JP5522377B2 - 貫通電極の形成方法、及び半導体基板 - Google Patents
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Description
半導体基板の所定位置に、前記半導体基板の表面に開口を有する第1の非貫通孔と、前記第1の非貫通孔の底部に前記第1の非貫通孔よりも小さな開口を有する第2の非貫通孔とを形成し、二段形状の非貫通孔を成す非貫通孔形成工程と、
前記二段形状の非貫通孔の内面に絶縁層を形成するとともに、固体金属との密着性を高めるシード層を前記絶縁層上に形成するシード層形成工程と、
前記第2の非貫通孔には入らない形状の固体金属を、前記第1の非貫通孔上に配置する固体金属配置工程と、
前記固体金属を減圧雰囲気中で加熱して前記固体金属を軟化或いは溶融させ、前記軟化或いは溶融した金属で前記第1の非貫通孔内の少なくとも一部を満たして前記第2の非貫通孔の開口を塞ぐ固体金属軟化工程と、
前記半導体基板を加圧雰囲気とすることで、前記軟化或いは溶融した金属を前記第2の非貫通孔に充填する金属充填工程と、
前記半導体基板のうち厚み方向に関して前記第1及び第2の非貫通孔が存在しない部分を除去する除去工程とを有し、
前記固体金属が、前記第1の非貫通孔よりも小径で前記第2の非貫通孔よりも大径の略球体の金属粒であり、
前記第1の非貫通孔の容積が前記第2の非貫通孔の容積よりも大きい。
前記固体金属配置工程は、ウエハ状態の前記半導体基板上に多数個の前記固体金属をばらまいて前記第1の非貫通孔の底部に載置するばらまき工程と、前記第1の非貫通孔の底部に載置されなかった前記固体金属を回収する回収工程とを含んでもよい。
前記固体金属配置工程は、多数個の前記二段形状の非貫通孔の形成間隔と同じ間隔を隔てて形成された多数個の固体金属配置孔を有するトレイを用い、各固体金属配置孔に前記固体金属を保持し、前記トレイをウエハ状態の前記半導体基板に重ねるようにして多数個の前記固体金属をそれぞれ前記二段形状の非貫通孔に移し替えるものであってもよい。
半導体基板の所定位置に、前記半導体基板の表面に開口を有する第1の非貫通孔と、前記第1の非貫通孔の底部に前記第1の非貫通孔よりも小さな開口を有する第2の非貫通孔とを形成し、二段形状の非貫通孔を成す非貫通孔形成工程と、
前記二段形状の非貫通孔の内面に絶縁層を形成するとともに、固体金属との密着性を高めるシード層を前記絶縁層上に形成するシード層形成工程と、
前記第2の非貫通孔には入らない形状の固体金属を、前記第1の非貫通孔上に配置する固体金属配置工程と、
前記固体金属を減圧雰囲気中で加熱して前記固体金属を軟化或いは溶融させ、前記軟化或いは溶融した金属で前記第1の非貫通孔内の少なくとも一部を満たして前記第2の非貫通孔の開口を塞ぐ固体金属軟化工程と、
前記半導体基板を加圧雰囲気とすることで、前記軟化或いは溶融した金属を前記第2の非貫通孔に充填する金属充填工程と、
前記半導体基板のうち厚み方向に関して前記第1及び第2の非貫通孔が存在しない部分を除去する除去工程とを有し、
前記非貫通孔形成工程は、ウエハ状態の前記半導体基板に前記二段形状の非貫通孔を多数個形成するものであり、
前記固体金属配置工程は、多数個の前記二段形状の非貫通孔の形成間隔と同じ間隔を隔てて多数個の前記固体金属が連なった固体金属連結体を、各固体金属が前記二段形状の非貫通孔上に位置するようにウエハ状態の前記半導体基板上に配置するものである。
まず、図1(A)に示すように半導体基板としてのSi基板10の表面にPt膜11を形成する(図2のS1)。Pt膜11の膜厚は例えば500Å,700Å又は1000Åである(Å:オングストローム)。次に、図1(B)に示すようにPt膜11上に小径の例えば円形状に開口したレジストパターン12を形成し(図2のS2)、図1(C)に示すようにPt膜11の一部をミリングにて除去する(図2のS3)。なお、ミリングは、例えばミリング装置によって電圧750V、照射角10°の条件で為される。ミリングによりPt膜11は小径の例えば円形状に開口する。その後、例えばキシレン又はアセトンで洗浄し、次いで図1(D)に示すようにアッシングによりレジストパターン12を除去(剥離)し(図2のS4)、図1(E)に示すようにPt膜11上に大径の例えば円形状に開口したレジストパターン15を形成する(図2のS5)。そして、D−RIE(Deep Reactive Ion Etching)によってPt膜11及びSi基板10の一部を除去して図1(F)に示すようにSi基板10に二段形状の非貫通孔20を形成する(図2のS6)。二段形状の非貫通孔20は、第1の非貫通孔21と第2の非貫通孔22とを有する。第1の非貫通孔21はSi基板10の表面に開口(例えば円形)を有し、第2の非貫通孔22は第1の非貫通孔21の底部に第1の非貫通孔21よりも小さな開口(例えば円形)を有する。すなわち、二段形状の非貫通孔20は、第1の非貫通孔21と、第1の非貫通孔21よりも小さな開口の第2の非貫通孔22とを、第1の非貫通孔21がSi基板10の表面側となるように同軸で形成したものである。
図1(G)に示すように、Pt膜11及びSi基板10の露出面(二段形状の非貫通孔20の内面)に絶縁層31を形成(成膜)し、必要に応じて絶縁層31上に後述の固体金属との密着性を高めるシード層32を形成(成膜)する(図2のS7)。絶縁層31は例えばSiO2層であり、シード層は後述のように例えばAl或いはAlを含む合金による層である。
例えばキシレン又はアセトンで洗浄し、次いで図1(H)に示すようにアッシングによりレジストパターン15を除去(剥離)し(図2のS8)、図1(I)に示すように第1の非貫通孔21の底部に固体金属50を載置する(図2のS9)。固体金属50は、好ましくは第1の非貫通孔21よりも小径で第2の非貫通孔22よりも大径の金属粒であり、略球状のAlが好適である。Alは電気的特性が良く、貴金属に比べると安価である。略球状とすることにより第1の非貫通孔21への搭載性が良くなる。なお固体金属50の材質はAl以外にもCuや半田系合金を適宜用いてもよい。本工程は、より詳細には後述される。
固体金属50を載置したSi基板10を、例えば6×10-3Paの減圧雰囲気下(実質的な真空状態)に置き、固体金属50の軟化点近傍或いは融点以上の温度まで例えば金属ヒータで加熱する(図2のS10)。減圧雰囲気下とすることで、第2の非貫通孔22の開口と固体金属50との隙間から空気が抜けて、第2の非貫通孔22内も減圧雰囲気となる。また、図1(J)に示すように、Si基板10及び固体金属50の加熱により固体金属50は軟化或いは溶融(融解)し、シード層32と一体化して第1の非貫通孔21内の少なくとも一部を満たす(埋める)。これにより第2の非貫通孔22の開口は軟化或いは溶融した金属50によって塞がれる。なお、シード層32は好ましくは固体金属50と同種の金属膜(ここではAl膜)或いは同種の金属を含む合金膜である。固体金属50を前述のCuや半田系合金とした場合は、シード層32はCu膜、Sn膜或いは同種の金属を含む合金膜とすればよい。軟化点とは、融点よりも低いものの、固体金属50が軟化し、第1の非貫通孔21内の少なくとも一部を満たして第2の非貫通孔22の開口を塞ぐことが可能となる温度である。
加熱状態を維持して減圧雰囲気を例えば所定圧力でN2パージ(窒素ガスの供給により加圧)する(図2のS11)。こうして減圧雰囲気から加圧雰囲気に移行することで、軟化或いは溶融した金属50を図1(K)に示すように第2の非貫通孔22に充填する。すなわち、加圧雰囲気下においても第2の非貫通孔22内は軟化或いは溶融した金属50によって塞がれているため減圧状態が維持され、軟化或いは溶融した金属50を境界とする両空間(第2の非貫通孔22内外)に圧力差が生じ、軟化或いは溶融した金属50が圧力差によって第2の非貫通孔22内へ移動しシード層32と一体化して第2の非貫通孔22内を満たす。この時の充填温度は例えば690〜750℃で、パージは好ましくは1〜3回繰り返す。なお、減圧雰囲気や加圧雰囲気はSi基板10を収容するチャンバーで得ることができ、加熱もチャンバーで行える。
Si基板10を冷却して、軟化或いは溶融した金属50を硬化させ(図2のS12)、図1(L)に示すようにSi基板10のうち厚み方向に関して固体金属50で充填された第2の非貫通孔22が存在しない部分を例えばCMP研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)によって除去する(図2のS13)。こうして所望の貫通電極を有するSi基板10が完成する。
図3は、本実施の形態の固体金属配置工程の具体例(その1)の模式的説明図である。Si基板10は多数個取りであるため、図3(A)に示すように切断分離前のSi基板10はSiウエハ100に含まれる形で存在する。Siウエハ100上には、一つのSi基板10に相当する一区画に対して二段形状の非貫通孔20が上述の非貫通孔形成工程により所定数(例えば4個)形成されている。二段形状の非貫通孔20は上述のとおり第1の非貫通孔21と第2の非貫通孔22との組み合わせ形状であり、固体金属50(同図ではAlボールを例示)の径は第1の非貫通孔21の径より小さく、第2の非貫通孔22の径より大きい。したがって、図3(B)に示すように多数個の二段形状の非貫通孔20が形成されたSiウエハ100上に多数個(二段形状の非貫通孔20以上の数)の固体金属50(Alボール)をばらまくこと(ばらまき工程)によって第1の非貫通孔21に固体金属50が落としこまれる(配置される)。二段形状の非貫通孔20の寸法は好ましくは、既に固体金属50が配置された第1の非貫通孔21には別の固体金属50が余分に入らないように設計する。なお、条件が許せば振動による補助も可能である。余った固体金属50は、例えばSiウエハ100を傾けることにより不図示の容器等に容易に回収可能である(回収工程)。以上の方法は、溶融金属や導電ペーストを用いる場合には実現できないことは明らかで、固体金属50を用いる本実施の形態に特有のものである。溶融金属や導電ペーストは回収が困難なことを考えると、本方法は材料効率が良くコスト面でも有利である。
図4は、本実施の形態の固体金属配置工程の具体例(その2)の模式的説明図である。本方法では、多数個連結した状態で存在する固体金属50(例えばAl板)を、Siウエハ100を個別のSi基板10に切断分離する前の段階で、一括して二段形状の非貫通孔20上に配置する。具体的には、多数個の二段形状の非貫通孔20の形成間隔と同じ間隔を隔てて多数個の固体金属50が例えば金属細線(Al細線等)によって連なった固体金属連結体500(図4(A))を、各固体金属50が二段形状の非貫通孔20上に位置するようにSiウエハ100上に配置する(図4(B))。本方法も、溶融金属や導電ペーストを用いる場合と比較して材料効率が良くコスト面でも有利である。また、多数個の固体金属50を一括して配置できるため、工程を短縮化して生産性を高めることができる。
図5は、本実施の形態の固体金属配置工程の具体例(その3)の模式的説明図である。本方法では、多数個の二段形状の非貫通孔20の形成間隔と同じ間隔を隔てて形成された多数個の固体金属配置孔25を有する吸着トレイ250を用い、各固体金属配置孔25に固体金属50(Alボール)を例えば吸引(真空吸着)により保持し、吸着トレイ250をSiウエハ100に重ねるようにして多数個の固体金属50をそれぞれ二段形状の非貫通孔20に移し替える。本方法も、溶融金属や導電ペーストを用いる場合と比較して材料効率が良くコスト面でも有利である。また、多数個の固体金属50を一括して配置できるため、工程を短縮化して生産性を高めることができる。
11 Pt膜
12、15 レジストパターン
20 二段形状の非貫通孔
21 第1の非貫通孔
22 第2の非貫通孔
31 絶縁層
32 シード層
50 金属
100 Siウエハ
200 電子部品
Claims (10)
- 半導体基板の所定位置に、前記半導体基板の表面に開口を有する第1の非貫通孔と、前記第1の非貫通孔の底部に前記第1の非貫通孔よりも小さな開口を有する第2の非貫通孔とを形成し、二段形状の非貫通孔を成す非貫通孔形成工程と、
前記二段形状の非貫通孔の内面に絶縁層を形成するとともに、固体金属との密着性を高めるシード層を前記絶縁層上に形成するシード層形成工程と、
前記第2の非貫通孔には入らない形状の固体金属を、前記第1の非貫通孔上に配置する固体金属配置工程と、
前記固体金属を減圧雰囲気中で加熱して前記固体金属を軟化或いは溶融させ、前記軟化或いは溶融した金属で前記第1の非貫通孔内の少なくとも一部を満たして前記第2の非貫通孔の開口を塞ぐ固体金属軟化工程と、
前記半導体基板を加圧雰囲気とすることで、前記軟化或いは溶融した金属を前記第2の非貫通孔に充填する金属充填工程と、
前記半導体基板のうち厚み方向に関して前記第1及び第2の非貫通孔が存在しない部分を除去する除去工程とを有し、
前記固体金属が、前記第1の非貫通孔よりも小径で前記第2の非貫通孔よりも大径の略球体の金属粒であり、
前記第1の非貫通孔の容積が前記第2の非貫通孔の容積よりも大きい、貫通電極の形成方法。 - 請求項1に記載の貫通電極の形成方法において、
前記非貫通孔形成工程は、ウエハ状態の前記半導体基板に前記二段形状の非貫通孔を多数個形成するものであり、
前記固体金属配置工程は、ウエハ状態の前記半導体基板上に多数個の前記固体金属をばらまいて前記第1の非貫通孔の底部に載置するばらまき工程と、前記第1の非貫通孔の底部に載置されなかった前記固体金属を回収する回収工程とを含む、貫通電極の形成方法。 - 請求項1に記載の貫通電極の形成方法において、
前記非貫通孔形成工程は、ウエハ状態の前記半導体基板に前記二段形状の非貫通孔を多数個形成するものであり、
前記固体金属配置工程は、多数個の前記二段形状の非貫通孔の形成間隔と同じ間隔を隔てて形成された多数個の固体金属配置孔を有するトレイを用い、各固体金属配置孔に前記固体金属を保持し、前記トレイをウエハ状態の前記半導体基板に重ねるようにして多数個の前記固体金属をそれぞれ前記二段形状の非貫通孔に移し替えるものである、貫通電極の形成方法。 - 半導体基板の所定位置に、前記半導体基板の表面に開口を有する第1の非貫通孔と、前記第1の非貫通孔の底部に前記第1の非貫通孔よりも小さな開口を有する第2の非貫通孔とを形成し、二段形状の非貫通孔を成す非貫通孔形成工程と、
前記二段形状の非貫通孔の内面に絶縁層を形成するとともに、固体金属との密着性を高めるシード層を前記絶縁層上に形成するシード層形成工程と、
前記第2の非貫通孔には入らない形状の固体金属を、前記第1の非貫通孔上に配置する固体金属配置工程と、
前記固体金属を減圧雰囲気中で加熱して前記固体金属を軟化或いは溶融させ、前記軟化或いは溶融した金属で前記第1の非貫通孔内の少なくとも一部を満たして前記第2の非貫通孔の開口を塞ぐ固体金属軟化工程と、
前記半導体基板を加圧雰囲気とすることで、前記軟化或いは溶融した金属を前記第2の非貫通孔に充填する金属充填工程と、
前記半導体基板のうち厚み方向に関して前記第1及び第2の非貫通孔が存在しない部分を除去する除去工程とを有し、
前記非貫通孔形成工程は、ウエハ状態の前記半導体基板に前記二段形状の非貫通孔を多数個形成するものであり、
前記固体金属配置工程は、多数個の前記二段形状の非貫通孔の形成間隔と同じ間隔を隔てて多数個の前記固体金属が連なった固体金属連結体を、各固体金属が前記二段形状の非貫通孔上に位置するようにウエハ状態の前記半導体基板上に配置するものである、貫通電極の形成方法。 - 請求項1から4のいずれかに記載の貫通電極の形成方法において、前記除去工程は、前記半導体基板のうち厚み方向に関して前記第1の非貫通孔が存在する部分も、前記厚み方向に関して所定長に渡って除去するものである、貫通電極の形成方法。
- 請求項1から5のいずれかに記載の貫通電極の形成方法において、前記絶縁層はSiO2であり、前記シード層はCu、Al、又はSn、或いはこれら金属を含む合金である、貫通電極の形成方法。
- 請求項1から6のいずれかに記載の貫通電極の形成方法において、前記固体金属がアルミニウムである、貫通電極の形成方法。
- 請求項1から6のいずれかに記載の貫通電極の形成方法において、前記固体金属が銅或いは半田合金である、貫通電極の形成方法。
- 請求項1から8のいずれかに記載の貫通電極の形成方法において、前記第1の非貫通孔が、前記半導体基板への開口側に向かって径が大きくなる円錐形状である、貫通電極の形成方法。
- 請求項1から9のいずれかに記載の貫通電極の形成方法において、前記非貫通孔形成工程では、1つの前記第1の非貫通孔に対して複数の前記第2の非貫通孔を形成する、貫通電極の形成方法。
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