JPH049326Y2 - - Google Patents
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- JPH049326Y2 JPH049326Y2 JP1986020716U JP2071686U JPH049326Y2 JP H049326 Y2 JPH049326 Y2 JP H049326Y2 JP 1986020716 U JP1986020716 U JP 1986020716U JP 2071686 U JP2071686 U JP 2071686U JP H049326 Y2 JPH049326 Y2 JP H049326Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- opening
- roll
- container
- flange
- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は各樹脂シート、あるいはアルミ箔シー
ト等をロール巻芯に捲回させたロールシート収納
容器の改良に関する。
ト等をロール巻芯に捲回させたロールシート収納
容器の改良に関する。
(従来の技術)
ロールシートを体裁よく収納し、しかも使用に
際してシートの引出しに伴つてロールが容器内か
ら飛び出さないようにするために従来種々の考案
がなされている。
際してシートの引出しに伴つてロールが容器内か
ら飛び出さないようにするために従来種々の考案
がなされている。
たとえば実開昭50−97824号に所載の紙製容器
は容器の長手方向両端面に半月状の舌片を設けこ
れ巻回したフイルムの巻芯内に進入し得るように
したもの等があるが、収納ロールに対する係止効
果が十分ではなく、ある程度以上の引つ張り力が
作用するとロールが不用意に外方に引き出される
おそれがあり、本考案者らはこれらの点を解決
し、ロールの係止力を向上させるとともに容器内
でのロールの回転性を向上させることを目的とし
た考案を完成させた(実公昭60−16500号)。また
容器本体を合成樹脂で成形した考案として実開昭
52−42131号、実公昭55−5473号、実公昭56−
48055号等が知られている。
は容器の長手方向両端面に半月状の舌片を設けこ
れ巻回したフイルムの巻芯内に進入し得るように
したもの等があるが、収納ロールに対する係止効
果が十分ではなく、ある程度以上の引つ張り力が
作用するとロールが不用意に外方に引き出される
おそれがあり、本考案者らはこれらの点を解決
し、ロールの係止力を向上させるとともに容器内
でのロールの回転性を向上させることを目的とし
た考案を完成させた(実公昭60−16500号)。また
容器本体を合成樹脂で成形した考案として実開昭
52−42131号、実公昭55−5473号、実公昭56−
48055号等が知られている。
(考案の解決すべき問題点)
しかしながら上記した各考案は、そのほとんど
が厚紙製のカートンを折り曲げて長方形の容器を
構成するものであるために耐久性、保型性、耐水
性に劣りとくにロールシートの詰め替えによる再
使用には耐えられなかつた。また合成樹脂製容器
においてはロールの挿着に手間取りやすく、硬質
の合成樹脂材料を使用しているために製造コスト
が高騰し、さらにロールの容器内での回転性が良
好ではなく、しかもシートの残量確認がしにくい
等の問題があつた。
が厚紙製のカートンを折り曲げて長方形の容器を
構成するものであるために耐久性、保型性、耐水
性に劣りとくにロールシートの詰め替えによる再
使用には耐えられなかつた。また合成樹脂製容器
においてはロールの挿着に手間取りやすく、硬質
の合成樹脂材料を使用しているために製造コスト
が高騰し、さらにロールの容器内での回転性が良
好ではなく、しかもシートの残量確認がしにくい
等の問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
そこで本考案にあつては容器本体をプラスチツ
クその他の合成樹脂材により一体成形することに
より耐久性、保型性、耐水性を向上させるととも
に、ロールの容器内での回転性を良好にし、かつ
ロールの抜け出しを防止できるようにしたもので
あつて、具体的には、側面から底面にかけて半円
筒状に形成するとともに上面を開口させ、しかも
開口端の周縁部より水平放射方向外方に延びるフ
ランジを形成してなる合成樹脂製の容器本体と、
容器本体の開口部であつて一側のフランジに開閉
自在に保持させた上記容器本体と同質又は異質材
の開閉蓋体とからなり、さらに上記した容器本体
の長手方向両端面にはロール芯内に突入すべき大
きさで、しかも上方開口部寄りに傾斜部を有する
円形又は半円形をしたストツパー部を内方に向け
て突出させたところのロール芯を回転自在に係止
させる機構を形成してなるロールシート収納容器
に関するものである。
クその他の合成樹脂材により一体成形することに
より耐久性、保型性、耐水性を向上させるととも
に、ロールの容器内での回転性を良好にし、かつ
ロールの抜け出しを防止できるようにしたもので
あつて、具体的には、側面から底面にかけて半円
筒状に形成するとともに上面を開口させ、しかも
開口端の周縁部より水平放射方向外方に延びるフ
ランジを形成してなる合成樹脂製の容器本体と、
容器本体の開口部であつて一側のフランジに開閉
自在に保持させた上記容器本体と同質又は異質材
の開閉蓋体とからなり、さらに上記した容器本体
の長手方向両端面にはロール芯内に突入すべき大
きさで、しかも上方開口部寄りに傾斜部を有する
円形又は半円形をしたストツパー部を内方に向け
て突出させたところのロール芯を回転自在に係止
させる機構を形成してなるロールシート収納容器
に関するものである。
(実施例)
以下において本考案の具体的な内容を図示の一
実施例をもとに説明すると、1は合成樹脂製の容
器本体、10は容器本体と同質又は好ましくはカ
ートン紙等の異質材からなる開閉蓋体を示す。容
器本体1、は側面2から底面3、にかけて半円筒
状に形成するとともに上面を開口させ、しかも開
口端の周縁部より水平放射方向外方に延びるフラ
ンジ6、が形成され、さらに底面3の一部を平坦
にした左右一対のスタンド部4,4と、長手方向
複数個所に半円筒面より内方側または外方側に突
出させた弧状リブ5……と、容器本体1、の長手
方向両端部に形成したところのストツパー部7,
7と、容器本体1、の側面2から開口部フランジ
6の接合部にかけての部分であつて前記半円筒部
に形成された弧状リブ5……の延長上に形成され
たところの外側に部分的に膨出させた保型リブ
9、とからなり、しかも前記ストツパー部7,7
は容器本体1、の底面寄りの部分を半円形にする
とともに上方開口部寄りに傾斜部8を形成し、容
器本体1、の内方側へ突出形成して構成されてい
る。前記弧状リブ5、はロールの回転性からみれ
ば内方側に突出させたほうが好ましいが、アルミ
箔のロールシートの場合、アルミロールの表面が
この内方側弧状リブ5、により押型されてしま
い、商品価値の低下につながつてしまうので必要
に応じて外方側に突出させる。尚容器本体1、の
材質については、たとえばポリエチレン、ポリス
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタ
レート、その他の合成樹脂材を真空成形すること
により容易に得られ、また形成された容器本体
1、は好ましくは透明又は半透明がよい。
実施例をもとに説明すると、1は合成樹脂製の容
器本体、10は容器本体と同質又は好ましくはカ
ートン紙等の異質材からなる開閉蓋体を示す。容
器本体1、は側面2から底面3、にかけて半円筒
状に形成するとともに上面を開口させ、しかも開
口端の周縁部より水平放射方向外方に延びるフラ
ンジ6、が形成され、さらに底面3の一部を平坦
にした左右一対のスタンド部4,4と、長手方向
複数個所に半円筒面より内方側または外方側に突
出させた弧状リブ5……と、容器本体1、の長手
方向両端部に形成したところのストツパー部7,
7と、容器本体1、の側面2から開口部フランジ
6の接合部にかけての部分であつて前記半円筒部
に形成された弧状リブ5……の延長上に形成され
たところの外側に部分的に膨出させた保型リブ
9、とからなり、しかも前記ストツパー部7,7
は容器本体1、の底面寄りの部分を半円形にする
とともに上方開口部寄りに傾斜部8を形成し、容
器本体1、の内方側へ突出形成して構成されてい
る。前記弧状リブ5、はロールの回転性からみれ
ば内方側に突出させたほうが好ましいが、アルミ
箔のロールシートの場合、アルミロールの表面が
この内方側弧状リブ5、により押型されてしま
い、商品価値の低下につながつてしまうので必要
に応じて外方側に突出させる。尚容器本体1、の
材質については、たとえばポリエチレン、ポリス
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタ
レート、その他の合成樹脂材を真空成形すること
により容易に得られ、また形成された容器本体
1、は好ましくは透明又は半透明がよい。
一方開閉蓋体10はこの場合上記した容器本体
1のフランジ6の面積に略等しい大きさのカート
ン紙が用いられ、折り線aに沿つて二つ折りされ
た上板10aおよび下板10bとからなり、下板
10bには容器本体1の開口縁に有するフランジ
6に対応する部分を残して容器本体開口部に合わ
せて窓部10cが形成され、しかも折り線aの反
対側(前側)の下板10bの上面には鋸歯状の切
歯12が付設されている。
1のフランジ6の面積に略等しい大きさのカート
ン紙が用いられ、折り線aに沿つて二つ折りされ
た上板10aおよび下板10bとからなり、下板
10bには容器本体1の開口縁に有するフランジ
6に対応する部分を残して容器本体開口部に合わ
せて窓部10cが形成され、しかも折り線aの反
対側(前側)の下板10bの上面には鋸歯状の切
歯12が付設されている。
また上板10aにはその左右長手方向両端部近
くに前記下板10bの窓部10cの切線上に対応
する位置にミシン線13,13が形成されている
と共にこの場合前側の切歯12が施された開口縁
切線に沿つて折り線bが施され、折り線bより前
側の部分を差し込み片10dとし、しかも該差し
込み片の先端を上記切歯12の前側突出部より幾
分長めとなるように延設すると一層好ましい。
くに前記下板10bの窓部10cの切線上に対応
する位置にミシン線13,13が形成されている
と共にこの場合前側の切歯12が施された開口縁
切線に沿つて折り線bが施され、折り線bより前
側の部分を差し込み片10dとし、しかも該差し
込み片の先端を上記切歯12の前側突出部より幾
分長めとなるように延設すると一層好ましい。
またミシン線13の先端部に切欠を設けておけ
ば、後述する上板10aの開封始端とさせること
ができる。また図示しないが上記折り線b上の一
定間隔の位置を基点とし、該基点の左右両端部か
ら上板10a方向に円弧状に切込み部を形成する
と、折り線bに沿つて上板10aの前側端縁部を
直角方向に折り曲げた際に、上記切込み部により
囲まれた部分が上方に起上して摘手を形成するこ
とができ上板の開閉を一層便利にすることができ
る。さらに上記上板10aと下板10bとはその
長手方向左右両端部において接着部11,11を
相互に接着させて構成されており、この開閉蓋体
10を下板10bを下側にして容器本体1の上端
フランジ6上に接着剤を介して一体的に貼着して
構成する(第1図参照)。尚この場合容器本体1
の内部にはあらかじめ、または開閉蓋体10、の
下板10b、を容器本体のフランジ6、に固着し
た時点でロールシートが装填される。
ば、後述する上板10aの開封始端とさせること
ができる。また図示しないが上記折り線b上の一
定間隔の位置を基点とし、該基点の左右両端部か
ら上板10a方向に円弧状に切込み部を形成する
と、折り線bに沿つて上板10aの前側端縁部を
直角方向に折り曲げた際に、上記切込み部により
囲まれた部分が上方に起上して摘手を形成するこ
とができ上板の開閉を一層便利にすることができ
る。さらに上記上板10aと下板10bとはその
長手方向左右両端部において接着部11,11を
相互に接着させて構成されており、この開閉蓋体
10を下板10bを下側にして容器本体1の上端
フランジ6上に接着剤を介して一体的に貼着して
構成する(第1図参照)。尚この場合容器本体1
の内部にはあらかじめ、または開閉蓋体10、の
下板10b、を容器本体のフランジ6、に固着し
た時点でロールシートが装填される。
(作用)
上記した実施例の構成において、切歯12上に
重合されている上板10aの前側に有する差し込
み片10dの部分を摘んで上方に引き上げると上
板の左右長手方向両端部寄りの位置においてミシ
ン線13,13に沿つて引き裂かれ、これによつ
て上板10aは折り線aを蝶番として上方に開放
され、容器内に収納されているロールシートの端
縁を摘んで順次引出し、必要な長さだけ引き出し
たところで切断すべき個所を切歯12の前側端縁
に押し当てて切断した後使用する。
重合されている上板10aの前側に有する差し込
み片10dの部分を摘んで上方に引き上げると上
板の左右長手方向両端部寄りの位置においてミシ
ン線13,13に沿つて引き裂かれ、これによつ
て上板10aは折り線aを蝶番として上方に開放
され、容器内に収納されているロールシートの端
縁を摘んで順次引出し、必要な長さだけ引き出し
たところで切断すべき個所を切歯12の前側端縁
に押し当てて切断した後使用する。
一度開封した上板10aはその後、前側の差し
込み片10dを折り線bに沿つて略直角方向に折
り曲げ、これを下板10bの窓部10cを通じて
容器本体1、の内方に差し込んで閉蓋する。また
収納されているロールシート14を使いきつた場
合においてはロール芯15を取り外した後、新し
いロールシート14を容器本体1内に装填する。
この場合ロール芯15はその両端部においてスト
ツパー7の上方傾斜部8に沿つて容易に押し込む
ことができ、その結果ストツパー7,7がロール
芯15の側方開口部内に入り込んでロールシート
14を容器本体1内に確実に係止させることがで
きる。
込み片10dを折り線bに沿つて略直角方向に折
り曲げ、これを下板10bの窓部10cを通じて
容器本体1、の内方に差し込んで閉蓋する。また
収納されているロールシート14を使いきつた場
合においてはロール芯15を取り外した後、新し
いロールシート14を容器本体1内に装填する。
この場合ロール芯15はその両端部においてスト
ツパー7の上方傾斜部8に沿つて容易に押し込む
ことができ、その結果ストツパー7,7がロール
芯15の側方開口部内に入り込んでロールシート
14を容器本体1内に確実に係止させることがで
きる。
(考案の効果)
本考案は上記したように、容器本体を合成樹脂
製とし、側面から底面にかけて半円筒状に形成す
るとともに、スタンド部、ロール係止機構を一体
成形したためにロールの容器本体内での回転性が
著しく良好となる。
製とし、側面から底面にかけて半円筒状に形成す
るとともに、スタンド部、ロール係止機構を一体
成形したためにロールの容器本体内での回転性が
著しく良好となる。
また容器本体の左右長手方向両端面に内方に向
けて突出形成したストツパー部はロール芯内に突
入すべき大きさの円形又は半円形に形成し、かつ
その開口部寄りの部分に傾斜部を形成したため
に、ロールの回転性が良好でしかもその両端部を
容器本体内に確実に係止させることができるほ
か、とくに前記傾斜部の存在により容器本体組み
立て後におけるロールの装填が可能でしかも装填
作業が容易である。
けて突出形成したストツパー部はロール芯内に突
入すべき大きさの円形又は半円形に形成し、かつ
その開口部寄りの部分に傾斜部を形成したため
に、ロールの回転性が良好でしかもその両端部を
容器本体内に確実に係止させることができるほ
か、とくに前記傾斜部の存在により容器本体組み
立て後におけるロールの装填が可能でしかも装填
作業が容易である。
さらに上記した容器本体には底面の一部を平坦
にした少なくとも左右一対のスタンド部を形成し
たために安定性が良く、また容器本体の側面から
開口部フランジの接合部にかけての部分であつて
前記半円筒部に形成された各弧状リブの延長上に
外側に部分的に膨出させた保型リブが形成されて
いるために開口部周縁の強度が著しく補強される
ため、鋸歯状切歯によるロールフイルムの安定し
た切断が可能となり、また容器本体の補強にも役
立つものである。さらに上記した容器本体を透明
又は半透明した場合にはロールシートの残量を常
時目視確認することができ、ロールシートのみを
あらかじめ用意することができるためにロールシ
ートの不足による不便を解消できる。
にした少なくとも左右一対のスタンド部を形成し
たために安定性が良く、また容器本体の側面から
開口部フランジの接合部にかけての部分であつて
前記半円筒部に形成された各弧状リブの延長上に
外側に部分的に膨出させた保型リブが形成されて
いるために開口部周縁の強度が著しく補強される
ため、鋸歯状切歯によるロールフイルムの安定し
た切断が可能となり、また容器本体の補強にも役
立つものである。さらに上記した容器本体を透明
又は半透明した場合にはロールシートの残量を常
時目視確認することができ、ロールシートのみを
あらかじめ用意することができるためにロールシ
ートの不足による不便を解消できる。
また開閉蓋体はカートン紙が用いられ、折り線
を介して上板と下板とに二つ折りし、下板の中央
には開口窓を形成するとともに、該開口窓の周縁
部を容器本体のフランジ上に一体に貼着し、さら
に上板と下板とをその左右長手方向両端部におい
て接着剤により相互に一体的に接着するとともに
該接着位置より幾分内側寄りにミシン線を施して
あるために上板の前側の部分を摘んで上方に引つ
張るだけで容易に上板を開放することができる。
を介して上板と下板とに二つ折りし、下板の中央
には開口窓を形成するとともに、該開口窓の周縁
部を容器本体のフランジ上に一体に貼着し、さら
に上板と下板とをその左右長手方向両端部におい
て接着剤により相互に一体的に接着するとともに
該接着位置より幾分内側寄りにミシン線を施して
あるために上板の前側の部分を摘んで上方に引つ
張るだけで容易に上板を開放することができる。
また上板を開蓋すれば両端のミシン目が切離さ
れるので不正使用が容易に発見でき品質保証を維
持できる。さらにカートン紙によれば印刷適正が
良好であり、種々のデザインが可能で他の商品と
の差別化が容易に行える等種々の有益な効果を奏
する。
れるので不正使用が容易に発見でき品質保証を維
持できる。さらにカートン紙によれば印刷適正が
良好であり、種々のデザインが可能で他の商品と
の差別化が容易に行える等種々の有益な効果を奏
する。
第1図は本考案の一実施例をあらわしたロール
シート収納容器の全体斜視図、第2図は上板を開
放した状態のロールシート収納容器の斜視図、第
3図は第1図のロールシート収納容器を逆さに置
いた状態の斜視図、第4図は容器本体内における
ロール芯の係止状態をあらわした要部縦断面図、
第5図は開閉蓋体の展開図である。 1……容器本体、2……側面、3……底面、4
……スタンド部、5……弧状リブ、6……フラン
ジ、7……ストツパー部、8……傾斜部、9……
保型リブ、10……開閉蓋体、10a……上板、
10b……下板、10c……窓部、10d……差
し込み片、11……接着部、12……切歯、13
……ミシン線、14……ロールシート、15……
巻芯。
シート収納容器の全体斜視図、第2図は上板を開
放した状態のロールシート収納容器の斜視図、第
3図は第1図のロールシート収納容器を逆さに置
いた状態の斜視図、第4図は容器本体内における
ロール芯の係止状態をあらわした要部縦断面図、
第5図は開閉蓋体の展開図である。 1……容器本体、2……側面、3……底面、4
……スタンド部、5……弧状リブ、6……フラン
ジ、7……ストツパー部、8……傾斜部、9……
保型リブ、10……開閉蓋体、10a……上板、
10b……下板、10c……窓部、10d……差
し込み片、11……接着部、12……切歯、13
……ミシン線、14……ロールシート、15……
巻芯。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 側面から底面にかけて半円筒状に形成すると
ともに上面を開口させ、しかも開口端の周縁部
より水平放射方向外方に延びるフランジを形成
してなる合成樹脂製の容器本体と、容器本体の
開口部であつて一側のフランジに開閉自在に保
持させた上記容器本体と同質又は異質材の開閉
蓋体とからなり、さらに上記した容器本体の長
手方向両端面にはロール芯内に突入すべき大き
さで、しかも上方開口部寄りに傾斜部を有する
円形又は半円形をしたストツパー部を内方に向
けて突出させたところのロール芯を回転自在に
係止させる機構を形成してなるロールシート収
納容器。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のもの
において、容器本体の側面から開口部フランジ
にかけての部分であつて半円筒部に形成した弧
状リブの延長上に保型リブを形成してなるとこ
ろのロールシート収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986020716U JPH049326Y2 (ja) | 1986-02-15 | 1986-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986020716U JPH049326Y2 (ja) | 1986-02-15 | 1986-02-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62132938U JPS62132938U (ja) | 1987-08-21 |
JPH049326Y2 true JPH049326Y2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=30816484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986020716U Expired JPH049326Y2 (ja) | 1986-02-15 | 1986-02-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049326Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442840U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-23 | ||
JPS5648055U (ja) * | 1979-09-21 | 1981-04-28 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4959942U (ja) * | 1972-09-05 | 1974-05-27 | ||
JPS5786940U (ja) * | 1980-11-11 | 1982-05-28 |
-
1986
- 1986-02-15 JP JP1986020716U patent/JPH049326Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442840U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-23 | ||
JPS5648055U (ja) * | 1979-09-21 | 1981-04-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62132938U (ja) | 1987-08-21 |
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