JP3025180B2 - 断熱用缶ホルダー - Google Patents
断熱用缶ホルダーInfo
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- JP3025180B2 JP3025180B2 JP7252665A JP25266595A JP3025180B2 JP 3025180 B2 JP3025180 B2 JP 3025180B2 JP 7252665 A JP7252665 A JP 7252665A JP 25266595 A JP25266595 A JP 25266595A JP 3025180 B2 JP3025180 B2 JP 3025180B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- postcard
- folded
- perforation
- container
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は缶飲料等の加温又は
冷却された缶容器自体の温度を手に感ずることなく手で
保持して飲用でき、かつ飲用後は応募葉書として用いる
ことのできる断熱用缶ホルダーに関するものである。
冷却された缶容器自体の温度を手に感ずることなく手で
保持して飲用でき、かつ飲用後は応募葉書として用いる
ことのできる断熱用缶ホルダーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上部が開口し、袋体が断熱素材で形成さ
れた保持具本体の下端部両側を切り欠くことにより下端
部が保持具本体内に容器を挿入した際、容器の底部を支
持する底板として形成される容器保持具は、実開昭６３
−６４６０号公報で知られている。また、包装紙を葉書
として使用しうるようにしたものが実開平２−１０２３
４４号公報、実公昭３９−１２５９８号公報、実開昭５
８−７３７８３号公報、実開昭６３−３７５８２号公報
等で知られている。
れた保持具本体の下端部両側を切り欠くことにより下端
部が保持具本体内に容器を挿入した際、容器の底部を支
持する底板として形成される容器保持具は、実開昭６３
−６４６０号公報で知られている。また、包装紙を葉書
として使用しうるようにしたものが実開平２−１０２３
４４号公報、実公昭３９−１２５９８号公報、実開昭５
８−７３７８３号公報、実開昭６３−３７５８２号公報
等で知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来知られている前者
の容器保持具は加温又は冷却された容器を断熱状態で保
持できるが、飲料のキャンペーンなどの告知や、応募葉
書として利用できない。また、後者のものは、包装紙を
葉書として使用しうるが、加温又は冷却された容器を断
熱状態で保持できない。従って、本発明は、加温又は冷
却された飲料を缶から飲用するとき、断熱状態で缶自体
の温度を感ずることなく保持でき、かつ、飲用後は、葉
書として使用しうる断熱用缶ホルダーをうることを目的
とするものである。
の容器保持具は加温又は冷却された容器を断熱状態で保
持できるが、飲料のキャンペーンなどの告知や、応募葉
書として利用できない。また、後者のものは、包装紙を
葉書として使用しうるが、加温又は冷却された容器を断
熱状態で保持できない。従って、本発明は、加温又は冷
却された飲料を缶から飲用するとき、断熱状態で缶自体
の温度を感ずることなく保持でき、かつ、飲用後は、葉
書として使用しうる断熱用缶ホルダーをうることを目的
とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するため次のような断熱用缶ホルダーを提供
するものである。すなわち、広告面両側に折り目線を介
して背面広告面を各々連設し、一方の背面広告面にはミ
シン目を介して糊付け面を、他方の背面広告面にはミシ
ン目を介して貼付片を連設するとともに、前記広告面お
よび背面広告面の裏面に葉書面を形成して構成される筒
体及び該筒体の上縁に、折り目線を介して内側に折込自
在な飲み口を設けるとともに、該筒体の下縁には、ミシ
ン目を介して折り込み部及び糊付け面が順次下方に連設
された連結用突片から構成されていることを特徴とする
断熱用缶ホルダーである。なお、本発明で用いられてい
るミシン目は切り込み、切取線をも含む。
目的を達成するため次のような断熱用缶ホルダーを提供
するものである。すなわち、広告面両側に折り目線を介
して背面広告面を各々連設し、一方の背面広告面にはミ
シン目を介して糊付け面を、他方の背面広告面にはミシ
ン目を介して貼付片を連設するとともに、前記広告面お
よび背面広告面の裏面に葉書面を形成して構成される筒
体及び該筒体の上縁に、折り目線を介して内側に折込自
在な飲み口を設けるとともに、該筒体の下縁には、ミシ
ン目を介して折り込み部及び糊付け面が順次下方に連設
された連結用突片から構成されていることを特徴とする
断熱用缶ホルダーである。なお、本発明で用いられてい
るミシン目は切り込み、切取線をも含む。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明は、折り目線を利用して平
面状に折り畳める筒体の表面に、例えば飲料のキャンペ
ーンなどの告知に利用される広告面を形成し、内面に応
募葉書に用いられる葉書面を形成した断熱用缶ホルダー
である。本発明の断熱用缶ホルダーは、通常折り目線を
利用して偏平なものとして、移送・保管に嵩ばらないよ
うにし、缶容器飲用時、折り目線から広げて筒状のもの
とし、これに缶容器を収納して、断熱状態で缶自体の温
度を感ずることなく缶容器を保持しなから加温又は冷却
された飲料を飲用出来るようにしたものである。本発明
は、成形が容易であって、取扱い容易であると共に缶容
器を落下せしめることなく確実に保持でき、飲料のキャ
ンペーン等の告知、応募葉書として利用できるようにな
っており、切断、展開することにより、葉書大となるよ
うにしたものである。そして、飲用時缶容器から飲料を
飲み易くするために筒体の上縁において内側に折り込む
ことのできる飲み口が形成され、筒体内に入った缶容器
が落下しないように筒体の下縁に切り取り自在な缶容器
を支持する連結用突片を形成するか、連結片用突片を形
成することなく、筒体において内側に折り込んで形成さ
れる折り込み部を形成したものである。
面状に折り畳める筒体の表面に、例えば飲料のキャンペ
ーンなどの告知に利用される広告面を形成し、内面に応
募葉書に用いられる葉書面を形成した断熱用缶ホルダー
である。本発明の断熱用缶ホルダーは、通常折り目線を
利用して偏平なものとして、移送・保管に嵩ばらないよ
うにし、缶容器飲用時、折り目線から広げて筒状のもの
とし、これに缶容器を収納して、断熱状態で缶自体の温
度を感ずることなく缶容器を保持しなから加温又は冷却
された飲料を飲用出来るようにしたものである。本発明
は、成形が容易であって、取扱い容易であると共に缶容
器を落下せしめることなく確実に保持でき、飲料のキャ
ンペーン等の告知、応募葉書として利用できるようにな
っており、切断、展開することにより、葉書大となるよ
うにしたものである。そして、飲用時缶容器から飲料を
飲み易くするために筒体の上縁において内側に折り込む
ことのできる飲み口が形成され、筒体内に入った缶容器
が落下しないように筒体の下縁に切り取り自在な缶容器
を支持する連結用突片を形成するか、連結片用突片を形
成することなく、筒体において内側に折り込んで形成さ
れる折り込み部を形成したものである。
【０００６】以下図面に基づいて具体的に説明する。図
１、２は、本発明ホルダーＡのブランク板を示すもので
紙または、ビニール等の合成樹脂のほか合成紙などで成
形され、図１は、その表面を、図２は、その裏面、すな
わち、筒体の内面を示すものである。その筒体１の表面
広告面１ａ両側に折り目線１８、１９を介して背面広告
面１４、１４ａがあり、更に背面広告面１４には、ミシ
ン目２を介して糊付け面３が形成され、これと反対側の
背面広告面１４ａには、ミシン目４を介して短小な貼付
片５が形成されている。また、筒体本体表面側下縁中央
には、ミシン目１０を介して連結用突片１１が連設され
ている。連結用突片１１の端部には、糊付け面９が形成
され、この糊付け面を切り取るためのミシン目８があ
る。また、ミシン目１０とミシン目８との間に折り目線
６があり、これによって折り込み部７、７ａが形成され
ている。以上のように構成された連結用突片１１の端部
の糊付け面９は、筒体本体背面側の貼り合わせ面に貼着
され、筒体の折り畳み時、折り目線６から折り込み部
７、７ａが折り畳まれ、筒体が筒状に拡張すると筒体の
下縁において架橋状態に伸長する。
１、２は、本発明ホルダーＡのブランク板を示すもので
紙または、ビニール等の合成樹脂のほか合成紙などで成
形され、図１は、その表面を、図２は、その裏面、すな
わち、筒体の内面を示すものである。その筒体１の表面
広告面１ａ両側に折り目線１８、１９を介して背面広告
面１４、１４ａがあり、更に背面広告面１４には、ミシ
ン目２を介して糊付け面３が形成され、これと反対側の
背面広告面１４ａには、ミシン目４を介して短小な貼付
片５が形成されている。また、筒体本体表面側下縁中央
には、ミシン目１０を介して連結用突片１１が連設され
ている。連結用突片１１の端部には、糊付け面９が形成
され、この糊付け面を切り取るためのミシン目８があ
る。また、ミシン目１０とミシン目８との間に折り目線
６があり、これによって折り込み部７、７ａが形成され
ている。以上のように構成された連結用突片１１の端部
の糊付け面９は、筒体本体背面側の貼り合わせ面に貼着
され、筒体の折り畳み時、折り目線６から折り込み部
７、７ａが折り畳まれ、筒体が筒状に拡張すると筒体の
下縁において架橋状態に伸長する。
【０００７】筒体本体１の上縁表面側には、折り目線１
２を介して内側に折込自在な飲み口１３が形成されてい
る。図示のものは、ラッパ状折り目線１２の中央に折り
目線１２ａがある。折り目線の形状は、図１の如くラッ
パ状の他、三日月状、截頭円錐形状等任意の形状が採用
される。
２を介して内側に折込自在な飲み口１３が形成されてい
る。図示のものは、ラッパ状折り目線１２の中央に折り
目線１２ａがある。折り目線の形状は、図１の如くラッ
パ状の他、三日月状、截頭円錐形状等任意の形状が採用
される。
【０００８】筒体本体１の内面すなわち、ブランク板の
裏面１ｂには、図２の如くミシン目４とミシン目２との
間に葉書面を形成しており、受取人欄１５、発送人欄１
６、応募シール貼付欄１７がある。なお、折込線１８、
１９は、葉書面に対して横方向に形成され、郵便物読み
取り機の読み取り操作方向に支障のない状態に形成され
ている。この折り目線１８、１９は、応募シール欄１７
または、切手欄に跨っているので、ブランク板に復元性
のある機械特性のよい材料を選ぶことにより折り癖が残
らないようにすることができる。
裏面１ｂには、図２の如くミシン目４とミシン目２との
間に葉書面を形成しており、受取人欄１５、発送人欄１
６、応募シール貼付欄１７がある。なお、折込線１８、
１９は、葉書面に対して横方向に形成され、郵便物読み
取り機の読み取り操作方向に支障のない状態に形成され
ている。この折り目線１８、１９は、応募シール欄１７
または、切手欄に跨っているので、ブランク板に復元性
のある機械特性のよい材料を選ぶことにより折り癖が残
らないようにすることができる。
【０００９】なお、図１０に示す２０は、販売用缶容器
収納庫、２１は、該販売用缶容器収納庫上に載置された
立掛け台でこれに本発明断熱用缶ホルダーＡの収納ケー
ス２２がある。
収納庫、２１は、該販売用缶容器収納庫上に載置された
立掛け台でこれに本発明断熱用缶ホルダーＡの収納ケー
ス２２がある。
【００１０】さて、本発明断熱用缶ホルダーＡをブラン
ク板から折り畳み状態の筒体を形成するには、貼付片５
を糊付け面３に貼付する。また、連結用突片１１は、中
間の折り目線６から折り畳み、その糊付け面９を図４の
如く貼付片５に貼付する。ここで、貼付片５は、糊付け
面９との関係から嵩ばらないように図１の如く短く構成
されている。かくして、図３、図４に示す折り畳み状態
の缶ホルダーＡがえられる。図３は表面側を、図４は背
面側を示す。
ク板から折り畳み状態の筒体を形成するには、貼付片５
を糊付け面３に貼付する。また、連結用突片１１は、中
間の折り目線６から折り畳み、その糊付け面９を図４の
如く貼付片５に貼付する。ここで、貼付片５は、糊付け
面９との関係から嵩ばらないように図１の如く短く構成
されている。かくして、図３、図４に示す折り畳み状態
の缶ホルダーＡがえられる。図３は表面側を、図４は背
面側を示す。
【００１１】かかる缶ホルダーＡは、図３の如く連結用
突片１１を筒体内に挿入して、図１０に示す収納ケース
２２内に収容しておく。顧客が販売用缶容器収納庫２０
から所望の缶容器を買うと同時に、収納ケース２２から
一枚の缶ホルダーＡをとりだす。そして図７に示す如く
筒体内から連結用突片１１を引出して、折り目線１８、
１９を左右から押すと筒体１が開口する。次いで図８の
如く折り目線１２、１２ａを利用して飲み口１３を内側
に折り込む。その後で買った缶容器Ｂを図９の如く筒体
１の中に入れる。その時、連結用突片１１は、筒体１の
底部に架橋状態となって展開していて缶容器底を受けと
めるようになる。したがって缶容器は下にずり落ちな
い。かかる状態で缶容器内の飲料を飲用するが、飲み口
１３が内側に折り込まれているので缶容器に口を当てて
もホルダーＡが邪魔になることがない。また、筒体１
は、折り目線１８、１９で保形されているので、缶容器
によくフィットし、さらに、飲み口１３によって缶容器
とホルダーとの間に空間があくので断熱効果が増す。し
たがって、本発明は、缶容器によくフィットする、缶容
器を確実に支持する、断熱効果があるという３機能があ
る。
突片１１を筒体内に挿入して、図１０に示す収納ケース
２２内に収容しておく。顧客が販売用缶容器収納庫２０
から所望の缶容器を買うと同時に、収納ケース２２から
一枚の缶ホルダーＡをとりだす。そして図７に示す如く
筒体内から連結用突片１１を引出して、折り目線１８、
１９を左右から押すと筒体１が開口する。次いで図８の
如く折り目線１２、１２ａを利用して飲み口１３を内側
に折り込む。その後で買った缶容器Ｂを図９の如く筒体
１の中に入れる。その時、連結用突片１１は、筒体１の
底部に架橋状態となって展開していて缶容器底を受けと
めるようになる。したがって缶容器は下にずり落ちな
い。かかる状態で缶容器内の飲料を飲用するが、飲み口
１３が内側に折り込まれているので缶容器に口を当てて
もホルダーＡが邪魔になることがない。また、筒体１
は、折り目線１８、１９で保形されているので、缶容器
によくフィットし、さらに、飲み口１３によって缶容器
とホルダーとの間に空間があくので断熱効果が増す。し
たがって、本発明は、缶容器によくフィットする、缶容
器を確実に支持する、断熱効果があるという３機能があ
る。
【００１２】飲用後連結用突片１１をミシン目１０を利
用して取り除き次いでミシン目２から貼付片５と糊付け
面３を除去すると、ホルダーＡは、展開状態となり、葉
書面の発送人欄１６に住所、氏名、年齢、性別、職業、
電話番号を記入し、買った缶容器に貼ってある応募シー
ルＣを応募シール欄１７に貼付して必要枚数のシールを
貼付した場合、発送する。
用して取り除き次いでミシン目２から貼付片５と糊付け
面３を除去すると、ホルダーＡは、展開状態となり、葉
書面の発送人欄１６に住所、氏名、年齢、性別、職業、
電話番号を記入し、買った缶容器に貼ってある応募シー
ルＣを応募シール欄１７に貼付して必要枚数のシールを
貼付した場合、発送する。
【００１３】なお、連結用突片の代わりに図５、図６に
示すような折り込み部分を筒体の下縁において少なくと
も相対する２箇所に設けてもよく、又折込底板を連設し
てもよいが、成形が容易で缶容器を安定して支持するに
は、連結用突片が好ましい。また、定形用葉書大のもの
を形成しうる筒体の大きさが望ましいが、缶容器に比べ
て筒体の高さが低い場合は、飲み口は形成しなくてもよ
い。さらに、筒体の貼り合わせ部分である貼付片５と糊
付け面３とを取り除くことにより葉書形成に好ましくな
い部分をなくすることができて応募葉書として好ましい
ものがえられる。その他筒体を偏平状に折り畳める折り
目線は、葉書として使用するとき、残って欠点となるが
前述した如く機械特性のよい材料を用いることにより折
り曲げ癖を是正できて葉書として充分通用する。何れに
しても筒体の大きさは官製葉書の定形で送れる料金の大
きさで形成することが好ましく、また、耐摩擦性のある
インキで印刷するが、応募葉書の記名欄にはインキが滲
まないようにする。
示すような折り込み部分を筒体の下縁において少なくと
も相対する２箇所に設けてもよく、又折込底板を連設し
てもよいが、成形が容易で缶容器を安定して支持するに
は、連結用突片が好ましい。また、定形用葉書大のもの
を形成しうる筒体の大きさが望ましいが、缶容器に比べ
て筒体の高さが低い場合は、飲み口は形成しなくてもよ
い。さらに、筒体の貼り合わせ部分である貼付片５と糊
付け面３とを取り除くことにより葉書形成に好ましくな
い部分をなくすることができて応募葉書として好ましい
ものがえられる。その他筒体を偏平状に折り畳める折り
目線は、葉書として使用するとき、残って欠点となるが
前述した如く機械特性のよい材料を用いることにより折
り曲げ癖を是正できて葉書として充分通用する。何れに
しても筒体の大きさは官製葉書の定形で送れる料金の大
きさで形成することが好ましく、また、耐摩擦性のある
インキで印刷するが、応募葉書の記名欄にはインキが滲
まないようにする。
【００１４】本発明の好ましい実施態様は、切り目線か
ら平面状に折り畳める筒体の表面に広告面を、背面に葉
書面を形成し、かつ筒体の貼り合わせ面をミシン目から
切断することにより、葉書大に形成される大きさに筒体
を形成し、筒体の背面側、すなわち、貼り合わせ面側と
異なる表面側上縁において、内側に折り込んで形成され
る飲み口を形成すると共に筒体の表面側下縁にミシン目
を介して連結用突片を連設し、端部の糊付け面を筒体の
貼り合わせ面側に貼着して筒体の折り畳み時、折り目線
から折り畳める如く形成すると共に筒体の広がりと共に
展開して架橋状態となる如く構成してなる断熱用缶ホル
ダーである。以上のような断熱用缶ホルダーによれば、
飲み口が筒体の貼り合わせ面側と異なる表面側上縁に形
成されているので、部厚な貼り合わせ面に災いされるこ
となく容易に飲み口が折込み成形でき、この折込により
缶容器を押さえて筒体の折り目線と共に缶容器によくホ
ルダーがフィットし、缶容器とホルダーとの間に適当な
空間を形成して断熱効果を高め、また、飲用後、缶を支
持する連結用突片は、ミシン目から切断して取り除くこ
とができるが、その糊付け面は、筒体の貼り合わせ面側
に貼着されているので、この貼り合わせ面側をミシン目
から取り除くことにより葉書形成で支障となる部厚な貼
り合わせ面を連結突片と共に除くことができ、筒体を容
易に切断展開して葉書大のものをうることができる。な
お、本発明は缶容器の他にアイス等を収納したカップ状
容器にも用いることかできる。又、缶の形状（大きいも
の、小さいもの）に関係なく、どのような大きさの缶
（例えばロング缶）でも、缶の大きさに合わせて、ホル
ダーの大きさを設計できる。ただし、ハガキとして使え
る範囲である。
ら平面状に折り畳める筒体の表面に広告面を、背面に葉
書面を形成し、かつ筒体の貼り合わせ面をミシン目から
切断することにより、葉書大に形成される大きさに筒体
を形成し、筒体の背面側、すなわち、貼り合わせ面側と
異なる表面側上縁において、内側に折り込んで形成され
る飲み口を形成すると共に筒体の表面側下縁にミシン目
を介して連結用突片を連設し、端部の糊付け面を筒体の
貼り合わせ面側に貼着して筒体の折り畳み時、折り目線
から折り畳める如く形成すると共に筒体の広がりと共に
展開して架橋状態となる如く構成してなる断熱用缶ホル
ダーである。以上のような断熱用缶ホルダーによれば、
飲み口が筒体の貼り合わせ面側と異なる表面側上縁に形
成されているので、部厚な貼り合わせ面に災いされるこ
となく容易に飲み口が折込み成形でき、この折込により
缶容器を押さえて筒体の折り目線と共に缶容器によくホ
ルダーがフィットし、缶容器とホルダーとの間に適当な
空間を形成して断熱効果を高め、また、飲用後、缶を支
持する連結用突片は、ミシン目から切断して取り除くこ
とができるが、その糊付け面は、筒体の貼り合わせ面側
に貼着されているので、この貼り合わせ面側をミシン目
から取り除くことにより葉書形成で支障となる部厚な貼
り合わせ面を連結突片と共に除くことができ、筒体を容
易に切断展開して葉書大のものをうることができる。な
お、本発明は缶容器の他にアイス等を収納したカップ状
容器にも用いることかできる。又、缶の形状（大きいも
の、小さいもの）に関係なく、どのような大きさの缶
（例えばロング缶）でも、缶の大きさに合わせて、ホル
ダーの大きさを設計できる。ただし、ハガキとして使え
る範囲である。
【００１５】
【発明の効果】この出願の請求項１に係る発明によれ
ば、成形が容易であって移送、保管の際、嵩ばらず、取
扱いが容易であるとともに飲料を入れた缶容器が落下せ
ず、確実に保持され、さらにホルダーの内外面に印刷を
施すことで飲料のキャンペーン等の告知、応募葉書とし
て利用でき、また、缶口に口を当てて飲用する際、飲み
口が形成されているので、ホルダーに直接口が当たるこ
とがなく不快感を伴うことがない。しかも、飲み口が内
側に折り込んで形成されているので、飲み口が缶容器を
押さえ、ホルダーの折り目線で形成される折込癖と共に
ホルダーが缶容器によくフィットして確実に缶容器を支
持することができ、かつ缶容器とホルダーとの間に空間
が形成されて缶容器自体の温度を感ずることなく、断熱
効果を高めることができる。さらに、連結用突片がよく
缶容器の底部を支持してホルダーから缶容器が落下せず
確実に保持されると共に、飲用後、缶を支持する連結用
突片は、ミシン目から切断して取り除くことができる
が、その糊付け面は、筒体の貼り合わせ面側に貼着され
ているので、この貼合わせ面側をミシン目から取り除く
ことにより葉書形成で、支障となる部厚な貼り合わせ面
を連結突片と共に除くことができ、筒体を容易に切断、
展開して葉書大のものを得ることができるという特徴が
ある。
ば、成形が容易であって移送、保管の際、嵩ばらず、取
扱いが容易であるとともに飲料を入れた缶容器が落下せ
ず、確実に保持され、さらにホルダーの内外面に印刷を
施すことで飲料のキャンペーン等の告知、応募葉書とし
て利用でき、また、缶口に口を当てて飲用する際、飲み
口が形成されているので、ホルダーに直接口が当たるこ
とがなく不快感を伴うことがない。しかも、飲み口が内
側に折り込んで形成されているので、飲み口が缶容器を
押さえ、ホルダーの折り目線で形成される折込癖と共に
ホルダーが缶容器によくフィットして確実に缶容器を支
持することができ、かつ缶容器とホルダーとの間に空間
が形成されて缶容器自体の温度を感ずることなく、断熱
効果を高めることができる。さらに、連結用突片がよく
缶容器の底部を支持してホルダーから缶容器が落下せず
確実に保持されると共に、飲用後、缶を支持する連結用
突片は、ミシン目から切断して取り除くことができる
が、その糊付け面は、筒体の貼り合わせ面側に貼着され
ているので、この貼合わせ面側をミシン目から取り除く
ことにより葉書形成で、支障となる部厚な貼り合わせ面
を連結突片と共に除くことができ、筒体を容易に切断、
展開して葉書大のものを得ることができるという特徴が
ある。
【図１】本発明ホルダーのブランク板の表面図
【図２】本発明ホルダーのブランク板の背面図
【図３】本発明ホルダーの折り畳み時の正面図
【図４】本発明ホルダーの折り畳み時の背面図
【図５】折り込み部の実施例図
【図６】図４と異なる折り込み部の実施例図
【図７】ホルダーの開き状態を示す説明図
【図８】飲み口形成説明図
【図９】缶容器をホルダーに入れた状態説明図
【図１０】本発明ホルダーのキャンペーン時における使
用状態の説明図
用状態の説明図
１ 筒体 １ａ 表面側 １ｂ 背面側 ２ ミシン目 ３ 糊付け面 ４ ミシン目 ５ 貼付片 ６ 折り目線 ７ 折り込み部 ７ａ 折り込み部 ８ ミシン目 ９ 糊付け面 １０ ミシン目 １１ 連結用突片 １２ 折り目線 １３ 飲み口 １４ 背面広告面 １４ａ 背面広告面 １５ 受取人欄 １６ 発送人欄 １７ 応募シール欄 １８ 折り目線 １９ 折り目線 ２０ 販売用缶容器収納庫 ２１ 立て掛台 ２２ 本発明ホルダー収納ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 直 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 実開 昭51−33106（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−161065（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 81/36 B65D 81/38 B42D 15/02 501
Claims (1)
- 【請求項１】 広告面両側に折り目線を介して背面広告
面を各々連設し、一方の背面広告面にはミシン目を介し
て糊付け面を、他方の背面広告面にはミシン目を介して
貼付片を連設するとともに、前記広告面および背面広告
面の裏面に葉書面を形成して構成される筒体及び上縁
に、折り目線を介して内側に折込自在な飲み口を設ける
とともに、該筒体の下縁には、ミシン目を介して折り込
み部及び糊付け面が順次下方に連設された連結用突片か
ら構成されていることを特徴とする断熱用缶ホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252665A JP3025180B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 断熱用缶ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP7252665A JP3025180B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 断熱用缶ホルダー |
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1995
- 1995-09-29 JP JP7252665A patent/JP3025180B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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| JPH0995370A (ja) | 1997-04-08 |
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