JP3244597U - 貼り合わせ加飾シート体 - Google Patents

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Abstract

【課題】前面側の表面に凹凸を備えていないにも関わらず、奥行きのある立体的な金属反射を伴う加飾効果を上げることができると共に、厚盛り部に起因した凹凸がその後面側の表面に現出してしまうことを抑制した貼り合わせ加飾シート体を提供する。【解決手段】透光性を有する透光シート2とその後面側に配置された金属的反射層57とを備えた装飾シート1と、装飾シート1の後面側に配置された保持シート4との間に介在してこれらのシート同士を接着または粘着する貼り合わせ層3とを備える。装飾シート1は、その後面側の表面に凹凸を備えるものであるが、保持シート4の後面側の表面には、凹凸は現出していない。【選択図】図1

Description

本考案は、高度な装飾性を備えた装飾シートを備えた貼り合わせ加飾シート体に関するものである。
装飾性を備えたシートについては、種々の提案がされているが、本願考案者は、透光性を有する透光シートとその後面側に配置された金属的反射層とを備えた装飾シートと、前記装飾シートの後面側に配置された保持シートと、前記装飾シートと前記保持シートとの間に介在してこれらのシート同士を接着または粘着する貼り合わせ層とを備えた加飾シートを、特許文献1を始めとして複数提案している。
特許文献1の加飾シートは、その前面側の表面に凹凸を備えていないにも関わらず、奥行きのある立体的な金属反射を伴う加飾効果を上げることができる点で優れたものである。
ところがその反面、特許文献1のシートは、後面側に向かって突出するように形成された厚盛り部を備えているために、これに起因した凹凸がその後面側の表面に現出てしまうと言う課題を備えている。
特許第6409153号公報
本考案は、その前面側の表面に凹凸を備えていないにも関わらず、奥行きのある立体的な金属反射を伴う加飾効果を上げることができると共に、装飾シートの凹凸に起因した凹凸がその後面側の表面に現出してしまうことを抑制した貼り合わせ加飾シート体を提供することを課題とするものである。
本考案は、透光性を有する透光シートとその後面側に配置された金属的反射層とを備えた装飾シートと、前記装飾シートの後面側に配置された保持シートと、前記装飾シートと前記保持シートとの間に介在してこれらのシート同士を接着または粘着する貼り合わせ層とを備えた貼り合わせ加飾シート体を提供する。前記装飾シートは、その後面側の表面に凹凸を備えるものであるが、前記保持シートの後面側の表面には、前記装飾シートの前記凹凸による凹凸が現出していない貼り合わせ加飾シート体を提供するものである。
本考案の実施に際しては、前記保持シートに、成形用樹脂シートなどの樹脂シートや、紙製シートを初めとして、様々な材質のシートを採用することができる。また前記保持シートの厚みは、前記装飾シートの厚みと略等しいかそれより大きいものとすることができる。また前記貼り合わせ層は、前記装飾シートの前記凹凸のうち少なくとも凸部と、前記保持シートとを接合しているものとすることができる。
本考案は、その前面側の表面に凹凸を備えていないにも関わらず、奥行きのある立体的な金属反射を伴う加飾効果を上げることができると共に、装飾シートの凹凸に起因した凹凸がその後面側の表面に現出してしまうことを抑制した貼り合わせ加飾シート体を提供することができたものである。
(A)本考案の第1実施形態に係る加飾シート体の要部拡大断面図、(B)本考案の第2実施形態に係る加飾シート体の要部拡大断面図である。 本考案の加飾シート体の実施に用いることができる第1実施形態に係る装飾シートの要部拡大断面図である。 (A)本考案の第1実施形態に係る加飾シート体(保持シートは成形用樹脂シート)を用いた成型品の全体写真、(B)同要部拡大写真、(C)比較例の加飾シート体(保持シートは成形用樹脂シート)を用いた成型品の要部拡大写真、(D)本考案の第2実施形態に係る加飾シート体(保持シートは紙製シート)を用いた紙箱の折り畳み状態の全体写真、(E)同加飾シート体を用いた紙箱の組立状態の要部写真、(F)図3(D)の要部拡大写真、(G)図3(F)のさらに拡大写真である。 (A)本考案の第1実施形態に係る装飾シートの要部拡大断面図であり、(B)本考案の第2実施形態に係る装飾シートの要部拡大断面図である。 (A)金属的反射層に金属転写箔を用いた場合の本考案の実施形態に係る装飾シートの要部拡大断面図であり、(B)金属的反射層に金属転写箔を用いた場合の本考案の他の実施形態に係る装飾シートの要部拡大断面図である。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。なお図1などの各図は、説明のための図であるため各層の厚みなどの寸法を正確に示したものではない。
また、以下、「後面側に」とは「よりも後方に」との意味で用いられるものであり、例えば、「部材Xの後面側に部材Yを配置する」とは、部材Xの後面に部材Yを直接配置してもよいし、部材Xの後面と部材Yの前面との間に第3の部材Zを介在させてもよい。「前面側に」も同様に「よりも前方に」との意味で用いられる。なおこの実施の形態では、前後方向は、装飾シート1の厚さ方向と同じ意味で用いられる。
(加飾シート体10の概要)
図1(A)に本考案の第1実施形態に係る加飾シート体、図1(B)に第2実施形態に係る加飾シート体10の要部拡大断図を示す。
これらの加飾シート体10は、次に詳述する装飾シート1と、装飾シート1の後面側に配置された保持シート4と、装飾シート1と保持シート4との間に介在してこれらのシート同士を接着または粘着して一体化するための貼り合わせ層3とを備える。
前記装飾シートは、その後面側の表面に厚盛り部56に起因する凹凸を備えるが、この凹凸は、保持シート4の後面側の表面には、現出していない。
以下、加飾シート体10の前面側から後面側へ(図では上方から下方へ)、順次説明する。
(装飾シート1について:第1実施形態)
図2(A)~(F)に本考案の第1実施形態に係る装飾シート1の要部拡大断面図を示す。
この装飾シート1は、透光性を有する透光シート2と、透光シート2の後面側に配置された透光性を有する着色インキによる着色層52と、厚盛り部56及び金属的反射層57とを備える。ここで、本考案において、「透光性を有する」とは、光を透過する性質を有することをいい、透明や半透明の材質のものを用いることができる。
(透光シート2について)
透光性を有する透光シート2には、セルロースアセテートブチレート(CAB)樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、オレフィン樹脂、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂製のフィルムやシートのほか、ガラス板等を用いることができ、単層であってもよく、2層以上の積層体であってもよい。透光シート2の厚さは、特に限定されないが、一般に50~転写シート0μm、望ましくは100~200μm程度とされる。
透光シート2は、透光性を有するものであって、後述するように、印刷や転写箔の手法等により、着色層52、厚盛り部56並びに金属的反射層57を形成できるものであれば、材質や厚みは問わない。基材として適切な強度や耐久性、印刷特性等を備えていることが望ましい。透光シート2は、加飾シート体10並びに加飾シート体10を備えた物品の物性、加工方法に応じて最適なものを選択することができる。
(着色層52について)
透光性を有する着色インキによる着色層52は、透光シート2の後面側に配置される。また、着色層52は、平面状の透光シート2に沿って、平面状に配置される。透光性を有する着色インキには、色を有しかつ透光性を有する印刷用のインキを用い、無色透明のインキを含んでもよい。着色層52の厚みは、1~20μm程度の範囲が好ましいものであるが、適宜変更して実施し得る。着色層52は、装飾シート1の前面側に色彩を与えると共に文字、図形、模様などの視覚的表現をなすもので、従来の印刷技術の適用により1回または複数回の印刷が施されることによってモノクロームまたは多色の印刷層による着色層52が形成される。
図2、図4及び図5に示すように、着色層52は、厚盛り部56が後面側に配置されていない第1着色領域53と、厚盛り部56が後面側に配置されている第2着色領域54とを備えてもよく、第1着色領域53と第2着色領域54とは、色相、明度、彩度のうち少なくとも一種が異なる違った色に着色されていてもよい。第1着色領域53と第2着色領域54も含め着色層52は一色に限らず複数色を用いてもよい。
着色層52は、透光性を有する着色インキを用いて、後述する金属的反射層57に対して入出力する光を前方の看者に届くようにするものであるが、一部には透光性のないインキを用いることもできるものであり、例えば、装飾効果を高める観点から金属的光沢のある部分とない部分とを混在させたい場合や、看者に見せたくない装置等を隠蔽するために、一部に透光性のないインキを用いることができる。
(厚盛り部56について)
透光性を有する厚盛り部56は、着色層52の少なくとも一部の後面を含む位置に配置され、着色層52の後面側から後方に突出している。透光性を有する厚盛り部56は、例えば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂やこれらの混合物又は化合物などの合成樹脂製の厚盛インキによって形成され、透光性を有するものであれば、透明であってもよく、着色インキと同様に顔料などで着色されたものであってもかまわない。
厚盛り部56は、その厚み(t)や幅(l)が装飾シート1の装飾効果を左右する大きな要因となるため、図2(F)に示すように、厚み(t)は75μm以上であることが好ましく、80μm以上がより好ましい。この厚み(t)は、大きくすればするだけ立体的な装飾効果を高めることはできる。ところが、大きくするに従ってその精度維持や量産が困難になったり、使用できる素材に制限が生じたりするため150μm以下が適当であり100μm以下がより安定するが、150μmを超える厚みで実施することを妨げるものではない。幅(l)は、シャープな装飾効果を高めるには0.3mm~3mmが適当である。ただし、描かれる図形や文字によって決定されるものであるため、大きな面積に金属的反射や立体的な装飾効果を得る場合にはこれに限るものではない。なお、厚盛り部56の幅は、図2(F)に示すように、着色層52の後面側に配設される厚盛り部56の基端側の幅を指す。
着色層52と金属的反射層57のみでは、その装飾効果は平面的に止まるものであるが、厚盛り部56が配置されることにより、立体的な装飾効果に高めることができる。
(金属的反射層57について)
金属的反射層57は、金属箔やホログラム箔などの反射箔を含んでもよく、厚盛り部56の少なくとも一部の後面に配置される。金属的反射層57は、鏡面状の反射や金属的光沢を与える。
金属的反射層57は、転写箔の手法により、金属箔やホログラム箔などの反射箔を転写して形成されるものであることが好ましい。また、金属的反射層57は、シルク印刷(銀ペーストインキやミラーインキ)やホットスタンプ、蒸着、スパッタリングで実施してもかまわないが、転写箔を用いる方が高い金属的反射の効果が得られる点で有利である。より詳しくは、転写箔は、シルク印刷(銀ペーストインキやミラーインキ)より鏡面性がより高く、シルク印刷には作れないホログラム箔の使用も可能である点で、転写箔を用いる方が有利である。また、転写箔の手法を用いて金属的反射層57を形成する際、転写用のバインダ層(図示せず)を形成してもよい。バインダ層は、反射箔を定着させるものであればよく、例えば透明なシルクインキで形成することができる。特に、経時変化でバインダ層の割れやクラックを起こさないインキを使用することが適当である。金属的反射層57の厚みは、適宜変更して実施し得るが、0.03~0.05μm程度の範囲が好ましい。
(金属的凹曲反射面59について)
厚盛り部56は、上述のとおり、着色層52の少なくとも一部の後面を含む位置に配置され、着色層52の後面側から後方に突出している。また、着色層52の後面側から後方に突出している厚盛り部56の、少なくともその周縁は、表面張力により、透光シート2の厚さ方向の断面において、後方に向かって湾曲した凹曲部58を備える。この凹曲部58の少なくとも一部の後面に金属的反射層57が配置され、金属的反射層57が金属的凹曲反射面59を構成する。従って、金属的凹曲反射面59は、透光シート2の厚さ方向の断面において、後方に向かって湾曲した面となる。金属的反射層57は、上述のとおり、凹曲部58の少なくとも一部の後面に配置すればよく(例えば、図2(B)(E))、厚盛り部56の後面に配置してもよく(図2(A)(D))、凹曲部58の少なくとも一部の後面と厚盛り部56に隣接する着色層52の少なくとも一部の後面に配置してもよい(例えば、図2(C)(F))。
装飾シート1を前方から見た際、金属的凹曲反射面59からの反射光が視認できるが、金属的反射層57は着色層52の後面側から後方に突出した厚盛り部56の少なくとも一部の後面に配置されることから、金属的凹曲反射面59からの反射光が奥行き感を持って視認される。
また、金属的反射層57が凹曲部58の少なくとも一部の後面に配置されることによって、凹面鏡状の反射面が形成されるものであり、装飾シート1を前方から見た際、金属的凹曲反射面59の平面上の位置が変化するに従って、金属的凹曲反射面59までの深さが変化することから、この変化に応じて金属的凹曲反射面59から多様な方向に反射した光が視認され、看者の位置の変化により反射光が見える箇所が変化する。
さらに、厚盛り部56及び金属的反射層57が後面側に配置された装飾シート1で着色された金属的反射効果を有する領域と、厚盛り部56及び金属的反射層57が後面側に配置されていない装飾シート1で金属的反射効果を有しない平面的な領域とでは、金属的反射において異なっているものとすることができ、装飾表現に差異が生じる。
また、厚盛り部56が後面側に配置されていない第1着色領域53と、厚盛り部56が後面側に配置された第2着色領域54とを、色相、明度、彩度のうち少なくとも一種が異なる違った色に着色すると、厚盛り部56及び金属的反射層57が後面側に配置されていない装飾シート1で金属的反射効果を有しない平面的な領域と、厚盛り部56及び金属的反射層57が後面側に配置された装飾シート1で着色された金属的反射効果を有する領域との装飾表現の差異がさらに強調され、立体的な装飾効果をさらに高めることができる。
以上のことから、厚盛り部56及び金属的反射層57を上記のように構成することにより、装飾シート1に新たな装飾効果を発現させることができる。
第2着色領域54と厚盛り部56と金属的反射層57は、第2着色領域54の後面側に厚盛り部56が配置され、金属的反射層57が凹曲部58の少なくとも一部の後面に配置されていれば、装飾シート1を前方から見た際、これら三者の外縁(平面視における外周線)は略一致していなくてもよく、平面視においてずれていてもよい。これら三者の外縁が平面視においてずれている例として、金属的反射層57が凹曲部58の一部の後面に配置される場合や、第2着色領域54が厚盛り部56の基端側の幅を超えて形成される場合が挙げられるが、そのずれ方には種々ある。
装飾シート1を前方から見た際、これら三者の外縁が略一致していることが望ましく、これら三者の外縁が完全に一致することが最も望ましいものであるが、完全に一致しなくとも装飾シート1を前方から見た際に、第2着色領域54のみが金属的反射を伴う光を発していると認識されるものであれば、略一致していると言えるものであり、完全に一致している必要はない。この場合、より具体的には三者の外縁(外周線)の平面視におけるズレが3mm以内であることが好ましく、1mm以内であることがより好ましい。装飾シート1を前方から見た際、これら三者の外縁が略一致していることにより、第2着色領域54、厚盛り部56及び金属的反射層57の全体が金属的反射効果を備えることができる。
着色層52、厚盛り部56及び金属的反射層57は透光シート2の後面側に配置する方が好ましいが、装飾シート1が複数層の積層体の場合には、その層間に配置してもかまわない。なお、着色層52、厚盛り部56及び金属的反射層57は、イラストや写真等の種々の絵柄や文字を装飾シート1の前面に表示するためのものである。
(調整層について)
また、装飾シート1の最後面の全体に調整層(図示せず)を塗布や印刷によって形成しても構わない。調整層の色は問わない。透明であってもよく、着色インキと同様に顔料などで着色されたものであってもかまわない。装飾シート1の最後面に調整層を配置することにより、色流れを抑えることができる。調整層の形成には、コーターでの塗布のほか、オフセット印刷やシルク印刷を用いることができる。調整層は、装飾シート1の後面の保護や、凹凸の緩和や、経時変化による形状変化の防止や、反射箔にあるピンホールを目立たなくするといった、諸機能を果たすものとすることができる。
(表面の平滑性について)
この実施の形態では、装飾シート1の表面が平滑であるため、表面が別個の平滑なシートを配置するなどしなくてもよい。また保持シート4に装飾シート1を貼り付けて製品化した場合、経時変化によって、後面の凹凸が表面側の平滑性に影響を与えることも考えられるが、前記のように装飾シート1の後面の凹凸を緩和させることによって、平滑性の影響の発生を抑制することができる。
この実施の形態に係る装飾シート1は、135℃の高温にも耐え得る耐熱性を有するものなど、素材の選択の自由度が高いものであり、印刷シートに用いられている一般的なシートを透光シート2に採用することができ、品質安定性の高い装飾シート1を提供することができる。
(装飾シート1について:第2実施形態)
次に、装飾シート1を平面視した場合の装飾部60の外縁に目を向けて、装飾シート1を説明する。図4(A)に上述した本考案の第1実施形態に係る装飾シート1の要部拡大断面図を示し、図4(B)に本考案の第2実施形態に係る装飾シート1の要部拡大断面図を示す。
上述と同じ部材には同じ符号を付することにより、詳細な説明は省略する。
図4(A)に示す本考案の第1実施形態に係る装飾シート1は、透光シート2の後面側に、着色層52、厚盛り部56、金属的反射層57の三者をその順番に配置したが、図4(B)に示す本考案の第2実施形態に係る装飾シート1は、透光シート2の後面側に、厚盛り部56、着色層52、金属的反射層57の三者をその順番に配置した点が相違する。言い換えれば、本考案の第2実施形態に係る装飾シート1は、厚盛り部56の後面側に着色層52を配置し、着色層52の後面側に金属的反射層57を配置したものである。この第2実施形態にあっても、金属的反射層57が金属的凹曲反射面59を形成し、その反射光は着色層52を透過し、さらに厚盛り部56及び透光シート2を透過して前方の看者の目に届くことによって、立体的な装飾効果を発揮する。ただしこの第2の実施の形態にあっては、着色層52と金属的反射層57との間の厚さ方向の距離の変化がない点で、第1の実施の形態と相違する。
(着色層52における領域と厚盛り部56と金属的反射層57との関係)
いずれの実施の形態にあっても、金属的凹曲反射面59からの立体的な装飾効果を、前方の看者に印象的に知覚させるためには、着色層52において他の領域(第1着色領域53)とは異なる色の第2着色領域54を設け、第2着色領域54と厚盛り部56と金属的反射層57との三者のそれぞれの外縁(平面視における外周線)を、互いに略一致させた外縁一致部を備えたものとすることが好ましい。これによって色彩的に他の領域(第1着色領域53)と区別される領域(第2着色領域54)のみが立体的な印象を与えることになり、第2着色領域54によって表された表現を、前方の看者にシャープに強く印象付けることができる。
より具体的には、図4(A)の例では網目状の部分が第2着色領域54であり、当該部分にのみ厚盛り部56と金属的反射層57とが配置されていることによって、他の部分(第1着色領域53)との対比が明確となり、全体として立体的な装飾効果を高めることができたものである。
上記のように、着色層52は、前方から見て、厚盛り部56が存在しない位置にある第1着色領域53と、厚盛り部56が存在する位置にある第2着色領域54とを備え、第1着色領域53と第2着色領域54とは、色相、明度、彩度のうち少なくとも一種が異なる違った色に着色されることが望ましい。
言い換えれば、厚盛り部56と第2着色領域54と金属的反射層57とは、装飾シート1を前方から見た際、それぞれの外縁(平面視における外周線)が互いに略一致しているものとする。最も望ましくは、上述したように、三者の外縁が完全に一致することではあるが、完全に一致しなくとも装飾シート1を前方から見た際に、第2着色領域54のみが金属的反射を伴う光を発していると認識されるものであれば、略一致していると言えるものであり、完全に一致している必要はない。より具体的には三者の外縁(外周線)の平面視におけるズレが3mm以内であることが好ましく、1mm以内であることがより好ましい。
以上のように、厚盛り部56と第2着色領域54と金属的反射層57との3つの層から構成された装飾部60が後面側に配置された装飾シート1で着色された金属的反射効果を有する領域と、第1着色領域53の1つの層から構成された装飾部60が後面側に配置された装飾シート1で金属的反射効果を有しない平面的な領域とでは、色彩(色相、明度、彩度)及び金属的反射において異なっているものとすることができ、異なる装飾表現を奏することから、これらが組み合わされた本考案に係る装飾シート1は、際立った装飾効果を発揮することができる。装飾部60を上記のように構成することにより、装飾シート1に新たな装飾効果を発現させることができる。
また、装飾部60の構成が、厚み方向において、前方から、第2着色領域54-厚盛り部56-金属的反射層57と配置され、第2着色領域54と金属的反射層57との間に厚盛り部56が介在している構成、即ち第1実施形態の構成と、厚盛り部56-第2着色領域54-金属的反射層57と配置され、第2着色領域54の後面に金属的反射層57が配置される構成、即ち第2実施形態の構成とでは、前方の看者が視認する、着色層52を透過した金属的反射層57からの反射光が異なるものと考えられることから、多彩な装飾効果を発現することが期待される。
もちろん、装飾効果を高める点からは、前記の三者が一致しない領域を意図的に設けて、全体としての効果的な装飾を行うことを妨げるものではない。具体的には、第1着色領域53、厚盛り部56、金属的反射層57が一致している領域、第2着色領域54と金属的反射層57からなる領域、金属的反射層57のみからなる領域、厚盛り部56と金属的反射層57からなる領域等々、種々の層と領域を組み合わせて実施することができる。
(装飾シート1の製造)
次に上述の装飾シート1の製造する工程の一例について説明する。
本願の第1実施形態に係る装飾シート1を製造する工程は、透光性を有する透光シート2の後面側に透光性を有する着色インキによる着色層52を形成する着色ステップと、着色層52の後面側に透光性を有する厚盛り部56を形成する厚盛りステップと、厚盛り部56の後面側に金属的反射層57を形成する装飾ステップとを行うものである。
(着色ステップについて)
着色ステップは、透光性を有する着色インキを、種々の方法で、透光性を有する透光シート2の後面側に印刷することによって着色層52を形成する工程である。印刷にはオフセット印刷やシルク印刷やインクジェット印刷を用いることができるが、グラビア印刷等の他の印刷方法を用いることもできる。
この着色層52の厚みは、オフセット印刷の場合には1μm前後、シルク印刷の場合には10μm前後が適当であり、1~20μm程度の範囲が好ましく4~20μm程度の範囲がより好ましいものであるが、適宜変更して実施し得る。
また、着色層52として、厚盛り部56が後面側に配置されていない第1着色領域53と、厚盛り部56が後面側に配置されている第2着色領域54を形成してもよく、第1着色領域53と第2着色領域54とは、色相、明度、彩度のうち少なくとも一種が異なる違った色に着色されてもよい。
(厚盛りステップについて)
厚盛りステップは、着色層52の少なくとも一部の後面を含む位置に厚盛り部56を形成する工程である。
厚盛り部56は、着色層52と同様に透光性を有する厚盛インキを印刷することによって形成することができるが、他の手法によって形成してもよい。上述のとおり、厚盛り部56は、その厚み(t)や幅(l)が装飾シート1の装飾効果を左右する大きな要因となるため、厚み(t)好ましくは75~150μm、より好ましくは80~100μm、幅(l)0.3mm~3mmが適当であるが、これに限るものではない。この厚みを得るために、層厚みの大きなシルクスクリ-ン印刷を行うことが有利である。その際、1回から、5回程度の複数回の印刷を施してもよい。部分的に印刷回数を変えるなどして厚みの異なる複数種類の厚盛り部56を形成してもよい。他方厚盛り部56の厚みを同じにすることによって、印刷を施す際の印刷の版を共通して用いることができ生産効率を高めることができる。
(装飾ステップについて)
装飾ステップは、厚盛り部56の少なくとも一部の後面に金属的反射層57を形成する工程である。厚盛りステップにて形成された厚盛り部56は、着色層52の後面側から後方に突出しており、厚盛り部56の少なくともその周縁は、表面張力により、透光シート2の厚さ方向の断面において、後方に向かって湾曲した凹曲部58を備える。そして、装飾ステップにて、この凹曲部58の少なくとも一部の後面に金属的反射層57を形成し、形成された金属的反射層57が金属的凹曲反射面59を構成するものである。
金属的反射層57は、転写箔の手法により、金属箔やホログラム箔などの反射箔を転写して形成されるものであることが好ましい。また、金属的反射層57は、シルク印刷(銀ペーストインキやミラーインキ)やホットスタンプ、蒸着、スパッタリングで実施してもかまわないが、転写箔を用いる方が高い金属的反射の効果が得られる点で有利である。より詳しくは、転写箔は、シルク印刷(銀ペーストインキやミラーインキ)より鏡面性がより高く、シルク印刷には作れないホログラム箔の使用も可能である点で、転写箔を用いる方が有利である。
また、転写箔の手法を用いて金属的反射層57を形成する際、転写用のバインダ層(図示せず)を形成してもよい。バインダ層は、反射箔を定着させるものであればよく、例えば透明なシルクインキで形成することができる。特に、経時変化でバインダ層の割れやクラックを起こさないインキを使用することが適当である。
金属的反射層57の厚みは、適宜変更して実施し得るが、0.03~0.05μm程度の範囲が好ましい。
(金属的反射層に金属転写箔を用いた場合の詳細)
図5を参照して、金属的反射層57に金属箔やホログラム箔などの金属転写箔を用いる場合について、より詳細に説明する。金属転写箔は、工業的には転写シート(図示せず)として供給されるもので、その基本構成は、キャリアフィルムの上に、離型層、必要に応じて積層される表面保護層、着色層やホログラム層、金属層、接着剤層の各層が順に積層された積層体である。
金属層は、通常の金属箔の場合にはアルミニウムが用いられたり、ホログラムの場合には透明の酸化チタンなどが用いられたりして種々の構成の光反射性のある層として実施される。着色層についても求められる色彩に応じて省略される場合もあるなど種々変更して実施されるが、基本的の構成としては、定着時に取り去られる剥離層(キャリアフィルムや離型層などいずれも図示せず)と、メタリック層42(表面保護層、着色層やホログラム層を必要に応じて選択的に積層した層)と、ホットメルト接着剤などの接着剤層41とを備えたものである。転写シートは、接着剤層41を目的物の表面に接触させた状態で、加熱や加圧などのエネルギーを加えて転写するもので、目的物の表面には接着剤層41とメタリック層42が残されることによって、目的物の表面に接着剤層41とメタリック層42が積層された装飾を施すものである。
本考案への適用に際しては、厚盛り部56の後面に金属的反射層57として透明な接着剤層41とメタリック層42が配置積層されるもので、他の部分に接着剤層41とメタリック層42が積層されない。
具体的な一例としては、図5(A)に示すように、厚盛り部56を透明定着インキのみで構成して、この透明定着インキと接着剤層41とを接着することによって、メタリック層42を接着剤層41を介して厚盛り部56の後面に定着させることができる。その際、厚盛り部56の外側周辺領域における第1着色領域53は接着剤層41によっては接着されない非定着インキを用いておくことによって、第2着色領域54および厚盛り部56の後面に接着剤層41およびメタリック層42が定着しない状態となる。一般の転写シートを用いた加工にあっては、透明定着インキは、接着剤層41との定着を目的として施されるものであり、その厚みは極力小さなもの(具体的には数μm)であることが望ましいとされているが、この実施の形態にあっては、透明定着インキは数10μm、より好ましくは30μm以上の厚みにまで1回または複数回の厚盛り印刷によって厚盛り部56を形成するものである。
厚盛り部56の透明定着インキと接着剤層41との接着性を高めて良好な定着を実現するには、透明定着インキと接着剤層41とに用いられる樹脂成分が同種の樹脂成分を含むものであることが好ましいが、含有される副成分や助剤によって調整することもできる。他方、第1着色領域53には、透明定着インキと接着剤層41と異なる樹脂成分を用いるなどした非定着インキを採用して、接着剤層41に対して接着されないようにしておく必要がある。
なお第2着色領域54については、透明定着インキと接着剤層41との接着性を問わないが、厚盛り部56との定着性が良好なインキを用いることが好ましい。
また図5(B)に示すように、第1着色領域53および第2着色領域54の後面に接着剤層41との定着性のない透明な非定着インキ43を印刷した上で、厚盛り部56を透明定着インキで印刷していて形成することもできるし、図示は省略するが厚盛り部56を複数回印刷して形成する場合には、少なくともその最後面のみを透明定着インキで印刷して形成することも妨げない。ただし、図5(A)に示すように、形成する層の数は極力少なくする方が、製造コストの点はもちろん、良好な反射効果を得る点からも好ましい。なおこの図5で示した例は、図2~図4で示した各実施の形態と併用して実施することができるものであり、例えば図2(B)などのように第1着色領域53のみで着色層52を構成することも可能である。
(装飾シート1と保持シート4との貼り付け)
図1に示すように、装飾シート1は、保持シート4に貼り付けられて、加飾シート体10が構成される。貼り付けには、接着剤や粘着剤などが用いられ貼り合わせ層3が形成される。
保持シート4の材質としては、紙材や、合成樹脂や、金属、板材やこれらの複合材料製など、種々のシート材料を選択して用いることができる。
(貼り付けの形態)
第1の実施の形態では、図1(A)に示すように、装飾シート1の後面側の厚盛り部による凹凸を含む略全面と保持シート4との間に、接着剤や粘性の低い粘着剤が配置されて、装飾シート1と保持シート4とが接合される。粘着剤や接着剤は透明性の高いものが適当であり、且つ、シート間に気泡が混入し難いものを用いることが望ましい。例えば、接着剤としては、UV接着剤に代表される紫外線などの活性エネルギー線硬化型接着剤を用いることが有利である。この例では、装飾シート1の後面側の凹部と保持シート4との間は、全て接着剤や粘着剤などの貼り合わせ層3で満たされて、上記凹凸は保持シート4の後面には現れない。
また、第2の実施の形態では図1(B)に示すように、装飾シート1の後面側の凹凸のうち、後方へ突出している凸部と保持シート4との間に、接着剤や粘性の高い粘着剤が配置されて、装飾シート1と保持シート4とが接合されている。この例では、装飾シート1の後面側の凹部と保持シート4との間には空間が形成されるが、上記凹凸は保持シート4の剛性と厚みによって、保持シート4の後面には現れない。
図3に本考案の実施形態に係る加飾シート体の具体例を示す。図3(A)は、本考案の第1実施形態に係る加飾シート体(保持シートは成形用樹脂シート)を用いた成型品の全体写真であり、図3(B)は同要部拡大写真であり、図3(C)は比較例の要部拡大写真である。
この加飾シート体は、成型用の金型内に配置されて、図3(A)のような立体形状の成型品が製造される。その際に、加飾シート体の保持シートの後面側の表面に凹凸が現出していると、図3(C)の比較例に示すように成型品(透光シート)の表面に凹凸が成型の際に現れてしまう場合がある。これに対して加飾シート体の保持シートの後面側の表面に凹凸が現出していない本考案の実施形態にあっては、図3(B)に示すように成型品(透光シート)の表面に凹凸が現出しない。これによって、設計者の意図通りの平滑な表面を備えた成型品を得ることができる。
図3(D)(E)は、本考案の第2実施形態に係る加飾シート体(保持シートは紙製シート)を用いた紙箱の折り畳み状態の全体写真であり、図3(F)(G)のさらに拡大写真に示すように、表面が平滑であるにもかかわらず立体的な加飾を紙製シート(紙箱)の表面に与えることができる。また、加飾シート体中の紙の量を50重量%以上にすることによって、紙の廃棄物として取り扱うことができる。
(加飾シート体10の応用)
加飾シート体10は、それ単独又は他の物品の一部として、種々の利用が可能であり、例えば包装容器、アミューズメント機器、広告媒体、自動車部品、文具、日用品を初めとして極めと多くの種類の物品の加飾に適用することができる。また図3の例では、保持シートに成形用樹脂シートの例を示したが、それ以外の樹脂シートに変更して実施することができる。
1 装飾シート
2 透光シート
3 貼り合わせ層
4 保持シート
10 加飾シート体
41 接着剤層
42 メタリック層
10 加飾シート体
52 着色層
53 第1着色領域
54 第2着色領域
56 厚盛り部
57 金属的反射層
58 凹曲部
59 金属的凹曲反射面
60 装飾部

Claims (4)

  1. 透光性を有する透光シートとその後面側に配置された金属的反射層とを備えた装飾シートと、前記装飾シートの後面側に配置された保持シートと、前記装飾シートと前記保持シートとの間に介在してこれらのシート同士を接着または粘着する貼り合わせ層とを備え、
    前記装飾シートは、その後面側の表面に凹凸を備えるものであり、
    前記保持シートの後面側の表面には、前記装飾シートの前記凹凸による凹凸が現出していないことを特徴とする貼り合わせ加飾シート体。
  2. 前記保持シートは、紙製シート又は成形用樹脂シートであり、
    前記保持シートの厚みは、前記装飾シートの厚みと略等しいかそれより大きいものであり、
    前記貼り合わせ層は、前記装飾シートの前記凹凸のうち少なくとも凸部と、前記保持シートとを接合していることを特徴とする請求項1に記載の貼り合わせ加飾シート体。
  3. 前記装飾シートは、前記透光シートと、着色層と、前記透光シートの後面側に配置されて後面側に向けて盛り上がる透光性を有する厚盛り部と、前記厚盛り部の後面側に配置された前記金属的反射層とを備え、
    前記金属的反射層は、前記着色層の少なくとも一部の後面を含む位置に配置され、
    前記厚盛り部の凹曲部の後面に配置された前記金属的反射層は、前方から見て後方へ凹んでいる金属的凹曲反射面を構成し、
    前記装飾シートを前方から見た際、前記金属的凹曲反射面からの反射光を視認できるように構成されたものであり、
    前記装飾シートの後面側の表面の前記凹凸は、前記厚盛り部による凹凸が前記装飾シートの後面側の表面に現出したものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の貼り合わせ加飾シート体。
  4. 前記装飾シートは、その最後面の全体に調整層が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の貼り合わせ加飾シート体。
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