JP5322610B2 - 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、サイドウォール部の外表面に多数の凸条(リッジ)が形成された空気入りタイヤ、及び、その空気入りタイヤの製造方法に関する。
タイヤの加硫成形では、サイドウォール部の外表面を金型の内周面に押し当てた状態で、グリーンタイヤに一定時間の加圧と加熱が施される。このとき、サイドウォール部の外表面と金型の内周面との間に存在する空気を適切に逃がす必要があり、これが円滑に行われずに空気が閉じ込められると、ゴム流れの不良によってベアと呼ばれる凹み傷が発生し、タイヤの外観が損なわれる場合がある。
通常、タイヤの加硫成形に用いる金型には、空気を逃がすためにベントホールと呼ばれる通気孔が設けられている。しかし、ベントホールは、サイドウォール部の周上に点在的に設定されるため、空気が逃げ遅れる場合もあり、ベアを確実に防止できるものではなかった。また、ベントホールの設定箇所では、サイドウォール部の外表面にスピューと呼ばれるゴム突起が形成され、このスピューを切除した痕跡が切り株状に残ることから、ベントホールの数を無闇に増やすとタイヤの外観を損なうおそれがあった。
本発明者が研究を重ねたところ、ベアは特定の領域で発生し易く、その発生頻度にも差異があることが判明した。即ち、サイドウォール部におけるベアの発生は、下記(1)〜(3)の領域で特に起こり易く、その発生頻度は(1)、(2)、(3)の順に高いことを見出した。また、ベアの形態としては、タイヤ周方向に沿って発生するものが多く、かかるベアの発生を抑えることが肝要であることが分かった。
(1)トレッドゴムとサイドゴムとの界面の周辺
(2)カーカスプライの巻き上げ端の周辺
(3)ビードフィラーの先端の周辺
上記(1)〜(3)の如く、ベアはサイドウォール部に存在する部材端の周辺領域で発生し易い傾向にある。そこで、部材端の位置を狙ってベントホールを設定することも考えられるが、かかる部材端は工程上でのバラツキが生じ易いという実情があり、ベントホールのみによるベア対策はあまり有効ではない。なお、上記(1)、(2)、(3)の順にベアの発生頻度が高くなるのは、かかる順に部材端とサイドウォール部の外表面との距離が短くなるためと考えられ、外表面に露出するトレッドゴムとサイドゴムとの界面ではベアが最も発生し易い。
下記特許文献1〜4には、サイドウォール部の外表面に、タイヤ径方向又はタイヤ径方向から傾斜した方向に延びる多数の凸条(リッジ)を設けた空気入りタイヤが記載されているが、これらでは上述のようなベアの発生を十分に抑制できないと考えられる。即ち、サイドウォール部にてベアを抑制するには、加硫成形時におけるサイドゴムのゴム流れを促進して空気を逃がし易くすることが大変重要であるところ、上記の構造はゴム流れを特に促進しうるものではない。
また、サイドウォール部に押し当てられる金型の内周面には、凸条に対応する凹条が設けられるところ、タイヤ径方向又はタイヤ径方向から傾斜した方向に延びる多数の凸条を設けた上記のタイヤでは、凹条の加工に要する工数が多くなり、型加工コストが大幅に高騰化するという問題があった。更には、加工量が多いために工具が早期に摩滅し易く、凹条の加工途中で工具を新品に交換すると、凸条に継ぎ目が現れてタイヤの外観を損なうおそれがあった。
特開2001−163018号公報 特開2004−17829号公報 特開平11−198614号公報 特開平11−291722号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、金型の凹条の加工に要する工数を抑えながら、サイドウォール部におけるベアの発生を防止できる空気入りタイヤと、その空気入りタイヤの製造方法を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明の空気入りタイヤは、ビードフィラーが配設された一対のビード部と、そのビード部からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、そのサイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、前記ビードフィラーを挟み込むようにして端部を巻き上げられたカーカスプライとを備えた加硫成形後の空気入りタイヤにおいて、前記サイドウォール部の外表面に、タイヤ周方向に延びる凸条をタイヤ径方向に多数並設してなる凹凸領域が設けられると共に、前記凸条の配置密度がタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となり、前記凹凸領域の外周端が、前記トレッド部に配設されたトレッドゴムと前記サイドウォール部に配設されたサイドゴムとの界面の露出箇所よりもタイヤ径方向外側に位置し、前記凹凸領域の内周端が、前記ビードフィラーの先端よりもタイヤ径方向内側に位置するものである。
かかる構成によれば、ベアが発生し易い箇所を含むようにして、タイヤ周方向に延びた凸条よりなる凹凸領域が設けられているため、加硫成形時にはサイドゴムのゴム流れがタイヤ周方向へと促され、タイヤ周方向に沿って発生しがちなベアを適切に抑制できる。しかも、凸条の配置密度がタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となることにより、タイヤ径方向へのゴム流れを促す効果も得られ、ベアが発生し易い領域から空気を逃がし易くなる。その結果、サイドウォール部におけるベアの発生を効果的に防ぐことができる。
既述のように、ベアは部材端の周辺領域で発生し易く、かかる部材端は工程上でのバラツキが生じ易いという実情がある。しかし、本発明では、或る程度の広がりを持った凹凸領域が、ベアが発生し易い箇所を含むようにして設けられるため、部材端のバラツキに特に影響されることなく、ベアの発生を抑制できる。更に、本発明では、タイヤ径方向又はタイヤ径方向から傾斜した方向に延びる多数の凸条を設ける場合に比べて、金型の凹条の加工に要する工数を低減できるため、型加工コストの高騰化を避けると共に、工具の交換頻度を減らして凸条の継ぎ目の出現を抑制できる。
また、本発明の別の空気入りタイヤは、ビードフィラーが配設された一対のビード部と、そのビード部からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、そのサイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、前記ビードフィラーを挟み込むようにして端部を巻き上げられたカーカスプライとを備えた加硫成形後の空気入りタイヤにおいて、前記サイドウォール部の外表面に、タイヤ周方向に延びる凸条をタイヤ径方向に多数並設してなる凹凸領域が設けられると共に、前記凸条の高さがタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となり、前記凹凸領域の外周端が、前記トレッド部に配設されたトレッドゴムと前記サイドウォール部に配設されたサイドゴムとの界面の露出箇所よりもタイヤ径方向外側に位置し、前記凹凸領域の内周端が、前記ビードフィラーの先端よりもタイヤ径方向内側に位置するものである。
かかる構成によっても、上記と同様の作用効果が奏される。即ち、加硫成形時にはサイドゴムのゴム流れをタイヤ周方向へと促し、タイヤ周方向に沿って発生しがちなベアを適切に抑制できる。また、凸条の高さがタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となることにより、タイヤ径方向へのゴム流れを促す効果も得られ、ベアが発生し易い領域から空気を逃がし易くなる。その結果、サイドウォール部におけるベアの発生を効果的に防ぐことができる。
上記において、前記凸条の配置密度がタイヤ径方向外側に向かって徐々に大となるものが好ましい。これにより、サイドゴムのタイヤ径方向へのゴム流れを促す効果を高めると共に、凸条をグラデーション的に配置して装飾的効果を奏することができる。また、凸条の高さを変化させている場合であれば、それに加えて凸条の配置密度の変化によっても、タイヤ径方向へのゴム流れを促す効果が得られるため、ベアが発生し易い領域から空気をより円滑に逃がすことができる。
上記において、前記凹凸領域がタイヤ周方向に沿って断続的に設けられており、相互に隣接する前記凹凸領域間の開き角度を45°以内としたものが好ましい。これにより、凹凸領域の間隔が所定以下に設定されるため、該凹凸領域間の領域でのベアの発生を抑制し易くなる。
上記において、前記凹凸領域がタイヤ周方向に沿って連続して環状に設けられているものが好ましい。これにより、サイドウォール部の全周長に亘って、上述したサイドゴムのゴム流れを促進する効果を発現せしめて、ベアの発生をより確実に防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る空気入りタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図であり、タイヤ赤道線CLから右半分のみを図示している。図2は、その空気入りタイヤのサイドウォール部を示す正面図である。図3は、そのサイドウォール部の外表面を拡大して示すタイヤ子午線断面図である。
この空気入りタイヤT1は、一対のビード部1と、そのビード部1からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部2と、そのサイドウォール部2の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部3と、一対のビード部1の間に配設されたカーカスプライ4とを備えたラジアルタイヤである。ビード部1には、環状のビードコア1aと、硬質ゴムからなるビードフィラー1bが配設されている。カーカスプライ4は、ビードコア1a及びビードフィラー1bを挟み込むようにして端部を巻き上げられており、その巻き上げ端4aがビードフィラー1bの先端よりもタイヤ径方向外側に配置されている。
サイドウォール部2のカーカスプライ4の外周には、サイドゴム5が配設されている。また、トレッド部3のカーカスプライ4の外周には、2枚のベルトプライ6と、それらの端部を覆う幅狭の補強プライ7とが配設され、その最外周にはトレッドゴム8が配設されている。本実施形態では、端部にウイングゴム9を接合したトレッドゴム8を用いているが、本発明はこれに限定されない。トレッドゴム8は、サイドゴム5の外周側端部を覆うように積層され、トレッドゴム8とサイドゴム5との界面は外表面に露出している。
図1において、位置P1は、トレッドゴム8とサイドゴム5との界面が外表面に露出する箇所の断面高さ位置である。位置P2は、カーカスプライ4の巻き上げ端4aの断面高さ位置である。位置P3は、ビードフィラー1bの先端の断面高さ位置である。サイドウォール部2の外表面では、この位置P1,位置P2及び位置P3の周辺領域でベアが発生し易く、その発生頻度は位置P1,位置P2,位置P3の順に高い傾向にある。
サイドウォール部2の外表面には、図2に示すように、タイヤ周方向PDに延びる凸条11をタイヤ径方向RDに多数並設してなる凹凸領域Aが設けられている。凸条11は、リッジ、ソーカットライン又はセレーションなどとも称され、本実施形態では図3に示す如く断面三角形状をなしている。凹凸領域Aは、その外周端が位置P1よりもタイヤ径方向外側に位置し、且つ、その内周端が位置P3よりもタイヤ径方向内側に位置しており、ベアが発生し易い箇所を含むようにして設けられている。
図2に示すように、凹凸領域Aでは、凸条11の配置密度がタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となるように、凸条11のピッチPがタイヤ径方向外側に向かうにつれて小さくなっている。これにより、加硫成形時には、タイヤ周方向PDに延びる凸条11によって、サイドゴム5のゴム流れをタイヤ周方向へと促してベアを適切に抑制でき、そのうえタイヤ径方向へのゴム流れを促す効果も得られ、ベアが発生し易い位置P1の周辺領域からタイヤ径方向内側へと空気を逃がし易くなる。その結果、サイドウォール部2におけるベアの発生を効果的に防ぐことができる。
また、図4に示すようなタイヤ径方向又はタイヤ径方向から傾斜した方向に延びる多数の凸条31を設けたタイヤ30に比べて、凹凸領域Aを有するタイヤT1では、金型の凹条の加工に要する工数を低減できる。タイヤ30では、比較的短い凸条31を数多く設ける必要があるが、タイヤT1では、比較的長い凸条11が適度な本数で設けられる(図7〜9参照)。それ故、タイヤT1においては、型加工コストの高騰化を避けると共に、工具の交換頻度を減らして凸条11の継ぎ目の出現を抑制できる。
図1において、領域F1,領域F2及び領域F3は、それぞれ位置P1,位置P2及び位置P3を中心とした断面高さが10mmの領域であり、ベアの発生頻度は領域F1,領域F2,領域F3の順に高い傾向にある。凹凸領域Aは、ベアの発生をより確実に防止する観点から、領域F1及び領域F3を包含していることが好ましく、その場合には当然ながら領域F2も包含されることになる。
凸条11のピッチPは、例えば0.4〜3.0mmに設定され、領域F1にてピッチPを0.4〜1.0mmとし、領域F2にてピッチPを1.0〜2.0mmとし、領域F3にてピッチPを2.0〜3.0mmとしたものが例示される。このように、領域F1,領域F2,領域F3の順に、凸条11のピッチPが短いものが好ましく、各領域内では必ずしもピッチPを変化させるとは限らない。
領域F1,F2で挟まれた領域や領域F2,F3で挟まれた領域では、凸条11の配置密度がタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となるように、ピッチPが適宜に設定される。本実施形態では、凹凸領域Aの全域に亘り、凸条11の配置密度がタイヤ径方向外側に向かって徐々に大となっているため、タイヤ径方向へのゴム流れを促す効果を高めると共に、図2に示す如く凸条11をグラデーション的に配置して装飾的効果を奏することができる。
凸条11のピッチPは、サイドウォール部2の基準輪郭線(不図示)に沿って計測される。この基準輪郭線は、サイドウォール部2の外表面に沿った湾曲線であり、タイヤ子午線断面において凸条11の底面同士を連結するように線引きすることで得られる。
凸条11の高さH1は、例えば0.2〜2.0mmに設定され、好ましくは0.2〜1.0mmに設定される。図3の例では高さH1の値が一律に揃えられている。この高さH1は、上記の基準輪郭線から凸条11の頂点までの距離として計測される。
図5は、本発明に係る空気入りタイヤの別例におけるサイドウォール部を示す正面図である。図6は、そのサイドウォール部の外表面を拡大して示すタイヤ子午線断面図である。このタイヤT2は、サイドウォール部の凹凸領域に係る構造を除けば、前述した空気入りタイヤT1と同様に構成されている。よって、タイヤT1において説明した部材、部位と同一の部材、部位には、同一の符号を付している。
この空気入りタイヤT2のサイドウォール部2の外表面には、タイヤ周方向PDに延びる凸条21をタイヤ径方向RDに多数並設してなる凹凸領域Bが設けられている。凹凸領域Bが設けられる範囲は、タイヤT1の凹凸領域Aと同じである。凹凸領域Bでは、凸条が等間隔で配置されているものの、凸条21の高さH2がタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となっている。それ故、加硫成形時にはサイドゴム5のタイヤ径方向へのゴム流れを促進でき、ベアの発生要因となる空気を逃がし易くなる。
凸条21の高さH2は、例えば0.2〜1.0mmに設定され、領域F1にて高さH2を0.8〜1.0mmとし、領域F2にて高さH2を0.5〜0.8mmとし、領域F3にて高さH2を0.2〜0.5mmとしたものが例示される。このように、領域F1,領域F2,領域F3の順に、凸条21の高さH2が大であるものが好ましく、各領域内では必ずしも高さHを変化させるとは限らない。
また、凸条21の高さを変化させた凹凸領域Bにおいて、前述した凹凸領域Aの如く、凸条21の配置密度をタイヤ径方向外側に向かって徐々に大としてもよい。かかる場合には、凸条21の高さの変化に加えて、凸条21の配置密度の変化によっても、サイドゴム5のタイヤ径方向へのゴム流れを促す効果が得られるため、ベアの発生要因となる空気をより円滑に逃がすことができる。
上述した凹凸領域A,Bは、図7,8に示すように、タイヤ周方向に沿って断続的に設けられていてもよい。但し、その場合には、凹凸領域A,Bの周長の総計が、サイドウォール部2の全周長の1/2以上であることが好ましい。また、図7に示すように、相互に隣接する凹凸領域間の開き角度θを45°以内とすることが好ましく、それにより凹凸領域の間の領域Cでのベアの発生を抑制し易くなる。開き角度θは、タイヤ軸の中心CPを基準にして、凹凸領域A,Bのタイヤ径方向の中央部にて計測される。
また、本発明では、図9に示すように、凹凸領域A,Bをタイヤ周方向に沿って連続して環状に設けることが好ましい。この場合、サイドウォール部2の全周長に亘って、ベアの発生を防止することができる。
本発明の空気入りタイヤは、サイドウォール部の外表面に上記の如き凹凸領域を設けたこと以外は、通常の空気入りタイヤと同等であり、従来公知の材料、形状、構造、製法などが何れも本発明に採用できる。
本発明の空気入りタイヤは、加硫成形時にサイドウォール部と押し当てられる金型に、上記の如き凸条に対応した凹条を設ける程度の改変で、その他は従来のタイヤ製造工程と同様にして製造を行うことができる。この金型の凹凸領域に対応する部分では、空気を外部に円滑に排出できるよう、凸条の上にベントホールを設定してもよい。
[他の実施形態]
(1)前述の実施形態では、凸条が断面三角形状をなす例を示したが、本発明はこれに限られず、例えば半円形や台形など種々の断面形状を採用可能である。また、図3,6では、タイヤ径方向に並んだ凸条の間の底面に間隔を設けた例を示したが、凸条の配置密度が大となる部分では、そのような間隔を設けなくても構わない。
(2)凹凸領域がタイヤ周方向に沿って断続的に設けられる場合には、円弧状をなした凹凸領域のタイヤ周方向端部をタイヤ径方向に対して傾斜させてもよく、それによってサイドウォール部のデザイン性を高めることができる。また、図7に示した領域Cのような凹凸領域の間の領域では、特に凸条を設けなくても構わないが、タイヤ径方向又はタイヤ径方向から傾斜した方向に延びる多数の凸条を設けてもよい。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、タイヤの各性能評価は、次のようにして行った。
(1)ベアの発生状況
加硫処理した10本のテストタイヤ(サイズ225/45R17)のサイドウォール部に発生したベアの大きさと個数を測定し、上記の領域F1,領域F2及び領域F3ごとに平均値を算出した。ベアの大きさは、8mm以上を「大」、5〜7.9mmを「中」、2.1〜4.9mmを「小」、2mm以下を「微小」として判定した。なお、この「微小」のベアは、修正が可能であるため許容範囲内として評価される。
(2)凹条の加工時間
サイドウォール部に押し当てられる金型の内周面に凹条を加工するのに要する時間を評価した。
比較例1
サイドウォール部の外表面に、タイヤ周方向に沿って環状に延びる凸条を、領域F1,領域F2及び領域F3に1本ずつ設けた。凸条は、断面三角形状をなし、高さを0.5mmとした。
比較例2
サイドウォール部の外表面に、タイヤ周方向に沿って環状に延びる凸条をタイヤ径方向に等間隔で多数並設してなる凹凸領域を設けた。凹凸領域は、領域F1,領域F2及び領域F3を含み、凸条のピッチを1.0mmとした。また、凸条の高さや断面形状は、比較例1と同じにした。
比較例3
図4のように、サイドウォール部の外表面に、タイヤ径方向に延びる凸条をタイヤ周方向に多数並設してなる凹凸領域を設けた。凹凸領域の大きさ並びに凸条の高さや断面形状は、比較例2と同じにした。凸条のピッチは、凹凸領域のタイヤ径方向中央部にて1.0mmとした。
実施例1
図7のように、サイドウォール部の外表面に、タイヤ周方向に延びる凸条をタイヤ径方向に多数並設してなる凹凸領域を設け、その凸条の配置密度がタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となるようにした。凹凸領域は、タイヤ周方向に沿って断続的に設けられ、その開き角度は45°以内とした。凹凸領域の大きさ並びに凸条の高さや断面形状は、比較例2と同じにした。凸条のピッチは、領域F1にて0.8〜1.0mm、領域F2にて1.0〜2.0mm、領域F3にて2.0〜3.0mmとした。
実施例2
図8のように、サイドウォール部の外表面に、タイヤ周方向に延びる凸条をタイヤ径方向に多数並設してなる凹凸領域を設け、その凸条の配置密度がタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となるようにした。また、凹凸領域は、タイヤ周方向に沿って断続的に設けられ、その開き角度は45°を超えるように設定した。凹凸領域の大きさ並びに凸条の高さや断面形状、ピッチは、実施例1と同じにした。
実施例3
図9のように、凹凸領域をタイヤ周方向に沿って連続して環状に設けたこと以外は、実施例1と同じにした。評価結果を表1に示す。
表1の結果が示すように、実施例1〜3では、他に比べてサイドウォール部におけるベアの発生を防止することができている。なお、実施例3におけるベアの発生は、凹凸領域の間の領域にて起こったものであり、凹凸領域ではベアは発生していなかった。比較例3では、凹条の加工に多大な時間を要するのに対し、実施例1〜3では、凹条の加工に要する工数を低減できるために加工時間が短く、型加工コストなどの点で有利である。
本発明に係る空気入りタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図 空気入りタイヤのサイドウォール部を示す正面図 図2のサイドウォール部の外表面を拡大して示すタイヤ子午線断面図 比較のために示した空気入りタイヤのサイドウォール部を概略的に示す正面 本発明に係る空気入りタイヤの別例におけるサイドウォール部を示す正面図 図5のサイドウォール部の外表面を拡大して示すタイヤ子午線断面図 本発明に係る空気入りタイヤのサイドウォール部を概略的に示す正面図 本発明に係る空気入りタイヤのサイドウォール部を概略的に示す正面図 本発明に係る空気入りタイヤのサイドウォール部を概略的に示す正面図
符号の説明
1 ビード部
1b ビードフィラー
2 サイドウォール部
3 トレッド部
4 カーカスプライ
4a 巻き上げ端
5 サイドゴム
8 トレッドゴム
11 凸条
21 凸条
A 凹凸領域
B 凹凸領域
θ 開き角度

Claims (6)

  1. ビードフィラーが配設された一対のビード部と、そのビード部からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、そのサイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、前記ビードフィラーを挟み込むようにして端部を巻き上げられたカーカスプライとを備えた加硫成形後の空気入りタイヤにおいて、
    前記サイドウォール部の外表面に、タイヤ周方向に延びる凸条をタイヤ径方向に多数並設してなる凹凸領域が設けられると共に、前記凸条の配置密度がタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となり、
    前記凹凸領域の外周端が、前記トレッド部に配設されたトレッドゴムと前記サイドウォール部に配設されたサイドゴムとの界面の露出箇所よりもタイヤ径方向外側に位置し、前記凹凸領域の内周端が、前記ビードフィラーの先端よりもタイヤ径方向内側に位置することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. ビードフィラーが配設された一対のビード部と、そのビード部からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、そのサイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、前記ビードフィラーを挟み込むようにして端部を巻き上げられたカーカスプライとを備えた加硫成形後の空気入りタイヤにおいて、
    前記サイドウォール部の外表面に、タイヤ周方向に延びる凸条をタイヤ径方向に多数並設してなる凹凸領域が設けられると共に、前記凸条の高さがタイヤ径方向外側に向かうにつれて大となり、
    前記凹凸領域の外周端が、前記トレッド部に配設されたトレッドゴムと前記サイドウォール部に配設されたサイドゴムとの界面の露出箇所よりもタイヤ径方向外側に位置し、前記凹凸領域の内周端が、前記ビードフィラーの先端よりもタイヤ径方向内側に位置することを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 前記凸条の配置密度がタイヤ径方向外側に向かって徐々に大となる請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記凹凸領域がタイヤ周方向に沿って断続的に設けられており、相互に隣接する前記凹凸領域間の開き角度を45°以内とした請求項1〜3いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記凹凸領域がタイヤ周方向に沿って連続して環状に設けられている請求項1〜3いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の空気入りタイヤを得るためにタイヤを加硫成形する工程を含み、
    その加硫成形では、前記サイドウォール部と押し当てられる領域に前記凸条に対応した凹条を設けてある金型を使用する空気入りタイヤの製造方法。
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