JP6507756B2 - 包装容器 - Google Patents

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この発明は,包装容器に関する。
特許文献1は,内袋の下部に貼着された輪状の外胴体と,外胴体と間隔をあけて内袋の上部に貼着された輪状の封止帯とを備える容器を記載する。外胴体と封止帯との間は内袋がむき出しになっている。外胴体および封止帯はいずれも折り畳むことができ,かつ起函する(六角筒状にする)ことができる。また別々に(外胴体のみまたは封止帯のみを)折り畳んだり,起函したりすることもできる。
実開昭58−183341号公報
輪状の外胴体(封止帯)を内袋に貼着すると,内袋の熱が外胴体(封止帯)に直接に伝わってしまう。たとえば内袋内に熱湯を入れた場合には,内袋ではなく外胴体(封止帯)を手で掴んだとしても,熱が手に伝わってしまう。
この発明は,内袋と外装容器とから構成される折り畳み可能な包装容器において,起函したときに内袋と外装容器との間に空間を確保することができるようにすることを目的とする。
この発明による包装容器は,表面と裏面とを有する内袋と,上記内袋の外側に設けられる外装容器とを備え,上記外装容器が,折り目が形成され,上記折り目に沿って折り畳み可能な底部,ならびに上記底部の正面がわおよび背面がわのそれぞれから立ち上がり,両側部が互いに固定されることによって胴部を形成する正面部および背面部を備え,上記内袋の表面および裏面が上記胴部の正面部および背面部のそれぞれに接着されており,上記内袋の表面および裏面のうちの少なくともいずれか一方に,上記胴部の周方向において上記正,背面部に接着されていない未接着部分が存在し,上記外装容器の底部の折り畳みが解消されたときに,上記未接着部分において上記内袋と上記胴部との間に空間が形成されることを特徴とする。
この発明の包装容器は,内袋と外装容器とから構成される。内袋は表面と裏面と有し,表面と裏面との間に内容物を収納するものである。内袋は有底のものであってもよいし,表面と裏面の下部同士を接着(溶着)したものであってもよい。襠部(ガゼット)を底部または両側部に持つ,ガゼット袋であってもよい。外装容器は,その底部に折り目が形成されており,この折り目に沿って折り畳むことができる。折り目を挟んで底部の正面がわおよび背面がわのそれぞれから正面部および背面部がそれぞれ立ち上がっている。正面部および背面部の両側部が固定されており,正面部および背面部によって胴部が形成される。
内袋の表面および裏面は胴部の正面部(その内面)および背面部(その内面)にそれぞれ接着され,その少なくとも一部が外装容器内に配置されて固定される。
上記折り目に沿って底部を折り畳むことで,外装容器は,その正面部と背面部とを近づけてフラットにする(内部空間を少なくする)ことができる。底部は折り目に沿って山折りすることで正面部と背面部との間に挟んでもよいし,谷折りすることで胴部の下から外方に出るようにしてもよい。
起函するときには,外装容器の両側部を互いに近づく向きに押す,または外装容器の正面部および背面部を互いに離れる方向に引っ張る。正面部と背面部の距離が広がり,開口(内部空間)が形成される。また,正面部と背面部とが互いに離れる向きに移動するとそれに伴って底部の折り畳みが次第に解消されて広がっていき,底面が張られていく。正面部に表面が接着され,背面部に裏面が接着されている内袋も,上部に開口が形成される。内袋の上部が閉じている(シールされている)ときには,起函する前にあらかじめ内袋の上部は開口される(破かれる)のはいうまでもない。
この発明によると,上記内袋の表面および裏面のうちの少なくともいずれか一方に,上記胴部の周方向において上記正,背面部に接着されていない未接着部分が存在する。上記外装容器の底部の折り畳みが解消されたときに,すなわち起函されたときに,上記未接着部分において上記内袋と上記胴部との間に空間が形成される。内袋と胴部との間に空間(すき間)が形成されている範囲を手で掴むことで,内袋の熱が手に伝わらないようにすることができる。
内袋と胴部との間の空間は,上述した断熱に利用するのみならず,スプーン,フォーク,マドラー,その他の食器等を収納するための収納空間として利用することもできる。
一実施態様では,上記内袋の両側部が上記胴部の両側部に固定されており,上記胴部の正面部および背面部に,上記底部の折り畳みが解消されたときに鈍角に折られる少なくとも2本の折り目が間隔をあけて形成されており,上記2本の折り目の間の上記2本の折り目の間隔に満たない範囲において,上記内袋の表,裏面が上記胴部の正,背面部のそれぞれに接着されている。接着範囲を除いて,胴部のほぼ全周にわたって,胴部と内袋との間の空間を確保することができる。
他の実施態様では,上記内袋の両側部が上記胴部に固定されておらず,上記胴部の正面部および背面部に,上記底部の折り畳みが解消されたときに鈍角に折られる少なくとも2本の折り目が間隔をあけて形成されており,上記2本の折り目の間の範囲において,上記内袋の表,裏面が上記胴部の正,背面部のそれぞれに接着されている。接着範囲の両側に,比較的大きな,胴部と内袋との間の空間を確保することができる。
折り畳まれた状態の第1実施例の包装容器の正面図である。 図1のII−II線に沿う端面図である。 起函された状態の第1実施例の包装容器の平面図である。 第1実施例の変形例の包装容器の図3に相当する平面図である。 折り畳まれた状態の第2実施例の包装容器の正面図である。 図5のVI−VI線に沿う端面図である。 図5のVII−VII線に沿う端面図である。 起函された状態の第2実施例の包装容器の平面図である。
図1は,折り畳まれた状態の包装容器の正面図である。図2は図1のII−II線に沿う端面図である。図2において,分かりやすくするために,完全に折り畳まれた状態ではなく少し広げられた状態で包装容器が示され,また部材の厚さが強調して示されている。図3は広げられた(起函された)包装容器の平面図である。図3においても部材の厚さが強調して示されている。
包装容器1Aは外装紙容器10とパウチ袋20とから構成されている。
外装紙容器10は胴部11および底部13から構成される。外装紙容器10の胴部11は,起函されたときに,上の径が大きく,下にいくほど径が小さくなる筒状になる。外装紙容器10(その胴部11)は両側部10L,10Rにおいて折り畳むことができる。折り畳まれたときに互いに近づく胴部11の2つの面部を,以下の説明においてそれぞれ正面部11F,背面部11Rと呼ぶ。正面部11F,背面部11Rの両側部を接着することで胴部11を形成することができる。外装紙容器10はたとえば厚紙によって作られる。厚紙に代えて,ボール紙,ミルクカートン紙,プラスチック・シート等を用いることもできる。正面部11F,背面部11Rの両側部の接着は,正面部11F,背面部11Rの両側部を直接に接着してもよいし,パウチ袋(内袋)20を介して(パウチ袋20の両側部を間に挟んで)正面部11F,背面部11Rの両側部を間接的に接着するようにしてもよい。
外装紙容器10の底部13は起函されたとき(折り畳まれていないとき)に長方形の外形を有するもので,その2つの短辺(正面がわ,背面がわ)が胴部11の正面部11Fの下縁および背面部11Rの下縁にそれぞれつながっている。底部13の2つの短辺からほぼ等距離の位置に折り目13Aが形成されており,この折り目13Aに沿って底部13は山折りされ,正面部11Fと背面部11Rの間に挟まれている。
正面部11F,背面部11Rには,縦方向(高さ方向)にのびる2本の折り目(折線,罫線)15が間隔をあけて形成されている。この折り目15に沿って正面部11F,背面部11Rを鈍角に曲げることができる。折り目15は,折り線加工,罫線加工,ミシン目加工,ハーフカット加工などにより形成することができる。
パウチ袋20は可撓性プラスチックを主体とする薄い積層フィルムから構成される。パウチ袋20は正面から見て下方に向かってやや幅が狭くなる形状を持ち,その表面,裏面を形成する表面フィルム21および裏面フィルム22と,底部に襠部を形成する底部フィルム23とを備える,いわゆる底ガゼット・タイプのものである。パウチ袋20の上部では表,裏面フィルム21,22の両側部分が互いにシールされ,パウチ袋20の下部では底部フィルム43の外周部分と表,裏面フィルム21,22の外周部分とが互いにシールされている。シールはフィルムの接着(溶着を含む)により行なわれる。襠部(底部フィルム)23はその中央部23Aで山折りされ,表面フィルム21と裏面フィルム22との間に挟まれている。
外装紙容器10の胴部11の内面にパウチ袋20は接着される。すなわち,胴部11の正面部11Fの内面の上端部付近,下端部付近の2箇所に接着剤31,32が塗布される。胴部11の背面部11Rの内面の上端部付近,下端部付近にも,接着剤31,32は塗布される。接着剤31,32はいずれも横向きに長手方向を持って細長く塗布される。また,接着剤31,32は,いずれも正,背面部11F,11Rに形成された2本の折り目15の間において,2本の折り目15の間隔に満たない長さで塗布される。すなわち,接着剤31,32の両側端と折り目15との間には間隔(接着剤31,32が塗布されていない範囲)がある。接着剤31,32によって,パウチ袋20の表面フィルム21が正面部11Fの内面に,裏面フィルム22が背面部11Rの内面に,それぞれ接着される。パウチ袋20の両側部は正面部11F,背面部11Rの両側部の間に挟んで接着することができる。
外装紙容器10(その胴部11)の両端部10L,10Rを互いに近づく向きに押す,または外装紙容器10の胴部11の正面部11F,背面部11Rを互いに離れる向きに引っ張ると,正面部11F,背面部11Rは次第にその間隔が広がって筒状になる。同時に,底部13は折り畳み状態が解消されて下向きに下がりつつ次第に広がり,胴部11の底面が張られていく。
胴部11の正面部11F,背面部11Rに,パウチ袋20の表面フィルム21,裏面フィルム22がそれぞれ接着されているので,胴部11の正面部11F,背面部11Rが互いに離れて筒状になると,パウチ袋20の表,裏面フィルム21,22も互いに離れて間隔が広がっていく。同時に底部フィルム23の折り畳み状態が解消されて下向きに下がりつつ次第に広がり,パウチ袋20の底面(襠部)が張られていく。パウチ袋20も筒状となり,その上部に大きな開口が形成される。
パウチ袋20の上部開口から,表面フィルム21,裏面フィルム22および底部フィルム23によって形成される内部空間に,たとえば加工食品(フリーズドライ食品など)が収納される。外装紙容器10によって大きな開口が形成されているので,パウチ袋20内に加工食品を収納しやすい。
加工食品を収納した後,包装容器1A(外装紙容器10およびパウチ袋20)は再び折り畳まれ,パウチ袋20の上端部分がシールされて密閉される。加工食品が収納された包装容器1Aは,折り畳まれた状態で搬送,保管され,店頭に並べられる。
パウチ袋20の上端部分を横向きに引き裂くことでパウチ袋20の上部が開く。次に,包装容器1Aの両側部10L,10Rを互いに近づく向きに押すことで包装容器1Aを起函し,パウチ袋20の上部開口を大きく開く。大きく開いた上部開口からパウチ袋20内にたとえば熱湯が注がれ,これにより加工食品が熱湯に溶け,スープ等ができあがる。パウチ袋20は外装紙容器10(その下縁および底部13)によって支えられるので,起函された包装容器1Aが転倒して中身がこぼれてしまうおそれは少ない。また,比較的強固にパウチ袋20を外装紙容器10に接着しておくことで,お湯が注がれても外装紙容器10の底部30が壊れてしまう(底が抜けてしまう)おそれも少なくすることができる。たとえば非常食,キャンプ用品などに非常に便利である。もっとも,通常の家庭内などにおける使用にも適している。
図3を参照して,包装容器1Aを起函すると,外装紙容器10の正面部11F,背面部11Rは,上述した2本の折り目15の位置で鈍角に折れ曲がる。ここでパウチ袋20は,上述したように,正面部11F,背面部11Rに形成された2本の折り目15の間隔に満たない長さを持つ接着剤31,32によって正面部11F,背面部11Rに接着されている。このため,パウチ袋20の表,裏面フィルム21,22は,正,背面部11F,11Rの全体には接触(密着)せず,表面フィルム21と正面部11Fの間,および裏面フィルム22と背面部11Rの間には,接着剤31(32)の左右の両側のそれぞれの未接着部分(範囲)において,断熱空間(すき間)40が形成される。たとえばパウチ袋20内に熱湯が注がれたときに,断熱空間40が形成されている範囲ではパウチ袋20の熱が外装紙容器10に伝わりにくく,したがって包装容器1Aを持つ手に熱さを感じずに済む。
断熱空間(すき間)40は,たとえば,プラスチック製のスプーン,フォーク,マドラーなどを収納するスペースとしても用いることができる。この場合には,断熱空間40に入れられたスプーン等の落下を防止するために,底部13が幅広に(起函されたときに胴部11の底をおおよそ閉じる形状および大きさで)つくられる。
外装紙容器10の内面の周長とパウチ袋20の周長(外装紙容器10の正面部11Fと背面部11Rとによって挟まれる部分を除く)とは略同一とするのが好ましい。内容物が収容されていない状態において,パウチ袋20を外装紙容器10の内面にぴったりと沿わせて包装容器1Aを扁平状に折り畳むことができる。
図4に示すように,パウチ袋20を構成する表,裏面フィルム21,22の両側部分のシール範囲を少し広げてもよい。図4に示す包装容器1Bにおいても,外装紙容器10の内面の周長と,パウチ袋20の周長(外装紙容器10の正面部11Fと背面部11Rとによって挟まれる部分を除く)は略同一であり,内容物が収容されていない状態において,パウチ袋20を外装紙容器10の内面にぴったりと沿わせて包装容器1Bを扁平状に折り畳むことができる。また,図4に示す態様では,断熱空間40が平面から見て平行四辺形の形状となり,比較的大きな空間を確保することができる。断熱空間40の形状は任意に設計することができる。
図5から図8は包装容器の第2実施例を示している。図5は折り畳まれた状態の第2実施例の包装容器の正面図を,図6は図5のVI−VI線に沿う端面図を,図7は図5のVII−VII線に沿う端面図をそれぞれ示している。図8は起函された第2実施例の包装容器の平面図である。
第2実施例の包装容器1Cは,外装紙容器10の底部13が折り目13Aに沿って谷折りされており,谷折りされた底部13が外装紙容器10の胴部11の下部から外に出ている点,パウチ袋50が正面からみて矩形であり,その両側部に襠部を持つもの(サイドガゼット・タイプ)である点,パウチ袋50を胴部11の内面に接着するための接着剤31が,胴部11の内面の上端部付近にのみ設けられている点,および接着剤31が,正,背面部11F,11Rに形成された2つの折り目15の間隔とほぼ同じ長さを持つ点が異なる。第1実施例の包装容器1Aと同一の部材には同一符号を付し,重複説明を避ける。
パウチ袋50は,上述したようにサイドガゼット・タイプのもので,表面フィルム51,裏面フィルム52,および表,裏面フィルム51,52の両側部のそれぞれに接着された側部フィルム54を備えている。側部フィルム54はその中央部54Aで内向きに折られ,表面フィルム51と裏面フィルム52の間に挟まれている(図7参照)。
第1実施例の包装容器1Aと同様に,加工食品等を収納するときには,外装紙容器10Bの胴部11の両端部10L,10Rが互いに近づく向きに押されるか,または正面部11F,背面部11Rが互いに離れる向きに引っ張られる。外装紙容器10の底部13は折り畳み状態が解消されて上向きに上がりつつ次第に広がっていく。パウチ袋50においてはその両側の側部フィルム54の折り畳みが解消されて次第に広がっていく。また,パウチ袋50の底部53も次第に上昇しつつかつ広がっていく。
図8を参照して,包装容器1Bを起函すると,胴部11の正面部11F,背面部11Rは,2本の折り目15の位置で鈍角に折れ曲がる。ここでパウチ袋50は,正面部11F,背面部11Rに形成された2本の折り目15の間隔に等しい長さを持つ接着剤31によって正面部11F,背面部11Rに接着されている。パウチ袋50の表,裏面フィルム51,52のうち,正,背面部11F,11Rに接着されていない未接着部分(範囲)は,正面部11F,背面部11Rから離れ,広がった側部フィルム54とともに筒状になったパウチ袋50の側面を構成することになる。筒状のパウチ袋50の両側方に,比較的大きな断熱空間(すき間)40をそれぞれ形成することができる。第2実施例においても,パウチ袋50内に熱湯が注がれたときに,断熱空間40が形成されている範囲ではパウチ袋50の熱が外装紙容器10に伝わりにくく,したがって包装容器1Cを持つ手に熱さを感じずに済む。
1A,1B,1C 包装容器
10 外装紙容器
11 胴部
11F 正面部
11R 背面部
13 底部
20,50 パウチ袋(内袋)
21,51 表面フィルム
22,52 裏面フィルム
23 襠部(底部フィルム)
40 断熱空間
54 襠部(側部フィルム)

Claims (4)

  1. 表面フィルム,裏面フィルムおよび底部フィルムを有する内袋と,上記内袋の外側に設けられる外装容器とを備え,
    上記内袋は,その上部において表面フィルムと裏面フィルムの両側部分が互いにシールされ,下部では底部フィルムの外周部分と表,裏面フィルムの外周部分とが互いにシールされた底ガゼット・タイプのものであり,
    上記外装容器が,
    折り目が形成され,上記折り目に沿って折り畳み可能な底部,ならびに
    上記折り目を挟んで上記底部の正面がわおよび背面がわのそれぞれから立ち上がり,両側部が互いに固定されることによって胴部を形成する正面部および背面部を備え,
    上記内袋の表面フィルムおよび裏面フィルムが上記胴部の正面部および背面部にそれぞれ接着されており,
    上記内袋の両側部のうち,表面フィルムと裏面フィルムとが互いにシールされる上部が,上記外装容器の胴部の両側部にそれぞれ固定されており,
    上記内袋の表面フィルムおよび裏面フィルムのうちの少なくともいずれか一方に,上記胴部の周方向において上記正,背面部に接着されていない未接着部分が存在し,上記外装容器の底部の折り畳みが解消されたときに,上記未接着部分において上記内袋と上記胴部との間に空間が形成されることを特徴とする,
    包装容器。
  2. 記胴部の正面部および背面部に,上記底部の折り畳みが解消されたときに鈍角に折られる少なくとも2本の折り目が間隔をあけて形成されており,
    上記2本の折り目の間の,上記2本の折り目の間隔に満たない範囲において,上記内袋の表,裏面フィルムが上記胴部の正,背面部にそれぞれ接着されている,
    請求項1に記載の包装容器。
  3. 上記外装容器の底部が上記底部の折り目に沿って山折りされている,
    請求項1または2に記載の包装容器。
  4. 上記外装容器の底部が上記底部の折り目に沿って谷折りされている,
    請求項1または2に記載の包装容器。
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