JP5532626B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電解塗装処理等の表面処理を被処理物に施すために、前記表面処理を行う領域に対して被処理物を搬入及び搬出する搬送装置に関するものである。
従来の、例えば自動車生産工場における車体の電解塗装処理又はその前処理等に用いられる、表面処理を行う処理槽等の表面処理領域に対して車体を搬入及び搬出する搬送装置として、車体が取り付けられた取付フレームを案内レールに沿って駆動チェーン等の駆動手段により所定移動方向へ移動させるとともに、前記取付フレームを前記所定移動方向に直交する水平回転軸まわりに回転させるカムレール及びカムレバーを備えてなるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、前記搬送装置として、走行面(ガイド装置、ガイドウェイ)に沿って並進移動する自走式移送車(キャリッジ)により、車体が取り付けられた取付プレート(内側フレーム、マウント)を前記並進移動方向に直交する水平回転軸(回転シャフト)まわりに回転可能に支持するとともに、前記移送車上に前記回転軸を回転させる電動モータ(回転ドライブ、電気駆動装置)を取り付けてなるもの(例えば、特許文献2〜4参照。)等がある
特許第3339585号公報(第1−5図) 特開2008−100223号公報(図1−5) 特表2005−517616号公報(図5、図12−13) 特表2007−537959号公報(図3b)
特許文献1のような搬送装置は、取付フレームに固定されたカムレバーをカムレールに従動させることにより取付フレームを回転させる構成であることから、回転駆動用のモータを各取付フレームに備えさせる必要がない反面、並進方向への移動に基づいて取付フレームを回転さて車体を表面処理領域に対して搬入及び搬出する構成であることから、並進方向への移動速度により回転速度が決定されるため、表面処理領域に対する車体の搬入及び搬出をフレキシブルに行うことができない。
これに対して、特許文献2〜4のような搬送装置は、回転駆動用のモータを各移送車(キャリッジ)に備えさせる必要がある反面、そのことにより、各移送車上の個別のモータにより回転軸を回転させることができるため、表面処理領域に対する車体の搬入及び搬出をフレキシブルに行うことができる。
このような長短を有する従来の搬送装置は、構築する搬送ラインに応じて選択されるものであるが、従来の搬送装置の何れの構成によっても、水平カーブ状経路に沿ってキャリア(取付フレーム、移送車、キャリッジ)を移動させることが困難であるため、水平カーブ状経路を含む搬送ラインを構築することができない。
例えば、前後のみならず左右にも表面処理領域を設置して全長を短く構成した、左右の往復経路をUターン経路で繋いだ搬送経路に沿って車体を搬送しながら表面処理を連続して行う搬送ラインを構築することができず、ライン構築の自由度が低いという問題がある。
その上、水平カーブ状経路に沿ってキャリアを移動させることが困難であることから、比較的長い直線経路に沿って表面処理領域を設置する必要があるため、空荷のキャリアを返送するリターン経路を表面処理領域の下側に設けたり、工場空間の無駄を無くすためにキャリアを折り畳む機構を付加した上で、返送用駆動手段を用いて返送する必要がある。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、水平回転軸まわりに被処理物を回転させて表面処理領域に対して搬入及び搬出することができる搬送装置において、水平カーブ状経路に沿ってキャリアを移動させることができる、ライン構築の自由度が高い搬送装置を提供する点にある。
本発明に係る搬送装置は、前記課題解決のために、キャリアに載せた被処理物を表面処理領域に対して搬入及び搬出する搬送装置であって、水平カーブ状経路を含む搬送ラインに沿って前記表面処理領域の上部左右に敷設されたガイドレールの一方の、前記水平カーブ状経路の内側レールを移動する前後のトロリが取り付けられた、前後方向に長い内側移動体と、前記左右のガイドレールの他方の、前記水平カーブ状経路の外側レールを移動する前後のトロリが取り付けられた、前後方向に長い外側移動体と、前記左右の移動体の一方の移動体により、該移動体の長手方向に直交する水平軸芯まわりに回転可能に一端部が支持され、前記左右の移動体の他方の移動体により、前記水平軸芯まわりに回転可能に、前記水平軸芯方向へスライド可能に、且つ、垂直軸まわりに回転可能に他端部が支持された水平回転軸と、該水平回転軸に取り付けられた、被処理物を支持する支持部材と、前記水平回転軸を回転させることにより前記被処理物を前記表面処理領域へ搬入又は搬出する、前記一方の移動体のみに設けられた回転駆動手段と、前記左右の移動体の一方又は両方を駆動する走行駆動手段とを備え、前記内側移動体における前記前後のトロリ間のピッチを前記外側移動体における前記前後のトロリ間のピッチよりも小さくしてなるものである。
本発明に係る搬送装置によれば、キャリアに載せた被処理物を表面処理領域に対して搬入及び搬出する搬送装置であって、水平カーブ状経路を含む搬送ラインに沿って前記表面処理領域の上部左右に敷設されたガイドレールの一方の、前記水平カーブ状経路の内側レールを移動する前後のトロリが取り付けられた、前後方向に長い内側移動体と、前記左右のガイドレールの他方の、前記水平カーブ状経路の外側レールを移動する前後のトロリが取り付けられた、前後方向に長い外側移動体と、前記左右の移動体の一方の移動体により、該移動体の長手方向に直交する水平軸芯まわりに回転可能に一端部が支持され、前記左右の移動体の他方の移動体により、前記水平軸芯まわりに回転可能に、前記水平軸芯方向へスライド可能に、且つ、垂直軸まわりに回転可能に他端部が支持された水平回転軸と、該水平回転軸に取り付けられた、被処理物を支持する支持部材と、前記水平回転軸を回転させることにより前記被処理物を前記表面処理領域へ搬入又は搬出する、前記一方の移動体のみに設けられた回転駆動手段と、前記左右の移動体の一方又は両方を駆動する走行駆動手段とを備えたので、水平回転軸が左右の移動体により両持ち支持されていることから、水平回転軸及び水平回転軸に取り付けられた支持部材並びに支持部材により支持された被処理物の重量は左右の移動体により分担され、走行駆動手段により移動体を駆動することにより、キャリアを左右のガイドレールに沿って安定かつ確実に走行させることができ、このように安定して走行するキャリアにより被処理物等を支持しながら、回転駆動手段により被処理物を回転させて表面処理領域に対して安定かつ確実に搬入及び搬出することができる。
その上、水平回転軸の一端が一方の移動体の長手方向に直交するように該移動体により支持され、水平回転軸の他端が他方の移動体により水平軸芯方向へスライド可能に且つ垂直軸まわりに回転可能に支持されていることから、水平回転軸及び水平回転軸に取り付けられた支持部材並びに左右の移動体等からなるキャリアが安定した形態を保持しながら、左右のガイドレールの据付誤差を吸収することができるので、直線経路のみならず、水平カーブ状経路を含む搬送ラインであってもキャリアを安定かつ確実に移動させることができるため、ライン構築の自由度を高めることができる。
その上さらに、前記内側移動体における前記前後のトロリ間のピッチを前記外側移動体における前記前後のトロリ間のピッチよりも小さくしてなるので、キャリアが水平カーブ状経路を移動する際に発生する水平回転軸の端部と移動体との間で生じるスライド量を減少させることができるため、水平カーブ状経路に沿ってキャリアをより円滑に移動させることができるとともに、水平カーブ状経路の曲率半径を小さくすることができるため、よりコンパクトな搬送ラインを構築することができる。
本発明の実施の形態に係る搬送装置の正面図である。 同じく平面図である。 同じく後方から見た部分断面概略図である。 水平回転軸まわりの要部を拡大して示す後方から見た部分断面図である。 キャリアが水平カーブ状経路を移動している状態を示す概略平面図である。 被処理物を処理槽内へ搬入する動作説明図であり、(a)は被処理物の上向き状態を、(b)は(a)の状態から被処理物を90°回転した状態を示している。 被処理物を処理槽内から搬出する動作説明図であり、(a)は図6(b)の状態から被処理物をさらに90°回転させた被処理物の下向き状態を、(b)は(a)の状態から被処理物をさらに90°回転させた状態を示している。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
本明細書においては、キャリア1の搬送方向に沿って、その前側(下流側)を前(図中矢印A参照。)、後側(上流側)を後とし、左右は前方に向かっていうものとし、右方から見た図を正面図とする。
図1〜図3に示すように、本発明の実施の形態に係る搬送装置は、キャリア1に載せた被処理物Wを表面処理領域Tへ搬入及び表面処理領域Tから搬出するものであり、表面処理領域Tの上部左右に敷設された左右のガイドレールGR1,GR2に沿って移動する。
また、左右のガイドレールGR1,GR2によって形成される搬送ラインは、図5に示すように左右に離間して往復する平行な直線経路S1,S2を水平カーブ状経路Cにより繋いだUターン経路を有しており、水平カーブ状経路Cでは、左側ガイドレールGR1が内側レールIRであり、右側ガイドレールGR2が外側レールORである。
図2に示すように、左側ガイドレールGR1(内側レールIR)に沿って移動する内側移動体2は、前後方向に長く、その前後にトロリ2A,2Bが取り付けられ、右側ガイドレールGR2(外側レールOR)に沿って移動する外側移動体3は、前後方向に長く、その前後にトロリ3A,3Bが取り付けられ、内側移動体2の前後のトロリ2A,2B間のピッチP1は、外側移動体3の前後のトロリ3A,3B間のピッチP2よりも小さく、後述するようにピッチP1をピッチP2の約半分程度としている。
図1〜図3に示すように、内側移動体2に取り付けられた前後のトロリ2A,2Bは、それぞれ内側移動体2に対して垂直軸22A,22Bまわりに回動可能であり、外側移動体3に取り付けられた前後のトロリ3A,3Bは、それぞれ外側移動体3に対して垂直軸23A,23Bまわりに回動可能である。
図3に示すように、左側ガイドレールGR1及び右側ガイドレールGR2は、縦断面略コ字状であり、左右方向の外側に開口しており、左側ガイドレールGR1上をトロリ2A,2Bに取り付けた走行ローラ16,16が転動し、右側ガイドレールGR2上をトロリ3A,3Bに取り付けた走行ローラ17,17が転動する。
また、左側ガイドレールGR1の左右にはトロリ2A,2Bに取り付けたサイドローラ18,…が、右側ガイドレールGR2の左右にはトロリ3A,3Bに取り付けたサイドローラ19,…が位置するため、トロリ2A,2Bは左側ガイドレールGR1に沿って移動し、トロリ3A,3Bは右側ガイドレールGR2に沿って移動する。
さらに、左側ガイドレールGR1の下面には、トロリ2A,2Bに取り付けたバックアップローラ20が、右側ガイドレールGR2の下面には、トロリ3A,3Bに取り付けたバックアップローラ21が、図示しないばねにより押し付けられているため、後述する走行駆動手段7により駆動された際の駆動推力を増大することができる。
図2に示すように、左右の移動体2,3は、その前後方向中央同士が水平回転軸4を介して連結されており、図2及び図3に示すように、水平回転軸4の左右方向中央には、被処理物Wを支持するための支持部材5が取り付けられ、受け部材8A,…により被処理物Wを保持した状態のパレット8が、パレットロックレバー9,…により支持部材5に固定される。
なお、被処理物Wは、パレット8を介さずに、支持部材5に直接取り付けるようにしてもよい。
図2〜図4に示すように、水平回転軸4の右端部4Aは自動調芯軸受ユニット10Aを介して外側移動体3により支持され、自動調芯軸受ユニット10Aの左側には、軸受11A(図4参照。)を介してフリーローラ11が水平回転軸4に取り付けられており、フリーローラ11の前後には外側移動体3に取り付けられたガイド体12A,12Bが当接するため、前後方向に長い右側の外側移動体3と水平回転軸4とは、平面視において略直交する状態が保持される(図2参照。)。
また、水平回転軸4の左端部4Bは自動調芯軸受ユニット10Bにより支持されるとともに直動ガイド13により水平軸芯方向へスライド可能に支持され、さらに垂直軸14まわりに回動可能なように上下の軸受15A,15B(図4参照。)を介して内側移動体2により支持される。
このような水平回転軸4の両端部4A,4Bの支持構造により、水平回転軸4は、その水平軸芯まわりに回転可能なように、左右の内側移動体2及び外側移動体3により両持ち支持されていることから、水平回転軸4及び水平回転軸4に取り付けられた支持部材5並びに支持部材5により支持された被処理物W等の重量は左右の移動体2,3により分担され、後述する走行駆動手段により外側移動体3を駆動することにより、キャリア1を左右のガイドレールGR1,GR2に沿って安定かつ確実に走行させることができ、このように安定して走行するキャリア1により被処理物W等を支持しながら、後述する回転駆動手段により被処理物Wを回転させて表面処理領域Tに対して安定かつ確実に搬入及び搬出することができる。
また、外側移動体3と水平回転軸4との前記直交状態の保持をフリーローラ11及びガイド体12A,12Bにより行う構成により、自動調芯機能を有する軸受ユニット10A,10Bにより左右のガイドレールGR1,GR2の高さ方向の据付誤差を吸収する自由度が高められるため、左右のガイドレールGR1,GR2の高さ方向の据付誤差を効果的に吸収することができる。
その上、水平回転軸4の左端部4Bは、その水平軸芯方向へスライド可能に、且つ、垂直軸14まわりに回転可能に内側移動体2により支持されているため、左右のガイドレールGR1,GR2の水平面内の据付誤差も効果的に吸収することができる。
図1〜図4に示すように、水平回転軸4を回転させる回転駆動手段は、外側移動体3上に設けたモータ及び減速機により構成される回転軸駆動装置6であり、該回転軸駆動装置6の出力軸に回転軸4の右端が連結されるため、回転軸駆動装置6を駆動することにより、キャリア1に載せた被処理物Wを表面処理領域Tに対して搬入及び搬出することができる(図6及び図7も参照。)。
また、キャリア1を搬送するために外側移動体3を駆動する走行駆動手段は、外側移動体3上に設けたモータ及び減速機により構成される前後の走行駆動装置7,7であり、該走行駆動装置7,7の出力軸にトロリ3A,3Bの走行ローラ17,17(図3参照。)が連結されるため、走行駆動装置7,7を駆動することにより、走行ローラ17,17を回転させてキャリア1を走行させることができる。
次に、図5を参照して、キャリア1の水平カーブ状経路Cの移動について説明する。
水平カーブ状経路Cにおける内側レールIRの曲率半径を1500mm〜2000mm、外側レールORの曲率半径を5500mm〜6000mmとし、内側移動体2の前後のトロリ2A,2B間のピッチP1(図2参照)を1500mm〜2000mm、外側移動体3の前後のトロリ3A,3B間のピッチP2(図2参照。)を3000mm〜3500mmとしており、すなわち、ピッチP1を内側レールIRの曲率半径と同等とし、ピッチP2を外側レールORの曲率半径の約半分程度とし、ピッチP1をピッチP2の約半分程度としている。
このようにピッチP1<ピッチP2とし、特にピッチP1をピッチP2の約半分程度としていることにより、キャリア1が水平カーブ状経路Cを移動する際に発生する水平回転軸4の左端部4Bと内側移動体2との間で生じるスライド量を減少させることができるため、水平カーブ状経路Cに沿ってキャリア1をより円滑に移動させることができるとともに、水平カーブ状経路Cの曲率半径を小さくすることができるため、よりコンパクトな搬送ラインを構築することができる。
次に、図6及び図7を参照して、被処理物Wを処理槽B内へ搬入する動作及び被処理物Wを処理槽B内から搬出する動作について説明する。
上述のとおりキャリア1は自走式であり、その走行駆動装置7,7と回転軸駆動装置6とは独立した別のモータにより駆動され、これらの駆動装置は、外側移動体3上に設置された図示しない駆動制御装置により制御される。
図6(a)に示すように、走行駆動装置7,7により表面処理領域T(処理槽B)の上側までキャリア1及び被処理物Wを搬送した状態から、図6(a)及び(b)の矢印R1及びR2のように、回転軸駆動装置6により被処理物Wを前倒し方向へ回転させて、図7(a)に示すように表面処理領域T内へ下向きに搬入する際に、前記駆動制御装置により走行駆動装置7,7を協調動作させてキャリア1を図6(a)の矢印Dのように後方へ移動させている。
また、図7(a)及び(b)の矢印R3及びR4のように、回転軸駆動装置6により被処理物Wを回転させて被処理物Wを表面処理領域Tから搬出する際に、前記駆動制御装置により走行駆動装置7,7を協調動作させてキャリア1を図7(a)の矢印Eのように前方へ移動させている。
すなわち、前記駆動制御装置により回転軸駆動装置6を駆動して被処理物Wを回転する際に、その回転軌跡の前後方向の長さが小さくなるように、前記駆動制御装置により走行駆動装置7,7を協調動作させているため、処理槽Bの前後方向の長さを短縮して容積を小さくすることができるとともに、高価な処理液を低減することができるため、コストを低減することができる。
その上、処理槽B等の表面処理領域Tの前後方向の長さを小さくすることができることから、搬送ラインを短縮することができるため、コスト低減化とともに省スペース化を図ることができる。
以上の説明においては、走行駆動手段である前後の走行駆動装置7,7により外側移動体3の前後のトロリ3A,3Bの走行ローラ17,17を駆動する場合を示したが、走行駆動装置7により前後のトロリ3A,3Bの走行ローラ17,17の一方のみを駆動するようにしてもよい。
また、走行駆動装置7により内側移動体2を駆動するようにしてもよく、走行駆動装置7により内側移動体2及び外側移動体3の両方を駆動するようにしてもよい。
さらに、走行駆動手段は、キャリア1に設けた走行駆動装置7に限定されるものではなく、すなわちキャリア1を自走式とせずに、キャリア1を外部の駆動チェーン等により駆動するようにしてもよい。
さらにまた、水平回転軸4の左端部4Bを、内側移動体2の長手方向に直交する水平軸芯まわりに回転可能に、内側移動体2により支持し、水平回転軸4の右端部4Aを、前記水平軸芯まわりに回転可能に、前記水平軸芯方向へスライド可能に、且つ、垂直軸まわりに回転可能に外側移動体3により支持してもよく、このように構成する場合には、回転軸駆動装置6を内側移動体2上に設置すればよい。
すなわち、水平回転軸4は、その一端部が、左右の移動体2,3の一方の移動体により、該移動体の長手方向に直交する水平軸芯まわりに回転可能に支持され、その他端部が、左右の移動体2,3の他方の移動体により、前記水平軸芯まわりに回転可能に、前記水平軸芯方向へスライド可能に、且つ、垂直軸まわりに回転可能に支持されていればよい。
B 処理槽
C 水平カーブ状経路
GR1,GR2 ガイドレール
IR 内側レール
OR 外側レール
P1,P2 トロリピッチ
S1,S2 直線経路
T 表面処理領域
W 被処理物
1 キャリア
2 内側移動体
2A,2B トロリ
3 外側移動体
3A,3B トロリ
4 水平回転軸
4A 右端部
4B 左端部
5 支持部材
6 回転軸駆動装置(回転駆動手段)
7 走行駆動装置(走行駆動手段)
8 パレット
8A 受け部材
9 パレットロックレバー
10A,10B 自動調芯軸受ユニット
11 フリーローラ
11A 軸受
12A,12B ガイド体
13 直動ガイド
14 垂直軸
15A,15B 軸受
16,17 走行ローラ
18,19 サイドローラ
20,21 バックアップローラ
22A,22B,23A,23B 垂直軸

Claims (1)

  1. キャリアに載せた被処理物を表面処理領域に対して搬入及び搬出する搬送装置であって、
    水平カーブ状経路を含む搬送ラインに沿って前記表面処理領域の上部左右に敷設されたガイドレールの一方の、前記水平カーブ状経路の内側レールを移動する前後のトロリが取り付けられた、前後方向に長い内側移動体と、
    前記左右のガイドレールの他方の、前記水平カーブ状経路の外側レールを移動する前後のトロリが取り付けられた、前後方向に長い外側移動体と、
    前記左右の移動体の一方の移動体により、該移動体の長手方向に直交する水平軸芯まわりに回転可能に一端部が支持され、前記左右の移動体の他方の移動体により、前記水平軸芯まわりに回転可能に、前記水平軸芯方向へスライド可能に、且つ、垂直軸まわりに回転可能に他端部が支持された水平回転軸と、
    該水平回転軸に取り付けられた、被処理物を支持する支持部材と、
    前記水平回転軸を回転させることにより前記被処理物を前記表面処理領域へ搬入又は搬出する、前記一方の移動体のみに設けられた回転駆動手段と、
    前記左右の移動体の一方又は両方を駆動する走行駆動手段と、
    を備え
    前記内側移動体における前記前後のトロリ間のピッチを前記外側移動体における前記前後のトロリ間のピッチよりも小さくしてなることを特徴とする搬送装置。
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