JPS6328103Y2 - - Google Patents

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JPS6328103Y2
JPS6328103Y2 JP1981116009U JP11600981U JPS6328103Y2 JP S6328103 Y2 JPS6328103 Y2 JP S6328103Y2 JP 1981116009 U JP1981116009 U JP 1981116009U JP 11600981 U JP11600981 U JP 11600981U JP S6328103 Y2 JPS6328103 Y2 JP S6328103Y2
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box
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JP1981116009U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は携帯に便利で組立容易な、物品、殊に
食品を収納するに適した内袋付組立容器に関す
る。
本考案は、ハイキングやキヤンピングなどの食
品の携帯や食べ残し食品の持帰りなどに食品の形
状を損なわず、また流動品の収納にも使用できる
組立てが容易で携帯に便利な内袋付組立容器の提
供を目的とする。
〔従来の技術〕
従来から、内袋付紙箱として実公昭50−
39297号や折畳み可能な箱として実開昭47−
23336号等が提案されており、また携帯用の容器
として合成樹脂製袋や容器も種々知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記の内袋付箱は、機械による自動封緘に適
した防湿箱であつて、携帯に便利で必要な時に手
軽に組立てられる箱としては適当でなく、また前
記の折畳み箱は確かに手軽に組立てられるもの
の、底面部に設けられた三日月状長孔に対し、中
央縦断スリツトで2分割の2片からなる差込片を
それぞれ一方の該長孔に単に挿入しているのみ
で、箱体を所定の形状に保持するほどの係止力は
ないものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前述した問題点を解決するため、外
箱の底面部および下縁に挿込係止用フラツプを有
する左右側壁部をそれぞれ横断および縦断する中
央折線により折畳み可能な内袋付組立容器におい
て、外箱の底面部には、横断中央折線上の側縁寄
りに半円形状で弦の両端を延長させたスリツトを
有する一対の挿受孔を刻設し、また左右側壁部下
縁には、前記挿受孔より大きな半円形状で弦の両
端から内方へ食い込むくびれを形成してなる挿込
頭を縦断中央折線の先端部に有する差込係止用フ
ラツプが連接されており、さらに外箱の各壁部高
さより長大な縦幅のガセツト折平袋の閉鎖下端部
を底面部中央折線に沿わせて内装し、該内袋の前
面部および後面部を外箱の前壁部および後壁部の
周縁部に接着してなり、外箱の中央折線を挾圧し
差込フラツプ先端部の挿込頭を挿受孔に挿込み、
挿込頭のくびれをスリツトに係止させることによ
り矩形箱状に組立てられる内袋付組立容器であ
る。
〔構成〕
以下、図面により本考案の内袋付組立容器を実
施例について説明する。
第2図ないし第4図には、外箱の前壁部及び後
壁部が内袋のガセツト折平袋の前面部及び後面部
の対応部位にそれぞれ貼着された実施態様の本考
案の内袋付組立容器の例が示される。
外箱1は通常厚紙シートから形成され、前壁部
2の両側縁には側壁部3,3′が折線を介して連
接され、前壁部2の下縁には底面部6、さらに両
側縁に貼着片4,4′を連接した後壁部5が各々
折線を介して連接されている。側壁部3,3′の
下縁には半円形状の挿込頭8,8′を有する挿込
係止用フラツプ7,7′が折線を介してそれぞれ
連接されている。この挿込係止用フラツプ7,
7′は先端が円弧の全体として鏃(やじり)形状
を呈している。すなわち、後述する挿受孔11,
11′より大きな半円形状の挿込頭8,8′を有
し、この半円形状の弦の両端から内方へ向けてス
リツト10,10′に係止させるためのくびれを
形成し残余を逆台形としている。また、側壁部
3,3′及びフラツプ7,7′には中央折線9,
9′が縦断している。
一方、底面部6には側縁寄りに前述した挿込頭
8,8′の先端が挿込まれる一対の半円形状の挿
受孔11,11′が円弧を両側縁に向けて刻設し
ている。さらに、半円形の弦の両端を延長させて
前記した挿込頭8,8′のくびれと係止させるた
めのスリツト10,10′を刻設している。
該スリツトは、挿込頭8,8′弦幅と略同じ幅
であり、両端を内向きの鉤形状としている。この
両端の鉤形状スリツト部分は挿込頭8,8′の挿
込を容易にするとともに適度の弾性係止を生ぜし
める。
なお、スリツト10,10′と挿受孔11,1
1′には横断する中央折線12が設けられている。
内袋はガセツト折平袋14であり、アルミ箔、
プラスチツクシート、加工紙、積層紙などの防
湿、防水、耐熱性等を適宜有する材料からなる袋
である。内袋は、第5図のような中央合掌シール
形平袋15でもよいが、本件容器の組立ての簡便
さ、保形性、断熱効果、耐久性などの観点から比
較するならばガセツト折平袋14の方が優れてい
る。
外箱の後壁部5は貼着片4,4′により側壁部
3,3′に連接され、またガセツト折平袋14の
閉鎖下端部を底面部中央折線に沿わせて内装し、
内袋14の前面部及び後面部を外箱1の前壁部2
及び後壁部5の周縁に接着剤又は粘着剤13,1
3′の塗布によりそれぞれ貼着し(第2図、第3
図)、また外箱自体の貼着部位と外箱と内袋との
貼着部位は重ならないようになつている。
本考案の内袋付組立容器は、第3図のように側
壁部3,3′が中央折線9,9′で、底面部6が中
央折線12でそれぞれ山折され、偏平折畳状態で
保管、携帯することができ、また組立てる場合、
折畳まれた側壁部3,3′及び底面部6を有する
外箱1及び内袋は、前記中央折線9,9′、12
を挾圧することにより同時に立体化し、かつフラ
ツプ7,7′の挿込頭8,8′先端を底面部6の挿
受孔11,11′にそれぞれ挿込み、続いて、挿
込頭8,8′全体がスリツト10,10′内に完全
に挿込まれると自動的に挿込頭8,8′のくびれ
がスリツトの端縁に当接係止して矩形箱形状が保
持される。この場合、折畳み状態の底面部6とフ
ラツプ7,7′が偏平状態に至る途中の断面V字
形状態で挿込みが始まり、半円形状の挿受孔1
1,11′の挿入案内機能も手伝つてその挿込が
非常に簡単で、しかも挿込頭の形状はいわゆる鏃
(やじり)形状をなしているので、一度、完全に
挿込まれると偏平状態に戻ろうとする折ぐせ反発
応力が働くため、挿込頭が外向きに引つぱられ、
その結果、確実な係止が保証されることとなる。
内袋は長大であるので、物品を収納後第4図のよ
うに内袋の上縁部において前面部と後面部を重ね
合わせて折曲げ又は巻込むことにより容易に封止
することができる。
第5図及び第6図には内袋が開口部近傍にチヤ
ツク16を施された中央合掌シール形平袋であ
り、外箱の前壁部、後壁部及び側壁部が内袋の前
面部及び後面部の対応部位にそれぞれ貼着された
実施態様の本考案の内袋付組立容器の他例が示さ
ていれる。
外箱1の構成は前記第1図の例と同様である
が、前壁部2及び後壁部5に加えて、側壁部3,
3′の周縁部にも接着剤又は粘着剤が塗布されて
いて前壁部2及び後壁部5と同様に内袋の対応部
位に貼着される。
この例の内袋付組立容器は、第3図示例と同様
に第5図のような偏平折畳状態で保管、携帯する
ことができ、第1図の例と同様に底部を組立てて
箱状に形成することができ、内袋15の上縁部に
チヤツク16等の適宜の封止機構が施されている
ので、物品収納後チヤツク16により容易に封止
することができる。なお、本考案においては内袋
の封止手段として、チヤツクに限られることな
く、両面テープ、感圧性接着剤等、公知のあらゆ
る手段を用い得るものである。さらに封止状態を
より完全なものとする為には、外箱1の構成にお
ける他の実施例として、第7図に示す様に前壁部
2の上縁に折線を介して差込フラツプ18を連接
した上縁17を形成したり、側壁部3,3′の上
縁に適宜フラツプ19,19′を連接することに
よつてその目的を達成できる。
〔効果〕
本考案の内袋付組立容器は、上記構成によつて
偏平状態で携帯に便利であるとともに、折畳み状
態の底面部とフラツプが組立途中の断面V字形状
態で挿込みが始まり、半円形状挿受孔の挿入案内
機能も手伝つて、その挿込が非常に簡単でワンタ
ツチ的に組立てることができ、しかも挿込頭の形
状は鏃(やじり)形状をなしているから、挿受孔
にひと度挿込まれて矩形箱状に形成されると折ぐ
せ反発応力により確実にスリツトと挿入頭のくび
れが係止されるので、矩形箱状の保形維持に富
み、そのため食品の外形を損じないで収容するこ
とができ、従来の経木、容器などに比し携帯その
他取扱いに便利な携帯容器である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の内袋付組立容器の実施例を示
し、第1図は外箱展開図、第2図は袋内装途上を
示す図、第3図は1実施例の折畳み状態の平面
図、第4図は第3図示例の組立状態を示す斜視
図、第5図は他の実施例の折畳み状態の平面図、
第6図は第5図示例の組立状態を示す斜視図、第
7図は外箱の他の実施例である。 1……外箱、2……前壁部、3,3′……側壁
部、5……後壁部、6……底面部、8,8′……
挿込頭、9,9′……中央折線、10,10′……
スリツト、11,11′……挿受孔、12……中
央折線、14……ガセツト折平袋、15……中央
合掌シール形平袋、16……チヤツク、17……
上蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱1の底面部6および下縁に挿込係止用フラ
    ツプ7,7′を有する左右側壁部3,3′をそれぞ
    れ横断および縦断する中央折線12,9,9′に
    より折畳み可能な内袋付組立容器において、外箱
    1の底面部6には、横断中央折線12上の側縁寄
    りに半円形状で弦の両端を延長させたスリツト1
    0,10′を有する一対の挿受孔11,11′を刻
    設し、また左右側壁部3,3′下縁には、前記挿
    受孔11,11′より大きな半円形状で弦の両端
    から内方へ食い込むくびれを形成してなる挿込頭
    8,8′を縦断中央折線9,9′の先端部に有する
    差込係止用フラツプ7,7′が連接されており、
    さらに外箱1の各壁部高さより長大な縦幅のガセ
    ツト折平袋14の閉鎖下端部を底面部6中央折線
    12に沿わせて内装し、該内袋14の前面部およ
    び後面部を外箱1の前壁部2および後壁部5の周
    縁部に接着してなり、外箱1の中央折線9,9′
    を挾圧し差込フラツプ7,7′先端部の挿込頭8,
    8′を挿受孔11,11′に挿込み、挿込頭8,
    8′のくびれをスリツト10,10′に係止させる
    ことにより矩形箱状に組立てられる内袋付組立容
    器。
JP11600981U 1981-08-04 1981-08-04 内袋付組立容器 Granted JPS5821521U (ja)

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JPS5821521U JPS5821521U (ja) 1983-02-09
JPS6328103Y2 true JPS6328103Y2 (ja) 1988-07-29

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