JPS593975Y2 - 内袋を有する防湿容器 - Google Patents
内袋を有する防湿容器Info
- Publication number
- JPS593975Y2 JPS593975Y2 JP14738979U JP14738979U JPS593975Y2 JP S593975 Y2 JPS593975 Y2 JP S593975Y2 JP 14738979 U JP14738979 U JP 14738979U JP 14738979 U JP14738979 U JP 14738979U JP S593975 Y2 JPS593975 Y2 JP S593975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner bag
- cover piece
- piece
- wall
- outer box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packages (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は厚紙製の外箱内に、防湿性を有するフィルムか
ら形成される内袋を収納して戊る容器に関するもので、
特に外箱の蓋片上方の覆片の内面に内袋の上端の封止部
を貼着し、かつ蓋片と側壁とを連結する略二等辺三角形
状の折込み片を設けて、容器封止時に内袋上端を外箱の
覆片、蓋片とともに折込み易くすると同時に再封し易い
ようにしたことを特徴とする内袋を有する防湿容器であ
る。
ら形成される内袋を収納して戊る容器に関するもので、
特に外箱の蓋片上方の覆片の内面に内袋の上端の封止部
を貼着し、かつ蓋片と側壁とを連結する略二等辺三角形
状の折込み片を設けて、容器封止時に内袋上端を外箱の
覆片、蓋片とともに折込み易くすると同時に再封し易い
ようにしたことを特徴とする内袋を有する防湿容器であ
る。
従来、この種の外箱と内袋とを組合わせた容器において
は、例えば単に内袋の上下端部を封止したものを外箱内
に収納したものや、外箱と内袋とを一体化して組立てら
れるもの（所謂、バッグインカートン）が一般に普及し
ているが、これらのものは開封性、再封性の点で問題が
あった。
は、例えば単に内袋の上下端部を封止したものを外箱内
に収納したものや、外箱と内袋とを一体化して組立てら
れるもの（所謂、バッグインカートン）が一般に普及し
ているが、これらのものは開封性、再封性の点で問題が
あった。
本考案は斜上の点に鑑みて考えられたものであって、以
下、図面の実施例に基いて詳細に説明する。
下、図面の実施例に基いて詳細に説明する。
まず、第１図に示すように外箱Ａは縦折線を介して側壁
１、後壁２、側壁３、適宜個所に切込１５を有する前壁
４、貼着片１４を順次連設し、後壁２の上端に横折線を
介して蓋片５、先端に貼着部１７を残してジッパ−９を
設けた覆片６を、さらに前記蓋片５と側壁１、側壁３と
をそれぞれ連結し、頂角（側壁の上端と側壁の側端との
交点）から略４５°の角度で斜辺に向かう斜行線８を刻
設した略二等辺三角形状の折込み片７，７を側壁１、側
壁３の上端にそれぞれ連設し、前記側壁１、後壁２、側
壁３、前壁４の下端に横折線を介して底片１０，１１，
１２．１３を連設して戒り、内袋Ｂは第２図に示すよう
に防湿性、内容物保存性の優れたセロファン、ポリエチ
レン、ポリエステル、アルミニウム又はそれらの積層体
等のプラスチックフィルムシートを背シール部１９で熱
接着して筒状に形成されており、この内袋Ｂを外箱Ａの
側壁１、後壁２、側壁３、前壁４の内面の適宜個所に貼
着して戊る。
１、後壁２、側壁３、適宜個所に切込１５を有する前壁
４、貼着片１４を順次連設し、後壁２の上端に横折線を
介して蓋片５、先端に貼着部１７を残してジッパ−９を
設けた覆片６を、さらに前記蓋片５と側壁１、側壁３と
をそれぞれ連結し、頂角（側壁の上端と側壁の側端との
交点）から略４５°の角度で斜辺に向かう斜行線８を刻
設した略二等辺三角形状の折込み片７，７を側壁１、側
壁３の上端にそれぞれ連設し、前記側壁１、後壁２、側
壁３、前壁４の下端に横折線を介して底片１０，１１，
１２．１３を連設して戒り、内袋Ｂは第２図に示すよう
に防湿性、内容物保存性の優れたセロファン、ポリエチ
レン、ポリエステル、アルミニウム又はそれらの積層体
等のプラスチックフィルムシートを背シール部１９で熱
接着して筒状に形成されており、この内袋Ｂを外箱Ａの
側壁１、後壁２、側壁３、前壁４の内面の適宜個所に貼
着して戊る。
次に本考案の組立て方について説明すると、まず、内袋
Ｂの下端部を熱接着して封止しく内容物によっては封止
しないで、そのまま、外箱Ａの底片１０．１１．１２．
１３と同時に折込んでもよい。
Ｂの下端部を熱接着して封止しく内容物によっては封止
しないで、そのまま、外箱Ａの底片１０．１１．１２．
１３と同時に折込んでもよい。
）、外箱Ａの底片１０，１２を折曲げ、次いで底片１１
を折曲げてその上に底片１３を貼着して底部を形成し、
次に内袋Ｂの上端開口部を内容物充填後、熱接着して封
止部１６を形成し、この封止部１６を外箱Ａの覆片６内
面に貼着する。
を折曲げてその上に底片１３を貼着して底部を形成し、
次に内袋Ｂの上端開口部を内容物充填後、熱接着して封
止部１６を形成し、この封止部１６を外箱Ａの覆片６内
面に貼着する。
さらに第３図の状態から外箱Ａの蓋片５を横折線を介し
て折曲げ、このとき折込み片７，７が針折線８，８によ
り内方に折込まれるので内袋Ｂ側部の折込み部１８も内
方に折込まれ、蓋片５が平らな頂部を形成するように完
全に折曲げて、最後に覆片６の先端の貼着部１７を前壁
４の切込１５下方に貼着して第４図に示すような状態に
する。
て折曲げ、このとき折込み片７，７が針折線８，８によ
り内方に折込まれるので内袋Ｂ側部の折込み部１８も内
方に折込まれ、蓋片５が平らな頂部を形成するように完
全に折曲げて、最後に覆片６の先端の貼着部１７を前壁
４の切込１５下方に貼着して第４図に示すような状態に
する。
なお、この場合、外箱Ａと内袋Ｂとの位置関係は第５図
に示すようになっており、内袋Ｂの一部は針折線８によ
り二つ折りにされた折込み片７に挾まれており、先端の
封止部１６は覆片６と前壁４との間に挾まれている。
に示すようになっており、内袋Ｂの一部は針折線８によ
り二つ折りにされた折込み片７に挾まれており、先端の
封止部１６は覆片６と前壁４との間に挾まれている。
最後に本考案を使用するときは第５図に示す状態からジ
ッパ−９を除去し、覆片６を上方に持上げれば、内袋Ｂ
の封止部１６が覆片６の内面に貼着されているので同時
に起こされる。
ッパ−９を除去し、覆片６を上方に持上げれば、内袋Ｂ
の封止部１６が覆片６の内面に貼着されているので同時
に起こされる。
この封止部１６を鋏、ナイフ等で切取って内容物を取出
せばよい。
せばよい。
再封する場合は覆片６とともに内袋Ｂの上端部を折込ん
で覆片６先端を前壁４に設けた切込１５に差込めばよい
。
で覆片６先端を前壁４に設けた切込１５に差込めばよい
。
本考案は以上のような構成になっているので次のような
優れた実用上の効果を有する。
優れた実用上の効果を有する。
（イ）外箱Ａに折込み片を設け、内袋Ｂ上端の封止部が
覆片内面に貼着されているので内袋Ｂの折込みが外箱の
折込みと同時に行なわれ、組立て、開封、再封が容易で
ある。
覆片内面に貼着されているので内袋Ｂの折込みが外箱の
折込みと同時に行なわれ、組立て、開封、再封が容易で
ある。
（ロ）防湿性が優れているので菓子類、薬品を含んだテ
ィシュ等の包装に適しており、ホットケーキミックス等
を収納して、容器自体に水を入れて攪拌し、混合させる
ような使用も可能である。
ィシュ等の包装に適しており、ホットケーキミックス等
を収納して、容器自体に水を入れて攪拌し、混合させる
ような使用も可能である。
（ハ）従来のバッグインカートン同様のラインで製造が
可能である。
可能である。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は外箱の
展開平面図、第２図は外箱内に内袋を組込んだ状態を示
す斜視図、第３図は内袋の上端開口部を封止した状態を
示す斜視図、第４図は組立完了した状態を示す斜視図、
第５図は側面図である。 １．３・・・・・・側壁、２・・・・・・後壁、４・・
・・・・前壁、５・・・・・・蓋片、６・・・・・・覆
片、７・・・・・・折込み片、８・・・・・・針折線、
９・・・・・・ジッパ−１１０，１１，１２，１３・・
・・・・底片、１４・・・・・・貼着片、１５・・・・
・・切込、１６・・・・・・封止部、１７・・・・・・
貼着部、Ａ・・・・・・外箱、Ｂ・・・・・・内袋。
展開平面図、第２図は外箱内に内袋を組込んだ状態を示
す斜視図、第３図は内袋の上端開口部を封止した状態を
示す斜視図、第４図は組立完了した状態を示す斜視図、
第５図は側面図である。 １．３・・・・・・側壁、２・・・・・・後壁、４・・
・・・・前壁、５・・・・・・蓋片、６・・・・・・覆
片、７・・・・・・折込み片、８・・・・・・針折線、
９・・・・・・ジッパ−１１０，１１，１２，１３・・
・・・・底片、１４・・・・・・貼着片、１５・・・・
・・切込、１６・・・・・・封止部、１７・・・・・・
貼着部、Ａ・・・・・・外箱、Ｂ・・・・・・内袋。
Claims (1)
- 縦折線を介して側壁１、後壁２、側壁３、適宜個所に切
込１５を有する前壁４、貼着片１４を順次連設し、後壁
２の上端に横折線を介して蓋片５、先端に貼着部１７を
残してジッパ−９を設けた覆片６を、さらに前記蓋片５
と側壁１、側壁３とをそれぞれ連結し、頂角から斜辺に
向かう斜行線８を刻設した略二等辺三角形状の折込み片
７，７を側壁１、側壁３の上端にそれぞれ連設し、前記
側壁１、後壁２、側壁３、前壁４の下端に横折線を介し
て底片１０゜１１．１２．１３を連設して戒る外箱Ａに
、防湿性材料から形成される筒状の内袋Ｂを内装し、該
内袋Ｂ上端の封止部１６を前記覆片６内面に貼着して内
袋Ｂの側部を外箱Ａの折込み片７，７で内方に折込んで
覆片６を前壁４に貼着して成る内袋を有する防湿容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14738979U JPS593975Y2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | 内袋を有する防湿容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14738979U JPS593975Y2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | 内袋を有する防湿容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5665861U JPS5665861U (ja) | 1981-06-02 |
| JPS593975Y2 true JPS593975Y2 (ja) | 1984-02-03 |
Family
ID=29378530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14738979U Expired JPS593975Y2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | 内袋を有する防湿容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593975Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009520652A (ja) * | 2005-12-21 | 2009-05-28 | ストラ エンソ オサケ ユキチュア ユルキネン | 開放装置を受け入れるようになっているパッケージ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2528803B2 (ja) * | 1993-08-04 | 1996-08-28 | 株式会社タジマ | 段ボ―ル箱組立体およびそれを用いた収納容器 |
| JP4649908B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2011-03-16 | 凸版印刷株式会社 | 外箱と内袋が同時に開封可能な包装箱 |
-
1979
- 1979-10-24 JP JP14738979U patent/JPS593975Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009520652A (ja) * | 2005-12-21 | 2009-05-28 | ストラ エンソ オサケ ユキチュア ユルキネン | 開放装置を受け入れるようになっているパッケージ |
| JP4896988B2 (ja) * | 2005-12-21 | 2012-03-14 | ストラ エンソ オサケ ユキチュア ユルキネン | 開放装置を受け入れるようになっているパッケージ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5665861U (ja) | 1981-06-02 |
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