JP5486760B2 - コンタクトピン及び電気部品用ソケット - Google Patents

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Description

この発明は、半導体装置等の電気部品を装着する電気部品用ソケットなどに好適なコンタクトピン、特に、長手方向両端部側に配置された接触部がコイルスプリングにより互いに離間する方向に付勢されたコンタクトピンと、このコンタクトピンを用いた電気部品用ソケットとに関する。
従来、半導体装置(以下、ICパッケージ)等の精密な電気部品と配線基板とを接続する電気部品用ソケットに用いられるコンタクトピンとして、長手方向両端に接触部が設けられ、両接触部間が筒状部により短絡されると共に、筒状部に収容されたコイルスプリングにより両接触部が互いに離間する方向に付勢された構成を有するものが知られている。
このようなコンタクトピンでは、一方の接触部が電気部品の端子に、また、他方の接触部が配線基板の電極に、それぞれコイルスプリングの付勢力により得られる接圧で接触されることで、筒状部を経由して配線基板の電極と電気部品の端子とが電気的に接続されるようになっている。
精密な用途に用いるものではないが、長手方向両端の接触部が筒状部により短絡されると共に筒状部に収容されたコイルスプリングにより互いに離間する方向に付勢されたコネクタが、下記特許文献1に提案されている。
このコネクタでは、一方の接触部材の挿入部と筒状部との間の接触状態が変化すると電気抵抗が変化して好ましくないため、コイルスプリングが当接する一方の接触部材の挿入部の端面を傾斜面にし、この傾斜面をコイルスプリングにより長手方向に沿う軸線方向に付勢することで、挿入部を軸線方向に付勢すると同時に、その分力で軸線に対して交差方向に付勢して挿入部と筒状部の間の接圧を確保している。
ここでは、コイルスプリングを太鼓状に形成して端部を小径にすることで、コイルスプリングの端部が挿入部の傾斜面に沿って歪み変形して、端部の線材が挿入部と筒状部との間の間隙に食い込むことを防止している。
特許第3195295号公報
しかしながら、このようなコネクタでは、コイルスプリングが太鼓状に形成されている上に、コイルスプリングの端部が挿入部の傾斜面に圧接された状態では、端部側でコイルスプリングを構成する線材が傾斜面に沿って歪み変形したり、座屈を生じるため、所期の付勢力を精度よく得難い。その結果、挿入部と筒状部との間の所期の接圧や、配線基板の電極或いは電気部品の端子と各接触部との間の所期の接圧を得にくく、コンタクトピンの抵抗値や各接触部における抵抗値にばらつきが生じ易いという問題点があった。
そこで、この発明では、このような構成のコンタクトピンにおいて、コンタクトピンの抵抗値を安定して低く抑えることができると共に、各接触部における抵抗値を安定して低く抑えることが可能なコンタクトピンを提供し、また、より信頼性の高い電気部品用ソケットを提供することを課題とする。
上記課題を解決する請求項1に記載のコンタクトピンは、先端に第1の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第1の接触部材と、先端に第2の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第2の接触部材とが長手方向に沿って配置され、前記両接触部材の間に該両接触部材を離間させる方向に付勢するコイルスプリングを配設し、前記第1の接触部材と、前記第2の接触部材と、前記コイルスプリングが納められる円筒状の導電壁を有する収納部とを備えるコンタクトピンにおいて、前記コイルスプリングは、線材が前記長手方向に沿う軸線との直交面に対して略一定の傾斜角で巻回された通常巻部と、その両端に該通常巻部と同じ内径で前記線材が密着して巻回された密着巻部と、その両端から突出して前記通常巻部と同じ内径で該通常巻部の前記傾斜角よりも大きな傾斜角で巻かれて前記通常巻部側に弾性的に傾倒可能な端部巻部とを有し、該端部巻部は両端同士で互いに逆傾斜となるように突出しており、前記両接触部材の少なくとも一方には、前記コイルスプリングとの当接部に略円錐状に突出した傾斜面を備え、かつ、前記傾斜面から突出して前記コイルスプリングの前記密着巻部の中空部内に挿入可能な円柱形状の突起部を備え、前記端部巻部が前記傾斜面の一部に当接することで、前記コイルスプリングの付勢力により、前記接触部材に対して前記軸線方向に沿う方向の力と前記軸線方向と略直交する方向の分力とが作用するように構成されたことを特徴とする。
請求項2に記載のコンタクトピンは、先端に第1の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第1の接触部材と、先端に第2の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第2の接触部材とが長手方向に沿って配置され、前記一方の接触部材には、前記他方の接触部材側に延びる筒状部が形成されると共に、該他方の接触部材が前記筒状部内に収容されて該筒状部の内面に摺接する挿入部を有し、前記両接触部材が前記筒状部内に収容されたコイルスプリングにより前記両接触部を互いに離間させる方向に付勢されたコンタクトピンにおいて、前記コイルスプリングは、線材が前記長手方向に沿う軸線との直交面に対して略一定の傾斜角で巻回された通常巻部と、その両端に該通常巻部と同じ内径で前記線材が密着して巻回された密着巻部と、その両端から突出して前記通常巻部と同じ内径で該通常巻部の前記傾斜角よりも大きな傾斜角で巻かれて前記通常巻部側に弾性的に傾倒可能な端部巻部とを有し、該端部巻部は両端同士で互いに逆傾斜となるように突出しており、前記挿入部には、前記長手方向に沿う軸線を中心とした略円錐状に突出した傾斜面を備え、かつ、前記傾斜面から突出して前記コイルスプリングの前記密着巻部の中空部内に挿入可能な円柱形状の突起部を備え、前記端部巻部が前記傾斜面の一部に当接することで、前記コイルスプリングの付勢力により、前記挿入部に対して前記軸線方向に沿う方向の力と前記軸線方向と略直交する方向の分力とが作用するように構成されたことを特徴とする。
請求項3に記載のコンタクトピンは、先端に第1の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第1の接触部材と、先端に第2の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第2の接触部材とを長手方向に沿って配置され、前記両接触部材が上下動自在に挿入される筒状部を備え、前記両接触部材が前記筒状部内に収容されて該筒状部の内面に摺接する挿入部をそれぞれ有し、前記両接触部材が前記筒状部内に収容されたコイルスプリングにより前記両接触部を互いに離間させる方向に付勢されたコンタクトピンにおいて、前記コイルスプリングは、線材が前記長手方向に沿う軸線との直交面に対して略一定の傾斜角で巻回された通常巻部と、その両端に該通常巻部と同じ内径で前記線材が密着して巻回された密着巻部と、その両端から突出して前記通常巻部と同じ内径で該通常巻部の前記傾斜角よりも大きな傾斜角で巻かれて前記通常巻部側に弾性的に傾倒可能な端部巻部とを備え、該端部巻部は両端同士で互いに逆傾斜となるように突出しており、前記各挿入部には、前記長手方向に沿う軸線を中心とした略円錐状に突出した傾斜面を備え、かつ、前記傾斜面から突出して前記コイルスプリングの前記密着巻部の中空部内に挿入可能な円柱形状の突起部を備え、前記端部巻部が前記傾斜面の一部に当接することで、前記コイルスプリングの付勢力により、前記各挿入部に対して前記軸線方向に沿う方向の力と前記軸線方向と略直交する方向の分力とが作用するように構成されたことを特徴とする。
請求項に記載の電気部品用ソケットは、配線基板上に配置されるソケット本体を有し、該ソケット本体に請求項1乃至の何れか一つに記載のコンタクトピンが複数配設されていることを特徴とする。
請求項1に記載のコンタクトピンによれば、コイルスプリングの端部巻部が近接する接触部材側に突出し、この端部巻部が接触部材の当接部の傾斜面の一部に当接して、コイルスプリングの付勢力で接触部材を付勢するので、接触部材を確実に軸線方向及び軸線に対して直交する方向に付勢することができる。
請求項2又は3に記載のコンタクトピンによれば、コイルスプリングの端部巻部が近接する挿入部側に突出し、この端部巻部が筒状部内に収容された挿入部の傾斜面の一部に当接して、コイルスプリングの付勢力で挿入部を付勢するので、挿入部を確実に軸線方向及び軸線に対して直交する方向に付勢することができる。
その際、挿入部の傾斜面が略円錐状に突出しているので、傾斜面の突出側がコイルスプリングの端部巻部或いは端部巻部及び中空部に挿入されてコイルスプリングの端部側を係止することができ、位置ずれを防止することが可能である。その結果、コイルスプリングの端部側の歪み変形や座屈を防止することができ、挿入部と筒状部とを所定の接圧で接触させてコンタクトピンの抵抗値を安定して低く抑えることができると共に、配線基板の電極或いは電気部品の端子と各接触部とを所定の接圧で接触させて各接触部における抵抗値を安定して低く抑えることができる。
また、請求項1乃至3に記載のコンタクトピンによれば傾斜面から突出してコイルスプリングの中空部内に挿入可能な突起部を備えているので、コイルスプリングの端部側の位置ずれをより確実に防止することができる。
また、請求項1乃至3に記載のコンタクトピンによれば、コイルスプリングが密着巻部から端部巻部が突出した形状を有しているので、コンタクトピンに装着前のコイルスプリングの端部が他のコイルスプリングに絡み込むことがなくて取扱いが容易である。
請求項に記載の電気部品用ソケットによれば、各コンタクトピンを構成する互いに摺接された挿入部と筒状部との間を所定の接圧で接触させることができると共に、配線基板の電極或いは電気部品の端子と各接触部とを所定の接圧で接触させることができるので、配線基板の電極と電気部品の端子との間の抵抗値を安定して低く抑えることができ、信頼性の高い電気部品用ソケットを得ることができる。
[実施の形態1]
以下、図面を用いて実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図5には、この発明の実施の形態1を示している。
図において、符号10は電気部品用ソケットとしてのICソケットであり、図1及び図2に示すように、配線基板11上に固定され、上部に電気部品としてのICパッケージ13が装着されて、配線基板11の電極12とICパッケージ13の端子としての半田ボール14とを電気的に接続させるように構成されており、例えばICパッケージ13の試験装置などに用いられるものである。
このICソケット10は、アダプター部材15及びこのアダプター部材15に固定されたベース部材17からなるソケット本体19と、このソケット本体19にマトリックス状に配置されて、ソケット本体19を縦方向に貫通して配設された多数のコンタクトピン21とを備えている。ソケット本体19はアダプター部材15とベース部材17とが固定螺子16により固定された状態で、位置決めピン18により配線基板11上に位置決めされている。なお、ベース部材17上にはICパッケージ13を載置して上下動可能なフローティングプレートが設けられているが、図1及び図2では図示が省略されている。
この実施の形態では、ICパッケージ13の半田ボール14の配置ピッチと、半田ボール14に電気的に接続される配線基板11の電極12の配置ピッチとは同一となっており、コンタクトピン21の配置ピッチはこれらの配置ピッチと同一となっている。そのため、各コンタクトピン21は直径が0.5mm以下の極めて細い外形を有している。
各コンタクトピン21は、図3(a)、(b)に示すように、長手方向の軸線Lに沿って、先端に配線基板11の電極12と電気的に接触する接触部23aを有する第1の接触部材としての第1プランジャ23と、先端にICパッケージ13の半田ボール14と電気的に接触する接触部25aを有する第2の接触部材としての第2プランジャ25と、第1プランジャ23と第2プランジャ25とを軸線Lに沿って互いに離間する方向に付勢するコイルスプリング27とを備えている。
第1プランジャ23は、図3(a)、(b)に示されるように、先端に接触部23aを有する略円筒状の突出部23bと、この突出部23bと一体に形成されて第2プランジャ25側に延び、突出部23bの外形より大きい外形を有し、略円筒状の導電壁を有する収容部である筒状部23cとを有している。筒状部23cは、内部にコイルスプリング27が収容されており、接触部23a側の端部には縮径して段差状に形成されたコイルスプリング27の支持部23eを有している。
この第1プランジャ23は、突出部23bはアダプター部材15の貫通孔15aに摺動可能に挿通されており、筒状部23cの段差部23dがアダプター部材15の上面に当接することにより、下方への脱落が防止されるようになっている。その当接状態では、図3(a)に示されるように、接触部23aがアダプター部材15より下方へ突出した状態となる。また、第1プランジャ23の筒状部23cの開口端部側はベース部材17の貫通孔17aに摺動可能に挿入されている。
第2プランジャ25は、図3(a)、(b)に示されるように、先端に接触部25aを有する略円柱状の突出部25bと、第1プランジャ23の筒状部23c内に摺動可能に接触した状態で収容された略円柱状の挿入部25cと、突出部25bと挿入部25cとの間に設けられ、突出部25bの外形より大きく、第1プランジャ23の筒状部23cと略同一の外形を有するストッパ部25dとを一体に有している。
この第2プランジャ25では、挿入部25c及びストッパ部25dはベース部材17の貫通孔17a内に移動可能に収容されており、ストッパ部25dが貫通孔17a内の段差縮径部17bに当接することにより、ICパッケージ13側となる外側への移動が規制されている。接触部25aは、ベース部材17から突出し、ICパッケージ13の半田ボール14を収容可能なフローティングプレート20の貫通孔20a内に収容されている。
また、第2プランジャ25の挿入部25cの第1プランジャ23側の端部には、コイルスプリング27の上端部を当接して係止する当接部としての受け部29が一体に設けられている。受け部29は、軸線Lに対して略直交方向に配置される周縁29aから第1プランジャ23側の接触部23a側に突出して形成されており、周縁29aから軸線Lを中心とした略円錐状の傾斜面29bと、傾斜面29bから更に接触部23a側に突出する突起部としての円柱部29cとからなっている。
コイルスプリング27は、図4に示すように、一本の線材31aが軸線Lとの直交面に対して略一定の傾斜角でコイル状に巻回された通常巻部31nの両端側に、線材31aが密着して巻回されて密着巻部31bが形成され、この密着巻部31bから端部巻部33a、33bが、それぞれ近接する受け部29又は支持部23e側に突出するように形成されている。
端部巻部33a、33bは、密着巻部31bから連続して環状に形成されており、その環状部分の内径が、密着巻部31bを含むコイルスプリング27の中空部31eと同一となっている。また、この端部巻部33a、33bは、軸線Lとの直交面に対して斜めに傾斜し、密着巻部31b側に弾性的に傾倒可能となっている。なお、端部巻部33aでは、通常巻部31nの傾斜角より大きな傾斜角で線材31aが巻かれて突出しており、端部巻部33bは端部巻部33aと逆傾斜となるように突出している。
このコイルスプリング27の受け部29側では、図5に示されるように、コンタクトピン21がソケット本体19に装着された状態で、端部巻部33aが傾斜面29bの一部に当接しており、端部巻部33aの環状部分の内径及び中空部31eに受け部29の先端側、即ち、傾斜面29bの縮径側及び円柱部29cが挿入されている。ここでは、端部巻部33a環状部分の内径と円柱部29cの外径との差が、環状部分の外径と筒状部23cの内径との差より小さい必要があり、好ましくは、端部巻部33aの環状部分の内径と円柱部29cの外径との差ができるだけ小さく嵌合可能とするのが好適である。
このような構成のコンタクトピン21を備えたICソケット10を使用するには、多数のコンタクトピン21をそれぞれソケット本体19に装着し、図3(a)に示されるように、第1プランジャ23の接触部23aを下方に突出させると共に、第2プランジャ25の接触部25aをフローティングプレート20の貫通孔20aに臨ませた状態で配置する。
このICソケット10を配線基板11に位置決め固定し、第1プランジャ23の接触部23aを配線基板11の電極12に接触させる。その後、ICパッケージ13をフローティングプレート20に載置して、半田ボール14を貫通孔20aに収容する。その状態でフローティングプレート20を下降させると、半田ボール14に第2プランジャ25の接触部25aが接触し、更に、下降させると、図3(b)に示されるように、第1プランジャ23の筒状部23c内でコイルスプリング27が第2プランジャ25の挿入部25cにより圧縮される。このとき、図5に示されるように、端部巻部33aは、弾性的に傾倒されるが、環状部分の全周囲が円錐形状の傾斜面29bに当接されることはなく、端部巻部33aの一部で傾斜面29bの一部に当接した状態となっている。
これにより、傾斜面29bがコイルスプリング27の付勢力P1で押圧される。すると、その軸線L方向に沿う方向の分力P2が、端部巻部33aから第2プランジャ25の挿入部25cに作用して、第2プランジャ25が軸線Lに沿う方向に付勢される。その結果、第2プランジャ25の接触部25aが所定の接圧で半田ボール14に接触する。
同時に、コイルスプリング27の付勢力P1の軸線に対して直交する方向の分力P3が端部巻部33aから第2プランジャ25の挿入部25cに作用して、この挿入部25cが筒状部23cの内面に向けて付勢される。その結果、挿入部25cと筒状部23cの内面とが導通可能な所定の接圧で接触する。
なお、このとき、第1プランジャ23においても、コイルスプリング27の端部巻部33aにより、筒状部23cの支持部23eが付勢され、第1プランジャ23の接触部23aも配線基板11の電極12に所定の接圧で接触する。
そして、このように第2プランジャ25の挿入部25cを筒状部23c側に付勢しつつ、第1プランジャ23の接触部23aと第2プランジャ25の接触部25aとを互いに離間する方向に付勢し、配線基板11の電極12とICパッケージ13の半田ボール14に接触させた状態で、ICパッケージ13の検査等を実施することができる。
以上のようなコンタクトピン21によれば、コイルスプリング27の端部巻部33aが近接する第2プランジャ25の挿入部25c側に突出し、この端部巻部33aが第1プランジャ23の筒状部23c内に収容された挿入部25cの傾斜面29bの一部に当接して、コイルスプリング27の付勢力で挿入部25cを付勢するので、挿入部25cを確実に軸線L方向及び軸線Lに対して直交する方向に付勢することができる。
その際、挿入部25cの傾斜面29bが略円錐状に突出しているので、傾斜面29bの突出側がコイルスプリング27の端部巻部33及び中空部31eに挿入されてコイルスプリング27の端部側を係止することができ、コイルスプリング27の端部巻部33が受け部29の傾斜面29bの一部に当接して付勢していても、コイルスプリング27の端部側が軸線Lに対して交差する方向に位置ずれを生じることを防止することが可能である。
特に、傾斜面29bから突出してコイルスプリング27の中空部31e内に挿入可能な円柱部29cを備えているので、コイルスプリング27の端部側の位置ずれをより確実に防止することができる。
その結果、コイルスプリング27の端部側の歪み変形や座屈を防止することができ、挿入部25cと筒状部23cとを所定の接圧で接触させてコンタクトピンの抵抗値を安定して低く抑えることができる、同時に、配線基板11の電極12或いはICパッケージ13の半田ボール14と各接触部23a、25aとを所定の接圧で接触させて各接触部23a、25aにおける抵抗値を安定して低く抑えることができる。
また、コイルスプリング27が密着巻部31bから端部巻部33が突出した形状を有しているので、コンタクトピン21に装着前のコイルスプリング27の端部が他のコイルスプリング27に絡み込むことがなくて取扱いが容易である。しかも、コイルスプリング27の端部側が変形し難く、端部側の歪み変形や座屈をより確実に防止することができる。
そして、このようなコンタクトピン21を用いたICソケット10によれば、各コンタクトピン21が挿入部25cと筒状部23cとの間を所定の接圧で接触させることができると共に、配線基板11の電極12或いはICパッケージの半田ボール14と各接触部23a、25aとを所定の接圧で接触させることができるので、配線基板11の電極12とICパッケージの半田ボール14との間の抵抗値を安定して低く抑えることができ、その結果、信頼性の高いICソケットを得ることができる。
なお、上記実施の形態は、この発明の範囲内において適宜変更可能であり、例えば、上記実施の形態では、第1プランジャ23に筒状部23cを設け、第2プランジャ25に挿入部25cを設けたが、第1プランジャ23に挿入部を設け、第2プランジャ25に筒状部を設けることも可能である。
図6には、この発明の実施の形態2のコンタクトピンを示している。
この実施の形態2のコンタクトピン41では、実施の形態1の第1プランジャ23及びその筒状部23c並びに第2プランジャ25の代りに、軸線L方向両端に配置された一対の第3プランジャ45と、この第3プランジャ45間に連続する筒状部材43とを用いる他は、実施の形態1と同様の構成を有している。
第3プランジャ45は、配線基板11の電極12又はICパッケージ13の半田ボール14と接触する円錐形状の接触部45aが設けられた突出部45bと、突出部45bより太い挿入部45cとを備えている。挿入部45cは筒状部材43内に摺動可能に接触した状態で収容されており、筒状部材43の両端部に形成された係止部43bにより各第3プランジャ45の突出方向の移動がそれぞれ規制されている。
また、各第3プランジャ45の挿入部45cの端部には、コイルスプリング27を係止する受け部49が一体に設けられている。受け部49は、軸線Lに対して略直交方向に配置される周縁49aから突出して形成されており、周縁29aから軸線Lを中心とした円錐形状を有し、表面が傾斜面49bとなっている。
この受け部49では、コンタクトピン21がソケット本体19に装着された状態で、傾斜面49bにコイルスプリング27の端部巻部33a、33bが傾斜面49bの一部に当接しており、端部巻部33a、33bの環状部分の内径に受け部49の先端側が挿入されている。
このような構成のコンタクトピン21では、各第3プランジャ45の挿入部45cが、その受け部49で実施の形態1と同様にコイルスプリング27により付勢されている。即ち、コイルスプリング27の端部巻部33a、33bにより傾斜面49bが押圧され、各挿入部45cが軸線L方向及び軸線Lと交差する方向に付勢されている。
以上のようなコンタクトピンによれば、各第3プランジャ毎に挿入部45cの傾斜面49bの突出側がコイルスプリング27の端部巻部33a、33bに挿入され、実施の形態1と同様に、コイルスプリング27の端部側が軸線Lに対して交差する方向に位置ずれを生じることを防止できる。その結果、コイルスプリング27の端部側の歪み変形や座屈を防止して、挿入部45cと筒状部材43とを所定の接圧で接触させ、同時に、配線基板11の電極12或いはICパッケージ13の半田ボール14と各接触部45aとを所定の接圧で接触させることが可能である。
この発明の実施の形態1のICソケットの平面図である。 図1のICソケットの一部を断面で示す側面図である。 図1のICソケットのコンタクトピンの拡大縦断面図であり、(a)はICパッケージを装着しない状態を示し、(b)はICパッケージを装着した状態を示す。 図3のコンタクトピンのコイルスプリングを示し、(a)は縦断面図、(b)は一方の端部の平面図である。 図3のコンタクトピンのコイルスプリングとその受け部近傍を示す拡大図である。 この発明の実施の形態2のコンタクトピンを示す縦断面図である。
符号の説明
10 ICソケット(電気部品用ソケット)
11 配線基板
12 電極
13 ICパッケージ(電気部品)
14 半田ボール(端子)
19 ソケット本体
21 コンタクトピン
23 第1プランジャ(第1の接触部材)
23a 接触部
23c 筒状部
25 第2プランジャ(第2の接触部材)
25a 接触部
25c 挿入部
27 コイルスプリング
29 受け部
29b 傾斜面
31a 線材
31b 密着巻部
33a、33b 端部巻部

Claims (4)

  1. 先端に第1の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第1の接触部材と、先端に第2の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第2の接触部材とが長手方向に沿って配置され、前記両接触部材の間に該両接触部材を離間させる方向に付勢するコイルスプリングを配設し、前記第1の接触部材と、前記第2の接触部材と、前記コイルスプリングが納められる円筒状の導電壁を有する収納部とを備えるコンタクトピンにおいて、
    前記コイルスプリングは、線材が前記長手方向に沿う軸線との直交面に対して略一定の傾斜角で巻回された通常巻部と、その両端に該通常巻部と同じ内径で前記線材が密着して巻回された密着巻部と、その両端から突出して前記通常巻部と同じ内径で該通常巻部の前記傾斜角よりも大きな傾斜角で巻かれて前記通常巻部側に弾性的に傾倒可能な端部巻部とを有し、該端部巻部は両端同士で互いに逆傾斜となるように突出しており、
    前記両接触部材の少なくとも一方には、前記コイルスプリングとの当接部に略円錐状に突出した傾斜面を備え、かつ、前記傾斜面から突出して前記コイルスプリングの前記密着巻部の中空部内に挿入可能な円柱形状の突起部を備え、
    前記端部巻部が前記傾斜面の一部に当接することで、前記コイルスプリングの付勢力により、前記接触部材に対して前記軸線方向に沿う方向の力と前記軸線方向と略直交する方向の分力とが作用するように構成されたことを特徴とするコンタクトピン。
  2. 先端に第1の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第1の接触部材と、先端に第2の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第2の接触部材とが長手方向に沿って配置され、前記一方の接触部材には、前記他方の接触部材側に延びる筒状部が形成されると共に、該他方の接触部材が前記筒状部内に収容されて該筒状部の内面に摺接する挿入部を有し、前記両接触部材が前記筒状部内に収容されたコイルスプリングにより前記両接触部を互いに離間させる方向に付勢されたコンタクトピンにおいて、
    前記コイルスプリングは、線材が前記長手方向に沿う軸線との直交面に対して略一定の傾斜角で巻回された通常巻部と、その両端に該通常巻部と同じ内径で前記線材が密着して巻回された密着巻部と、その両端から突出して前記通常巻部と同じ内径で該通常巻部の前記傾斜角よりも大きな傾斜角で巻かれて前記通常巻部側に弾性的に傾倒可能な端部巻部とを有し、該端部巻部は両端同士で互いに逆傾斜となるように突出しており、
    前記挿入部には、前記長手方向に沿う軸線を中心とした略円錐状に突出した傾斜面を備え、かつ、前記傾斜面から突出して前記コイルスプリングの前記密着巻部の中空部内に挿入可能な円柱形状の突起部を備え、
    前記端部巻部が前記傾斜面の一部に当接することで、前記コイルスプリングの付勢力により、前記挿入部に対して前記軸線方向に沿う方向の力と前記軸線方向と略直交する方向の分力とが作用するように構成されたことを特徴とするコンタクトピン。
  3. 先端に第1の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第1の接触部材と、先端に第2の電気部品と電気的に接触する接触部を有する第2の接触部材とを長手方向に沿って配置され、前記両接触部材が上下動自在に挿入される筒状部を備え、前記両接触部材が前記筒状部内に収容されて該筒状部の内面に摺接する挿入部をそれぞれ有し、前記両接触部材が前記筒状部内に収容されたコイルスプリングにより前記両接触部を互いに離間させる方向に付勢されたコンタクトピンにおいて、
    前記コイルスプリングは、線材が前記長手方向に沿う軸線との直交面に対して略一定の傾斜角で巻回された通常巻部と、その両端に該通常巻部と同じ内径で前記線材が密着して巻回された密着巻部と、その両端から突出して前記通常巻部と同じ内径で該通常巻部の前記傾斜角よりも大きな傾斜角で巻かれて前記通常巻部側に弾性的に傾倒可能な端部巻部とを備え、該端部巻部は両端同士で互いに逆傾斜となるように突出しており、
    前記各挿入部には、前記長手方向に沿う軸線を中心とした略円錐状に突出した傾斜面を備え、かつ、前記傾斜面から突出して前記コイルスプリングの前記密着巻部の中空部内に挿入可能な円柱形状の突起部を備え、
    前記端部巻部が前記傾斜面の一部に当接することで、前記コイルスプリングの付勢力により、前記各挿入部に対して前記軸線方向に沿う方向の力と前記軸線方向と略直交する方向の分力とが作用するように構成されたことを特徴とするコンタクトピン。
  4. 配線基板上に配置されるソケット本体を有し、該ソケット本体に請求項1乃至3の何れか一つに記載のコンタクトピンが複数配設されていることを特徴とする電気部品用ソケット。
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