JP5480372B2 - 不揮発性メモリ装置内におけるバイナリ形式で記憶されたデータの多状態形式への折り畳み - Google Patents

不揮発性メモリ装置内におけるバイナリ形式で記憶されたデータの多状態形式への折り畳み Download PDF

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Description

本発明は、一般的に、電気的に消去可能でプログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)およびフラッシュEEPROMのような不揮発性半導体メモリに関し、特に、このようなメモリ装置上でデータをバイナリ形式から多状態形式へ書き換える技術に関する。
電荷の不揮発性記憶が可能であって、特に、小形形状のファクタカードとしてパッケージ化されたEEPROMおよびフラッシュEEPROMの形態をとる固体メモリは、近年、様々なモバイルおよびハンドヘルド装置、特に、情報機器および家庭用電化製品において選択される記憶装置になった。固体メモリでもあるRAM(ランダムアクセスメモリ)とは異なって、フラッシュメモリは不揮発性であって、電源がオフに転換された後でも、記憶されたデータを保存する。高い費用にもかかわらず、フラッシュメモリは、大容量記憶用途においてますます用いられてきている。ハードドライブおよびフロッピー(登録商標)ディスクのような回転磁気媒体に基づく従来の大容量記憶装置は、モバイルおよびハンドヘルド環境に不適切である。その理由は、巨大になりがちなディスクドライブが、機械的に故障する傾向にあり、高遅延および大電力要件を有するためである。これらの所望されていない属性は、大部分のモバイルおよび携帯用途において、ディスクに基づく記憶装置を非実用的なものにする。その一方で、埋め込まれたフラッシュメモリと、取り外し可能なカードの形態をとるフラッシュメモリとの双方は、小形、低電力消費量、高速および高信頼性の特徴によってモバイルおよびハンドヘルド環境に理想的に適する。
EEPROMおよび電気的にプログラム可能な読み出し専用メモリ(EPROM)は、消去することができ、新たなデータをメモリセルに書き込む、または「プログラムする」ことができる不揮発性メモリである。双方とも、電界効果トランジスタ構造においてソース領域とドレイン領域との間にある半導体基板内のチャネル領域上に配置された導電性フローティング(非結合)ゲートを用いる。フローティングゲート上には、コントロールゲートが設けられている。トランジスタのしきい値電圧特性は、フローティングゲート上に保存されている電荷の量によって制御される。すなわち、フローティングゲート上の所定の電荷レベルに対して、対応する電圧(しきい値)が存在し、ソース領域とドレイン領域との間で導通を可能にするためにトランジスタが「オン」に転換される前に、この対応する電圧をコントロールゲートに印加する必要がある。
フローティングゲートは電荷の範囲を保持することができ、従って、フローティングゲートをしきい値電圧ウィンドウ内の任意のしきい値電圧レベルにプログラムすることができる。しきい値電圧ウィンドウの大きさは、フローティングゲート上にプログラムできる電荷の範囲に対応する装置の最小および最大しきい値レベルによって区切られている。一般的に、しきい値ウィンドウは、メモリ装置の特性、動作条件および経歴に依存する。原則として、ウィンドウ内の各々異なる分解可能なしきい値電圧レベル範囲を用いて、セルの限定されたメモリ状態を指定することができる。
メモリセルとして作用するトランジスタは、一般的に、2つの機構のうちの1つによって「プログラムされた」状態にプログラムされる。「ホットエレクトロン注入」では、ドレインに加えられた高電圧は、基板のチャネル領域にわたって電子を加速する。これと同時に、コントロールゲートに印加された高電圧は、薄肉ゲート誘電体を介してホットエレクトロンをフローティングゲートに引き込む。「トンネル注入」では、高電圧はコントロールゲートへ基板に対して印加される。このように、電子は基板から、介在するフローティングゲートへ引き込まれる。
メモリ装置を多数の機構によって消去することができる。EPROMの場合、フローティングゲートから紫外放射により電荷を取り除くことによってメモリは一括消去可能である。EEPROMの場合、基板へコントロールゲートに対して高電圧を印加し、これによって、薄肉酸化物をトンネルして基板のチャネル領域へフローティングゲート内の電子を誘導すること(すなわち、ファウラー−ノルドハイムトンネル現象)によってメモリセルは電気的に消去可能である。一般的に、EEPROMはバイトごとに消去可能である。フラッシュEEPROMの場合、メモリは、一斉にすべてのブロックまたは1回に1つ以上のブロックを電気的に消去可能である。ブロックは、512バイト以上のメモリで構成することができる。
不揮発性メモリセルの例
一般的に、メモリ装置は、カード上に装着することができる1つ以上のメモリチップを備える。各メモリチップは、復号器、消去回路、書き込み回路および読み出し回路のような周辺回路によって支援されたメモリセルのアレイを備える。より精巧なメモリ装置は、知的かつ高水準のメモリ動作およびインターフェイスを実行するコントローラをも備える。今日、用いられている不揮発性固体メモリ装置が数多く商業的に成功している。これらのメモリ装置は異なる種類のメモリセルを用いることができ、各々の種類は1つ以上の電荷記憶素子を有する。
図1A〜1Eには、不揮発性メモリセルの異なる例を線図的に示す。
図1Aには、電荷を記憶するフローティングゲートを有するEEPROMセルの形態をとる不揮発性メモリを線図的に示す。電気的に消去可能でプログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)はEPROMに類似の構造を有するが、適切な電圧が印加されると、UV放射にさらす必要なしにフローティングゲートから電荷を電気的に取り込みかつ取り除く機構をさらに備える。このようなセルおよびその製造方法の例が、米国特許第5,595,924号(特許文献1)に示されている。
図1Bには、選択ゲートと、コントロールまたはステアリングゲートとの双方を有するフラッシュEEPROMセルを線図的に示す。メモリセル10は、ソース拡散領域14とドレイン拡散領域16との間に「分割チャネル」12を有する。セルは、直列になっている2つのトランジスタT1,T2で効果的に形成されている。T1は、フローティングゲート20およびコントロールゲート30を有するメモリトランジスタとして作用する。フローティングゲートは、選択可能な量の電荷を記憶することができる。チャネルのT1部分を流れることができる電流の量は、コントロールゲート30上の電圧と、介在するフローティングゲート20に存在する電荷の量とに依存する。T2は、選択ゲート40を有する選択トランジスタとして作用する。選択ゲート40の電圧によってT2がオンに転換されると、これによって、チャネルのT1部分の電流がソースとドレインとの間を通過することができる。選択トランジスタは、コントロールゲートの電圧と独立してソース−ドレインチャネルと一緒にスイッチを構成する。1つの利点は、フローティングゲートの(正の)電荷空乏によってゼロのコントロールゲート電圧でも依然として導通しているこれらのセルをオフに転換するのに用いることができるということである。他の利点は、ソース側注入プログラミングを容易に実施できるということである。
分割チャネルメモリセルの簡単な一実施形態は、図1Bに示す破線によって線図的に示されているように同一のワード線に選択ゲートおよびコントロールゲートが接続されている場合である。これは、チャネルの一部にわたって配置された電荷記憶素子(フローティングゲート)と、他のチャネル部分および電荷記憶素子にわたって配置された(ワード線の一部である)コントロールゲート構造とを有することによって達成される。これによって、直列になっている2つのトランジスタでセルを効果的に形成し、一方(メモリトランジスタ)が電荷記憶素子上の電荷の量とワード線上の電圧との組み合わせを用いて、チャネルの対応部分を流れることができる電流の量を制御し、他方(選択トランジスタ)がゲートとして作用するワード線のみを有する。このようなセル、メモリシステムでの使用およびその製造方法の例が、米国特許第5,070,032号(特許文献2)、第5,095,344号(特許文献3)、第5,315,541号(特許文献4)、第5,343,063号(特許文献5)、および第5,661,053号(特許文献6)に示されている。
図1Bに示す分割チャネルセルのさらなる精密な実施形態は、選択ゲートおよびコントロールゲートが独立し、それらの間の破線によって接続されていない場合である。1つの実施例は、ワード線に対して垂直にある制御(またはステアリング)線に接続されたセルのアレイ内に一列のコントロールゲートを有する。その効果は、選択されたセルを読み出し、またはプログラムする場合に同時に2つの機能を実行する必要があることからワード線を開放するということである。これらの2つの機能は、(1)選択トランジスタのゲートとして作用することであって、従って、選択トランジスタをオンおよびオフに転換するのに適切な電圧を必要とし、(2)ワード線と電荷記憶素子との間の電界(容量性)結合を介して電荷記憶素子の電圧を所望のレベルに駆動することである。これらの機能の双方を単一電圧で最適に実行することは困難であることが多い。コントロールゲートおよび選択ゲートに別個の制御を用いると、ワード線は、機能(1)を実行するだけで足り、その一方で、追加の制御線は機能(2)を実行する。この能力によって、プログラミング電圧が対象のデータに適合された高性能なプログラミング設計を可能にする。フラッシュEEPROMアレイでの独立したコントロール(またはステアリング)ゲートの使用が、例えば、米国特許第5,313,421号(特許文献7)、および第6,222,762号(特許文献8)に記載されている。
図1Cには、2重フローティングゲートと、独立した選択ゲートおよびコントロールゲートとを有する別のフラッシュEEPROMセルを線図的に示す。直列になっている3つのトランジスタを効果的に有すること以外、メモリセル10'は、図1Bのメモリセルに類似する。この種のセルでは、2つの記憶素子(すなわち、T1左側およびT1右側の記憶素子)は、それらの間に選択トランジスタT2を有するソース拡散領域とドレイン拡散領域との間のチャネル上に含まれる。メモリトランジスタはそれぞれフローティングゲート20’,20”およびコントロールゲート30’,30”を有する。選択トランジスタT2は選択ゲート40’によって制御される。どの時点においても、一対のメモリトランジスタの一方のみが、読み出しまたは書き込みのためにアクセスされる。記憶ユニットT1左側がアクセスされる場合、T2およびT1右側の双方はオンに転換されて、チャネルのT1左側部分の電流をソースとドレインとの間に流すことができる。これと同様に、記憶ユニットT1右側がアクセスされる場合、T2およびT1左側はオンに転換される。フローティングゲートに接近して選択ゲートポリシリコンの一部を有し、フローティングゲート内に記憶された電子が選択ゲートポリシリコンをトンネルすることができるのに充分な正の電圧(例えば、20V)を選択ゲートに印加することによって消去は達成される。
図1Dには、NANDセルに編成されたメモリセルのストリングを線図的に示す。NANDセル50は、ソースおよびドレインによってデイジーチェーンに構成された一連のメモリトランジスタM1,M2・・・Mn(n=4,8,16またはそれ以上)から成る。一対の選択トランジスタS1,S2は、NANDセルのソース端子54およびドレイン端子56を介する外部とのメモリトランジスタチェーン接続を制御する。メモリアレイでは、ソース選択トランジスタS1がオンに転換されると、ソース端子はソース線に結合される。これと同様に、ドレイン選択トランジスタS2がオンに転換されると、NANDセルのドレイン端子は、メモリアレイのビット線に結合される。チェーン内の各メモリトランジスタは、意図されたメモリ状態を表すために所定量の電荷を記憶する電荷記憶素子を有する。各メモリトランジスタのコントロールゲートは、読み出しおよび書き込み動作を制御する。各選択トランジスタS1,S2のコントロールゲートは、ソース端子54およびドレイン端子56をそれぞれ介してNANDセルへのアクセスを制御する。
NANDセル内のアドレス指定されたメモリトランジスタがプログラミング中に読み出されベリファイされる場合、コントロールゲートには適切な電圧が供給される。これと同時に、NANDセル50内の残りのアドレス指定されていないメモリトランジスタは、充分な電圧がコントロールゲートに印加されることによって完全にオンに転換される。このように、導通経路は、個々のメモリトランジスタのソースからNANDセルのソース端子54へ効果的に生成され、これと同様に、個々のメモリトランジスタのドレインからセルのドレイン端子56へ効果的に生成される。このようなNANDセル構造を有するメモリ装置が、米国特許第5,570,315号(特許文献9)、第5,903,495号(特許文献10)、および第6,046,935号(特許文献11)に記載されている。
図1Eには、電荷を記憶するため、誘電体層を有する不揮発性メモリを線図的に示す。前述した導電性フローティングゲート素子の代わりに、誘電体層が用いられる。誘電体記憶素子を用いるこのようなメモリ装置は、Eitan et al., "NROM: A Novel Localized Trapping, 2‐Bit Nonvolatile Memory Cell," IEEE Electron Device Letters, vol. 21, no. 11, November, 2000, pp. 543-545(非特許文献1)に記載されている。ONO誘電体層は、ソース拡散領域とドレイン拡散領域との間のチャネルにわたって延在する。1つのデータビットに対する電荷は、ドレインに隣接する誘電体層内に局限され、他のデータビットに対する電荷は、ソースに隣接する誘電体層内に局限される。例えば、米国特許第5,768,192号(特許文献12)および第6,011,725号(特許文献13)は、2つの二酸化ケイ素層間に挟まれた捕捉誘電体を有する不揮発性メモリセルを開示している。多状態データ記憶は、誘電体内の空間的に分離された電荷記憶領域の2値状態を別々に読み出すことによって実施される。
メモリアレイ
一般的に、メモリ装置は、行および列に配置され、ワード線およびビット線によってアドレス指定可能であるメモリセルの2次元アレイから成る。NOR形またはNAND形構造に従ってアレイを形成することができる。
NORアレイ
図2には、メモリセルのNORアレイの一例を示す。NOR形構造を有するメモリ装置は、図1Bまたは図1Cに示す種類のセルを用いて実施される。メモリセルの各行はソースおよびドレインによってデイジーチェーンに接続されている。この設計は、仮想接地設計と称されることがある。各メモリセル10はソース14、ドレイン16、コントロールゲート30および選択ゲート40を有する。行内のセルは、ワード線42に接続された選択ゲートを有する。列内のセルは、選択されたビット線34,36にそれぞれ接続されたソースおよびドレインを有する。メモリセルが、独立して制御されるコントロールゲートおよび選択ゲートを有する幾つかの実施形態では、ステアリング線36も列内のセルのコントロールゲートを接続する。
多くのフラッシュEEPROM装置は、互いに接続されたコントロールゲートおよび選択ゲートが各々に形成されたメモリセルを用いて実施される。この場合、ステアリング線およびワード線が各行に沿ってセルのすべてのコントロールゲートおよび選択ゲートを単に接続する必要はない。これらの設計の例は、米国特許第5,172,338号(特許文献14)および第5,418,752号(特許文献15)に開示されている。これらの設計では、ワード線は本質的に2つの機能、すなわち読み出しまたはプログラムするための行選択と行内のすべてのセルにコントロールゲート電圧を供給することとを実行する。
NANDアレイ
図3には、図1Dに示すようなメモリセルのNANDアレイの一例を示す。NANDセルの各列に沿って、ビット線は各NANDセルのドレイン端子56に結合されている。NANDセルの各行に沿って、ソース線はすべてのソース端子54を接続することができる。また、行に沿って延在するNANDセルのコントロールゲートは、一連の対応するワード線に接続されている。接続されたワード線を介してコントロールゲートに適切な電圧を用いて一対の選択トランジスタ(図1D参照)をオンに転換することによってNANDセルの行全体をアドレス指定することができる。NANDセルのチェーン内のメモリトランジスタが読み出されると、チェーンに流れる電流が、読み出されるセル内に記憶された電荷のレベルに本質的に依存するようにチェーン内の残りのメモリトランジスタは関連するワード線を介して確実にオンに転換される。NAND構造アレイおよびメモリシステムの一部としての動作の例が、米国特許第5,570,315号(特許文献9)、第5,774,397号(特許文献16)、および第6,046,935号(特許文献17)に記載されている。
ブロック消去
電荷記憶メモリ装置のプログラミング動作は、さらなる電荷を電荷記憶素子に追加することしかできない。従って、プログラミング動作より前に、電荷記憶素子内に存在する電荷を除去(または消去)する必要がある。メモリセルの1つ以上のブロックを消去する消去回路(図示せず)が設けられている。EEPROMのような不揮発性メモリは、セルのアレイ全部またはアレイのセルのかなりの部分が電気的に同時に(すなわち、一瞬に)消去される場合に「フラッシュ」EEPROMと称される。消去されると、次に、セルのこの部分を再プログラムすることができる。同時に消去できるセルのこの部分は、1つ以上のアドレス指定可能な消去単位を構成することができる。一般的に、消去単位またはブロックは1つ以上のページのデータを記憶し、ページはプログラミングおよび読み出しの単位であるが、単一の動作で2つ以上のページをプログラムまたは読み出すことができる。一般的に、各ページは1つ以上のセクタのデータを記憶し、セクタの大きさはホストシステムによって定義される。一例として、磁気ディスクドライブによって確立された規格に従う512バイトのユーザデータと、ユーザデータおよび/またはそれらが記憶されたブロックに関する幾らかのバイト数のオーバーヘッド情報とから成るセクタが挙げられる。
読み出し/書き込み回路
通常の2状態EEPROMセルでは、少なくとも1つの電流区切り点レベルは、導通ウィンドウを2つの領域に区画するように確立される。予め決定された一定の電圧を印加することによってセルが読み出される場合、ソース/ドレイン電流は、区切り点レベル(または、基準電流IREF )と比較することによってメモリ状態に分解される。電流読み出しが区切り点レベルの読み出しよりも高い場合、セルは一方の論理状態(例えば、「0」状態)にあると決定される。その一方で、電流が区切り点レベルの電流よりも少ない場合、セルは他方の論理状態(例えば、「1」状態)にあると決定される。従って、このような2状態セルは1ビットのデジタル情報を記憶する。外部からプログラムすることができる基準電流源は、メモリシステムの一部として区切り点レベルの電流を発生するために設けられることが多い。
メモリ容量を増大するため、フラッシュEEPROM装置は、半導体技術の状態が進歩するにつれて、ますます高い密度で製造されてきている。記憶容量を増大させる別の方法は、各メモリセルに3つ以上の状態を記憶させることである。
多状態またはマルチレベルEEPROMメモリセルの場合、各セルが2ビット以上のデータを記憶することができるように導通ウィンドウは2つ以上の区切り点によって3つ以上の領域に区画される。従って、所定のEEPROMアレイが記憶できる情報は、各セルが記憶できる状態の数と共に増大される。多状態またはマルチレベルメモリセルを有するEEPROMまたはフラッシュEEPROMが、米国特許第5,172,338号(特許文献14)に記載されている。
実際には、セルのメモリ状態は、基準電圧がコントロールゲートに印加されているときにセルのソースおよびドレイン電極にわたる伝導電流を検知することによって一般に読み出される。従って、セルのフローティングゲート上の所定の電荷ごとに、一定の基準コントロールゲート電圧に対して対応する伝導電流を検出することができる。これと同様に、フローティングゲート上にプログラムできる電荷の範囲は、対応するしきい値電圧ウィンドウまたは対応する伝導電流ウィンドウを定義する。
あるいはまた、区画された電流ウィンドウ内の伝導電流を検知する代わりに、所定のメモリ状態に対して試験用にコントロールゲートでしきい値電圧を設定し、伝導電流がしきい値電流よりも低いかまたは高いかを検出することが可能である。1つの実施例では、しきい値電流に対する伝導電流の検出は、伝導電流がビット線のキャパシタンスを介して放電している速度を検査することによって達成される。
図4には、フローティングゲートがどの時点においても選択的に記憶できる4つの異なる電荷Q1〜Q4についてソース−ドレイン電流ID とコントロールゲート電圧VCGとの間の関係を示す。4つの実線のID 対VCG曲線は、4つの可能なメモリ状態にそれぞれ対応してメモリセルのフローティングゲート上にプログラムできる4つの可能な電荷レベルを表す。一例として、セルの母集団のしきい値電圧ウィンドウは、0.5Vから3.5Vまでの範囲に及ぶことができる。しきい値ウィンドウを0.5Vごとの間隔で5つの領域に区画することによって6つのメモリ状態を画定することができる。例えば、図に示すように2μAの基準電流IREF が用いられる場合、曲線が、VCG=0.5Vおよび1.0Vにより区画されたしきい値ウィンドウの領域内でIREF と交差するので、Q1でプログラムされたセルをメモリ状態「1」にあると見なすことができる。これと同様に、Q4はメモリ状態「5」にある。
前述したことから分かるように、メモリセルに記憶させる状態が多くなるほど、より細かくしきい値ウィンドウが分割される。これによって、必要とされる分解能を達成できるようにプログラミングおよび読み出し動作に高い精度が必要とされる。
米国特許第4,357,685号(特許文献18)には、2状態EPROMをプログラムする方法であって、セルが所定の状態にプログラムされる場合、逓増的な電荷をフローティングゲートに追加するたびにセルが連続的なプログラミング電圧パルスを受ける方法が開示されている。パルス間では、セルは、区切り点レベルに対するソース−ドレイン電流を決定するために読み返されるかまたはベリファイされる。電流状態が所望の状態に達したことがベリファイされたら、プログラミング動作は停止する。用いられるプログラミングパルス列は、逓増的な期間または振幅を有することができる。
従来技術のプログラミング回路は、しきい値ウィンドウを通して消去または接地状態から、対象の状態が達成されるまでのステップに単にプログラミングパルスを適用する。実際には、適切な分解能を可能にするため、区画または画定された各領域は、交差するために少なくとも約5つのプログラミングステップを必要とする。この性能は、2状態メモリセルに受け入れられる。しかし、多状態セルに対しては、必要とされるステップの数は区画の数と共に増大し、従って、プログラミング精度または分解能を増大させる必要がある。例えば、16状態セルは、対象の状態にプログラムするために平均して少なくとも40個のプログラミングパルスを必要とすることがある。
図5には、行復号器130および列復号器160を介して読み出し/書き込み回路170によってアクセスできるメモリアレイ100の一般的な配置を有するメモリ装置を線図的に示す。図2および図3に関連して説明したように、メモリアレイ100内のメモリセルのメモリトランジスタは、一連の選択された(1つ以上の)ワード線および(1つ以上の)ビット線を介してアドレス指定可能である。適切な電圧を、アドレス指定されたメモリトランジスタのそれぞれのゲートに印加するため、行復号器130は1つ以上のワード線を選択し、列復号器160は1つ以上のビット線を選択する。アドレス指定されたメモリトランジスタのメモリ状態を読み出しまたは書き込む(プログラムする)読み出し/書き込み回路170が設けられている。読み出し/書き込み回路170は、ビット線を介してアレイ内のメモリ素子と接続できる多数の読み出し/書き込みモジュールを備える。
図6Aは、個々の読み出し/書き込みモジュール190の略ブロック図である。本質的に、読み出しまたはベリファイ中、センス増幅器は、選択されたビット線を介して接続されたアドレス指定されたメモリトランジスタのドレインに流れる電流を決定する。この電流は、メモリトランジスタに記憶された電荷と、コントロールゲート電圧とに依存する。例えば、多状態EEPROMセルでは、フローティングゲートを、幾つかの異なるレベルの1つに充電することができる。4レベルセルの場合、2ビットのデータを記憶するのに用いることができる。センス増幅器によって検出されたレベルは、データラッチに記憶すべき一連のデータビットへレベル−ビット変換論理装置によって変換される。
読み出し/書き込み性能および精度に影響を及ぼす要因
読み出しおよびプログラミング性能を改善するため、アレイ内の複数の電荷記憶素子またはメモリトランジスタは並列に読み出されるかまたはプログラムされる。従って、メモリ素子の論理「ページ」が同時に読み出され、またはプログラムされる。既存のメモリ構造では、一般的に、行は、インターリーブされた幾つかのページを含む。ページの全メモリ素子は同時に読み出されるかまたはプログラムされる。列復号器は、インターリーブされたページのそれぞれ1つを対応する数の読み出し/書き込みモジュールに選択的に接続する。例えば、1つの実施例では、メモリアレイは、532バイト(512バイト+20バイトのオーバーヘッド)のページサイズを有するように設計される。各列がドレインビット線を含み、1行当たりに、インターリーブされたページが2つある場合、合計して8,512個の列になり、各ページが4,256個の列と関連する。4,256個の検知モジュールは、すべての偶数ビット線または奇数ビット線のどちらかを並列に読み出すかまたは書き込むように接続可能である。このように、並行して4,256ビット(すなわち、532バイト)のページのデータはメモリ素子のページから読み出されるかまたはメモリ素子のページにプログラムされる。読み出し/書き込み回路170を形成する読み出し/書き込みモジュールを様々な構造に配置することができる。
図5に関して、読み出し/書き込み回路170は、読み出し/書き込みスタック180のバンクに編成されている。各読み出し/書き込みスタック180は、読み出し/書き込みモジュール190のスタックである。メモリアレイでは、列間隔は、それを占有する1つまたは2つのトランジスタの大きさによって決定される。しかし、図6Aから分かるように、読み出し/書き込みモジュールの回路を、多くのさらなるトランジスタおよび回路素子を用いて実施する可能性があり、従って、多くの列にわたる空間を占有することになる。占有された列のうちの2つ以上の列に作用するため、複数のモジュールは、互いの上部に重ねられる。
図6Bには、読み出し/書き込みモジュール190のスタックによって従来通りに実施された図5の読み出し/書き込みスタックを示す。例えば、読み出し/書き込みモジュールは16個の列にわたって延在することができ、次に、8つの読み出し/書き込みモジュールのスタックを有する読み出し/書き込みスタック180を用いて8つの列に同時に作用することができる。列復号器を介して読み出し/書き込みスタックを、バンク間の8つの奇数(1,3,5,7,9,11,13,15)列または8つの偶数(2,4,6,8,10,12,14,16)列のどちらかに結合することができる。
前述したように、従来のメモリ装置は、一度にすべての偶数または奇数のビット線に対して大規模に並列に動作することによって読み出し/書き込み動作を改善する。インターリーブされた2つのページから成る列のこの構造は、読み出し/書き込み回路のブロックを適合させるという問題を軽減するのに役立つ。このことは、ビット線間容量結合を制御するという考慮事項によっても影響を受ける。ブロック復号器は、一連の読み出し/書き込みモジュールを偶数ページまたは奇数ページに多重化するのに用いられる。このように、1セットのビット線が読み出されるかまたはプログラムされるときはいつでも、インターリーブなセットを接地して、すぐ隣との結合を最小限にすることができる。
しかし、インターリーブページ構造は、少なくとも3つの態様において不利である。第1に、インターリーブページ構造は、追加の多重化回路を必要とする。第2に、インターリーブページ構造は、遅い性能を有する。ワード線によって接続されたメモリセルまたは1行内のメモリセルの読み出しまたはプログラミングを終了するため、2度の読み出しまたは2度のプログラミング動作が必要とされる。第3に、インターリーブページ構造は、奇数ページおよび偶数ページに別々に行われるような2つの隣接部分が異なる時点でプログラムされるとき、フローティングゲートレベルで隣接する電荷記憶素子間の電界結合のような他の妨害による影響に対処するのにも最適ではない。
メモリトランジスタ間の間隔が接近するにつれて、隣接する電界結合の問題は顕著になる。メモリトランジスタでは、電荷記憶素子は、チャネル領域とコントロールゲートとの間に挟まれている。チャネル領域に流れる電流は、コントロールゲートおよび電荷記憶素子の領域が一因となって結果として生じた電界の関数である。密度が増大するにつれて、メモリトランジスタは互いにますます接近して形成される。従って、隣接する電荷素子からの電界は、影響を受けるセルの、結果として生じた電界の著しい一因となる。隣接による電界は、隣接する電荷記憶素子内にプログラムされた電荷に依存する。この摂動場は、隣接する電荷記憶素子のプログラミング状態と共に変化するので実際には動的である。従って、影響を受けたセルは、隣接する電荷記憶素子の状態の変化に依存して異なる時点で異なって読み出すことがある。
従来のインターリーブページの構造は、隣接するフローティングゲートの結合によって生じる誤差を悪化させる。偶数ページおよび奇数ページは互いに独立してプログラムされ読み出されるので、一連の条件の下でページをプログラムするが、その間にインターリーブページに起こったことに依存して、一連の完全に異なる条件の下で読み返すことがある。読み出し誤差は、より正確な読み出し動作を必要とする密度の増大につれてさらに深刻になり、多状態の実施に対してしきい値ウィンドウの区画が厳密でなくなる。性能は損害を受け、多状態の実施に対する潜在能力は制限される。
米国特許出願公開第2004/0060031号(特許文献19)には、メモリセルの対応するブロックを並列に読み出し書き込む大規模なブロックの読み出し/書き込み回路を有する高性能かつ小形の不揮発性メモリ装置が開示されている。特に、メモリ装置は、ブロックの読み出し/書き込み回路において冗長性を最小限まで減少させる構造を有する。空間および電力の著しい節約は、時分割的にかなり小規模なセットの共通部分と相互作用しながら並列に動作するブロック読み出し/書き込みモジュール中核部分へブロックの読み出し/書き込みモジュールを再分散することによって達成される。特に、複数のセンス増幅器とデータラッチとの間の読み出し/書き込み回路間のデータ処理は、共有プロセッサによって実行される。
従って、一般的に、高性能かつ大容量の不揮発性メモリが必要とされる。特に、読み出し/書き込み回路間でデータを処理するため、多用途であるが小形かつ効率良い改善されたプロセッサを有し、読み出しおよびプログラミング性能が強化された小形の不揮発性メモリが必要とされる。
米国特許第5,595,924号 米国特許第5,070,032号 米国特許第5,095,344号 米国特許第5,315,541号 米国特許第5,343,063号 米国特許第5,661,053号 米国特許第5,313,421号 米国特許第6,222,762号 米国特許第5,570,315号 米国特許第5,903,495号 米国特許第6,046,935号 米国特許第5,768,192号 米国特許第6,011,725号 米国特許第5,172,338号 米国特許第5,418,752号 米国特許第5,774,397号 米国特許第6,046,935号 米国特許第4,357,685号 米国特許出願公開第2004/0060031号 米国特許出願公開第2004/0109357号 米国特許出願第11/026,536号 米国特許第6,456,528号 米国特許出願公開第2009/0089481号 米国特許出願第61/142,620号 米国特許出願第12/348,819号 米国特許出願第12/348,825号 米国特許出願第12/348,891号 米国特許出願第12/348,895号 米国特許出願第12/348,899号 米国特許第7,170,802号 米国特許第7,420,847号 米国特許第7,158,421号 米国特許第7,206,230号 米国特許出願第12/051,462号 米国特許出願第12/051,492号 米国特許出願公開第2009/0094482号 米国特許第7,502,254号 米国特許出願公開第2007/0268745号 米国特許出願公開第2007/0283081号 米国特許第7,310,347号 米国特許第7,493,457号 米国特許第7,426,623号 米国特許出願公開第2007/0220197号 米国特許出願公開第2007/0065119号 米国特許出願公開第2007/0061502号 米国特許出願公開第2007/0091677号 米国特許出願公開第2007/0180346号 米国特許出願公開第2008/0181000号 米国特許出願公開第2007/0260808号 米国特許出願公開第2005/0213393号 米国特許第6,510,488号 米国特許第7,058,818号 米国特許出願公開第2008/0244338号 米国特許出願公開第2008/0244367号 米国特許出願公開第2008/0250300号 米国特許出願公開第2008/0104312号 米国特許出願第12/478,997号
Eitan et al., "NROM: A Novel Localized Trapping, 2‐Bit Nonvolatile Memory Cell," IEEE Electron Device Letters, vol. 21, no. 11, November, 2000, pp. 543-545
複数のワード線および複数のビット線に沿って形成された不揮発性メモリセルのアレイを有する不揮発性メモリ回路を備える不揮発性メモリシステムであって、ビット線は対応するセットのデータレジスタに各々接続可能である複数のサブセットを形成する不揮発性メモリシステムについて説明する。一連の態様によれば、データを複数のワード線のうちの第1のワード線に沿って第1の複数のメモリセルにバイナリ形式で書き込み、第1の複数のメモリセルが対応する第1の複数のビット線に沿って形成される。第1の複数のメモリセルから、第1の複数のビット線に対応するセットのデータレジスタへデータを読み込み、これらのセットのデータレジスタ内で再配置し、これによって、データを第2の複数のビット線に対応するセットのデータレジスタ内に配置し、第2の複数のビット線が第1の複数のビット線よりも少ない。その後、再配置されたデータを、第2の複数のビット線に対応するデータレジスタから複数のワード線のうちの第2のワード線に沿って、第2の複数のビット線に沿って形成された第2の複数のメモリセルへ多状態形式で書き込む。
追加の一連の態様によれば、1セル当たりNビット形式で記憶されたデータは、第1の複数のメモリセルから複数のワード線のうちの第1のワード線に沿って読み出され、ここでN>1であり、第1の複数のメモリセルが対応する第1の複数のビット線に沿って形成される。第1の複数のメモリセルの各々から読み出された1セル当たりNビットデータは、第1の複数のビット線に対応するセットのデータレジスタの第1のデータレジスタに記憶され、第1のデータレジスタの各々からのデータは、同じセットのデータレジスタを有するN個の他のデータレジスタに再配置される。その後、データは、これらのN個の他のデータレジスタから、データが不揮発性メモリ回路に記憶される前に不揮発性メモリ回路で受信された順序で転出される。
別の一連の態様によれば、不揮発性メモリシステムは、コントローラ回路と、複数のワード線および複数のビット線に沿って形成された不揮発性メモリセルのアレイを有する不揮発性メモリ回路とを備える。コントローラ回路でデータを受信し、データに対応する誤り訂正符号を生成する。データおよび対応する誤り訂正符号を不揮発性メモリ回路に転送し、複数のワード線のうちの第1のワード線に沿ってバイナリ形式で書き込む。その後、不揮発性メモリ回路内において、データおよび対応する誤り訂正符号を複数のワード線のうちの第2のワード線に沿って多状態形式で書き換え、対応する誤り訂正符号はデータが多状態形式でどのように配置されるかに依存して生成される。
他の態様では、複数のワード線および複数のビット線に沿って形成された複数の不揮発性メモリセルを有するメモリアレイを備える不揮発性メモリ回路を示す。不揮発性メモリ回路は、メモリアレイに接続可能である読み出し回路であって、2値読み出し動作を実行するため、ビット線の1つ以上に各々接続可能である複数のセンス増幅器を備える読み出し回路と、多状態プログラム動作を実行するため、メモリアレイに接続可能である書き込み回路とをさらに備える。読み出し回路および書き込み回路にアクセス可能であるデータレジスタスタックは、センス増幅器の出力を受信するように接続可能である第1のデータレジスタであって、複数のワード線のうちの第1のワード線上の、1よりも大きい整数であるNまたはそれ以上の個数のビット線からの2値検知動作の出力を受信し保持する第1のデータレジスタと、第1のデータレジスタに接続可能であって、第1のデータレジスタとの間で内容の転送を行うN個の第2のデータレジスタと、第2のデータレジスタの第1番目に接続可能であり、これによって、第1のデータレジスタに保持された第1のワード線上のN個の2値検知動作の出力に対応する値を、複数のワード線のうちの第2のワード線上のセルの1セル当たりNビットプログラミング動作に用いるため、N個の第2のデータレジスタの対応する1つに各々転送することができる処理回路と、を備える。
追加の態様は、ワード線およびビット線に沿って形成された不揮発性メモリセルを有するメモリアレイと、メモリアレイに接続可能である読み出しおよび書き込み回路と、メモリアレイとの間で行われるデータを転送するため、読み出しおよび書き込み回路に接続可能である入出力データバスとを備える不揮発性メモリ回路を含む。読み出しおよび書き込み回路は、複数の読み出し/書き込みスタックを含み、各々が、ビット線の対応するサブセットに接続可能であり、かつビット線の対応するサブセットに接続可能であるセンス増幅器と、スタックバスと、スタックバスに接続された1セットのデータラッチと、スタックバスに接続されて、スタックバスに沿ってデータラッチとセンス増幅器との間で行われるデータの転送を制御するスタック処理回路と、入出力バスおよびスタックバスに接続されて、これらの間でデータを転送する入出力モジュールとを各々有する。読み出しおよび書き込み回路は、読み出し/書き込みスタックのサブセットにおけるスタックバス間に接続され、これによって、読み出し/書き込みスタックのサブセットにおける異なる読み出し/書き込みスタックのデータラッチ間でデータを転送することができる内部データバスをも備える。
さらなる態様は、複数のワード線および複数のビット線に沿って形成された不揮発性メモリセルのアレイを有する不揮発性メモリ回路を備える不揮発性メモリシステムを動作する方法であって、ビット線は対応するセットのデータレジスタに各々接続可能である複数のサブセットを形成する方法を示す。この方法は、サブセットのN個に沿って形成された第1の複数のメモリセルの第1のワード線に沿ってバイナリ形式で記憶されたデータを、対応するNセットのデータレジスタの各々における第1のデータレジスタに読み込むステップを含む。この方法は、その後、局所データバスに沿ってNセットのデータレジスタのデータレジスタ間でデータをシャッフルする。さらに、その後、シャッフルされたデータを、これらのレジスタから第2のワード線に沿って1セル当たりNビット形式でメモリセルに書き込むことができる。
本発明の様々な態様、利点、特徴および実施形態は、以下に添付図面と併せて用いられるべき例示的な例の記載に含まれる。本願明細書中で参照されるすべての特許、特許出願、論文、他の刊行物、文書および事柄は、あらゆる目的のためにその全体が本願明細書において参照により援用されている。援用されている刊行物、文書または事柄のいずれかと本願明細書との間に、用語の定義または用法における不一致または矛盾がある場合には、本願明細書の用語の定義または用法を優先させるものとする。
不揮発性メモリセルの一例を線図的に示す。 不揮発性メモリセルの異なる例を線図的に示す。 不揮発性メモリセルの異なる例を線図的に示す。 不揮発性メモリセルの異なる例を線図的に示す。 不揮発性メモリセルの異なる例を線図的に示す。 メモリセルのNORアレイの一例を示す。 図1Dに示すようなメモリセルのNANDアレイの一例を示す。 フローティングゲートがどの時点においても記憶できる4つの異なる電荷Q1〜Q4についてソース−ドレイン電流とコントロールゲート電圧との間の関係を示す。 行復号器および列復号器を介して読み出し/書き込み回路によってアクセスできるメモリアレイの一般的な配置を線図的に示す。 個々の読み出し/書き込みモジュールの略ブロック図である。 読み出し/書き込みモジュールのスタックによって従来通りに実施される図5の読み出し/書き込みスタックを示す。 本発明の改善されたプロセッサが実施される、区画された読み出し/書き込みスタックのバンクを有する小形メモリ装置を線図的に示す。 図7Aに示された小形メモリ装置の好適な配置を示す。 図7Aに示された読み出し/書き込みスタックにおける基本的な構成要素の一般的な配置を線図的に示す。 図7Aおよび図7Bに示された読み出し/書き込み回路間の読み出し/書き込みスタックの好適な1つの配置を示す。 図9に示された共通プロセッサの改善された実施形態を示す。 図10に示された共通プロセッサの入力論理装置の好適な実施形態を示す。 図11Aの入力論理装置の真理値表である。 図10に示された共通プロセッサの出力論理装置の好適な実施形態を示す。 図12Aの出力論理装置の真理値表である。 バイナリ形式で書き込まれた複数のワード線からのデータが多状態形式に書き換えられるオンメモリ折り畳み処理を概説する図である。 折り畳み処理の態様をさらに詳細に示す図である。 折り畳み動作に適するレジスタ構造のブロック図である。 レジスタ間でデータを再配置する一例を示す図である。 レジスタ間でデータを再配置する一例を示す図である。 レジスタ間でデータを再配置する一例を示す図である。 メモリの幾つかのセクションに対する図15のレジスタ構造のブロック図である。 セクションのサブセットに対するスタックバスの間に局所データバスを追加する図である。 幾つかの2値ページの読み出し処理を示す図である。 ラッチの内部でデータがどのように折り畳まれるかという一例を示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。 図18の構造を用いてデータを折り畳む例示的なシーケンスを示す図である。
図7Aには、本発明の改善されたプロセッサが実施され、区画された読み出し/書き込みスタックのバンクを有する小形メモリ装置を線図的に示す。メモリ装置は、2次元アレイのメモリセル300、制御回路310および読み出し/書き込み回路370を含む。メモリアレイ300は、行復号器330を介してワード線によってアドレス指定可能であり、列復号器360を介してビット線によってアドレス指定可能である。読み出し/書き込み回路370は、区画された読み出し/書き込みスタック400のバンクとして実施され、(「ページ」とも称する)ブロックのメモリセルを並列に読み出させるかまたはプログラムさせる。好適な実施形態では、ページは、連続する一行のメモリセルから構成される。別の実施形態では、一行のメモリセルが複数のブロックまたはページに区画されている場合、読み出し/書き込み回路370を個々のブロックに多重化するブロックマルチプレクサ350が設けられている。
制御回路310は読み出し/書き込み回路370と共働してメモリアレイ300のメモリ動作を実行する。制御回路310は、状態マシン312、オンチップアドレス復号器314および電源制御モジュール316を含む。状態マシン312はメモリ動作のチップレベル制御を行う。オンチップアドレス復号器314は、ホストまたはメモリコントローラによって用いられるアドレスと、復号器330,370によって用いられるハードウェアアドレスとの間のアドレスインターフェイスを行う。電源制御モジュール316は、メモリ動作中、ワード線およびビット線に供給された電源および電圧を制御する。
図7Bには、図7Aに示された小形メモリ装置の好適な配置を示す。様々な周辺回路によるメモリアレイ300へのアクセスはアレイの両側で左右対称に実施され、これによって、両側にあるアクセス線および回路は半分に減少される。従って、行復号器は行復号器330A,330Bに分割され、列復号器は列復号器360A,360Bに分割されている。一行のメモリセルが複数のブロックに区画されている実施形態では、ブロックマルチプレクサ350はブロックマルチプレクサ350A,350Bに分割されている。これと同様に、読み出し/書き込み回路は、アレイ300の下部からビット線に接続する読み出し/書き込み回路370Aと、アレイ300の上部からビット線に接続する読み出し/書き込み回路370Bとに分割されている。このように、読み出し/書き込みモジュールの密度、従って、区画された読み出し/書き込みスタック400の密度は、本質的に半分だけ減少される。
図8には、図7Aに示された読み出し/書き込みスタック内の基本的な構成要素の一般的な配置を線図的に示す。本発明の一般的な構造によれば、読み出し/書き込みスタック400は、k個のビット線を検知するセンス増幅器212のスタックと、I/Oバス231を介してデータを入力または出力するI/Oモジュール440と、入力または出力データを記憶するデータラッチ430のスタックと、読み出し/書き込みスタック400間のデータを処理し記憶する共通プロセッサ500と、スタック構成要素間の通信を行うスタックバス421とを備える。読み出し/書き込み回路370間のスタックバスコントローラは、読み出し/書き込みスタック間の様々な構成要素を制御するため、線411を介して、制御およびタイミング信号を供給する。
図9には、図7Aおよび図7Bに示された読み出し/書き込み回路間の読み出し/書き込みスタックの好適な1つの配置を示す。各読み出し/書き込みスタック400は、一群のk個のビット線に対して並列に動作する。ページがp=r×k個のビット線を有する場合、r個の読み出し/書き込みスタック400−1・・・400−rが存在する。
並列に動作する区画された読み出し/書き込みスタック400のバンク全体は、行に沿っているp個のセルのブロック(またはページ)を並列に読み出させるかまたはプログラムさせる。従って、行全体のセルに対してp個の読み出し/書き込みモジュールが存在する。各スタックがk個のメモリセルに作用するので、バンク内の読み出し/書き込みスタックの総数は、r=p/kによって示される。例えば、rがバンク内のスタックの数である場合、p=r×kである。一例のメモリアレイは、p=512バイト(512×8ビット)、k=8、従ってr=512を有することができる。好適な実施形態では、ブロックは、一続きの行全体のセルである。別の実施形態では、ブロックは、行内のセルのサブセットである。例えば、セルのサブセットを、行全体の半分または行全体の4分の1とすることができる。セルのサブセットを一続きの連続するセルとすることができ、あるいはセルのサブセットを他のセルごとまたは所定数のセルごととすることができる。
実質的に、400−1のような各読み出し/書き込みスタックは、k個のメモリセルのセグメントに並列に作用するセンス増幅器212−1〜212−kのスタックを含む。好適なセンス増幅器は、その全体が本願明細書において参照により援用されている、米国特許出願公開第2004/0109357号(特許文献20)に開示されている。
スタックバスコントローラ410は、線411を介して、制御およびタイミング信号を読み出し/書き込み回路370に供給する。スタックバスコントローラ自体は線311を介してメモリコントローラ310に依存する。各読み出し/書き込みスタック400間の通信は、相互接続するスタックバス421によって達成され、スタックバスコントローラ410によって制御される。制御線411は、スタックバスコントローラ410から制御およびクロック信号を読み出し/書き込みスタック400−1の構成要素に供給する。
好適な配置では、スタックバスは、共通プロセッサ500とセンス増幅器212のスタックとの間で通信するSABus422と、プロセッサとデータラッチ430のスタックとの間で通信するDBus423とへ分割される。
データラッチ430のスタックは、データラッチ430−1〜430−kから成り、データラッチは、スタックと関連する各メモリセルに対する。I/Oモジュール440は、データラッチに、I/Oバス231を介して外部とデータを交換させることができる。
共通プロセッサは、誤り状態のようなメモリ動作の状態を示すステータス信号を出力する出力部507をも含む。ステータス信号は、ワイヤードOR構成のフラグバス509に結合されたn形トランジスタ550のゲートを駆動するのに用いられる。フラグバスをコントローラ310によってプリチャージするのが好ましく、ステータス信号が読み出し/書き込みスタックのいずれかによってアサートされると、フラグバスはプルダウンされる。
図10には、図9に示された共通プロセッサの改善された実施形態を示す。共通プロセッサ500は、外部回路、入力論理装置510、プロセッサラッチPLatch520および出力論理装置530と通信するプロセッサバスPBus505を備える。
入力論理装置510はPBusからデータを受信し、信号線411を介すスタックバスコントローラ410からの制御信号に応じて論理状態の1つ「1」、「0」または「Z」(浮遊)に変換されたデータとしてBSIノードに出力する。次に、セット/リセットラッチPLatch520はBSIをラッチし、結果として、MTCHおよびMTCH*として相補的な一対の出力信号を生じさせる。
出力論理装置530はMTCHおよびMTCH* 信号を受信し、信号線411を介すスタックバスコントローラ410からの制御信号に応じて論理状態の1つ「1」、「0」または「Z」(浮遊)に変換されたデータとしてPBus505に出力する。
どの時点においても、共通プロセッサ500が、所定のメモリセルに関連するデータを処理する。例えば、図10には、メモリセルがビット線1に結合された場合を示す。対応するセンス増幅器212−1は、センス増幅器データが現れるノードを備える。好適な実施形態では、ノードは、データを記憶するSAラッチ214−1の形態を想定する。これと同様に、対応する一連のデータラッチ430−1は、ビット線1に結合されたメモリセルと関連する入力または出力データを記憶する。好適な実施形態では、一連のデータラッチ430−1は、nビットのデータを記憶するのに充分なデータラッチ434−1・・・434−nを備える。
一対の相補的な信号SAP,SANによって転送ゲート501が有効にされたとき、共通プロセッサ500のPBus505は、SBus422を介してSAラッチ214−1にアクセスする。これと同様に、一対の相補的な信号DTP,DTNによって転送ゲート502が有効にされたとき、PBus505は、DBus423を介して一連のデータラッチ430−1にアクセスする。信号SAP,SAN,DTP,DTNは、スタックバスコントローラ410からの制御信号の一部として明示されている。
図11Aには、図10に示された共通プロセッサの入力論理装置の好適な実施形態を示す。入力論理装置510はPBus505上のデータを受信し、制御信号に依存して、同一であるか、反転されたか、または浮遊された出力BSIを有する。実質的に、出力BSIノードは、転送ゲート522の出力、またはVddに直列につながれたp形トランジスタ524,525を備えるプルアップ回路、または接地点に直列につながれたn形トランジスタ526,527を備えるプルダウン回路のいずれかによって影響を受ける。プルアップ回路は、信号PBus,ONEによってそれぞれ制御されるp形トランジスタ524,525のゲートを有する。プルダウン回路は、信号ONEB<1>,PBusによってそれぞれ制御されるn形トランジスタ526,527のゲートを有する。
図11Bには、図11Aの入力論理装置の真理値表を示す。この論理装置は、PBusと、スタックバスコントローラ410からの制御信号の一部である制御信号ONE,ONEB<0>,ONEB<1>とによって制御される。実質的に、3つの転送モードPASSTHROUGH,INVERT,FLOATが支援される。
BSIが入力データと同じであるPASSTHROUGHモードの場合、信号ONEは論理「1」であり、ONEB<0>は「0」であり、ONEB<1>は「0」である。このことは、プルアップまたはプルダウンを無効にするが、転送ゲート522を有効にしてPBus505上のデータを出力523へ受け渡す。BSIが入力データの反転であるINVERTモードの場合、信号ONEは「0」であり、ONEB<0>は「1」であり、ONEB<1>は「1」である。このことは、転送ゲート522を無効にする。しかも、PBusが「0」である場合、プルアップ回路は有効にされるが、プルダウン回路は無効にされ、結果として、「1」であるBSIを生じさせる。これに類似して、PBusが「1」である場合、プルダウン回路は有効にされるが、プルアップ回路は無効にされ、その結果として、「0」であるBSIを生じさせる。最後に、FLOATモードの場合、信号ONEを「1」とし、ONEB<0>を「1」とし、ONEB<1>を「0」とすることによって出力BSIを浮遊させることができる。実際には、FLOATモードは用いられないが、完全性のため、表に記載されている。
図12Aには、図10に示された共通プロセッサの出力論理装置の好適な実施形態を示す。入力論理装置510からのBSIノードの信号は、プロセッサラッチPLatch520内にラッチされる。出力論理装置530は、制御信号に依存してPLatch520の出力からデータMTCH,MTCH* を受信し、PASSTHROUGH、INVERTまたはFLOATモードにあるとしてPBus上に出力する。言い換えれば、4つの分岐部分は、PBus505に対する駆動器として作用して、PBus505を能動的にハイ(HIGH)、ロー(LOW)または浮遊(FLOAT)状態とする。このことは、PBus505に対する4つの分岐回路、すなわち2つのプルアップ回路および2つのプルダウン回路によって達成される。第1のプルアップ回路は、Vddに直列につながれたp形トランジスタ531,532を備え、MTCHが「0」である場合、PBusをプルアップすることができる。第2のプルアップ回路は、接地点に直列につながれたp形トランジスタ533,534を備え、MTCHが「1」である場合、PBusをプルアップすることができる。これと類似して、第1のプルダウン回路は、Vddに直列につながれたn形トランジスタ535,536を備え、MTCHが「0」である場合、PBusをプルダウンすることができる。第2のプルダウン回路は、接地点に直列につながれたn形トランジスタ537,538を備え、MTCHが「1」である場合、PBusをプルダウンすることができる。
本発明の1つの特徴は、PMOSトランジスタを用いてプルアップ回路を構成し、NMOSトランジスタを用いてプルダウン回路を構成することである。NMOSによるプル(引っ張り)は、PMOSのプルよりもずっと強力なので、いかなる競合であっても、プルダウンは常にプルアップを圧倒する。言い換えれば、ノードまたはバスは常にプルアップまたは「1」状態に初期設定することができ、所望に応じて、プルダウンによってノードまたはバスを常に「0」状態に反転することができる。
図12Bには、図12Aの出力論理装置の真理値表を示す。この論理装置は、入力論理装置からラッチされたMTCH、MTCH* と、スタックバスコントローラ410からの制御信号の一部である制御信号PDIR,PINV,NDIR,NINVとによって制御される。4つの動作モード、PASSTHROUGH、INVERT、FLOATおよびPRECHARGEが支援されている。
FLOATモードでは、4つのすべての分岐部分は無効にされる。このことは、初期設定値でもある信号PINV=1、NINV=0、PDIR=1およびNDIR=0を有することによって達成される。PASSTHROUGHモードでは、MTCH=0の場合、PBus=0が必要とされる。このことは、n形トランジスタ535,536を有するプルダウン分岐部分のみを有効にし、NDIR=1を除いて、すべての制御信号は初期設定値であることによって達成される。MTCH=1の場合、PBus=1が必要とされる。このことは、p形トランジスタ533,534を有するプルアップ分岐部分のみを有効にし、PINV=0を除いて、すべての制御信号は初期設定値であることによって達成される。INVERTモードでは、MTCH=0の場合、PBus=1が必要とされる。このことは、p形トランジスタ531,532を有するプルアップ分岐部分のみを有効にし、PDIR=0を除いて、すべての制御信号は初期設定値であることによって達成される。MTCH=1の場合、PBus=0が必要とされる。このことは、n形トランジスタ537,538を有するプルダウン分岐部分のみを有効にし、NINV=1を除いて、すべての制御信号は初期設定値であることによって達成される。PRECHARGEモードでは、PDIR=0およびPINV=0の制御信号設定は、MTCH=1の場合、p形トランジスタ531,532を有するプルアップ分岐部分を有効にするか、またはMTCH=0の場合、p形トランジスタ533,534を有するプルアップ分岐部分を有効にする。
共通プロセッサの動作は、その全体が本願明細書において参照により援用されている、2004年12月29日出願の米国特許出願第11/026,536号(特許文献21)にさらに詳細に説明されている。
多状態形式へのデータのオンメモリ折り畳み
前述した様々な種類の不揮発性メモリが存在し、これらの不揮発性メモリをバイナリ形式および多状態(または多レベル)形式の双方で動作することができる。メモリシステムの中には、バイナリ形式および多状態形式の双方でデータを記憶するものがある。例えば、バイナリ形式では、一般的に、データをより迅速に、かつわずかな臨界公差を伴って書き込むことができるので、データをホストから受信するときに、メモリは、最初に、バイナリ形式でデータを書き込み、その後、記憶密度を高めるため、このデータを多状態形式で書き換えることができる。このようなメモリでは、一部のセルをバイナリ形式で用いることができ、他のセルを多状態形式で用いることができ、または異なるビット数を記憶するように同一のセルを動作することができる。このようなシステムの例が、米国特許第6,456,528号(特許文献22)、米国特許出願公開第2009/0089481号(特許文献23)、ならびに、米国特許出願第61/142,620号(特許文献24)、第12/348,819号(特許文献25)、第12/348,825号(特許文献26)、第12/348,891号(特許文献27)、第12/348,895号(特許文献28)、および第12/348,899号(特許文献29)でさらに詳述されている。このセクションに記載されている技術は、再形式化のためにデータをコントローラに返信する必要なしにメモリ装置自体で実行される「折り畳み」処理においてデータをバイナリ形式から多状態形式へ書き換えることに関する。最も予想される誤りが、隣接する状態間の移行であることを考慮すると、データが多状態形式で記憶されるときに、メモリセル内のデータの相対状態が考慮されるように特別に誤り訂正符号(ECC)を管理するのにも、オンメモリ折り畳み処理を用いることができる。システムは、状態情報を考慮せず、単一ページ情報に基づいてECCを管理するECC管理も用いることができる。(ECCビットが、データビットと同じセットの物理セルにプログラムされていても、ECCは別々に管理されることに留意するべきである。)
特に、例示的な実施形態では、データがコントローラからメモリへ転送されるときに、データはバイナリ形式でメモリアレイのワード線に沿って書き込まれる。その後、データは、アレイに関連するレジスタに読み込まれ、データを多状態形式でアレイに書き直すことができるようにデータが再配置される。例えば、1セル当たり3ビットの場合、3つのワード線の内容は各々レジスタ構造に読み込まれ、各セルに記憶される3ビットに対応するように再配置され、その後、1セル当たり3ビット形式でアレイの単一ワード線に書き換え直される。本願明細書に記載された配置では、このとき単一ワード線のバイナリデータ内容は、ワード線の1/Nで終わり、1セル当たりNビット形式で記憶される。データの最終Nビット記憶が、セル内の多状態の関係を利用する誤り訂正符号(ECC)を用いる場合、データ(および対応するECC)が多状態形式で書き換えられる前に、このECCをコントローラにおいて決定し、対応するデータと一緒に転送し、バイナリ形式で記憶することができる。
バイナリ形式から多状態すなわちMLC形式へデータを折り畳むという考えを、1セル当たり3ビットの例として図13に示すことができる。矢印によって示されるように、データを、コントローラ(またはホスト)から受信し、バイナリ形式でメモリのブロック611に書き込む。書き込まれたブロック611のワード線の3つ(613,615,617)が明示されている。次に、これらの3つのワード線の内容は、メモリ自体で達成される「折り畳み」処理を用いて、1セル当たり3ビット形式でブロック621の単一ワード線623に沿って書き換えられる。(より一般的には、データが、1セル当たりNビット形式でブロック621の単一ワード線623に沿って書き込まれる場合、このようにして、2値内容のN個のワード線の内容が折り畳まれる。)特に、このブロック611を、2値モードでしか動作されないように割り当てることができ、またはMLCモードで、例えば物理ページに記憶可能な複数の論理ページの最下位ページだけで動作可能なブロックとすることができる。これに類似して、ブロック621を多状態動作のためだけに割り当てることもできるし、または2値モードでも動作可能とすることができる。
図14には、例示的な実施形態がどのようにデータを複数のバイナリ形式ワード線から単一ワード線へ折り畳むかについての詳細が示されている。図14の上部には、3つのワード線613,615,617が存在する。これらのワード線の各々は、(この場合、連続すると見なされる)ビット線の対応の1/3に沿ってセルの1/3の3つの部分(a,b,c)に分割されている。ワード線623上では、1/3の3つの第1のワード線(613a〜613c)はワード線の最初の1/3に配置され、これに類似して、2値の第2のワード線615はワード線623の中間の1/3に折り畳まれて書き込まれ、2値ブロック617の第3のワード線はワード線623の最後の1/3に書き込まれる。
図14に示されている処理は様々な方法で一般化される。方法の1つには、多状態形式で1セル当たりに記憶される状態の数がある。図13および図14は、データの3つのページが3つの物理ページから単一物理ページ上で多状態形式に書き換えられる場合を示しているが、他の記憶密度数を用いることができる。(例えば、特にレジスタ構造に関する以下の説明を簡略化するため、1セル当たり2ビットの事例が例示的な実施形態として用いられることが多い。)また、(この場合、各ワード線が1ページに対応する)全ワード線が示されているが、部分ページ動作を可能にするシステムでは、部分ページを用いることができる。(2値記憶に対する部分ページの書き込みは後述されており、多状態部分ページ動作も可能であるが、一般的に好ましくない。多状態部分ページ動作は、さらなる損耗につながることがあり、多状態動作の一般的に厳しい公差を考えると、問題がある。)さらに、図14は、ワード線に沿ったセルが、折り畳みのために、連続するビット線に沿ってグループに分割される場合を示しているが、他の配置を用いることができる。
前述したように、折り畳み処理はメモリ自体で実行され、これによって、データがコントローラ(またはホスト)から転送され、バイナリ形式で書き込まれた後、メモリからデータを転送することなく、データはアレイに書き換えられる。例示的な実施形態では、このことは、複数の2値ワード線(例えば、613,615,617)のデータを、アレイに関連する対応のレジスタ(またはラッチ)に読み込み、これらのレジスタ内において、多状態プログラミングに必要とされる形式に再配置し、その後、多状態ブロックの単一ワード線(例えば、623)に書き換えることによって達成される。従って、図14の配置の下、同一のワード線上にあるが、異なるビット線に沿った幾つか(この場合、3つ)のセルの2値内容は関連のデータレジスタに読み込まれ、その後、データを書き込むことができる対応する単一ビット線上の単一セルの多ビットに対応するように再配置される。
後述する技術に関連して用いることができるレジスタ構造についてのさらなる詳細は、米国特許第7,170,802号(特許文献30)、第7,420,847号(特許文献31)、第7,158,421号(特許文献32)および第7,206,230号(特許文献33)、ならびに、米国特許出願第12/051,462号(特許文献34)および第12/051,492号(特許文献35)で見られる。簡略化のため、レジスタ構造は、1セル当たり2ビットの例に関して主として説明される。図15は、例示的なレジスタ構造を詳細に示すのに用いられるブロック図であり、図16A〜図16Cは、この構造内においてバイナリ形式から2ビット形式へどのようにデータを再配置できるかを示している。
図15は、図8〜図10に関する前述した読み出し/書き込みスタックにほぼ対応するが、1セル当たり2ビットの場合に即するこの説明にさらに関連性のある要素の一部を強調表示している。センス増幅器SA701はBL0の703のような下にある多数のビット線(BL0〜BLN)に接続可能である。各ビット線は、その内容を、スタックの1つからSBus0の705のような対応するスタックバス(SBus0〜SBusM)に沿って、バスを制御する処理回路(SBus0の705用のYBox707)へ転出させることができる。前述した特許文献で詳述されているように、YBox707から内容を下位ビットデータラッチLDL713、上位ビットデータラッチUDL711またはデータラッチXDL709へバスDBus717に沿って転送することができる。例示的な実施形態の下、内容はXDL709とUDL711およびLDL713のどちらかとの間で転送することができるが、XDL709しかデータを外部バスXBusへ転送するか、または外部バスXBusから転送することができない。この配置を、異なるビット線数(BLNのnの値)および異なるレジスタスタック数(SBusMのmの値)と共に用いることができる。ここで、mおよびnは異なることができる。原則として、いかなる整数値も用いることができるが、配置は、nがmのある整数倍であるように主として設計されている。この整数が1よりも大きい場合、レジスタの各々は、スタックバスに沿って所定のセットのレジスタに割り当てられた複数のビット線ごとにセンス増幅器の結果を記憶するための項目に対して(n/m個の)レベルまたは層を有する。図16A〜図16Cではn=64およびm=8の例を用いているので、層の数は(n/m)=8である。様々な値をnおよびmに用いることができるが、後述するように、(多状態記憶に用いられる状態の数に基づく)これらの数の特定値(または割合)によって、折り畳み処理をさらに容易に実行することができる。
図16A〜図16Cは、2値ブロック611(図13)および多状態ブロック621の双方を保持するアレイに関連するレジスタ内で折り畳み処理をどのように実行することができるかという一例を示している。この例では、8セットのXDL/UDL/LDLレジスタ(m=8)が存在し、各々が図16Bおよび図16CにおいてT0〜T7と表示された8つの層(n/m=8)を有する。8つの列は各セットのXDL/UDL/LDLの値に対応する。従って、各行はバイト幅である。図16Aは、N=2の折り畳みがどのように実行されるかを概念的に示している。データがワード線からXDL709へ読み込まれた後、行の半分はLDL713へ転送され、他の半分はUDL711へ転送される。XDL709からデータをワード線に沿って下位および上位ビットとして転送することができる。このことはLDLおよびUDLの利用可能な行の半分しか充填しないので、プログラミングが開始する前に、XDLを再度充填することができ、XDLの内容をLDLおよびUDLへ転送させることができる。XDLの行の数が折り畳み処理のために半分に分割されるので、XDLが偶数の層を有する場合に好ましいことに留意するべきである。より一般的には、データがNビット形式にプログラムされる場合、レジスタ行の数がNの倍数であることが好ましい。例えば、N=3について、9つまたは6つの列とすることができ、その一方で、N=4について、この場合も8つの行を用いることができる。折り畳み処理に関して、行の1/Nは、その後、XDLから、Nの多ビットの各々に対応するレジスタに転出される。
XDLからLDLおよびUDLへのデータの折り畳みを様々な方法で実施することができる。図16Bでは、この折り畳みは、データのページをXDLレジスタに読み込み、その後、偶数層のバイトサイズの行をLDLの上位4つの層に入れ、奇数層をUDLの上位4つの行に入れることによって行われる。2ビットプログラミングのために物理ページを充填するため、図16Cでは、第2の2値ページからのデータはセンス増幅器からXDLに読み込まれ、偶数層は再度LDLへ転送され、奇数層は再度UDLへ転送される。ビット線からセンス増幅器へのデータの転送を、米国特許第7,170,802号(特許文献30)に記載されているような様々なポインタ方式に従って達成することができる。場合によって、最も単純な変形例は、単に、ビット線のすべてを順々にトラバースするポインタである。データがレジスタ内に多状態形式で折り畳まれた後、データをメモリアレイのブロックにプログラムし直すことができる。多状態プログラミングの詳細は、前述した様々な特許文献のいずれにおいても見られる。データが読み戻されると、図16A〜図16Cの処理を逆にしてデータを広げることができる。XDLレジスタへのデータを読み出し、次に、後でデータをメモリから返信できるようにLDLおよびUDLレジスタ内にデータを広げる。その後、初期にデータがホストからシフトされた同じ順序またはデータ構造でデータをメモリからシフトバックすることができる。(折り畳みによって論理−物理アドレスマッピングを変更することがあり、従って、このことを考慮する必要があることに留意するべきである。)
図13に戻り、前述した折り畳み処理の下、ワード線613に沿ったデータのページは、図14に概略的に示されるようにワード線623の1/3しかプログラムされないようにレジスタ構造内で折り畳まれる。(図13および図14はN=3の実施形態に関することに留意するべきである。)類似の折り畳みをワード線615,617に沿ったデータにも行うことができる。このようにして、単一ワード線に沿ってビット線に対応する3つの異なるデータラッチからのバイナリデータは、ワード線623の単一ビット線上で終わるように単一セル上にN=3の多状態形式で書き込まれる。あるいはまた、前の段落で記載した折り畳み処理を用いずに、複数の各ワード線の単一ビット線に沿ったセルを、ワード線623に沿った、この同じビット線上の単一セルにマッピングすることができる。しかし、このセクションに示されている種類のオンメモリ折り畳み配置は、多状態形式で書き込まれたデータが、セルに記憶された多状態間の物理関係を利用する誤り訂正符号(ECC)を用いる場合に効果的に用いることができる。さらに、従来のECC符号化方法を用いても、本願明細書に示された技術はシステムのECC機能を高めることができる。
ある誤りがメモリセル内で生じた場合、一部の誤りは他よりも可能性が高い。例えば、データ状態がフローティングゲートに記憶された電荷の量に対応するフローティングゲートメモリの場合(前に示した図4を参照)、ある誤りがセル内で生じたときに、データ状態は、離れた状態よりも隣接状態にシフトしている可能性が高い。メモリ装置の物理特性のこのような知識を誤り訂正符号(ECC)に組み入れることができる。例えば、セル内で生じることがある予想される異なる誤り移行を、相対物理可能性に従って重み付けることができ、これらの重み係数をECC計算に組み入れることができる。この種類のECCを以下で「強ECC」すなわち「SECC:Strong ECC」と称する。セルの様々な状態間の関係を考慮し、この関係をどのように誤り訂正符号で用いることができるかを考慮するECCを含むこれらの事柄に関するさらなる背景の詳細が、米国特許出願公開第2009/0094482号(特許文献36)、米国特許第7,502,254号(特許文献37)、米国特許出願公開第2007/0268745号(特許文献38)、米国特許出願公開第2007/0283081号(特許文献39)、米国特許第7,310,347号(特許文献40)、米国特許第7,493,457号(特許文献41)、米国特許第7,426,623号(特許文献42)、米国特許出願公開第2007/0220197号(特許文献43)、米国特許出願公開第2007/0065119号(特許文献44)、米国特許出願公開第2007/0061502号(特許文献45)、米国特許出願公開第2007/0091677号(特許文献46)、米国特許出願公開第2007/0180346号(特許文献47)、米国特許出願公開第2008/0181000号(特許文献48)、米国特許出願公開第2007/0260808号(特許文献49)、米国特許出願公開第2005/0213393号(特許文献50)、米国特許第6,510,488号(特許文献51)、米国特許第7,058,818号(特許文献52)、米国特許出願公開第2008/0244338号(特許文献53)、米国特許出願公開第2008/0244367号(特許文献54)、米国特許出願公開第2008/0250300号(特許文献55)、および米国特許出願公開第2008/0104312号(特許文献56)で見られる。
好適な実施形態では、データがバイナリ形式から多状態形式へ書き換えられる場合、状態に依存した強ECC(SECC)が用いられる。SECCを計算するため、システムは、多状態形式で書き込まれた後、データがどのように記憶されるかを知る必要があり、これを知るため、このデータのすべてが利用可能である必要がある。本願明細書に示され、図13および図14で概説された折り畳み配置では、データが入ってくると、データはワード線613に沿ってバイナリ形式で書き込まれ、その後、データセットの残りの部分について、次の論理ページがワード線615などに引き続き書き込まれる。各ワード線は、折り畳み後、物理多状態ページの1/Nに沿ってNビット多状態形式で書き込まれるデータのすべてを有する。例えば、図14において、ワード線623の左側の1/3に記憶されるべきデータのすべてはワード線613である。本願明細書に示された別の態様によれば、論理ページが後に多状態形式でどのように記憶されるかということに対応する強ECCはコントローラ(またはホスト)で計算され、データと一緒に転送され、バイナリ形式で書き込まれる。従って、図13において、例えば、ワード線613上のデータは、データのこの論理ページがワード線623の一部にどのように記憶されるかということに対応するSECCを既に有している。2値ブロックに記憶されたユーザデータの論理ページは後にバイナリ形式で書き込まれるが、このユーザデータと共に物理ページ(またはワード線)に書き込まれた対応するECCは、まだデータがこのように書き込まれていないとしても、最終多状態配置に基づくことに留意するべきである。
これとは対照的に、Nビット線がN個のワード線に沿ってバイナリ形式で書き込まれ、その後、(例えば、3つの異なる2値ブロックワード線に対する同一のビット線上の3つのセルが多状態ブロック621の同一のセル内で終わるように、)折り畳み動作を用いずにビット線対応を維持するように単一ワード線上にNビット形式で書き換えられた場合、コントローラが一度にN個のすべての論理ページを有しない限り、コントローラは強ECCを計算することはできない。従って、コントローラは、論理ページをバイナリ形式に書き込む前に論理ページを蓄積して、データが受信されたときにデータをバイナリ形式で迅速に書き込む機能を取り除くか、または、コントローラは、N個の論理ページをバイナリ形式で書き込む最初の書き込みを行ない、その後、コントローラに戻されたこれらのページの帰還を読み出し、対応のSECCを計算し、これらをSECCと一緒にバイナリ形式で書き換え、その後、データおよびSECCを多状態ブロックに書き込む必要がある。この最後の配置は高速の初期2値書き込みを依然として可能にするが、追加の読み出しおよびコントローラへの返信、ならびに、その後のメモリへの返信および次の2値書き込みを必要とする。この処理に含まれる追加の転送時間に加えて、この配置は、N個の論理ページの各々が多状態形式で記憶されて終わる前に2値書き込みを受けるワード線の数を2倍(Nから2N)にもすることに留意するべきである。1つのワード線を1セル当たりNビットブロック上に書き込むのに2値ブロック内の多く(2N)のワード線を用いる別の欠点は、2値ブロックの信頼性によってフラッシュメモリの信頼性を制限することがあり、しかも、2値プログラミングに対する多すぎるブロックの使用は、ユーザデータを記憶するメモリの容量を少ないままにしておくことになるということである。
前述したように、データがホストから入ってくるときに、データをバイナリ形式で書き込むことができ、データは、多状態ブロック内で最終的に書き換えられるまで2値ブロックに蓄積される。しかし、データパケットは、一般的に論理ページの整数に対応しない様々なサイズでホストから到着する。ホストの読み込みが全論理ページよりも少ない場合、好適な実施形態では、このデータをメモリに依然として転送することができ、部分ページプログラミングを用いて、ECCを含めず、データを2値ブロックにプログラムすることができる。また、コントローラが、全論理ページに相当する量を有するまで、コントローラは、この部分ページの累積データを保持し、この全ページに基づいて強ECCを計算し、その後、全累積論理ページのSECCを書き込むことができ、この最後のチャンクがプログラムされて論理ページをワード線上に充填する。2値ページ内のSECC位置は重要であるので、すべてのSECC空間を充填するため、一部のビット空間を最後のプログラムのために残すことができる。例えば、場合によっては、ホストは、ページ全部を充填するのに充分なデータを有さないことがある。この場合、既存の部分ページデータを、まず、2値ECC符号と共に2値ブロックに書き込むことができる。次のデータが入ってくると、プログラムされた2値部分ページを読み直し、入ってきたデータでページ全体を形成し、SECCと共に別の2値ワード線にプログラムすることができる。
折り畳み処理の一部として、欠陥も考慮される必要がある。特に、折り畳み処理が複数のビット線上のデータを2値ブロックから取り出し、これらのデータを単一ビット線に折り畳むときに、メモリアレイのソース(2値)ブロックの列欠陥のいずれも折り畳み処理において反映される。(欠陥のある列およびこれらに対処する方法の説明が、米国特許第7,170,802号(特許文献30)に示されている。)例えば、図14に戻って参照すると、ある配置の下では、例えば613aにおいて、欠陥のある列が飛ばされる場合、613bおよび613cが書き込まれたときに、不良列を伴ってワード線623に折り畳まれる613bおよび613cの対応する列は飛ばされる必要がある。2値ページプログラミング中、2値ブロックの不良列を飛ばすべきである。1/Nページに不良列が存在する場合、2値ページデータは、2値ページプログラムにおいてNビットを飛ばすべきである。2値ページプログラムにおいて、ワード線の他の領域のさらなる不良列だけに対処する必要がある。
データの折り畳みに用いる局所バス
このセクションでは、さらなるデータ転送機能を、前述した種類のメモリ構造に追加する構造を示す。前に示した図15に戻って参照すると、図15は、例示的な実施形態に用いられた読み出し/書き込みスタックの1つを示している。このセクションで示される実施形態は、異なるスタックのSBus705に接続し、これによって、異なるスタックのレジスタ間でデータを転送できる局所内部データバスを追加する。バイナリデータが読み出され、次に、プログラムし直される例示的な実施形態では、1セル当たり3ビットの場合、読み出し/書き込みスタックは3つのグループに分割され、各グループにおけるスタックの内部スタックバスはこのような局所バスによって接続されている。
前述したように、多状態(MLC)データを記憶するページのプログラミングは、1つの2値ページから異なるMLCページへデータが分配されるように再配置される。前述したように、従来技術の配置では、コントローラはデータを読み出し、コントローラ内でデータを再配置し、次に、プログラミングのために、データをメモリに書き戻す。このセクションおよび前のセクションでは、メモリ内でデータを再配置することによって、メモリからデータを転出し、メモリへ返信する必要性を除去し、これによって、メモリ性能を改善する技術が示されている。前述した別の利点は、この配置が、強ECC(SECC)2値ページをプログラムする前に、標準のECCを有する2値ページをプログラムするということからシステムを解放することができ、2値キャッシュブロックの耐久性要件を1/2に減少させるということである。前のセクションについては米国特許出願第12/478,997号(特許文献57)でさらに明らかにされ、前のセクションでは、図14に示されるようなデータの折り畳み方法は、コントローラがデータを一般的にどのように符号化するかということに対応していない。このセクションにおいて導入された構造によって、コントローラにとってさらに有益となりやすいようにデータを配置することができる。
前述したアプローチをさらにもう少し検討する。内部データ折り畳み機構を用いずに、強ECC(SECC)システムを用いてバイナリデータを多状態形式に書き換えるため、最初に標準または軽ECC(LECC:Light ECC )ページを用いて、ホストからのデータは最初にバイナリ形式で書き込まれる。LECCページが充分あると、データはコントローラに読み戻され、コントローラはLECCページをSECC2値ページに変換する。SECC2値ページが充分あると、次に2値ページはMLCページに「折り畳まれる」。例えば、1セル当たり3ビット多状態形式の場合、1つの3ビットページに折り畳むのに3つのSECC2値ページが必要とされる。これに類似して、1セル当たり4ビット形式の場合、1つのD4(4ビットデータ)ページに折り畳むのに4つのSECC2値ページが必要とされる。この機構はバックグラウンド内部折り畳み(BGIF:Background Internal Folding )と称される。
前のセクションでは、データをコントローラへ転出することなく、メモリ上で折り畳みを行うことができる実施例を示した。その代わりに、折り畳みはスタックバス(図15のSBusおよびDBus717)内で行われる。このセクションは、局所バスを少数の読み出し/書き込みスタックの一グループ内に導入し、これによって、データインまたはデータアウト動作の必要なしに、異なるスタック間でデータをシャッフルすることができる。このような配置は、(図15および図16に関して前述したように)レジスタに用いられるレベルまたは層の数がMLC状態の数で割り切れない場合(例えば、8層およびMLCモードにおける1セル当たり3ビット記憶の場合)に特に有用であることができる。
図17には、読み出し/書き込みスタックの幾つかを示す。読み出し/書き込みスタックの各々は、M=15の場合、図15に対応するが、説明の目的上、要素は上下逆さまになっており、図15のセンス増幅器SA701は明示されておらず、この場合、入出力バスに接続された入出力モジュールYCOM829を含む(入出力バスも図に示されていないが、前述した図8〜図10を参照されたい)。図15における対のラッチUDL711およびLDL713よりはむしろ、図17におけるスタックの各々は3つのラッチADL811、BDL813およびCDL815のセットを有し、この説明は、多レベル書き込みが1セル当たり3ビットを記憶する実施形態に基づく。メモリのビット線はセクションに分割され、各セクションはそれ自体このようなスタックを有する。例えば、各スタックは、図15のN=128に対応する128個のビット線を担うことができる。図17は、これらのセクションの3つ(この場合、セクション0,1,2)のスタックを示しているが、一般的に、メモリはさらに多くのセクションを有する。3ビットMLC設計では、図に示されている4つのデータラッチまたはそれ以上が一般的に存在する。データラッチは、DBUS/XBUS817/819を介して互いに接続されている。前述したように、アレイに対するデータ転送動作はYBOX807を介する。XBUS819は、データインおよびデータアウト動作のため、YCOM821にも接続されている。この配置の下、異なるセクションにわたってデータを転送することはできない。
図18には、同一の符号を付してある図17の要素を繰り返し示すが、複数の読み出し/書き込みスタックのサブセットのスタックバス間に局所データバスを追加して、異なるセクションまたは列間にデータを転送するメモリ機能を与える。このことは、コントローラの介入なしに、データを再配置でき、データをメモリ自体内でシャッフルできる方法を増大させる。例示的な実施形態では、この局所データバスは3つのスタックのスタックバスを接続する。(この場合も、3つのセクションしか示されていないが、この配置は、3つのスタックの各サブセットによって繰り返される。)
この局所バスは、図18において、LBUS951として示されている。LBUS951の幅(この場合、16ビット)はスタックバスの幅に一致する。953−0におけるS0、953−1におけるS1および953−2におけるS2が独立しているのと同じく、信号XSW0,XSW1,XSW2も、独立した制御信号であり、これらの信号は、異なるセクション間でバス(XBUSおよびLBUS)がどのように接続されるのかを選択する。信号XS0,XS1,XS2も、独立した信号であり、これらの信号は、どのセクションのXDLが他のセクションからデータを受信できるかを制御する。これらの信号のタイミングを制御することによって、あるセクションからデータを別のセクションへ転送することができる。ラッチADL811、BDL813、CDL815およびXDL809を用いるデータ転送および再配置のさらなる柔軟性をメモリに与えるため、セクション間の水平データ転送機能は、前述したセクション内のレジスタ間の垂直データ転送機能と組み合わされた。(図18において明示されていないが、スタックのYBOX907およびセンス増幅器も一般的にラッチを含む。)
図18の配置を用いて3つの2値ページを、1セル当たり3ビット形式でメモリの1つの(物理)ページに書き換える場合における所望のデータ再配置の一例を次に示す。3ビットページのデータをプログラムするため、3ページバイナリデータを2値ブロックから読み出し、図19に示されるようにADL、BDLおよびCDLに入れる必要がある。一番上の線から始める場合、処理は、センス増幅器で第1の2値ページ(page0)を検知することから開始し、その結果をXDLラッチにラッチする。セクション0、1および2(S0,S1,S2)に関する結果は、下位、中間および上位に対応してL0、M0およびU0と表示され、その中にこれらは再配置されることになっている。次に、これらの結果はXDLレジスタから各スタックのADLレジスタへ転送される。続いて、第2の2値ページ(page1)がBDLに記憶され、第3の2値ページ(page2)がXDLからCDLへ転送される。処理の終わりにおける3つの各セクションのADL、BDLおよびCDLラッチの内容は、図20の左側に示されている。
図20をさらに説明する前に、折り畳み処理を再検討する。前に戻って図14を参照すると、図14は、2値ページ、例えばワード線613に対応するpage0が1/3に分割される折り畳み動作を示している。ページが折り畳まれ、ワード線623上に3ビットMLC形式で書き換えられる場合、この分割によって、部分613aが上位ページ上で終わり、中間部分613bが中間ページ上で終わり、613cが下位ページ上で終わる。所定のセルの場合、図14に示された折り畳み配置の下、上位、中間および下位ビットは同一ワード線からもたらされるが、同一のワード線からもたらされる2値セルはワード線の1/3で分離される。コントローラは、このようにはデータを符号化しないことが多い。より一般的に、コントローラは、1バイトまたは数バイトもしくはワードの単位で符号化されたデータを扱う。例えば、コントローラが2バイト単位でデータを符号化する場合を考える。このことから、1/3の代わりに、2バイト単位に2値ワード線をスライスし、これらのより小さい単位に基づいてページを折り畳むのが好ましい。従って、折り畳みのときに、N=3のワード線623の最初の(物理)2バイトセグメントは、2値ワード線613からの第1、第2および第3の2バイトからそれぞれ取得された上位、中間および下位バイトを有し、これに類似して、3つの2値ワード線の残りは2バイト単位で折り畳まれる。メモリセルのより小さい単位に基づくこの折り畳みは、LBUS951を用いて達成することができる。
このより細かい折り畳みは、強ECCを有するデータの符号化を容易にすることにも役立つ。SECCを有するデータを符号化するため、コントローラは、MLC形式でセルに記憶すべき全データの最終データ値を知る必要がある。2値ページが1/3に折り畳まれる場合、2値ページの最後の1/3からのビットが入ってくるまでは、コントローラは、所定のMLCセルに対するすべてのデータを有さないこととなる。その代わりに、より小さい単位でデータが折り畳まれる場合、所定のMLCセル内に折り畳むべきデータのすべては極めて接近して到達し、これによって、SECC生成処理を容易にする。(この場合も、3ビットMLCの場合に即している。)
図20に戻る。図19に関して前述した2値ページの最後では、データは、図20の左側に示されるように、セクション0、1および2(S0,S1,S2)のレジスタADL、BDLおよびCDLに読み込まれる。折り畳み処理の終わりにおける所望の結果は右側に示され、セクションごとの下位、中間および上位データはそれぞれここで、そのセクションのADL、BDLおよびCDLレジスタに含まれる。要素のこの置き換えは、図18に示されるように3つのセクションを接続するLBUS951を用いてセクション間でデータを転送することによって行われる。これに類似して、2値ページ0、1および2の残りの部分は他のセクションのレジスタに読み込まれ、同様に、セクションの各サブセット内で折り畳まれる。データが折り畳まれた後、データを下位、中間および上位ページとしてMLCブロックのワード線にプログラムすることができる。
図21A〜図21Mには、このデータ折り畳みを行う実行可能なシーケンスの1つを示す。2値ページデータを読み出した後、データラッチは、図21Aに示されるように初期データを有し、XDLおよびセンス増幅器(SA)のラッチは、読み出した最後のページのデータを依然として保持する。最初の一対のステップでは、U0はセクション2のADLからセクション0のXDLラッチへ移動され(図21B)、U1は、内部スタックバス間で局所内部データバス(LBUS)を用いてセクション間転送によってS2のBDLラッチからセクション1のXDLラッチへ移動される。すべてのセクションに対して上位ページ単位がXDL内で完成すると、それらはCDLにシフトされる(図21D)。例示的なシーケンスでは、スタック処理回路(YBOX)内のラッチがこの場合に用いられ、図21Eにおいて、BDLラッチの内容はYBOXのラッチにシフトされている。
次に、中間ページに対応するデータは、セクション1のADL(図21F)、セクション1のSAラッチ(図21G)およびセクション1のBDLラッチ(図21H)からXDLへシフトされる。次に、中間ページはBDLラッチにシフトされる(図21I)。その後、下位ページに対応するデータは、セクション0のセンス増幅器ラッチ(図21J)、セクション0のYBOXラッチ(図21K)およびセクション0のADLラッチ(図21L)からXDLへシフトされる。次に、下位ページはADLラッチにシフトされる(図21M)。
従って、これらのステップの後、データは再配置され、その後、1セル当たり3ビットMLCブロックにデータをプログラムすることができる。メモリからコントローラへ出し入れのためデータをシフトする必要はないので、この場合も、書き込み性能は改善され、コントローラにとって、より有利にデータは符号化される。ここで与えられたこの例では、本発明の説明を簡略化するため、3つのセクションが用いられている。より一般的には、N個のセクションをグループ化することができる。ここで、Nを2,3,4,5などとすることができる。グループ内では、セクションのスタックバス間に内部バスを用いて、データを、あるセクションから別のセクションへ転送し、セクションのこれらのサブセットの各々に再配置することができる。この説明に用いた例示的な実施形態は3ビット下位/中間/上位ページデータの折り畳みに関連するが、これに類似して、メモリ性能を改善するため、これらの技術の他の実施形態を用いることによって、異なるデータ再配置をフラッシュメモリ内で達成することができる。
特定の実施形態に関して本発明の様々な態様を説明してきたが、当然のことながら、本発明は、特許請求の範囲の全範囲内においてその権利が保護されるべきであることが理解できるはずである。

Claims (14)

  1. 複数のワード線および複数のビット線に沿って形成された不揮発性メモリセルのアレイを有する不揮発性メモリ回路を備える不揮発性メモリシステムを動作する方法であって、前記ビット線は複数のサブセットを形成し、前記サブセットの各々が対応するセットのデータレジスタに接続可能である複数のサブセットを形成する方法において、
    データを複数のワード線のうちの第1のワード線に沿って第1の複数のメモリセルにバイナリ形式で書き込むことによって、第1の複数のビット線に沿って第1の複数のメモリセルの形態が形成されるステップと、
    第1の複数のメモリセルから、第1の複数のビット線に対応する前記セットのデータレジスタへデータを読み込むステップと、
    第1の複数のメモリセルからのデータを前記セットのデータレジスタ内で再配置し、これによって、データを第2の複数のビット線に対応するセットのデータレジスタ内に配置するステップであって、第2の複数のビット線が第1の複数のビット線よりも少ないステップと、
    その後、再配置されたデータを、第2の複数のビット線に対応するデータレジスタから複数のワード線のうちの第2のワード線に沿って、第2の複数のビット線に沿って形成された第2の複数のメモリセルへ多状態形式で書き込むステップと、
    を含む方法。
  2. 請求項1記載の方法において、
    前記多状態形式は、1セル当たりNビット形式であり、Nは1よりも大きい整数であり、第1の複数のビット線の数は第2の複数のビット線の数のN倍である方法。
  3. 請求項2記載の方法において、
    複数のワード線のうちの第1のワード線に沿ってさらなるデータを書き込んだ後であって、再配置されたデータを複数のワード線のうちの第2のワード線に沿って書き込む前に、
    追加のデータを複数のワード線のうちの(N−1)個の追加のワード線にバイナリ形式で書き込むステップと、
    さらなるデータを複数のワード線のうちの(N−1)個の追加のワード線から前記セットのデータレジスタへ読み込むステップと、
    さらなるデータを前記セットのデータレジスタ内で再配置するステップと、をさらに含み、
    前記再配置されたデータを複数のワード線のうちの第2のワード線に沿って書き込むステップは、再配置されたさらなるデータを複数のワード線のうちの第2のワード線に沿って同時に書き込むことをさらに含む方法。
  4. 請求項1記載の方法において、
    前記メモリセルのアレイは複数の個々に消去可能なブロックから形成され、複数のワード線のうちの第1のワード線は複数の消去可能なブロックのうちの第1の消去可能なブロックに含まれ、複数のワード線のうちの第2のワード線は複数の消去可能なブロックのうちの第2の消去可能なブロックに含まれる方法。
  5. 請求項1記載の方法において、
    前記不揮発性メモリシステムは、コントローラ回路をさらに備え、
    前記方法は、複数のワード線のうちの第1のワード線に沿ってデータを書き込む前に、前記コントローラ回路から前記不揮発性メモリ回路へデータを転送するステップをさらに含む方法。
  6. コントローラ回路と、複数のワード線および複数のビット線に沿って形成された不揮発性メモリセルのアレイを有する不揮発性メモリ回路とを備える不揮発性メモリシステムを動作する方法であって、
    前記コントローラ回路でデータを受信するステップと、
    データに対応する誤り訂正符号を前記コントローラ回路内で生成するステップと、
    データおよび対応する誤り訂正符号を前記不揮発性メモリ回路に転送するステップと、
    データおよび対応する誤り訂正符号を複数のワード線のうちの第1のワード線に沿ってバイナリ形式で書き込むステップと、
    その後、前記不揮発性メモリ回路内において、データおよび対応する誤り訂正符号を複数のワード線のうちの第2のワード線に沿って多状態形式で書き換えるステップであって、対応する誤り訂正符号はデータが多状態形式でどのように配置されるかに依存して生成されるステップと、
    を含む方法。
  7. 請求項6記載の方法において、
    前記メモリセルのアレイは複数の個々に消去可能なブロックから形成され、複数のワード線のうちの第1のワード線は複数の消去可能なブロックのうちの第1の消去可能なブロックに含まれ、複数のワード線のうちの第2のワード線は複数の消去可能なブロックのうちの第2の消去可能なブロックに含まれる方法。
  8. 請求項6記載の方法において、
    前記多状態形式は1セル当たりNビット形式であり、Nは1よりも大きい整数であり、 前記方法は、データおよび対応する誤り訂正符号を複数のワード線のうちの第1のワード線に沿って書き込んだ後であって、データおよび対応する誤り訂正符号を複数のワード線のうちの第2のワード線に沿って書き換える前に、さらなるデータおよび対応する誤り訂正符号を複数のワード線のうちの(N−1)個の追加のワード線に沿ってバイナリ形式で書き込むステップをさらに含み、
    前記書き換えるステップは、さらなるデータおよびさらなるデータの対応する誤り訂正符号を複数のワード線のうちの第2のワード線に沿って多状態形式で同時に書き換えることを含み、さらなるデータの対応する誤り訂正符号はさらなるデータが多状態形式でどのように配置されるかに依存する方法。
  9. 不揮発性メモリ回路であって、
    複数のワード線および複数のビット線に沿って形成された複数の不揮発性メモリセルを有するメモリアレイと、
    前記メモリアレイに接続可能である読み出し回路であって、2値読み出し動作を実行するため、前記ビット線の1つ以上に各々接続可能である複数のセンス増幅器を備える読み出し回路と、
    多状態プログラム動作を実行するため、前記メモリアレイに接続可能である書き込み回路と、
    前記読み出し回路および前記書き込み回路にアクセス可能であるデータレジスタスタックであって、
    前記センス増幅器の出力を受信するように接続可能である第1のデータレジスタであって、複数のワード線のうちの第1のワード線上の、1よりも大きい整数であるNまたはそれ以上の個数のビット線からの2値検知動作の出力を受信し保持する第1のデータレジスタと、
    前記第1のデータレジスタに接続可能であって、前記第1のデータレジスタとの間で内容の転送を行うN個の第2のデータレジスタと、
    前記第2のデータレジスタの第1番目に接続可能であり、これによって、前記第1のデータレジスタに保持された前記第1のワード線上のN個の2値検知動作の出力に対応する値を、複数のワード線のうちの第2のワード線上のセルの1セル当たりNビットのプログラミング動作に用いるため、前記N個の第2のデータレジスタの対応する1つに各々転送することができる処理回路と、を備えるデータレジスタスタックと、
    を備える不揮発性メモリ回路。
  10. 請求項9記載の不揮発性メモリ回路において、
    前記第1のデータレジスタは、複数のワード線のうちの第1のワード線上の、倍数MのN個のビット線からの2値検知動作の出力を受信し保持することができ、
    前記処理回路は、前記第2のワード線上の、M個のビット線に沿ったM個のセルの1セル当たりNビットの同時プログラミング動作に用いるため、M個の値を前記第2のデータレジスタの各々に転送することができる不揮発性メモリ回路。
  11. 複数のワード線および複数のビット線に沿って形成された不揮発性メモリセルのアレイを有する不揮発性メモリ回路を備える不揮発性メモリシステムを動作する方法であって、前記ビット線は複数のサブセットを形成し、前記サブセットの各々が対応するセットのデータレジスタに接続可能である複数のサブセットを形成する方法において、
    前記サブセットのN個に沿って形成されたメモリセルのN個の第1のワード線に沿ってバイナリ形式で記憶されたデータを、対応するNセットのデータレジスタの各々におけるN個のデータレジスタに読み込むステップであって、Nは1よりも大きい整数であるステップと、
    その後、Nセットのデータレジスタを接続する局所内部データバスを用いてNセットのデータレジスタの異なるセットのデータレジスタ間でデータをシャッフルするステップと、
    その後、Nセットのデータレジスタからシャッフルされたデータを第2のワード線に沿って1セル当たりNビット形式で書き込むステップと、
    を含む方法。
  12. 請求項11記載の方法において、
    前記メモリセルのアレイは複数の個々に消去可能なブロックから形成され、前記第1のワード線は複数の消去可能なブロックのうちの第1の消去可能なブロックに含まれ、前記第2のワード線は複数の消去可能なブロックのうちの第2の消去可能なブロックに含まれる方法。
  13. 請求項11記載の方法において、
    前記不揮発性メモリシステムは、コントローラ回路をさらに備え、
    前記方法は、前記第1のワード線に沿ってデータを書き込む前に、前記コントローラ回路から前記不揮発性メモリ回路へデータを転送するステップをさらに含む方法。
  14. 請求項13記載の方法において、
    前記コントローラ回路から前記不揮発性メモリ回路へデータを転送する前に、
    前記コントローラ回路でデータを受信するステップと、
    データに対応する誤り訂正符号を前記コントローラ回路内で生成するステップであって、対応する誤り訂正符号は、データが前記第2のワード線にプログラムされるときに、多状態形式でどのように配置されるかに依存して生成されるステップと、をさらに含み、 前記対応する誤り訂正符号は、前記不揮発性メモリ回路に転送され、前記第1のワード線に沿ってバイナリ形式でデータと一緒に同時に書き込まれる方法。
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