JP3196787U - 食品包装体 - Google Patents

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中村 雄一郎
雄一郎 中村
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アイワ工業株式会社
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

【課題】開封しやすく、しかも開封後も袋の形状を維持し、手で持ちながら食べることや、食べ残し分を再度包むことができる四面体状の食品包装体を提供する。【解決手段】食品包装体は、プラスチックフィルムによって形成される四面体状の食品包装体1であり、プラスチックフィルムの折り返しによって形成されている第1辺部2と、第1辺部2に対向しプラスチックフィルムの溶着によって形成されている第2辺部3とを有し、第1辺部2に沿って切断補助テープ4が設けられている。【選択図】図1

Description

この考案は、食品を包装するための四面体状の包装材に関する。
牛乳等の飲料用の包装材として、四面体状のものは古くより使用されていた。4面のいずれかの中心付近に穴が通しやすい加工がされていて、そこにストローを刺して内容物を飲用する。
特許文献1、特許文献2、特許文献3などには、固形物の食品を収容できる四面体状の包装体が記載されている。これらの包装体では、四面体の4辺のいずれかの中央部に開封を容易にする手段が設けられ、ここから四面体を2分割するように切り開く。開封された時には、舟形となり、それを容器のようにテーブルにおいて中の食品を食べることができる。
特開2007−284077号公開特許公報 特開2010−241491号公開特許公報 特開2011−126561号公開特許公報
従来の飲料用の四面体状容器は内容物を指で取り出せるように大きく切り開くことが困難であり、固形の食品用に使用するには適していない。一方、特許文献1、特許文献2、特許文献3などに記載の食品包装体であれば、いずれかの辺部の中心から2分割するように完全に切り開くことができ、内容物を容易に取り出すことができる。
しかし、特許文献1〜3に記載されている食品包装体では、開封後は袋の形状を持たず、舟形の皿のようになる。テーブルのような置き場がない場合、内容物をこぼさないように手で持つことは困難である。しかも、食べ残しがある場合、袋のように開口部を閉じて残ったものを包むことができない。
この考案は、開封しやすく、しかも開封後も袋の形状を維持し、手で持ちながら食べることや、食べ残し分を再度包むことができる四面体状の食品包装体を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、この考案の食品包装体は、プラスチックフィルムによって形成される四面体状の食品包装体であり、プラスチックフィルムの折り返しによって形成されている第1辺部と、第1辺部に対向しプラスチックフィルムの溶着によって形成されている第2辺部とを有し、第1辺部に沿って切断補助テープが設けられている。
この考案の食品包装体は、第1辺部に沿って切断補助テープによって簡単に第1辺部を切り開くことができ、袋の状態を保って開封することができる。
食品包装体を示す斜視図である。 食品包装体の製造方法を模式的に示す概念図である。 封止前の食品包装体を示す平面図である。
この考案を実施するための形態について図面に基づいて説明する。図1は食品包装体を示す斜視図である。食品包装体1は、プラスチックフィルムによって形成される四面体状の包装体である。プラスチックフィルムの折り返しによって形成されている第1辺部2と、第1辺部2に対向しプラスチックフィルムの溶着によって形成されている第2辺部3とを有し、第1辺部2に沿って切断補助テープ4が設けられている。
プラスチックフィルムとしては、本例では内部の食品が見えるように透明なシートを使用している。また、加熱によりフィルム同士を接着できるような接着剤が内側に塗布されているフィルムを使用している。
切断補助テープ4はカットテープと呼ばれているものであり、第1辺部2において折り返されているシート部分のいずれか一方の内側に貼られている。また、第1辺部2の少なくとも一方の端部には、折り返されているシート部分同士を熱溶着により接続した接続部5が形成されている。そして、この接続部5の中であり切断補助テープ4の下側、すなわち切断補助テープ4の近くで第2辺3に向いた側に切り欠き6が設けられている。本例では、接続部5および切り欠き6は第1辺部2の両端部に設けられている。
この考案は四面体状の食品包装体に関するものであるが、食品包装体が完成した状態では、内容物である食品xを内部に包装している。この食品包装体1の開封は切断補助テープ4によって行う。第1辺部2の端部E,Fのいずれかを引き上げると切り欠き6より切断が始まる。この切断は切断補助テープ4によって第1辺部2に沿って真っすぐ進行する。こうして、簡単に第1辺部2を切り離し、食品包装体1を開封できる。このとき、食品包装体は封筒状の袋の形状となり、内部の食品を保持し続ける。通常の袋入り食品と同様に、開封された袋状の包装体を持って中の食品を取り出して食べることができる。中の食品はこぼれ落ちにくい。
開封後に全ての内容物を消費する必要はない。特許文献1〜3の包装体では、開封後には包装体の形状が完全に失われ、残存物を再包装することはできないが、この考案の食品包装体では開封後も袋の形状を維持しているので、開口部を閉じて、クリップや和ゴムなどで止めればよい。
次に、食品包装体の製造方法の例について説明する。図2は食品包装体の製造方法を模式的に示す概念図である。食品包装体の原反は一定幅で連続した帯状のプラスチックフィルムであり、たとえば紙管などに巻かれたものを引き出しながら使用する。この原反の幅は、食品包装体の第1辺部2の長さE−Fの約2倍である。帯状の原反の中心線の近くに切断補助テープ4を貼り付け、さらに中心線に沿って二つ折りにする。このとき、切断補助テープ4が貼られた面が内側になるようにする。この原反の折り返し部に対して所定間隔で小範囲の熱溶着を行う。この熱溶着の繰り返し間隔Lは第1辺部2の長さE−Fに合わせる。また、この熱溶着によりできた接着部に丸穴11を開けていく。これを丸穴11の中心を通る切断線12に沿って溶断する。溶断によって原反から切り離されるとともに、この切断線に沿って重なり合った2枚のシートが相互に溶着される。
以上の工程は繰り返され、袋状の部材が順次切り出されていく。この工程は、包装材の製造に使用される通常の設備により、容易に行うことができる。
以上の工程により切り出された袋状の部材は封止前の食品包装体になる。図3は封止前の食品包装体を示す平面図である。下辺は折り返しにより形成され、左右の辺は溶断によって接続されており、上部が開放されている。上辺を開き、中に内容物となる固定物の食品xを入れる。適用される食品には特に制限はなく、たとえばゆでた枝豆などのスナック菓子などを入れることができる。
ついで熱圧着などにより上辺部を封止する。ここで、図3に示す袋状の上辺の端部A,B同士を合わせるように閉じる。こうして、上辺部の中心である点Cと点Dが封止された時の端部となる。これにより、図1に示す四面体状の包装体が形成される。封止により形成された辺部が四面体状の食品包装体1の第2辺部3となる。一方、図3で下辺として示された折り曲げ部が四面体状の食品包装体1の第1辺部2となる。
二つ折りになった原反上に開けられた丸穴は、切断されて半円となり、第1辺部2の端に形成される切り欠き5となる。
1.食品包装体
2.第1辺部
3.第2辺部
4.切断補助テープ
5.接着部
6.切り欠き
10.食品包装体用原反
11.丸穴
12.切断線
x.食品

Claims (1)

  1. プラスチックフィルムによって形成される四面体状の食品包装体であり、プラスチックフィルムの折り返しによって形成されている第1辺部と、第1辺部に対向しプラスチックフィルムの溶着によって形成されている第2辺部とを有し、第1辺部に沿って切断補助テープが設けられている食品包装体。
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