JP5654370B2 - 多芯プラスチック光ファイバ素線及びケーブル - Google Patents
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Description
樹脂からなる複数本の芯と、当該芯を取り囲む第1鞘樹脂からなる第1鞘層と、前記第1鞘層の外周と接する第2鞘樹脂からなる第2鞘層と、を含む多芯プラスチック光ファイバ素線であって、
前記第1鞘樹脂が、下記成分(イ)、(ロ)及び(ハ)を含む原料成分を共重合させて得られる共重合体からなり、
前記第1鞘樹脂中、成分(イ)の配合量が30〜70質量%であり、成分(ロ)の配合量が20〜65質量%であり、成分(ハ)の配合量が5〜30質量%であり、
前記第2鞘樹脂が、下記単位(A)、(B)及び(C)を重合単位の主成分とする共重合体からなり、
前記第2鞘樹脂の共重合体中の単位(A)と単位(B)との質量比((B)/(A))が1.4〜1.7であり、
前記第2鞘樹脂の共重合体中の単位(A)と単位(C)との質量比((C)/(A))が0.75〜0.95であり、且つ、
前記第2鞘樹脂の共重合体がカーボネート基及びハロホルミル基の少なくとも一方を含有する、多芯プラスチック光ファイバ素線;
(イ)下記式(i)で表される短鎖フルオロアルキルメタクリレート、
(ロ)下記式(ii)で表される長鎖フルオロアルキルメタクリレート、
(ハ)メチルメタクリレート、
(A)エチレン単位、
(B)テトラフルオロエチレン単位、
(C)ヘキサフルオロプロピレン単位。
前記成分(ロ)が、下記式(iii)で表される長鎖フルオロアルキルメタクリレートである、[1]に記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
前記第2鞘樹脂の共重合体が、末端に、カーボネート基及びハロホルミル基の少なくとも一方を含有する、[1]又は[2]に記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
前記第2鞘樹脂の共重合体が、炭素数1×106個当たりに、カーボネート基及びハロホルミル基の少なくとも一方を3〜1000個含有する、[1]から[3]のいずれかに記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
前記第2鞘樹脂の共重合体が、150〜200℃の範囲に融点を有し、ナトリウムD線で20℃で測定した屈折率が1.37〜1.41であり、メルトフローレート(230℃、荷重3.8kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mm)が5〜100g/10分である、[1]から[4]のいずれかに記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
前記第2鞘樹脂の共重合体の23℃におけるショアD硬度の値(ASTM D2240に準拠して測定)が50〜90である、[1]から[5]のいずれかに記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
前記芯を構成する樹脂がポリメチルメタクリレート系樹脂である、[1]から[6]のいずれかに記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
[1]から[7]のいずれかに記載の多芯プラスチック光ファイバ素線と、
該多芯プラスチック光ファイバ素線の外側に形成された、熱可塑性樹脂を含有する被覆層と、を有する多芯プラスチック光ファイバケーブル。
本実施の形態の多芯プラスチック光ファイバ素線は、樹脂からなる複数本の芯と、当該芯を取り囲む第1鞘樹脂からなる第1鞘層と、前記第1鞘層の外周と接する第2鞘樹脂からなる第2鞘層と、を含む多芯プラスチック光ファイバ素線であって、前記第1鞘樹脂が、下記成分(イ)、(ロ)及び(ハ)を含む原料成分を共重合させて得られる共重合体からなり、前記原料成分中、成分(イ)の配合量が30〜70質量%であり、成分(ロ)の配合量が20〜65質量%であり、成分(ハ)の配合量が5〜30質量%であり、前記第2鞘樹脂が、下記単位(A)、(B)及び(C)を重合単位の主成分とする共重合体からなり、前記第2鞘樹脂の共重合体中の単位(A)と単位(B)との質量比((B)/(A))が1.4〜1.7であり、前記第2鞘樹脂の共重合体中の単位(A)と単位(C)との質量比((C)/(A))が0.75〜0.95であり、且つ、前記第2鞘樹脂の共重合体がカーボネート基及びハロホルミル基の少なくとも一方を含有する。
(イ)下記式(i)で表される短鎖フルオロアルキルメタクリレート、
(ロ)下記式(ii)で表される長鎖フルオロアルキルメタクリレート、
(ハ)メチルメタクリレート、
(A)エチレン単位、
(B)テトラフルオロエチレン単位、
(C)ヘキサフルオロプロピレン単位。
芯を構成する樹脂(以下、「芯樹脂」ともいう。)は、特に限定は無いが、なるべく透光率の高い樹脂が好ましく、例えば、ポリメチルメタクリレート系樹脂が好ましい。ポリメチルメタクリレート系樹脂とは、メチルメタクリレートの単独重合体、或いはメチルメタクリレート成分を50質量%以上含んだ共重合体をいう。メチルメタクリレート成分と共重合可能な成分としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルなどのアクリル酸エステル類、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸シクロヘキシルなどのメタクリル酸エステル類、イソプロピルマレイミドのようなマレイミド類、アクリル酸、メタクリル酸、スチレンなどが挙げられ、これらの中から一種以上適宜選択して共重合させたものが好ましい。ポリメチルメタクリレート系樹脂の分子量は、流動性の観点から、重量平均分子量として8万〜20万程度のものが成形しやすいので好ましく、特に10万〜12万が好ましい。また芯樹脂には、その透明性を損なわない範囲で添加剤等を含ませてもよい。
第1鞘樹脂は、後述する特定の(イ)短鎖フルオロアルキルメタクリレート、後述する特定の(ロ)長鎖フルオロアルキルメタクリレート及び(ハ)メチルメタクリレートを含む原料成分を共重合させて得られる共重合体からなる。
第2鞘樹脂としては、(A)エチレン単位と(B)テトラフルオロエチレン単位と(C)ヘキサフルオロプロピレン単位とを重合単位の主成分とする共重合体であって、且つ、該共重合体中にカーボネート基及びハロホルミル基の少なくとも一方を含有する共重合体を用いる。尚、共重合体の末端のみにカーボネート基及びハロホルミル基の少なくとも一方を含有する場合も、共重合体中にカーボネート基及びハロホルミル基の少なくとも一方を含有する共重合体に含むものとする。また、カーボネート基及びハロホルミル基の少なくとも一方とは、カーボネート基とハロホルミル基との両方を有する場合も含む。
上述した、芯樹脂、第1鞘樹脂、第2鞘樹脂には、本願発明の効果を損なわない範囲で、上記共重合体以外の添加剤成分を含ませてもよい。使用目的に応じて、抗酸化剤、紫外線吸収剤、光安定剤、金属不活性剤、滑剤、難燃(助)剤、充填剤等の添加剤を使用することができる。
本実施の形態の多芯プラスチック光ファイバ素線において、芯の数や芯の直径、多芯プラスチック光ファイバ素線の直径などの、好ましい適用範囲について以下説明する。
本実施の形態の多芯プラスチック光ファイバケーブルは、上述の多芯プラスチック光ファイバ素線と、該多芯プラスチック光ファイバ素線の外側に形成された、熱可塑性樹脂を含有する被覆層と、を有する。
(1)屈折率測定
ナトリウムD線を使用し、20℃で測定した値を採用した。
ASTM D1238に準拠して、230℃、荷重3.8kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mmの条件で測定した。
得られた鞘樹脂の溶融押出しペレットの切断片を室温にて圧縮成形し、厚さ0.1mmのフィルムを作成した。このフィルムの赤外吸収スペクトル分析によってカーボネート基〔−OC(=O)O−〕のカルボニル基が帰属するピークが1809cm-1(νC=O)の吸収波長に現れ、そのνC=Oピークの吸光度を測定した。測定した吸収スペクトルと既知のフィルムの赤外吸収スペクトルとを比較し、その差スペクトルから次式により炭素数1×106個当たりのカーボネート基の個数(N)を算出した。
N :炭素数1×106個当たりのカーボネート基の個数(個)
L :カーボネート基〔−OC(=O)O−〕由来のν(C=O)ピークの吸光度
K : 補正係数
t : フィルム厚(mm)
尚、補正係数Kは以下の計算式によって算出された。
W:共重合体の組成から計算される単量体の平均分子量
ε:カーボネート基〔−OC(=O)O−〕由来のν(C=O)ピークのモル吸光度係数。モデル化合物からε=170(l・cm-1・mol-1)とした。
又、赤外吸収スペクトル分析は、Perkin−Elmer FTIRスペクトロメーター1760X(パーキンエルマー社製)を用いて40回スキャンして行った。得られたIRスペクトルをPerkin−Elmer Spectrum for Windows(登録商標) Ver. 1.44Cにて自動でベースラインを判定させ1809cm-1 のピークの吸光度を測定した。また、フィルムの厚さはマイクロメーターにて測定した。
多芯プラスチック光ファイバ素線を1mの長さに切り取り、片端から約10mmを指で+90度−90度の条件で30往復屈曲させて第1鞘層と第2鞘層との界面で多芯プラスチック光ファイバ素線が一本一本に解けるかどうかを試験した。
上記解き試験後の多芯プラスチック光ファイバ素線について、解いた方と反対側の端面から波長650nm、入射NA0.6のLED光を入射させ、解いた側の端面を目視で観察した。全ての芯で光が通っている場合に○、一部の芯で光が通っていない場合に×、とした。
芯を構成する樹脂(以下「芯樹脂」とも記す。)として、屈折率が1.492であり、重量平均分子量が11万であり、メルトフローレートが1.5g/10分であるポリメチルメタクリレート樹脂を用いた。
また、前記カーボネート基含有共重合体中の(A)〜(C)の合計含有量は97質量%であり、前記第2鞘樹脂中の前記カーボネート基含有共重合体の含有量は100質量%であった。また、前記カーボネート基含有共重合体の炭素数1×106個当たりに含まれるカーボネート基の数は251個であった。
前記カーボネート基含有共重合体中の(A)と(B)との質量比(B)/(A)と、(A)と(C)との質量比(C)/(A)とを表1のように変更した以外は全て実施例1と同様に多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例1と同様に解き試験及び光伝送試験を行った。結果を表1に示す。尚、表1中の「カーボネート基の数」とは、前記カーボネート基含有共重合体の炭素数1×106個当たりに含まれるカーボネート基の数を指す。
前記カーボネート基含有共重合体中の(A)と(B)との質量比(B)/(A)と、(A)と(C)との質量比(C)/(A)とを表1のように変更した以外は全て実施例1と同様に多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例1と同様に解き試験及び光伝送試験を行った。結果を表1に示す。尚、表1中の「カーボネート基の数」とは、前記カーボネート基含有共重合体の炭素数1×106個当たりに含まれるカーボネート基の数を指す。
第1鞘樹脂中に占める17FMA、4FM、3FMA及びMMAの配合量(質量%)を表2のように変更した以外は実施例1と同様にして多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例1と同様に解き試験及び光伝送試験を行った。結果を表2に示す。尚、表2中の「カーボネート基の数」とは、前記カーボネート基含有共重合体の炭素数1×106個当たりに含まれるカーボネート基の数を指す。
第1鞘樹脂中に占める17FMA、4FM、3FMA及びMMAの配合量(質量%)を表2のように変更した以外は実施例1と同様にして多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例1と同様に解き試験及び光伝送試験を行った。結果を表2に示す。尚、表2中の「カーボネート基の数」とは、前記カーボネート基含有共重合体の炭素数1×106個当たりに含まれるカーボネート基の数を指す。
第2鞘樹脂の共重合体を製造する際の重合開始剤として、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネートの代わりに過硫酸アンモニウムを用いた以外は実施例1〜15と同様に多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成された多芯プラスチック光ファイバ素線はカーボネート基が導入されていなかった。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例1と同様に解き試験及び光伝送試験を行ったところ、比較例15〜29の全ての多芯プラスチック光ファイバ素線で、解き試験×、光伝送試験×との結果となった。
第2鞘樹脂の共重合体を製造する際、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネートの配合量を調節し、カーボネート基含有共重合体の炭素数1×106個当たりに含まれるカーボネート基の数を、表3に示すとおりに変更した以外は実施例1と同様にして多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例1と同様に解き試験及び光伝送試験を行った。結果を表3に示す。尚、表3中の「カーボネート基の数」とは、前記カーボネート基含有共重合体の炭素数1×106個当たりに含まれるカーボネート基の数を指す。
芯を構成する樹脂(以下「芯樹脂」とも記す。)として、屈折率が1.492であり、重量平均分子量が11万であり、メルトフローレートが1.5g/10分であるポリメチルメタクリレート樹脂を用いた。
また、前記カーボネート基含有共重合体中の(A)〜(C)の合計含有量は97質量%であり、前記第2鞘樹脂中の前記カーボネート基含有共重合体の含有量は100質量%であった。また、前記カーボネート基含有共重合体の炭素数1×106個当たりに含まれるカーボネート基の数は251個であった。
前記カーボネート基含有共重合体中の(A)と(B)との質量比(B)/(A)と、(A)と(C)との質量比(C)/(A)とを表4のように変更した以外は全て実施例23と同様に多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例23と同様に解き試験及び光伝送試験を行った。結果を表4に示す。尚、表4中の「カーボネート基の数」とは、前記カーボネート基含有共重合体の炭素数1×106個当たりに含まれるカーボネート基の数を指す。
前記カーボネート基含有共重合体中の(A)と(B)との質量比(B)/(A)と、(A)と(C)との質量比(C)/(A)とを表5のように変更した以外は全て実施例23と同様に多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例23と同様に解き試験及び光伝送試験を行った。結果を表4に示す。尚、表4中の「カーボネート基の数」とは、前記カーボネート基含有共重合体の炭素数1×106個当たりに含まれるカーボネート基の数を指す。
第1鞘樹脂として、フッ化ビニリデン65質量%、テトラフルオロエチレン35質量%の共重合体を用いた以外は、全て実施例1と同様に多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例1と同様に解き試験及び光伝送試験を行ったところ、解き試験×、光伝送試験×との結果となった。
第1鞘樹脂として、フッ化ビニリデン65質量%、テトラフルオロエチレン35質量%の共重合体を用いた以外は、全て実施例1と同様に多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例1と同様に解き試験及び光伝送試験を行ったところ、解き試験×、光伝送試験×との結果となった。
第1鞘樹脂として、オクタフルオロペンチルメタクリレート20モル%、MMA80モル%の共重合体を用いた以外は、全て実施例1と同様に多芯プラスチック光ファイバ素線を作成した。作成した多芯プラスチック光ファイバ素線を用いて、実施例1と同様に解き試験及び光伝送試験を行ったところ、解き試験×、光伝送試験×との結果となった。
1 芯繊維
2 鞘層
3 海部
Claims (7)
- 樹脂からなる複数本の芯と、当該芯を取り囲む第1鞘樹脂からなる第1鞘層と、前記第1鞘層の外周と接する第2鞘樹脂からなる第2鞘層と、を含む多芯プラスチック光ファイバ素線であって、
前記第1鞘樹脂が、下記成分(イ)、(ロ)及び(ハ)を含む原料成分を共重合させて得られる共重合体からなり、
前記第1鞘樹脂中、成分(イ)の配合量が30〜70質量%であり、成分(ロ)の配合量が20〜65質量%であり、成分(ハ)の配合量が5〜30質量%であり、
前記第2鞘樹脂が、下記単位(A)、(B)及び(C)を重合単位の主成分とする共重合体からなり、
前記第2鞘樹脂の共重合体中の単位(A)と単位(B)との質量比((B)/(A))が1.4〜1.7であり、
前記第2鞘樹脂の共重合体中の単位(A)と単位(C)との質量比((C)/(A))が0.75〜0.95であり、且つ、
前記第2鞘樹脂の共重合体が、炭素数1×10 6 個当たりに、カーボネート基及びハロホルミル基の少なくとも一方を3〜1000個含有する、多芯プラスチック光ファイバ素線;
(イ)下記式(i)で表される短鎖フルオロアルキルメタクリレート、
(ロ)下記式(ii)で表される長鎖フルオロアルキルメタクリレート、
(ハ)メチルメタクリレート、
(A)エチレン単位、
(B)テトラフルオロエチレン単位、
(C)ヘキサフルオロプロピレン単位。 - 前記成分(ロ)が、下記式(iii)で表される長鎖フルオロアルキルメタクリレートである、請求項1に記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
- 前記第2鞘樹脂の共重合体が、末端に、カーボネート基及びハロホルミル基の少なくとも一方を含有する、請求項1又は2に記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
- 前記第2鞘樹脂の共重合体が、150〜200℃の範囲に融点を有し、ナトリウムD線で20℃で測定した屈折率が1.37〜1.41であり、メルトフローレート(230℃、荷重3.8kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mm)が5〜100g/10分である、請求項1から3のいずれか1項に記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
- 前記第2鞘樹脂の共重合体の23℃におけるショアD硬度の値(ASTM D2240に準拠して測定)が50〜90である、請求項1から4のいずれか1項に記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
- 前記芯を構成する樹脂がポリメチルメタクリレート系樹脂である、請求項1から5のいずれか1項に記載の多芯プラスチック光ファイバ素線。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の多芯プラスチック光ファイバ素線と、
該多芯プラスチック光ファイバ素線の外側に形成された、熱可塑性樹脂を含有する被覆層と、を有する多芯プラスチック光ファイバケーブル。
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