JP5538251B2 - グラインダを使用した研磨方法、前記研磨方法を使用した表示装置の製造方法、及び表示装置 - Google Patents

グラインダを使用した研磨方法、前記研磨方法を使用した表示装置の製造方法、及び表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5538251B2
JP5538251B2 JP2011012791A JP2011012791A JP5538251B2 JP 5538251 B2 JP5538251 B2 JP 5538251B2 JP 2011012791 A JP2011012791 A JP 2011012791A JP 2011012791 A JP2011012791 A JP 2011012791A JP 5538251 B2 JP5538251 B2 JP 5538251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
substrate
panel
display device
grinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011012791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011189497A (ja
Inventor
宗 燮 鄭
元 佑 崔
東 旭 徐
▲寛▼ 洙 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Display Co Ltd
Original Assignee
Samsung Display Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Display Co Ltd filed Critical Samsung Display Co Ltd
Publication of JP2011189497A publication Critical patent/JP2011189497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5538251B2 publication Critical patent/JP5538251B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/065Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of thin, brittle parts, e.g. semiconductors, wafers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/08Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
    • B24B9/10Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of plate glass
    • B24B9/102Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of plate glass for travelling sheets

Description

本発明はグラインダ及びこれを利用した研磨方法に関し、より詳しくはグラインダ、これを利用したパネルの研磨方法、前記研磨方法を使用した表示装置の製造方法及びこれを使用して製造した表示装置に関する。
平板表示装置(Flat Panel Display)は、表示装置のうち平坦で厚さが薄い薄形の表示装置であり、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)、有機発光表示装置(Organic Light Emitting Diode Display)などがある。
平板表示装置は映像を表示するための表示パネルを含むが、一般的に表示パネルは映像表示のための素子などが形成された上部基板と下部基板を合着して母パネルを形成した後、所望するセルのサイズに切断して形成される。この時、母パネルの切断工程は、カッティングホイール(cutting wheel)で切断溝を形成する工程と、ブレーカー(breaker)などを利用して切断溝を打撃する工程からなる。
このような切断工程によって所望するサイズの表示パネルを分離することができるが、切断面の角部領域に水平クラック(crack)または垂直クラックが発生することがあり、また切断溝を形成した部分に塑性変形が発生するなどの欠陥(flaw)が生じる恐れがある。
一方、このような欠陥を除去するために、カッティングホイールの引入の深さを浅くして切断する方法が工夫されたが、これによってクラックを修復するには限界がある。また、欠陥を除去するためにダイヤモンドなどの粗い粒度及び大きい硬度を有する研磨石を利用して切断面の角部を研磨する方法が使用されているが、切断によるクラックなどは除去できるが、研磨する以前より表面粗さが増加する。表面粗さの増加はパネルの強度低下につながるため、このような研磨方法による場合には望むパネルの強度を確保できない問題が発生することがある。
本発明は前記の背景技術の問題を解決するためのものであって、本発明の第1目的は、切断面の角部のクラック(crack)をリペアできるグラインダを提供することである。
また、本発明の第2目的は、切断面の角部のクラックをリペアしてパネルの強度を向上させることができる表示パネルの研磨方法を提供することである。
本発明の第3目的は、パネルの切断面の角部が研磨加工された液晶表示装置及び有機発光表示装置を提供し、パネルの切断面の角部の研磨方法を含む液晶表示装置及び有機発光表示装置の製造方法を提供することである。
本発明の第1の実施形態にかかるグラインダは、研磨面を形成する研磨部及び前記研磨部を回転させるために前記研磨部と連結されたシャフト(shaft)を含む。また、前記研磨部はリペア剤と研磨剤を混合した混合物およびポリウレタンを含み、前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記研磨面とがなす角度αは、1°≦α≦7°を満たす。
前記研磨部は、前記研磨部の総量に対して30〜50重量%の前記ポリウレタンおよび残部の前記混合物を含むことができ、前記混合物は前記混合物の総量に対して50〜60重量%のセリウム酸化物をリペア剤として含むことができる。
前記研磨剤は、酸化ジルコニウム、炭化ケイ素、酸化アルミニウムのうちの少なくとも1つを含むことができる。
前記研磨部は多数の気孔を含むことができる。
本発明の第1の実施形態にかかる研磨方法は、研磨面を有する研磨部と前記研磨部に連結されたシャフトを含むグラインダを回転させて、第1基板と第2基板が合着されたパネルを前記グラインダに進入させながら、前記パネルの角部を前記グラインダの研磨面に接触させて前記角部を研磨する段階を含む。また、前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記研磨面とがなす角度aと、前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記パネルの切断面に垂直で前記グラインダの研磨面と対向する前記パネルの外側面とがなす角度βは、各々1°≦α≦7°および10°≦β≦60°を満たす。
前記グラインダの回転速度は、1,000rpm〜10,000rpmの範囲に属し、前記パネルの進行速度は0.1m/min(分)〜10m/min(分)の範囲に属することができる。
前記研磨部は、前記研磨部の総量に対して30〜50重量%の前記ポリウレタンを結合剤として含み、残部のリペア剤と研磨剤を混合した混合物を含むことができ、前記混合物は前記混合物の総量に対して50〜60重量%のセリウム酸化物をリペア剤として含むことができる。また、前記研磨剤は酸化ジルコニウム、炭化ケイ素、酸化アルミニウムのうちの少なくとも1つを含むことができる。
前記研磨部は多数の気孔を含むことができる。
本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置は、薄膜トランジスタが形成された第1基板、および前記第1基板に対向して合着されてカラーフィルタが形成された第2基板を含む。また、前記第1基板と前記第2基板の対向面の反対側に位置した外側面の角部のうちの少なくとも1つは研磨加工されたラウンド部を有する。
この時、前記ラウンドの曲率半径は、前記第1基板または前記第2基板の厚さの1/20〜1/5の範囲に属する。また、前記ラウンドの曲率半径は20μm〜80μmの範囲に属する。
本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置の製造方法は、第1基板上に薄膜トランジスタを形成し、第2基板上にカラーフィルタを形成し、前記第2基板と前記第1基板を接合して母パネルを形成し、前記第1基板と前記第2基板との間に液晶を注入する段階を含む。また、前記母パネルのセルの境界に沿って切断してパネルを分離して、前記パネルを研磨面を有する研磨部と前記研磨部に連結されたシャフトを有して回転するグラインダに進入させながら、前記パネルの切断面の角部のうちの少なくとも1つを前記グラインダの研磨面に接触させて、前記角部を研磨する段階を含む。この時、前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記研磨面とがなす角度αと、前記前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記パネルの切断面に垂直で前記グラインダの研磨面と対向する前記パネルの外側面とがなす角度βは、各々1°≦α≦7°および10°≦β≦60°を満たす。
前記グラインダの前記研磨部の直径は研磨される角部の長さより小さくてもよい。
本発明の第1の実施形態にかかる有機発光表示装置は、薄膜トランジスタおよび有機発光素子が形成された第1基板、および前記第1基板に対向し前記第1基板に合着された第2基板を含む。また、前記第1基板と前記第2基板の対向面の反対側に位置した前記第1基板の外側面の角部のうちの少なくとも1つは研磨加工されたラウンド部を有する。
前記ラウンド部の曲率半径は、前記第1基板の厚さの1/20〜1/5の範囲に属することができる。また、前記ラウンド部の曲率半径は、20μm〜80μmの範囲に属することができる。
前記第2基板はガラスで形成でき、この時に前記第1基板と前記第2基板の対向面の反対側に位置した前記第2基板の外側面の角部のうちの少なくとも1つは研磨加工されたラウンド部を有する。
前記第2基板は複数の薄膜を積層した封止膜で形成できる。
本発明の第1の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造方法は、第1基板上に薄膜トランジスタおよび有機発光素子を順に形成し、前記第1基板上に第2基板を接合して母パネルを形成する段階を含む。また、前記母パネルのセルの境界に沿って切断してパネルを分離して、前記パネルを研磨面を有する研磨部と前記研磨部に連結されたシャフトを含み回転するグラインダに進入させながら、前記第1基板の切断面の角部のうちの少なくとも1つを前記グラインダの前記研磨面に接触させて、前記パネルの角部を研磨する段階を含む。この時、前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記研磨面とがなす角度αと、前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記パネルの切断面に垂直で前記グラインダの研磨面と対向する前記パネルの外側面とがなす角度βは、各々1°≦α≦7°および10°≦β≦60°を満たす。
前記グラインダの前記研磨部の直径は研磨される前記第1基板の前記角部の長さより小さくてもよい。
前記第2基板はガラスで形成され、前記第1基板と前記第2基板は前記第1基板または前記第2基板上に塗布されるシーラントを通して接合される。この時、前記第2基板の切断面の角部のうちの少なくとも1つを前記グラインダの前記研磨面に接触させて研磨する段階をさらに含むことができる。また、前記グラインダの前記研磨部の直径は研磨される前記第2基板の前記角部の長さより小さくてもよい。
前記第2基板は有機膜と無機膜を複数積層した封止膜で形成され、前記第1基板と前記第2基板は前記封止膜を紫外線で硬化して接合することができる。
本発明により、パネルを均一かつ効率的に研磨加工して、パネルを切断した後に発生する切断面の角部のクラックなどの欠陥を除去することができる。
また、切断面の角部の表面粗さを小さくしてパネルの強度を維持できる。
また、製造工程において製品の不良発生を抑制して歩留まりを向上させることができる。
本発明の第1の実施形態にかかるグラインダの斜視図である。 図1のII-II線に沿って切断したグラインダの断面図である。 本発明の第1の実施形態によりパネルの角部を研磨する工程を示した斜視図である。 図3のA方向から見た図である。 図3のB方向から見た図である。 図3のIV-IV線に沿って切断した断面図である。 本発明の第1の実施形態にかかる研磨工程後のパネルの角部を比較例と比較した写真である。 本発明の第1の実施形態にかかる研磨工程後のパネルの角部を比較例と比較した写真である。 本発明の第1の実施形態にかかる研磨工程後のパネルの角部を比較例と比較した写真である。 本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第1の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第1の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第1の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第1の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第2の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第2の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第2の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造工程を順に示した図である。 本発明の第2の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造工程を順に示した図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。
本発明を明確に説明するために説明上不要な部分は省略し、明細書全体にわたって同一または類似する構成要素については同一参照符号を付けるようにする。また、図面に示した各構成のサイズおよび厚さなどは説明の便宜のために任意に示したため、本発明が必ずしも示されたとおりとは限らない。即ち、図面から複数の層および領域を明確に表現するために厚さを拡大、誇張して示した。一方、層、膜などの部分がある部分の「上」にまたは「上部」にあるという時、これはある部分の「直上」にある場合だけでなく、その中間にまた他の部分がある場合も含む。
図1は本発明の第1の実施形態にかかるグラインダの斜視図であり、図2は図1のII-II線に沿って切断した断面図であり、これらを参照して、本実施形態にかかるグラインダについて説明する。
本実施形態のグラインダ10は、研磨部11およびシャフト13を含む。研磨部11は研磨しようとする対象と直接接触して実質的に物体の研磨加工を遂行する研磨面11aを含み、内側は円柱形状の溝11bを含む。シャフト13は研磨面11aが高速回転して研磨加工を行うように研磨部11に回転力を伝達するが、具体的には外部電源によって駆動される電動機(図示せず)などと連結されて回転することによって研磨部11に回転力を伝達する。
図2を参照すると、本実施形態の研磨面11aは平面で形成されず回転軸(AX)に垂直な平面(VP)に対して角度を成して傾くように形成される。即ち、本実施形態の研磨部11の上部は、研磨面11aが傾いた円錐形状を有する。これによって、研磨加工を遂行する過程で研磨しようとする対象と研磨面11aが均一に接触するようにでき、そのために研磨効率および製品収率を向上させることができるが、これについては後ほど詳しく説明することにする。
このように、本実施形態においては、研磨面11aを延長した傾斜面(SP)が回転軸(AX)に垂直な平面(VP)と所定の角度(α)を有するが、この時傾斜面(SP)と回転軸(AX)に垂直な平面(VP)とがなす角度(α)は1°〜7°の範囲に属する値を有する。前記角度(α)が1°未満の場合には研磨面11aが略平面になって、研磨面11aの内側が早く磨耗し、その部分に段差が発生するなどの問題が生じることがあり、前記角度(α)が7°を超える場合には研磨の均一度が低下することがある。従って、本実施形態では、傾斜面(SP)と回転軸(AX)に垂直な平面(VP)とがなす角度(α)を1°〜7°の範囲の値に設定する。
研磨部11はリペア剤と研磨剤の混合物を結合剤と共に混合した物質で形成される。本実施形態においては、結合剤としてポリウレタン(polyurethane)が使用されるが、ポリウレタンを結合剤として使用することによって、研磨面11aに気孔を形成できるようになり、よりソフトな材質の研磨面11aを得ることができるようになる。そのためにグラインダをダイヤモンドなどで形成する時に高い硬度によって研磨後粗い断面になる問題が解消できる。
一方、ポリウレタンで形成される結合剤は、30〜50重量%が含まれることができる。本実施形態では研磨部11が30〜50重量%のポリウレタンと残部のリペア剤および研磨剤の混合物で形成される。
研磨対象物体のクラック(crack)などをリペアするためのリペア剤としては、セリウム酸化物(cerium oxide、CeO)が使用される。また、研磨効果を高めるために混合される錬磨剤としては、酸化ジルコニウム(zirconium oxide、ZrO)、炭化ケイ素(silicon carbide、SiC)、酸化アルミニウム(aluminium oxide、Al)のうちの少なくとも1つを含んで使用することができる。本実施形態において、リペア剤と研磨剤を混合した混合物は50〜60重量%のリペア剤、即ち、セリウム酸化物を含む。また、錬磨剤として使用できる酸化ジルコニウム、炭化ケイ素、酸化アルミニウムは各々10重量%以上混合されて使用することができる。
このように、セリウム酸化物を含むリペア剤、および酸化ジルコニウムなどを含むことができる研磨剤を混合した混合物を、ポリウレタンを含む結合剤と共に使用することによって、クラックをリペアして十分な研磨効果を発揮しながらも、気孔を含んでソフトな特性を有する研磨部11を形成することができる。
図3は本発明の第1の実施形態によりパネルの角部を研磨する工程を示した斜視図であり、図4Aおよび図4Bは図3のA方向およびB方向から見た側面図であり、図4Cは図3のIV-IV線に沿って切断した断面図である。以下では、これらを参照して本発明の第1の実施形態による研磨方法について説明する。
図3を参照すると、本実施形態においては、上部基板21および下部基板23が合着された母パネルをセル単位で切断してパネル20を形成し、これを回転軸(AX)を中心に高速回転するグラインダ10側に進行させて研磨工程を行う。本実施形態によるグラインダ10は、図1および図2を通して説明した形状および材質を有する。即ち、研磨面が回転軸(AX)に垂直な面と1°〜7°の角度(α)を形成するように傾いて形成されて、研磨部はポリウレタンを結合剤とし、セリウム酸化物を含むリペア剤および酸化ジルコニウムなどを含むことができる研磨剤を含んで形成される。
一方、前述のように、グラインダ10の研磨面は、回転軸(AX)に垂直な面と所定の角度(α)を成すように傾いて形成するが、これによって研磨面の中心を基準にした一側だけにおいて研磨面とパネル20の角部が直接接触するようになる。図4A〜4Cを参照すると、グラインダ10の研磨面は回転軸(AX)に垂直な面(VP)に対して所定の角度(α)を有する傾斜面(SP)が形成されるが、パネル20が移動しながら研磨部の一側だけにおいてパネル20の角部と研磨面が接触する接触部(CP)を有するようになる。グラインダ10は回転軸(AX)を中心に回転して、これと接触するパネル20の角部を研磨するため、接触部(CP)で実質的に研磨面の全部分が均一にパネル20の角部と接触するようになる。
本実施形態とは異なり研磨面が平面(回転軸に垂直な面)で形成される場合には、パネルが移動することによってパネルの角部が平面形状の研磨面に進入し、結局、研磨面の中心を基準に両側に接触部が形成されて同時に研磨が行われるようになる。この場合には、研磨面の内側に負荷が掛かり過ぎて、それによって研磨面の内側が先に磨耗して段差が生じるようになる。このように段差が生じる場合には、研磨面を平坦化するための別途の工程を必要とするようになる。また、研磨面の中心を基準に回転方向が異なる両側で同時に研磨が行われるため、パネルの角部に不規則な木目が生じることもある。
しかし、本実施形態のようにグラインダ10の研磨面が傾斜面(SP)を有して形成されることによって、研磨面の全部分で均一に研磨加工が行われ、それにより研磨面の特定の部分に段差が生じる問題が解消されるようになる。また、研磨面の一側だけにおいて接触が起こるため、一定方向に研磨加工が遂行されてパネルの角部に不規則な木目が生じる問題も抑制できるようになる。従って、グラインダの寿命を延長させることができ、不良の発生を減少させて製品の収率を向上させることができるようになる。
また、研磨部の中心に円柱形状の溝が形成されるが、これによって研磨加工を遂行する時に過度な負荷が印加されるのを防止することができる。一方、本実施形態において上部基板21と下部基板23はシーリング部材25を通して接合される構造を示したが、本発明がこれに限定されるのではなく、多様な方法によって、上部基板21と下部基板23を接合することができる。
本実施形態においてパネル20は、図4Bを参照すると、グラインダ10の回転軸(AX)と垂直な面(VP)が研磨される角部を含むパネル20の上面と所定角度(β)を有するようにグラインダ10側に移動する。この時、回転軸(AX)の垂直な面(VP)とパネル20の上面とがなす角度(β)が10°未満の場合には、グラインダ10の研磨面の摩耗が大きくなり、パネル20の上面に過度な圧力が印加されて、研磨過程で欠陥が発生するようになる。また、角度(β)が60°を超える場合には、研磨しようとするパネル20の上面角部の以外の不要な側面に対して研磨が行われ。従って、本実施形態ではグラインダ10の回転軸(AX)と垂直な面(VP)がパネル20の上面と形成する角(β)を10°〜60°の範囲の値に設定することができる。
本実施形態では、十分な研磨のためにグラインダ10は高速で回転させるが、一方、パネル20は低速で移動させる。但し、研磨効率を考慮して、前記グラインダ10の回転速度およびパネル20の移動速度を一定の範囲以内に限定することができる。
グラインダ10の回転速度が1,000rpm未満の場合には、パネル20の角部の部分の十分な研磨が行われないことがある。一方、回転速度が10,000rpmを超える場合には、速い回転速度によって振動が発生することがあり、そのために均一な研磨が行われ難い問題が生じる。従って、本実施形態ではグラインダ10の回転速度を1,000rpm〜10,000rpmの範囲の値に設定する。
本実施形態におけるパネル20の移動速度は、0.1m/min(分)〜10m/min(分)範囲で決定する。一般的に、パネル20の移動速度が小さいほど十分かつ均一な研磨が行われることがあるが、移動速度が0.1m/min未満の場合には研磨過程の制御が難しいこともあり、工程速度の低下で製造収率(歩留まり)が低下するようになる。一方、移動速度が10m/minを超える場合には、十分な研磨が行われないようになり、そのために研磨効率が低下して不良が発生することがある。
このように、グラインダ10の回転速度およびパネル20の移動速度は、研磨効率および工程速度などを考慮して、前記の設定範囲以内で適正な値に決定できる。
図5A〜図5Cは本発明の第1の実施形態にかかる研磨工程後のパネルの角部を比較例と比較した写真であり、これを参照して、本実施形態にかかるグラインダおよびこれを利用した研磨方法の効果を説明することにする。
図5Aは上部基板と下部基板が接合された母パネルをカッティングホイールで切断溝を形成した後、これを打撃して切断したパネルの一側切断面と切断面の角部の部分を拡大して示した写真である。この写真により、切断溝が形成されて打撃が行われた角部の部分にはクラックなど不規則な欠陥が複数形成されたことがわかる。
図5Bはダイヤモンドで形成された研磨石を使用して、図5Aの切断面の角部を研磨加工した後の切断面とその角部の部分を拡大して示した写真であり、図5Aとは異なって目立つクラックは減少したが、表面粗さはむしろ増加することが分かる。表面粗さの増加は基板の強度の低下を誘発し、研磨工程を通して基板またはパネルの強度が低下する恐れがあるという問題が生じる。
一方、図5Cは母パネルを切断した後、パネルの切断面の角部を本発明の第1の実施形態にかかるグラインダに研磨した後の切断面とその角部の部分を拡大して示した写真である。本実施形態にかかるグラインダでパネルの角部を研磨加工した後には、クラックなど不規則な欠陥が除去され、ダイヤモンドで形成された研磨石で研磨加工した場合とは異なって、表面粗さも増加せずに滑らかな状態を維持する。これによって、本実施形態によるグラインダが、研磨面が傾いた構造で形成され、ポリウレタンをセリウム酸化物および研磨剤を含んでソフトな材質で形成されることによって、前述した効果を得られることが確認できる。
一方、パネルを切断する工程は、カッティングホイールを使用して両基板に切断溝を形成した後、これを打撃して行われるが、カッティングホイールと接しない切断面の内側角部の部分は実質的にパネルの上面および下面に垂直に形成される。そのために、切断面の内側角部にはクラックなどの欠陥問題が発生せず、従って別途の研磨加工が必要でなくなる。
また、図面に示していないが、パネルの厚さが薄いほど切断によるクラックなどの欠陥に弱いため、パネルの厚さが相対的に小さい中小型パネルが大型パネルより相対的に大きい効果が期待できる。
以下では、前述したグラインダおよびこれを利用した研磨方法を通して形成された多様な平板表示装置およびその製造方法について説明する。
図6A〜図6Dは本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置の製造工程を順に示した図面であり、これを参照して本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置およびその製造方法について説明する。
本実施形態にかかる液晶表示装置の液晶表示パネルは、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、TFT)が形成されたTFT基板110およびカラーフィルタ(Color Filter、CF)が形成されたCF基板120を含む。図6AはTFT基板110とCF基板120の表示領域の一部分を拡大して示した図であり、これを参照すると、TFT基板110上には、ゲート電極111、ゲート絶縁膜112、半導体層113および抵抗性接触層114が順に形成される。また、抵抗性接触層114上にソース電極115およびドレイン電極116が形成され、その上に保護膜117が形成され、保護膜117上には画素電極118がドレイン電極116と接続しながら形成される。また、CF基板120上にはカラーフィルタ(図示せず)およびCF基板120に電圧を印加するための共通電極121が形成される。前記液晶表示パネルの内部構造は一例であり、本発明はこのような内部構造にその範囲が限定されず、多様に変形される構造の液晶表示パネルに適用される。
前記のようにTFT基板110とCF基板120を用意した後、CF基板120の表示領域外郭の非表示領域上にシーラントを塗布して両基板を接合して母パネルを形成する。この後、紫外線露光などを通してシーラントを硬化して、シーリング部材130を形成させ、TFT基板110とCF基板120との間に液晶を注入する。
図6Bを参照すると、カッティングホイール30母パネル上セルの境界に沿って切断溝を形成し、これを打撃することによってパネルを分離する。工程により切断溝は、TFT基板110およびCF基板120の少なくとも1つに形成することができる。一方、本実施形態ではシーリング部材130をセルの境界に隣接して形成したが、これをセルの境界と重なるように隣接する両側セルにかけて形成することもできる。この場合には、母パネルを切断してパネルを分離する工程が、シーリング部材の上部をカッティングして切断溝を形成し、これを打撃することによって行われる。
図6Cを参照すると、母パネルを切断してパネルを分離した後、グラインダ10を利用して切断面の角部を研磨加工する。この時、グラインダ10としては図1および図2を通して説明したグラインダと同様の形状および材質を有するグラインダを使用する。一方、本実施形態では、研磨加工工程を容易に制御するために、グラインダ10の研磨部の直径がパネルの一辺の長さより小さいグラインダ10を使用するが、本発明がこれに限定されるのではなく、希望するパネルのサイズおよびその他の工程条件により、グラインダとパネルの相対的なサイズを多様に変更することができる。
切断面の角部のうち、TFT基板110とCF基板120が隣接する内側角部は、クラックなどの欠陥が大きな問題にはならないため、研磨加工する必要がない。TFT基板110とCF基板120の切断面の外側角部は、クラックなどの欠陥を除去して強度を向上させるために研磨加工が必要となる。従って、本実施形態ではTFT基板110とCF基板120の切断面の外側角部に沿って研磨加工を行う。本実施形態では、TFT基板110およびCF基板120の切断面の外側角部のうちクラックなどの欠陥が大きく問題となる角部を選択的に研磨加工することができ、従って、1つ〜8つの角部を研磨加工することができる。
前記のようにグラインダ10を利用して研磨加工を行うことによって、液晶表示パネルの製造を完了することができ、以降の印刷回路基板、バックライトアセンブリーおよびこれを収容するモールドフレームを結合することによって、本実施形態にかかる液晶表示装置を得ることができる。
図6Dを参照すると、研磨加工を行った外側角部にはラウンド部(R)が形成される。本実施形態ではラウンド部(R)の曲率半径がラウンド部(R)が形成された基板の厚さの1/20〜1/5の範囲の値で形成する。一方、本明細書においてラウンド部はその断面形状が円または楕円の外角線を有する形状、または3つ以上の直線を備えて多角形の外角線を有する形状を含むものとして定義する。即ち、ラウンド部が形成されるということは、隣接した2つの平面の間に曲面が形成される場合以外にも、隣接した2つの平面の間に平らな面が形成されてこれらを連結する場合も含む。また、本明細書においてラウンド部の曲率半径とは、断面形状が円または楕円の場合その曲率半径を意味し、断面形状が多角形の場合には3つ以上の面に同時に接する楕円〜円の曲率半径を意味する。
以上のような液晶表示装置の製造方法によると、切断面の角部をグラインダ10を通して研磨加工することによって、切断によって発生した角部のクラックなどの欠陥を除去することができ、パネルの強度を向上させることができる。また、パネルの厚さが薄いほど切断によるクラックなどの欠陥に弱いため、中小型液晶表示パネルに適用する場合、相対的に大きい効果を期待できるようになる。
図7A〜図7Dは本発明の第1の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造工程を順に示した図面であり、下記ではこれを参照して本発明の第1の実施形態にかかる有機発光表示装置およびその製造方法について説明する。
本実施形態にかかる有機発光表示装置の有機発光表示パネルは、薄膜トランジスタおよび有機発光素子230が形成された表示基板210、およびこれに対向する封止基板240を含む。図7Aは表示基板210の表示領域の一部分を拡大して示した図面であり、これを参照すると、表示基板210上にはバッファー層211、駆動半導体層213、ゲート絶縁膜215、ゲート電極217および層間絶縁膜219が順に形成され、層間絶縁膜219上にソース電極221およびドレイン電極223が各々駆動半導体層213のソース領域とドレイン領域に接続形成されて薄膜トランジスタを構成する。層間絶縁膜219、ソース電極221およびドレイン電極223上に平坦化膜225が形成され、平坦化膜225上には接続孔を通してドレイン電極223と連結される画素電極231、有機発光層233および共通電極235が順に形成されて有機発光素子230を構成する。有機発光表示装置の駆動方法により、画素電極231が正極になって、共通電極235が負極になり、これと逆でもよい。前記の有機発光表示パネルの内部構造は一例として説明したものであり、本発明はこのような内部構造にその範囲が限定されるのではなく、多様に変形する構造の有機発光表示パネルに適用される。
前記のように薄膜トランジスタおよび有機発光素子230を形成した表示基板210と、ガラスで形成された封止基板240を備えた後、両基板のうちの少なくともいずれか1つにシーラントを塗布し両基板を接合して母パネルを形成する。この後、紫外線露光などを通してシーラントを硬化して、シーリング部材250を形成する。
表示基板210と封止基板240を接合した後には、液晶表示装置の製造工程と類似する方法でパネルを分離して研磨加工するようになる。
図7Bを参照すると、表示基板210と封止基板240を接合した後、カッティングホイール30で母パネル上にセルの境界に沿って切断溝を形成し、これを打撃することによってパネルを分離させる。工程により切断溝は表示基板210および封止基板240の少なくとも1つに形成される。一方、本実施形態ではシーリング部材250をセルの境界に隣接して形成したが、これをセルの境界と重なるように隣接する両側セルにかけて形成することもできる。この場合には、母パネルを切断してパネルを分離する工程が、シーリング部材の上部をカッティングして切断溝を形成し、これを打撃することによって行われるようになる。
図7Cを参照すると、母パネルを切断してパネルを分離した後、グラインダ10を利用して切断面の角部を研磨加工する。この時、グラインダ10では図1および図2を通して説明したグラインダと同様な形状および材質を有するグラインダを使用する。一方、本実施形態では、研磨加工工程を容易に制御するために、グラインダ10の研磨部の直径がパネルの一辺の長さより小さいグラインダ10を使用するが、本発明がこれに限定されるのではなく、望むパネルのサイズおよびその他の工程条件に応じてグラインダとパネルの相対的なサイズを多様に変更することができる。
前述のように、切断面の角部のうち表示基板210と封止基板240が隣接する内側角部はクラックなどの欠陥が大きく問題にはならないため、研磨加工する必要がないが、表示基板210と封止基板240の切断面の外側角部はクラックなどの欠陥を除去して強度を向上させるために研磨加工が必要となる。従って、本実施形態では表示基板210と封止基板240の切断面の外側角部に沿って研磨加工を行う。本実施形態では、表示基板210および封止基板240の切断面の外側角部のうちクラックなどの欠陥が大きく問題になる角部を選択的に研磨加工することもでき、そのために1つ〜8つの角部を研磨加工することができる。
前記のようにグラインダ10を利用して研磨加工を行うことによって有機発光表示パネルの製造を完了するようになり、以降の印刷回路基板およびフレームなどを結合することによって本実施形態による有機発光表示装置を得ることができる。
一方、図7Dを参照すると、グラインダ10を利用して研磨加工を行った外側角部にはラウンド部(R)が形成される。本実施形態ではラウンド部(R)の曲率半径がラウンド部(R)が形成された基板の厚さの1/20〜1/5の範囲の値にする。
本実施形態の有機発光表示装置の製造方法によると、切断面の角部をグラインダ10を通して研磨加工することによって、切断によって発生した角部のクラックなどの欠陥を除去でき、パネルの強度を向上させることができる。また、パネルの厚さが薄いほど切断によるクラックなどの欠陥に弱いため、中小型有機発光表示パネルに適用する場合、相対的に大きい効果が期待できるようになる。
図8A〜図8Dは本発明の第2の実施形態にかかる有機発光表示装置の製造工程を順に示した図面であり、下記ではこれを参照して本発明の第1の実施形態にかかる有機発光表示装置およびその製造方法について説明する。
本実施形態にかかる有機発光表示装置の有機発光表示パネルは、図7の有機発光表示パネルと類似する構造を有する。即ち、図8Aに示したように、本実施形態にかかる有機発光表示パネルは、表示基板310上にバッファー層311、駆動半導体層313、ゲート絶縁膜315、ゲート電極317および層間絶縁膜319が順に形成され、層間絶縁膜319上にソース電極321およびドレイン電極313が各々駆動半導体層313に接続形成されて、薄膜トランジスタを構成する。また、層間絶縁膜319、ソース電極321およびドレイン電極323上に平坦化膜325が形成され、平坦化膜325上には接続孔を通して、ドレイン電極323と連結される画素電極331、有機発光層333および共通電極335が順に形成されて、有機発光素子330を構成する。前記有機発光表示パネルの内部構造は一例で説明したが、本発明はこのような内部構造にその範囲が限定されるのではなく、多様に変形される構造の有機発光表示パネルに適用される。
本実施形態にかかる有機発光表示パネルは、表示基板310を密封する構造で有機膜340aと無機膜340bを積層した封止膜340を形成する。具体的に、有機膜340aは紫外線硬化物質で形成して有機膜340aと無機膜340bを積層した後、紫外線を照射して有機膜340aを硬化することによって封止膜340を形成する。この時、紫外線照射による有機発光素子の特性変化を遮断するために有機発光素子330と封止膜340との間に紫外線遮断膜をさらに形成することもできる。一方、本実施形態では有機膜340aと無機膜340bの2層構造を例示しているが、本発明はこれに限定されず、有機膜および無機膜が複数に積層された2層以上の多層構造で形成されることもある。
前記のように表示基板310上に封止膜340を合着した後には、図7A〜図7Dの有機発光表示装置の製造工程と類似する方法でパネルを分離して研磨加工する。
図8Bを参照すると、表示基板310上に封止膜340を合着した後、カッティングホイール30で母パネル上にセルの境界に沿って切断溝を形成し、これを打撃することによってパネルを分離する。この時、切断溝は表示基板310上のセルの境界に沿って形成される。
図8Cを参照すると、母パネルを切断してパネルを分離した後、グラインダ10を利用して切断面の角部を研磨加工する。この時、グラインダ10では図1および図2を通じて説明したグラインダと同一形状および材質を有するグラインダを使用する。一方、本実施形態では研磨加工工程を容易に制御するためにグラインダ10の研磨部の直径がパネルの一辺の長さより小さいグラインダ10を使用するが、本発明がこれに限定されるのではなく、望むパネルのサイズおよびその他の工程条件によりグラインダとパネルの相対的なサイズを多様に変更することができる。
本実施形態では、封止膜340が有機膜340aと無機膜340bを積層して形成されるため、切断面の角部のうち封止膜340上の角部はクラックなどの欠陥が問題にならず研磨加工する必要がない。しかしながら、表示基板310の切断面の角部はクラックなどの欠陥を除去して強度を向上させるために研磨加工が必要であるため、表示基板310の切断面の角部に沿って研磨加工を行う。本実施形態では、表示基板310の切断面の角部のうち、クラックなどの欠陥が大きな問題になる角部を選択的に研磨加工することもでき、従って、1つ〜4つの角部を研磨加工することができる。
前記のようにグラインダ10を利用して研磨加工を行うことによって、有機発光表示パネルの製造を完了し、以降印刷回路基板およびフレームなどを結合することによって本実施形態にかかる有機発光表示装置が得られる。
一方、図8Dを参照すると、グラインダ10を利用して研磨加工を行った表示基板310の角部にはラウンド部(R)が形成される。本実施形態ではラウンド部(R)の曲率半径がラウンド部(R)が形成された基板の厚さの1/20〜1/5の範囲の値になるようにする。
以上のような有機発光表示装置の製造方法によると、表示基板310の切断面の角部をグラインダ10を通じて研磨加工することによって、切断によって発生した角部のクラックなどの欠陥を除去することができ、パネルの強度を向上させることができる。また、パネルの厚さが薄いほど切断によるクラックなどの欠陥に弱いため、中小型有機発光表示パネルに適用する場合に相対的に大きな効果を期待できる。
以上で、本発明を望ましい実施形態を通じて説明したが、本発明がこれらの実施形態に限定されない。このように本発明の範囲は次に記載する特許請求の範囲の記載によって決定されるものであり、特許請求の範囲の概念と範囲を逸脱しない限り多様な修正および変形ができるということを本発明が属する技術分野に従事する者は容易に理解できる。
10 グラインダ
11 研磨面
13 回転軸
20 パネル
30 カッティングホイール
110 TFT基板
120 CF基板
130 シーリング部材
210、310 表示基板
230、330 有機発光素子
240 封止基板
250 シーリング部材
340 封止膜

Claims (29)

  1. 円錐形状の研磨面を上部に形成し、円錐形の中心から延びる回転軸を含んで断面が円柱形状の溝を含むように形成される研磨部と前記研磨部に連結されたシャフトを含むグラインダを回転させ、
    第1基板と第2基板が合着されたパネルを前記グラインダに進入させながら、前記パネルの角部を前記グラインダの研磨面に接触させて前記角部を研磨する段階を含み、
    前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記研磨面とがなす角度αと、前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記パネルの切断面に垂直で前記グラインダの研磨面と対向する前記パネルの外側面とがなす角度βは、各々
    1°≦α≦7°、10°≦β≦60°
    を満たすことを特徴とする、研磨方法。
  2. 前記グラインダの回転速度は、1,000rpm〜10,000rpmの範囲に属することを特徴とする、請求項に記載の研磨方法。
  3. 前記パネルの進行速度は、0.1m/min〜10m/minの範囲に属することを特徴とする、請求項またはに記載の研磨方法。
  4. 前記研磨部は、前記研磨部の総量に対して30〜50重量%の前記ポリウレタンを結合剤として含み、残部のリペア剤と研磨剤を混合した混合物を含み、
    前記混合物は、前記混合物の総量に対して50〜60重量%のセリウム酸化物をリペア剤として含むことを特徴とする、請求項乃至のいずれか一に記載の研磨方法。
  5. 前記研磨剤は、酸化ジルコニウム、炭化ケイ素、酸化アルミニウムのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項乃至のいずれか一に記載の研磨方法。
  6. 前記研磨部は多数の気孔を含むことを特徴とする、請求項乃至のいずれか一に記載の研磨方法。
  7. 薄膜トランジスタが形成された第1基板と、
    前記第1基板に対向して合着され、カラーフィルタが形成された第2基板を含み、
    前記第1基板と前記第2基板の対向面の反対側に位置した外側面の角部のうちの少なくとも1つは、
    円錐形状の研磨面を上部に形成し、円錐形の中心から延びる回転軸を含んで断面が円柱形状の溝を含むように形成される研磨部と、
    前記研磨部を回転させるために前記研磨部と連結されたシャフトを含み、
    前記研磨部はリペア剤と研磨剤を混合した混合物およびポリウレタンを含み、
    前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記研磨面とがなす角度αは、
    1°≦α≦7°
    を満たす、グラインダを用いて研磨加工されたラウンド部を有することを特徴とする、液晶表示装置。
  8. 前記研磨部は前記研磨部の総量に対して30〜50重量%の前記ポリウレタンおよび残部の前記混合物を含み、
    前記混合物は前記混合物の総量に対して50〜60重量%のセリウム酸化物(CeO )をリペア剤として含むことを特徴とする、請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 前記研磨剤は、酸化ジルコニウム(ZrO )、炭化ケイ素(SiC)、酸化アルミニウム(Al )のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項7に記載の液晶表示装置。
  10. 前記研磨部は多数の気孔を含むことを特徴とする、請求項7に記載の液晶表示装置。
  11. 前記ラウンド部の曲率半径は、前記第1基板または前記第2基板の厚さの1/20〜1/5の範囲に属することを特徴とする、請求項に記載の液晶表示装置。
  12. 前記ラウンド部の曲率半径は、20μm〜80μmの範囲に属することを特徴とする、請求項に記載の液晶表示装置。
  13. 第1基板上に薄膜トランジスタを形成し、
    第2基板上にカラーフィルタを形成し、
    前記第2基板と前記第1基板を接合して母パネルを形成し、
    前記第1基板と前記第2基板との間に液晶を注入し、
    前記母パネルのセルの境界に沿って切断してパネルを分離して、
    前記パネルを、円錐形状の研磨面を上部に形成し、円錐形の中心から延びる回転軸を含んで断面が円柱形状の溝を含むように形成される研磨部と前記研磨部に連結されたシャフトを有して回転するグラインダに進入させながら、前記パネルの切断面の角部のうちの少なくとも1つを前記グラインダの前記研磨面に接触させて前記角部を研磨する段階を含み、
    前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記研磨面とがなす角度αと、前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記パネルの切断面に垂直で前記グラインダの研磨面と対向する前記パネルの外側面とがなす角度βは、各々
    1°≦α≦7°、10°≦β≦60°
    を満たすことを特徴とする、液晶表示装置の製造方法。
  14. 前記グラインダの前記研磨部の直径は、研磨される前記角部の長さより小さいことを特徴とする、請求項13に記載の液晶表示装置の製造方法。
  15. 薄膜トランジスタおよび有機発光素子が形成された第1基板、および
    前記第1基板に対向して前記第1基板に合着された第2基板を含み、
    前記第1基板と前記第2基板の対向面の反対側に位置した前記第1基板の外側面の角部のうちの少なくとも1つは、
    円錐形状の研磨面を上部に形成し、円錐形の中心から延びる回転軸を含んで断面が円柱形状の溝を含むように形成される研磨部と、
    前記研磨部を回転させるために前記研磨部と連結されたシャフトを含み、
    前記研磨部はリペア剤と研磨剤を混合した混合物およびポリウレタンを含み、
    前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記研磨面とがなす角度αは、
    1°≦α≦7°
    を満たす、グラインダを用いて研磨加工されたラウンド部を有することを特徴とする、有機発光表示装置。
  16. 前記研磨部は前記研磨部の総量に対して30〜50重量%の前記ポリウレタンおよび残部の前記混合物を含み、
    前記混合物は前記混合物の総量に対して50〜60重量%のセリウム酸化物(CeO )をリペア剤として含むことを特徴とする、請求項15に記載の有機発光表示装置。
  17. 前記研磨剤は、酸化ジルコニウム(ZrO )、炭化ケイ素(SiC)、酸化アルミニウム(Al )のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項15に記載の有機発光表示装置。
  18. 前記研磨部は多数の気孔を含むことを特徴とする、請求項15に記載の有機発光表示装置。
  19. 前記ラウンド部の曲率半径は、前記第1基板の厚さの1/20〜1/5の範囲に属することを特徴とする、請求項15に記載の有機発光表示装置。
  20. 前記ラウンド部の曲率半径は、20μm〜80μmの範囲に属することを特徴とする、請求項15に記載の有機発光表示装置。
  21. 前記第2基板はガラスで形成されたことを特徴とする、請求項15乃至20のいずれか一に記載の有機発光表示装置。
  22. 前記第1基板と前記第2基板の対向面の反対側に位置した前記第2基板の外側面の角部のうちの少なくとも1つは研磨加工されたラウンド部を有することを特徴とする、請求項15乃至21のいずれか一に記載の有機発光表示装置。
  23. 前記第2基板は複数の薄膜を積層した封止膜で形成されたことを特徴とする、請求項15乃至22のいずれか一に記載の有機発光表示装置。
  24. 第1基板上に薄膜トランジスタおよび有機発光素子を順に形成し、
    前記第1基板上に第2基板を接合して母パネルを形成し、
    前記母パネルのセルの境界に沿って切断してパネルを分離し、
    前記パネルを、円錐形状の研磨面を上部に形成し、円錐形の中心から延びる回転軸を含んで断面が円柱形状の溝を含むように形成される研磨部と前記研磨部に連結されたシャフトを有して回転するグラインダに進入させながら、前記第1基板の切断面の角部のうちの少なくとも1つを前記グラインダの前記研磨面に接触させて前記パネルの角部を研磨する段階を含み、
    前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記研磨面とがなす角度αと、前記シャフトの回転軸に垂直な面と前記パネルの切断面に垂直で前記グラインダの研磨面と対向する前記パネルの外側面とがなす角度βは、各々
    1°≦α≦7°、10°≦β≦60°
    を満たすことを特徴とする、有機発光表示装置の製造方法。
  25. 前記グラインダの前記研磨部の直径は、研磨される前記第1基板の前記角部の長さより小さいことを特徴とする、請求項24に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  26. 前記第2基板はガラスで形成され、
    前記第1基板と前記第2基板は、前記第1基板または前記第2基板上に塗布されるシーラントを通じて接合することを特徴とする、請求項24または25に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  27. 前記第2基板の切断面の角部のうちの少なくとも1つを前記グラインダの前記研磨面に接触させて研磨する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項24乃至26のいずれか一に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  28. 前記グラインダの前記研磨部の直径は、研磨される前記第2基板の前記角部の長さより小さいことを特徴とする、請求項24乃至27のいずれか一に記載の有機発光表示装置の製造方法。
  29. 前記第2基板は有機膜と無機膜を複数積層した封止膜で形成され、
    前記第1基板と前記第2基板は前記封止膜を紫外線で硬化して接合することを特徴とする、請求項24または25に記載の有機発光表示装置の製造方法。
JP2011012791A 2010-03-11 2011-01-25 グラインダを使用した研磨方法、前記研磨方法を使用した表示装置の製造方法、及び表示装置 Active JP5538251B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020100022003A KR101155902B1 (ko) 2010-03-11 2010-03-11 그라인더, 상기 그라인더를 사용한 연마 방법, 상기 연마 방법을 사용한 표시 장치의 제조 방법 및 이를 사용하여 제조한 표시 장치
KR10-2010-0022003 2010-03-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011189497A JP2011189497A (ja) 2011-09-29
JP5538251B2 true JP5538251B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=44560436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011012791A Active JP5538251B2 (ja) 2010-03-11 2011-01-25 グラインダを使用した研磨方法、前記研磨方法を使用した表示装置の製造方法、及び表示装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8721389B2 (ja)
JP (1) JP5538251B2 (ja)
KR (1) KR101155902B1 (ja)
CN (1) CN102189486B (ja)
DE (1) DE102011005218B4 (ja)
TW (1) TWI458594B (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013026332A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Sony Corp 固体撮像素子および製造方法、並びに電子機器
US20130083457A1 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Apple Inc. System and method for manufacturing a display panel or other patterned device
CN102778767B (zh) * 2012-06-29 2014-11-12 南京中电熊猫液晶显示科技有限公司 一种液晶面板修复方法
US9028296B2 (en) * 2012-08-30 2015-05-12 Corning Incorporated Glass sheets and methods of shaping glass sheets
KR101389377B1 (ko) * 2012-09-05 2014-04-25 삼성코닝정밀소재 주식회사 유리기판 면취 장치
KR101380632B1 (ko) * 2012-09-20 2014-04-04 송병덕 피부 건강 개선용 기능성 김치 및 그 제조방법
CN103433824B (zh) * 2013-08-06 2015-08-26 昆山龙腾光电有限公司 液晶显示面板的磨边方法及磨边设备
CN103612176B (zh) * 2013-10-24 2016-08-24 安徽东冠器械设备有限公司 一种组合型工作台面的加工装置
CN103730604A (zh) * 2013-11-22 2014-04-16 上海和辉光电有限公司 一种提升有机发光二极管结构强度的方法
KR102126015B1 (ko) * 2014-03-31 2020-06-23 동우 화인켐 주식회사 윈도우 기판 및 이의 면취 가공 방법
US10401665B2 (en) * 2015-05-27 2019-09-03 Sharp Kabushiki Kaisha Method of producing display panels
KR102525521B1 (ko) * 2016-03-18 2023-04-25 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치 및 표시 장치의 제조 방법
KR102547935B1 (ko) * 2016-06-24 2023-06-27 삼성디스플레이 주식회사 기판 연마장치
JP6517873B2 (ja) * 2017-05-17 2019-05-22 ファナック株式会社 鏡面加工方法および鏡面加工用工具の製造方法
KR102316563B1 (ko) * 2017-05-22 2021-10-25 엘지디스플레이 주식회사 금속으로 형성된 상부 기판을 포함하는 유기 발광 표시 장치 및 이의 제조 방법
CN107546107A (zh) * 2017-07-14 2018-01-05 合肥文胜新能源科技有限公司 用于晶体硅片去毛刺的装置
KR102652452B1 (ko) 2018-06-29 2024-03-29 삼성디스플레이 주식회사 표시장치 및 이의 제조 방법
US20200064670A1 (en) * 2018-08-22 2020-02-27 Innolux Corporation Electronic device and method for manufacturing the same
KR20200100914A (ko) 2019-02-18 2020-08-27 삼성디스플레이 주식회사 디스플레이 패널 및 그 제조방법
KR20200100889A (ko) 2019-02-18 2020-08-27 삼성디스플레이 주식회사 표시장치 및 그 제조방법
KR20200109416A (ko) 2019-03-12 2020-09-23 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
KR20200109422A (ko) 2019-03-12 2020-09-23 삼성디스플레이 주식회사 표시 패널 및 이의 제조방법
KR20200124371A (ko) 2019-04-23 2020-11-03 삼성디스플레이 주식회사 표시장치
KR20200145881A (ko) 2019-06-19 2020-12-31 삼성디스플레이 주식회사 표시패널 및 이의 제조 방법
CN113798951B (zh) * 2021-10-08 2022-12-06 洛阳晶迪机械设备有限公司 玻璃双工位四边磨装置

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2009778A1 (de) 1970-03-03 1971-09-16 Rautenstrauch, Martin, 4816 Senne Stadt Schleif und Poliermaschine
CN1030739A (zh) 1987-07-20 1989-02-01 谷文学 切削玻璃的树脂—金刚砂砂轮
US4989375A (en) 1988-05-28 1991-02-05 Noritake Co., Limited Grinding wheel having high impact resistance, for grinding rolls as installed in place
US4958463A (en) * 1988-06-06 1990-09-25 United Technologies Corporation Optical surface quality improving arrangement
JPH06344266A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Hitachi Seiko Ltd カップ形の砥石
JPH08323598A (ja) 1995-06-05 1996-12-10 Rohm Co Ltd 板材の面取り方法およびその装置
JP2966336B2 (ja) * 1996-01-22 1999-10-25 株式会社ノリタケカンパニーリミテド オンラインロール研削用二重構造砥石の製造方法
JPH1133889A (ja) * 1997-07-17 1999-02-09 Taisei Kikai Kk ガラス基板の内外周面の研削装置
JP4024933B2 (ja) 1998-08-18 2007-12-19 タッチパネル・システムズ株式会社 タッチパネル
US6297869B1 (en) * 1998-12-04 2001-10-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Substrate and a liquid crystal display panel capable of being cut by using a laser and a method for manufacturing the same
US6641627B2 (en) 2001-05-22 2003-11-04 3M Innovative Properties Company Abrasive articles
KR100817134B1 (ko) * 2002-03-25 2008-03-27 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정 패널의 제조장치 및 방법
US7544114B2 (en) 2002-04-11 2009-06-09 Saint-Gobain Technology Company Abrasive articles with novel structures and methods for grinding
CN1490347A (zh) 2002-10-18 2004-04-21 廉长江 一种聚氨酯胶软体砂轮磨盘
JP3795009B2 (ja) 2002-11-29 2006-07-12 日本特殊研砥株式会社 グラビア製版ロール研磨用砥石及び該砥石を用いた研磨方法
JP2004261942A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Nippon Tokushu Kento Kk 研磨砥石
TWI360702B (en) * 2003-03-07 2012-03-21 Semiconductor Energy Lab Liquid crystal display device and method for manuf
US20040229553A1 (en) 2003-05-16 2004-11-18 Bechtold Michael J. Method, apparatus, and tools for precision polishing of lenses and lens molds
KR100960472B1 (ko) * 2003-12-16 2010-05-28 엘지디스플레이 주식회사 액정 표시패널의 제조장치 및 그 제조방법
KR100591187B1 (ko) 2004-10-22 2006-06-19 엠.씨.케이 (주) 롤러형 연마체
AU2005318290B2 (en) 2004-12-21 2011-08-25 Essilor International Polishing wheel
EP2261981A3 (en) * 2004-12-27 2010-12-29 OTB Group B.V. Method for manufacturing an OLED or a blank for forming an OLED as well as such a blank or OLED
JP2006326787A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Hitachi Maxell Ltd 固定砥粒研削研磨用工具
CN100465713C (zh) * 2005-06-20 2009-03-04 乐金显示有限公司 液晶显示设备用研磨机轮和用其制造液晶显示设备的方法
JP5245819B2 (ja) * 2006-02-15 2013-07-24 旭硝子株式会社 ガラス基板の面取り方法および装置
KR100790554B1 (ko) 2006-03-11 2008-01-02 주식회사 세한텍 박판 유리 면취용 연마휠 및 이의 제조방법
CN101542372B (zh) 2007-02-19 2011-09-21 东芝松下显示技术有限公司 液晶盒用长条状母材、液晶盒用多单元母材、阵列基板用基板、及液晶盒的制造方法
KR101016759B1 (ko) * 2007-11-06 2011-02-25 엘지디스플레이 주식회사 유기발광표시장치 및 그 제조방법
KR100895830B1 (ko) 2007-11-23 2009-05-06 삼성코닝정밀유리 주식회사 평판 디스플레이 유리 기판의 에지 가공 방법
KR101563025B1 (ko) 2007-12-28 2015-10-23 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 가요성 캡슐화 필름 및 그의 제조 방법
TWM333988U (en) * 2008-01-09 2008-06-11 Gallant Prec Machining Co Ltd A swivel system of chamfering/grinding machine for flat display panel
JP5304020B2 (ja) 2008-05-14 2013-10-02 新東工業株式会社 板状部材の端面の加工方法
CN103838026B (zh) 2009-08-19 2016-05-11 友达光电股份有限公司 显示面板的边框窄化方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8721389B2 (en) 2014-05-13
KR20110102789A (ko) 2011-09-19
JP2011189497A (ja) 2011-09-29
CN102189486A (zh) 2011-09-21
CN102189486B (zh) 2014-10-22
TWI458594B (zh) 2014-11-01
KR101155902B1 (ko) 2012-06-20
DE102011005218B4 (de) 2019-06-06
TW201244881A (en) 2012-11-16
DE102011005218A1 (de) 2011-12-15
US20110223839A1 (en) 2011-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5538251B2 (ja) グラインダを使用した研磨方法、前記研磨方法を使用した表示装置の製造方法、及び表示装置
KR102132175B1 (ko) 유리판
TWI480127B (zh) 玻璃基板及其製造方法
US10955693B2 (en) Display device and method of fabricating the same
JP5817722B2 (ja) ガラス基板及びガラス基板の製造方法
KR102192452B1 (ko) 레진 본드 지석의 연마용 홈의 제작 방법, 레진 본드 지석, 판상체의 가공 장치 및 판상체의 가공 방법
WO2010104039A1 (ja) ガラス基板およびその製造方法
KR20120038947A (ko) 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
JP5516940B2 (ja) ガラス基板およびその製造方法
JP2011084453A (ja) ガラス基板およびその製造方法
JP2007001000A (ja) 研磨ホイール、液晶表示パネルの研磨方法及び液晶表示装置の製造方法
KR101552936B1 (ko) 액정 표시 장치 및 그 제조 방법
JP6624461B2 (ja) ガラス板の面取り装置、ガラス板の面取り方法、及びガラス板の製造方法
JP6288184B2 (ja) ガラス基板およびガラス基板の製造方法
JP2018507158A (ja) 合わせガラス物品のエッジを強化する方法及びそれによって形成された合わせガラス物品
JP5516952B2 (ja) ガラス基板およびその製造方法
KR101103146B1 (ko) 연삭 품질이 우수한 oled 기판용 멀티 연삭 휠 및 이를 이용한 oled 기판 연삭 방법
JP5868577B2 (ja) ガラス基板およびその製造方法
KR101010381B1 (ko) 액정표시장치용 연마 휠 및 이를 이용한 연마방법
JP2007013012A (ja) 太陽電池用シリコンウェーハの端面の面取り加工方法
CN108735590A (zh) 晶圆表面平坦化方法
KR102297660B1 (ko) 박판 유리 연마용 폴리싱 휠
CN108735591A (zh) 晶圆表面平坦化方法
JP5944581B2 (ja) 半導体ウエハ研削装置、半導体ウエハの製造方法、及び半導体ウエハの研削方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130408

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5538251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140428

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250