JP4715250B2 - エンボス加飾紙の製造方法並びにそれを用いた紙製容器 - Google Patents

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本発明は、板紙等紙基材の表面にエンボス加工で微細な凹凸を付けて加飾し、その商品価値を高めるエンボス加飾紙およびその製造方法、それを用いたエンボス加飾紙製容器に関するものであり、特に、高級清酒等の紙箱用として、その表面にアルミニウム箔等で金属光沢を施し、その上に微細な凹凸パターンを施した美麗なエンボス加飾紙の製造方法並びにそれを用いた紙製容器に関する。
従来、例えば高級清酒やウイスキーなどの紙箱として、その側壁面にエンボス加工で模様状の微細な凹凸を施し、その紙箱の商品価値を高めたものが知られ、さらにそれを美麗化するため、紙基材の表面にアルミニウム箔などで金属光沢を施し、それに印刷とエンボス加工で模様状の微細な凹凸とが見当が合った状態で施されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また一方、上記美麗化のためのエンボス加工の模様(デザインなど)として、基材の表面の金属箔(アルミニウム箔)層に万線方向が異なる万線状凹凸パターン群が複数集合したエンボスパターンを形成したもので、見る角度を変化させると万線状凹凸パターン群の濃淡や輝きが動的に変化する所謂オパール効果を有する「オパール像」がある(例えば、特許文献2参照。)。
以下に、上記先行技術文献を示す。
特開平6−344649号公報 特開2003−72219号公報(段落0011等)
しかしながら、上記の従来技術、すなわち紙基材の表面にアルミニウム箔などで金属光沢層が施された金属光沢原紙にエンボス加工により模様状(万線状等)の微細な凹凸パターンを施したものは、紙基材の密度のムラ(紙基材の繊維間の隙間等に基づく表面粗さなどによる)が金属光沢層面にもろに現れ、その濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きに欠けるようになり、所謂「オパール効果」に欠け、本来の美麗さが失われるという問題点があった。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、紙基材上に金属光沢層が施された金属光沢原紙にエンボス加工で万線状パターン群でなる模様状の微細な凹凸を施したエンボス加飾紙において、紙基材の密度のムラ等が金属光沢層に現れることがなく本来の美麗さを有するエンボス加飾紙の製造方法並びにそれで得られたエンボス加飾紙を用いた紙製容器を提供することにある。
本発明に於いて上記課題を達成するために、以下のような発明としたものである。
削除。
即ち、請求項の発明では、紙基材と金属光沢層とを熱成形性を有する樹脂でサンドウイッチラミネートして金属光沢原紙を作製し、該金属光沢原紙の金属光沢層面上に、万線状パターン群でなる微細な凹凸部が、その深さが0.003〜0.1mmの範囲で、その
ピッチが0.005〜0.3mmの範囲で施された平板タイプのエンボス版を、75℃〜250℃程度に加熱し上下動せしめて0.5MPa〜400MPa程度の加圧することを特徴とするエンボス加飾紙の製造方法としたものである。
また、請求項の発明では、紙基材に熱成形性を有する樹脂を溶融押出しで熱成形性樹脂層を形成し、該熱成形性樹脂層面に金属蒸着薄膜の蒸着もしくは転写によって金属光沢層を施して金属光沢原紙を作製し、該金属光沢原紙の金属光沢層面上に、万線状パターン群でなる微細な凹凸部が、その深さが0.003〜0.1mmの範囲で、そのピッチが0.005〜0.3mmの範囲で施された平板タイプのエンボス版を、75℃〜250℃程度に加熱し上下動せしめて0.5MPa〜400MPa程度の加圧することを特徴とするエンボス加飾紙の製造方法としたものである。
また、請求項の発明では、紙基材に熱成形性を有する樹脂を溶融押出しで熱成形性樹脂層を形成し、該熱成形性樹脂層面にアルミニウムペーストインキによる印刷で金属光沢層を施して金属光沢原紙を作製し、該金属光沢原紙の金属光沢層面上に、万線状パターン群でなる微細な凹凸部が、その深さが0.003〜0.1mmの範囲で、そのピッチが0.005〜0.3mmの範囲で施された平板タイプのエンボス版を、75℃〜250℃程度に加熱し上下動せしめて0.5MPa〜400MPa程度の加圧することを特徴とするエンボス加飾紙の製造方法としたものである。
削除。
さらにまた、請求項の発明では、上記請求項1〜3の何れか1項に記載のエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙を用いた紙製容器としたものである。
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1〜に係る発明で得られたエンボス加飾紙によれば、紙基材上に熱成形性樹脂層を介して金属光沢層が施された金属光沢原紙に、加熱、加圧するエンボス加工で万線状パターン群でなる微細な凹凸部を施しているので、この熱成形性樹脂層が紙基材の密度のムラ(紙基材の繊維間の隙間等に基づく表面粗さなどによる)を吸収し、かつ表面に切れの良いシャープな万線状の凹凸パターンが得られ、従来のように紙基材の密度のムラなどが金属光沢層面に現出されず、よって表面の金属光沢層に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きが増すようになり、本来の美麗さを有する所謂「オパール効果」に優れるエンボス加飾紙とすることができる。
また、上記請求項1〜3に係る発明で得られたエンボス加飾紙によれば、前記加熱エンボス加工で万線状パターン群でなる微細な凹凸部の高度差を0.003〜0.1mmの範囲とし、その(万線状パターン群の凹凸部の)ピッチを0.005〜0.3mmの範囲とすることによって、表面の金属光沢層に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きに優れる所謂「オパール効果」に優れたオパール画像が形成されたエンボス加飾紙とすることができる。
上記万線状パターン群でなる微細な凹凸部の高度差が0.003mmに満たなく、その(万線状パターン群の凹凸部の)ピッチが0.005mmに満たないと、微細な凹凸部が浅くかつ細か過ぎて表面の金属光沢層の濃淡や輝きが不鮮明になり、本来の美麗さのないエンボス加飾紙となり、逆に万線状パターン群でなる微細な凹凸部の高度差が0.1mmを越え、そのピッチが0.3mmを越えると、微細な凹凸部が深くかつ粗過ぎて表面の金属光沢層の濃淡や輝きが無くなり、所謂「オパール効果」に欠けるようになるので好まし
くない。
また、上記請求項に係る発明によれば、紙基材と金属光沢層とを熱成形性を有する樹脂でサンドウイッチラミネートして金属光沢原紙を作製し、該金属光沢原紙の金属光沢層面上に、万線状パターン群でなる微細な凹凸部が、その深さが0.003〜0.1mmの範囲で、そのピッチが0.005〜0.3mmの範囲で施された平板タイプのエンボス版を、75℃〜250℃程度に加熱し上下動せしめて0.5MPa〜400MPa程度の加圧することによって、熱成形性を有する樹脂でなるサンドウイッチラミネート層が紙基材の密度のムラ(紙基材の繊維間の隙間等に基づく表面粗さなどによる)を吸収し、かつ金属光沢原紙上に切れの良いシャープな万線状凹凸パターン群を形成し、従来のように紙基材の密度のムラなどが金属光沢層面に現出することがなく、よって表面の金属光沢層に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きを増さしめ、所謂「オパール効果」に優れた本来の美麗さを有するエンボス加飾紙の製造方法とすることができる。
また、上記請求項に係る発明によれば、紙基材に熱成形性を有する樹脂を溶融押出しで熱成形性樹脂層を形成し、該熱成形性樹脂層面に金属蒸着薄膜の蒸着もしくは転写によって金属光沢層を施して金属光沢原紙を作製し、該金属光沢原紙の金属光沢層面上に、万線状パターン群でなる微細な凹凸部が、その深さが0.003〜0.1mmの範囲で、そのピッチが0.005〜0.3mmの範囲で施された平板タイプのエンボス版を、75℃〜250℃程度に加熱し上下動せしめて0.5MPa〜400MPa程度の加圧することによって、熱成形性を有する樹脂でなる溶融押出し樹脂層が紙基材の密度のムラ(紙基材の繊維間の隙間等に基づく表面粗さなどによる)などを吸収し、かつ金属光沢原紙上に切れの良いシャープな万線状凹凸パターン群を形成し、従来のように紙基材の密度のムラなどが金属光沢層面に現出することがなく、よって表面金属光沢層に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きを増さしめ、所謂「オパール効果」に優れた本来の美麗さを有するエンボス加飾紙の製造方法とすることができる。
また、上記請求項に係る発明によれば、紙基材に熱成形性を有する樹脂を溶融押出しで熱成形性樹脂層を形成し、該熱成形性樹脂層面にアルミニウムペーストインキによる印刷で金属光沢層を施して金属光沢原紙を作製し、該金属光沢原紙の金属光沢層面上に、万線状パターン群でなる微細な凹凸部が、その深さが0.003〜0.1mmの範囲で、そのピッチが0.005〜0.3mmの範囲で施された平板タイプのエンボス版を、75℃〜250℃程度に加熱し上下動せしめて0.5MPa〜400MPa程度の加圧することによって、熱成形性を有する樹脂でなる溶融押出し樹脂層が紙基材の密度のムラ(紙基材の繊維間の隙間等に基づく表面粗さなどによる)などを吸収し、かつ金属光沢原紙上に切れの良いシャープな万線状凹凸パターン群を形成し、従来のように紙基材の密度のムラなどが金属光沢層面に現出することがなく、よって表面の金属光沢層に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きを増さしめ、所謂「オパール効果」に優れた本来の美麗さを有するエンボス加飾紙の製造方法とすることができる。
また、上記請求項1〜3に係る発明によれば、上記平板タイプのエンボス版に施された万線状パターン群でなる微細な凹凸部の深さを0.003〜0.1mmの範囲とし、そのピッチを0.005〜0.3mmの範囲とすることによって、金属光沢原紙上に切れの良いシャープな万線状凹凸パターン群を形成し、よって表面の金属光沢層に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きを増さしめ、所謂「オパール効果」に優れた本来の美麗さを有するエンボス加飾紙の製造方法とすることができる。
上記平板タイプのエンボス版に施された万線状パターン群でなる微細な凹凸部の深さが0.003mmに満たなく、その(万線状パターン群の微細な凹部の)ピッチが0.005mmに満たないと、微細な凹凸部が細か過ぎて、金属を腐食せしめて凹凸部を形成するエンボス版の画線精度が得られず、よってこのエンボス版の加熱エンボスで得られるエンボス加飾紙が切れの悪いぼやけた万線状凹凸パターン群となり、逆にエンボス版を形成する万線状パターン群でなる微細な凹凸部の深さが0.1mmを越え、そのピッチが0.3mmを越えると、エンボス版の微細な凹凸部が深く粗過ぎて、このエンボス版による加熱エンボス加工で得られるエンボス加飾紙の金属光沢層に濃淡の鮮明さや輝きが無くなり、所謂「オパール効果」に欠けるようになるので好ましくない。
さらにまた、上記請求項に係る発明によれば、上記請求項1〜3の何れか1項に記載のエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙を用いた紙製容器とすることによって、得られたエンボス加飾の紙製容器は、その側壁等の表面に、切れの良いシャープな万線状凹凸パターン群が形成され、表面の金属光沢層に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きに優れる所謂「オパール効果」に優れるオパール画像が形成された紙製容器とすることができる。
上記でいう「オパール効果」とは、金属光沢を有する表面に微細な万線状凹凸パターン群を各画素ごとに万線の方向を少しづつ変えて複数群形成した(オパール)画像を、見る角度や方向を変化させると、各万線状凹凸パターン群の濃淡や輝きが動的に変化し、オパールのような極めて華麗な光沢を現出する効果をいう。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明のエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙の一部を拡大した斜視図であり、図2は、本発明のエンボス加飾紙の製造方法の一工程を説明する側断面図である。また、図3は、本発明のエンボス加飾紙の製造方法に使用するエンボス版の説明図であり、図4は、その製造の一事例である転写箔の側断面図である。さらにまた、図5は、本発明のエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙を用いた紙製容器の説明図である。
本発明は、例えば、図1の一部拡大斜視図に示すように、基材(10)上に熱成形性樹脂層(14)を介して金属光沢層(12)が施された金属光沢原紙(20)に、加熱エンボス加工による微細な万線状凹凸パターン群(30)が3画素集合したエンボスパターンでなるエンボス加飾紙(1)の製造方法、並びに例えば、これらエンボス加飾紙(1)およびこの製造方法を用いて、図5の斜視図に示すように、胴部側壁面に加熱エンボス加工による微細な万線状凹凸パターン群(30)が複数画素集合したエンボスパターンが施されたオパール様の極めて美麗な光沢を現出する紙製容器(5)に関するものである。
上記請求項1〜3に係る発明のエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙は、例えば、図1に示すように、コートボール等板紙を基材(10)とし、その上にポリエチレン等の低温で熱成形性に優れる熱成形性樹脂層(14)を介してアルミニウム箔等でなる金属光沢層(12)が施されている金属光沢原紙(20)の表面に、加熱エンボス加工による微細な万線状凹凸パターン群(30)が3画素集合してエンボスパターンを形成してなるエンボス加飾紙(1)である。
上記のように、板紙等の基材(10)とアルミニウム箔等でなる金属光沢層(12)との間にポリエチレン等の低温で熱成形性に優れる熱成形性樹脂層(14)を施した金属光沢原紙(20)とすることによって、この熱成形性樹脂層(14)が板紙等表面の粗い基材(10)の密度のムラを吸収し、かつこの金属光沢原紙(20)の表面に、加熱エンボス加工で万線状凹凸パターン群(30)を3画素集合して施しているので、その表面に切れの良いシャープな万線状凹凸パターン群(30)が得られ、よって表面の金属光沢層(
12)に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きが増し、本来の美麗さ所謂「オパール効果」に優れるエンボス加飾紙(1)を得ることができる。
上記万線状凹凸パターン群(30)は1画素のみでもよいが、図1に示すように複数画素が集合したものとすることによって、見る角度や方向の変化で動きや立体性が出るようなオパール画像とすることもできる。
また、上記請求項1〜3に係る発明のエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙では、例えば、図1に示すように、加熱エンボス加工による微細な万線状凹凸パターン群(10)は、その高度差(H)が0.003〜0.1mmの範囲で、そのピッチ(P)が0.005〜0.3mmの範囲でなるエンボス加飾紙(1)とするものである。
このように、加熱エンボス加工でなる微細な万線状凹凸パターン群(30)の高度差(H)を0.003〜0.1mmの範囲とし、そのピッチ(P)を0.005〜0.3mmの範囲とすることによって、表面の金属光沢層(12)に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きに優れ、見る方向や角度を変化させると、表面の金属光沢層(12)に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きに優れ、所謂「オパール効果」に優れた極めて美麗なエンボス加飾紙(1)とすることができる。
上記微細な万線状凹凸パターン群(30)の高度差(H)が0.003mmに満たなく、そのピッチ(P)が0.005mmに満たないと、微細な凹凸部が浅くかつ細か過ぎて表面の金属光沢層(12)の濃淡や輝きが不鮮明になり、本来の美麗さのないぼやけたパール画像のエンボス加飾紙(1)となり、逆に微細な万線状凹凸パターン群(30)の高度差(H)が0.1mmを越え、そのピッチ(P)が0.3mmを越えると、微細な万線状凹凸パターン群(30)が深くかつ粗過ぎて表面の金属光沢層(12)の濃淡や輝きが無くなり、所謂「オパール効果」に欠けるエンボス加飾紙(1)となる。
上記金属光沢原紙(20)を構成する金属光沢層(12)の表面に透明性に優れる印刷インキで絵柄等の印刷層(図示せず)を施してデザイン効果を向上させることもでき、さらにこの金属光沢層(12)の表面に、アクリル、ポリエステル樹脂等耐熱性と堅牢性に優れる樹脂を主成分としたオーバーコート層(図示せず)を設け金属光沢層(12)を保護することもできる。
上記エンボス加飾紙(1)を構成する基材(10)としては、例えば、坪量210g/m2 〜500g/m程度のコートボール、ノーコートボール、アイボリーやカード紙のマニラボール、特殊マニラボール、あるいは黄ボールやチップボール等表面の粗い低級板紙も使用できる。
また、上記エンボス加飾紙(1)を構成する熱成形性樹脂層(14)としては、例えば、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、アイオノマー(IO)や無延伸ポリプロピレン(CPP)などの比較的低温で熱成形性に優れ、厚み10〜50μm、好ましくは15μm程度の薄い膜厚の樹脂層が挙げられ、その形成は、下記のエンボス加飾紙の製造方法で述べる。
また、上記エンボス加飾紙(1)を構成する金属光沢層(12)としては、例えば、厚み10μm程度のアルミニウム箔、厚み12μm程度のポリエチレンテレフタレートフィルムにアルミニウム蒸着層を施したアルミニウム蒸着フィルム、あるいは金属ペーストインキで印刷されたものなどが挙げられる。
また、上記請求項に係る発明は、例えば、図1に示すような金属光沢原紙(20)の
表面に微細な万線状凹凸パターン群(30)を設けるエンボス加飾紙(1)の製造方法であり、例えば、図2の側断面積層図に示すように、板紙等でなる基材(10)とアルミニウム蒸着フィルム等でなる金属光沢層(12)との間に低密度ポリエチレン等の熱成形性に優れる樹脂を押出してラミネートする所謂サンドウイッチラミネートで金属光沢原紙(20)を作製する。
続いて上記で得られた金属光沢原紙(20)の金属光沢層(12)面上に、例えば、図3(a)の上面図およびそのB−B面を示す図3(b)の断面図に示すように、3画素でなる微細な万線状凹凸パターン群(32)が施された平板タイプのエンボス版(3)を加熱し、上下動せしめて加圧して図1に示すようなエンボス加飾紙(1)とするエンボス加飾紙の製造方法である。
上記平板タイプのエンボス版(3)は、例えば、証券印刷に用いられる凹版の製版方法すなわち手または機械彫刻腐食法により平面の銅板に万線状の凹凸パターン群(32)を形成して得られ、さらに、この銅板原版をもとに電胎法にて銅板実用版(実用エンボス版)とすることができる。
また、上記請求項に係る発明は、例えば、図1に示すようなエンボス加飾紙(1)の製造方法であって、例えば、図2の側断面積層図に示すように、板紙等でなる基材(10)に、溶融された低密度ポリエチレン等の熱成形性に優れる樹脂を押出して熱成形性樹脂層(14)を形成し、さらにこの熱成形性樹脂層(14)面に、例えばアルミニウムを蒸着して金属光沢層(12)を施して金属光沢原紙(20)を作製する。
続いて上記で得られた金属光沢原紙(20)の金属光沢層(12)面上に、例えば、図3(a)の上面図およびそのB−B面を示す図3(b)の断面図に示すように、3画素でなる微細な万線状凹凸パターン群(32)が施された平板タイプのエンボス版(3)を加熱し、上下動せしめて加圧して図1に示すようなエンボス加飾紙(1)とするエンボス加飾紙の製造方法である。
また、上記請求項に係る発明では、上記熱成形性樹脂層(14)面に形成する金属光沢層(12)を、例えば、図4の側断面図に示すように、厚み12μm程度のポリエチレンテレフタレートフィルム(41)に易剥離層(42)、保護層(43)、アルミニウム蒸着層(44)、接着層(45)が順に積層されている金属蒸着転写箔(40)を用い、易剥離層(42)から保護層(43)付のアルミニウム蒸着層(44)を接着層(45)で接着させて転写して設けることもできる。
このように、金属光沢層(12)をアルミニウム蒸着層(44)の転写によって得られるので、必要な部分にのみ部分転写が可能になり、より経済的でかつデザイン上でも好適なエンボス加飾紙(1)を得ることができる。
さらにまた、上記請求項に係る発明は、例えば、図1に示すようなエンボス加飾紙(1)の製造方法であって、例えば、図2の側断面積層図に示すように、板紙等でなる基材(10)に、溶融された低密度ポリエチレン等の熱成形性に優れる樹脂を押出して熱成形性樹脂層(14)を形成し、さらにこの熱成形性樹脂層(14)面に、例えばアルミニウムペーストインキによる印刷で金属光沢層(12)を施して金属光沢原紙(20)を作製する。
続いて上記で得られた金属光沢原紙(20)の金属光沢層(12)面上に、例えば、図3(a)の上面図およびそのB−B面を示す図3(b)の断面図に示すように、3画素でなる微細な万線状凹凸パターン群(32)が施された平板タイプのエンボス版(3)を加
熱し、上下動せしめて加圧して図1に示すようなエンボス加飾紙(1)とするエンボス加飾紙の製造方法である。
また、上記請求項1〜3に係る発明では、例えば、図3(a)およびそのB−B面を表す図3(b)に示すように、平板タイプのエンボス版(3)に施された万線状凹凸パターン群(32)の深さ(ED)を、0.003〜0.1mmの範囲とし、そのピッチ(EP)を0.005〜0.3mmの範囲としたエンボス加飾紙の製造方法である。
上記のようなエンボス版(3)に施された万線状凹凸パターン群(32)の深さ(ED)とピッチ(EP)とすることによって、図1に示すように、金属光沢原紙(20)上に切れの良いシャープな万線状凹凸パターン群(30)を形成し、その結果表面の金属光沢層(12)に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きを増さしめ、細か過ぎたり、粗過ぎたりしない所謂「オパール効果」に優れた本来の美麗さを有するエンボス加飾紙の製造方法とすることができる。
上記エンボス加飾紙の製造方法における平板タイプのエンボス版(3)の加熱温度は、75℃〜250℃程度で、熱成形性樹脂層(14)の厚みや樹脂の種類などによって適宜選定するものであり、この温度が75℃に満たないと熱成形性樹脂層(14)に十分な万線状凹凸パターン群(30)が形成されず、逆に250℃を越えると熱成形性樹脂層(14)が溶け出して十分な万線状凹凸パターン群(30)が形成されなくなるので好ましくない。
また、上記平板タイプのエンボス版(3)の上下動による加圧は、0.5MPa〜400MPa程度の高圧でかつ短時間でエンボスするもので、この圧力が0.5MPaに満たないと熱成形性樹脂層(14)に十分な万線状凹凸パターン群(30)が形成されず、逆に400MPaを越えるとエンボス版(3)の万線状凹凸パターン群(32)などが潰れたりするので好ましくない。
さらにまた、上記請求項に係る発明は、例えば、図5の斜視図に示すように、上記のようなエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙(1)を用いて、エンボス加飾された紙製容器(5)とするもので、この紙製容器(5)の胴部側壁に万線状凹凸パターン群(30)が施され、「オパール効果」に優れた美粧性の紙製容器(5)とするものである。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
基材として坪量310g/mのコートボールを用い、金属光沢層として12μmのPETフィルムにアルミニウムを蒸着したアルミニウム蒸着フィルムを用い、これら基材と金属光沢層との間に低密度ポリエチレンを主体とした熱成形性樹脂を溶融押出して厚み15μmの熱成形性樹脂層でラミネートして金属光沢原紙を得た。
一方万線状凹凸パターン群の深さが0.04mmで、そのピッチが0.08mmのエンボス版を準備した。
上記エンボス版を箔押し機:SP102−BMA型(ボブスト社製)に取付け、版圧;34MPa、版温度;110℃、加圧速度;3200ショット/時間で金属光沢原紙の金属光沢層面にエンボス加工してエンボス加飾紙を得た。
以下に、本発明の比較例について説明する。
基材にポリウレタン系のドライラミネーション用接着剤を介して金属光沢層をラミネートして金属光沢原紙とし、エンボス版を加熱せず常温とした以外は、実施例1と同様にしてエンボス加飾紙を得た。
上記実施例1で得られたエンボス加飾紙は、その表面に切れの良いシャープな万線状の凹凸パターンが得られ、よって表面の金属光沢層に濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きが増し、本来の美麗さ所謂「オパール効果」に優れたものであった。これに対し比較のための実施例2で得られたエンボス加飾紙は、コートボール紙の密度のムラが金属光沢層にもろに現れ、その濃淡の鮮明さ(シャープ性)や輝きに欠け、本来の美麗さ即ち「オパール効果」が失われたものであった。
本発明のエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙の一実施の形態を説明する部分斜視図である。 本発明のエンボス加飾紙の製造方法の一実施の形態を説明するもので、エンボス加飾紙とする前工程の金属光沢原紙の一事例を側断面で表した説明図である。 本発明のエンボス加飾紙の製造方法の一実施の形態を説明するもので、(a)は、エンボス版の上面図であり、(b)は、(a)のB−B面を側断面で表した説明図である。 本発明のエンボス加飾紙の製造方法の一実施の形態を説明するもので、金属光沢層の形成に使用する転写箔の一事例を示す側断面図である。 本発明のエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙の一事例を用いて製函した紙製容器の斜視図である。
1‥‥エンボス加飾紙
3‥‥エンボス版
5‥‥エンボス加飾の紙製容器
10‥‥基材
12‥‥金属光沢層
14‥‥熱成形性樹脂層
20‥‥金属光沢原紙
30‥‥万線状凹凸パターン群
32‥‥エンボス版に施された万線状凹凸パターン群
40‥‥アルミニウム蒸着転写箔
41‥‥ポリエチレンテレフタレートフィルム
42‥‥易剥離層
43‥‥保護層
44‥‥アルミニウム蒸着層
45‥‥接着層
ED‥‥エンボス版の万線状凹凸パターン群の深さ
EP‥‥エンボス版の万線状凹凸パターン群のピッチ
H‥‥エンボス加飾紙の万線状凹凸パターン群の深さ
P‥‥エンボス加飾紙の万線状凹凸パターン群のピッチ

Claims (4)

  1. 紙基材と金属光沢層とを熱成形性を有する樹脂でサンドウイッチラミネートして金属光沢原紙を作製し、該金属光沢原紙の金属光沢層面上に、万線状パターン群でなる微細な凹凸部が、その深さが0.003〜0.1mmの範囲で、そのピッチが0.005〜0.3mmの範囲で施された平板タイプのエンボス版を、75℃〜250℃程度に加熱し上下動せしめて0.5MPa〜400MPa程度の加圧することを特徴とするエンボス加飾紙の製造方法。
  2. 紙基材に熱成形性を有する樹脂を溶融押出しで熱成形性樹脂層を形成し、該熱成形性樹脂層面に金属蒸着薄膜の蒸着もしくは転写によって金属光沢層を施して金属光沢原紙を作製し、該金属光沢原紙の金属光沢層面上に、万線状パターン群でなる微細な凹凸部が、その深さが0.003〜0.1mmの範囲で、そのピッチが0.005〜0.3mmの範囲で施された平板タイプのエンボス版を、75℃〜250℃程度に加熱し上下動せしめて0.5MPa〜400MPa程度の加圧することを特徴とするエンボス加飾紙の製造方法。
  3. 紙基材に熱成形性を有する樹脂を溶融押出しで熱成形性樹脂層を形成し、該熱成形性樹脂層面にアルミニウムペーストインキによる印刷で金属光沢層を施して金属光沢原紙を作製し、該金属光沢原紙の金属光沢層面上に、万線状パターン群でなる微細な凹凸部が、その深さが0.003〜0.1mmの範囲で、そのピッチが0.005〜0.3mmの範囲で施された平板タイプのエンボス版を、75℃〜250℃程度に加熱し上下動せしめて0.5MPa〜400MPa程度の加圧することを特徴とするエンボス加飾紙の製造方法。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のエンボス加飾紙の製造方法で得られたエンボス加飾紙を用いた紙製容器。
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