JP4085112B2 - モータ制御方法およびモータ制御装置 - Google Patents

モータ制御方法およびモータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4085112B2
JP4085112B2 JP2006022670A JP2006022670A JP4085112B2 JP 4085112 B2 JP4085112 B2 JP 4085112B2 JP 2006022670 A JP2006022670 A JP 2006022670A JP 2006022670 A JP2006022670 A JP 2006022670A JP 4085112 B2 JP4085112 B2 JP 4085112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
motor
value
detected
magnetic pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006022670A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007209080A (ja
Inventor
平輔 岩下
雪雄 豊沢
謙治 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FANUC Corp filed Critical FANUC Corp
Priority to JP2006022670A priority Critical patent/JP4085112B2/ja
Priority to EP07001412.1A priority patent/EP1814217B1/en
Priority to CN2007100069100A priority patent/CN101034868B/zh
Priority to US11/699,496 priority patent/US7498761B2/en
Publication of JP2007209080A publication Critical patent/JP2007209080A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4085112B2 publication Critical patent/JP4085112B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/032Preventing damage to the motor, e.g. setting individual current limits for different drive conditions
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/10Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors for preventing overspeed or under speed

Description

本発明は、モータ制御方法およびモータ制御装置に関し、特にソフトウェアサーボによって制御されるモータの暴走を含む異常回転状態を検出する機能を備えたモータ制御方法およびモータ制御装置に関する。
従来行われていたモータの異常回転検出の方法は、指令速度に対する速度フィードバックの速度偏差が決められた閾値を超えたら速度偏差過大としてモータの異常回転を検出するものであった。
例えば、特許文献1は、インバータ装置により駆動されるモータの過速度保護方式と題し、速度指令信号に応じて過速度保護範囲を変化させる方式を開示している。
また、特許文献2は、モータの暴走検出方法および暴走検出装置と題し、サーボモータにより駆動される機械系の位置を検出し位置帰還をサーボモータの暴走検出に利用する方法および装置を開示している。
特開平6−209588号公報(特許請求の範囲の[請求項1]〜[請求項3]、明細書の段落番号[0006]〜[0012]、[0018]および図面の図1参照)。 特許第3091388号公報(特許請求の範囲の[請求項1]〜[請求項5]、明細書の段落番号[0010]、[0016]、[0023]〜[0026]および図面の図1参照)。
しかし、これら従来技術によるモータの異常回転検出の方法によれば、入力される速度指令がステップ状に変化する場合、モータの加減速時には速度偏差が大きくなるため、加減速時は速度偏差過大の検出を禁止していた。このため、加減速時にモータの異常回転が生じてもこれを検出できないという問題がある。
例えば、上述した特許文献1に記載の方式では、主軸用途でモータを使う場合、入力される速度指令はステップ状に変化する場合が多く、このため高い速度指令がステップ状に入力されモータが逆方向に暴走した場合には、過速度保護範囲を定める所定値が高く設定され、モータの回転速度がその所定値を超えるまでの間、モータの異常回転の検出ができず、かつモータを過速度から保護する過速度検出器が動作しないので、モータの異常回転の検出が遅くなるという問題がある。
また、モータの異常回転状態の中には速度指令に実速度が到達できずに一定回転するような場合がある。これは、制御側が認識している磁極位置と実際のモータの磁極位置とが異なった状態にあり、制御側が流したいトルク電流Iqと磁束弱め電流Idが実際のモータ軸上で見るとトルク電流としては0となる場合などに生じる。このような場合には特許文献1に記載の方式による過速度検出器ではモータの回転速度が上記所定値を超えないのでモータの異常回転の検出ができないという問題がある。
一方、上述した特許文献2に記載のモータの暴走検出方法およびその装置は、サーボモータということで位置帰還を暴走検出に利用するため、位置帰還のない速度指令モードが多く使われる主軸用サーボモータの用途には適用できないという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく、ソフトウェアサーボによって制御されるモータの暴走を検出する機能を備え、モータの加減速時でもモータの異常回転を即座に検出できモータの保護性能を高めることができるモータ制御方法およびモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明によるモータ制御装置は、速度指令に応じて駆動するモータの回転速度を制御するモータ制御装置において、速度指令からモータ回転の検出速度を減じて得られる速度偏差の絶対値が閾値以上で、かつ所定の周期で検出される検出速度の前回値から今回値を減じて得られる加速度と前記速度偏差を比例積分して得られるトルク指令との積の符号が負になった時、前記速度偏差の積算を開始し、該積算の開始後、所定の周期で積算される前記速度偏差の積算値が所定値を超えたとき、モータが異常回転状態であると判定する異常回転検出手段を備える、ことを特徴とする。
上記モータ制御装置において、前記速度偏差の積算の開始後、前記速度偏差の極性が反転した場合、または前記速度偏差の積算値の極性が反転した場合に、前記速度偏差の積算値を初期化する。
上記モータ制御装置において、所定の周期で供給される速度指令値が0、かつモータの検出速度が速度ゼロ状態とみなす設定速度以下の場合に、検出速度の絶対値に外部設定された速度判定値を加えた値で過速度判定の閾値を初期化し、その後は初期化後入力された速度指令絶対値の最大値に、外部設定された速度判定値を加えた値を新たに前記過速度判定の閾値とし、モータ回転の検出速度が前記過速度判定の閾値を超えたとき、モータが異常回転状態であると判定する過速度検出手段を備える。
上記モータ制御装置において、駆動するモータがインクリメンタルセンサを有する同期モータであって、前記モータの回転子の永久磁石方向を示す磁極位置の初期位置を検出した後、前記モータの1回転信号を最初に検出した時、その1回転信号検出時の前記モータの固定巻き線磁軸からの前記磁極位置を記憶し、その後1回転信号を検出する度に、その1回転信号検出時の前記磁極位置と最初に1回転信号を検出した時に記憶した前記磁極位置の差分の絶対値が所定の値を超えたとき、モータが異常回転状態であると判定する磁極位置異常検出手段を備える。
上記モータ制御装置において、前記モータが異常回転状態であると判定されたとき、該モータの入力端子を短絡する短絡手段を備える。
多種のツールを備えた主軸用途の場合など、各ツール毎に特定速度以上になることを防ぐ為に、過速度レベルを変更したい場合、各ツール毎に過速度レベルの設定を変更すれば対応可能であるが、ツール交換の度に過速度レベルの設定を変更するのは面倒である。本発明によれば、オペレータは各ツール毎に回転させる速度を認識し速度指令を設定するから、これに対して判定速度を加算して過速度レベルの設定を行えば、自動的に各ツール毎に必要な過速度レベルを設定したことになり、過速度レベルを再設定する手間を省くことができる。また、判定用速度値を外部設定でき、これと速度指令を加算して過速度レベルを変えるので、機械的な条件に応じて、判定用速度値を外部で変更すれば、更に細かく過速度レベルを変更可能である。そして、速度指令が0にリセットされた場合や制御モードが速度制御モードから位置制御モードに変化したような場合には機械的な条件が変化したものとして、過速度レベルをリセットすることで各ツール毎に過速度レベルの設定ができる。
請求項1の発明によれば、このように機械的な条件で変化する過速度に対しては判断することはできない。この対策として、所定の周期で供給される速度指令値が0、かつモータの検出速度が速度ゼロ状態とみなす設定速度以下の場合に、検出速度の絶対値に外部設定された速度判定値を加えた値で過速度判定の閾値を初期化し、その後は初期化後入力された速度指令絶対値の最大値に、外部設定された速度判定値を加えた値を新たに前記過速度判定の閾値とし、モータ回転の検出速度が前記過速度判定の閾値を超えたとき、モータが異常回転状態であると判定する請求項2の発明によりこれをカバーする。
請求項3の発明は、ノイズ等の影響でフィードバックをミスカウントする場合、速度センサのパルス数やモータ極数の設定を間違えている場合などに生じる異常回転を未然に防ぐ為になされたもので、これらの影響を受ける場合には実際と異なった磁極位置が積算される結果、制御ソフトが認識している磁極位置はモータの実磁極位置とずれていき、その結果、モータを正常に動作させることができなくなり、異常回転を生じさせてしまうが、本発明によれば磁極位置のずれを検出しアラームとすることで異常回転を未然に防ぐことができる。
請求項4の発明は、同期モータを界磁弱めが必要な高速回転まで駆動する用途を想定した場合に備えたもので、異常回転検出時にモータを安全に停止させるために、電力変換器と同期モータ間に配置した短絡装置において、短絡装置起動信号を受けて、電力変換器側の端子を開放し、同期モータ側の端子を短絡する。モータが異常回転(暴走)状態にある場合、制御停止はできないので、モータへの動力供給を停止し、モータをフリーランさせる方法が考えられるが、界磁弱めが必要な高速回転状態でフリーランさせると、同期モータは高い逆起電圧を発生した状態になっているので、モータが発電機として動作し電力変換器の電圧は上昇し、電力変換器が破損に至る可能性がある。本発明は、これを防ぎ、安全に同期モータを停止させるために同期モータの固定子巻線を短絡する。
また、請求項1の発明によれば、暴走状態の可能性ありと判断後に速度偏差を積算し、その値が閾値を超えた時に暴走状態と判断できるので従来技術のモータ制御装置と比べて、異常状態を早くに検出することが可能となる。
また、本発明によれば、速度指令モードでも暴走検出が可能となる。
さらに、本発明によれば、ソフトウェアサーボによって制御されるモータ制御方法およびモータ制御装置にモータの暴走を検出する機能を備えたので、モータの加減速時でもモータの異常回転を即座に検出でき保護性能を高めることができる。
図1は本発明によるモータ制御装置の概略ブロック構成図である。図1に示すモータ制御装置1は同期モータ(以下、モータと記す)2の速度と電流を制御する装置である。速度制御部101は、外部、例えば不図示のプログラマブルコントローラ(以下、PMCと記す)搭載の数値制御装置(以下、NCと記す)から速度指令VCMDと、モータ2に組込まれた回転角センサから出力されるパルス信号PSを速度検出部102でモータの回転速度に変換した検出速度信号TSAとを受ける。速度制御部101は、速度偏差Ver(=VCMD−TSA)を演算しVerを比例積分PIしてトルク指令Tcを求め出力する。ここで、回転角センサはモータ2の回転軸の回転角を検出する例えばインクリメンタルエンコーダである。
dq相電流指令生成部103は、速度制御部101からトルク指令Tcを受けると共に速度検出部102から検出速度信号TSAを受け、ベクトル制御の一般式にしたがいモータの高効率と電力変換器108の出力電圧の飽和を考慮してd軸電流指令値Icdとq軸電流指令値Icqを生成する。ここで、d軸とはモータ2の回転子の永久磁石方向を指し、q軸とはd軸に直交した方向を指す。
dq相電流制御部104は、dq相電流指令生成部103からd軸電流指令値Icdとq軸電流指令値Icqを受けると共に後述する三相−dq変換部106からd軸電流Idとq軸電流Iqを受け、d軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqを生成する。
磁極カウンタ105は、電源オン後最初に行う磁極検出動作で検出されたモータ回転子の初期磁極位置で初期化され、モータ2の回転角センサ(インクリメンタルセンサ)から出力される相対位置パルスを積算することで磁極位置信号Mθとする。また、回転角センサの1回転中の特定位置で出力される1回転信号θSが、磁極検出動作後、最初に検出された場合、予め設定された1回転信号位置に対応する磁極位置データAMRオフセットで磁極カウンタ105はリセットされ、積算を続ける。
三相−dq変換部106は、モータ2へのu相とv相の電流値Iu、Ivを変流器CTを介して受け、Iu+Iv+Iw=0からIwを生成すると共に磁極カウンタ105から磁極位置信号Mθを受け、三相−αβ変換後にαβ−dq変換することで、座標(三相−dq)変換してd軸電流Idとq軸電流Iqを生成し、IdとIqをdq相電流制御部104に出力する。
dq−三相変換部107は、dq相電流制御部104からd軸電圧指令値Vdとq軸電圧指令値Vqを受けると共に磁極カウンタ105から磁極位置信号Mθを受け、座標逆(dq−三相)変換して三相電圧指令値Vu、Vv、Vwを生成する。
電力変換器108は、dq−三相変換部107から三相電圧指令値Vu、Vv、Vwを受け、例えば三相AC電源から供給される三相交流をDC電圧に変換したDC電圧源から三相電圧指令値Vu、Vv、Vwに応じてパルス巾変調PWMして三相交流電圧をモータ2の固定子巻線に印加する。
異常状態検出部110は、上述したトルク指令Tc、速度指令VCMD、検出速度信号TSA、1回転信号θSおよび磁極位置信号Mθを受け、後で詳述する異常信号ASと短絡信号SCSを生成する。
電力変換器108は、異常状態検出部110から異常信号ASを受けてパルス巾変調PWM後の三相交流電圧のモータ2への供給を遮断、すなわちインバータ出力をオフにする。
短絡装置120は、異常状態検出部110から短絡信号SCSを受けてモータ2の固定子の巻線を短絡する。
図2は図1に示す異常状態検出部のブロック構成図である。異常状態検出部110は異常回転検出部21と、過速度検出部22と、磁極位置チェック部23とモータ2の異常回転状態を判定して異常信号ASを出力し、異常回転状態と判定されたとき、モータ2の固定子巻線を短絡する短絡信号SCSを出力する出力部24とを有する。これら各部の機能はコンピュータにより後述するフローチャートの処理を実行することにより遂行される。
図3は図2に示す異常回転検出部の機能の説明図であり、図4は異常回転検出部の機能を遂行する処理手順を示すフローチャートであり、図5は速度指令VCMDに対する検出速度信号TSAの変動を示す図である。図3、4および5を参照して異常回転状態の判定処理を以下に説明する。図3全体に示す異常回転検出部は、所定の周期でトルク指令Tcと速度指令VCMDと検出速度TSAを受け、速度指令VCMDから検出速度TSAを減算して速度偏差Verを求め、ラッチ部31に記憶した前回周期の検出速度TSAを今回周期の検出速度TSAから減算して加速度ΔTSAを求める。上記処理を図3〜図5を用いて詳述する。
以下のフローチャートにおいて、Sに続く数字は処理ステップ番号を示す。
これより、速度偏差Verの積算値で暴走を判定する処理についてフローチャートを用いて説明する。概略的には、速度偏差Verが閾値αを超え、ΔTSA(加速度)×トルク指令TSAが負になったことをトリガとして速度偏差の積算VerSUMを開始し、速度偏差の極性が反転した場合や速度偏差積算値(位置偏差相当)が反転した場合に初期化し、その速度偏差積算値が閾値を超えたら、異常状態と判定する。
図4に示すフローチャートの処理は所定の周期で実行される。まず、図3の条件判定部32において、ステップS101で、磁極未検出時、モータ2への電力供給の遮断時、アラーム状態時(速度偏差積算値VerSUMがアラームレベルALMlevelを超えた場合)、速度指令ゼロで速度ゼロの時等か否かを判定し、初期化されていないと判定されたときはステップS110に進み初期化し(FLG=0、VerSUM=0、Ver=0)、初期化されていると判定されたときはステップS102に進む。
ステップS102で速度偏差Verの絶対値|Ver|が閾値αを超えたと判定され、ステップS103で加速度ΔTSAとトルク指令Tcの積が負になったと判定されたことをトリガとして、速度偏差積算部33において、スイッチSWをオンにしてステップS106で速度偏差Verの積算(VerSUM=VerSUM+Ver)を開始し、ステップS107でFLAG=1とし、ステップS108で速度偏差積算値VerSUMが予め記憶部34に記憶した設定値である閾値ALMlevelを超えたか否かを比較判定部35において判定し、超えたと判定されたときはステップS109でモータ2は異常回転状態であると判定し、次いでステップS110で初期化する。この間、ステップS104でFLAGが0か1かを判定し、FLAG=0のときはステップS105で異常回転条件が最初に成立した時の速度偏差VerをVer0とし、FLAG=1のときはステップS106に進む。
一方、ステップS102で速度偏差Verが閾値αを超えていないと判定されときは、ステップS121でFLAGが0か1かを判定し、FLAG=0のとき、すなわち連続で異常回転状態が不成立のときは本処理を終了し、FLAG=1のとき、すなわち一旦異常回転状態とみなした後に異常回転とみなせなかったときは、ステップS122に進む。
ステップS122でVer×Ver0<0である速度偏差Verの極性が反転した場合はステップS126、S127に進み初期化し、ステップS122でVer×Ver0≧0である速度偏差Verの極性が反転しなかった場合は、ステップS123に進む。ステップS122では、最初に異常回転とみなした時の速度偏差Ver0に対し、今回周期の速度偏差の極性が逆転した場合、回転速度が速度指令とクロスしたことになり、正常である可能性がある。よって、この場合にはステップS126に進み、検出状態を初期化して誤検出を防ぐ。一方、ステップS122では、最初に異常回転とみなした時の速度偏差Ver0に対し、今回周期の速度偏差の極性が同一極性の場合、異常である可能性がある。よって、この場合にはステップS123に進み、ステップS123で|Ver|≧|Ver0|のときは異常状態と判定してステップS106に進み、ステップS123で|Ver|<|Ver0|のときは正常状態と判定してステップS124に進む。
図5において、横軸は時間軸tを示し、縦軸は回転数rpmを示す。図5に示すように、検出速度TSAが変化した場合、時刻t1ではΔTSAが正常状態時と逆の方向になり、ステップS122で異常回転状態と判定できるが、時刻t2ではΔTSAが正常状態時と同じ方向になり、ステップS122で異常回転状態と判定できないことが考えられる。このような場合に速度偏差Verが増加していることをステップS123で判定し、ステップS106〜S108を経由してステップS109に進み、異常回転状態と判定する。
ステップS124では、VerSUM=VerSUM−Verを演算し、ステップS125で速度偏差Verの積算値(位置偏差に相当)VerSUMが極性反転または0となった場合にはステップS126に進みVerSUM=0、Ver=0と初期化し、次いでステップS127に進みFLAG=0と初期化する。ステップS125で速度偏差Verの積算値(位置偏差に相当)VerSUMが極性反転または0とならなかった場合には本処理を終了する。ステップS125では、異常回転状態とみなせなかった場合、一旦、異常回転状態とみなし、積算した速度偏差の値を減算してそれが0以下となったら、間違えて積算を開始したものとみなし、初期化することで誤検出をなくす。
次に、速度指令に応じた過速度検出処理について説明する。概略的には、指令速度VCMDに応じて過速度レベルOVRSP2を変更することで、異常回転検出の補助機能とする。また、機械的条件から高速回転できない状況における過速度に対する保護対策とする。過速度レベルOVRSP2を以下のように速度指令VCMDに応じて可変とし、図8に示すように速度指令VCMDに応じて変化させる。何らかの原因で検出速度TSAがこのレベルを超えた場合、過速度検出状態とする。上記処理を図6〜図8を用いて詳述する。
図6は図2に示す過速度検出部の機能の説明図であり、図7は過速度検出部の機能を遂行する処理手順を示すフローチャートである。図6および図7を相互に参照して過速度状態の判定の処理を以下に説明する。図6全体に示す過速度検出部は、所定の周期で速度指令VCMDと検出速度TSAを受け、各周期毎の速度指令VCMDの絶対値|VCMD|を絶対値記憶部62に記憶し、各周期毎の検出速度TSAの絶対値|TSA|を絶対値記憶部63に記憶する。
ステップS201では初期化すべきか否かを判定し、電源オン直後やアラーム発生直後の場合、速度指令が0の場合や制御モードが変化した場合で、かつモータの検出速度が速度ゼロ状態とみなす設定速度以下である時に初期化すべきと判定し、ステップS202に進み、それ以外の初期化すべきでないと判定した場合にはステップS203に進む。
過速度レベルOVRSP2生成部64では、ステップS202で記憶部63に記憶した検出速度絶対値|TSA|に過速度レベル用に外部設定された速度判定値βを加算して新たな過速度レベルOVRSP2として初期化し、更にステップS207でVCMDBを検出速度絶対値|TSA|で初期化した後、ステップS206へ進む。
また、ステップS203では過速度判定の閾値を初期化した後から記憶した最大の速度指令絶対値(過速度レベルOVRSP2を計算した時の速度指令絶対値)VCMDBと絶対値記憶部62に記憶した今回の速度指令の絶対値|VCMD|を比較し、|VCMD|>VCMDBのときはステップS204に進み、ステップS204で外部設定された速度判定値βと絶対値記憶部62に記憶した今回の速度指令の絶対値|VCMD|を加算して新たな過速度レベルOVRSP2を生成し、更にステップS205でVCMDBを今回の速度指令絶対値で置き換える。また、ステップS203で|VCMD|≦VCMDBのときはステップS206に進む。
比較部65では、ステップS206で過速度レベルOVRSP2と検出速度絶対値|TSA|を比較し、|TSA|>OVRSP2のとき過速度状態と判定し、|TSA|≦OVRSP2のとき終了する。
図8は過速度レベル2の変化を示す図であり、(A)は速度指令の変化に応じてシフトされる過速度レベル2の変化を示す図であり、(B)は等加速度で変化する検出速度と過速度レベル2との変化を示す図である。図8において横軸は時間tを示し、縦軸は回転数rpmを示す。図8の(A)に示されるように、破線で示す速度指令VCMDの時刻t1、t2、t3、…、t7の7回の変化に応じて実線で示すように過速度レベル2が5段にシフトすることが判る。図8の(B)に示されるように、破線で示す速度指令VCMDの時刻t1、t2、t3の3回の変化に応じて太い実線で示す検出速度TSAは等加速度で変化し、細い実線で示すように過速度レベル2が3段でシフトすることが判る。
次に、同期モータ2の1回転信号位置に対応する磁極位置のチェック処理について説明する。概略的には、AMRオフセット実行(磁極検出後最初に1回転信号を検出した時に1回転信号に対応する磁極位置を設定された磁極位置で置換える処理)後、1回転信号検出毎にこれに対応する磁極位置を求め、AMRオフセット値と比較する。そして、そのずれが閾値以上あれば、異常状態と判定する。この処理により、速度フィードバックの抜けが生じたような場合に、それが累積してモータが異常回転状態に陥ることを未然に防ぎ、異常状態であることをオペレータに知らせ、モータ速度制御のフィードバック系に異常があること認識させる。上記処理を図9と図10を用いて詳述する。
図9は図2に示す磁極位置チェック部の機能の説明図であり、図10は磁極位置チェック部の機能を遂行する処理手順を示すフローチャートである。図9および図10を相互に参照して磁極位置チェックの処理を以下に説明する。図9全体に示す磁極位置チェック部は、モータ2の1回転毎に磁極位置Mθと1回転信号θSを受け、ステップS301で磁極未検出と判定されたときは本処理を終了し、磁極検出と判定されたときはステップS302に進み、1回転信号θSを検出したか否かを判定し、θSを検出したと判定したときは、ステップS303でFLAGが0か1かを判定し、FLAG=0と判定されたときはステップS304に進み、AMRオフセットを実行し、FLAG=1と判定されたときはステップS305に進み、磁極位置の異常判定を実行する。
ステップS304では、まず磁極位置記憶部91に1回転信号対応の磁極位置Mθを記憶し、次いでAMRデータ記憶部92に、磁極位置を決定した後において最初に1回転信号θSを検出した時の1回転信号の固定子巻線磁極からの電気角であるAMRオフセット値Mθ0を記憶する。次に、減算部93で磁極位置記憶部91に記憶した1回転信号対応の磁極位置MθからAMRデータ記憶部92に記憶したAMRオフセット値Mθ0を減算して磁極位置の差ΔMθ(=Mθ−Mθ0)を求める。最後にFLAG=1にセットする。
一方、閾値記憶部94に閾値γが記憶されており、磁極位置チェック部95では、ステップS305で磁極位置の差ΔMθが閾値γより大きいと判定されたとき、ステップS306で磁極未検出と判定し、FLAG=0にリセットし、ステップS305でΔMθが閾値γより小さいか等しいと判定されたとき本処理を終了する。
図11は図1に示す電力変換器と短絡装置の一実施例を示す図である。図11に示す電力変換器108は三相交流電源から供給される三相交流を整流して直流に変換し直流電圧VdcのDC電源を得る。図1に示すdq−三相変換部107から三相電圧指令値Vu、Vv、Vwを受け、これらに応じてDC電源を6つのトランジスタをスイッチングしてパルス巾変調PWMし、三相交流電圧をモータ2に加える。電力変換器108は、図1に示す異常状態検出部110から異常信号ASを受けてパルス巾変調PWM後の三相交流電圧のモータ2への供給を遮断、すなわち6つのトランジスタをオフにしてインバータ出力をオフにする。異常信号ASは、モータ制御装置1の外部、例えばNCに通知され、NCはそのディスプレイの画面上にモータ回転異常を表示する。通常、NCにより制御される同期モータの磁極(d軸)位置の認識処理がNCへの電源投入時に実行される。NCのディスプレイの画面上にはモータの磁極位置認識処理が終了しているか否かが表示される。
一方、図11に示す短絡装置120は、図1に示す異常状態検出部110から短絡信号SCSを受け、通常オフのSCRをオンにしてモータ2の固定子の巻線を短絡する。短絡装置120によれば、モータの異常状態を検出した場合、モータと電力変換器の間に配置した短絡装置120により同期モータ2の固定子巻線間を短絡させ、同期モータを安全に停止させることができる。
本発明によるモータ制御装置の概略ブロック構成図である。 図1に示す異常状態検出部のブロック構成図である。 図2に示す異常回転検出部の機能の説明図である。 異常回転検出部の機能を遂行する処理手順を示すフローチャートである。 速度指令VCMDに対する検出速度信号TSAの変動を示す図である。 図2に示す過速度検出部の機能の説明図である。 過速度検出部の機能を遂行する処理手順を示すフローチャートである。 過速度レベル2の変化を示す図であり、(A)は速度指令の変化に応じてシフトされる過速度レベル2の変化を示す図であり、(B)は等加速度で変化する検出速度と過速度レベル2との変化を示す図である。 図2に示す磁極位置チェック部の機能の説明図である。 磁極位置チェック部の機能を遂行する処理手順を示すフローチャートである。 図1に示す電力変換器と短絡装置の一実施例を示す図である。
符号の説明
1 モータ制御装置
2 同期モータ
101 速度制御部
102 速度検出部
103 dq相電流指令生成部
104 dq相電流制御部
105 磁極カウンタ
106 三相−dq変換部
107 dq−三相変換部
108 電力変換器
110 異常状態検出部
120 短絡装置
VCMD 速度指令
Tc トルク指令
TSA 検出速度信号
θS 1回転信号
PS パルス信号
Mθ 磁極位置信号
AS 異常信号
SCS 短絡信号

Claims (10)

  1. 速度指令に応じて駆動するモータの回転速度を制御するモータ制御方法において、
    速度指令からモータ回転の検出速度を減じて得られる速度偏差の絶対値が閾値以上で、かつ
    所定の周期で検出される検出速度の前回値から今回値を減じて得られる加速度と前記速度偏差を比例積分して得られるトルク指令との積の符号が負になった時、前記速度偏差の積算を開始し、
    該積算の開始後、所定の周期で積算される前記速度偏差の積算値が所定値を超えたとき、
    モータが異常回転状態であると判定する、
    ことを特徴とするモータ制御方法。
  2. 前記速度偏差の積算の開始後、前記速度偏差の極性が反転した場合、または前記速度偏差の積算値の極性が反転した場合に、前記速度偏差の積算値を初期化する、
    請求項1に記載のモータ制御方法。
  3. 所定の周期で供給される速度指令値が0、かつモータの検出速度が速度ゼロ状態とみなす設定速度以下の場合に、検出速度の絶対値に外部設定された速度判定値を加えた値で過速度判定の閾値を初期化し、その後は初期化後入力された速度指令絶対値の最大値に、外部設定された速度判定値を加えた値を新たに前記過速度判定の閾値とし、モータ回転の検出速度が前記過速度判定の閾値を超えたとき、モータが異常回転状態であると判定する、
    請求項1または2に記載のモータ制御方法。
  4. 駆動するモータがインクリメンタルセンサを有する同期モータであって、前記モータの回転子の永久磁石方向を示す磁極位置の初期位置を検出した後、前記インクリメンタルセンサの1回転信号を最初に検出した時、その1回転信号検出時の前記モータの固定子巻線磁軸からの前記磁極位置を記憶し、その後1回転信号を検出する度に、その1回転信号検出時の前記磁極位置と最初に1回転信号を検出した時に記憶した前記磁極位置の差分の絶対値が所定の値を超えたとき、モータが異常回転状態であると判定する、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のモータ制御方法。
  5. 前記モータが異常回転状態であると判定されたとき、該モータの入力端子を短絡する、請求項1乃至4の何れか1項に記載のモータ制御方法。
  6. 速度指令に応じて駆動するモータの回転速度を制御するモータ制御装置において、
    速度指令からモータ回転の検出速度を減じて得られる速度偏差の絶対値が閾値以上で、かつ
    所定の周期で検出される検出速度の前回値から今回値を減じて得られる加速度と前記速度偏差を比例積分して得られるトルク指令との積の符号が負になった時、前記速度偏差の積算を開始し、
    該積算の開始後、所定の周期で積算される前記速度偏差の積算値が所定値を超えたとき、
    モータが異常回転状態であると判定する異常回転検出手段を備える、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  7. 前記速度偏差の積算の開始後、前記速度偏差の極性が反転した場合、または前記速度偏差の積算値の極性が反転した場合に、前記速度偏差の積算値を初期化する、
    請求項に記載のモータ制御装置。
  8. 所定の周期で供給される速度指令値が0、かつモータの検出速度が速度ゼロ状態とみなす設定速度以下の場合に、検出速度の絶対値に外部設定された速度判定値を加えた値で過速度判定の閾値を初期化し、その後は初期化後入力された速度指令絶対値の最大値に、外部設定された速度判定値を加えた値を新たに前記過速度判定の閾値とし、モータ回転の検出速度が前記過速度判定の閾値を超えたとき、モータが異常回転状態であると判定する過速度検出手段を備える、
    請求項6または7に記載のモータ制御装置。
  9. 駆動するモータがインクリメンタルセンサを有する同期モータであって、前記モータの回転子の永久磁石方向を示す磁極位置の初期位置を検出した後、前記インクリメンタルセンサの1回転信号を最初に検出した時、その1回転信号検出時の前記モータの固定巻き線磁軸からの前記磁極位置を記憶し、その後1回転信号を検出する度に、その1回転信号検出時の前記磁極位置と最初に1回転信号を検出した時に記憶した前記磁極位置の差分の絶対値が所定の値を超えたとき、モータが異常回転状態であると判定する磁極位置異常検出手段を備える、
    請求項6乃至8の何れか1項に記載のモータ制御装置。
  10. 前記モータが異常回転状態であると判定されたとき、該モータの入力端子を短絡する短絡手段を備える、請求項6乃至9の何れか1項に記載のモータ制御装置。
JP2006022670A 2006-01-31 2006-01-31 モータ制御方法およびモータ制御装置 Active JP4085112B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006022670A JP4085112B2 (ja) 2006-01-31 2006-01-31 モータ制御方法およびモータ制御装置
EP07001412.1A EP1814217B1 (en) 2006-01-31 2007-01-23 Motor control method and motor control apparatus
CN2007100069100A CN101034868B (zh) 2006-01-31 2007-01-30 电动机控制方法及电动机控制装置
US11/699,496 US7498761B2 (en) 2006-01-31 2007-01-30 Motor control method and motor control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006022670A JP4085112B2 (ja) 2006-01-31 2006-01-31 モータ制御方法およびモータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007209080A JP2007209080A (ja) 2007-08-16
JP4085112B2 true JP4085112B2 (ja) 2008-05-14

Family

ID=37982430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006022670A Active JP4085112B2 (ja) 2006-01-31 2006-01-31 モータ制御方法およびモータ制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7498761B2 (ja)
EP (1) EP1814217B1 (ja)
JP (1) JP4085112B2 (ja)
CN (1) CN101034868B (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5177133B2 (ja) * 2007-03-28 2013-04-03 株式会社安川電機 モータ制御装置
JP5288931B2 (ja) * 2008-08-05 2013-09-11 ファナック株式会社 多相のモータの欠相の要因を判別するモータ駆動装置
JP5343468B2 (ja) * 2008-09-16 2013-11-13 株式会社リコー モータ駆動装置、画像形成装置、モータ駆動方法、及びコンピュータプログラム
JP5396101B2 (ja) * 2009-02-24 2014-01-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 可変動弁機構の制御装置
JP5559504B2 (ja) * 2009-09-30 2014-07-23 セミコンダクター・コンポーネンツ・インダストリーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー モータ駆動制御回路
US8878468B2 (en) * 2011-04-29 2014-11-04 Pratt & Whitney Canada Corp. Electric machine assembly with fail-safe arrangement
JP6194583B2 (ja) * 2012-01-31 2017-09-13 株式会社リコー モータ制御装置、モータ制御方法、モータシステム、搬送装置及び画像形成装置
JP5246458B1 (ja) * 2012-02-24 2013-07-24 株式会社安川電機 モータ制御装置
US8994308B2 (en) * 2012-09-21 2015-03-31 Canadian Space Agency Method and apparatus for improving output of a multi-winding motor
EP2926091B1 (en) * 2012-11-30 2019-09-11 TRW Limited Improvements in motor controllers
US9231500B2 (en) * 2013-01-30 2016-01-05 Nidec Motor Corporation Sensorless motor braking system
KR102096951B1 (ko) * 2013-05-22 2020-04-06 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 모터 에러 검출 방법
JP6024615B2 (ja) * 2013-08-02 2016-11-16 東芝三菱電機産業システム株式会社 電動機の異常検出装置
DE102013226577A1 (de) * 2013-12-19 2015-06-25 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Betreiben einer elektrischen Maschine
DE102013226560A1 (de) * 2013-12-19 2015-06-25 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Betreiben einer elektrischen Maschine
DE102013226564A1 (de) * 2013-12-19 2015-06-25 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Betreiben einer elektrischen Maschine
JP6375976B2 (ja) * 2015-02-04 2018-08-22 株式会社デンソー 車載用電動機制御装置
JP6203784B2 (ja) * 2015-06-11 2017-09-27 ファナック株式会社 同期電動機の制御装置
DE102015213083A1 (de) * 2015-07-13 2017-01-19 Baumüller Nürnberg GmbH Verfahren zum Betrieb einer elektrischen Maschine und elektrische Maschine
CN108496306B (zh) * 2015-12-21 2020-07-07 日产自动车株式会社 电机的诊断方法以及使用该电机的诊断方法的电力变换装置
JP6485431B2 (ja) * 2016-11-28 2019-03-20 トヨタ自動車株式会社 モータ駆動装置
CN106725601B (zh) * 2017-01-04 2019-09-20 东软医疗系统股份有限公司 一种步进电机的自动校准方法、装置和成像系统
JP6409893B2 (ja) * 2017-03-06 2018-10-24 オムロン株式会社 モータ制御装置
JP6885148B2 (ja) * 2017-03-29 2021-06-09 トヨタ自動車株式会社 電動機の制御装置
WO2019003310A1 (ja) * 2017-06-27 2019-01-03 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 異常検出装置
JP6538773B2 (ja) * 2017-07-28 2019-07-03 ファナック株式会社 モータ制御装置
JP7277291B2 (ja) * 2019-07-05 2023-05-18 ファナック株式会社 サーボモータの制御装置
JP7414436B2 (ja) * 2019-09-11 2024-01-16 キヤノン株式会社 モータ制御装置およびその制御方法
JP2022065421A (ja) * 2020-10-15 2022-04-27 トヨタ自動車株式会社 ポンプ駆動装置の異常判定装置、異常判定方法およびモータ起動時の異常判定装置
KR102365256B1 (ko) * 2020-11-13 2022-02-22 주식회사 현대케피코 차량용 모터 제어 장치 및 그 제어방법
CN113567163A (zh) * 2021-07-16 2021-10-29 北京新典恒益科技有限公司 过山车运行检测、分析及异常预警的方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2697289B2 (ja) * 1990-11-10 1998-01-14 ブラザー工業株式会社 ミシンのための駆動装置
JPH06209588A (ja) * 1992-12-29 1994-07-26 Toyo Electric Mfg Co Ltd インバータ装置により駆動されるモータの過速度保護方式
JP3091388B2 (ja) 1995-04-19 2000-09-25 ファナック株式会社 モータの暴走検出方法および暴走検出装置
JP3625901B2 (ja) * 1995-06-30 2005-03-02 三菱電機株式会社 サーボ制御システムの自動適正化方法および装置
JP3255115B2 (ja) * 1998-07-13 2002-02-12 松下電器産業株式会社 インバータ装置
JP4006875B2 (ja) * 1999-03-15 2007-11-14 松下電器産業株式会社 モータ保護装置
US6822416B1 (en) * 1999-08-07 2004-11-23 Robert Bosch Gmbh Device for monitoring the measuring system of an electric drive
US6777904B1 (en) * 2003-02-25 2004-08-17 Ford Global Technologies, Llc Method and system for controlling a motor
KR100488528B1 (ko) * 2003-05-16 2005-05-11 삼성전자주식회사 모터전원공급장치
US6906491B2 (en) * 2003-06-20 2005-06-14 Rockwell Automation Technologies, Inc. Motor control equipment
US7332884B2 (en) * 2004-07-16 2008-02-19 Hamilton Sundstrand Corporation Electric motor control strategies

Also Published As

Publication number Publication date
EP1814217B1 (en) 2019-06-19
US20070176573A1 (en) 2007-08-02
EP1814217A3 (en) 2015-01-07
CN101034868B (zh) 2010-12-01
US7498761B2 (en) 2009-03-03
JP2007209080A (ja) 2007-08-16
CN101034868A (zh) 2007-09-12
EP1814217A2 (en) 2007-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4085112B2 (ja) モータ制御方法およびモータ制御装置
JP3483805B2 (ja) センサレスブラシレスモータの脱調検出装置
US8593093B2 (en) Electric motor control apparatus
US9823647B2 (en) Servo control apparatus having function of sensorless controlled stop
JP2008043196A (ja) インバータ駆動型pmモータ駆動部の故障処理
JP2009232498A (ja) モータ制御装置
US8716965B2 (en) Synchronous motor control device for controlling synchronous motor to carry out power regenerative operation and stop synchronous motor at the time of power failure
JP2007318894A (ja) 同期モーター用磁極位置センサーの位相ズレ検出装置および検出方法
JP2006223037A (ja) モータ制御装置とその制御方法
JP2013078200A (ja) 同期電動機の制御装置及び制御方法
WO2009096649A1 (en) Motor, apparatus for controlling motor, and method for starting motor
JP4475903B2 (ja) モータ制御装置
JP2014233170A (ja) モータ制御装置及びそれを備えた建設機械
CN109687793B (zh) 电动机控制装置
WO2015075806A1 (ja) 電力変換装置および永久磁石同期電動機の制御方法
JP4682746B2 (ja) 電動機の制御装置
JP6596253B2 (ja) 電力変換装置および電力変換装置の制御方法
JP5092328B2 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
US11296625B2 (en) Control device and control method for synchronous electric motor
WO2014017019A1 (ja) 産業用機械の異常判定方法
JP2005170605A (ja) エレベータの異常振動検出装置
JP2011024295A (ja) 電動機制御装置とその電流検出異常時停止方法
JPH07250496A (ja) 誘導電動機の制御装置
JP2002112575A (ja) インバータ装置およびその保護方法
WO2019167505A1 (ja) モータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070831

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20071025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4085112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222

Year of fee payment: 6