から起立板4を起立させ、図10に示すように、対向する起立板4を斜折線12沿いに折り曲げつつ、額縁部7を谷折線13沿いに屈曲させて巻き込むように折り曲げ、差込片14同士を突き合わせる。これにより、袋2が開口して、その開口部が絞られた状態で内側へ折り込まれる。
その後、底板3から起立板5を起立させ、折曲部15を内側へ折り曲げて、各差込穴16にそれぞれ重ね合わせた2枚の差込片14を差し込むと、図6に示すように、隣接する起立板4,5同士が係合して、それらの起立状態が維持されるので、袋2に水を入れ、切花を収納することが可能となる。
このような保水容器においても、切花の出荷に際し、二つ折りにされた枠体1のブランクを伸ばして組み立てるだけで、袋2が開口し、袋2に水と切花を収容できるので、出荷に伴う作業の負担が軽減される。また、枠体1の組み立てに伴い、袋2の開口部が折り込まれて鍔が形成されるので、輸送中に外箱が倒れても、水漏れすることがない。
そして、切花が送り先に到着して梱包体を開梱した後においては、外箱から取り出した枠体1から袋2を引き剥がし、袋2を嵩低く丸めた状態で、不燃物として処分することができるので、不燃ごみの減量化を図ることができる。
なお、上記各実施形態では、保形性を向上させるため、起立板5を設けて、隣接する起立板4と係合させることとしたが、外箱へ挿入すると、起立板4の起立状態は維持されるので、起立板5は省略することもできる。
この発明の第1実施形態に係る保水容器の組立状態を示す斜視図 同上の枠体のブランクを示す図 同上の折畳状態を示す斜視図 同上の組立過程を示す斜視図 同上の組立過程を示す斜視図 この発明の第2実施形態に係る保水容器の組立状態を示す斜視図 同上の枠体のブランクを示す図 同上の折畳状態を示す斜視図 同上の組立過程を示す斜視図 同上の組立過程を示す斜視図 従来の切花の梱包体を示す斜視図
1 枠体
2 袋
3 底板
4,5 起立板
6 中折線
7,8 額縁部
9,10 折曲片
11 切込
12 斜折線
13 谷折線
14 差込片
15 折曲部
16 差込穴

Claims (1)

  1. 外箱の底部に挿入して、切花を水に挿した状態で輸送する切花輸送用の保水容器において、段ボール製の枠体と、プラスチックフィルム製の袋とから成り、枠体のブランクを、底板の一対の端縁に起立板を連設し、起立板の先端部分に額縁部を設け、全幅に亘る中折線を入れた構成とし、このブランクを中折線に沿って二つ折りにした状態で、袋を起立板の内側に貼り付けておき、切花の梱包時にブランクの折り曲げを伸ばし、底板から起立板を起立させて、額縁部を巻き込むように折り曲げると、枠体が組み立てられると共に、袋が開口して、その開口部が内側へ折り込まれ、漏水防止用の鍔が形成されるようにしたことを特徴とする切花輸送用の保水容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087764A (ja) * 2001-05-25 2008-04-17 Haldex Brake Corp トレーリングアームサスペンション及びモータ駆動式バルブを備えた高さ制御システム

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