JP2011211113A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体チップのテスト時間を短縮可能な半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体ウエハ10a,10bに、パッドとを有し、且つパッドが半導体チップ11a,11bの主面に形成されたパッド16a,16bと半導体チップの主面と相対向する半導体ウエハの主面に形成されてパッドと電気的接続されたパッド17a,17bとを有するテスト回路を内蔵した半導体チップを複数、形成する工程と、複数の半導体ウエハを、隣接する半導体ウエハにおける半導体チップの入力パッドの各々を互いに接触させて検査装置40のステージ上に載置する工程と、載置された複数の半導体ウエハのうち外側の半導体ウエハにおける半導体チップのパッドに検査装置40のプローブ針43を接触し、半導体チップの各々を一括でテストする工程とを備えることを特徴とする半導体装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に係り、特に半導体チップのテスト方法に関する。
半導体装置の製造工程においては、半導体ウエハ上に多数の半導体チップを形成した後
、各半導体チップの電気的諸特性を検査するテスト工程が有る。従来、このテスト工程で
は、半導体チップを1個ごと、順にテストする方法が用いられてきた。しかしこの方法で
は、半導体チップのテストに時間が掛かり過ぎる。
そのため、近年、半導体ウエハ上の半導体チップに自己診断テスト(BIST:Bui
lt−in−self−test)回路を内蔵することにより、テスト時間を短縮する方
法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、半導体ウエハ上に形成される半導体チップ数の増大や、半導体装置の多
機能化によるテスト項目の増大に伴い、依然として半導体チップのテストに時間が掛かり
、テスト時間を短縮する要求が増している。
特開2007−35925号公報
本発明は、半導体チップのテスト時間を短縮することが可能な半導体装置の製造方法を
提供する。
本発明の一態様である半導体装置の製造方法は(a)半導体ウエハに、半導体チップの
主面に形成された第1パッドと前記半導体チップの主面と相対向する前記半導体ウエハの
主面に形成されて前記第1パッドと電気的に接続された第2パッドとを有する入力パッド
及び、出力パッドに電気的に接続されたテスト回路を内蔵した半導体チップを複数、形成
する工程と、(b)複数の前記半導体ウエハを、一方の前記半導体ウエハにおける前記半
導体チップの各々の前記入力パッドと他方の前記半導体ウエハにおける前記半導体チップ
の各々の前記入力パッドとを互いに接触させて検査装置のステージ上に隣接して載置する
工程と、(c)前記隣接する半導体ウエハのいずれか一方の前記半導体ウエハにおける前
記半導体チップの各々の前記入力パッドに前記検査装置のプローブ針を接触させる工程と
、(d)前記検査装置からの入力信号により前記複数の半導体ウエハにおける前記半導体
チップの各々の前記テスト回路を動作させて前記半導体チップの各々を一括でテストし、
結果データを前記半導体チップ内に保存する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、半導体チップのテスト時間を短縮可能な半導体装置の製造方法を提供
できる。
図1(a)は、本発明の実施形態における半導体ウエハを示す平面図であり、図1(b)は、本発明の実施形態の半導体チップの概略構成を示す平面図である。 図1のA−A断面を示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体チップの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法に用いる検査装置の構成及び半導体ウエハを示す断面図である。 本発明の実施形態における半導体装置の製造方法を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態の変形例3における半導体チップの構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、説明に際し、
全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。また、図面の寸法比率は、図
示の比率に限定されるものではない。
(実施形態)
[半導体装置の製造方法に用いる半導体ウエハ]
まず、本実施形態における半導体装置の製造方法に用いる半導体ウエハの構成について
、図1乃至図3を用いて説明する。なお、説明の便宜上、図2では半導体チップ11内の
入力パッド14及び出力パッド15以外の構成を省略した。
<半導体チップにおけるパッド>
図1(a)に示すように、半導体ウエハ10には、半導体チップ11が複数、形成され
ている。ここで、半導体チップ11は、半導体ウエハ10裏面を研削することで形成され
る。図1(b)に示すように、半導体チップ11の各々には、例えばメモリセルアレイ1
2、テスト回路13、入力パッド14、出力パッド15等が形成されている。ここで、テ
スト回路13は、入力パッド14と出力パッド15と電気的に接続されている。
図2に示すように、入力パッド14は、半導体チップ11の主面、例えば表面に設けら
れた第1パッド16と半導体チップ11の主面と相対向する半導体ウエハ10の主面、例
えば半導体ウエハ10の裏面に設けられた第2パッド17とを有する。第1パッド16と
第2パッド17は、コンタクトプラグ18を介して電気的に接続されている。また、入力
パッド14は、テスト回路13を通じて出力パッド15と接続されている。ここでは、入
力パッド14の第2パッド17は、第1パッド16の下方、例えば直下に形成されている
また、第1パッド16の形状は、半導体チップ11表面に対して凸形状に設けられ、第
2パッド17の形状は、半導体ウエハ10裏面に対して凹形状、即ち裏面の内側に設けら
れ、半導体ウエハ10を積層した際、下層の半導体ウエハ10における半導体チップ11
の各々の第1パッド16と上層の半導体ウエハ10における半導体チップ11の各々の第
2パッド17とが係合可能な形状に形成されている。
一方、出力パッド15は、半導体チップ11の表面に対して凹形状に形成され、半導体
ウエハ10裏面側には露出されていない。
なお、例えば本実施形態の半導体チップ11の第1パッド16及びコンタクトプラグ1
8の形成方法として、TSV(through-silicon via)技術を用いる。また、半導体ウエ
ハ10裏面の第2パッド17の形成方法は、所望のパターンを有するフォトレジストをマ
スクとして、ドライエッチング(例えばRIE)を行い、導電材料を埋め込み形成する。
<半導体チップの構造>
次に、半導体チップ11の構造について、図3を用いて説明する。図3に示すように、
半導体チップ11は、メモリセルアレイ12、外部の検査装置40と入力パッド及び出力
パッドを介して接続されたテスト回路13を備える。
メモリセルアレイ12は、通常データを保存可能なユーザ領域30と、半導体チップ1
1の特性を示す管理データが保存されているROMFuse領域31と、結果データが保
存される記憶レジスタ領域32を備える。
テスト回路13は、データ出入力バッファ20、BIST回路21、制御回路22、比
較回路23を備える。
データ出入力バッファ20は、半導体チップ11と検査装置40との間で情報(コマン
ドCMD、アドレスADD、データDAT)の入出力を行うものであり、入力パッド及び
出力パッドの各々に内部配線(図示略)により接続されている。
BIST回路21は、効率的に半導体チップ11の例えばメモリセルアレイ12のテス
トを行うために組み込まれたテスト用の回路である。検査装置40からデータ出入力バッ
ファ20を通じて入力された、例えばクロック波形の入力信号に基づいて、テストに必要
な波形パターンであるテスト信号を複数、生成し、制御回路22に複数のテスト信号を順
次出力する。
制御回路22は、BIST回路21から入力されるテスト信号に基づいて、メモリセル
アレイ12の電圧発生回路(図示略)、カラムデコーダ(図示略)、ページバッファ(図
示略)などの制御を行い、例えば半導体チップ11内のメモリセルアレイ12にテストを
行うための回路である。例えば、制御回路22はメモリセルアレイ12のユーザ領域30
に対して不良メモリセルの個数を算出するテストを行う。
また、制御回路22は、比較回路23に出力されたテストの結果データを、ここではメ
モリセルアレイ12内の記憶レジスタ領域32に保存する。ここで、結果データは、BI
ST回路21から出力されるテスト信号に基づいて、例えば半導体チップ11のメモリセ
ルアレイ12のテストを行った後に、読み出されたテストの結果を示すデータである。
また、制御回路22は、記憶レジスタ領域32に保存された結果データ(例えば、不良
メモリセルの個数を示すデータ)と、ROMFuse領域31に保存され、結果データが
適合か否かを判定する許容範囲を示す許容範囲データ(例えば、不良メモリセルの許容個
数よりも下回る範囲を許容範囲とするデータ)を、比較回路23に読み出す。
比較回路23は、結果データが許容範囲データ内であるか否かを比較し判定する。結果
データが許容範囲データ内であると比較回路23が判定する場合には、制御回路22は良
品を示す良品データをROMFuse領域31に保存する。一方で、結果データが許容範
囲内でないと比較回路23が判定する場合には、制御回路22は不良品を示す不良品デー
タをROMFuse領域31に保存する。
[半導体装置の製造方法に用いる検査装置の構成]
次に、本発明の実施形態における半導体装置の製造方法に用いる検査装置の構成につい
て、図4を用いて説明する。以下、説明の便宜上、図4に示す半導体ウエハ10aの各半
導体チップを半導体チップ11aといい、半導体ウエハ10bの各半導体チップを半導体
チップ11bという。
図4に示すように、検査装置40は、テスタ41、プローブカード42、プローブカー
ド42に設けられたプローブ針43、ステージ44を備える。
プローブカード42は、ステージ44上に積層載置された複数の半導体ウエハ10a、
10bの半導体チップ11a,11bの各々に対して電気的諸特性のテストを行うための
ものである。このプローブカード42には、複数のプローブ針43が、例えば半導体ウエ
ハ10bの半導体チップ11bの各々に設けられた入力パッドに接触できるよう設けられ
ている。
プローブ針43が入力パッドに接触し、例えばクロック波形の入力信号を、テスタ41
から複数の半導体ウエハ10a,10bの全ての半導体チップ11a,11bに入力する
ことで、複数の半導体ウエハ10a,10bにおける半導体チップ11a,11bの各々
について一括でテストを行う。
[半導体装置の製造方法]
次に、本発明の実施形態における半導体装置の製造方法のうち、良品/不良品データと
して、半導体チップの良/不良に関するデータを保存する方法(工程)について、図4及
び図5のフローチャート図を参照して説明する。
<半導体チップの良/不良に関するデータを保存する工程>
ROMFuse領域31内に良品/不良品データを保存する工程は、例えば半導体記憶
装置の良品・不良品を識別するチップ選別検査で行われる。以下、具体的な工程について
説明する。ここでは、複数種の電気的特性のテストを行う場合について説明する。
なお、初期状態では、記憶レジスタ領域32に保存されているデータは、良品データと
する。
まず、ステップS1で、図4に示すように、半導体ウエハ10aの主面(半導体チップ
11aの主面と同義であり、第1パッド16aが設けられた表面を意味する)を上方に向
けて、ステージ44上に載置する。続けて、半導体ウエハ10bの主面を上方に向けて、
半導体ウエハ10a上に積層する。このとき、下層の半導体ウエハ10a表面の凸形状の
第1パッド16aと上層の半導体ウエハ10b裏面の第2パッド17bを係合させて接触
させる。
次に、ステップS2で、プローブ針43を、ステージ44上に積層載置した最上層の半
導体ウエハ(以下、最上層ウエハという;図4の半導体ウエハ10b)の半導体チップ1
1bの各々の第1パッド16bに接触させる。
ステップS3で、テスタ41から第1パッド16bを介して、最上層ウエハ10bの各
半導体チップ11b内のBIST回路に、例えばクロック波形の入力信号を入力する。ま
た、第1パッド16bに入力されたクロック波形の入力信号は、最上層ウエハ10bのコ
ンタクトプラグ18b及び第2パッド17bを介して、最上層ウエハ10b以外の半導体
ウエハ、例えば下層の半導体ウエハ10aの各半導体チップ11aの第1パッド16aに
供給され、その第1パッド16aを介して、下層の半導体ウエハ10aの各半導体チップ
11aのBIST回路に入力される。
そして、上、下層の半導体ウエハ10b、10aにおける各半導体チップ11b,11
a内のBIST回路が、テストに必要なテスト信号を生成し、各半導体チップ11a,1
1b内の制御回路それぞれにテスト信号を出力する。
以下のステップでは、各半導体チップ11a,11bの動作は共通するため、説明の便
宜上、図2、図3と図5を用いて1の半導体チップの動作を説明する。
ステップS4で、テスト信号が入力された制御回路22は、記憶レジスタ領域32から
良品/不良品データを読み出す。初期状態では、記憶レジスタ領域32には、良品データ
が保存されているので、読み出されたデータは良品データ(ステップS4、Yes)であ
るので、テスト信号に基づき、ページバッファなどを制御し、例えばメモリセルアレイ1
2のユーザ領域30にテスト信号を入力する(ステップS5)。これにより、テストの動
作を制御する制御信号や、テストに用いる入力信号、テストを行うアドレスを特定するた
めのアドレス信号などがユーザ領域30に入力され、メモリセルアレイ12にテストを行
う。
そして、ステップS6で、半導体チップ11に対するテストが終了すると、制御回路2
2は、比較回路23に結果データを読み出し、メモリセルアレイ12の記憶レジスタ領域
32に保存する。例えば2値(1ビット)のデータで、良品又は不良品を識別する。
次に、ステップS7で、制御回路22は、ROMFuse領域31内の許容範囲データ
を比較回路23に読み出し、結果データが許容範囲データ内であるか否かを、比較回路2
3は比較し、判定する。
結果データが許容範囲データ内であると比較回路23が判定する場合(ステップS8、
Yes)には、記憶レジスタ領域32内の保存データを書き換えず、良品データをそのま
ま保持し、最初のテストを終了する。
一方、結果データが許容範囲データ内でないと比較回路23が判定する場合(ステップ
S8、No)には、制御回路22は、記憶レジスタ領域32内に保存された良品データを
、不良品データに書き換えて(ステップS9)、最初のテストを終了する。
最初のテストに続いて、電気的特性のテストを順次、行う場合には、ステップS10で
、半導体チップ11に対してBIST回路21から入力される複数のテストが、全て行わ
れていないと制御回路22が判断した場合(ステップS10、No)には、ステップS5
においてメモリセルアレイ12に入力したテスト信号とは異なるテスト信号をBIST回
路21から制御回路22に入力する(ステップS11)。
ステップS4に戻り、テスト信号が入力された制御回路22は、記憶レジスタ領域32
から良品/不良品データを読み出す。読み出されたデータが、良品データの場合(ステッ
プS4、Yes)には、テスト信号に基づき、メモリセルアレイ12テスト信号を入力す
る(ステップS5)。
一方、読み出されたデータが、不良品データの場合(ステップS4、No)には、その
ままテストを終了する。
そして、ステップS4以降のステップを、全てのテストが終了する(ステップS10、
Yes)まで、繰り返し、テストを終了する。
<半導体チップの良/不良に関するデータの読み出し工程>
次に、本発明の実施形態における半導体装置の製造方法のうち、半導体チップの良/不
良に関するデータの読み出し工程について説明する。
上記、半導体チップの良/不良に関するデータを保存する工程の後に、各半導体チップ
11の記憶レジスタ領域32に保存されている良品/不良品データを、例えば上記工程で
用いる検査装置40とは異なる検査装置で読み出す。この検査装置は、良品/不良品デー
タの読み出しを行うための装置であり、プローブ針を備える。
具体的には、図2及び図3に示す半導体ウエハ10の各半導体チップ11の出力パッド
15にプローブ針を接触させ、制御回路22を用いて、メモリセルアレイ12におけるR
OMFuse領域31内の良品/不良品データを出力パッド15を介して、検査装置に読
み出す。この良品/不良品データを用いて各半導体チップ11が良品か不良品かを識別す
る。
[実施形態における効果]
以上より、半導体ウエハにおける半導体チップのテスト時間を短縮することが可能な半
導体装置の製造方法を提供できる。以下、具体的に説明する。
本実施形態では、半導体ウエハ10における半導体チップ11の各々に内蔵したテスト
回路13の入力パッド14が、半導体チップ11の表面に形成した第1パッド16と半導
体ウエハ10裏面に形成した第2パッド17とを有し、第1パッド16と第2パッド17
とがコンタクトプラグ18を介して電気的接続され、半導体ウエハ10を積層した際、下
層の半導体ウエハ10aの第1パッド16aと上層の半導体ウエハ10bの第2パッド1
7bとが係合し接触するように構成している。
このため、複数の半導体ウエハ10a,10bを積層することにより各半導体チップ1
1a,11bが良品か又は不良品かを一括でテストできる。その結果、本実施形態は、1
枚の半導体ウエハの各半導体チップを一括でテストする場合に比べて、半導体チップ当た
りのテスト時間を著しく短縮することが可能となる。
また、本実施形態では、テスト回路13の入力パッド14における第2パッド17が第
1パッド16の下方に形成されている。このため、複数の半導体ウエハ10a,10bが
横方向にずれて積層されず、複数の半導体ウエハ10a,10bを載置する検査装置40
のステージ44は、半導体ウエハ10a,10bと同程度の大きさでよく、検査装置の大
型化が防止できる。
さらに、本実施形態では、テストが終了した後に、各半導体チップ11a,11bの記
憶レジスタ32内に良品/不良品データが保存される。このため、各半導体チップ11a
,11bに対してテストを行う工程と、良品/不良品データを読み出す工程を分離できる
。つまり、複数の半導体ウエハ10a,10bの各半導体チップ11a,11bに対して
テストを行っているときに、上記のテストが行われた半導体ウエハ10a,10bに対し
て良品/不良品データを読み出すことができる。
その結果、それぞれの工程を独立して行えるため、1工程でテストを行い、良品/不良
品を判断する方法に比べて、半導体チップ当たりのテスト時間を、更に短縮することが可
能となる。
(変形例1)
なお、本実施形態では、ステップS2で、プローブ針43を最上層ウエハ10bにおけ
る各半導体チップ11bの第1パッド16bと接触させたが、本変形例1として、プロー
ブ針43をステージ44上に積層して載置される半導体ウエハ10のうち最下層にある半
導体ウエハ(以下、最下層ウエハという;図4の半導体ウエハ10a)に設けられた第2
パッド17aと接触してもよい。この場合、ステージ44には、プローブ針43が第2パ
ッド17aに接触できるよう、貫通溝(図示略)を設ける。
[変形例1の効果]
本変形例1では、プローブ針43は、最下層ウエハ10a裏面に設けられた第2パッド
17aに接触する。プローブ針43と第2パッド17aの合わせずれによって、プローブ
針43が第2パッド17a以外の半導体ウエハ10a部分に接触しても、半導体チップ1
1aが半導体ウエハ10a裏面には設けられていないため、半導体チップ11aの損傷や
破損を防止できる。
(変形例2)
また、本実施形態における半導体装置の製造方法のステップS1では、図4に示すよう
に、複数の半導体ウエハ10a,10bをステージ44上に積層載置するが、本変形例2
では、ステージ44上において、複数の半導体ウエハをステージ44平面に対して直交す
る方向に重ねてもよい。
この場合には、ステップS2では、上記の最上層ウエハ又は最下層ウエハの変わりに、
ステージ44上に載置される半導体ウエハのうち最も左にある半導体ウエハの第2パッド
17、又は、最も右にある半導体ウエハの第1パッドにプローブ針43を接触させる。
この場合も、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例3)
さらに、本実施形態の第1パッド電極16と第2パッド17の形状の変形例として、図
6に示すように、第1パッド16を半導体チップ11表面に対して凹形状とし、第2パッ
ド17を半導体ウエハ10裏面に対して凸形状としてもよい。ただし、第1パッド16と
第2パッド17が係合できるように、第1パッド16の露出幅W1は、X方向における第
2パッド17の幅W2よりも長い。なお、第1パッド16と第2パッド17は係合可能な
形状であれば、いかなる形状でもよい。
この場合も、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例4)
本実施形態では、メモリセルアレイ12のテスト結果を、メモリセルアレイ12内の記
憶レジスタ領域32内に保存しているが、テスト回路13内に記憶レジスタを設けてその
記憶レジスタに保存するようにしてもよい。本実施形態では、許容範囲データをROMF
use領域31に保存しているが、記憶レジスタに保存するようにしてもよい。
この場合も、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例5)
本実施形態では、出力パッド15は検査装置40に良品/不良品データを読み出すため
に用いられるが、例えば本実施形態で製造された半導体装置のユーザ領域30に通常デー
タを書き込む場合、読み出す場合や各情報を入出力する場合に、出力パッド15を用いて
もよい。つまり、出力パッド15を入出力パッドとして用いてもよい。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸
脱しない範囲で種々に変形することが可能である。例えば、本実施形態では、半導体チッ
プ11は、半導体ウエハ10裏面を研削することで形成されるが、半導体ウエハ10裏面
を研削せずに、半導体チップ11を形成する場合がある。このとき、半導体ウエハ10の
主面は、半導体チップ11の主面に対向する裏面となる。
更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件
における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示され
る全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄
で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、こ
の構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
10 10a 10b…半導体ウエハ
11 11a 11b…半導体チップ
12…メモリセルアレイ
13…テスト回路
14…入力パッド
15 15a 15b…出力パッド
16 16a 16b…第1パッド
17 17a 17b…第2パッド
18 18a 18b…コンタクトプラグ
20…データ入出力バッファ
21…BIST回路
22…制御回路
24…比較回路
30…メモリセルアレイ内のユーザ領域
31…メモリセルアレイ内のROMFuse領域
32…メモリセルアレイ内の記憶レジスタ領域
40…検査装置
41…テスタ
42…プローブカード
43…プローブ針
44…ステージ

Claims (3)

  1. (a)半導体ウエハに、半導体チップの主面に形成された第1パッドと前記半導体チップ
    の主面と相対向する前記半導体ウエハの主面に形成されて前記第1パッドと電気的に接続
    された第2パッドとを有する入力パッド及び、出力パッドに電気的に接続されたテスト回
    路を内蔵した半導体チップを複数、形成する工程と、
    (b)複数の前記半導体ウエハを、隣接する前記半導体ウエハにおける前記半導体チップ
    の前記入力パッドの各々を互いに接触させて検査装置のステージ上に載置する工程と、
    (c)載置された複数の前記半導体ウエハのうち外側の前記半導体ウエハにおける前記半
    導体チップの前記入力パッドに前記検査装置のプローブ針を接触する工程と、
    (d)前記検査装置からの入力信号により前記複数の半導体ウエハにおける前記半導体チ
    ップの各々の前記テスト回路を動作させて前記半導体チップの各々を一括でテストし、結
    果データを前記半導体チップ内に保存する工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1及び第2パッドの一方のパッドが前記半導体チップ及び前記半導体ウエハの主
    面の一方の主面より突出し、且つ前記第1及び第2パッドの他方のパッドが前記半導体チ
    ップ及び前記半導体ウエハの主面の他方の主面より窪んだ位置に形成され、前記(b)工
    程では、隣接する前記半導体ウエハの前記第1パッドと前記第2パッドとを係合させて接
    触させることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記半導体チップに対して複数のテストを順次行う場合には、前記半導体チップに保存
    されている前の結果データを読み出し、前記前の結果データが良品データを表す前記半導
    体チップに対しては、次のテストを行ない、前記前の結果データが不良品データを表す前
    記半導体チップに対しては、次のテストを行わないことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の半導体装置の製造方法。
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