JP5465887B2 - 装飾部材 - Google Patents

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本発明は、ラベル、各種包装材等に使用される装飾部材に関する。
従来、酒瓶等に貼着するラベルや各種包装材等には、種々デザインされた商標や模様等を描くことによって、消費者の購買意欲を引き出そうとしている。
このようなラベルや包装材等に使用される装飾部材としては、例えば基材の表面の金属箔(アルミニウム箔)層に万線方向が異なる万線状凹凸パターン群が複数集合したエンボスパターンを形成したものが挙げられる(特許文献1参照)。このような装飾部材は、見る角度を変化させると万線状凹凸パターン群の濃淡や輝きが動的に変化し、見る者に美麗で高級感のある印象を与える。
しかし、視覚的に作用する様々な表現手法が提供されている昨今では、消費者の注意を惹きつけるためには、更に独特で美麗な外観を有する装飾部材が求められるようになってきている。
特開2006−255915号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、独特で美麗な外観を有し、消費者の注意を惹きつけることができる装飾部材を提供することを目的とする。
第一の発明に係る装飾部材Aは、万線状の凹凸を有する光反射性金属層1の上に、FMスクリーン印刷により形成された印刷層2が重ねられていることを特徴とする。
このように万線状の凹凸パターン3を有する光反射性金属層1に、印刷層2が重なって形成されることで、光反射性金属層1による光の反射方向の変化に起因して現出する意匠模様と、印刷層2による色の変化に起因して現出する意匠模様という、異なる種類の意匠模様が重なり、装飾部材Aに独特で且つ美麗な外観が付与される。また、FMスクリーン印刷では印刷層2のインクドット8は不規則に配置されるため、光反射性金属層1に印刷層2を重ねて形成しても、光反射性金属層1における万線状の凹凸パターン3と印刷層2における印刷パターンとの間に干渉が生じにくくなり、装飾部材Aにモアレ模様等の干渉模様が現れにくくなる。
この発明において、光反射性金属層1はアルミニウムで形成されていることが好ましい。この場合、光反射性金属層1を形成するためのコストを低減しつつ、光反射性金属層1の光反射性が特に優れたものになると共に加工性が良好となって、この光反射性金属層1によって特に美麗な模様が現れるようにすることができる。
第二の発明に係る装飾部材Aは、万線状の凹凸を有する透明性樹脂層4の上に、FMスクリーン印刷により形成された印刷層2が重ねられていることを特徴とする。
このように万線状の凹凸パターン3を有する透明性樹脂層4に、印刷層2が重なって形成されることで、透明性樹脂層4による光の反射方向の変化や光の屈折の変化に起因して現出する意匠模様と、印刷層2による色の変化に起因して現出する意匠模様という、異なる種類の意匠模様が重なり、装飾部材Aに独特で且つ美麗な外観が付与される。また、FMスクリーン印刷では印刷層2のインクドット8は不規則に配置されるため、透明性樹脂層4に印刷層2を重ねて形成しても、透明性樹脂層4における万線状の凹凸パターン3と印刷層2における印刷パターンとの間に干渉が生じにくくなり、装飾部材Aにモアレ模様等の干渉模様が現れにくくなる。
第三の発明に係る装飾部材Aは、FMスクリーン印刷により形成された印刷層2の上に、万線状の凹凸を有する透明性樹脂層4が重ねられていることを特徴とする。
このように印刷層2に万線状の凹凸パターン3を有する透明性樹脂層4が重なって形成されることで、透明性樹脂層4による光の反射方向の変化や光の屈折の変化に起因して現出する意匠模様と、印刷層2による色の変化に起因して現出する意匠模様という、異なる種類の意匠模様が重なり、装飾部材Aに独特で且つ美麗な外観が付与される。また、FMスクリーン印刷では印刷層2のインクドット8は不規則に配置されるため、印刷層2に透明性樹脂層4を重ねて形成しても、透明性樹脂層4における万線状の凹凸パターン3と印刷層2における印刷パターンとの間に干渉が生じにくくなり、装飾部材Aにモアレ模様等の干渉模様が現れにくくなる。
本発明によれば、異なる種類の意匠模様が重なった独特で美麗な意匠模様が装飾部材に現れ、しかも意匠模様同士の干渉が生じにくくなり、モアレ模様等の干渉模様が現れにくくなる。このため、意匠模様同士の干渉を考慮することなく、独特で美麗な意匠模様を装飾部材に容易に付与することができるようになる。
本発明に係る第一の実施形態を示す概略断面図である。 本発明に係る第二の実施形態を示す概略断面図である。 本発明に係る第三の実施形態を示す概略断面図である。 (a)はAMスクリーン印刷、(b)はFMスクリーン印刷における、インクドットの配置の例を示す平面図である。 (a)は万線状凹凸パターンとAMスクリーン印刷による印刷層を重ねた状態を示す平面図、(b)万線状凹凸パターンとFMスクリーン印刷による印刷層を重ねた状態を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1に第一の実施形態を示す。この実施形態では、装飾部材Aは下層側から基材5、樹脂層6、光反射性金属層1、印刷層2、保護層7が、順次積層して形成されている。
基材5は例えば適宜のシート状の紙材で形成される。基材5の厚みは例えば50〜500μmの範囲に形成される。
樹脂層6は例えば基材5の表面に樹脂液を塗布成膜することで形成される。この樹脂層6は補強や紙質の調整等のために必要に応じて設けられる。樹脂層6は、例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩化ビニル樹脂、エチレン−アクリル共重合樹脂、アクリル樹脂等の適宜の熱可塑性樹脂で形成され、その厚みは例えば5〜30μmの範囲に形成される。
樹脂層6を設けない場合の基材5の上面、或いは樹脂層6を設ける場合の樹脂層6の上面に、光反射性金属層1が設けられる。
光反射性金属層1は、光反射性の高い金属材で形成されることが好ましい。金属材としては適宜のものが挙げられるが、光反射性が高く、且つ比較的入手コストの低いアルミニウムが好ましい。
この光反射性金属層1には、万線状の凹凸パターン3が形成されている。この万線状の凹凸パターン3が光反射性金属層1の表面の適宜の位置及び適宜の形状に形成されることで、光反射性金属層1に意匠模様が現出するようになる。また種々の方向の万線状の凹凸パターン3を形成したり、方向の異なる万線状の凹凸パターン3を重ねたりすることで、光の反射特性を部分的に変化させ、見る方向や角度を変化させると見え方が変化するような美麗な意匠模様が現出するようになる。
万線状の凹凸パターン3の高さ(高低差)は特に制限されないが、10〜30μmの範囲が好ましい。またこの凹凸パターン3のピッチ(隣り合う凸条間又は凹条間の間隔)は0.05〜0.5mmの範囲が好ましく、0.1〜0.2mmの範囲であればさらに好ましい。このような範囲において、光反射性金属層1の表面の濃淡が特に鮮明になると共に特に優れた輝きを発揮し、光反射性金属層1に特に明確で美麗な意匠模様が現出するようになる。
印刷層2は、装飾部材Aの外観に印刷インクによる意匠模様を形成するために設けられている。このように万線状の凹凸パターン3を有する光反射性金属層1に、印刷層2が重なって形成されることで、光反射性金属層1による光の反射方向の変化に起因して現出する意匠模様と、印刷層2による色の変化に起因して現出する意匠模様という、異なる種類の意匠模様が重なり、装飾部材Aに独特で且つ美麗な外観が付与される。
この印刷層2を形成するための印刷インクが透明インクであれば、印刷層2を介して光反射性金属層1が透けて見えるようになり、光反射性金属層1による意匠模様が特に明確に現れる。但し、印刷層2を形成するための印刷インクが不透明インクであっても、印刷層2の表面に光反射性金属層1による万線状の凹凸パターン3の形状が浮き上がり、独特な意匠模様が現出する。また、印刷層2を、透明インクと不透明インクとを併用して形成すれば、多様な意匠模様を現出させることができるようになる。
この印刷層2は、FM(Frequency Modulation)スクリーン印刷により形成されることが重要である。すなわち、印刷層2は図4(b)に示されるように均一なインクドット8の集合で形成されると共に、インクドット8の個数の変調により階調が表現される。
FMスクリーン印刷では印刷層2のインクドット8は不規則に配置されるため、光反射性金属層1に印刷層2を重ねて形成しても、図5(b)に示されるとおり光反射性金属層1における万線状の凹凸パターン3と印刷層2における印刷パターンとの間に干渉が生じにくくなり、装飾部材Aにモアレ模様等の干渉模様が現れにくくなる。
尚、仮に印刷層2がAM(Amplitude Modulation)スクリーン印刷のように等間隔に並んだインクドット8の大小で階調が表現されている場合(図4(a))、印刷層2ではインクドット8が規則性良く並んでしまい、図5(a)に示されるように万線状の凹凸パターン3との間で干渉模様が生じやすくなってしまう。
この印刷層2におけるインクドット8の径は10〜60μmの範囲が好ましく、20〜40μmの範囲であれば更に好ましい。この範囲において、装飾部材Aに現れる印刷模様が特に明りょう且つ微細・美麗なものとなる。
また、保護層7は印刷層2の保護のために必要に応じて設けられる。保護層7は例えばOPニス(オーバープリントニス)で形成され、その厚みは例えば1〜10μmの範囲に形成される。
このように形成される装飾部材Aは、上記のとおり光反射性金属層1による意匠模様と印刷層2による意匠模様とが重なった、独特で美麗な意匠模様が現出し、しかもこの意匠模様には光反射性金属層1による意匠模様と印刷層2による意匠模様との干渉模様が発生しにくくなる。
このような装飾部材Aにおいて、光反射性金属層1を形成する方法としては、例えば基材5、或いは基材5に設けられた樹脂層6の上に、アルミニウム蒸着膜等の金属蒸着膜をホットスタンプにより転写する方法が挙げられる。金属蒸着膜の転写成形に使用される転写箔は、例えばPETフィルム等からなる基体、シリコン樹脂、メラミン樹脂等からなる離型層、アクリル樹脂、ロジン系樹脂等からなる樹脂層、アルミニウム蒸着膜等の金属蒸着層、エチレン酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル等からなる感熱性接着剤層が、順次積層した構成を有する。金属蒸着層は前記樹脂層に対して金属蒸着をおこなうことにより形成され、例えば厚み0.02〜0.05μmに形成される。このような転写箔の感熱性接着剤層を、基材5、或いは基材5に設けられた樹脂層6の上に重ね、転写箔の基体側から金属版で加圧すると共に加熱する。この金属版には、光反射性金属層1の凹凸パターン3と合致する凹凸が形成されている。このようなホットスタンプにより、金属蒸着膜が感熱性接着剤層を介して基材5又は基材5に設けられた樹脂層6に接着されると共に、この金属蒸着膜に金属版の凹凸が転写される。そして、転写箔の基体を離型層ごと樹脂層との界面で剥離すると、基材5上或いは基材5上の樹脂層6の上に金属蒸着膜が残存し、この金属蒸着膜が光反射性金属層1となるのである。
光反射性金属層1の形成方法は、勿論上記の方法には限られない。例えば基体にアルミニウム箔等の金属箔を貼り合わせ、この金属箔に凹凸を有する金属版を押し付けて加圧することで、光反射性金属層1を形成してもよい。また、基体に適宜のアンカー層を形成し、このアンカー層の表面にアルミニウム等の金属を蒸着させ、これにより形成された金属蒸着層に凹凸を有する金属版を押し付けて加圧することで、光反射性金属層1を形成してもよい。
このように形成される装飾部材Aは、例えば基材5の裏面に感熱接着剤、感圧接着剤、その他適宜の接着剤が塗布されて接着剤層が形成され、この接着剤層を介して瓶等の物品に貼着される。あるいはその他適宜の手法により瓶等の物品に貼着される。これにより、加飾部材Aをラベルとして使用して、瓶等の物品に装飾をしたり、物品についての情報を表示したりすることができる。
また、装飾部材Aの用途はラベルには限らず、包装紙や、その他適宜の用途に適用される。
図2に第二の実施形態を示す。この実施形態では、装飾部材Aは下層側から基材5、反射性金属層1、透明性樹脂層4、印刷層2、保護層7が、順次積層して形成されている。
基材5としては第一の実施形態と同様のものが用いられる。
反射性金属層1は、第一の実施形態と同様に光反射性の高い金属で形成されるが、この反射性金属層1には万線状の凹凸パターンは形成されず、平坦に形成されている。
透明性樹脂層4は、可視光に対して透明或いは半透明な層である。透明性樹脂層4は、例えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル−スチレン樹脂等の樹脂で形成され、その厚みは例えば10〜30μmに形成される。この透明性樹脂層4には、光反射性金属層1と同様の万線状の凹凸パターン3が形成されている。このため、透明性樹脂層4は光の反射特性や屈折特性が部分的に変化し、見る方向や角度を変化させると見え方が変化するような美麗な意匠模様が現出するようになる。
また、印刷層2は、第一の実施形態と同様に、FMスクリーン印刷で形成される。このように平坦な反射性金属層1の上に、万線状の凹凸パターン3を有する透明性樹脂層4、印刷層2が、順次重なって形成されることで、透明性樹脂層4による光の反射方向や屈折の変化に起因して現出する意匠模様と、印刷層2による色の変化に起因して現出する意匠模様という、異なる種類の意匠模様が重なり、装飾部材Aに独特で且つ美麗な外観が付与される。また透明性樹脂層4に印刷層2を重ねて形成しても、透明性樹脂層4における万線状の凹凸パターン3と印刷層2における印刷パターンとの間に干渉が生じにくくなり、装飾部材Aにモアレ模様等の干渉模様が現れにくくなる(図4,5参照)。
保護層7は第一の実施形態の場合と同様に、印刷層2の保護のために必要に応じて設けられる。
このように形成される装飾部材Aは、透明性樹脂層4による意匠模様と印刷層2による意匠模様とが重なった、独特で美麗な意匠模様が現出し、しかもこの意匠模様には透明性樹脂層4による意匠模様と印刷層2による意匠模様との干渉模様が発生しにくくなる。
また、本実施形態では平坦な反射性金属層1が設けられているので、透明性樹脂層4に形成されている凹凸パターン3が装飾部材の外観に明確に現れ、またこの反射性金属層1の有する光沢によって、より美麗な外観が現れるようになる。
このような装飾部材Aにおいて、透明性樹脂層4を形成する方法としては、例えば基材5の上に透明な樹脂液を、グラビア印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷等で、万線状の版を用いて塗布した後、硬化成膜する方法が挙げられる。この場合、透明な樹脂液が万線状の模様に印刷塗布されることで、この印刷模様がそのまま万線状の凹凸パターン3となる。透明性樹脂層4を形成するための樹脂液としては適宜の透明な硬化性樹脂組成物が挙げられるが、樹脂液は基材5に塗布した後、できる限り早く固化することが望ましいため、紫外線硬化型アクリル樹脂組成物等の紫外線硬化型樹脂組成物が好ましい。
このように形成される装飾部材Aは、例えば基材5の裏面に感熱接着剤、感圧接着剤、その他適宜の接着剤が塗布されて接着剤層が形成され、この接着剤層を介して瓶等の物品に貼着される。あるいはその他適宜の手法により瓶等の物品に貼着される。これにより、加飾部材Aをラベルとして使用して、瓶等の物品に装飾を施すことができる。
また、装飾部材Aの用途はラベルには限らず、包装紙や、その他適宜の用途に適用される。
図3に第三の実施形態を示す。この実施形態では、装飾部材Aは下層側から基材5、反射性金属層1、印刷層2、透明性樹脂層4が、順次積層して形成されている。
基材5としては第一の実施形態と同様のものが用いられる。
反射性金属層1は、第一の実施形態と同様に光反射性の高い金属で形成されるが、この反射金属層1には万線状の凹凸パターンは形成されず、平坦に形成されている。
印刷層2は、基材5の上に設けられるものであるが、第一の実施形態と同様に、FMスクリーン印刷で形成される。
透明性樹脂層4は、第二の実施形態と同様の可視光に対して透明或いは半透明な層であり、且つ光反射性金属層1と同様の万線状の凹凸パターン3が形成されている。このため、透明性樹脂層4は光の反射特性や屈折特性が部分的に変化し、見る方向や角度を変化させると見え方が変化するような美麗な意匠模様が現出するようになる。
このように印刷層2に、万線状の凹凸パターン3を有する透明性樹脂層4が重なって形成されることで、透明性樹脂層4による光の反射方向や屈折の変化に起因して現出する意匠模様と、印刷層2による色の変化に起因して現出する意匠模様という、異なる種類の意匠模様が重なり、装飾部材Aに独特で且つ美麗な外観が付与される。また透明性樹脂層4に印刷層2を重ねて形成しても、透明性樹脂層4における万線状の凹凸パターン3と印刷層2における印刷パターンとの間に干渉が生じにくくなり、装飾部材Aにモアレ模様等の干渉模様が現れにくくなる(図4,5参照)。
尚、本実施形態では印刷層2が透明性樹脂層4で保護されているので、保護層7は設けられていない。
このように形成される装飾部材Aは、透明性樹脂層4による意匠模様と印刷層2による意匠模様とが重なった、独特で美麗な意匠模様が現出し、しかもこの意匠模様には透明性樹脂層4による意匠模様と印刷層2による意匠模様との干渉模様が発生しにくくなる。
また、本実施形態では平坦な反射性金属層1が設けられているので、透明性樹脂層4に形成されている凹凸パターン3が装飾部材の外観に明確に現れ、またこの反射性金属層1の有する光沢によって、より美麗な外観が現れるようになる。
このように形成される装飾部材Aは、例えば基材5の裏面に感熱接着剤、感圧接着剤、その他適宜の接着剤が塗布されて接着剤層が形成され、この接着剤層を介して瓶等の物品に貼着される。あるいはその他適宜の手法により瓶等の物品に貼着される。これにより、加飾部材Aをラベルとして使用して、瓶等の物品に装飾を施すことができる。
また、装飾部材Aの用途はラベルには限らず、包装紙や、その他適宜の用途に適用される。
A 装飾部材
1 光反射性金属層
2 印刷層
3 凹凸パターン
4 透明性樹脂層

Claims (4)

  1. 万線状の凹凸パターンを有する光反射性金属層の上に、FMスクリーン印刷により形成された印刷層が重ねられていることを特徴とする装飾部材。
  2. 上記光反射性金属層が、アルミニウムで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装飾部材。
  3. 万線状の凹凸パターンを有する透明性樹脂層の上に、FMスクリーン印刷により形成された印刷層が重ねられていることを特徴とする装飾部材。
  4. FMスクリーン印刷により形成された印刷層の上に、万線状の凹凸パターンを有する透明性樹脂層が重ねられていることを特徴とする装飾部材。
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