JP5537315B2 - プラスチック光ファイバケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、プラスチック光ファイバケーブルに関する。
プラスチック光ファイバ素線は、透明樹脂からなる芯の周囲を該透明樹脂より低屈折率の樹脂からなる鞘層で囲んだ構造を有し、芯と鞘層との境界で光を反射させることにより芯内で光信号を伝送する媒体である。通常、プラスチック光ファイバは、物理的あるいは化学的な損傷を防止するために芯と鞘層とからなるプラスチック光ファイバ素線の外側に被覆層を設けたプラスチック光ファイバケーブルとして使用されている。そして近年の通信情報量の増加に伴い、屋内通信のみならず屋外や車載用途等、あらゆる環境下でプラスチック光ファイバケーブルは使用され始めており、その為、高温条件に耐えるプラスチック光ファイバが要求されている。具体的には、ケーブルの端末部において被覆を付けたままコネクタのフェルールに取り付けても信頼性が得られるように、ファイバが使用中熱によって縮み被覆の中に入り込む(以下、「ピストニング」と呼ぶ)程度が極力少ないプラスチック光ファイバが求められている。そしてピストニングを抑える方法としてケーブルを100℃前後の条件下で2時間以上4時間程度放置して熱処理する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−099447号公報
ところで、生産性の観点から、ピストニング抑制の為の熱処理にかかる時間は少なければ少ないほど好ましい。熱処理時間を少なくする方法としては熱処理の温度を上げる方法が考えられるが、特許文献1に記載のプラスチック光ファイバケーブルでは120〜130℃といった高温条件下で熱処理した場合、熱処理時間の短縮は可能だが、伝送損失が大幅に低下してしまうという問題があった。
本発明者は、上記課題を解決すべく検討した結果、プラスチック光ファイバ素線の芯樹脂にポリメチルメタクリレート系樹脂を使用した際に、鞘樹脂として、エチレン単位とテトラフルオロエチレン単位とヘキサフルオロプロピレン単位をある特定の割合で重合単位として含み、且つ、共重合体中にカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方を有する共重合体を使用することで、120〜130℃という高温環境下で熱処理を行った際の伝送損失の低下を抑制し得ることを見出し、この知見に基づき本願発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は以下のプラスチック光ファイバ素線及びケーブルである。
[1]ポリメチルメタクリレート系樹脂からなる芯と、該芯に接し、(A)エチレン単位と(B)テトラフルオロエチレン単位と(C)ヘキサフルオロプロピレン単位とを重合単位の主成分とする共重合体から形成される鞘層と、を有するプラスチック光ファイバ素線であって、前記共重合体中の(A)エチレン単位と(B)テトラフルオロエチレン単位との質量比(B)/(A)が1.4〜1.7であり、且つ、前記共重合体中の(A)エチレン単位と(C)ヘキサフルオロプロピレン単位との質量比(C)/(A)が0.75〜0.95であり、更に、前記共重合体中にカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方を有することを特徴とするプラスチック光ファイバ素線。
[2]前記共重合体の末端にカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方を有することを特徴とする[1]に記載のプラスチック光ファイバ素線。
[3]前記共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方の数が3〜1000個であることを特徴とする[1]又は[2]に記載のプラスチック光ファイバ素線。
[4]前記共重合体が150〜200℃の範囲に融点を有し、ナトリウムD線で20℃で測定した屈折率が1.37〜1.41であり、メルトフローレート(230℃、荷重3.8kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mm)が5〜100g/10分であることを特徴とする[1]から[3]のいずれか1項に記載のプラスチック光ファイバ素線。
[5]前記共重合体の23℃におけるショアD硬度の値がASTM D2240に準拠して測定して場合に50〜90であることを特徴とする[1]から[4]のいずれか1項に記載のプラスチック光ファイバ素線。
[6]前記プラスチック光ファイバ素線の径方向断面形状が略円形状であることを特徴とする[1]から[5]のいずれか1項に記載のプラスチック光ファイバ素線。
[7]前記芯が、前記プラスチック光ファイバ素線の中心軸を中心とした略円周上に配置されていることを特徴とする[1]から[6]のいずれか1項に記載のプラスチック光ファイバ素線。
[8][1]から[7]のいずれか1項に記載のプラスチック光ファイバ素線の外側に熱可塑性樹脂から形成される被覆層を有するプラスチック光ファイバケーブル。
[9][8]に記載のプラスチック光ファイバケーブルを約120〜130℃条件下で熱処理してなるプラスチック光ファイバケーブル。
本発明のプラスチック光ファイバ素線及びケーブルは、120〜130℃の高温環境下で熱処理を行った際の伝送損失の低下を抑制することができる。
以下、本発明を実施形態について詳細に説明する。
本実施形態のプラスチック光ファイバケーブルは、1本の芯を有する単芯プラスチック光ファイバケーブル又は複数の芯を有する多芯プラスチック光ファイバケーブルである。該プラスチック光ファイバケーブルは、芯と、芯の外周に被覆形成された鞘層と、鞘層の外周に被覆形成された被覆層の3層とを備えている。この場合、芯と鞘層を合わせてプラスチック光ファイバ素線という。被覆層の外側にさらに外被覆層を設けても良い。これにより屋外での長期使用や接触する化学薬品の影響からプラスチック光ファイバ素線をより確実に保護することができる。
芯を構成する樹脂(以下、「芯樹脂」ともいう。)は、ポリメチルメタクリレート系樹脂を使用する。ポリメチルメタクリレート系樹脂とは、メチルメタクリレートの単独重合体、或いはメチルメタクリレート成分を50重量%以上含んだ共重合体をいう。メチルメタクリレート成分と共重合可能な成分としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルなどのアクリル酸エステル類、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸シクロヘキシルなどのメタクリル酸エステル類、イソプロピルマレイミドのようなマレイミド類、アクリル酸、メタクリル酸、スチレンなどがあげられ、これらの中から一種以上適宜選択して共重合させたものが好ましい。ポリメチルメタクリレート系樹脂の分子量は、メルトフローの観点から、重量平均分子量として8万〜20万程度のものが成形しやすいので好ましく、特に10万〜12万が好ましい。また芯樹脂には、その透明性を損なわない範囲で添加剤等を含ませてもよい。
鞘層は芯の外側に被覆形成される。鞘層を設けることで、鞘層と芯との界面での反射により曲がった光ファイバ内を光信号が伝播される。該鞘層は少なくとも1層の鞘層からなる。該鞘層が2層以上の場合には内側に位置する鞘層を構成する樹脂よりも外側に位置する鞘層を構成する樹脂の屈折率を低くすれば、臨界角を超えて鞘層を突き抜けた光の一部を鞘層と鞘層との界面反射により回収することが可能になるので好ましい。本実施形態のプラスチック光ファイバ素線は、芯に接する鞘層を構成する樹脂(以下、「第1鞘樹脂」ともいう。)に、(A)エチレン単位と(B)テトラフルオロエチレン単位と(C)ヘキサフルオロプロピレン単位を重合単位の主成分とする共重合体であって、且つ、共重合体中にカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方を有する共重合体を用いる。尚、共重合体の末端のみにカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方を有する場合も共重合体中にカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方を有する共重合体に含むものとする。又、カーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方とは、カーボネート基とハロホルミル基の両方を有する場合も含む。
ここで、「主成分」とは、前記(A)〜(C)成分以外の成分の量が相対的に少ないことを意味し、前記共重合体中の前記(A)エチレン単位と(B)テトラフルオロエチレン単位と(C)ヘキサフルオロプロピレン単位の合計含有量が70質量%以上であれば十分である。前記共重合体中の(A)〜(C)の合計含有量はより好ましくは80重量%以上、更に好ましくは85重量%以上、特に好ましくは90重量%以上であるが、本願発明の効果を損なわない範囲で、上記(A)〜(C)に(A)〜(C)と共重合可能な他の単量体を共重合させてもよい。(A)〜(C)と共重合可能な他の単量体としては、例えば、ヘキサフルオロイソブテン、プロピレン、1−ブテン、2−ブテン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニリデン、クロロトリフルオロエチレン、フッ化ビニル、ヘキサフルオロイソブテン、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)等のオレフィン系が挙げられる。
更に、本実施形態では、鞘層を形成する共重合体として、前記共重合体中の(A)エチレン単位と(B)テトラフルオロエチレン単位との質量比(B)/(A)が1.4〜1.7であり、(A)エチレン単位と(C)ヘキサフルオロプロピレン単位との質量比(C)/(A)が0.75〜0.95である共重合体を使用する。
前記共重合体中にカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方を有し、且つ、前記共重合体中の(A)〜(C)の質量比が上記範囲の共重合体をポリメチルメタクリレート系樹脂からなる芯の鞘層として使用すると、120〜130℃という高温環境下で熱処理を行った際の伝送損失の低下を抑制し得る。特にカーボネート基を使用すると、熱処理による伝送損失の低下が極めて少なくなり、好ましい。更に前記共重合体の末端にカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方が存在すると、熱処理による伝送損失の低下が極めて少なくなり、好ましい。
また、前記共重合体中にカーボネート基やハロホルミル基を導入することにより、ピストニングを抑制する効果も有する。特にカーボネート基がピストニングの抑制効果が高く、好ましい。更に、前記共重合体の末端にカーボネート基やハロホルミル基が存在すると、ピストニングの抑制効果が高くなり、好ましい。
共重合体中や共重合体末端へのカーボネート基やハロホルミル基の導入は公知の方法によって行うことができ、重合開始剤として共重合体に導入することが好ましい。重合開始剤の量は、上記共重合体100質量部に対して、該重合開始剤0.05〜20質量部であることが好ましい。例えば、カーボネート基は重合時に重合開始剤としてパーオキシカーボネートを用いることで容易に導入できる。また、ハロホルミル基は前述の方法で得られたカーボネート基を有する共重合体を加熱させ、熱分解させることによって得ることが出来る。
カーボネート基やハロホルミル基は、共重合体の主鎖中に導入されていてもよく、側鎖中に導入されていても良い。又、共重合体の主鎖の末端に導入されていてもよく、側鎖の末端に導入されていても良い。更に、主鎖の両側の末端に導入されていても良く、片側の末端のみに導入されていても良い。尚、カーボネート基とハロホルミル基の両方の基を導入しても良い。
前記共重合体に含まれるカーボネート基とハロホルミル基の数には特に限定は無いが、カーボネート基を使用する場合は、共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基の数が3〜1000個であると、熱処理による伝送損失の低下が少なくなり、好ましい。より好ましくは20〜800個、更に好ましくは、50〜700個、特に好ましくは100〜600個である。
ハロホルミル基を使用する場合は、共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるハロホルミル基の数が3〜1000個であると、熱処理による伝送損失の低下が少なくなり、好ましい。より好ましくは20〜800個、更に好ましくは、50〜700個、特に好ましくは100〜600個である。
特に、カーボネート基とハロホルミル基の両方を使用する場合は、共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基とハロホルミル基の合計数が3〜1000個とすると、熱処理による伝送損失の低下が少なくなり、好ましい。より好ましくは20〜800個、更に好ましくは、50〜700個、特に好ましくは100〜600個である。
共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基やハロホルミル基の数は、カーボネート基やハロホルミル基を共重合体中に導入する際に使用する重合開始剤の量を調整することで調節することが出来る。
又、共重合体中にカーボネート基やハロホルミル基が導入された共重合体を鞘層に使用することで、隣接する層、特に熱可塑性樹脂からなる被覆層との接着性を向上させることができる。それらの中でもカーボネート基を有するものが好ましい。カーボネート基は重合時に重合開始剤としてパーオキシカーボネートを用いることで容易に導入できることや、幅広い樹脂との接着性が優れることや、それらのなかでも特にナイロン12等のポリアミド樹脂との接着性が特に優れること等の利点を有する。その結果、プラスチック光ファイバに優れた耐薬品性や耐熱性等を付与することができる。
上記共重合体の融点は150℃から200℃の範囲にあることが好ましい。融点がかかる温度範囲であることにより、ポリメチルメタクリレート系樹脂の熱分解が許容できる300℃以下の成型温度で成形可能であるので好ましい。
なかでも融点が150℃から200℃の範囲で、メルトフローレート(230℃、荷重3.8kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mm)が5〜100g/10分であれば、ポリメチルメタクリレート系樹脂の熱分解が許容できる300℃以下の成型温度で成形可能であるので好ましい。又、鞘層に使用する樹脂は全体として、23℃におけるショアD硬度(ASTM D2240)の値が50〜90の範囲にあることが好ましい。また、上記共重合体の数平均分子量は1000〜1000000であることが好ましく、更に好ましくは1500〜50000である。
尚、鞘層には、本願発明の効果を損なわせない範囲で、上記共重合体以外の添加剤成分を含ませてもよい。使用目的に応じて、抗酸化剤、紫外線吸収剤、光安定剤、金属不活性剤、滑剤、難燃(助)剤、充填剤等の添加剤を使用することができる。
また、プラスチック光ファイバ素線全体に出来るだけ均等に熱がかかるように熱処理をすると、より伝送損失の低下を抑えることができ、好ましい。従って、プラスチック光ファイバ素線の径方向断面形状は略円形状とすることが好ましい。
更に、芯は、前記プラスチック光ファイバ素線の中心軸を中心とした略円周上に配置されていることが望ましい。尚、プラスチック光ファイバ素線の中心軸上に沿って芯が配置されている場合も、前記中心軸を中心とした略円周上に配置されているものとする。芯を上記配置にすることにより、熱処理時に各芯に均等に熱をかけることが出来る為、熱処理後の各芯を通る光の伝送損失のばらつきを少なくすることが可能となる。各芯を通る光の伝送損失のばらつきを少なくすることにより、出向面の光強度分布のムラを低減することができる。
鞘層が2層以上の場合には、第1鞘層を構成する樹脂よりも外側に位置する鞘層を構成する樹脂として、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロペンとビニリデンフルオライドからなる3元共重合体またはヘキサフルオロプロペンとビニリデンフルオライドからなる2元共重合体を使用することが好ましい。(以下、鞘層が2層以上の場合には芯に近い鞘層から順に第1鞘層、第2鞘層・・・とする。)
最外鞘層を構成する樹脂としては、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロペンとビニリデンフルオライドからなる3元共重合体またはヘキサフルオロプロペンとビニリデンフルオライドからなる2元共重合体が好ましく、より好ましくはテトラフルオロエチレン成分が0モル%を超え55モル%以下、ヘキサフルオロプロペン成分が8〜25モル%、ビニリデンフルオライド成分が30〜92モル%を含む共重合体からなる樹脂である。テトラフルオロエチレン成分が28モル%を超え40モル%以下、ヘキサフルオロプロペン成分が8〜22モル%、ビニリデンフルオライド成分が40〜62モル%を含む共重合体からなる樹脂が更に好ましい。特に好ましくはテトラフルオロエチレン成分が28モル%を超え35モル%以下、ヘキサフルオロプロペン成分が9〜13モル%、ビニリデンフルオライド成分が52〜60モル%の樹脂である。該樹脂はナイロン12の被覆層と非常に強固に接着し、その引き抜き強度が強くピストニングを抑制する効果ある。本実施形態において、被覆層樹脂はポリアミド系樹脂が好ましく、その中でもナイロン12がより好ましい。
本実施形態のプラスチック光ファイバケーブルは120〜130℃で加熱処理した際の伝送損失の低下が極めて少なく、これにより熱処理時間の短縮することができる。ピストニングの抑制と加熱処理による伝送損失の低下との兼ね合いから、加熱処理時間は3分〜180分程度が好ましく、5分〜120分がより好ましく、特に好ましくは5分〜90分である。尚、熱処理は1回で行っても複数回に分けて行っても良い。
ピストニングとは、素線とその直接被覆層との間に生じる素線の引っ込み又は突出のことであり、その測定方法としては、52cmのケーブルの両端1cmを垂直に切断し、試験環境下に所定時間放置した後、引っ込みか或いは飛び出しを顕微鏡で観察するものである。
プラスチック光ファイバ素線においては、素線の直径は200μm〜3000μmであり、第1鞘層の厚さは5μm〜50μmであり、第2鞘層以降の厚さは2μm〜50μmであり、被覆層の厚さは50〜700μmであることが好ましい。最外鞘層の厚さを2μmとすると、ナイロン12の被覆層と密着性を十分確保することができ、好ましい。これはプラスチック光ファイバ素線とナイロン被覆を一体として、端末のコネクタ固定などの端末処理ができることになり信頼性の信頼性を大きく向上させるものである。ナイロン12樹脂は十分な剛性と寸法安定性があり、コネクタの固定方法でも、ナイロン12の被覆層を締め付けて固定することも十分可能になる。また、経済性を考慮すれば50μm以内が好ましい。被覆層の厚さが50μm以上であれば、接着層と非常に強固に接着し、機械強度も向上して好ましい。また、厚さが700μm以下であれば、ケーブルに適度な柔軟性を保持させることができる。より好ましい厚さは100〜300μmである。
本実施形態のプラスチック光ファイバケーブルはそのまま使用することも可能であるが、該ケーブルの外周に第二の被覆層を被覆形成したプラスチック光ファイバケーブルとすることで、更に機械的・化学的な耐久性を向上させることができる。第二の被覆層を構成する樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系エラストマー樹脂などの熱可塑性樹脂を用いることができる。被覆層を被覆するにあたっては、クロスヘッドダイによりプラスチック光ファイバ素線上に被覆層を形成する方法を好ましく使用することができる。
[評価方法]
(1)屈折率測定
ナトリウムD線を使用し、20℃で測定した値を採用した。
(2)メルトフローレート測定
ASTM D1238に準拠して測定した。
(3)カーボネート基の個数の測定
得られた鞘樹脂の溶融押出しペレットの切断片を室温にて圧縮成形し、厚さ0.1mmのフィルムを作成した。このフィルムの赤外吸収スペクトル分析によってカーボネート基〔−OC(=O)O−〕のカルボニル基が帰属するピークが1809cm−1(νC=O)の吸収波長に現れ、そのνC=Oピークの吸光度を測定した。測定した吸収スペクトルと既知のフィルムの赤外吸収スペクトルと比較し、その差スペクトルから次式により炭素数10個当たりのカーボネート基の個数(N)を算出した。
N= (l×K)/t
l : 吸光度
K : 補正係数
t : フィルム厚(mm)
尚、赤外吸収スペクトル分析は、Perkin−Elmer FTIRスペクトロメーター1760X(パーキンエルマー社製)を用いて40回スキャンして行った。得られたIRスペクトルをPerkin−Elmer Spectrum for Windows
Ver. 1.44Cにて自動でベースラインを判定させ1809cm−1 のピークの吸光度を測定した。また、フィルムの厚さはマイクロメーターにて測定した。
(4)ハロホルミル基の個数の測定
上述のカーボネート基の個数の測定と同様に、赤外吸収スペクトル分析によって測定、算出した。
<実施例1>
芯樹脂として、屈折率が1.492のポリメチルメタクリレート樹脂であって、重量平均分子量が11万、メルトフローレートが230℃、荷重3.8Kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mmの条件で1.5g/10分であるものを用いた。鞘樹脂として、(A)エチレン、(B)テトラフルオロエチレン、(C)ヘキサフルオロプロピレンからなる単量体成分を、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネートを使用して重合させた共重合体を使用した。前記共重合体の末端にはカーボネート基が導入されていた(以後、カーボネート基含有共重合体とする)。前記カーボネート基含有共重合体中の(A)と(B)の質量比(B)/(A)を1.56とし、(A)と(C)の質量比(C)/(A)を0.86とした。また、前記カーボネート基含有共重合体中の(A)〜(C)の合計含有量は97質量%であり、前記鞘樹脂中の前記カーボネート基含有共重合体の含有量は100質量%であった。また、得られた共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基の数は251個であった。
上記芯樹脂、鞘樹脂を2層複合ダイに導入し、ダイの温度を240℃で紡糸した。ダイから吐出されたストランドを2倍に延伸し熱処理して、芯径980μm、鞘層の厚み10μmの直径1000μmの単芯プラスチックファイバ素線を得た。得られたプラスチック光ファイバ素線の径方向断面形状は円形状であり、芯は、前記プラスチック光ファイバ素線の中心軸上に配置されていた。
次に、このプラスチック光ファイバ素線を電線被覆用のクロスヘッドダイに導入し、210℃で、ナイロン12を250μmの厚さに被覆し、直径が1500μmのケーブルを得た。このケーブルの波長650nm、入射NA0.15で、52m−2mのカットバック法によって測定した熱処理前の光ファイバケーブルの伝送損失は133dB/kmであった。
[加熱処理と加熱処理後の伝送損失測定]
次に、上記プラスチック光ファイバケーブルを二本用意し、一本は125℃30分の熱処理を行い、一本は熱処理を行わなかった。熱処理を行ったケーブルの伝送損失を測定したところ124dB/kmであり、驚くべきことに伝送損失を向上させることが出来た。
[ピストニング試験]
次に熱処理を行ったケーブルと行わなかったケーブルを用いてピストニング量を測定した。ピストニング量は、52cmのケーブルの両端1cmを垂直に切断した後、105℃の条件下で24時間放置し、素線とその直接被覆層との間に生じる素線の引っ込み又は突出量を顕微鏡で観察することで測定した。熱処理を行ったケーブルのピストニング量は0.08mmで、熱処理を行わなかったケーブルのピストニング量は0.65mmであり、30分の熱処理で十分ピストニングを抑えることができた。結果を表1に示す。
<実施例2〜9>
前記カーボネート基含有共重合体中の(A)と(B)の質量比(B)/(A)と、(A)と(C)の質量比(C)/(A)を表1のように変更した以外は全て実施例1と同様にプラスチック光ファイバケーブル製造した。
製造したプラスチック光ファイバケーブルの熱処理前の伝送損失測定結果、加熱処理後の伝送損失測定結果、加熱処理を行った場合のピストニング試験結果、加熱処理を行わなかった場合のピストニング試験結果、得られた共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基の数を表1に示す。
<比較例1〜8>
前記カーボネート基含有共重合体中の(A)と(B)の質量比(B)/(A)と、(A)と(C)の質量比(C)/(A)を表1のように変更した以外は全て実施例1と同様に製造した。
製造したプラスチック光ファイバケーブルの熱処理前の伝送損失測定結果、加熱処理後の伝送損失測定結果、加熱処理を行った場合のピストニング試験結果、加熱処理を行わなかった場合のピストニング試験結果、得られた共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基の数を表1に示す。
<比較例9〜13>
鞘樹脂に使用した樹脂を、(A)エチレン、(B)テトラフルオロエチレン、(C)ヘキサフルオロプロピレンからなる単量体成分から得られる共重合体にカーボネート基を導入せず、且つ、前記共重合中の(A)と(B)の質量比(B)/(A)と、(A)と(C)の質量比(C)/(A)を表1のように変更した以外は全て実施例1と同様に製造した。
製造したプラスチック光ファイバケーブルの熱処理前の伝送損失測定結果、加熱処理後の伝送損失測定結果、加熱処理を行った場合のピストニング試験結果、加熱処理を行わなかった場合のピストニング試験結果、得られた共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基の数を表1に示す。
<実施例10>
芯樹脂として、屈折率が1.492のポリメチルメタクリレート樹脂であって、重量平均分子量が11万、メルトフローレートが230℃、荷重3.8Kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mmの条件で1.5g/10分であるものを用いた。鞘樹脂として、(A)エチレン、(B)テトラフルオロエチレン、(C)ヘキサフルオロプロピレンからなる単量体成分を、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネートを使用して重合させた後、熱分解処理して得られる共重合体を使用した。前記共重合体の末端にはハロホルミル基が導入されていた(以後、ハロホルミル基含有共重合体とする)。前記ハロホルミル基含有共重合体中の(A)と(B)の質量比(B)/(A)を1.56とし、(A)と(C)の質量比(C)/(A)を0.86とした。また、前記ハロホルミル基含有共重合体中の(A)〜(C)の合計含有量は97質量%であり、前記鞘樹脂中の前記ハロホルミル基含有共重合体の含有量は100質量%であった。得られた共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるハロホルミル基の数は248個であった。
上記芯樹脂、鞘樹脂を2層複合ダイに導入し、ダイの温度を240℃で紡糸した。ダイから吐出されたストランドを2倍に延伸し熱処理して、芯径980μm、鞘層の厚み10μmの直径1000μmのプラスチックファイバ素線を得た。得られたプラスチック光ファイバ素線の径方向断面形状は円形状であり、芯は、前記プラスチック光ファイバ素線の中心軸上に配置されていた。
次に、このプラスチック光ファイバ素線を電線被覆用のクロスヘッドダイに導入し、210℃で、ナイロン12を250μmの厚さに被覆し、直径が1500μmのケーブルを得た。このケーブルの波長650nm、入射NA0.15で、52m−2mのカットバック法によって測定した熱処理前の光ファイバケーブルの伝送損失は131dB/kmであった。
[加熱処理と加熱処理後の伝送損失測定]
次に、上記プラスチック光ファイバケーブルを二本用意し、一本は125℃30分の熱処理を行い、一本は熱処理を行わなかった。熱処理を行ったケーブルの伝送損失を測定したところ125dB/kmであり、驚くべきことに伝送損失を向上させることが出来た。
[ピストニング試験]
次に熱処理を行ったケーブルと行わなかったケーブルを用いてピストニング量を測定した。ピストニング量は、52cmのケーブルの両端1cmを垂直に切断した後、105℃の条件下で24時間放置し、素線とその直接被覆層との間に生じる素線の引っ込み又は突出量を顕微鏡で観察することで測定した。熱処理を行ったケーブルのピストニング量は0.15mmで、熱処理を行わなかったケーブルのピストニング量は0.78mmであり、30分の熱処理で十分ピストニングを抑えることができた。結果を表2に示す。
<実施例11〜18>
前記ハロホルミル基含有共重合体中の(A)と(B)の質量比(B)/(A)と、(A)と(C)の質量比(C)/(A)を表2のように変更した以外は全て実施例10と同様にプラスチック光ファイバケーブル製造した。
製造したプラスチック光ファイバケーブルの熱処理前の伝送損失測定結果、加熱処理後の伝送損失測定結果、加熱処理を行った場合のピストニング試験結果、加熱処理を行わなかった場合のピストニング試験結果、得られた共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるハロホルミル基の数を表2に示す。
<比較例14〜21>
前記ハロホルミル基含有共重合体中の(A)と(B)の質量比(B)/(A)と、 (A)と(C)の質量比(C)/(A)を表2のように変更した以外は全て実施例10と同様にプラスチック光ファイバケーブル製造した。
製造したプラスチック光ファイバケーブルの熱処理前の伝送損失測定結果、加熱処理後の伝送損失測定結果、加熱処理を行った場合のピストニング試験結果、加熱処理を行わなかった場合のピストニング試験結果、得られた共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるハロホルミル基の数を表2に示す。
<実施例19>
ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネートの量を調整し、共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基の数を503個にした以外は、実施例1と同様にプラスチック光ファイバケーブル製造した。
製造したプラスチック光ファイバケーブルの熱処理前の伝送損失測定結果、加熱処理後の伝送損失測定結果、加熱処理を行った場合のピストニング試験結果、加熱処理を行わなかった場合のピストニング試験結果、得られた共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基の数を表3に示す。
<実施例20〜27>
前記カーボネート基含有共重合体中の(A)と(B)の質量比(B)/(A)と、(A)と(C)の質量比(C)/(A)を表3のように変更した以外は全て実施例19と同様にプラスチック光ファイバケーブル製造した。
製造したプラスチック光ファイバケーブルの熱処理前の伝送損失測定結果、加熱処理後の伝送損失測定結果、加熱処理を行った場合のピストニング試験結果、加熱処理を行わなかった場合のピストニング試験結果、得られた共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基の数を表3に示す。
<比較例22〜29>
前記カーボネート基含有共重合体中の(A)と(B)の質量比(B)/(A)と、(A)と(C)の質量比(C)/(A)を表3のように変更した以外は全て実施例19と同様に製造した。
製造したプラスチック光ファイバケーブルの熱処理前の伝送損失測定結果、加熱処理後の伝送損失測定結果、加熱処理を行った場合のピストニング試験結果、加熱処理を行わなかった場合のピストニング試験結果、得られた共重合体の炭素数1×10個当たりに含まれるカーボネート基の数を表3に示す。
Figure 0005537315
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本発明のプラスチック光ファイバ素線は、120〜130℃の高温環境下で熱処理を行った際の伝送損失の低下を抑制することが可能である為、ピストニングが小さく、且つ、伝送損失の小さいプラスチック光ファイバ素線を短時間で作製することが出来る。

Claims (6)

  1. プラスチック光ファイバ素線と、該プラスチック光ファイバ素線の外側に熱可塑性樹脂から形成される被覆層と、を有するプラスチック光ファイバケーブルであり、
    前記プラスチック光ファイバ素線は、ポリメチルメタクリレート系樹脂からなる芯と、該芯に接し、(A)エチレン単位と(B)テトラフルオロエチレン単位と(C)ヘキサフルオロプロピレン単位とを重合単位の主成分とする共重合体から形成される鞘層と、を有するプラスチック光ファイバ素線であ
    前記共重合体中の(A)エチレン単位と(B)テトラフルオロエチレン単位との質量比(B)/(A)が1.4〜1.7であり、且つ、前記共重合体中の(A)エチレン単位と(C)ヘキサフルオロプロピレン単位との質量比(C)/(A)が0.75〜0.95であり、更に、前記共重合体カーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方を有し、前記共重合体の炭素数1×10 6 個当たりに含まれるカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方の数が3〜1000個であり、
    約120〜130℃の条件下で熱処理された、プラスチック光ファイバケーブル
  2. 前記共重合体の末端にカーボネート基又はハロホルミル基の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1に記載のプラスチック光ファイバケーブル
  3. 前記共重合体が150〜200℃の範囲に融点を有し、ナトリウムD線で20℃で測定した屈折率が1.37〜1.41であり、メルトフローレート(230℃、荷重3.8kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mm)が5〜100g/10分であることを特徴とする請求項1又は2に記載のプラスチック光ファイバケーブル
  4. 前記共重合体の23℃におけるショアD硬度の値がASTM D2240に準拠して測定し場合に50〜90であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のプラスチック光ファイバケーブル
  5. 前記プラスチック光ファイバ素線の径方向断面形状が略円形状であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のプラスチック光ファイバケーブル
  6. 複数の前記芯が、前記プラスチック光ファイバ素線の中心軸を中心とした略円周上に配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のプラスチック光ファイバケーブル
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