JPS6018338Y2 - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
- Publication number
- JPS6018338Y2 JPS6018338Y2 JP1277282U JP1277282U JPS6018338Y2 JP S6018338 Y2 JPS6018338 Y2 JP S6018338Y2 JP 1277282 U JP1277282 U JP 1277282U JP 1277282 U JP1277282 U JP 1277282U JP S6018338 Y2 JPS6018338 Y2 JP S6018338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flaps
- connecting band
- flap
- side plate
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は箱詰作業が容易な包装箱に関するものである。
角形の主体の各側板部にそれぞれ折曲線を介してフラッ
プを連設した包装箱は段ボール製の包装箱中膜も代表的
なものであるが、この種包装箱は、梱包作業時に各フラ
ップを各側板部の外面に添うよう外側に１８０°逆折り
して完全な開口部を形成しておかないと箱詰作業を容易
に行い難い。
プを連設した包装箱は段ボール製の包装箱中膜も代表的
なものであるが、この種包装箱は、梱包作業時に各フラ
ップを各側板部の外面に添うよう外側に１８０°逆折り
して完全な開口部を形成しておかないと箱詰作業を容易
に行い難い。
ところが、段ボールのように相当な厚みと弾性を有する
素材よりなる包装箱にあっては、フラップを外側に１８
０°逆折りしただけではフラップを側板部の外面に添わ
せた状態に折曲保持させておくことは困難で、一般には
ゴムバンドや保持枠その他の保持部材を使用しているた
め、これらの作業に手数を要して箱詰作業に時間を要す
るという問題点がある。
素材よりなる包装箱にあっては、フラップを外側に１８
０°逆折りしただけではフラップを側板部の外面に添わ
せた状態に折曲保持させておくことは困難で、一般には
ゴムバンドや保持枠その他の保持部材を使用しているた
め、これらの作業に手数を要して箱詰作業に時間を要す
るという問題点がある。
本考案は前記のような問題点を解決した包装箱を目的と
して完成されたもので、以下、図示の実施例について詳
細に説明する。
して完成されたもので、以下、図示の実施例について詳
細に説明する。
１は両面段ボールよりなる角筒状の胴部で、該胴部１を
形成する前後の側板部２，２′と左右の側板部３．３′
にはその上縁に折曲線４，４′と折曲線５，５′を介し
て天蓋形成用のフラップ６゜６′とフラップ７．７′を
連設するとともに下縁にもそれぞれ折曲線８，８′と折
曲線９，９′を介して底蓋形成用のフラップ１０．１０
’とフラップ１１．１１’を連設しである。
形成する前後の側板部２，２′と左右の側板部３．３′
にはその上縁に折曲線４，４′と折曲線５，５′を介し
て天蓋形成用のフラップ６゜６′とフラップ７．７′を
連設するとともに下縁にもそれぞれ折曲線８，８′と折
曲線９，９′を介して底蓋形成用のフラップ１０．１０
’とフラップ１１．１１’を連設しである。
１２および１３は前記天蓋形成用のフラップ６、 ６’
、 ７． ７’のうち相隣る１対のフラップ６．７の
先方部間および他の１対のフラップ６’、 ７’の先
方部間の２個所を連結する細幅の連繋帯部で、図示の連
繋帯部１２．１３は包装箱素板を打抜く両面段ボールの
前記フラッフ６、 ６’、 ７． ７’の先端縁にあ
たる部分の僅か内側に位置する中芯とライナー間に一連
の芯糸１４を埋設しておき、打抜きによりフラップを形
成する際にフラップ６．７間とフラップ６’、？’間の
スリット１５．１５’は先端縁から１０〜３ｏｗｎ内側
までで止めてフラップ６．７とフラップ６’、 ？’
間に芯糸１４が埋設されて充分な強度をもった連繋帯部
１２，１３を残したものとしている。
、 ７． ７’のうち相隣る１対のフラップ６．７の
先方部間および他の１対のフラップ６’、 ７’の先
方部間の２個所を連結する細幅の連繋帯部で、図示の連
繋帯部１２．１３は包装箱素板を打抜く両面段ボールの
前記フラッフ６、 ６’、 ７． ７’の先端縁にあ
たる部分の僅か内側に位置する中芯とライナー間に一連
の芯糸１４を埋設しておき、打抜きによりフラップを形
成する際にフラップ６．７間とフラップ６’、？’間の
スリット１５．１５’は先端縁から１０〜３ｏｗｎ内側
までで止めてフラップ６．７とフラップ６’、 ？’
間に芯糸１４が埋設されて充分な強度をもった連繋帯部
１２，１３を残したものとしている。
このように構成されたものは、先ず角筒状の胴部１をそ
の側板部２，３′間の折曲線と側板部２．３間の折曲線
において折曲させた扁平状とすれば、表側にある一連の
側板部２，３に折曲線４．５を介し連設されているフラ
ップ６．７はその先端部間が芯糸１４により補強された
連繋帯部１２をもって連結され、また、裏側にある一連
の側板部２’、 ３’に折曲線４’、５’を介し連設
されているフラップ６’、？’もその先端部間が芯糸１
４をもって補強された連繋帯部１３をもって連結されて
いるのに対し、フラップ６′、７間とフラップ６．７′
間は先端縁まで達するスリット１６とスリット１６′を
もって分離されていることとなるため、第２図に示すよ
うにフラップ６．７とフラップ６’、７’を折曲線４，
５と折曲線４′。
の側板部２，３′間の折曲線と側板部２．３間の折曲線
において折曲させた扁平状とすれば、表側にある一連の
側板部２，３に折曲線４．５を介し連設されているフラ
ップ６．７はその先端部間が芯糸１４により補強された
連繋帯部１２をもって連結され、また、裏側にある一連
の側板部２’、 ３’に折曲線４’、５’を介し連設
されているフラップ６’、？’もその先端部間が芯糸１
４をもって補強された連繋帯部１３をもって連結されて
いるのに対し、フラップ６′、７間とフラップ６．７′
間は先端縁まで達するスリット１６とスリット１６′を
もって分離されていることとなるため、第２図に示すよ
うにフラップ６．７とフラップ６’、７’を折曲線４，
５と折曲線４′。
５′から側板部２，３と側板部２’、３’に添うまで外
側に折返すことができる。
側に折返すことができる。
このようにしてフラップ６．７とフラップ６’、？’を
折返したら、胴部１を角筒状に復帰させたうえ底蓋形成
用のフラップ１０．１０’、１１．１１’を折曲線８゜
８’、９．９’より内側に折曲して常法により底とすれ
ば、第３図に示すように上端が開放された箱となるが、
この際、フラップ６．７が芯糸１４をもって補強された
連繋帯部１２をもって部分的に連結されているうえにフ
ラップ６’、７’も芯糸１４をもって補強された連繋帯
部１３をもって部分的に連結されているから、フラップ
６．７およびフラップ６’、７’は相当な厚みと弾性を
有する素材よりなる場合でも側板部２，３および側板部
２’、３’に添ったままの状態を保持することとなり、
フラップ６．６’、７．７’が開口を塞いだり開口周縁
より張出されることがないから、この開口を通じ製品を
投入したり、該開口を下側に向けて製品に被套させるな
どして箱詰作業を容易に行うことができ、箱詰作業を効
率的に行うことができる利点があり、ゴムバンドや保持
枠その他フラップを側板部に添わせて保持させるための
保持部材を必要としないから、手数を要しないばかりで
なく、費用の無駄を省くことができる。
折返したら、胴部１を角筒状に復帰させたうえ底蓋形成
用のフラップ１０．１０’、１１．１１’を折曲線８゜
８’、９．９’より内側に折曲して常法により底とすれ
ば、第３図に示すように上端が開放された箱となるが、
この際、フラップ６．７が芯糸１４をもって補強された
連繋帯部１２をもって部分的に連結されているうえにフ
ラップ６’、７’も芯糸１４をもって補強された連繋帯
部１３をもって部分的に連結されているから、フラップ
６．７およびフラップ６’、７’は相当な厚みと弾性を
有する素材よりなる場合でも側板部２，３および側板部
２’、３’に添ったままの状態を保持することとなり、
フラップ６．６’、７．７’が開口を塞いだり開口周縁
より張出されることがないから、この開口を通じ製品を
投入したり、該開口を下側に向けて製品に被套させるな
どして箱詰作業を容易に行うことができ、箱詰作業を効
率的に行うことができる利点があり、ゴムバンドや保持
枠その他フラップを側板部に添わせて保持させるための
保持部材を必要としないから、手数を要しないばかりで
なく、費用の無駄を省くことができる。
（２か（７て、箱詰作業の終了後は連繋帯部１２，１３
を切断すれば、フラップ６．７とフラップ６’、？’は
いずれも各別に分離されたものとなるから、第４図に示
すように、内側のフラップ７．７′を折曲線５，５′よ
り内側に折曲するとともに外側のフラップ６．６′を折
曲線４，４′より内側に折曲１−で常法により封かんす
ればよい。
を切断すれば、フラップ６．７とフラップ６’、？’は
いずれも各別に分離されたものとなるから、第４図に示
すように、内側のフラップ７．７′を折曲線５，５′よ
り内側に折曲するとともに外側のフラップ６．６′を折
曲線４，４′より内側に折曲１−で常法により封かんす
ればよい。
しかも、芯糸１４をフラップ６．７とフラップ６’、？
’の先端縁近くに各別に埋設されたものとしであるので
、体裁上は芯糸を使用しない場合と何ら変らないが、連
繋帯部１２，１３の強度が充分となるだかりでなく、連
繋帯部１２，１３を切断後においても強度的に比較的問
題のあるフラップ６．６’、７゜７′の先端縁がいずれ
も補強されて強度的に優れたものとなる。
’の先端縁近くに各別に埋設されたものとしであるので
、体裁上は芯糸を使用しない場合と何ら変らないが、連
繋帯部１２，１３の強度が充分となるだかりでなく、連
繋帯部１２，１３を切断後においても強度的に比較的問
題のあるフラップ６．６’、７゜７′の先端縁がいずれ
も補強されて強度的に優れたものとなる。
なお、折曲線４．４’、５．５’はいずれも内側のみな
らず外側への折曲も容易に行えるようなものとしておく
ことが好ましい。
らず外側への折曲も容易に行えるようなものとしておく
ことが好ましい。
従って、本考案は在来の包装箱の問題点を解決したもの
として実用的価値極めて大なるものである。
として実用的価値極めて大なるものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は・一部切
欠斜視図、第２図、第３図、第４図は箱詰の作業工程を
示す斜視図である。 １；角筒状の胴部、２．２’：側板部、３゜３′；側板
部、４．４’：折曲線、５．５’：折曲線、６．６’：
フラップ、７．７’：フラップ、１２：連繋帯部、１３
：連繋帯部、１４：芯糸。
欠斜視図、第２図、第３図、第４図は箱詰の作業工程を
示す斜視図である。 １；角筒状の胴部、２．２’：側板部、３゜３′；側板
部、４．４’：折曲線、５．５’：折曲線、６．６’：
フラップ、７．７’：フラップ、１２：連繋帯部、１３
：連繋帯部、１４：芯糸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 段ポールよりなる角筒状の胴部１の各側板部２．２’、
３．３’にそれぞれ折曲線４，４’。 ５．５を介して連設されるフラップ６．６’。 ７．７のうち相隣るｌ対のフラップ６．７間と他の１対
のフラップ６’、？’間の２個所を連繋帯部１２と連繋
帯部１３をもって連結させるとともに該フラップ６．７
の先端縁から連繋帯部１２にわたる部分の中芯とライナ
ー間と、前記フラップ６’、７’の先端縁から連繋帯部
１３にわたる部分の中芯とライナー間にそれぞれ芯糸１
４を埋設したことを特徴とする包装箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1277282U JPS6018338Y2 (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1277282U JPS6018338Y2 (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 包装箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58116517U JPS58116517U (ja) | 1983-08-09 |
| JPS6018338Y2 true JPS6018338Y2 (ja) | 1985-06-04 |
Family
ID=30025324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1277282U Expired JPS6018338Y2 (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 包装箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018338Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-02-01 JP JP1277282U patent/JPS6018338Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58116517U (ja) | 1983-08-09 |
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