JP3239575U - 意匠フィルム及び意匠フィルムを張り付けた意匠性物品 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、意匠フィルム及び意匠フィルムを張り付けた意匠性物品に関する。
特許文献1には、インクジェットインキ方式で非浸透性基材への印刷を行うことで製造される軟包装材料用の積層体に関する技術が開示されている。この技術の積層体は、非浸透性基材である透明基材に、インク層、接着剤層、及び基材がこの順に積層される。インク層は、インクジェットインキ方式でシアンインキ層、及びホワイトインキ層がこの順で印刷される。
特許文献1の積層体では、白ベタ印刷層とも呼ばれるホワイトインキ層が印刷されることで、シアンインキ層の発色性、及び内容物に対する隠蔽性を上げることとしている。製造工程の簡素化等を目的として白ベタ印刷層の積層工程を省くと、接着剤層や基材が意匠に写り込んでしまい、意匠性が低下してしまうおそれがある。
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたもので、意匠性の低下を抑えつつ製造工程の簡素化を図ることが可能な意匠フィルム及び意匠性物品を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、第1の開示は、意匠フィルムに適用される。意匠フィルムは、透明フィルム層と、透明フィルム層の裏面にインクジェット印刷方式によって印刷された印刷層と、印刷層に更に積層された透明接着層と、を備える。印刷層には、白ベタ印刷層が含まれていない。
第2の開示は、第1の開示において、更に以下の特徴を有する。
透明フィルム層は、アクリル系材料のフィルムである。
透明フィルム層は、アクリル系材料のフィルムである。
第3の開示は、第1又は第2の開示において、更に以下の特徴を有する。
透明接着層は、非接触塗布方式又は接触式塗布方式によって液状の接着剤が塗布されることにより形成される。
透明接着層は、非接触塗布方式又は接触式塗布方式によって液状の接着剤が塗布されることにより形成される。
第4の開示は、第1又は第2の開示において、更に以下の特徴を有する。
透明接着層は、貼り付け方式によってシート状の接着剤が貼り付けられることにより形成される。
透明接着層は、貼り付け方式によってシート状の接着剤が貼り付けられることにより形成される。
第5の開示は、上記の課題を解決するため、意匠性物品に適用される。意匠性物品は、第1から第4の何れか1つの開示に記載の意匠フィルムと、白色の被張り付け面を有する基材と、を備える。意匠フィルムは、被張り付け面に透明接着層が密着するように基材に張り付けられる。
第6の開示は、第5の開示において、更に以下の特徴を有する。
基材は、表面の少なくとも一部を覆う白色の加飾層を備える。被張り付け面は、加飾層の上に形成される。
基材は、表面の少なくとも一部を覆う白色の加飾層を備える。被張り付け面は、加飾層の上に形成される。
第7の開示は、第5の開示において、更に以下の特徴を有する。
基材は、少なくとも被張り付け面が白色材料で成形されている。
基材は、少なくとも被張り付け面が白色材料で成形されている。
第8の開示は、第5から第7の何れか1つの開示において、更に以下の特徴を有する。
被張り付け面は平面である。意匠フィルムは、ラミネート成形によって被張り付け面に張り付けられる。
被張り付け面は平面である。意匠フィルムは、ラミネート成形によって被張り付け面に張り付けられる。
第9の開示は、第5から第7の何れか1つの開示において、更に以下の特徴を有する。
被張り付け面は三次元曲面を含む。意匠フィルムは、インサートモールド成形、インモールド成形、又は真空成形によって被張り付け面に張り付けられる。
被張り付け面は三次元曲面を含む。意匠フィルムは、インサートモールド成形、インモールド成形、又は真空成形によって被張り付け面に張り付けられる。
第1の開示の意匠フィルムによれば、透明フィルム層の裏面に印刷層が積層されるので、表面に印刷層を積層する構成において必要な表面保護層が不要となる。また、接着層が透明接着層で構成されているため、印刷層が白ベタ印刷層を含んでいなくとも、接着層の映り込みを防ぐことができる。
第2の開示によれば、透明フィルム層にアクリル系フィルムを用いることにより、高耐候性及び高透明性を確保することができる。また、アクリル系フィルムはフッ素系フィルムよりも低コストで意匠フィルムを形成することができる。
第3の開示によれば、非接触塗布方式又は接触式塗布方式によって透明接着層を形成することができる。
第4の開示によれば、シートを貼り付けることによって透明接着層を形成することができる。
第5の開示によれば、意匠フィルムが白色の被張り付け面に張り付けられる。これにより、白ベタ印刷層を含まない意匠フィルムであっても、印刷層の発色性を高めることが可能となる。
第6の開示によれば、基材を白色材料で成形することによって、特別の工程を行うことなく白色の被張り付け面を形成することができる。
第7の開示によれば、基材に白色の加飾層を形成することによって、基材色に係わらず白色の被張り付け面を形成することができる。
第8の開示によれば、ラミネート成形によって平面基材に意匠フィルムを貼り付けることができる。
第9の開示によれば、被張り付け面が三次元曲面を含む面であっても意匠フィルムを張り付け面に貼り付けることができる。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。ただし、以下に示す実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、この考案が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態において説明する構造やステップ等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、この考案に必ずしも必須のものではない。
実施の形態.
1.本実施の形態の意匠フィルムの構成
図1は、本実施の形態の意匠フィルムの断面の一例を示す模式図である。本実施の形態の意匠フィルム10は、建材等の基材50の被張り付け面52に張り付けることにより意匠を付与するためのものである。図1に示すように、意匠フィルム10は、透明フィルム層20と、印刷層30と、透明接着層40と、がこの順に積層されている。以下の説明では、意匠フィルム10の面のうち、透明フィルム層20の側の面を表面と呼び、透明接着層40の側の面を裏面と呼ぶ。以下、意匠フィルム10を構成する各層の構成について説明する。
1.本実施の形態の意匠フィルムの構成
図1は、本実施の形態の意匠フィルムの断面の一例を示す模式図である。本実施の形態の意匠フィルム10は、建材等の基材50の被張り付け面52に張り付けることにより意匠を付与するためのものである。図1に示すように、意匠フィルム10は、透明フィルム層20と、印刷層30と、透明接着層40と、がこの順に積層されている。以下の説明では、意匠フィルム10の面のうち、透明フィルム層20の側の面を表面と呼び、透明接着層40の側の面を裏面と呼ぶ。以下、意匠フィルム10を構成する各層の構成について説明する。
1-1.透明フィルム層20
透明フィルム層20は、意匠フィルム10の表面を形成する層である。透明フィルム層20は、可視光を透過する透明基材で構成されたフィルムである。このような透明フィルム層20の材料としては、例えば、アクリル(PMMA)等のアクリル系材料を利用することができる。或いは、透明フィルム層20は、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリオレフィン(PO)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)やバイオマス由来のフィルム等の材料を利用してもよい。
透明フィルム層20は、意匠フィルム10の表面を形成する層である。透明フィルム層20は、可視光を透過する透明基材で構成されたフィルムである。このような透明フィルム層20の材料としては、例えば、アクリル(PMMA)等のアクリル系材料を利用することができる。或いは、透明フィルム層20は、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリオレフィン(PO)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)やバイオマス由来のフィルム等の材料を利用してもよい。
透明フィルム層20は、例えば、50μm又は75μm程度の厚さを有する。透明フィルム層20の表面は、エンボス加工等の表面処理が施されていてもよい。
1-2.印刷層30
印刷層30は、意匠フィルム10に文字や模様等の意匠を付与するための層である。印刷層30は、インクジェット印刷方式によって透明フィルム層20の裏面に裏打ち印刷される。印刷層30の厚さは、例えば10μm程度である。
印刷層30は、意匠フィルム10に文字や模様等の意匠を付与するための層である。印刷層30は、インクジェット印刷方式によって透明フィルム層20の裏面に裏打ち印刷される。印刷層30の厚さは、例えば10μm程度である。
印刷層30に利用可能なインクの種類に限定はない。本実施の形態の印刷層30では、例えばLED硬化無機インクが使用される。また、インクの色は、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及び黒(K)を用いることができる。シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)を用いることでフルカラーの意匠が印刷される。また、黒(K)を用いることで、文字等の黒色の意匠の視認性が向上する。なお、印刷層30は、白色の白ベタ印刷層を含んでいない。ここでの白ベタ印刷層とは、少なくとも意匠の印刷層の裏面側を白色で覆う印刷層である。
1-3.透明接着層40
透明接着層40は、意匠フィルム10を基材に張り付けるための接着力を付与するための層であり、可視光を透過する透明材料で構成されている。つまり、意匠フィルム10は、印刷層30における意匠が印刷されていないエリアにおいて、表面から裏面まで可視光が透過する。透明接着層40の厚さは、例えば25μm又は50μm程度である。意匠フィルム10に透明接着層40を形成する方法に限定はない。透明接着層40は、例えば、液状の接着剤を非接触塗布方式又は接触塗布方式によって塗布することにより形成してもよい。或いは、透明接着層40は、シート状の接着シートを貼り付けるシート張り付け方式により形成してもよい。非接触塗布方式の塗布方法としては、例えば、ジェッティング等の方法が例示される。接触塗布方式の塗布方法としては、例えばロールコーター、ダイコーター、バーコーター等の方法が例示される。また、シート張り付け方式としては、例えば熱圧着、常温圧着、等の方法が例示される。
透明接着層40は、意匠フィルム10を基材に張り付けるための接着力を付与するための層であり、可視光を透過する透明材料で構成されている。つまり、意匠フィルム10は、印刷層30における意匠が印刷されていないエリアにおいて、表面から裏面まで可視光が透過する。透明接着層40の厚さは、例えば25μm又は50μm程度である。意匠フィルム10に透明接着層40を形成する方法に限定はない。透明接着層40は、例えば、液状の接着剤を非接触塗布方式又は接触塗布方式によって塗布することにより形成してもよい。或いは、透明接着層40は、シート状の接着シートを貼り付けるシート張り付け方式により形成してもよい。非接触塗布方式の塗布方法としては、例えば、ジェッティング等の方法が例示される。接触塗布方式の塗布方法としては、例えばロールコーター、ダイコーター、バーコーター等の方法が例示される。また、シート張り付け方式としては、例えば熱圧着、常温圧着、等の方法が例示される。
2.本実施の形態の意匠性物品の構成
図2は、本実施の形態の意匠性物品の断面の一例を示す模式図である。本実施の形態の意匠性物品100は、意匠フィルム10が基材50に張り付けられることにより構成される。基材50は、意匠性物品100の形状を構成する部品であり、例えばドア等の建材、机の天板等の家具材、等が例示される。基材50の材質は、例えば、スチール、アルミ等の金属類、木質MDF、PVCやABS等の樹脂類、等が例示される。
図2は、本実施の形態の意匠性物品の断面の一例を示す模式図である。本実施の形態の意匠性物品100は、意匠フィルム10が基材50に張り付けられることにより構成される。基材50は、意匠性物品100の形状を構成する部品であり、例えばドア等の建材、机の天板等の家具材、等が例示される。基材50の材質は、例えば、スチール、アルミ等の金属類、木質MDF、PVCやABS等の樹脂類、等が例示される。
基材50は、意匠フィルム10が張り付けられる白色の被張り付け面52を有している。被張り付け面52は平面であってもよいし、三次元曲面であってもよい。ただし、被張り付け面52が三次元曲面の場合、意匠フィルム10を密着して張り付け可能な曲面形状である必要がある。
本実施の形態の意匠性物品100は、基材50の被張り付け面52を白色に構成することにより、意匠フィルム10の白ベタ印刷層を省くことを可能としている。以下、白色の被張り付け面52を備える基材50の幾つかの構成例について説明する。
2-1.基材50の第一構成例
図3は、本実施の形態の意匠性物品の基材の第一構成例を示す断面模式図である。第一構成例としての基材50は、表面の少なくとも一部が白色の加飾層54に覆われている。白色の加飾層54は、塗装、鍍金、印刷、着色等の処理によって基材50の表面に形成された白色層である。白色の加飾層54の形成方法に限定はない。白色の加飾層54の表面は、被張り付け面52を含んでいる。
図3は、本実施の形態の意匠性物品の基材の第一構成例を示す断面模式図である。第一構成例としての基材50は、表面の少なくとも一部が白色の加飾層54に覆われている。白色の加飾層54は、塗装、鍍金、印刷、着色等の処理によって基材50の表面に形成された白色層である。白色の加飾層54の形成方法に限定はない。白色の加飾層54の表面は、被張り付け面52を含んでいる。
意匠フィルム10は、白色の加飾層54の表面の被張り付け面52に張り付けられる。上述したように、本実施の形態の意匠フィルム10は白ベタ印刷層を備えていない。意匠フィルム10の透明フィルム層20及び透明接着層40は可視光を透過するため、白色の加飾層54を備える基材50は、意匠フィルム10の白ベタ印刷層と同等の機能を果たす。これにより、意匠性物品100は、鮮明な意匠を得ることができる。また、白色の加飾層54を備える基材50は、基材色が限定されないため、基材50の選定時及び製造時の自由度が高まる。さらに、基材50の基材色が透過色である場合、白色の加飾層54によって隠蔽性を高めることができる。
2-2.基材50の第二構成例
図4は、本実施の形態の意匠性物品の基材の第二構成例を示す断面模式図である。第二構成例としての基材50は、少なくとも被張り付け面52を含む領域の基材色が白色に構成されている。このような構成は、基材色を自由に選定可能な樹脂部品等に適用することができる。
図4は、本実施の形態の意匠性物品の基材の第二構成例を示す断面模式図である。第二構成例としての基材50は、少なくとも被張り付け面52を含む領域の基材色が白色に構成されている。このような構成は、基材色を自由に選定可能な樹脂部品等に適用することができる。
意匠フィルム10は、白色の被張り付け面52に張り付けられる。これにより、第二構成例の基材50は、意匠フィルム10の白ベタ印刷層と同等の機能を果たすことができる。
3.張り付け方法
次に、意匠フィルム10を基材50に張り付ける方法について説明する。被張り付け面52が平面である場合、意匠フィルム10は、例えばラミネート成形により基材50に張り付けられる。ここでのラミネート成形では、例えば熱圧着、常温圧着等の公知の手法を用いて張り付けることができる。或いは、被張り付け面52が三次元曲面である場合、インサートモールド成形、インモールド成形、又は真空成形等の公知の手法を用いて、フィルムを基材に張り付けることができる。
次に、意匠フィルム10を基材50に張り付ける方法について説明する。被張り付け面52が平面である場合、意匠フィルム10は、例えばラミネート成形により基材50に張り付けられる。ここでのラミネート成形では、例えば熱圧着、常温圧着等の公知の手法を用いて張り付けることができる。或いは、被張り付け面52が三次元曲面である場合、インサートモールド成形、インモールド成形、又は真空成形等の公知の手法を用いて、フィルムを基材に張り付けることができる。
4.作用効果
以上のように構成された意匠フィルム及び意匠性物品によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
以上のように構成された意匠フィルム及び意匠性物品によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
4-1.インクジェット印刷方式
意匠フィルム10は、インクジェット印刷方式によって印刷層30が印刷される。インクジェット印刷方式は印刷版が不要なため、最小生産数の制限を設けずにオンデマンドでの受注生産に対応することができる。これにより、中間生成物の在庫を削減することができる。
意匠フィルム10は、インクジェット印刷方式によって印刷層30が印刷される。インクジェット印刷方式は印刷版が不要なため、最小生産数の制限を設けずにオンデマンドでの受注生産に対応することができる。これにより、中間生成物の在庫を削減することができる。
4-2.裏打ち印刷
意匠フィルム10は、透明フィルム層20の裏面に印刷層30が裏打ち印刷される。これにより、意匠フィルム10の表面に印刷層30を保護するための保護層を設ける必要がない。これにより、意匠フィルム10の製造工程を減らしてコストを削減することができる。
意匠フィルム10は、透明フィルム層20の裏面に印刷層30が裏打ち印刷される。これにより、意匠フィルム10の表面に印刷層30を保護するための保護層を設ける必要がない。これにより、意匠フィルム10の製造工程を減らしてコストを削減することができる。
4-3.透明フィルム層
透明フィルム層20はアクリル系フィルムを用いることができる。これにより、高耐候性及び高透明性を確保することができる。また、アクリル系フィルムはフッ素系フィルムよりも低コストで意匠フィルムを形成することができる。
透明フィルム層20はアクリル系フィルムを用いることができる。これにより、高耐候性及び高透明性を確保することができる。また、アクリル系フィルムはフッ素系フィルムよりも低コストで意匠フィルムを形成することができる。
4-4.透明接着層
意匠フィルム10は、透明な透明接着層40を備えている。これにより、印刷層30が白ベタ印刷層を含んでいなくとも、基材50の白色の被張り付け面52に張り付けることによって白ベタ印刷層を有している場合と同様の効果を果たすことができる。
意匠フィルム10は、透明な透明接着層40を備えている。これにより、印刷層30が白ベタ印刷層を含んでいなくとも、基材50の白色の被張り付け面52に張り付けることによって白ベタ印刷層を有している場合と同様の効果を果たすことができる。
4-5.基材
意匠性物品100は、被張り付け面52を含む基材50が白色材料によって構成されることができる。これにより、特別な工程を設けることなく白色の被張り付け面52を形成することができる。
意匠性物品100は、被張り付け面52を含む基材50が白色材料によって構成されることができる。これにより、特別な工程を設けることなく白色の被張り付け面52を形成することができる。
また、意匠性物品100は、基材50の被張り付け面52を白色の加飾層54で覆うことができる。これにより、基材色に係わらず白色の被張り付け面52を形成することができる。
10 意匠フィルム
20 透明フィルム層
30 印刷層
40 透明接着層
50 基材
52 張り付け面
54 白色の加飾層
100 意匠性物品
20 透明フィルム層
30 印刷層
40 透明接着層
50 基材
52 張り付け面
54 白色の加飾層
100 意匠性物品
Claims (9)
- 透明フィルム層と、
前記透明フィルム層の裏面にインクジェット印刷方式によって印刷された印刷層と、
前記印刷層に更に積層された透明接着層と、を備え、
前記印刷層は、白ベタ印刷層を含まない意匠フィルム。 - 前記透明フィルム層は、アクリル系材料のフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の意匠フィルム。
- 前記透明接着層は、非接触塗布方式又は接触式塗布方式によって液状の接着剤が塗布されることにより形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の意匠フィルム。
- 前記透明接着層は、貼り付け方式によってシート状の接着剤が貼り付けられることにより形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の意匠フィルム。
- 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の意匠フィルムと、
白色の被張り付け面を有する基材と、を備え、
前記被張り付け面に前記透明接着層が密着するように前記意匠フィルムが前記基材に張り付けられて成る意匠性物品。 - 前記基材は、表面の少なくとも一部を覆う白色の加飾層を備え、
前記被張り付け面は、前記加飾層の上に形成されることを特徴とする請求項5に記載の意匠性物品。 - 前記基材は、少なくとも前記被張り付け面が白色材料で成形されて成る請求項5に記載の意匠性物品。
- 前記被張り付け面は平面であり、
前記意匠フィルムは、ラミネート成形によって前記被張り付け面に張り付けられることを特徴とする請求項5から請求項7の何れか1項に記載の意匠性物品。 - 前記被張り付け面は三次元曲面を含み、
前記意匠フィルムは、インサートモールド成形、インモールド成形、又は真空成形によって前記被張り付け面に張り付けられることを特徴とする請求項5から請求項7の何れか1項に記載の意匠性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002550U JP3239575U (ja) | 2022-08-02 | 2022-08-02 | 意匠フィルム及び意匠フィルムを張り付けた意匠性物品 |
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