JP5539105B2 - 光電変換装置およびそれを用いた撮像システム - Google Patents

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Description

本件は光電変換装置の分離の構造に関する。
CCD型やCMOS型の光電変換装置は多くのデジタルスチルカメラやデジタルカムコーダーに用いられている。近年、光電変換装置は画素の縮小化がなされており、それによって隣接の画素への電荷の混合(クロストーク)への対策が検討されている。
特許文献1では、隣接する画素間での電荷の混合を防ぐための素子分離用のバリアとなるP型ウエル領域を、光電変換素子のN型ウエル領域に合わせて深い領域に形成する構成が開示されている。
特開2003−258232号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているP型のウエル領域であっても、電荷の漏れを十分に抑制することが困難な場合がある。また、一般的に光電変換装置では、光電変換素子の周辺に光電変換素子の電荷を読み出すためのトランジスタなどが設けられており、光電変換素子同士が等間隔に配置されているとは限らない。そして、光電変換素子同士を分離するP型ウエルの幅も異なる場合がある。ここで、本発明者らは、このようなP型ウエル領域の幅によって、ある光電変換素子から隣接する複数の光電変換素子へ漏れる信号電荷の量が異なってしまう場合があることを見出した。このように隣接する光電変換素子への信号電荷の漏れ量がばらついてしまうと、画質が低下し、また信号処理による補正が困難となる。また、光電変換素子同士の間隔を均一にし、P型ウエル領域の幅も均一にすると、信号電荷を読み出すトランジスタなどの平面レイアウトの自由度が低下し、画素の縮小化が困難となってしまう。
そこで、本発明においては、平面レイアウトの自由度を維持しつつ、隣接する光電変換素子(画素)へ混入する電荷のばらつきの低減が可能な光電変換装置を提供することを目的とする。
本発明の光電変換装置の一つは、信号電荷が蓄積可能な第1導電型の半導体領域を有する第1の光電変換素子と、前記第1の光電変換素子から第1方向に沿って隣に位置し、第1導電型の半導体領域を有する第2の光電変換素子と、前記第1の光電変換素子から前記第1方向と異なる方向の第2方向に沿って隣に位置し、第1導電型の半導体領域を有する第3の光電変換素子と、前記第1の光電変換素子からの前記信号電荷を読み出すためのトランジスタと、が配された基板を有する光電変換装置において、前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、第1の幅を有する、第1導電型と反対導電型の第2導電型の第1の半導体領域と、前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第3の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する、第2導電型の第2の半導体領域と、前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の半導体領域から前記第1方向に交差する第3方向に沿って隣に位置し、前記第1の半導体領域に比べて前記信号電荷に対するポテンシャルが低く、平面視したときに前記トランジスタの一部に設けられている第3の半導体領域と、を有する。
平面レイアウトの自由度を維持しつつ、隣接する光電変換素子(画素)へ混入する電荷のばらつきが低減された光電変換装置を提供することが可能となる。
第1の実施形態における光電変換装置の平面図と断面模式図 光電変換装置の画素回路の一例とその平面図 第1の実施形態の光電変換装置を説明するための平面図と断面模式図 第2の実施形態における光電変換装置の平面図と断面模式図。 第1の実施形態の変形例を説明する光電変換装置の平面図と断面模式図。 第3の実施形態における光電変換装置の平面図と断面模式図。 第3の実施形態の変形例を説明する光電変換装置の平面図と断面模式図。 第1の実施形態における光電変換装置の製造方法を説明するための断面模式図。 第1の実施形態における光電変換装置の製造方法を説明するための断面模式図。 撮像システムを説明するためのブロック図 第5の実施形態における経路のポテンシャルを説明するための模式図
本発明の光電変換装置は、第1および第2の光電変換素子との間に信号電荷に対して障壁となるような第1の半導体領域を有し、第1および第3の光電変換素子との間に第1の半導体領域よりも幅の狭い信号電荷に対して障壁となるような第2の半導体領域を有する。そして、第1の光電変換素子と第2の光電変換素子との間の少なくとも一部に、第1の半導体領域よりも障壁(ポテンシャルバリア)が低い領域を設ける。このような構成によって、第1の光電変換素子にて生じた信号電荷が隣接する第2,第3の光電変換素子へ偏って混入することを抑制することが可能となる。つまり、隣接する複数の光電変換素子に混入する信号電荷の量を均一化することが可能となり、得られる画質が向上する。更に、補正を行う場合においても、画像信号を容易に補正することが可能となるため、必要な画像処理部の構成も簡易な構成にすることが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明する。
(画素回路の一例)
まず、本発明が適用されうる画素回路の一例について説明する。図2(A)は本発明が適用されうる画素回路の一例を示した回路図であり、図2(B)はその画素回路の4画素分の平面レイアウトを示す平面図である。以下、信号電荷が電子の場合を説明する。
図2(A)において、画素(PIXEL)は、光電変換素子であるフォトダイオード100、転送MOSトランジスタ101、リセットMOSトランジスタ102、増幅MOSトランジスタ103、選択MOSトランジスタ105とを有する。転送MOSトランジスタ101は光電変換素子100にて生じた信号電荷を浮遊拡散部104へ転送する。増幅MOSトランジスタ103は浮遊拡散部104の電位に応じた出力を選択MOSトランジスタ105を介して出力線106へ出力する。増幅MOSトランジスタ103はソースフォロワ回路の一部であり、そのゲート電極は浮遊拡散部104と接続されている。リセットMOSトランジスタ102は、増幅MOSトランジスタ103のゲート電極のノード、すなわち浮遊拡散部104を規定の電位(リセット電位)にリセットする。転送MOSトランジスタ101には転送制御信号TXが、リセットMOSトランジスタ102にはリセット制御信号RESが、選択MOSトランジスタ105には選択制御信号SELが供給される。各制御信号によって上述の信号電荷の読み出しが制御される。光電変換装置には、このような画素が1次元もしくは2次元に配列し、撮像領域を構成している。
図2(B)は、4画素(画素a〜d)の平面レイアウトを示す。図2(B)では、4つのフォトダイオード200が配置されている。201は転送MOSトランジスタ101のゲート電極、202はリセットMOSトランジスタ102のゲート電極を示す。203は増幅MOSトランジスタ103のゲート電極、205は選択MOSトランジスタ105のゲート電極、204は浮遊拡散部である。更に、206はリセットMOSトランジスタのソース領域であり、207はリセットMOSトランジスタのドレイン領域であり、増幅MOSトランジスタのドレイン領域である。208は増幅MOSトランジスタのソース領域であり、選択MOSトランジスタのドレイン領域を兼ねる。209は選択MOSトランジスタのソース領域であり出力線106と接続されている。以下、説明のため、図2(B)中の複数の光電変換素子200をそれぞれ、第1の光電変換素子200a、第2の光電変換素子200b、第3の光電変換素子200c、第4の光電変換素子200dとする。そして、光電変換素子以外の構成については、画素dについてのみ符号を付す。例えば、光電変換素子200dに対応する転送MOSトランジスタのゲート電極は201dと、表記している。他の画素についても各構成は同一であるため符号を省略する。
210は各素子の活性領域211、212を規定する素子分離領域である。本実施形態においては、素子分離領域210にLOCOS(Local oxidation ofSilicon)構造を用いたが、STI(Shallow Trench Isolation)構造などでもよい。また、素子分離領域210は、信号電荷に対して障壁となるような半導体領域のみが配された構造(拡散分離)などでもよい。素子分離領域210が信号電荷に対して障壁となるような半導体領域のみから構成される場合においては、活性領域は信号電荷に対して障壁となるような半導体領域との境界にて規定されるものとする。図2(B)において、活性領域211は光電変換素子200と浮遊拡散部204とを含み、活性領域212は各トランジスタのソース領域およびドレイン領域を含む。ここで、図2(B)においては、光電変換素子200aが配される活性領域211aと光電変換素子200bが配される活性領域211bとの間の距離、あるいは、光電変換素子200aと光電変換素子200bとの間の第1の領域213の幅を第1の幅W1とする。また、光電変換素子200aが配される活性領域211aと光電変換素子200cが配される活性領域211cとの間の距離、あるいは、光電変換素子200aと光電変換素子200cとの間の第2の領域214の幅を第2のW2とする。第1の幅W1と第2の幅W2とは異なり、W1>W2である。ここで、ここで、画素は、第1の方向(X軸)および第2の方向(Y軸)に沿って行列状に配されており、第1の方向と第2の方向とは直交するものとする。
光電変換装置は、図2(A)に示したような回路に限定されるものではなく、更に多くの光電変換素子が増幅MOSトランジスタを共有化するような構成であっても、選択MOSトランジスタを有していない構成であってもよい。また、図2(B)に示したような平面レイアウトに限定されない。以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態の光電変換装置について、図1を用いて説明する。まず、図1(A)は図2(B)の平面図に対応した平面図である。図1(A)において、図2(B)と同様の構成については符号を省略し、本実施形態の特徴となる部分にのみ符号を付している。図1(A)では、信号電荷(電子)に対して障壁を構成する、信号電荷が少数キャリアとなるような第1導電型(P型)の第1の半導体領域110と第1導電型の第2の半導体領域111が配されている。具体的には、第1の領域213には第3の幅W3の第1の半導体領域110が配され、第2の領域214には第4の幅W4の第2の半導体領域111が配されており、ポテンシャルバリアを形成している。第1の半導体領域110はトランジスタが配される活性領域211の下部に配されている。そして、第1の領域213の一部に第1の半導体領域110よりもポテンシャルが低い第3の領域が配される。具体的には、第1の領域213の一部に第1の半導体領域110よりも不純物濃度が低い、第3の幅W3の第1導電型の第3の半導体領域112が配されている。具体的には、第3の半導体領域112はリセットMOSトランジスタのソース領域206の下部に配されている。第1〜第3の半導体領域とで光電変換素子を囲う格子状のポテンシャルバリアを形成している。ここで、第3の半導体領域112を配することで、光電変換素子200aから隣接する光電変換素子へ流入する電荷を抑制しつつ、光電変換素子200aから光電変換素子200bおよび光電変換素子200cへ流入する電荷の量を均一にすることが可能となる。
図1(A)の構成を図1(B)および図1(C)を用いて更に説明する。図1(B)および図1(C)は、図1(A)のXX’線およびYY’線における断面模式図である。図1(B)および図1(C)において、図1(A)および図2(B)と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。図1(B)および図1(C)において、115は第1導電型の基板を示し、114は第1導電型の半導体領域を示し、119は光電変換素子の受光面を含む平面を示している。ここで、基板115の導電型は任意であり、半導体領域114は第2導電型でもよく、基板115上にエピタキシャル成長によって形成された層であっても、基板115にイオン注入などで形成された層であってもよい。平面119を基準として基板115に向かう方向を基板に深い方向とする。図1(B)および図1(C)において、素子分離領域210はLOCOS構造113を有している。また、図1(B)および図1(C)において、光電変換素子200は第2導電型(N型)の電荷蓄積部116と光電変換素子の受光面119側に配されたP型の表面保護層117とを有する。
図1(C)において、第2の半導体領域111は、幅W4、深さD1を有する。また、図1(B)の断面図において、第3の半導体領域112は幅W3、深さD1を有する。なお、第1の領域213に配される第1の半導体領域110は幅W3を有し、深さD1を有する構成である。本実施形態においては、第1の領域213に配された第1の半導体領域110と第3の半導体領域112において、幅や深さは等しく設定し、第3の半導体領域の不純物濃度を第1の半導体領域および第2の半導体領域の不純物濃度よりも低く設定している。この第3の半導体領域112の不純物濃度は、光電変換装置のレイアウトや第1半導体領域の幅W3、W4の値によって、適宜設定可能である。
ここで、信号電荷の流入について、図3を用いて説明する。図3は、図1と対応する図面であり、図1(A)と同様に図2(B)を元にした図面である。図3において、図1や図2(B)と同一の構成には符号をふし、説明を省略する。図3では、図1のように第3の半導体領域を設けず、第1の半導体領域110と第2の半導体領域111とを設けている。このような構成において、信号電荷が隣接する光電変換素子へ流入する場合には、幅W3の第1の半導体領域110を通る経路2と、幅W4の第2の半導体領域111を通る経路3とがある。ここで、第1の半導体領域110と、第2の半導体領域111とは同じ不純物濃度で同じ深さであるため、信号電荷が隣接する光電変換素子へ流入する確率は経路2の場合よりも経路3の方が高くなる。従って、隣接する光電変換素子であっても、光電変換素子200aで生じた信号電荷の混入量が光電変換素子200bよりも光電変換素子200cの方が多くなり、かたよりが生じてしまう。つまり、モノクロの光電変換装置においては、画像にむらが生じてしまう。また、単板式のカメラ用のカラーの光電変換装置においては、隣接する光電変換素子は異なる色の信号を出力するため、混色を生じてしまう。
一方、図1に示した構成によれば、不純物濃度が低い第3の半導体領域を設けたことで、経路2よりも隣接する光電変換素子へ信号電荷が流入しやすい経路1が出来る。よって、経路2および経路3によって偏りの生じた隣接する光電変換素子への信号電荷の混入量を経路1にて均一になるように調整することが可能となる。ここで、隣接する光電変換素子への信号電荷の流入のしやすさとは、信号電荷に対するポテンシャルの高さ、すなわちポテンシャルバリアの高低によって決定される。ここで、経路3のポテンシャルバリアは経路2のポテンシャルバリアよりも低く、経路1のポテンシャルバリアは経路3のポテンシャルバリアよりも低いといえる。つまり、光電変換素子と光電変換素子の間に、異なる幅のポテンシャルバリアとなる半導体領域を有する場合に、幅が広いポテンシャルバリアの一部をポテンシャルバリアが低くなるようにすることで、信号電荷の混入量を均一にすることが可能となる。
本実施形態では、幅が広い半導体領域が配される光電変換素子間の少なくとも一部に不純物濃度が低い第3の半導体領域112を配する。このような構成によって、光電変換素子200aから隣接する光電変換素子へ流入する電荷を抑制することが可能となる。また、光電変換素子200aから光電変換素子200bと、光電変換素子200cへ流入する電荷の量を均一にすることが可能となる。また、幅が広い半導体領域が配される光電変換素子間の少なくとも一部とは、幅が広い半導体領域の一部であってもよい。つまり、第1の半導体領域の内部に第3の半導体領域が形成されているような構成であってもよい。
次に、本実施形態の光電変換装置の製造方法について、図8および図9を用いて説明する。図8は図1(B)に対応する断面図を用いて製造工程を示した図面であり、図9は図1(C)に対応する断面図を用いて製造工程を示した図面である。
まず、図8(a)および図9(a)に示すように、N型の基板115上にN型のエピタキシャル層114’を形成する。次に、LOCOS113を形成し、活性領域を形成する(図8(b)、図9(b))。図8(c)および図9(c)において、フォトレジストマスクを用いてイオン注入を行い、LOCOS113の端部にP型の第4の半導体領域120を形成する。
次に、フォトレジストマスクを用いて、所望のドーズ量でイオン注入を行い、P型の第1の半導体領域110および第2の半導体領域111を形成する(図8(d)、図9(d))。次に、別のフォトレジストマスクを用いて、図8(d)および図9(d)におけるイオン注入よりも少ないドーズ量でイオン注入を行い、P型の第3の半導体領域112を形成する(図8(e)、図9(e))。
次に、トランジスタのゲート電極をパターニング等によって形成する(図8(f)、図9(f))。その後、光電変換素子のN型の電荷蓄積部116およびP型の表面保護層117を形成し、トランジスタのソース領域およびドレイン領域を形成する(図8(g)、図9(g))。
この後、受光面119上に絶縁膜や配線等を形成し、層内レンズ、カラーフィルタ、マイクロレンズ等を形成すること(不図示)で、光電変換装置が完成する。
ここで、第4の半導体領域113は素子分離領域の絶縁体、ここではLOCOS113と光電変換素子200との間に配され、光電変換素子200の表面を覆っている。この第4の半導体領域113によって、素子分離領域にて生じる暗電流の光電変換素子への混入を低減することが可能となる。
また、本実施形態の応用例として、第3の半導体領域を図5に示すようなトランジスタのゲート電極の下部に設けてもよい。図5(A)は図1(A)に対応し、図5(B)および図5(C)は図5(A)のXX’線およびYY’線での断面模式図である。図5において、図1と同様の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。図5では、第3の半導体領域512をリセットMOSトランジスタのソース領域の下部ではなく、増幅MOSトランジスタのゲート電極203の下部に設けている。このような配置であっても、光電変換素子200aから隣接する光電変換素子へ流入する電荷を抑制しつつ、光電変換素子200aから光電変換素子200bと光電変換素子200cへ流入する電荷の量を均一にすることが可能となる。
なお、本実施形態では、第3の半導体領域をリセットMOSトランジスタのソース領域の下部に設けている。なお、他のトランジスタのソース領域でもドレイン領域の下部に第3の半導体領域を配置してもよい。
(第2の実施形態)
本実施形態の光電変換装置について図4を用いて説明する。図4(A)は図1(A)に対応し、図4(B)、図4(C)は図4(A)のXX’線、YY’線での断面模式図である。図4において、図1と同様の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。以下、本実施形態における第1の実施形態と異なる構成のみを説明する。
第1の実施形態では、不純物濃度によってポテンシャルバリアが低い部分を形成した。一方、本実施形態では、ポテンシャルバリアを形成する半導体領域の幅によって、ポテンシャルバリアの低い部分を形成する。本実施形態の光電変換装置は、第1の実施形態と同様に幅W3の第1の半導体領域110と幅W4の第2の半導体領域111を有し、更に、幅W4よりも小さい第5の幅W5の第1導電型の第3の半導体領域412を設けている。ここで、第1の半導体領域110、第2の半導体領域111、第3の半導体領域412は等しい不純物濃度を有し、等しい深さD1を有する。本実施形態では、第1の実施形態の経路3の代わりに第3の半導体領域412を通る経路4を有することによって、隣接する光電変換素子への信号電荷の混入量を均一になるように調整することが可能となる。
このように、図2(B)のような光電変換素子同士の間に、幅が異なる信号電荷に対して障壁となるような半導体領域が配された場合に、幅が広い半導体領域の少なくとも一部に幅が狭い第3の半導体領域412を配する。このような構成によって、光電変換素子200aから隣接する光電変換素子へ流入する電荷を抑制することが可能となる。また、このような構成によって、光電変換素子200aから光電変換素子200bへ流入する電荷と、光電変換素子200aから光電変換素子200cへ流入する電荷の量を均一にすることが可能となる。
また、第1の実施形態に比べて、第1〜第3の半導体領域を形成する際には工程が簡易となる。つまり、フォトレジストのマスクを所望の形状にすることで、第1〜第3の半導体領域を同一のイオン注入工程などによって形成することが可能となる。
(第3の実施形態)
本実施形態の光電変換装置について図6を用いて説明する。図6(A)は図1(A)に対応し、図6(B)および図6(C)は図6(A)のXX’線、YY’線での断面模式図である。図6において、図1と同様の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。以下、本実施形態における第1の実施形態と異なる構成のみを説明する。
第1の実施形態では、不純物濃度によってポテンシャルバリアが低い部分を形成した。一方、本実施形態では、ポテンシャルバリアを形成する半導体領域を一部設けないことによって、ポテンシャルバリアの低い部分を形成する。本実施形態の光電変換装置は、第1の実施形態と同様に第1の半導体領域110と第2の半導体領域111を有し、第1の半導体領域110が配される領域212に第1導電型の半導体領域を設けない第3の領域612を有する。ここで、第1の半導体領域110、第2の半導体領域111は等しい不純物濃度であり、等しい深さD1を有する。図6(B)に示すように、第1の実施形態の経路3の代わりに第3の領域612を通る経路5を有することによって、隣接する光電変換素子への信号電荷の混入量を均一になるように調整することが可能となる。
表1に、図6の構成と図3の構成との隣接する光電変換素子への信号電荷の混入量の比較を示している。光電変換素子200aから光電変換素子200cへの信号電荷の混入量を混入電荷量1とし、光電変換素子200aから光電変換素子200bへの信号電荷の混入量を混入電荷量2としている。混入電荷量の単位は任意である。表1にあるように、図6の構成によって、混入電荷量1と混入電荷量2との差が小さくなっている。設計時に検討を重ねることによって、混入電荷量1と混入電荷量2との差をより小さくすることも可能である。
Figure 0005539105
このように、図2(B)のような光電変換素子同士の間に、幅が異なる信号電荷に対して障壁となるような半導体領域が配された場合に、幅が広い半導体領域の少なくとも一部を欠損させる(設けない)。このような構成によって、光電変換素子200aから隣接する光電変換素子へ流入する電荷を抑制することが可能である。また、光電変換素子200aから光電変換素子200bへ流入する電荷と、光電変換素子200aから光電変換素子200cへ流入する電荷の量を均一にすることが可能となる。
また、図7に示すように、領域612に対応する領域712をトランジスタのソース領域あるいはドレイン領域の下部に配してもよい。この場合には、電源あるいはグランドといった固定電位が供給されるソース領域、ドレイン領域、あるいは半導体領域の下部に設けることで、LOCOS等で発生した暗電流をソース領域、ドレイン領域、あるいは半導体領域に排出することも可能である。よって、光電変換素子に流入する暗電流を低減することが可能となる。
なお、本実施形態においては、第1の実施形態に比べて、第1、第2の半導体領域および第3の領域612を形成する際には工程が簡易となる。つまり、第1および第2の半導体領域を形成するイオン注入のマスクパターンにおいて、第3の領域612の部分に開口を設けないパターンを用いることで、本実施形態の第1、第2の半導体領域および領域612を形成することが可能となる。
(第4の実施形態)
本発明の光電変換装置を撮像装置として撮像システムに適用した場合の一実施例について詳述する。撮像システムとして、デジタルスチルカメラやデジタルカムコーダーや監視カメラなどがあげられる。図10に、撮像システムの例としてデジタルスチルカメラに光電変換装置を適用した場合のブロック図を示す。
図10において、1はレンズの保護のためのバリア、2は被写体の光学像を撮像装置4(光電変換装置)に結像させるレンズ、3はレンズ2を通った光量を可変するための絞りである。6は撮像装置4より出力される撮像信号のアナログーディジタル変換を行うA/D変換器、7はA/D変換器6より出力された撮像データに各種の補正やデータを圧縮する信号処理部である。そして、図10において、8は撮像装置4、撮像信号処理回路5、A/D変換器6、信号処理部7に、各種タイミング信号を出力するタイミング発生部、9は各種演算とデジタルスチルカメラ全体を制御する全体制御・演算部である。10は画像データを一時的に記憶する為のメモリ部、11は記録媒体に記録または読み出しを行うためのインターフェース部、12は撮像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体である。そして、13は外部コンピュータ等と通信する為のインターフェース部である。ここで、タイミング信号などは外部から入力されてもよく、撮像システムは少なくとも撮像装置4と、撮像装置から出力された撮像信号を処理する信号処理部7とを有すればよい。また、タイミング発生部やA/D変換器が撮像装置と同一基板上に形成されていてもよい。以上のように、本発明の光電変換装置を撮像システムに適用することが可能である。本発明の光電変換装置を撮像システムに適用することにより、高品質な画像の取得が可能となる。
(第5の実施形態)
ここで、図11を用いて、各経路におけるポテンシャルについて説明する。図11(A)は図1(B)の経路1における信号電荷(ここでは電子)に対するポテンシャルを模式的に示した図面である。以下、同様に、図11(B)は図3(B)の経路2、図11(C)は図4(B)の経路4、図11(D)は図6(B)の経路5、図11(E)は図1(C)等の経路3における信号電荷に対するポテンシャルを模式的に示した図面である。
まず、図11(A)の経路1においては、N型の半導体領域である電荷蓄積部116のポテンシャルP1が最も電子に対して低い状態となっている。そして、P型の半導体領域114のポテンシャルP2、幅W3の第3の半導体領域112のポテンシャルP3がこの順に高くなっている。一方、図11(B)の経路2においては、幅W3を有する第1の半導体領域110がポテンシャルP3よりも高いポテンシャルP4を有している。このように、第1の半導体領域110よりも第3の半導体領域112のポテンシャルは低い。また、図11(D)の経路3においては、幅W3よりも狭い幅W4の第2の半導体領域111がポテンシャルP4を有している。ここで、経路2と経路3とを比較すると、経路2の第1の半導体領域110は、経路3の第2の半導体領域111と同じ高さのポテンシャルP4を有しているが、経路2の第1の半導体領域110は、経路3の第2の半導体領域111よりも幅が広い幅W3を有している。つまり、経路2の方が、経路3よりも信号電荷の移動が困難となる。そして、経路1と経路2とを比較すると、経路1の第3の半導体領域112は、経路2の第1の半導体領域110と同じ幅W3を有しているが、経路1の第3の半導体領域112は、経路2の第1の半導体領域110よりも低いポテンシャルP3を有している。つまり、経路1の方が、経路2よりも信号電荷の移動が容易となる。このような場合に、第1の領域の一部に経路1のようなポテンシャルの低い領域を有することで、すなわち第1の半導体領域の一部を第3の半導体領域に置き換えることで、信号電荷の混入量を調整することが可能となる。特に、幅W3とポテンシャルP3の第3の半導体領域112と、幅W4とポテンシャルP4の第2の半導体領域111では、第3の半導体領域112の方が信号電荷が移動しやすい濃度及び幅を設定するとよい。
次に、図11(C)の経路4においては、幅W4よりも狭い幅W5の第3の半導体領域412がポテンシャルP4を有している。ここで、経路2と経路4とを比較すると、経路2の第1の半導体領域110は、経路4の第3の半導体領域412と同じ高さのポテンシャルP4を有しているが、経路2の第1の半導体領域110は、経路4の第3の半導体領域412よりも幅が広い幅W3を有している。つまり経路2よりも経路4の方がポテンシャルが低い領域を有している。また、経路4と経路3とを比較すると、経路4の第3の半導体領域412は、経路3の第2の半導体領域111と同じポテンシャルP4を有しているが、経路4の第3の半導体領域412は、経路3の第2の半導体領域111よりも狭い幅W5を有している。つまり、経路4の方が、経路3よりも信号電荷の移動が容易となる。このような経路4を第1の領域の一部に有することで、すなわち第1の半導体領域の一部を第3の半導体領域に置き換えることで、信号電荷の混入量を調整することが可能となる。
次に、図11(D)の経路5と経路2を比較する。経路2の第1の半導体領域110はポテンシャルP4を有しているが、経路5の第3の領域、すなわち第3の半導体領域612はポテンシャルP2となっている。つまり経路2よりも経路5の方が信号電荷の移動が容易である。また、経路5と経路3とを比較すると、経路3の第2の半導体領域111はポテンシャルP4を有しているが、経路5の第3の半導体領域612はポテンシャルP2となっている。つまり、経路5の方が、経路3よりも信号電荷の移動が容易となる。このような経路5を第1の領域の一部に有することで、すなわち第1の半導体領域の一部を第3の半導体領域に置き換えることで、信号電荷の混入量を調整することが可能となる。
以上述べてきたように、光電変換素子同士の間に、幅が異なる信号電荷に対して障壁(ポテンシャルバリア)となるような半導体領域が配された場合に、幅が広い半導体領域の少なくとも一部の障壁を低くする。このような構成によって、ある光電変換素子にて生じた信号電荷が隣接する複数の光電変換素子のいずれかの光電変換素子へ偏って混入することを抑制することが可能となる。
ここで、一部のポテンシャルを低くする構成とは、障壁となるような半導体領域の一部の不純物濃度を低くする、幅を細くする、深さを浅くする構成や、障壁となるような半導体領域の一部を設けない構成である。これらの構成および各実施形態は適宜組み合わせ可能であり、隣接する光電変換素子への流入量のバランスを見積もることで適宜設計可能である。
200 光電変換素子
110 第1の半導体領域
111 第2の半導体領域
112 第3の半導体領域
115 基板

Claims (17)

  1. 信号電荷が蓄積可能な第1導電型の半導体領域を有する第1の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子から第1方向に沿って隣に位置し、第1導電型の半導体領域を有する第2の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子から前記第1方向と異なる方向の第2方向に沿って隣に位置し、第1導電型の半導体領域を有する第3の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子からの前記信号電荷を読み出すためのトランジスタと、が配された基板を有する光電変換装置において、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、第1の幅を有する、第1導電型と反対導電型の第2導電型の第1の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第3の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する、第2導電型の第2の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の半導体領域から前記第1方向に交差する第3方向に沿って隣に位置し、前記第1の半導体領域に比べて前記信号電荷に対するポテンシャルが低く、平面視したときに前記トランジスタの一部に設けられている第3の半導体領域と、を有することを特徴とする光電変換装置。
  2. 信号電荷が蓄積可能な第1導電型の半導体領域を有する第1の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子から第1方向に沿って隣に位置し、第1導電型の半導体領域を有する第2の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子から前記第1方向と異なる方向の第2方向に沿って隣に位置し、第1導電型の半導体領域を有する第3の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子に対して前記第1の方向に沿って隣に位置し、前記第1の光電変換素子を間にはさんで前記第2の光電変換素子と対向して位置し、第1導電型の半導体領域を有する第4の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子からの前記信号電荷を読み出すためのトランジスタと、
    が配された基板を有する光電変換装置において、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、第1の幅を有する、第1導電型と反対導電型の第2導電型の第1の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第4の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、第1の幅を有する、第2導電型の別の第1の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第3の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する、第2導電型の第2の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の半導体領域から前記第1方向に交差する第3方向に沿って隣に位置し、前記第1の半導体領域に比べて前記信号電荷に対するポテンシャルが低い第3の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第4の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記別の第1の半導体領域から前記第1方向に交差する第4方向に沿って隣に位置し、前記別の第1の半導体領域に比べて前記信号電荷に対するポテンシャルが低い別の第3の半導体領域と、を有し、
    平面視したときに、前記トランジスタの一部が前記第3の半導体領域に設けられており、
    平面視したときに、前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域は、前記第1の半導体領域と、前記第2の半導体領域と、前記第3の半導体領域と、前記別の第1の半導体領域と、前記別の第3の半導体領域と、で囲まれていることを特徴とする光電変換装置。
  3. 第1の活性領域に配され、信号電荷が蓄積可能な第1導電型の半導体領域を有する第1の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子から第1方向に沿って隣に位置し、前記第1の活性領域とは異なる第2の活性領域に配され、第1導電型の半導体領域を有する第2の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子から前記第1方向と異なる方向の第2方向に沿って隣に位置し、前記第1の活性領域と前記第2の活性領域とは異なる第3の活性領域に配され、第1導電型の半導体領域を有する第3の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子からの前記信号電荷を読み出すためのトランジスタと、
    が配された基板を有する光電変換装置において、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の活性領域を規定する第1の素子分離領域と前記第2の活性領域を規定する第2の素子分離領域との間に渡って配され、第1の幅を有する、第1導電型と反対導電型の第2導電型の第1の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第3の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の活性領域を規定する第1の素子分離領域と前記第3の活性領域を規定する第3の素子分離領域との間に渡って配され、前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する、第2導電型の第2の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の活性領域を規定する第1の素子分離領域と前記第2の活性領域を規定する第2の素子分離領域との間に渡って配され、前記第1の半導体領域から前記第1方向に交差する第3方向に沿って隣に位置し、前記第1の半導体領域に比べて前記信号電荷に対するポテンシャルが低く、平面視したときに、前記トランジスタの一部が設けられている第3の半導体領域と、を有することを特徴とする光電変換装置。
  4. 信号電荷が蓄積可能な第1導電型の半導体領域を有する第1の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子から第1方向に沿って隣に位置し、信号電荷が蓄積可能な第1導電型の半導体領域を有する第2の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子から前記第1方向と異なる方向の第2方向に沿って隣に位置し、信号電荷が蓄積可能な第1導電型の半導体領域を有する第3の光電変換素子と、
    が配された基板を有する光電変換装置において、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、第1の幅を有する、第1導電型と反対導電型の第2導電型の第1の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第3の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する、第2導電型の第2の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の半導体領域から前記第1方向に交差する第3方向に沿って隣に位置し、前記第1の半導体領域に比べて前記信号電荷に対するポテンシャルが低く、前記第1の光電変換素子と前記第2の光電変換素子との間の前記信号電荷の混入量と、前記第1の光電変換素子と前記第3の光電変換素子との間での前記信号電荷の混入量とが均一になるように調整するための第3の半導体領域と、を有することを特徴とする光電変換装置。
  5. 第1の活性領域に配され、信号電荷が蓄積可能な第1導電型の半導体領域を有する第1の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子から第1方向に沿って隣に位置し、前記第1の活性領域とは異なる第2の活性領域に配され、信号電荷が蓄積可能な第1導電型の半導体領域を有する第2の光電変換素子と、
    前記第1の光電変換素子から前記第1方向と異なる方向の第2方向に沿って隣に位置し、前記第1の活性領域と前記第2の活性領域とは異なる第3の活性領域に配され、信号電荷が蓄積可能な第1導電型の半導体領域を有する第3の光電変換素子と、
    が配された基板を有する光電変換装置において、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の活性領域を規定する第1の素子分離領域と前記第2の活性領域を規定する第2の素子分離領域との間に渡って配され、第1の幅を有する、第1導電型と反対導電型の第2導電型の第1の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第3の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の活性領域を規定する第1の素子分離領域と前記第3の活性領域を規定する第3の素子分離領域との間に渡って配され、前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する、第2導電型の第2の半導体領域と、
    前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域との間に配され、前記第1の活性領域を規定する第1の素子分離領域と前記第2の活性領域を規定する第2の素子分離領域との間に渡って配され、前記第1の半導体領域から前記第1方向に交差する第3方向に沿って隣に位置し、前記第1の半導体領域に比べて前記信号電荷に対するポテンシャルが低く、前記第1の光電変換素子と前記第2の光電変換素子との間の前記信号電荷の混入量と、前記第1の光電変換素子と前記第3の光電変換素子との間での前記信号電荷の混入量とが均一になるように調整するための第3の半導体領域と、を有することを特徴とする光電変換装置。
  6. 前記第1方向と前記第2方向は直交することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  7. 前記第3の半導体領域は、第2導電型の半導体領域であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  8. 前記第3の半導体領域は、前記第1の幅よりも狭い第の幅を有することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  9. 前記第3の半導体領域は、前記第2導電型を構成するための不純物の濃度が前記第2の半導体領域よりも低いことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  10. 前記第3の半導体領域は、前記第2の半導体領域よりも浅いことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  11. 前記第1の半導体領域と前記第2の半導体領域は前記基板に対して第導電型のイオン注入を行うことで形成されており、
    前記イオン注入時には、前記第3の半導体領域となる部分には前記第導電型のイオン注入がなされないことを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  12. 平面視したときに、前記第1の半導体領域と、前記第2の半導体領域と、が格子状に配置されていることを特徴とする請求項乃至11のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  13. 前記第1の半導体領域と前記第2の半導体領域と前記第3の半導体領域の上には、絶縁体からなる素子分離領域が設けられていることを特徴とする請求項乃至12のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  14. 前記基板は、前記第1の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と、前記第2の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と、前記第3の光電変換素子の第1導電型の半導体領域と、前記第1の半導体領域と、前記第2の半導体領域と、前記第3の半導体領域が設けられた第4の半導体領域を有することを特徴とする請求項乃至13のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  15. 前記第4の半導体領域と前記第3の半導体領域は連続した半導体領域であることを特徴とする請求項14に記載の光電変換装置。
  16. 更に、前記第1の光電変換素子と、前記第2の光電変換素子と、前記第3の光電変換素子のそれぞれに対応して設けられた複数色のカラーフィルタを有することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれか1項に記載の光電変換装置と、
    前記光電変換装置から出力される信号を処理する信号処理回路と、を有する撮像システム。
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