JP5494518B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、サイドウォール部を有する空気入りタイヤに関する。
近年、空気入りタイヤにおいて、軽量化、低転がり抵抗化を達成するために、サイドウォールの厚さ(以下、サイドゲージともいう)を薄くすることが行われている。しかし、サイドゲージを薄くすると、サイドウォール表面に外観不良が高い確率で発生する傾向がある。この外観不良は、タイヤの耐久性や他の運動性能では悪影響を与えないものであるが、ユーザに、タイヤの耐久性や他の運動性能が低い不良品ではないか、との心配を与える。
具体的には、タイヤ製造時の成型工程において、シート状のカーカス部材がタイヤ成型ドラム上で一周巻き回され、巻き始め端と巻き終わり端とが一部重なってジョイントされる。このため、重なった部分の厚さが厚くなって、この部分が最終的なタイヤにおいてサイドウォール表面に凹凸となって現れる。特に、カーカス部材が1枚用いられるラジアルタイヤでは、この凹凸が顕著に目立つ。
一方、タイヤのサイドウォール表面に生じる凹凸を目立たなくするとともに、モールドに凹部を形成する際バイトの刃先が次第に摩滅し掘り初めと掘り終わりの隣接個所に生じるタイヤの外観不良を防止または抑制する空気入りタイヤが知られている(特許文献1)。
上記空気入りタイヤの円環状の装飾体の表面には、断面幅および高さがいずれも0.3乃至2mm程度の小さな、半球状またはほぼ半球状の突起が多数形成され、該突起には、互いに大きさの異なる、少なくとも2種類の突起が含まれる。小さな突起の底面の面積が大きな突起の底面の面積の2乃至6%である。
特開平11−321243号公報
しかし、上記空気入りタイヤにおいても、サイドウォール表面に現れる凹凸を目立たなくさせることが十分でない場合がある。
そこで、本発明は、サイドウォール表面に存在する凹凸を十分に目立たなくさせることができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、サイドウォール部を有する空気入りタイヤである。当該タイヤは、
サイドウォール部は、表面の凹凸あるいは光の反射特性により、周りの領域と視認可能に識別される微小領域がタイヤ周方向およびタイヤ径方向に複数配列され、前記微小領域のうちタイヤ周方向に沿って互いに隣り合う隣接微小領域が、タイヤ周方向の幅が互いに異なる少なくとも3種類のサイズを用いて配列されている表面模様領域を有する。
前記隣接微小領域は、タイヤ周方向に沿って前記幅が連続的あるいは段階的に変化するように、前記微小領域のサイズの順番に配列されている。
その際、前記表面模様領域の前記隣接微小領域がタイヤ周方向に互いに隣り合う間隔は、少なくとも3種類の間隔を含み、前記少なくとも3種類の前記間隔が、タイヤ周方向に沿って連続的あるいは段階的に変化するように、前記隣接微小領域が離間してタイヤ周方向に配列されている、ことが好ましい。
このとき、前記隣接微小領域は、前記隣接微小領域のサイズの順番に所定の周期で周期的に配列され、かつ、前記隣接微小領域における前記間隔がタイヤ周方向に前記周期で変化するように、前記隣接微小領域がタイヤ周方向に配列され、さらに、前記隣接微小領域の配列の位相と前記間隔の配列の位相は、同じである、ことがより好ましい。
さらに、前記隣接微小領域それぞれのタイヤ径方向における位置は、サイズの異なる前記隣接微小領域の配列および少なくとも3種類の前記間隔の配列の周期に合わせて周期的に変化する、ことがより一層好ましい。
サイズの異なる前記隣接微小領域および少なくとも3種類の前記間隔は、例えば、正弦波あるいは三角波の周期関数に従って配列されている。
前記周期は、10〜60mmである、ことが好ましい。
さらに、本発明の別の態様は、サイドウォール部を有する空気入りタイヤである。当該タイヤは、
サイドウォール部は、表面の凹凸あるいは光の反射特性により、周りの領域と画された微小領域がタイヤ周方向およびタイヤ径方向に複数配列され、前記微小領域のうちタイヤ周方向に互いに隣り合う隣接微小領域の間隔は、少なくとも3種類の間隔を含む表面模様領域を有する。
少なくとも3種類の前記間隔が、タイヤ周方向に沿って連続的あるいは段階的に変化するように、前記隣接微小領域がタイヤ周方向に所定の間隔で配列されている。
このとき、前記間隔がタイヤ周方向に沿って周期的に変化するように、前記隣接微小領域は配列され、前記隣接微小領域のタイヤ径方向における位置は、前記間隔に合わせて周期的に変化する、ことが好ましい。
前記間隔の配列は、例えば、正弦波あるいは三角波の周期関数に従って配列されている。
前記周期は、10〜60mmである、ことが好ましい。
前記微小領域は、例えば、仕切り壁により周りの領域と区画された領域である。
また、前記微小領域は、周りの領域に対して突出した凸部領域、あるいは、周りの領域に対して凹んだ凹部領域である。
また、前記微小領域は、微小表面凹凸の有無により光の反射特性が異なることにより視認される領域である。
上記態様の空気入りタイヤによれば、サイドウォール表面に存在する凹凸を十分に目立たなくさせることができる。
本実施形態の空気入りタイヤのサイドウォール部の表面を示した図である。 本実施形態の空気入りタイヤの一部を示す半断面図である。 タイヤのサイドウォール表面に現れる凹凸の原因となるカーカス部材の重なりを説明する図である。 (a)〜(c)は、微小領域の断面を示す図である。 微小領域に施される微小凹凸を説明する図である。 第1実施形態のサイドウォール表面のサイド模様を直線上に展開した図である。 第2実施形態のサイドウォール表面のサイド模様を直線上に展開した図である。 第3実施形態のサイドウォール表面のサイド模様を直線上に展開した図である。 (a),(b)は、微小領域のサイズあるいは隣接する微小領域との間の間隔の変化の形態を説明する図である。
以下、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明する。以降で記載するタイヤ周方向とは、タイヤ回転軸の周りにトレッド部を回転させたときのトレッド部の回転方向をいい、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸から放射状に延びる方向をいう。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の空気入りタイヤ(以降、タイヤという)1のサイドウォール部3(図2参照)の表面を示した図である。図1では、トレッド部2は、一点鎖線の円弧で表され、ビード部4は、一点鎖線の円弧で表されている。
タイヤ1は、図2に示すように、トレッド部2と、サイドウォール部3と、ビード部4と、カーカス層5と、ベルト層6とを有する。図2は、タイヤ1の一部を示す半断面図である。この他に、図示されないが、タイヤ1は、インナライナ層等を有する。サイドウォール部3及びビードコア17を有するビード部4は、トレッド部2を挟むようにタイヤ幅方向の両側に配されて対を成している。
サイドウォール部3には、図1に示されるようにサイド模様表示領域11と図示されない標章表示領域がタイヤ周上に設けられている。図示されない標章表示領域は、タイヤの製品名、ブランド名、タイヤ製造業者名、さらには、サイズ等の文字、記号、あるいは数字等が記載されている。標章表示領域の周りには、サイド模様表示領域11が標章表示領域を取り囲むように設けられている。以下で説明するサイド模様表示領域11は、タイヤ1の一方のサイドウォール部3に設けられてもよいし、両側のサイドウォール部3に設けられてもよい。
図1に示すようにサイドウォール表面のサイド模様表示領域11は、複数の微小領域20を有する。微小領域20は、略矩形形状を成している。
微小領域20は、表面の凹凸により、周りの領域と視認可能に識別される領域であり、タイヤ周方向およびタイヤ径方向に複数配列される。微小領域20は、具体的にはタイヤ径方向に沿って一列に配列される。各微小領域20のそれぞれは、各微小領域20に対してタイヤ周方向において隣り合う微小領域20が必ず存在する。ここで隣り合うとは、注目する微小領域20の1つのタイヤ径方向に沿った辺と、タイヤ周方向において隣りに位置する微小領域20の少なくとも一部分でタイヤ径方向の辺とがタイヤ径方向の位置に関して少なくとも部分的に重なることをいう。この互いに隣り合う微小領域20が、隣接微小領域である。したがって、タイヤ径方向に配列された微小領域20の1つを選択すると、この微小領域20に対して、タイヤ周方向に隣り合うタイヤ1周分の隣接微小領域が得られる。図1に示す例では、符号20a1〜20a24が一群の隣接微小領域に含まれる。
微小領域20のうちタイヤ周方向に沿って互いに隣り合う隣接微小領域は、図1に示されるように、タイヤ周方向に沿った幅が異なる6種類のサイズによって配列される。ここで、上記隣接微小領域は、タイヤ径方向の位置がタイヤ周方向に沿って変化するとともに、タイヤ周方向に沿って幅が連続的に変化するように、隣接微小領域のサイズの順番に配列されている。
このように配列された隣接微小領域を含む微小領域20をサイドウォール表面に設けるのは、タイヤを見た者にとって、微小領域20によって作られるサイド模様によって、サイド表面が立体的な凹凸を有するように見え、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸を目立たなくさせるためである。サイドウォール表面に現れる凹凸とは、例えばタイヤ径方向に沿ってでき、例えば、図3に示されるように、カーカス層5の巻き終わり端5cが巻き始め端5dと、部分5eで重なって段差ができることに起因したものである。
図4(a)は、本実施形態の微小領域20の断面の一例を示す図である。図4(a)では、微小領域20の高さを強調して示している。隣接微小領域を含む微小領域20のタイヤ周方向及びタイヤ径方向における仕切りは、図4(a)に示すように溝になっている。すなわち、微小領域20は、表面が凸状になって周りの領域と視認可能に識別される。
微小領域20は、図4(a)に示す凸形状に代えて、図4(b)に示すように凹形状であってもよい。すなわち、微小領域20間の仕切りは凸状で、微小領域20は、仕切りに対して凹んだ凹状であり、微小領域20は、この凹状の形状により周りの領域と視認可能に識別される。
また、微小領域20が、図4(c)に示すように、仕切り壁により周りの領域と区画されることにより、微小領域20のそれぞれの周囲が縁取られて、周りの領域と視認可能に識別されてもよい。
さらに、微小領域20は、図5に示すように、一定の間隔でリッジを有する、セレーション加工が施された領域であってもよい。この場合、微小領域20の表面に入射した光は拡散反射する。したがって、微小領域20で拡散反射して、見る者の視野に入る光の光量は、その周囲から到来する光の光量に比べて少ない。このため、微小領域20は、周りの領域に比べて黒く見え、視認可能に識別することができる。すなわち、微小領域20は、光の反射特性により、周りの領域と視認可能に識別され得る。
微小領域20は、略矩形形状を成しているが、円、楕円、三角形形状であってもよい。これらの形状が用いられても、微小領域20によって作られるサイド模様は、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸を目立たなくさせる。
また、微小領域20の高さまたは深さ(図4(a),(b))は、例えば0.3〜3.0mmであることが好ましく、上記高さ又は深さはすべて同一であってもよく、また、上記サイズに応じて異ならせてもよい。この場合においても、微小領域20によって作られるサイド模様は、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸を目立たなくさせる。
なお、隣接微小領域のサイズは、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸をサイド模様が目立たなくさせる点から、3種類以上、好ましくは4〜8種類である。2種類では、サイド模様によって、サイド表面が立体的に見え難い。8種類を越えても、凹凸を目立たなくさせる効果は向上しない。
なお、本実施形態では、隣接微小領域のタイヤ径方向の位置がタイヤ周方向で周期的に変化するが、変化しなくてもよい。少なくとも、隣接微小領域のサイズがタイヤ周方向で変化していればよい。また、この変化は、周期的でなくてもよいが、サイド表面が立体的に見える点から、周期的であることが好ましい。周期的に変化する場合、隣接微小領域のサイズが連続的に変化するように隣接微小領域は配列されてもよいし、段階的に(階段状)に変化するように配列されてもよい。しかし、サイド表面が立体的に見える点から、サイズが連続的に変化するように隣接微小領域が配列されることが好ましい。
また、隣接微小領域のサイズの変化の位相と、隣接微小領域のタイヤ径方向の位置の変化の位相を同じにすることが、サイド表面がより立体的に波打っているように見える点で好ましい。
図6は、第1実施形態のタイヤ1のサイドウォール表面に用いる微小領域20で作られるサイド模様を直線上に展開した図である。
図6に示す模様は、表面が立体的に波打っているように見える。このため、この模様をサイドウォール表面上に展開した図1に示すタイヤ1のサイドウォール表面を見た者にとって、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸は目立たなくなる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態のタイヤ1のサイドウォール表面に用いる微小領域20で作られるサイド模様を直線上に展開した図である。図7中の横方向がタイヤ周方向に対応し、縦方向がタイヤ径方向に対応する。
第2実施形態のタイヤ1の構成は、図2に示す第1実施形態のタイヤ1の構成と同じである。第2実施形態の微小領域20は、タイヤ周方向に互いに隣り合う隣接微小領域を含む。この隣接微小領域の間隔は、6種類の間隔を含む。この6種類の間隔が、タイヤ周方向に沿って連続的に変化するように、隣接微小領域がタイヤ周方向に所定の間隔で配列されている。隣接微小領域では、タイヤ周方向に沿った幅は一定であり、すなわち、1種類のサイズが用いられる。
第2の実施形態の微小領域20は、上記以外は第1の実施形態の微小領域20と同様であるので、説明は省略する。
第2実施形態の微小領域20を有するサイド表面は、第1実施形態と同様に、サイド表面が立体的に波打っているように見える。このため、この模様をサイドウォール表面上に展開したタイヤ1のサイドウォール表面を見た者にとって、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸は目立たなくなる。
なお、上記間隔の種類は、少なくとも3種類であり、上述したように、サイド表面が立体的に見える点から、上記間隔の種類は、4〜8種類であることが好ましい。間隔が2種類では、サイド模様によって、サイド表面が立体的に見え難い。8種類を越えても、凹凸を目立たなくさせる効果は向上しない。
なお、第2実施形態では、隣接微小領域のタイヤ径方向の位置がタイヤ周方向で周期的に変化するが、変化しなくてもよい。少なくとも、隣接微小領域の間隔がタイヤ周方向で変化していればよい。また、隣接微小領域の間隔の変化は、周期的でなくてもよいが、サイド表面が立体的に見える点から、周期的であることが好ましい。隣接微小領域の間隔が周期的に変化する場合、隣接微小領域の間隔が連続的に変化するように隣接微小領域は配列されてもよいし、段階的に(階段状)に変化するように配列されてもよい。しかし、サイド表面が立体的に見える点から、隣接微小領域の間隔が連続的に変化するように隣接微小領域が配列されることが好ましい。
また、隣接微小領域の間隔の変化の位相と、隣接微小領域のタイヤ径方向の位置の変化の位相を同じにすることが、サイド表面がより立体的に波打っているように見える点で好ましい。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態のタイヤ1のサイドウォール表面に用いる微小領域20で作られるサイド模様を直線上に展開した図である。図8中の横方向がタイヤ周方向に対応し、縦方向がタイヤ径方向に対応する。
第3実施形態のタイヤ1の構成は、図2に示す第1実施形態のタイヤ1の構成と同じである。第3実施形態の微小領域20は、タイヤ周方向に互いに隣り合う隣接微小領域を含む。この隣接微小領域は、タイヤ周方向に沿った幅が異なる6種類のサイズを有し、隣接微小領域の間隔は、6種類の間隔を有する。この6種類のサイズと6種類の間隔が、タイヤ周方向に沿って連続的に変化するように、隣接微小領域がタイヤ周方向に離間して配列されている。また、タイヤ周方向に沿って配列された微小領域20の列のタイヤ径方向の位置はタイヤ周方向に沿って変化している。さらに、タイヤ径方向に沿って配列された微小領域20の列のタイヤ周方向の位置が、タイヤ径方向に沿って変化している。
第3実施形態のサイズは、第1実施形態のサイズと同様であり、第3実施形態の間隔は、第2実施形態の間隔と同様であるので、その説明は省略する。
図8に示すように、第3実施形態の微小領域20を有するサイド表面は、第1実施形態および第2実施形態に比べて、サイド表面がより立体的に波打っているように見える。このため、この模様をサイドウォール表面上に展開したタイヤ1のサイドウォール表面を見た者にとって、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸はより目立たなくなる。
特に、隣接微小領域のサイズが小さい場所では、間隔も狭くする、すなわち、サイズの変化の位相と間隔の変化の位相を同じにすることは、サイド表面がより立体的に波打っているように見える点で好ましい。また、隣接微小領域のタイヤ径方向の位置の変化の位相も、サイズの変化の位相および間隔の変化の位相と同じにすることが、サイド表面がより立体的に波打っているように見える点で好ましい。
なお、隣接微小領域のサイズの変化の周期、間隔の変化の周期、およびタイヤ径方向の位置の変化の周期は、カーカス層5の巻き終わり端5cが巻き始め端5dと、部分5eで重なってサイド表面にできる凹凸の大きさを考慮して、10〜60mmであることが好ましい。
また、隣接微小領域のサイズの変化、間隔の変化、およびタイヤ径方向の位置の変化は、図9(a),(b)に示すような正弦波あるいは三角波の周期関数の変化に従うことが好ましい。
(実施例)
本実施形態の効果を調べるために、サイドウォール表面のサイド模様を種々変化させて、図2に示すタイヤ1(タイヤサイズ:145R12 6PR)を作製した。作製したタイヤを100人が観察し、実際にサイドウォール表面に存在する、カーカス層5が重なった部分5eに起因して生じる凹凸(以降、BPSスプライス凹凸)の視認性の評価(外観評価)をした。
評価結果として下記評点を用いた。
・評点110:95%以上の観察者が図3に示す凹凸を明確に確認できない。
・評点108:90%以上の観察者が図3に示す凹凸を明確に確認できない。
・評点106:80%以上の観察者が図3に示す凹凸を明確に確認できない。
・評点104:70%以上の観察者が図3に示す凹凸を明確に確認できない。
・評点102:60%以上の観察者が図3に示す凹凸を明確に確認できない。
・評点100:50%以上の観察者が図3に示す凹凸を明確に確認できない。
・評点97:50%未満の観察者が図3に示す凹凸を明確に確認できない。
評価に用いたサイドウォール表面と、外観評価の結果を下記表1に示す。
なお、従来例は、従来技術として示した、断面幅および高さがいずれも0.3乃至2mm程度の小さな、半球状またはほぼ半球状の突起が多数形成され、該突起には、互いに大きさの異なる、少なくとも2種類の突起が含まれ、小さな突起の底面の面積が大きな突起の底面の面積の2乃至6%である空気入りタイヤである。
比較例1は、図1に示すような微小領域20がサイド表面にタイヤ周方向およびタイヤ径方向に複数配列したサイド模様であるが、隣接微小突起のタイヤ周方向に沿った幅が異なるサイズが2種類、微小領域20の隣り合う間隔の種類が1種類の例である。比較例2は上記サイズが1種類、上記間隔が2種類の例である。
実施例1は上記サイズが3種類、実施例2は上記サイズが5種類である。
実施例3は微小領域20の隣り合う間隔の種類が3種類の例であり、実施例4は上記間隔の種類が5種類である。実施例5,6は、5種類のサイズと5種類の間隔を用いて、サイズと間隔を変化させて、サイズの変化の位相と間隔の変化の位相とのずれを変えた(90度、0度)例である。実施例7は、実施例5,6とは異なる5種類のサイズと、実施例5,6とは異なる5種類の間隔を用いて、サイズと間隔を変化させた例である。実施例5〜7では、いずれも上記サイズの変化の周期と上記間隔の変化の周期とを同じにしている。
表1中の幅、距離、周期は、いずれも、タイヤ径方向におけるタイヤ最大幅位置における寸法を代表値として採用した。また、上記サイズ、上記間隔の変化は、正弦波に従った変化とした。
なお、微小領域20は、図4(a)に示す凸形状としたため、下記表1では微小領域20を「凸部」として記している。
Figure 0005494518
従来例、比較例1、実施例1,2より、微小領域20のサイズを少なくとも3種類用いることで、サイドウォール表面に実際にある凹凸を目立たなくさせることができることがわかった。
また、比較例2、実施例3,4より、微小領域20の間隔を少なくとも3種類用いることで、サイドウォール表面に実際にある凹凸を目立たなくさせることができることがわかった。
実施例5〜7より、上記サイズと上記間隔の位相を揃える(0度とする)ことにより、
サイドウォール表面に実際にある凹凸をより一層目立たなくさせることができることがわかった。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 カーカス層
6 ベルト層
11 サイド模様表示領域
20 微小領域

Claims (11)

  1. サイドウォール部を有する空気入りタイヤであって、
    サイドウォール部は、表面の凹凸あるいは光の反射特性により、周りの領域と視認可能に識別される微小領域がタイヤ周方向およびタイヤ径方向に複数配列され、前記微小領域のうち、タイヤ周方向に沿って配列され、タイヤ径方向の辺が、タイヤ周方向において隣に位置する他の微小領域のタイヤ径方向の辺と、タイヤ径方向の位置に関して部分的に重なり合う微小領域からなる一群の隣接微小領域が、タイヤ周方向の幅が互いに異なる少なくとも3種類のサイズを用いて配列されている表面模様領域を有し、
    前記隣接微小領域は、タイヤ周方向に沿って前記幅が周期的に変化するように、前記微小領域のサイズの順番に配列され、
    前記隣接微小領域それぞれのタイヤ径方向における位置は、前記幅の周期に合わせてタイヤ周方向に周期的に変化する、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記表面模様領域の前記隣接微小領域がタイヤ周方向に互いに隣り合う間隔は、少なくとも3種類の間隔を含み、
    前記少なくとも3種類の前記間隔が、タイヤ周方向に沿って連続的あるいは段階的に変化するように、前記隣接微小領域が離間してタイヤ周方向に配列されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記隣接微小領域における前記間隔がタイヤ周方向に前記周期で変化するように、前記隣接微小領域がタイヤ周方向に配列され、
    さらに、前記隣接微小領域の配列の位相と前記間隔の配列の位相は、同じである、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. サイズの異なる前記隣接微小領域および少なくとも3種類の前記間隔は、正弦波あるいは三角波の周期関数に従って配列されている、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記周期は、10〜60mmである、請求項3又は4に記載の空気入りタイヤ。
  6. サイドウォール部を有する空気入りタイヤであって、
    サイドウォール部は、表面の凹凸あるいは光の反射特性により、周りの領域と画された微小領域がタイヤ周方向およびタイヤ径方向に複数配列され、前記微小領域のうち、タイヤ周方向に沿って配列され、タイヤ径方向の辺が、タイヤ周方向において隣に位置する他の微小領域のタイヤ径方向の辺と、タイヤ径方向の位置に関して部分的に重なり合う微小領域からなる一群の隣接微小領域の間隔は、少なくとも3種類の間隔を含む表面模様領域を有し、
    前記間隔がタイヤ周方向に沿って周期的に変化するように、前記隣接微小領域は配列され、
    前記隣接微小領域のタイヤ径方向における位置は、前記間隔の周期に合わせてタイヤ周方向に周期的に変化する、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  7. 前記間隔の配列は、正弦波あるいは三角波の周期関数に従って配列されている、請求項6に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記周期は、10〜60mmである、請求項6又は7に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記微小領域は、仕切り壁により周りの領域と区画された領域である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記微小領域は、周りの領域に対して突出した凸部領域、あるいは、周りの領域に対して凹んだ凹部領域である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記微小領域は、微小表面凹凸の有無により光の反射特性が異なることにより視認される領域である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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