JP4951900B2 - エンボス加飾紙及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、板紙等紙基材の表面にエンボス加工で微細な凹凸を施して加飾し、その商品価値を高めるエンボス加飾紙およびその製造方法に関するものであり、特に、高級清酒や高級菓子類等の紙箱用として、特殊な高級感と光の微細な動き(シズル感)を表現するエンボス加飾紙及びその製造方法に関する。
従来、例えば高級清酒やウイスキーあるいは菓子類などの紙箱として、その側壁面にエンボス加工で模様状の微細な凹凸を施し、その紙箱の商品価値を高めたエンボス加飾紙が知られ、各分野の紙箱として利用されている。
さらに、それら紙箱を美麗化するため、例えば、図4の側断面図に示すように、紙基材(110)の表面にアルミニウム箔などでなる金属光沢層(180)を施し、それに印刷層(130)とエンボス加工で模様状の微細な凹凸パターン(170)とが見当が合った状態でエンボス加工が施されたエンボス加工紙(30)がある(例えば、特許文献1参照。)。
以下に、上記先行技術文献を示す。
特開平6−344649号公報
しかしながら、上記の従来技術、すなわち紙基材の表面にアルミニウム箔などで金属光沢層が施された金属光沢原紙を用い、その金属光沢層面にエンボス加工により模様状(万線状等)の微細な凹凸パターンを施したものは、その金属光沢の部分においてはエンボス加工によるきらきらした表現の高級感には向いているが、これとは異なるきらきらせず落ち着いた重厚感のある高級感に乏しいものであった。
さらにエンボス加工による文字やパターンを表現する凹凸のピッチが、0.8mm以上の粗いものであり、光の微細な動きを表現する所謂「シズル感」に欠けるという問題点があった。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、紙基材上の印刷面にエンボス加工で文字やパターンでなる模様状の微細な凹凸を施したエンボス加飾紙において、特に落ち着きのある高級感とシズル感のあるエンボス加飾紙及びその製造方法を提供することにある。
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、紙基材の表面に少なくとも印刷層と光沢コート層が順に施されているエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分に、エンボス加工による微細な凹凸状パターンが施されており、前記エンボス加工されるエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分は、明度が低く、かつ表面光沢度が高いことを特徴とするエンボス加飾紙としたものである。
また、請求項2の発明では、前記エンボス加飾紙を構成する紙基材は、紙層の表面に塗
工層が施された、坪量210g/m 〜500g/m のコートボールを使用することを特徴とする請求項1記載のエンボス加飾紙としたものである。
また、請求項3の発明では、紙基材の表面に少なくとも印刷層と光沢コート層が順に施されているエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分に、上下に往復運動する空押し版の面でエンボス加工して微細な凹凸状パターンを施し、前記エンボス加工するエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分は、明度が低く、かつ表面光沢度が高いことを特徴とするエンボス加飾紙の製造方法としたものである。
また、請求項4の発明では、前記エンボス加飾紙を構成する紙基材は、紙層の表面に塗工層が施された、坪量210g/m 〜500g/m のコートボールを使用することを特徴とする請求項3記載のエンボス加飾紙の製造方法としたものである。
また、請求項5の発明では、前記微細な凹凸状パターンの凸部は、ピッチを0.05〜0.8mm、高さを15〜200μmの範囲とすることを特徴とする請求項3または4記載のエンボス加飾紙の製造方法としたものである。
また、請求項6の発明では、前記上下に往復運動する空押し版の温度の幅は、5〜180℃であることを特徴とする請求項3乃至のいずれかに記載のエンボス加飾紙の製造方法としたものである。
さらにまた、請求項7の発明では、前記上下に往復運動する空押し版の圧力の幅は、0.5〜400MPaであることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載のエンボス加飾紙の製造方法としたものである。
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明によれば、紙基材の表面に少なくとも印刷層と光沢コート層が順に施されているエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分に、エンボス加工による微細な凹凸状パターンが施されていることによって、高級感と光の微細な動きを表現する(シズル感のある)エンボス加飾紙とすることができる。
また、上記請求項に係る発明によれば、エンボス加工されるエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分は、明度が低く、かつ表面光沢度が高いことによって、より落ち着いた高級感のあるエンボス加飾紙とすることができる。
上記明度の目安としては25以下(JIS Z8729 L*a*b 表色系)で、かつ入射角60°における表面光沢度の目安としては45以上程度であり、光る部分と影になる部分の見掛け上の差が大きいほどより落ち着いた高級感のあるエンボス加飾紙とすることができる。
また、上記請求項に係わる発明によれば、エンボス加飾紙を構成する紙基材は、紙層の表面に塗工層が施された、坪量210g/m 〜500g/m のコートボールを使用することによって、より確実に落ち着いた高級感とより確実にシズル感のあるエンボス加飾紙とすることができる。
また、上記請求項3に係る発明によれば、紙基材の表面に少なくとも印刷層と光沢コート層が順に施されているエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分に、上下に往復運動する平板タイプの空押し版の面でエンボス加工して微細な凹凸状パターンを施すことによって
、高級感と光の微細な動きを表現する(シズル感のある)エンボス加飾紙の製造方法とすることができる。
また、上記請求項3に係る発明によれば、エンボス加工するエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分を、明度が低く、かつ表面光沢度が高いものとすることによって、より落ち着いた高級感のあるエンボス加飾紙の製造方法とすることができる。
上記明度の目安としては25以下で、かつ入射角60°における表面光沢度の目安としては45以上程度であり、光る部分と影になる部分の見掛け上の差を大きくするほどより落ち着いた高級感のあるエンボス加飾紙の製造方法とすることができる。
また、上記請求項に係わる発明によれば、エンボス加飾紙を構成する紙基材は、紙層の表面に塗工層が施された、坪量210g/m 〜500g/m のコートボールを使用することによって、より確実に落ち着いた高級感とより確実にシズル感のあるエンボス加飾紙を製造することができる。
また、上記請求項5に係る発明によれば、微細な凹凸状パターンの凸部を、ピッチが0.05〜0.8mm、高さが15〜200μmの範囲のものとすることによって、より落ち着いた高級感とよりシズル感のあるエンボス加飾紙の製造方法とすることができる効果がある。
上記微細な凹凸状パターンの凸部のピッチが0.05mmに満たないと、一般的な腐食によるエンボス版の加工が困難で、逆にピッチが0.8mmを越えると、光の細かな動き(シズル感という)を表現する効果が得られないので好ましくない。
また、上記微細な凹凸状パターンの凸部の高さが15μmに満たないと加飾効果、すなわち高級感とシズル感を表現する効果が得られず、上記のように凸部のピッチが0.05〜0.8mmでは凸部の高さが200μmを越えることは困難となる。
また、上記請求項6に係わる発明によれば、上下に往復運動する空押し版の温度の幅は、5〜180℃であることによって、より確実に落ち着いた高級感とより確実にシズル感のあるエンボス加飾紙を製造することができる。
また、上記請求項7に係わる発明によれば、上下に往復運動する空押し版の圧力の幅は、0.5〜400MPaであることによって、より確実に落ち着いた高級感とより確実にシズル感のあるエンボス加飾紙を製造することができる。
従って本発明は、高級清酒や菓子類等の紙箱用として、特殊な高級感と光の微細な動きを表現を可能にするエンボス加飾紙およびその製造方法として、優れた実用上の効果を発揮する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明のエンボス加飾紙の製造方法の一事例を示すもので、その側断面を拡大した説明図であり、図2は、本発明のエンボス加飾紙の一事例を示すもので、その側断面拡大図である。また図3は、本発明のエンボス加飾紙を用いた紙製容器の一事例を説明する斜視図である。
本発明は、例えば、図1(b)の側断面拡大図に示すように、紙基材(10)の表面に
印刷層(13)と光沢コート層(14)が順に施されているエンボス加飾光沢原紙(2)を用い、その印刷層(13)のある部分に、図1(a)の側断面拡大図に示すように、微細な凸凹状パターン(27)が施された平板タイプの空押し版(20)の加圧により、例えば、図2の側断面拡大図に示すように、微細な凹凸状パターン(17)が施されているエンボス加飾紙(1)と、その製造方法に関するものであり、本発明を用いたエンボス加飾紙製容器は、例えば、図3の斜視図に示すように、胴部側壁面の印刷層(図示せず)の部分に、エンボス加工によりこの微細な凹凸状パターン(17)が施された高級感と光の微細な動きを表現する(シズル感のある)紙製容器(3)とすることに関するものである。
発明のエンボス加飾紙では、例えば、図1(b)に示すように、コートボール等板紙で紙層(11)の表面に塗工層(12)のある紙基材(10)を用い、その上に絵柄等の印刷層(13)を形成し、その上全面に高光沢ニス等による光沢コート層(14)を施してエンボス加飾光沢原紙(2)を得る。
上記で得られるエンボス加飾光沢原紙(2)は、高光沢印刷物として一般の紙製容器としてそのまま使用されることがある。
本発明のエンボス加飾紙は、図1(b)に示す上記エンボス加飾光沢原紙(2)の印刷層(13)の部分に、図2に示すように、エンボス加工により微細な凹凸状パターン(17)が施されたエンボス加飾紙(1)である。
また、発明のエンボス加飾紙では、図1(b)に示すように、エンボス加工されるエンボス加飾光沢原紙(2)の印刷層(13)の部分は、明度が低く、かつ表面光沢度が高いことを特徴とするもので、例えば、明度の目安としては25以下(JIS Z8729
L*a*b 表色系)と暗い方が好ましく、かつ入射角60°における表面光沢度(JISK 7105のプラスチックの光学的特性試験方法に準拠した測定値)の目安としては45以上、好ましくは60以上であり、光る部分と影になる部分の見掛け上の差を大きくするほど良く、それにより落ち着いた重厚な高級感のあるエンボス加飾紙(1)とするものである。
また、発明のエンボス加飾紙では、図2に示すように、微細な凹凸状パターン(17)の凸部のピッチ(P)が0.05〜0.8mm、その高さ(H)が15〜200μmの範囲とするのが好ましいものである。
上記のような形状、すなわち凸部のピッチ(P)とその高さ(H)でなる微細な凹凸状パターン(17)とすることによって、より落ち着いた高級感とより「シズル感」のあるエンボス加飾紙(1)とすることができるものである。
上記のように微細な凹凸状パターン(17)の凸部のピッチ(P)が0.05mmに満たないと、図1(a)に示すような凸凹状パターン(27)を通常の技術による一般的な腐食によっては空押し板(20)に施すことが困難で、逆にピッチ(P)が0.8mmを越えると、光の細かな動き(シズル感という)を表現する効果が得られないので好ましくない。
また、図2に示すように、微細な凹凸状パターン(17)の凸部の高さ(H)が15μmに満たないと細か過ぎて加飾効果、すなわち高級感と「シズル感」を表現する効果が得られず、上記のように凸部のピッチ(P)が0.05〜0.8mmの範囲では凸部の高さ(H)が200μmを越えることは殆どない。
上記微細な凹凸状パターン(17)の形状は、特に限定するものではないが、例えば、図3の斜視図の一部に示すように、凸部が万線状で構成される凹凸状パターン(17a)としたり、凸部が網点状で構成される凹凸状パターン(17b)とすることもでき、その他波形万線状、点線状、点線万線状、それらの組合せなどでなる凹凸状パターンとすることもできる。
また、発明のエンボス加飾紙の製造方法は、図2に示すようなエンボス加飾紙(1)の製造方法であって、例えば、図1(b)に示すように、紙基材(10)の表面に印刷層(13)と光沢コート層(14)が順に施されているエンボス加飾光沢原紙(2)の印刷層(13)のある部分に、下面に微細な凸凹状パターン(27)が刻設されていて、上下に往復運動する空押し版(20)を用い、その下面で加圧して、図2に示すような微細な凹凸状パターン(17)をエンボス加飾光沢原紙(2)の表面に施すことを特徴とするエンボス加飾紙の製造方法である。
上記加圧の条件として、その温度の幅は、5〜180℃で、5℃以下でも加飾効果が得られる場合があるが、温度が高い方が加飾効果、すなわち微細な凹凸状パターン(17)が再現されやすく、よって5℃以下の温度にするメリットはない。このように温度が高い方が加飾効果が出やすいが、温度が高くなり過ぎると紙基材(10)が歪んだり、印刷層(13)のインキがはぎ取られたりする危惧があり、上記温度180℃を越すことのメリットはない。
また、圧力の幅は、0.5〜400MPaで、0.5MPa以下では、加飾効果が低く、400MPaを越えると想定している紙基材(10)の変形が大きくなり過ぎ、さらに空押し板(20)の微細な凸凹状パターン(27)が破壊される危惧があり好ましくはない。
さらにまた、発明を用いたエンボス加飾紙製容器は、例えば、図3の斜視図に示すように、上記のようなエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙(1)を用いて、エンボス加飾された紙製容器(5)とするもので、この紙製容器(5)の胴部側壁の明度が低く、光沢度が高い印刷層(図示せず)と、その上の光沢コート層のある部分に種々の微細な凹凸状パターン(17)が施され、従来の金属光沢層を有する原紙を用いたものとは異なり、特殊な重厚感のある高級感と「シズレ感」に優れた美粧性の紙製容器(5)とするものである。
以下に本発明のエンボス加飾紙(1)を構成するエンボス加飾光沢原紙(2)について説明する。
まず、図1(b)に示す上記エンボス加飾紙(1)を構成する紙基材(10)としては、例えば、坪量210g/m〜500g/m程度のコートボール、ノーコートボール、アイボリーやカード紙のマニラボール、特殊マニラボールなどの板紙が使用されるが、エンボス加飾光沢原紙(2)としては表面光沢度が高い方が好ましいことから、紙層(11)の表面に塗工層(12)が施されたコートボールやカード紙などが好ましく使用される。
また、上記紙基材(10)上に印刷層(13)と光沢コート層(14)を形成するエンボス加飾光沢原紙(2)とする高光沢印刷物としては、その光沢コート層(14)に紫外線硬化型のコート材を用いる方法と水性のコート材を用いる方法がある。
前者の紫外線硬化型のコート剤を用いる方法としては、例えば、色材としての顔料と、ポリエステル、ポリオール、エポキシ等の各アクリル酸エステルでなる光重合性素材やケ
トン樹脂等とでなるビヒクルと、光重合開始剤等の添加剤とで構成される紫外線硬化型のオフセットインキ(以下UVオフセットインキという)を用い、紙基材(10)上にオフセット印刷方式により印刷層(13)を形成し、このUVオフセットインキからほぼ色材としての顔料を除いた構成の紫外線硬化型コート材(以下UVニスという)を用い、この印刷層(13)を覆うようにオフセット印刷方式で光沢コート層(14)を形成した構成のものが、乾燥性などの点から印刷と光沢コート層の形成がインラインで高効率な製造が可能なので一般化されている方法である。
これに対し、上記のUVオフセットインキ、UVニスを用いたエンボス加飾光沢原紙(2)は、紙製容器等の使用後、再生紙として再利用するに際し、再生紙の製造工程における脱墨性(古紙のインキがパルパー中の温水と薬品で剥がされ、泡とともに浮上させそのインキを除去すること)に劣ることから、後者の水性コート材を用いる方法は、この脱墨性に優れ、かつ有機溶剤を用いない、いわゆる環境に配慮された水性の光沢コート剤による光沢コート層(14)を形成する方法で、この光沢コート剤として、例えばアクリル系樹脂のエマルジョンでなる水性コート材があり、この水性コート材をロールコート法あるいはアニロックスロールを介してコート材を転移するフレキソコート法、グラビアコート法などで塗布し、次いでこの上からプレス加工を行って光沢コート層(14)とする方法である。
また、上記印刷層(13)としては、前述のようにUVオフセットインキを用いて形成する方法の他に、通常の油性枚葉インキ(色材としての顔料と、ビヒクルとしてのロジン変性フェノール樹脂、アルキッド樹脂等樹脂、大豆油等植物油と、添加剤としてのドライヤー等で構成されるインキ)を使用し、オフセット印刷法によって得ることもでき、あるいは水性または油性(有機溶剤使用)のグラビアインキを使用し、グラビア印刷法によって得ることもできる。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
図1(b)に示す紙基材(10)として、
坪量310g/mのカード紙:ニューDV(北越製紙社製)を用い、
その表面にUVオフセットインキ:UPTOP(東洋インキ製造社製)によりオフセット印刷法で印刷層(13)を形成し、
この印刷層(13)上にUVニス:UVハイグロスニス(東洋インキ製造社製)を用いて、
オフセット印刷法で光沢コート層(14)を形成して、試験用のエンボス加飾原紙(2)を得た。
得られたエンボス加飾原紙(2)の入射角60°における表面光沢度(JIS K 7105のプラスチックの光学的特性試験方法に準拠した測定値)は、48で、エンボス加工される印刷層(13)の明度は、暗いところで5程度であり、比較的明るいところでも25程度のエンボス加飾原紙(2)であった。
一方、図1(a)に示すような、凸部のピッチ(EP)が0.30mmで、その高さが0.30mmの微細な凸凹状パターン(27)が部分的に腐食により刻設された空押し版(20)を準備した。
上記で準備された空押し版(20)を、
箔押し機:SP126−BMA型(ボブスト社製)に取付け、
版圧;10MPa、
版温度;70℃で、
上記で得られたエンボス加飾原紙(2)の光沢コート層(14)面にエンボス加工して微細な凸凹状パターン(27)が施されたエンボス加飾紙(1)を得た。
以下に、本発明の比較例について説明する。
図4に示すように紙基材(110)として、坪量310g/mのカード紙:ニューDV(北越製紙社製)を用い、
その表面にポリウレタン系のドライラミネーション用接着剤を介して厚み12μmのアルミニウム箔をラミネートして金属光沢層(180)とし、
その上にUVオフセットインキ:UVトップ(東洋インキ製造社製)によりオフセット印刷法で印刷層(130)を形成し、
上記エンボス版を加熱せず常温とした以外は、実施例1と同様にしてエンボス加飾紙を得た。
上記実施例1で得られたエンボス加飾紙は、明度が低く、表面光沢度が高い部分に微細な凸凹状パターンが施されているので、上記実施例2のアルミニウム箔による金属光沢層を有する原紙を用いたものとは異なり、落ち着いた重厚感のある高級感と光の細かい動きを表現する「シズル感」に優るエンボス加飾紙であった。
本発明のエンボス加飾紙の製造方法の一実施の形態を説明するもので、(a)は、空押し版の側断面拡大図であり、(b)は、エンボス加工されるエンボス加飾原紙の側断面拡大図である。 本発明のエンボス加飾紙の一実施の形態を説明する側断面拡大図である。 本発明のエンボス加飾紙の一事例を用いて製函した紙製容器の斜視図である。 従来のエンボス加飾紙の一事例を説明する側断面拡大図である。
1‥‥エンボス加飾紙
2‥‥エンボス加飾光沢原紙
5‥‥エンボス加飾紙製容器
10‥‥紙基材
11‥‥紙層
12‥‥塗工層
13‥‥印刷層
14‥‥光沢コート層
17‥‥エンボス加工された凹凸状パターン
17a‥‥凸部が万線状でなる凹凸状パターン
17b‥‥凸部が網点状でなる凹凸状パターン
20‥‥空押し版
27‥‥刻設された凸凹状パターン
30‥‥従来のエンボス加飾紙
110‥‥紙基材
130‥‥金属光沢層
180‥‥印刷層
EH‥‥空押し版の凸凹状パターンの凸部の高さ
EP‥‥エンボス版の凸凹状パターンの凸部のピッチ
H‥‥エンボス加飾紙の凹凸状パターンの凸部の高さ
P‥‥エンボス加飾紙の凹凸状パターンの凸部のピッチ

Claims (7)

  1. 紙基材の表面に少なくとも印刷層と光沢コート層が順に施されているエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分に、エンボス加工による微細な凹凸状パターンが施されており、前記エンボス加工されるエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分は、明度が低く、かつ表面光沢度が高いことを特徴とするエンボス加飾紙。
  2. 前記エンボス加飾紙を構成する紙基材は、紙層の表面に塗工層が施された、坪量210g/m 〜500g/m のコートボールを使用することを特徴とする請求項1記載のエンボス加飾紙。
  3. 紙基材の表面に少なくとも印刷層と光沢コート層が順に施されているエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分に、上下に往復運動する空押し版の面でエンボス加工して微細な凹凸状パターンを施し、前記エンボス加工するエンボス加飾光沢原紙の所定の印刷部分は、明度が低く、かつ表面光沢度が高いことを特徴とするエンボス加飾紙の製造方法
  4. 前記エンボス加飾紙を構成する紙基材は、紙層の表面に塗工層が施された、坪量210g/m 〜500g/m のコートボールを使用することを特徴とする請求項3記載のエンボス加飾紙の製造方法。
  5. 前記微細な凹凸状パターンの凸部は、ピッチを0.05〜0.8mm、高さを15〜200μmの範囲とすることを特徴とする請求項3または4記載のエンボス加飾紙の製造方法。
  6. 前記上下に往復運動する空押し版の温度の幅は、5〜180℃であることを特徴とする請求項3乃至のいずれかに記載のエンボス加飾紙の製造方法。
  7. 前記上下に往復運動する空押し版の圧力の幅は、0.5〜400MPaであることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載のエンボス加飾紙の製造方法。
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