JP3130657U - 連結式包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の水洗用タンク37をそれぞれ別々に段ボールケースに収納することなく、連結して梱包できるようにした連結式包装体を提供する。
【解決手段】天板11のU字状切込み12の部分を根元側の折曲げ線13で折曲げて仕切り板14を連設し、天板11の両側の側板20の先端に補助側板22を介して係止板24を連設し、このような係止板24の切込み25を上記仕切り板14の根元部分に嵌め込むようにし、さらに天板11の長さ方向の両端の端板30に連設された補助フラップ32を上記側板20と補助側板22とによって挟着する。
【選択図】図2

Description

本考案は連結式包装体に係り、とくに複数の物品を並べてそれらの上部を覆うように包装する連結式包装体に関する。
従来より各種の物品を物流に供するために、例えば実公昭61−1059号公報や実開昭63−82717号公報に開示されている包装箱が広く用いられている。すなわち段ボールを打抜いて所定の形状とし、折曲げ線の部分で折曲げて直方体状に組立てられた包装箱によって、各種の物品を収納して物流に供するようにしている。このような包装箱は、比較的大きな物品については、その中に1つの物品を収納するようにしている。
従って例えばトイレットの水洗用タンクを物流に供するためには、各水洗用タンクについてそれぞれ1つずつの包装箱を用意し、それぞれの水洗用タンクをこれらの包装箱に個々に独立に収納して物流に供するようにしている。従って少なくとも水洗用タンクの数に相当する段ボール製の包装箱を必要とすることになる。またこのような包装形態は、梱包段階においてそれぞれの水洗用タンクを段ボール内に収納し、例えば結束バンド等によって結束して蓋を閉じることを要するようになる。また開梱の段階においても、結束用バンドを切断し、蓋体を開いて段ボール箱の中から水洗用タンクを取出すことになる。従って梱包および開梱の動作が面倒になる欠点がある。
このように従来の包装形態、とくに段ボール箱を用いた包装形態は、包装資材の量が多く、しかも梱包および開梱の工数が多く、必ずしも合理的な包装形態ではない。
実公昭61−1059号公報 実開昭63−82717号公報
本願考案の課題は、複数の物品を一括して包装することができるようにした連結式包装体を提供することである。
本願考案の別の課題は、物品間に挿入される仕切り板が確実にその姿勢を維持出来るようにした連結式包装体を提供することである。
本願考案のさらに別の課題は、装着すると仕切り板が自動的に複数の物品間に挿入されるようにした連結式包装体を提供することである。
本願考案のさらに別の課題は、装着した後に外側にフィルム等の包装手段によって覆うようにしても、コーナの部分で上記フィルムが破断しないようにした連結式包装体を提供することである。
本願考案の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願考案の技術的思想およびその実施の形態によって明らかにされる。
本願の主要な考案は、複数の物品を並べてそれらの上部を覆うように包装する連結式包装体において、
天板に切込みによって仕切り板が連設され、該仕切り板を前記天板に対してほぼ直角に折曲げるようにし、該仕切り板を前記複数の物品間に挿入するようにしたことを特徴とする連結式包装体に関するものである。
ここで、前記仕切り板を形成するための切込みがほぼU字状であってよい。また前記天板の幅方向の両側に側板が連設されるとともに、該側板の内側に重合うように補助側板が連設され、しかも該補助側板の先端部に係止板が連設され、該係止板によってほぼ直角に折曲げられた前記仕切り板が係止されてよい。また前記係止板の先端部に切込みが形成され、該切込みが前記仕切り板の根元部分に嵌り込んで前記仕切り板が前記係止板で係止されてよい。また前記天板の長さ方向の両端にそれぞれ端板が連設されるとともに、該端板の両側にそれぞれ補助フラップが連設され、前記補助フラップが前記端板に対してほぼ直角に折曲げられるとともに、前記側板と前記補助側板とによって挟着されてよい。また前記補助フラップの根元側の折曲げ部分であって前記側板の側端との間の領域に切込みによって円弧状の凹部が形成されてよい。また単一のプラスチック製ダンボールシートによって一体に連結された状態で組立てられてよい。また前記物品がトイレットの水洗用タンクであって、複数の水洗用タンクを並べた状態でそれらの上部を覆うように包装してよい。
本願の主要な考案は、複数の物品を並べてそれらの上部を覆うように包装する連結式包装体において、天板に切込みによって仕切り板が連設され、該仕切り板を天板に対してほぼ直角に折曲げるようにし、該仕切り板を複数の物品間に挿入するようにしたものである。
従ってこのような連結式包装体によると、並べられた複数の物品間に仕切り板が挿入されるようにしてこれら複数の物品の上部に連結式包装体が装着されることになり、これによって複数の物品を連続する単一の連結式包装体で包装することが可能になる。従ってこのような連結式包装体を用いることによって、個々の物品を別々に包装箱に収納する必要がなくなり、これによって包装資材の削減と、梱包および開梱の作業の合理化を図ることが可能になる。
以下本願考案を図示の実施の形態によって説明する。図1は本実施の形態に係る連結式包装体の展開状態を示すものであって、この連結式包装体は、連続する単一のプラスチック製段ボール10から構成されており、このようなプラスチック製段ボール10を打抜いて、図1に示すような形状にしており、これを折曲げて組立てることにより、図3および図6に示すような連結式包装体が組立てられるようになっている。
プラスチック製段ボール10は図1に示すように、そのほぼ中央部に横長の天板11が形成されており、この天板11にはその長さ方向に沿って4個所にそれぞれU字状の切込み12が形成され、このような切込み12の両端の根元部分が折曲げ線13によって連結されている。そしてU字状切込み12と折曲げ線13とによって囲まれる領域が仕切り板14になっている。そしてU字状切込み12の上端部には小さな円弧状切込み15が形成されている。
上記天板11の幅方向の両側にはそれぞれ折曲げ線19が連設されるとともに、これらの折曲げ線19の先端側にはそれぞれ横長の側板20が連設されている。そして側板20の先端部には、互いに平行な一対の折曲げ線21を介して上記側板20に平行に該側板20とほぼ同一の形状の補助側板22が連設されている。さらに上記補助側板22の先端側には折曲げ線23を介して、係止板24が連設される。係止板24は上記補助側板22とほぼ同一の形状をなしており、しかも係止板24の上端側には、その長さ方向を5分割する位置に4つの切込み25が形成されている。これらの切込み25は、上記U字状切込み12によって形成される仕切り板14の根元側の両側の部分に嵌め込まれるようになっている。
次に上記天板11の長さ方向の両端にはそれぞれ折曲げ線29を介して端板30が連設されている。端板30はその幅方向の両端にそれぞれ折曲げ線31を介して、補助フラップ32が連設される。そして補助フラップ32と上記側板20、補助側板22、および係止板24の幅方向の両端とを区画する部分の切込みの終端側に、円弧状の凹部33が形成される。すなわち円弧状の凹部33は上記補助フラップ32の下側の根元部分と上記側板20の両側の根元側の部分との間に形成される半円弧状の切込みである。
次にこのようなプラスチック製段ボール10を用いて連結式包装体を組立てる動作を図2および図3によって説明する。上記天板11の4個所のU字状の切込み12を、折曲げ線13によって折曲げることにより、仕切り板14を図2に示すように天板11に対してほぼ直角に折曲げる。なおこの時に切込み12に連設されている小さな円弧状切込み15が、上記仕切り板14を折曲げるために指を挿入するのに用いられる。
このように仕切り板14を天板11に対して直角に折曲げたならば、この後に天板11の両端の端板30を折曲げ線29のところでそれぞれ直角に折曲げる。さらに端板30の幅方向の両端の補助フラップ32を折曲げ線31のところで直角に内側に折曲げるようにする。これによって補助フラップ32と端板30とによってコ字状の形状をなすようにする。
このように両側の端板30と補助フラップ32とをそれぞれ折曲げたならば、この後に側板20の先端側の一対の折曲げ線21によって補助側板22を直角に折曲げる。そしてこの後に、側板20を折曲げ線19によって直角に折曲げるようにし、上記補助フラップ32の外側において、側板20がこの補助フラップ32と重合うようにする。このような状態において、一対の折曲げ線21によって補助側板22を内側にさらに90°折曲げるようにし、これによってこの補助側板22が上記補助フラップ32の内側に重合うようにする。そして係止板24を折曲げ線23のところで上方に約90°折曲げ、係止板24の先端側の切込み25を、図3に示すように天板11に対して直角に折曲げられている仕切り板14の両側の根元部分に嵌め込むようにする。
このような係止板24の切込み25と仕切り板14の根元部分との嵌め合い構造によって、直角に折曲げられた仕切り板14がその状態で安定に維持されることになる。また上記切込み25によって仕切り板14と係合された係止板24によって内側の補助側板22がその位置で安定に保持されることになり、そのために側板20と補助側板22との間に位置する補助フラップ32がこれら両側の側板20と補助側板22とによって挟着保持されることになる。従って接着剤や鋲等の固定手段を用いることなく、安定に組立てられることになる。
次にこのような連結式包装体によって、水洗用タンク37を梱包する動作を説明する。水洗用タンク37は、図4および図5に示すように、セラミック製のタンクであって、その上部開口が蓋体38によって閉塞されるようになっているタンクである。なおここでタンク本体37と蓋体38とは、ともにセラミックによって作られている。そしてこのようなタンクは、水洗用トイレットの便器にパイプによって接続されるようになっているタンクである。
このような水洗用タンク37は、図6および図7に示すように、その前面あるいは背面を互いに対向するように一列に並べるとともに、5つの水洗用タンク37を一括して梱包するようになっており、このときに上方から上記連結式包装体が組込まれる。
図3に示すように組立てられた連結式包装体を図6に示すように逆様にして凹部が下を向くようにする。この状態で所定の間隔で配置された水洗用タンク37の上部に装着される。このときにこの連結式包装体の天板11の下面に突出する仕切り板14が図7に示すように、この水洗用タンク37の間に挿入されることになり、これによって互いに隣接する水洗用タンク37間の緩衝が行なわれることになる。とくに上記仕切り板14は、側板20の内側に配置されている補助側板22の先端側の係止板24の切込み25と嵌り合っているために、この仕切り板14が天板11に対してほぼ直角に折曲げられた姿勢を安定に維持する。従って連結式包装体を上から装着すると、仕切り板14が自動的に図7に示すように、水洗用タンク37間に挿入されることになり、確実な組立て動作が達成される。
またこのような連結式包装体によって包装した形態によると、とくにこの連結式包装体のコーナの部分であってその上部には上記円弧状凹部33によって開口が形成されているために、この開口によってコーナの部分に角が生じなくなる。従って連結式包装体を5つの水洗用タンク37の上部に装着した状態において、フィルムを巻いて固定する際に、フィルムが上記連結式包装体の角の部分で破断するのが防止されるようになり、これによってフィルムによる確実な梱包の補助が達成されることになる。また上記円弧状の凹部33を形成することによって、この連結式包装体のコーナの部分が破断やひび割れを生ずることを確実に防止できるようになる。
このような連結式包装体は、例えば5つの水洗用タンク37を並べた状態で連続して梱包するようにしている。なおこのような水洗用タンク37の底部についても、同様の連結式包装体によって梱包されることになる。従ってこのような連結式包装体を用いることによって、個々の水洗用タンク37についてそれぞれ個別に包装箱を用いる必要がなくなり、このために包装用資材の削減を図ることが可能になる。また1つ1つの水洗用タンク37をそれぞれ段ボールケース内に収納して梱包したり、あるいはまた段ボールケースを開梱したりする作業が不要になるために、梱包および開梱の作業が軽減されることになり、合理的な包装形態を提供できるようになる。
以上本願考案を図示の実施の形態によって説明したが、本願考案は上記実施の形態によって限定されることなく、本願考案の技術的思想の範囲内において各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態は、水洗用タンク37の梱包に関するものであるが、本願考案の連結式包装体は、その他各種の物品の包装に広く適用することができる。また梱包される物品の形状に応じて、各種の形態に設計変更可能である。
本願考案は、トイレットの水洗用タンクの連結梱包に利用することができる。
連結式包装体を構成するプラスチック製段ボールシートの展開平面図である。 同組立て動作を示す外観斜視図である。 組立てられた状態の連結式包装体の外観斜視図である。 梱包される水洗用タンクの平面図である。 同水洗用タンクの正面図および側面図である。 5つの水洗用タンクを連結式包装体によって梱包する状態を示す分解斜視図である。 5つの水洗用タンクを連結して包装している連結式包装体の側面図である。
符号の説明
10 プラスチック製段ボール
11 天板
12 U字状切込み
13 折曲げ線
14 仕切り板
15 円弧状切込み
19 折曲げ線
20 側板
21 折曲げ線
22 補助側板
23 折曲げ線
24 係止板
25 切込み
29 折曲げ線
30 端板
31 折曲げ線
32 補助フラップ
33 円弧状の凹部
37 水洗用タンク(本体)
38 蓋体

Claims (8)

  1. 複数の物品を並べてそれらの上部を覆うように包装する連結式包装体において、
    天板に切込みによって仕切り板が連設され、該仕切り板を前記天板に対してほぼ直角に折曲げるようにし、該仕切り板を前記複数の物品間に挿入するようにしたことを特徴とする連結式包装体。
  2. 前記仕切り板を形成するための切込みがほぼU字状であることを特徴とする請求項1に記載の連結式包装体。
  3. 前記天板の幅方向の両側に側板が連設されるとともに、該側板の内側に重合うように補助側板が連設され、しかも該補助側板の先端部に係止板が連設され、該係止板によってほぼ直角に折曲げられた前記仕切り板が係止されることを特徴とする請求項1に記載の連結式包装体。
  4. 前記係止板の先端部に切込みが形成され、該切込みが前記仕切り板の根元部分に嵌り込んで前記仕切り板が前記係止板で係止されることを特徴とする請求項3に記載の連結式包装体。
  5. 前記天板の長さ方向の両端にそれぞれ端板が連設されるとともに、該端板の両側にそれぞれ補助フラップが連設され、前記補助フラップが前記端板に対してほぼ直角に折曲げられるとともに、前記側板と前記補助側板とによって挟着されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の連結式包装体。
  6. 前記補助フラップの根元側の折曲げ部分であって前記側板の側端との間の領域に切込みによって円弧状の凹部が形成されることを特徴とする請求項5に記載の連結式包装体。
  7. 単一のプラスチック製ダンボールシートによって一体に連結された状態で組立てられることを特徴とする請求項1に記載の連結式包装体。
  8. 前記物品がトイレットの水洗用タンクであって、複数の水洗用タンクを並べた状態でそれらの上部を覆うように包装することを特徴とする請求項1に記載の連結式包装体。
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