JP5458768B2 - ロボット制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サーボモータを備えたロボットを制御する技術に関するものであり、特に、サーボモータに接続された角度センサに異常が生じた場合に、サーボモータを停止させる技術に関する。
ロボットの軸を駆動するサーボモータには、回転角度をフィードバック制御するために、ロータリーエンコーダやレゾルバといった角度センサが取り付けられている。この角度センサに故障が生じたり、角度センサと制御装置とを接続する信号線に断線が生じると、ロボットの軸を正確に駆動することができなくなる。
そこで、このような異常が生じた場合には、ロボットの不測の動作を抑制するため、サーボモータを速やかに停止させることが好ましい。サーボモータを停止させるには、例えば、ダイナミックブレーキなどの発電制動によって停止させる方法がある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、ロボット用モータとして使用されるブラシレスDCサーボモータを停止させるためのダイナミックブレーキは、サーボモータの回転速度が高いほど制動トルクが低下するという特性を有することが一般的であるため、サーボモータが高速回転している場合には、停止するまでの時間が長くなるという問題があった。
特開2008−307618号公報 国際公開第00/04632号パンフレット
このような問題を考慮し、本発明が解決しようとする課題は、角度センサから正常に回転角度が取得できなくなった場合に、迅速にサーボモータを停止させることが可能な技術を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
本発明の第1の形態は、サーボモータと、該サーボモータの回転軸に接続されて該サーボモータの回転角度を検出する角度センサと、を備えるロボットを制御するためのロボット制御装置であって、
前記角度センサから前記回転角度を取得し、該取得された回転角度に応じて前記サーボモータの駆動をフィードバック制御する第1の駆動制御部と、
前記サーボモータの電気的変量に基づいて、前記サーボモータの回転角度および回転速度を推定する推定部と、
前記第1の駆動制御部の代わりに、前記推定部によって推定された回転角度に応じて、前記サーボモータの駆動をセンサレス制御する第2の駆動制御部と、
前記サーボモータに対して発電制動を行う発電制動部と、
前記第1の駆動制御部による前記サーボモータの駆動時に、前記角度センサの異常の有無を検出する異常検出部と、
前記異常検出部によって異常が検出された場合において、前記推定部によって推定された回転速度が、予め定められた閾値以上の場合には、前記第2の駆動制御部に、前記サーボモータを減速させる減速制御を実行させ、前記推定された回転速度が前記閾値未満の場合には、前記発電制動部に、前記サーボモータに発電制動を行う制動制御を実行させることで、前記サーボモータを停止させる停止制御を行う停止制御部と、
を備え、
前記閾値は、前記発電制動部による制動トルクが前記サーボモータの定格トルクに一致する回転速度のうち高い側の回転速度よりも低く、かつ、前記発電制動部による制動トルクが最大となる回転速度よりも高い値に設定されている、
ロボット制御装置である。
このような形態のロボット制御装置では、角度センサに異常が検出された場合に、サーボモータの電気的変量(例えば、電圧、電流、インダクタンスなど)に基づいて推定されたサーボモータの回転速度と、上記閾値とを比較し、推定された回転速度が、この閾値以上であれば、センサレス制御によってサーボモータを減速させ、閾値未満であれば、発電制動によってサーボモータを減速させる。この結果、どのような回転速度において角度センサに異常が生じたとしても、センサレス制御による減速制御と発電制動による制動制御とを使い分けることで、迅速にサーボモータを停止させることが可能になる。
[適用例1]サーボモータと、該サーボモータの回転軸に接続されて該サーボモータの回転角度を検出する角度センサと、を備えるロボットを制御するためのロボット制御装置であって、前記角度センサから前記回転角度を取得し、該取得された回転角度に応じて前記サーボモータの駆動をフィードバック制御する第1の駆動制御部と、前記サーボモータの電気的変量に基づいて、前記サーボモータの回転角度および回転速度を推定する推定部と、
前記推定部によって推定された回転角度に応じて、前記サーボモータの駆動をセンサレス制御する第2の駆動制御部と、前記サーボモータに対して発電制動を行う発電制動部と、前記第1の駆動制御部による前記サーボモータの駆動時に、前記角度センサの異常の有無を検出する異常検出部と、前記異常検出部によって異常が検出された場合において、前記推定部によって推定された回転速度が、前記サーボモータの回転速度に応じた前記発電制動の制動トルクの変動特性に基づいて予め定められた閾値以上の場合には、前記第2の駆動制御部に、前記サーボモータを減速させる減速制御を実行させ、前記推定された回転速度が前記閾値未満の場合には、前記発電制動部に、前記サーボモータに発電制動を行う制動制御を実行させることで、前記サーボモータを停止させる停止制御を行う停止制御部とを備えるロボット制御装置。
このような構成のロボット制御装置では、角度センサに異常が検出された場合に、サーボモータの電気的変量(例えば、電圧、電流、インダクタンスなど)に基づいて推定されたサーボモータの回転速度と、サーボモータの発電制動時における回転速度に応じた制動トルクの変動特性に基づいて定められた閾値とを比較し、推定された回転速度が、この閾値以上であれば、センサレス制御によってサーボモータを減速させ、閾値未満であれば、発電制動によってサーボモータを減速させる。この結果、どのような回転速度において角度センサに異常が生じたとしても、センサレス制御による減速制御と発電制動による制動制御とを使い分けることで、迅速にサーボモータを停止させることが可能になる。
[適用例2]適用例1に記載のロボット制御装置であって、前記閾値は、前記サーボモータの発電制動時の制動トルクの最大値を生じさせる前記サーボモータの回転速度よりも低い値である、ロボット制御装置。
このような構成であれば、発電制動の作動によって生じるサーボモータの発熱を軽減することが可能になる。
[適用例3]適用例1または適用例2に記載のロボット制御装置であって、前記ロボットは、複数の前記サーボモータと該各サーボモータにそれぞれ接続された複数の前記角度センサを備え、前記異常検出部は、前記複数の角度センサのそれぞれについて異常の有無を検出し、前記停止制御部は、前記異常検出部によって異常が検出された角度センサに接続されたサーボモータに対して前記停止制御を実行し、異常が検出されていない角度センサに接続されたサーボモータに対しては、前記第1の駆動制御部によって該サーボモータを停止させる、ロボット制御装置。
このような構成であれば、異常が検出されていない角度センサに接続されたサーボモータについては、正常な角度に基づいてフィードバック制御を行うことで停止させることができる。そのため、ロボット全体の動作の軌道のずれを最小限に抑えつつ、各サーボモータを迅速に停止させることが可能になる。
[適用例4]適用例1ないし適用例3のいずれか一項に記載のロボット制御装置であって、前記ロボットは、更に、前記サーボモータの停止位置を保持するためのメカニカルブレーキを備え、前記停止制御部は、前記停止制御後に、前記メカニカルブレーキによって前記サーボモータの停止位置を保持させる、ロボット制御装置。
このような構成であれば、発電制動による停止後に、サーボモータの停止位置を確実に保持させることが可能になる。
本発明は、上述したロボット制御装置としての構成のほか、ロボットの制御方法や、ロボットを制御するためのコンピュータプログラムとしても構成することができる。コンピュータプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、メモリカード、ハードディスク等の種々の有形的な媒体を利用することができる。
ロボットシステムの概略構成を示す説明図である。 ロボット本体およびロボット制御装置の内部構成を示すブロック図である。 ダイナミックブレーキの制動トルクの変動特性を例示する説明図である。 停止制御処理のフローチャートである。 第2実施例における停止制御処理のフローチャートである。 第3実施例における閾値を示す説明図である。 複数の閾値の設定例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態をいくつかの実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
(A1)ロボットシステムの概略構成:
図1は、本発明の実施例としてのロボット制御装置200を含むロボットシステム10の概略構成を示す説明図である。ロボットシステム10は、多関節型の産業用ロボットとして構成されたロボット本体100と、ロボット本体100を制御するロボット制御装置200と、ロボット制御装置200に接続され、ロボット本体100の動作をプログラムするためのティーチングペンダント300とを有している。
ロボット本体100は、工場内等に固定されるベース部101と、水平方向に旋回可能にベース部101に支持されたショルダ部102と、鉛直方向に旋回可能にショルダ部102に下端が支持された下アーム103と、鉛直方向に旋回可能に下アーム103の先端に略中央部が支持された上アーム104と、鉛直方向に旋回可能に上アーム104の先端に支持された手首105とを備えている。手首105の先端には、手首105の円周方向に回転可能なフランジ部106が備えられている。フランジ部106には、ワークを把持するハンド(図示せず)が取り付けられる。
上述したロボット本体100の各パーツを接続する関節部分には、各パーツを旋回させるためのサーボモータと、サーボモータの回転角度や回転速度を検出するための角度センサが組み込まれている。本実施例のロボット制御装置200は、この角度センサに異常が生じた場合に、サーボモータを迅速に停止させるための機能を備えている。以下、この機能を実現するための構成および処理について詳細に説明する。
(A2)ロボット本体およびロボット制御装置の内部構成:
図2は、ロボット本体100およびロボット制御装置200の内部構成を示すブロック図である。ロボット本体100は、三相交流式のブラシレスDCモータとして構成されたサーボモータ110と、サーボモータ110の回転軸に接続されたロータリーエンコーダ162と、サーボモータ110の回転位置を機械的に保持するメカニカルブレーキ150と、を備えている。
ロータリーエンコーダ162には角度変換器164が接続されている。角度変換器164は、ロータリーエンコーダ162から、サーボモータ110の回転に応じた信号を入力し、この信号に基づいてサーボモータ110の回転角度を表す角度情報を生成する。角度変換器164によって生成された角度情報は、ロボット制御装置200に入力され、後述するフィードバック制御を行うための帰還信号として用いられる。以下の説明では、ロータリーエンコーダ162と角度変換器164とを含めて、「角度センサ160」と呼ぶ。なお、本実施例では、サーボモータ110の回転角度をロータリーエンコーダ162によって検出することとしたが、レゾルバを用いて検出することとしてもよい。
ロボット制御装置200は、ロボット本体100のサーボモータ110に三相交流電力を供給するインバータ120と、後述する駆動制御部211からの指令に基づいてインバータ120のスイッチング制御を行う駆動回路140とを備えている。また、ロボット制御装置200は、CPU210とROM230とRAM240とを備えている。CPU210は、ROM230に記憶された所定の制御プログラム235をRAM240にロードして実行することで、駆動制御部211、異常検出部212、停止制御部213、角度推定部214、セレクタ215、発電制動制御部216、および、機械制動制御部217として機能する。
駆動制御部211は、RAM240に記憶された軌跡データ245に基づいて、サーボモータ110を駆動するためのパルス信号を駆動回路140に出力する。このとき、駆動制御部211は、ロボット本体100の角度センサ160から角度情報を取得し、この角度情報に基づいて、サーボモータ110の駆動をフィードバック制御する。駆動回路140は、駆動制御部211から入力したパルス信号に基づいて、インバータ120を駆動し、サーボモータ110を回転させる。
異常検出部212は、角度センサ160に異常が生じたか否かを検出する。異常検出部212は、例えば、ロボット本体100とロボット制御装置200との間の信号線の断線などによって角度センサ160から角度情報を取得できない場合や、指令値とは大きく異なる回転角度や回転速度が取得された場合、あるいは、角度センサ160からエラー信号を受信した場合に、角度センサ160に異常が生じたと判断する。
停止制御部213は、異常検出部212によって角度センサ160の異常が検出された場合に、サーボモータ110を停止するための停止制御処理を実行する。停止制御処理の詳細については後述する。
角度推定部214は、インバータ120からロボット本体100のサーボモータ110に印加される3相交流のうち、2相(U相、V相)の電流値をそれぞれ検出する。角度推定部214は、更に、駆動制御部211から電圧指令値を入力すると、これらの電流値と電圧指令値とに基づいて、サーボモータ110の角度情報(回転角度)を推定する。このような角度情報の推定は、例えば、実電流値と推定電流値との誤差に応じて回転角度を推定する周知の電流推定誤差法に基づいて行うことができる。
セレクタ215は、停止制御部213からの指令に基づいて、駆動制御部211に入力する角度情報を、角度センサ160から入力するか、角度推定部214から入力するかを選択する。つまり、セレクタ215によって角度センサ160が選択されれば、駆動制御部211は、ロータリーエンコーダ162(角度センサ160)によって実測された角度情報に基づいて、サーボモータ110に対して通常のフィードバック制御を行う。一方、セレクタ215によって角度推定部214が選択されれば、駆動制御部211は、角度推定部214によって推定された角度情報に基づいて、サーボモータ110に対してフィードバック制御を行う。このように、推定された角度情報に基づいてサーボモータ110をフィードバック制御することを、「センサレス制御」という。セレクタ215によって角度センサ160が選択された場合には、駆動制御部211は、「第1の駆動制御部」として機能し、セレクタ215によって角度推定部214が選択された場合には、駆動制御部211は、「第2の駆動制御部」として機能することになる。
発電制動制御部216は、停止制御部213からの指令に応じて、サーボモータ110を制御し、ダイナミックブレーキ(短絡ブレーキともいう)を作動させる。具体的には、発電制動制御部216は、駆動回路140を通じてインバータ120のスイッチング素子を制御し、サーボモータ110の端子間を強制的に短絡させる。そうすると、サーボモータ110の回転エネルギがサーボモータ110自体の発熱により消費されるため、サーボモータ110を停止させることができる。
図3は、ダイナミックブレーキの制動トルクの変動特性を例示する説明図である。一般的に、ロボット用のサーボモータ110に作動させるダイナミックブレーキは、その制動トルクが、ある回転速度(図3の場合には、約800rpm)で最大となり、その回転速度を超えると、徐々に低い値になるような変動特性を有することが知られている。図3に示した例では、回転速度が3000rpmを超えると、ダイナミックブレーキの制動トルクはサーボモータ110の定格トルクを下回る値となる。
機械制動制御部217(図2)は、停止制御部213からの指令に応じて、ロボット本体100のメカニカルブレーキ150を作動させて、サーボモータ110の回転位置を保持させる。機械制動制御部217は、また、停止制御部213からの指令に拘わらず、ロボットシステム10の電源オフ時にもメカニカルブレーキ150を作動させてサーボモータ110の回転位置を保持させる機能を有する。
なお、図2には、一つの関節部分についてのロボット本体100の内部構成とロボット制御装置200の内部構成を示したが、他の関節部分も同様の内部構成を備えている。なお、CPU210とROM230とRAM240とは、1つのロボット制御装置200につき1組備えられており、CPU210が実現する各機能部211〜217が、各関節毎に備えられている。
(A3)停止制御処理:
図4は、ロボット制御装置200のCPU210が実行する停止制御処理のフローチャートである。この停止制御処理は、角度センサ160に異常が生じた場合に、サーボモータ110を停止させるための処理である。本実施例では、ロボット本体100の1つの関節に取り付けられた角度センサ160に異常が生じた場合に、その角度センサ160に接続されたサーボモータ110を停止させる場合の処理について説明する。なお、この停止制御処理の開始時には、駆動制御部211は、セレクタ215によって角度センサ160に接続されていることとする。
本実施例の停止制御処理では、まず、CPU210は、RAM240から入力した軌跡データと、角度センサ160から入力した角度情報とに基づいて、駆動制御部211によりサーボモータ110の駆動をフィードバック制御する通常の制御処理を実行する(ステップS10)。そして、異常検出部212によって、角度センサ160に異常が生じたかを検出する(ステップS12)。角度センサ160に異常が生じていない場合には、CPU210は、上述したステップS10およびステップS12の処理を繰り返し実行する。
異常検出部212によって、角度センサ160の異常が検出された場合には、CPU210は、停止制御部213によって、センサレス制御を開始する(ステップS14)。具体的には、セレクタ215によって、駆動制御部211を角度推定部214に接続することで、センサレス制御が開始される。
センサレス制御が開始されると、停止制御部213は、駆動制御部211に減速指令を与えて駆動制御部211に減速制御を行わせる(ステップS16)。駆動制御部211は、停止制御部213から減速指令を受けると、角度推定部214によって推定された回転速度が目標速度(0rpm)に近づくように、サーボモータ110の回転速度を減じるフィードバック制御を行う。
サーボモータ110の減速制御が開始されると、停止制御部213は、角度推定部214から入力した推定回転速度が、予め定められた閾値Th1未満であるかを判断する(ステップS18)。本実施例では、閾値Th1は、図3に示すように、ダイナミックブレーキ作動時のサーボモータ110の制動トルクがサーボモータ110の定格トルクに一致する回転速度(図3では、300rpmおよび3000rpm)のうち、高い側の回転速度である3000rpmに設定されている。このような閾値Th1であれば、サーボモータ110の回転速度が低下するほど、制動トルクが定格トルクよりも大きくなり、十分な制動力を得られるためである。現在の推定回転速度が閾値Th1以上であれば、停止制御部213は処理をステップS16に戻して、引き続き、センサレス制御に基づく減速制御を行う。
角度推定部214から入力した推定回転速度が、閾値Th1未満であれば、停止制御部213は、センサレス制御を停止し(ステップS20)、発電制動制御部216によって、ダイナミックブレーキを作動させる(ステップS22)。ダイナミックブレーキの作動によってサーボモータ110が停止すると、最後に、停止制御部213は、機械制動制御部217に指令を与えてメカニカルブレーキ150を作動させ、サーボモータ110の回転位置を保持させる(ステップS24)。ダイナミックブレーキによってサーボモータ110が停止したか否かは、例えば、角度推定部214によって推定された角度情報が、所定時間変化しない場合に、停止したと判断することができる。以上で説明した一連の処理により、当該停止制御処理は終了する。
以上で説明した本実施例のロボットシステム10によれば、サーボモータ110の回転速度に応じて、センサレス制御による減速制御と、ダイナミックブレーキによる制動制御とを使い分けることができる。そのため、ダイナミックブレーキの制動トルクが低くなる高い回転速度では、センサレス制御による減速制御によって、サーボモータ110の回転速度を減じることができ、ダイナミックブレーキの制動トルクが高くなる低い回転速度では、ダイナミックブレーキによってサーボモータ110を停止させることができる。また、一般的に、センサレス制御を行う場合には、低い回転速度では、回転角度を正確に推定することが困難になるので制御の精度が低下するという問題があるが、本実施例では、回転速度が低い場合には、センサレス制御ではなく、ダイナミックブレーキによる制動制御を行うのでこのような問題を回避することができる。つまり、本実施例では、高速回転時に制動トルクが低くなるというダイナミックブレーキの特性を、センサレス制御による減速制御よって補償し、また、低速回転時に角度の推定が困難になるというセンサレス制御の特性を、ダイナミックブレーキによる制動制御で補償することができる。この結果、どのような回転速度でサーボモータ110が回転していても、角度センサ160に異常が検出されれば、迅速にサーボモータ110を停止させることが可能になる。
また、本実施例では、サーボモータ110の回転速度が高い場合にはセンサレス制御によって減速を行い、その後、ダイナミックブレーキによってサーボモータ110が停止する。そのため、ダイナミックブレーキが作動するまでは、RAM240に記憶された軌跡データ245に基づく動作軌跡を辿るように各関節が動作することになるので、ロボット本体100が不測の挙動を示すことを抑制することが可能になる。この結果、ロボット本体100のアームやハンドが生産設備の進入禁止領域等に進入してしまうことを抑制することができる。また、ダイナミックブレーキが作動する際には、センサレス制御による減速によって、サーボモータ110の回転速度は十分に低下していることになるので、最低限の移動距離でサーボモータ110を停止させることができる。このように、本実施例では、角度センサ60の異常時に、センサレス制御による減速、ダイナミックブレーキによる制動、の順にサーボモータ110を制御するので、急速に停止させるよりもサーボモータ110に掛かる負担や機械的なブレを抑制することができ、また、ロボット本体100の周囲に対する安全性を向上させることができる。この結果、ロボット本体100の保護と周囲への安全性との最適なバランスを取りながら、角度センサ160の異常時にロボット本体100を迅速に停止させることが可能になる。
また、本実施例では、閾値Th1を、ダイナミックブレーキ作動時のサーボモータ110の制動トルクがサーボモータ110の定格トルクに一致する回転速度(図3では、300rpmおよび3000rpm)のうち、高い側の回転速度である3000rpmに設定した。そのため、サーボモータ110が定格トルク付近で駆動されている最中に、角度センサ160が故障しても、定格トルクを超える制動トルクでダイナミックブレーキを作動させることが可能になる。よって、迅速にサーボモータ110を停止させることが可能になる。
また、本実施例では、特別なハードウェアを新たにロボット本体100に新たに組み込むことなく、CPU210が実現する機能によって、上述した停止制御処理を実行することができる。そのため、既に生産設備に配置されている既存のロボットシステムに対しても、上述した機能を容易に付加することが可能になる。
B.第2実施例:
上述した第1実施例の停止制御処理では、ロボット本体100のある関節に取り付けられた角度センサ160に異常が生じた場合に、その角度センサ160に接続されたサーボモータ110を停止させる場合の処理について説明した。これに対して第2実施例では、複数の関節にそれぞれ取り付けられた複数の角度センサ160のうち、1つの角度センサ160に異常が生じた場合の各関節のサーボモータ110の停止方法について説明する。
図5は、第2実施例における停止制御処理のフローチャートである。第2実施例の停止制御処理は、図4に示した第1実施例の停止制御処理に対して、ステップS30〜S34の処理が追加されており、他の処理は第1実施例と同様である。
本実施例の停止制御処理では、第1実施例と同様に、まず、CPU210は、RAM240から入力した軌跡データと、角度センサ160から入力した角度情報とに基づいて、駆動制御部211によりサーボモータ110の駆動をフィードバック制御する通常の制御処理を実行する(ステップS10)。そして、関節毎に用意された異常検出部212は、対応する角度センサ160に異常が生じたかを検出する(ステップS12)。対応する角度センサ160に異常が検出された場合には、CPU210は、その角度センサ160が接続されたサーボモータ110に対して、第1実施例と同様の処理を行い、センサレス制御とダイナミックブレーキとによってサーボモータ110を停止させる。
一方、対応する角度センサ160に異常が検出されなかった場合には、異常検出部212は、他の異常検出部212と通信を行い、他の角度センサ160に異常が生じたかを判断する(ステップS30)。他の角度センサ160に異常が生じれば、停止制御部213は、駆動制御部211に指令を与えて、対応する角度センサ160からの角度情報に基づくフィードバック制御による減速処理を行わせる(ステップS32)。つまり、この場合には、他の角度センサ160には異常が生じているものの、現在、角度情報を取得している角度センサ160には異常が生じていないため、正常な角度情報に基づいて、通常のフィードバック制御による減速処理を行うのである。そして、この減速処理によって、サーボモータ110が停止すれば(ステップS34)メカニカルブレーキ150を作動させて、サーボモータ110の回転位置を保持させる(ステップS24)。
以上で説明した第2実施例によれば、複数の角度センサ160のうち、異常が生じた角度センサ160に接続されたサーボモータ110に対しては、センサレス制御とダイナミックブレーキとによる停止処理が実行され、異常が生じていない角度センサ160に接続されたサーボモータ110に対しては、異常が生じていない角度センサ160から取得された角度情報に基づくフィードバック制御により減速処理が実行される。つまり、いずれかの角度センサ160に異常が生じていても、異常が生じていない角度センサ160に接続されたサーボモータ110は、正常な角度情報に基づいて停止されることになる。そのため、本実施例によれば、角度センサ160の異常によってロボット本体100の各関節の軌道がずれてしまうことを最小限に抑えながら、ロボット本体100全体を迅速に停止させることが可能になる。
なお、本実施例では、異常が生じていない角度センサ160に接続されたサーボモータ110に対しては、通常のフィードバック制御による減速処理を実行することとした。これに対して、例えば、異常が生じていない角度センサ160に接続されたサーボモータ110に対しても、第1実施例と同様の停止制御処理を実行することも可能である。
C.第3実施例:
上述した第1実施例および第2実施例では、センサレス制御とダイナミックブレーキとの切り換え時に用いられる閾値Th1は、ダイナミックブレーキ作動時のサーボモータ110の制動トルクが、そのサーボモータ110の定格トルクに一致することになる回転速度のうち、高い側の回転速度付近に設定されていることとした(図3参照)。しかし、閾値は、以下のような値に設定することも可能である。
図6は、第3実施例における閾値Th2の設定例を示す説明図である。閾値Th2は、第1実施例および第2実施例の停止制御処理において、閾値Th1に替えて適用される値である。本実施例では、この閾値Th2を、ダイナミックブレーキ作動時のサーボモータ110の制動トルクの最大値を生じさせる回転速度(図6では、約800rpm)よりも低い回転速度で、かつ、サーボモータ110の定格トルクと一致する制動トルクを生じさせる回転速度(図6では、300rpmおよび3000rpm)のうち低い側の回転速度(図6では、約300rpm)よりも高い回転速度であることとした。具体的には、図6に示すように、閾値Th2を、500rpmと設定することが可能である。
このように、閾値Th2を、ダイナミックブレーキ作動時のサーボモータ110の制動トルクの最大値を生じさせる回転速度よりも低い回転速度に設定すれば、ダイナミックブレーキの作動によって、サーボモータ110内に長時間、電流が流れることを抑制することができる。そのため、サーボモータ110やインバータ120内のスイッチング素子の発熱を抑制することが可能になる。
なお、閾値は、上述した値(Th1,Th2)に限られず、種々の値を設定することが可能である。例えば、ダイナミックブレーキ作動時のサーボモータ110の制動トルクがサーボモータ110の定格トルクに一致する回転速度(図3では、300rpmおよび3000rpm)のうち、高い側の回転速度よりも低く、かつ、ダイナミックブレーキ作動時のサーボモータ110の制動トルクの最大値を生じさせる回転速度(図3では、約800rpm)よりも高い値(例えば、1000rpm)とすることも可能である。また、サーボモータ110を迅速に停止させることが可能であれば、閾値を、定格トルクを下回る制動トルクとなる回転速度に設定することも可能です。つまり、閾値Th1は、サーボモータ110の回転速度に応じたダイナミックブレーキの制動トルクの変動特性に基づいて、種々の値に設定することが可能である。
D.変形例:
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができる。例えば、ソフトウェアによって実現した機能は、ハードウェアによって実現するものとしてもよい。また、その逆も可能である。そのほか、以下のような変形が可能である。
(D1)変形例1:
上記実施例では、停止制御処理時において、1つの閾値Th1(または閾値Th2)に基づいて、サーボモータ110の制御方法を、センサレス制御による減速制御からダイナミックブレーキによる制動制御に切り換えた。これに対して、閾値は複数設定されていてもよい。
図7は、複数の閾値の設定例を示す説明図である。図7には、3つの閾値Th3,Th4,Th5が設定された例を示した。1つめの閾値Th3は、第1実施例と同様に、ダイナミックブレーキ作動時のサーボモータ110の制動トルクがサーボモータ110の定格トルクに一致する回転速度(図3では、300rpmおよび3000rpm)のうち、高い側の回転速度(3000rpm)に設定されている。また2つ目の閾値Th4は、ダイナミックブレーキ作動時のサーボモータ110の制動トルクの最大値を生じさせる回転速度(約800rpm)よりも高い回転速度で、かつ、閾値Th3よりも低い回転速度(1500rpm)に設定している。更に、3つ目の閾値Th5は、上述した第3実施例と同様に、ダイナミックブレーキ作動時のサーボモータ110の制動トルクの最大値を生じさせる回転速度(図6では、約800rpm)よりも低い回転速度で、かつ、サーボモータ110の定格トルクと一致する制動トルクを生じさせる回転速度(図6では、300rpmおよび3000rpm)のうち低い側の回転速度(図6では、約300rpm)よりも高い回転速度(500rpm)に設定されている。
これらの閾値Th3〜Th5を用いれば、例えば、サーボモータ110の推定回転速度が閾値Th3以上の場合には、センサレス制御によって減速制御を行い、推定回転速度が、閾値Th3未満になった場合には、ダイナミックブレーキによる制動制御に制御方法を切り換えることができる。また、推定回転速度が閾値Th4未満になった場合には、制御方法をセンサレス制御に戻し、最終的に推定回転速度が閾値Th5未満になれば、再び、制御方法をセンサレス制御からダイナミックブレーキによる制動制御に切り換えることができる。このように、複数の閾値に基づいて制御方法を切り換えれば、サーボモータ110のダイナミックブレーキによる制動トルクの特性に応じて、センサレス制御による減速制御とダイナミックブレーキによる制動制御とを細かく切り換えることができる。例えば、図6に示した例では、ダイナミックブレーキを作動させた場合にサーボモータ110の制動トルクが最大となる付近の回転速度では、ダイナミックブレーキではなく、センサレス制御による減速制御が行われる。つまり、制動トルクが最大値付近になるような回転速度を避けるようにダイナミックブレーキを作動させることができるので、サーボモータ110やインバータ120内のスイッチング素子の発熱をより効果的に抑制することが可能になる。
(D2)変形例2:
上記実施例では、センサレス制御を行うにあたり、インバータ120からサーボモータ110に印加される電流値と、電圧指令値に基づいてサーボモータ110の角度情報を推定することとした。これに対して、角度情報は、サーボモータ110の逆起電力波形やインダクタンスの変化など、種々の電気的変量(電気的パラメータ)に基づいて推定することが可能である。角度情報の推定時には、前述した電気的変量のいずれかを単独で用いることとしてもよいし、2以上の電気的変量を組み合わせて用いてもよい。センサレス制御を行うための具体的な方式としては、例えば、上述した電流推定誤差法以外にも、拡張誘起電圧オブザーバ法など他の周知の方法を採用することが可能である。
(D3)変形例3:
上記実施例の停止制御処理では、ダイナミックブレーキの作動後、サーボモータ110が停止してからメカニカルブレーキを作動させることとした。これに対して、例えば、サーボモータ110が停止するよりも前に、メカニカルブレーキを作動させることとしてもよい。こうすることで、より迅速に、サーボモータ110を停止させることが可能になる。
10…ロボットシステム
100…ロボット本体
101…ベース部
102…ショルダ部
103…下アーム
104…上アーム
105…手首
106…フランジ部
110…サーボモータ
120…インバータ
140…駆動回路
150…メカニカルブレーキ
160…角度センサ
162…ロータリーエンコーダ
164…角度変換器
200…ロボット制御装置
210…CPU
211…駆動制御部
212…異常検出部
213…停止制御部
214…角度推定部
215…セレクタ
216…発電制動制御部
217…機械制動制御部
230…ROM
235…制御プログラム
240…RAM
245…軌跡データ
300…ティーチングペンダント

Claims (4)

  1. サーボモータと、該サーボモータの回転軸に接続されて該サーボモータの回転角度を検出する角度センサと、を備えるロボットを制御するためのロボット制御装置であって、
    前記角度センサから前記回転角度を取得し、該取得された回転角度に応じて前記サーボモータの駆動をフィードバック制御する第1の駆動制御部と、
    前記サーボモータの電気的変量に基づいて、前記サーボモータの回転角度および回転速度を推定する推定部と、
    前記第1の駆動制御部の代わりに、前記推定部によって推定された回転角度に応じて、前記サーボモータの駆動をセンサレス制御する第2の駆動制御部と、
    前記サーボモータに対して発電制動を行う発電制動部と、
    前記第1の駆動制御部による前記サーボモータの駆動時に、前記角度センサの異常の有無を検出する異常検出部と、
    前記異常検出部によって異常が検出された場合において、前記推定部によって推定された回転速度が、予め定められた閾値以上の場合には、前記第2の駆動制御部に、前記サーボモータを減速させる減速制御を実行させ、前記推定された回転速度が前記閾値未満の場合には、前記発電制動部に、前記サーボモータに発電制動を行う制動制御を実行させることで、前記サーボモータを停止させる停止制御を行う停止制御部と、
    を備え
    前記閾値は、前記発電制動部による制動トルクが前記サーボモータの定格トルクに一致する回転速度のうち高い側の回転速度よりも低く、かつ、前記発電制動部による制動トルクが最大となる回転速度よりも高い値に設定されている、
    ロボット制御装置。
  2. 請求項1に記載のロボット制御装置であって、
    前記ロボットは、複数の前記サーボモータと該各サーボモータにそれぞれ接続された複数の前記角度センサを備え、
    前記異常検出部は、前記複数の角度センサのそれぞれについて異常の有無を検出し、
    前記停止制御部は、前記異常検出部によって異常が検出された角度センサに接続されたサーボモータに対して前記停止制御を実行し、異常が検出されていない角度センサに接続されたサーボモータに対しては、前記第1の駆動制御部によって該サーボモータを停止させる、ロボット制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のロボット制御装置であって、
    前記ロボットは、更に、前記サーボモータの停止位置を保持するためのメカニカルブレーキを備え、
    前記停止制御部は、前記停止制御後に、前記メカニカルブレーキによって前記サーボモータの停止位置を保持させる、ロボット制御装置。
  4. サーボモータと、該サーボモータの回転軸に接続されて該サーボモータの回転角度を検出する角度センサと、を備えるロボットの制御方法であって、
    前記角度センサから前記回転角度を取得し、該取得された回転角度に応じて前記サーボモータの駆動をフィードバック制御する第1の駆動制御工程と、
    前記第1の駆動制御工程における前記サーボモータの駆動時に、前記角度センサの異常の有無を検出する異常検出工程と、
    前記異常検出工程において異常が検出された場合において、前記サーボモータの電気的変量に基づいて前記サーボモータの回転角度および回転速度を推定し、該推定された回転速度が、予め定められた閾値以上の場合には、前記推定された回転角度に応じて前記サーボモータの駆動をセンサレス制御することによって前記サーボモータを減速させる減速制御を実行し、前記推定された回転速度が前記所定の閾値未満の場合には、前記サーボモータに対して発電制動を行う制動制御を実行することで、前記サーボモータを停止させる停止制御工程と
    を備え
    前記閾値は、前記発電制動部による制動トルクが前記サーボモータの定格トルクに一致する回転速度のうち高い側の回転速度よりも低く、かつ、前記発電制動部による制動トルクが最大となる回転速度よりも高い値に設定されている、
    制御方法。
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