JPH06209588A - インバータ装置により駆動されるモータの過速度保護方式 - Google Patents

インバータ装置により駆動されるモータの過速度保護方式

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JPH06209588A
JPH06209588A JP4361568A JP36156892A JPH06209588A JP H06209588 A JPH06209588 A JP H06209588A JP 4361568 A JP4361568 A JP 4361568A JP 36156892 A JP36156892 A JP 36156892A JP H06209588 A JPH06209588 A JP H06209588A
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JP
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speed
output
inverter
overspeed
overspeed protection
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JP4361568A
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Hiroyoshi Fujita
裕義 藤田
Takeshi Mihashi
剛 三橋
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低速度領域から負荷モータの暴走を検出する
ことができ、暴走速度を低い速度で抑えることができる
過速度保護方式を提供すること。 【構成】 速度制御部4は加減速調整器2の出力と速度
検出器10の出力に基づきトルク指令を出力する。ベク
トル制御部5,5’はトルク指令に基づきインバータ電
圧指令信号を発生し、インバータ主回路7,7’により
モータ9,9’を駆動する。また、ベクトル制御部5,
5’はモータ9,9’の速度を演算し過速度検出器1
2,12’に与える。一方、加減速調整器2が出力する
速度指令はオーバーシュート分設定器13,13’の出
力と加算器14,14’により加算される。過速度検出
器12,12’はベクトル制御部5,5’が出力する速
度信号が加算器14,14’の出力より大になると出力
を発生し、モータを過速度から保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータ装置により駆
動されるモータの過速度保護方式に関し、特に本発明
は、速度センサ無しに速度制御を行う速度センサレス・
インバータ装置に適用するに好適な過速度保護方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5はベクトル制御インバータ速度制御
装置における従来の過速度保護方式を示す図である。同
図において、1は速度設定器、2はモータ速度をゆっく
り加減速させるための加減速調整器、3は加算器、4は
速度制御部、5は負荷モータをベクトル制御するための
ベクトル制御部、6はインバータ主回路部を駆動するた
めのPWM信号を生成しインバータ主回路部のベース駆
動信号を発生するPWM・ベース駆動部、7はインバー
タ主回路部、8はモータ電流を検出する電流検出部、9
は負荷モータ、10は負荷モータ9の回転子軸に取り付
けられた速度検出器、11は速度検出器10の出力パル
スを速度信号に変換する速度変換部、12は過速度設定
信号12aと負荷モータ9の速度を比較する過速度検出
器である。
【0003】図5において、負荷モータ9の速度は速度
検出器10により検出され、速度変換部11においてパ
ルス信号から速度信号に変換される。加算器3は速度変
換部11の出力3aと加減速調整器2の出力2aの差を
求め速度制御部4に与える。速度制御部4は加算器3が
発生する速度偏差4aに基づきトルク指令5Aを発生す
る。
【0004】ベクトル制御部5は、速度制御部4のトル
ク指令5Aと電流検出器8により検出されたトルク演算
用のモータの駆動電流8aに基づきインバータ電圧指令
信号6Aを発生する。PWM・ベース駆動部6はベクト
ル制御部5の出力6Aに基づき、インバータ主回路7を
駆動するPWM変調されたベース駆動信号7Aを発生
し、インバータ主回路部7を駆動する。インバータ主回
路部7はPWM・ベース駆動部6の出力に基づきスイッ
チングし、交流出力を発生して、負荷モータ9を駆動す
る。なお、負荷モータのベクトル制御方式は公知技術で
あるので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0005】過速度検出器12は速度変換器11が出力
する負荷モータ9の速度信号3aと過速度設定値12a
を比較し、負荷モータ9の速度3aが過速度設定値12
aを越えるとベース・ブロック信号/インバータ異常信
号をPWM・ベース駆動部6に与え、インバータ装置を
停止させ、負荷モータ9を過速度から保護する。図6は
従来の過速度保護方式における過速度保護の動作特性を
示す図であり、同図において、横軸は速度設定信号2
a、縦軸はモータ速度3a、斜線部分は過速度動作領域
を示している。同図に示すように、従来の過速度保護方
式においては、モータ速度3aが斜線領域に入ると過速
度検出器12が出力12bを発生して、負荷モータを停
止して、負荷モータ9を過速度から保護していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のすべり周波数制
御方式のベクトル制御においては、速度センサが必要で
あり、万一、速度検出器(パルス・ジェネレータ)が断
線しても、インバータはすべり周波数分しか出力しない
ため負荷モータが暴走することはなく、安全であった。
【0007】しかし、近年、速度検出器が不要で、高精
度速度制御可能な速度センサレス方式のベクトル制御装
置が開発され、その利点を生かして、トルク指令をベク
トル制御装置に与え、負荷モータに負荷配分して複数の
負荷モータを制御する用途に適用されるようになってき
ている。速度センサレス方式のベクトル制御装置におい
ては、プロセッサの演算によりモータ速度を推定演算し
ているので、トルク指令が負荷トルクより大きければ、
負荷モータは増速し続けることとなる。したがって、速
度センサレス方式のベクトル制御装置を上記のような複
数の負荷モータに負荷配分する用途に用いる場合には、
負荷側同士の接続がはずれたり、負荷側のロール接触が
はずれると、負荷モータは暴走し、モータ速度が最高速
度まで上昇してしまい、安全上極めて問題があった。
【0008】また、図5に示した過速度保護方式では、
図6に示すように、負荷モータの速度が一定速度以上に
ならないと過速度検出器が動作しないため、低速度領域
から負荷モータの暴走を検出することができなかった。
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するためにな
されたものであって、速度センサレス方式のベクトル制
御装置において、速度の低い領域から負荷モータの暴走
を検出することができ、また、暴走速度を低い速度で抑
えることができる過速度保護方式を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明は、インバータ制御装置内
で負荷モータの速度を推定演算する機能を備えたインバ
ータ制御装置をもつインバータ装置により駆動されるモ
ータの過速度保護方式において、負荷モータの速度指令
信号と、インバータの制御装置内で演算された負荷モー
タの速度検出信号とを比較し、インバータ制御装置内で
演算された速度検出信号が、過速度保護範囲を定める所
定値以上、速度指令信号より大きくなったとき、負荷モ
ータの過速度保護を行うようにしたものである。
【0010】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、過速度保護範囲を定める所定値を速度指令
信号の大きさに応じて変化させるようにしたものであ
る。本発明の請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、過速度保護範囲を定める所定値として、一定値もし
くは速度指令信号の大きさに応じて変化する値のいずれ
か一方を選択できるようにしたものである。
【0011】
【作用】本発明の請求項1の発明においては、負荷モー
タの速度指令信号と、インバータの制御装置内で演算さ
れた負荷モータの速度検出信号とを比較し、インバータ
制御装置内で演算された速度検出信号が、過速度保護範
囲を定める所定値以上、速度指令信号より大きくなった
とき、負荷モータの過速度保護を行うようにしたので、
速度の低い領域から負荷モータの暴走を検出することが
でき、また、暴走速度を低い速度で抑えることができ
る。
【0012】本発明の請求項2の発明においては、過速
度保護範囲を定める所定値を速度指令信号の大きさに応
じて変化させるようにしたので、低速度領域でのオーバ
ーシュートを小さく抑えることができ、安定な過速度保
護動作を得ることができる。本発明の請求項3の発明に
おいては、過速度保護範囲を定める所定値として、一定
値もしくは速度指令信号の大きさに応じて変化する値の
いずれか一方を選択できるようにしたので、過速度保護
特性をシステムに合わせた最適なものに設定することが
できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示す図であり、同
図において、図5に示したものと同一のものには同一の
符号が付されており、また、ダッシュ”’”の付された
もの(例えば、「ベクトル制御部5’」)はダッシ
ュ”’”の付されていないもの(例えば、「ベクトル制
御部5」)と同一の機能を備えている。
【0014】同図において、1,2,3,4,10,1
1は、それぞれ、図5に示した速度設定器、加減速調整
器、速度制御部、加算器、速度検出器、速度変換部であ
り、5,5’,6,6’,7,7’,8,8’,9,
9’,12,12’は、それぞれ、第1および第2のベ
クトル制御部、PWM・ベース駆動部、インバータ主回
路部、電流検出部、負荷モータ、過速度検出器である。
【0015】同図に示した実施例は、速度制御部4が出
力するトルク指令により駆動されるベクトル制御器5、
PWM・ベース駆動部6、インバータ主回路部7、負荷
モータ9等からなる第1群のベクトル制御システムと、
ベクトル制御器5’、PWM・ベース駆動部6’、イン
バータ主回路部7’、負荷モータ9’等からなる第2群
のベクトル制御システムから構成され、第1群のベクト
ル制御システムは負荷モータ9に設けられた速度検出器
10により検出される速度信号によりフィードバック制
御され、第2群のベクトル制御システムは、速度検出な
しで速度制御部4が出力するトルク指令によりトルク制
御される。
【0016】13,13’は速度設定値2aに対するモ
ータ速度のオーバーシュート分を設定する第1および第
2のオーバーシュート分設定器、14,14’は第1お
よび第2の加算器であり、第1および第2のオーバーシ
ュート分設定器13,13’により速度設定値2aに対
する過速度保護動作値を設定することができる。また、
ベクトル制御部5,5’から出力される信号56a,5
6a’はベクトル制御部5,5’において検出演算され
るモータの速度検出信号である。
【0017】図1において、図5と同様、速度制御部4
は加減速調整器2の出力2aと速度変換部11の出力の
偏差に基づきトルク指令を出力し、このトルク指令は第
1および第2のベクトル制御部5,5’に与えられる。
第1および第2のベクトル制御部5,5’は、速度制御
部4のトルク指令と第1および第2の電流検出器8,
8’により検出されたモータの駆動電流に基づきインバ
ータ電圧指令信号を発生する。このインバータ電圧指令
信号は第1および第2のPWM・ベース駆動部6,6’
から第1および第2のインバータ主回路7,7’に与え
られ、第1および第2の負荷モータ9,9’を駆動す
る。また、第1および第2のベクトル制御部5,5’は
インバータ出力周波数とすべり周波数に基づき負荷モー
タの速度56a,56a’を検出演算し、過速度検出器
12,12’に与える。
【0018】一方、加減速調整器2の出力2aは、第1
および第2の加算器14,14’により、第1および第
2のオーバーシュート分設定器13,13’の出力と加
算され、第1および第2の過速度検出器12,12’に
与えられる。第1および第2の過速度検出器12,1
2’は第1および第2の加算器14,14’の出力12
a1,12a1’と第1および第2のベクトル制御部
5,5’により検出演算された負荷モータの速度信号5
6a,56a’を比較し、負荷モータの速度信号が第1
および第2の加算器14,14’の出力より大になると
出力を発生し、ベース・ブロック信号/インバータ異常
信号をPWM・ベース駆動部6,6’に与え、インバー
タ装置を停止させ、負荷モータ9,9’を過速度から保
護する。
【0019】図3は本実施例の過速度保護方式における
過速度保護動作特性を示す図であり、同図において、横
軸は速度設定信号2a、縦軸はモータ速度56a,56
a’、斜線部分は過速度保護領域を示している。同図に
示すように、本実施例の過速度保護方式においては、負
荷モータ9または9’の速度が斜線領域に入ると第1ま
たは第2の過速度検出器12、12’が出力を発生し
て、負荷モータ9または9’を過速度から保護する。本
実施例における過速度保護レベルは速度指令2aにオー
バーシュート分13a,13a’を加えた信号であり、
ベクトル制御部5,5’により検出演算された負荷モー
タ9または9’の速度が、速度指令2aよりオーバーシ
ュート設定器13または13’により設定されるオーバ
ーシュート分以上大きくなると、負荷モータの過速度保
護が行われる。
【0020】本実施例によれば、ベクトル制御部5,
5’により検出演算された負荷モータの速度が速度指令
値よりオーバーシュート分以上大きくなると過速度保護
動作が行われるので、速度の低い領域から負荷モータの
暴走を検出することができ、また、暴走速度を低い速度
で抑えることができる。図4は本発明の過速度保護動作
特性の他の実施例を示す図であり、図3と同様、横軸は
速度設定信号2a、縦軸はモータ速度56a,56
a’、斜線部分は過速度保護領域を示している。同図に
示すように、本実施例の過速度保護方式においては、負
荷モータの速度に比例してオーバーシュート分13a”
の大きさを変えているので、低速度領域でのオーバーシ
ュートを小さく抑えることができ、安定な過速度保護動
作を得ることができる。
【0021】なお、図4に示す動作特性は、オーバーシ
ュート設定器13,13’の出力を速度指令値に応じて
変化させることにより、容易に実現することができる。
また、図1のオーバーシュート分設定器13,13’を
切り替える手段を設け、図3に示す過速度保護動作特性
および図4に示す過速度保護動作特性のいずれか一方を
選択できるように構成することもできる。
【0022】図2はセンサレス方式ベクトル制御装置に
おけるベクトル制御部の構成の1実施例を示す図であ
り、51は図1に示した速度制御部4の出力を変換する
トルク変換部、52はトルクを負荷モータのすべり周波
数に変換するトルク−すべり周波数変換部、53はイン
バータ出力電圧Vと出力電流Iから磁束演算値53aを
演算する磁束検出演算部、54は磁束検出演算部53に
より演算された磁束演算値53aとインバータ出力電流
よりトルクを演算するトルク検出演算部、55は磁束検
出演算部53の出力に基づきインバータ出力周波数を求
めるインバータ出力周波数演算部、56はインバータ出
力周波数演算部55で求めたインバータ周波数55aか
らトルク−すべり周波数変換部52により求めたすべり
周波数52aを減算し、負荷モータの速度を求める加算
器である。
【0023】また、57はトルク変換器51が出力する
トルク指令からトルク検出演算部54が出力するトルク
演算値を減算する加算器、58は加算器57の出力より
インバータ電圧指令変換部に与えるトルク信号を出力す
るトルク演算部、59は磁束設定器、591は磁束設定
器59の磁束指令59aと磁束演算値53aを比較する
比較器、510は磁束検出演算部53の出力より、イン
バータ電圧指令変換部に与える磁束信号を出力する磁束
演算部、511はトルク演算部58と磁束演算部510
の出力に基づきインバータの電圧指令値を求めるインバ
ータ電圧指令変換部、512はインバータ出力周波数演
算部55が出力するインバータ出力周波数を負荷モータ
の回転角度に変換する回転角度変換部、513はインバ
ータ電圧指令変換部511の出力と回転角度変換部51
2の出力よりインバータのスイッチング素子をPWM駆
動するPWM部である。
【0024】同図において、トルク変換部51が出力す
るトルク指令51aは加算器57において、トルク検出
演算部54が出力するトルク演算値54aと比較され、
その偏差信号がトルク演算部を介してインバータ電圧指
令変換部511に与えられる。一方、磁束検出演算部5
3はインバータの出力電圧と出力電流から磁束演算値5
3aを検出演算して、磁束指令59aと比較器591に
より比較演算し、磁束演算部510を介してインバータ
電圧指令変換部511に与える。インバータ電圧指令変
換部511はトルク演算部58の出力と、磁束演算部5
10の出力によりインバータ電圧指令値を求める。PW
M部513はインバータ電圧指令値と回転角度変換部5
12が出力する負荷モータの回転角度に基づきインバー
タ主回路を駆動するPWM信号を得て、インバータ装置
を駆動する。
【0025】また、インバータ出力周波数演算部55が
出力するインバータの出力周波数55aからトルク−す
べり周波数変換器52が出力するすべり周波数52aを
減算してモータ速度信号56aを得る。上記のようにし
て得たモータ速度信号56aは図1に示す過速度検出器
12,12’に与えられ、負荷モータ9.9’を過速度
から保護する。
【0026】なお、上記実施例においては、負荷モータ
が過速度状態になったとき、負荷モータを停止させる実
施例を示したが、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、負荷モータが過速度状態になったとき負荷モ
ータの速度を制限するなど、その他任意の保護方式を用
いることができる。また、上記図1の実施例において
は、第1群と第2群のベクトル制御システムを備え、2
個の負荷モータを制御する実施例を示したが本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、任意の個数の負荷
モータを備えた制御システムに適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明においては、負荷モータの速度指令信号と、イン
バータの制御装置内で演算された負荷モータの速度検出
信号とを比較し、インバータ制御装置内で演算された速
度検出信号が、過速度保護範囲を定める所定値以上、速
度指令信号より大きくなったとき、負荷モータの過速度
保護を行うようにしたので、速度の低い領域から負荷モ
ータの暴走を検出することができ、また、暴走速度を低
い速度で抑えることができる。
【0028】また、インバータ制御装置内で演算された
速度信号によりモータの過速度保護を行っているので、
速度検出器の検出信号により過速度保護を行う場合のよ
うに、速度検出器の断線等により過速度保護機能が停止
し、モータが暴走することがない。さらに、トルク指令
を複数の負荷モータに配分制御するベクトル制御装置に
おいて、各モータ軸間の結合がギヤ抜け等により外れた
場合であっても、暴走を防止し、安全を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】速度センサレス・ベクトル制御部の1実施例を
示す図である。
【図3】過速度保護動作特性の実施例を示す図である。
【図4】過速度保護動作特性の他の実施例を示す図であ
る。
【図5】従来の過速度保護方式を示す図である。
【図6】過速度保護動作特性の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 速度設定器 2 加減速調整器 3,14,14’,56,57 加算器 4 速度制御部 5,5’ ベクトル制御部 6,6’ PWM・ベース駆動部 7,7’ インバータ主回路部 8,8’ 電流検出部 9,9’ 負荷モータ 10 速度検出器 11 速度変換部 12,12’ 過速度検出器 51 トルク変換部 52 トルク−すべり周波数
変換部 53 磁束検出演算部 54 トルク検出演算部 55 インバータ出力周波数
演算部 58 トルク演算部 59 磁束設定器 510 磁束演算部 511 インバータ電圧指令変
換部 512 回転角度変換部 513 PWM部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷モータの速度を推定演算する機能を
    もつインバータ制御装置を備えたインバータ装置により
    駆動されるモータの過速度保護方式において、 負荷モータの速度指令信号と、インバータの制御装置内
    で演算された負荷モータの速度検出信号とを比較し、 インバータ制御装置内で演算された速度検出信号が、過
    速度保護範囲を定める所定値以上、速度指令信号より大
    きくなったとき、負荷モータの過速度保護を行うことを
    特徴とするインバータ装置により駆動されるモータの過
    速度保護方式。
  2. 【請求項2】 過速度保護範囲を定める所定値を速度指
    令信号の大きさに応じて変化させることを特徴とする請
    求項1のインバータ装置の過速度保護装置。
  3. 【請求項3】 過速度保護範囲を定める所定値として、
    一定値もしくは速度指令信号の大きさに応じて変化する
    値のいずれか一方を選択できるようにしたことを特徴と
    する請求項1のインバータ装置により駆動されるモータ
    の過速度保護方式。
JP4361568A 1992-12-29 1992-12-29 インバータ装置により駆動されるモータの過速度保護方式 Pending JPH06209588A (ja)

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